JP2009140692A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ロック不良の発生が少なく、コネクタ同士の嵌合作業や取り外し作業の作業性に優れたコネクタを提供すること。
【解決手段】本発明にかかるコネクタは、プラグコネクタ1と、レセプタクルコネクタ2とを備えている。プラグコネクタ1のプラグハウジング11は、互いに対向する側面のそれぞれから、当該側面に対して略垂直なロック面の中央付近まで延在するロックアーム31を備えている。ここで、ロックアーム31は、ロック面の中央付近において対向面側に屈曲して延在し、かつその延在部分に係合突起37が形成されている。また、レセプタクルコネクタ2のレセプタクルハウジング101には、係合突起37に対して係合可能な係合突起113が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コネクタに関し、特に、コネクタのロック構造に関する。
従来より、ケーブルをプリント回路基板等の回路基板に接続するために基板対電線コネクタが用いられ、また、ケーブル同士を接続するために電線対電線コネクタが用いられている(例えば、特許文献1参照)。これらのコネクタは、通常、プラグコネクタとレセプタクルコネクタより構成され、両者が離れないように保持するためのロック構造を備えている。
コネクタのロック構造には、一般に、ロック機構がコネクタの長手方向について両端に2つ設けられた両端ロック構造と、ロック機構がコネクタの長手方向について中央に設けられたセンターロック構造がある。このうち、両端ロック構造を採用したコネクタは、両端を2本の指で挟んでロックを解除することができるため操作性に優れるが、コネクタ同士を嵌合させるときに、2つあるロック機構のうち一方のみがロックされ、他方がロックされないという不具合が発生するという問題があった。
ここで、図17を用いて、センターロック構造を備えた、従来のコネクタについて説明する。図17に示すコネクタは、基板対電線コネクタである。プラグコネクタ801には、ケーブルが取り付けられている。レセプタクルコネクタ802は、プリント回路基板803に実装されている。そして、プラグコネクタ801の下壁811がレセプタクルコネクタ802の嵌合空間921に挿入された状態において、プラグコネクタ801の係止部812とレセプタクルコネクタ802の係止突起922が係合することによって、コネクタ同士の嵌合状態が保持される。
特開2003−308925号公報
かかるセンターロック構造は、コネクタの長手方向について中央にのみ設けられているため、両端ロック構造において発生した片側のロック不良が生じないという点において優れている。
しかしながら、その一方で、ロックを解除するためには、コネクタの長手方向について中央に設けられたロック構造の一部を押下するという操作を行わなければならないため、コネクタの周辺に位置する部品の配置状況や、電線や基板の取り付け構造によっては、コネクタ同士を嵌合させる作業や取り外す作業の作業性が悪い場合がある。
例えば、基板対電線コネクタにおいて、レセプタクルコネクタを実装する基板の面(以下主面という)に対して電線を平行に配置した状態で、基板の主面に対して垂直な方向からプラグコネクタをレセプタクルコネクタに対して挿入するタイプのものにおいては、電線が邪魔になるため、中央に設けられたロック構造を操作することが難しく、嵌合作業及び取り外し作業が困難であった。
本発明は、かかる問題を解消するためになされたものであり、ロック不良の発生が少なく、コネクタ同士の嵌合作業や取り外し作業の作業性に優れたコネクタを提供することを目的とする。
本発明にかかるコネクタは、第1の端子が配設された第1のハウジングを有する第1のコネクタと、前記第1の端子と接続される第2の端子が配設された第2のハウジングを有する第2のコネクタとを備えたコネクタであって、前記第1のハウジングは、前記第2のコネクタに対向する対向面と、その対向面に対し略垂直で互いに対向する側面と、前記対向面および対向する側面に対し略直角なロック面と、前記側面のそれぞれから前記ロック面の中央付近まで延在するロックアームを有し、当該ロックアームは、前記ロック面の中央付近において前記対向面側に屈曲して延在し、かつその延在部分に第1の係合部を有し、前記第2のハウジングは、前記第1の係合部に対して係合可能な第2の係合部を有するものである。本発明にかかるコネクタは、このような構成を有するので、両側面上のロックアームを操作することによって、第1の係合部を移動させることができ、第2の係合部との係合及び係合の解除を行うことができる。従って、いわゆるセンターロック構造でありながら、ロック面とは別の側面を操作することによって、ロック動作及びその解除動作を行うことができるため、ロック不良の発生が少なく、かつ、コネクタ同士の嵌合作業や取り外し作業の作業性に優れている。
典型的には、前記ロック面の中央付近には、膨出部が設けられ、当該膨出部の一方の側面から前記第1のロックアームが延在して一方の前記側面に連結し、かつ当該膨出部の他方の側面から前記第2のロックアームが延在して他方の前記側面に連結する構成とすることが好ましい。
また、前記第1の係合部は、前記ロック面から離れる方向に突出した突起であることが好ましい。これにより、ロックアームの可動範囲を広くすることができる。
特に、前記第2のハウジングは、前記ロック面に対応する前壁の中央付近に間隙を設け、第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合させた状態において、当該間隙の間に前記膨出部を受け入れ、かつ当該間隙の両側に前記第1のロックアーム及び前記第2のロックアームのそれぞれに設けられた第1の係合部と係合する第2の係合部を設けることが好ましい。
好適な実施の形態における、前記第2の係合部のそれぞれは、間隙側に突出した突起である。
また、前記第1のハウジングと前記ロックアームに当該ロックアームの移動を規制するガイド機構を設けることが望ましい。これによって、ロックアームが安定して所望の位置を移動することができ、コネクタ同士を確実に取り付け、取り外しをすることができる。
典型的には、ガイド機構は、前記第1のハウジングに設けられた突起部と、前記ロックアームに設けられ、当該突起部を受け入れる切欠部を含む。
さらに、本発明は、前記第2のコネクタが前記第1のコネクタに対する底面の裏面が、回路基板と当接して実装される実装面である場合に、好適である。
本発明の他の観点によるコネクタは、第1の端子が配設された第1のハウジングを有する第1のコネクタと、前記第1の端子と接続される第2の端子が配設された第2のハウジングを有する第2のコネクタとを備えたコネクタであって、前記第1のハウジングは、互いに対向する側面のそれぞれから、当該側面に対して略垂直なロック面の中央付近まで延在するロックアームを有し、当該ロックアームは、前記ロック面の中央付近に設けられた第1の係合部を有し、前記第2のハウジングは、前記第1の係合部に対して係合可能な第2の係合部を有し、前記第1のハウジングの両側面上のロックアームをハウジング側へ押圧した場合に、前記第1の係合部と前記第2の係合部の係合が解除されるものである。本発明にかかるコネクタは、このような構成を有するので、両側面上のロックアームを操作することによって、第1の係合部と第2の係合部との係合を解除することができるので、いわゆるセンターロック構造でありながら、ロック面とは別の側面を操作することによってロック動作及びその解除動作を行うことができるため、ロック不良の発生が少なく、かつ、コネクタ同士の嵌合作業や取り外し作業の作業性に優れている。
本発明によれば、ロック不良の発生が少なく、コネクタ同士の嵌合作業や取り外し作業の作業性に優れたコネクタを提供することができる。
発明の実施の形態1.
図1は、本実施の形態1にかかるコネクタを示す斜視図であり、嵌合前の状態を示している。図に示されるように、本発明の実施の形態にかかるコネクタは、プラグコネクタ1と、レセプタクルコネクタ2を備えた電線対基板コネクタである。
プラグコネクタ1は、電線側コネクタであり、複数の電線21を備えるケーブルの端部に接続されている。この例では、プラグコネクタ1の長手方向の両端近傍に2本ずつのケーブルの端部が、プラグコネクタ1に接続されている。かかるプラグコネクタ1は、ケーブルをレセプタクルコネクタ2を介してその回路基板に電気的に接続する機能を有する。なお、プラグコネクタ1に接続されるケーブルは、断面円形のケーブルに限らず、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible
Printed Circuit)等の平板状可撓性のものであってもよい。
レセプタクルコネクタ2は、基板側コネクタであり、回路基板に実装される。なお、本実施の形態において、プラグコネクタ1及びレセプタクルコネクタ2の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものである。従って、プラグコネクタ1及びレセプタクルコネクタ2が図に示される姿勢である場合に適切であるが、プラグコネクタ1及びレセプタクルコネクタ2の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
尚、本実施の形態においては、図1において電線21が導出されている方向を背面(後方)、その反対方向で後述の膨出部14が形成されている側を前面(前方)とし、その前面に向かって両コネクタの長手方向左側を左方、その反対方向を右方、第2コネクタであるレセプタクルコネクタ2の基板に装着される側を下方、その反対側を上方とする。
プラグコネクタ1は、プラグハウジング11を備えている。このプラグハウジング11は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されている。そして、プラグハウジング11は、外形が概略直方体の箱状の部材であり、相手側コネクタであるレセプタクルコネクタ2に対向する対向面39を底面107に対向するようにして、レセプタクルコネクタ2のハウジング101の挿入凹部に挿入される。
プラグハウジング11には、背面から前面まで連通する二つの端子収容孔12a、12bが形成されている。この端子収容孔12a、12bは、電線21の端部に接続された電線用端子を収容する。端子の構成については後に詳述する。
プラグハウジング11の左右の対向する両端部としての側面15a、15bから前面16に亘って、2つのロックアーム31a、31bが設けられている。このロックアーム31a、31bは、本発明の特徴的な構成であり、ロック面としての前面16中央に係止部のあるセンターロック方式でありながら、コネクタの両端部においてロックの嵌合動作及び解除動作を可能とする上で重要な役割を果たす。
ロックアーム31aは、複数の屈曲部を持つ両持梁状のアーム部材である。このロックアーム31aの一端は、プラグハウジング11の右側面15aの下方であって、前後方向において中央付近に一体的に接続され、この接続位置から右側面15aに対して略垂直な方向に延出している。そして、その延出部分から上方向に屈曲して端子収容孔12aの下面と略同じ高さまで伸びている。この部分を第1の連結部材32aとする。第1の連結部材32aはその上端部近傍においてさらに前面側に屈曲して前面を越えるまで右側面15aに対して略平行に伸びている。この部分を第2の連結部材33aとする。第2の連結部材33aは、前面の右端部近傍において中央側に屈曲して前面16の幅方向について中央に設けられた膨出部14に向かって前面16と平行に伸びている。この部分を第3の連結部材34aとする。さらに、第3の連結部材34aは、当該膨出部14より所定距離分だけ離れた位置において底面側に屈曲して下方に当該膨出部の側面と平行に伸びている。この部分を第4の連結部材35aとする。さらに第4の連結部材35aは、底面近傍において膨出部14側(即ち中央側)に屈曲して底面に平行に伸びて、膨出部14に一体的に接続している。この部分を第5の連結部材36aとする。
ここで、膨出部14は前面16から短形状に突出し、その突出寸法は第5の連結部材36aより大きくなっている。
これらの第1の連結部材32a、第2の連結部材33a、第3の連結部材34a、第4の連結部材35a、第5の連結部材36aはそれぞれ断面が矩形状の棒状部材である。そして、第1の連結部材32aの端部であるロックアーム31aの一端と、第5の連結部材36aの端部であるロックアーム31aの他端において、それぞれプラグハウジング11の右側面15aと膨出部14に連結されているものの、ロックアーム31aのその他の部分は、プラグハウジング11の右側面及び前面から所定の距離だけ離れている。また、第1の連結部材32aは撓みやすくなるよう比較的薄く形成され、第2および第3の連結部材33a、34aは不要な撓みを起こさないよう比較的太く形成されている。さらに、第4および第5の連結部材35a、36aはテーパー部39aを介して第3の連結部材34aに連結され、撓みやすくなるよう比較的薄く形成されている。
特に、テーパー部39aは第3の連結部材34aに形成され、第4の連結部材35aと接合される屈曲部では薄く形成されている。また、第5の連結部材36aも第4の連結部材35aと同じ断面形状で、第4および第5の連結部材35a、36aは屈曲部を含め撓みやすく形成されている。
従って、ロックアーム31aは、第1の連結部材32a、屈曲部を含む第4の連結部材35a、第5の連結部材36aが撓むことによって、各連結部材が、プラグハウジング11の右側面15aや前面16に対する相対的な位置を変えることができる。
第4の連結部材35aの上下方向に延在した部分の中央部近傍には、前側(即ち、プラグハウジング11の前面から離れる方向)に突出した係合突起37aが一体的に形成されている。係合突起37aの上面はコネクタ同士の嵌合方向に対し垂直な面を形成するようになっている。この係合突起37aが、レセプタクルコネクタ2の係合突起113aと係合することによってコネクタ同士の嵌合状態が保持される。係合突起37aは、このように前側に突出しているので、ロックアーム31aの内側への可動範囲を広くすることができる。
第3の連結部材34aの上面の一部に切欠部38aが設けられている。切欠部38aは、端子収容孔12aの下面より前側に突出した突起部13aを受け入れる位置に設けられている。さらに詳細には、ロックアーム31aに対して外力が作用しない状態において、当該突起部13aが切欠部38aの中で左側に位置するように配置されている。
すなわち、第3の連結部材34aは右側への移動が左側への移動より、その移動量が規制されるようになっている。
ロックアーム31bは、その一端がプラグハウジング11の左側面から延出し、他端が膨出部14の左側面に連結している。ロックアーム31bの基本的な構成は、ロックアーム31aと同じであり、第1の連結部材32b、第2の連結部材33b、第3の連結部材34b、第4の連結部材35b、第5の連結部材36b、係合突起37b、切欠部38bが、それぞれロックアーム31aにおける第1の連結部材32a、第2の連結部材33a、第3の連結部材34a、第4の連結部材35a、第5の連結部材36a、係合突起37a、切欠部38aに相当し、同様の機能を奏するため、具体的な説明は省略する。
このように、一対のロックアーム31a、31bのそれぞれの一端が膨出部14より左右方向外側に延在する構成を採用しているため、コネクタ同士の嵌合動作を行う場合にもロックアーム31a、31bの位置を安定させることができ、確実な嵌合を実現できる。
本実施の形態では、ロックアーム31a、31bは、膨出部14を中心として左右対称で同一形状として説明するが、同様の作用効果を奏すれば必ずしも左右同形状でなくとも良い。
また、ロックアームの強度を適切に設定する等して、片側にのみ可動のロックアームを形成するようにしても良い。
続いて、レセプタクルコネクタ2について説明する。レセプタクルコネクタ2は、プラグコネクタ1と嵌合するレセプタクルハウジング101を備え、ロック部材121を、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2の嵌合方向(本実施の形態の場合前後方向)に直角な方向にスライド可能に支持している。レセプタクルハウジング101と、ロック部材121のそれぞれは、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成されている。
レセプタクルハウジング101は、外形が概略直方体の箱状の部材であり、相手側コネクタであるプラグコネクタ1が挿入される挿入凹部を有する。挿入凹部は、レセプタクルハウジング101の外形と同様に左右方向を長手とする概略直方体の形状であり、レセプタクルハウジング101の右側壁102、前壁103、左側壁104、後壁105の内面及び底面107の内面によって画定される。レセプタクルハウジング101の長手方向の両端面である側面には、レセプタクルハウジング101を回路基板に固定する部材である金属製の取付金具151a、151bが収容部106a、106bに取付けられている。
前壁103の中央部には、間隙109が設けられている。かかる間隙109の幅W1は、プラグコネクタ1のロックアーム31aにおける第4の連結部材35aの外側面から同ロックアーム31bにおける第4の連結部材35bの外側面までの距離分の幅W2を有している。従って、コネクタ同士を嵌合させた状態においては、当該第4の連結部材35a、35bの部分が、当該間隙内に収容される。このような構成によって、コネクタ構造に無駄な空間を発生させることなく、コネクタの小型化を実現できる。
レセプタクルハウジング101の前壁103の上端部には前側に延出したリブ部材111a、111bが一体的に形成されている。さらに、前壁103の間隙109を形成する側面110a、110bにも底面107に対して略垂直にリブ部材112a、112bが設けられている。このリブ部材112a、112bは、リブ部材111a、111bよりも上方に突出するようにして一段高く、下方よりも幅広に形成されている。そして、リブ部材112a、112bの上端近傍には、間隙のある側、即ち中央側に対して突出した係合突起113a、113bが一体的に形成されている。係合突起113a、113bは、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2が嵌合されているときに係合突起37a、37bと係合し、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2の嵌合状態を維持している。かかる係合突起113a、113bと、係合突起37a、37bによって、ロック機構を構成している。
係合突起113a、113bの前側面は、リブ部材111a、111b、112a、112bの外側面と同一面を構成している。また、係合突起113a、113bの下面は、前壁103の側面110a、110bに対して略垂直、すなわち両コネクタの嵌合方向に垂直な面であるため、プラグコネクタ1の係合突起37a、37bの上面と、面接触することができ、係合状態を安定的に保つことができる。さらに、係合突起113a、113bの上面は、前壁103の、間隙に接する側面に対して下方に傾斜した傾斜面114a、114bであるため、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2に対して嵌合させる際に、係合突起37a、37bの下面の一部が当該傾斜面をスライドしながら、中央方向に移動することによって、スムーズに係合状態に遷移することが可能となる。係合突起113a、113bの前後方向の幅は係合突起37a、37bの突出長さと略同じである。従って、コネクタ同士が嵌合した状態では、係合突起113a、113bの後側面は、プラグコネクタ1の第4の連結部材35a、35bの前側面よりも前側に位置する。
レセプタクルハウジング101の底面107には、端子部108a、108bが設けられている。
ここで、図6、図7、図8に、それぞれプラグコネクタ1の上面図、正面図及び右側面図を示す。図6から、ロックアーム31a、31bがそれぞれ左右の側面15a、15bの中央付近から前面16の中央付近まで延在しているのがわかる。また、第2、第3、第4の接続部材33a、33b、34a、34b、35a、35bがそれぞれ左右の側面15a、15b、前面16から所定寸法だけ離間しているのがわかる。
図7から、ロックアーム31a、31bが膨出部14の下端近傍より左右に突出して屈曲しながらプラグハウジング11の側面まで延在している構造がわかる。さらに、図8から、ロックアーム31a、31bが、プラグハウジング11の右側面15aの下端近傍まで一体的に接続されている構造がわかる。
ここで、第2の接続部材33aと右側面15aおよび第2の接続部材33bと左側面15bの間隔は、係合突起同士の係合又はその解除時における当該第2の接続部材33a、33bの移動量に応じて決定される。
さらに、図9、図10、図11に、それぞれレセプタクルコネクタ2の上面図、正面図及び右側面図を示す。図9に示されるように、端子部108aにおいて複数の端子152aが前後方向に互い違いに配置され、端子部108bにおいて複数の端子152bが前後方向に互い違いに配置されている。図10には、係合突起113a、113bの形状が明確に表れている。より具体的には、係合突起113a、113bについて、下面はリブ部材112a、112bの端面より略垂直であり、上面は中央に向かって傾斜している。このように、係合突起113a、113bの上面を傾斜面とすることによって、コネクタ同士を嵌合させる際に、プラグコネクタ1の係合突起37a、37bが、当該傾斜面上をスライドしながら中央側に引き込まれ、スムーズに係合動作を行うことができる。図11より、ロック部材121とレセプタクルハウジング101の位置関係がわかる。
次に、図12は、本実施の形態にかかるコネクタの断面図であり、図2のX−X矢視断面図である。図12に示されるように、プラグコネクタ1には、図13にその斜視図が示される端子51が並列に配設されており、その端子51の薄板状の先端部がレセプタクルコネクタ2側に突出している。レセプタクルコネクタ2には、プラグコネクタ1の端子51a、51bの先端部を受け入れる端子152a、152bが設けられている。レセプタクルコネクタ2の端子152a、152bの形状を図14に示す。図14に示されるように、プラグコネクタ1の端子51a、51bの先端部を受け入れる部分が二股状に形成されており、反対側が1本の直線状に形成されている。
レセプタクルコネクタ2は、いわゆるストレートタイプのコネクタであり、レセプタクルコネクタ2の底面107の裏面は、回路基板表面に当接するようにして実装される。そのため、挿入凹部は、挿入口が上を向いて開口し、回路基板の主面に対して垂直に延在する。そして、レセプタクルハウジング101の各側壁102〜105は回路基板の主面に対してほぼ垂直となる。
ロック部材121は、レセプタクルハウジング101に対して前後方向にスライド可能に支持されている。ロック部材121は、レセプタクルコネクタ2に対してプラグコネクタ1を嵌合させる前段階では、レセプタクルハウジング101から離間する位置に配置され、レセプタクルコネクタ2に対してプラグコネクタ1を嵌合させた後に前方向にスライドさせて、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2に対して完全に固定する。
図2は、本実施の形態1にかかるコネクタを示す斜視図であり、嵌合後の状態を示している。図2では、コネクタに加えて、レセプタクルコネクタ2が実装された回路基板3も示されている。図に示されるように、プラグコネクタ1の下側部分が、レセプタクルコネクタ2の挿入凹部に挿入された状態にある。嵌合状態において、プラグコネクタ1の第2の連結部材33a、33b、第3の連結部材34a、34bが、レセプタクルコネクタ2の右側壁102、前壁103、左側壁104の上端面と接するか、わずか上方に離間した位置に配置される。さらに、プラグコネクタ1の膨出部14の下面及び第5の連結部材36a、36bの下面がレセプタクルコネクタ2の底面107と接するか、わずか上方に離間した位置に配置される。
また、嵌合状態において、プラグコネクタ1の係合突起37a、37bと、レセプタクルコネクタ2の係合突起113a、113bが係合状態にあり、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2の嵌合状態を維持している。
続いて、図3、図4、図5に示される、本実施の形態1にかかるコネクタの正面図を用いて、プラグコネクタ1がレセプタクルコネクタ2に対して嵌合される様子を図3、図4、図5の順に段階的に説明する。
まず、オペレータは、プラグコネクタ1を手指等によって操作して、プラグコネクタ1の対向面39がレセプタクルコネクタ2の底面107に向き合うように配置する。そして、プラグコネクタ1を回路基板の主面と垂直な方向に移動させ、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2のレセプタクルハウジング101の挿入凹部に挿入する。
図3は、嵌合動作において、係合突起37a、37bが係合突起113a、113bにロックされる直前の状態であって、係合突起37a、37bが係合突起113a、113bの上面に接触した状態のコネクタを示す。この状態では、プラグハウジング11の側面や前面に対するロックアーム31a、31bの相対的な位置は、ロックアーム31a、31bに対して外力が加えられていない通常時と、同じである。
図4は、係合突起同士を係合させるためにロックアーム31a、31bの一部に外力を加えて変形させた状態のコネクタを示す。オペレータは、第2の連結部材33a、33bを両側(左右方向外側)から手指で図上の矢印Eの方向に、即ち、コネクタの長手方向の中央に向かって押下しながら、両コネクタが近づく方向に付勢する。
第2の連結部材33a、33bに対して外力Eが作用すると、プラグハウジング11の側面から第1の連結部材32a、32bが弾性的に変形して、第2の連結部材33a、33bの内側面がプラグハウジング11の側面に接触するか又は近傍まで移動する。第2の連結部材33a、33bの移動に応じて、第3の連結部材34a、34bが、当該プラグハウジング11の長手方向の中央に向かって、略平行に移動する。このとき、外力Eが作用していない状態において、突起部13a、13bは切欠部38a、38bにおいて膨出部14に寄った位置、即ち中央寄りに位置していたが、外力Eが作用し、第3の連結部材34a、34bが移動すると、突起部13a、13bは切欠部38a、38bにおいて膨出部14から離れた位置、即ちプラグハウジング11の長手方向の端面側に相対的に移動する。この突起部13a、13bおよび切欠部38a、38bによって、ロックアーム31a、31bは正面視で左右方向及び上方向への過度な移動が規制される。すなわち、突起部13a、13bと切欠部38a、38bは、プラグハウジング11におけるロックアーム31a、31bの破損防止として機能する。この機能によって、ロックアーム31a、31bは所望の位置において安定的に移動することができ、局所的に大きな歪みが発生せず、ロックアーム31a、31bの破損が防止できる。
さらに、第3の連結部材34a、34bが中央方向に移動すると、第4の連結部材35a、35bの上端部が付勢されて第3の連結部材34a、34bによって中央方向に移動する。このとき、第4の連結部材35a、35bの下端部は、第5の連結部材36a、36bによって支持されているため、その位置は移動しない。これによって、第3の連結部材34a、34bと第4の連結部材35a、35bの間の屈曲部と、第4の連結部材35a、35bと第5の連結部材36a、36bの間の屈曲部は、それぞれ鋭角になるように弾性的に変形する。そして、通常時にプラグハウジング11の対向面39に対して略垂直であった第4の連結部材35a、35bは、傾斜する。かかる変形に伴って、第4の連結部材35a、35bに設けられた係合突起37a、37bは、レセプタクルコネクタ2の係合突起113a、113bよりも中央側に移動することができるため、当該係合突起113a、113bと衝突することなく、図4に示されるように、当該係合突起113a、113bの下側まで移動することが可能となる。
図5は、図4に示す状態から外力Eの印加を解除し、係合突起37a、37bが係合突起113a、113bに契合しロックされた状態のコネクタを示す。オペレータが手指を第2の連結部材33a、33bから離す等して外力Eの印加を解除すると、外力Eの作用に応じて弾性変形していたロックアーム31a、31bの弾性復帰力によって、傾斜していた第4の連結部材35a、35bは、プラグハウジング11の対向面に対して略垂直な状態に至り、係合突起37a、37bも元の位置に戻る。そうすると、係合突起37a、37bは、レセプタクルコネクタ2の係合突起113a、113bと係合した状態に至る。このように、係合突起同士が係合した状態では、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2から取り外す方向に付勢したとしても、両者は分離しない。特に、本実施の形態にかかるコネクタは、センターロック方式であるため、片側のみロックされるような状態が生じえず、確実にロックすることができる。
なお、レセプタクルコネクタ2からプラグコネクタ1を取り外す場合は、図5に示す状態から図4に示す状態を経て図3に示す状態に遷移する。
図5に示す状態において、オペレータは第2の連結部材33a、33bを両側(左右方向外側)から2本の手指で図上の矢印Eの方向に、即ち、コネクタの長手方向の中央に向かって押下する。
第2の連結部材33a、33bが矢印Eの方向に移動すると係合突起37a、37bと係合突起113a、113bの係合が解除され、プラグコネクタ1をレセプタクルコネクタ2から抜き取ることが可能となる。
そして第2の連結部材33a、33bを押下したまま第2の連結部材33a、33bを引き上げるよう両コネクタを引き離す方向に付勢する。
その際、両コネクタの嵌合を外すために所定の付勢力を要するためロックレバー31a、31bが第1、第4、第5の連結部材32a、32b、35a、35b、36a、36bの撓みにより上方へ移動するが、突起部13a、13bによりその移動が規制される。第2、第3の連結部材33a、33b、34a、34bは不要な撓みが無いよう比較的強く形成されているため、オペレータはロックレバー31a、31bが過度な移動をさせることなく、第2の連結部材33a、33bを引き上げることにより両コネクタを嵌合状態から解除することができる。
このように、本実施の形態にかかるコネクタは、コネクタの長手方向の両端面を片手で挟み込むようにして外力Eを作用させることによって、ロック動作及びその解除動作を行うことができるため、作業性に優れている。
特に、本実施の形態にかかるコネクタは、回路基板に実装されたレセプタクルコネクタ2に対して、プラグコネクタ1をケーブルが当該回路基板に水平な方向に延びた状態で回路基板の垂直方向から嵌合させるものであるが、かかる場合には、プラグコネクタ1の短手方向の両端面を掴む動作はケーブルや基板が邪魔になって行うことが難しい。本発明のように、長手方向の両端面を挟み込む動作によってロック動作及びその解除動作を行うことができると、作業性がより一層向上する。
以上、説明したように、本実施の形態にかかるコネクタによれば、両側面上のロックアーム31を操作することによって、プラグコネクタ1の係合突起37a、37bと、レセプタクルコネクタ2の係合突起113a、113bとの係合及び係合の解除を行うことができる。従って、いわゆるセンターロック構造でありながら、ロック面とは別の側面を操作することによって、ロック動作及びその解除動作を行うことができるため、ロック不良の発生が少なく、かつ、コネクタ同士の嵌合作業や取り外し作業の作業性に優れている。
発明の実施の形態2.
続いて、本実施の形態2にかかるコネクタの構造について説明する。図15は、本実施の形態2にかかるコネクタを示す斜視図であり、嵌合前の状態を示している。図16は、本実施の形態2にかかるコネクタを示す斜視図であり、嵌合後の状態を示している。
本実施の形態1にかかるコネクタにおいては、プラグコネクタ1とレセプタクルコネクタ2の分離を完全に防止するロック部材121がコネクタの長手方向における両端部に設けられていたが、本実施の形態2にかかるコネクタにおいては、同ロック部材321がコネクタの長手方向における中央付近に設けられている点で異なる。
その一方で、本実施の形態2にかかるロック構造は、基本的に本実施の形態1と同じであるため、プラグコネクタ1のロックアーム231a、231bは、本実施の形態1のロックアーム31a、31bと同様の構成を有し、また、レセプタクルコネクタ2の係合突起113a、113bも本実施の形態1の係合突起313a、313bと同様の構成を有するため、説明を省略する。
本実施の形態2にかかるコネクタも発明の実施の形態1にかかるコネクタと同様の効果を奏することができる。
その他の実施の形態.
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
例えば、上述の実施の形態1、2にかかるコネクタにおけるロック機構では、プラグコネクタ1の係合突起37a、37b、237a、237bとレセプタクルコネクタ2の係合突起113a、113b、313a、313bが係合する機構を採用したが、両方ともが突起体である必要はなく、いずれかが凹部であって、その凹部に対して嵌合する凸部との組み合わせであってもよい。また、突起する方向についても、プラグコネクタ1、201の突起体を前面側、レセプタクルコネクタ2、202の突起体を中央側でなくとも、例えば、プラグコネクタ1の突起体を外側に突起させるよう構成してもよい。ただし、ロックアーム31、231の可動範囲を大きく確保する上では、プラグコネクタ1、201の突起体は前面側に突起していることが望ましい。
また、上述の実施の形態1、2では、1対のロックアーム31a、31b、131a、131bのそれぞれの一端が膨出部14、214より延在する構成を採用しているが、これに限らず、ロックアーム31a、213aとロックアーム31b、213bを一体的に連続して形成し、一端をプラグハウジング11、211の右側面、他端をプラグハウジング11、211の左側面より延在し、その他の部分は、プラグハウジング11、211に対して離間した構成としてもよい。
上述の例では、ロックアーム31、231は、両端のみがプラグハウジング11、211に一体的に接続されているが、ロックアーム31、231の移動を妨げなければ、途中においてプラグハウジング11、211と接続する構成であってもよい。
発明の実施の形態1にかかるコネクタの斜視図であり、嵌合前の状態を示す図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの斜視図であり、嵌合状態を示す図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの正面図であり、嵌合動作におけるロック前の状態を説明するための図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの正面図であり、嵌合動作におけるロック途中の状態を説明するための図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの正面図であり、嵌合動作におけるロック完了を説明するための図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるプラグコネクタの上面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるプラグコネクタの正面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるプラグコネクタの右側面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるレセプタクルコネクタの上面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるレセプタクルコネクタの正面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるレセプタクルコネクタの右側面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの断面図であり、図2の示すX−X矢視断面図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるプラグコネクタの端子を示す斜視図である。 発明の実施の形態1にかかるコネクタの一部であるレセプタクルコネクタの端子を示す斜視図である。 発明の実施の形態2にかかるコネクタの斜視図であり、嵌合前の状態を示す図である。 発明の実施の形態2にかかるコネクタの斜視図であり、嵌合した状態を示す図である。 従来のコネクタの斜視図であり、嵌合前の状態を示す図である。
符号の説明
1、201 プラグコネクタ
2、202 レセプタクルコネクタ
3、203 回路基板
11、211 プラグハウジング
12a、12b、212a、212b 端子収容孔
13a、13b、213a、214b 突起部
14、214 膨出部
15a、15b 側面
16 前面
21、221 電線
31a、31b、231a、231b ロックアーム
32a、32b、232a、232b 第1の連結部材
33a、33b、233a、233b 第2の連結部材
34a、34b、234a、234b 第3の連結部材
35a、35b、235a、235b 第4の連結部材
36a、36b、236a、236b 第5の連結部材
37a、37b、237a、237b 係合突起
38a、38b、238a、238b 切欠部
39 対向面
39a テーパー部
51a、51b 端子
101、301 レセプタクルハウジング
102、302 右側壁
103、303 前壁
104、304 左側壁
105、305 後壁
106a、106b、306a、306b 収容部
107、307 底面
108a、108b、308a、308b 端子部
109、309 間隙
111a、111b、311a、311b リブ部材
112a、112b、312a、312b リブ部材
113a、113b、313a、313b 係合突起
114a、114b 傾斜面
121、321 ロック部材
122 突出部
151a、151b、351a、351b 取付金具
152a、152b、352a、352b 端子
801 プラグコネクタ
802 レセプタクルコネクタ
803 プリント回路基板
811 下壁
812 係止部
921 嵌合空間
922 係止突起

Claims (9)

  1. 第1の端子(51)が配設された第1のハウジング(11)を有する第1のコネクタ(1)と、
    前記第1の端子(51)と接続される第2の端子(152)が配設された第2のハウジング(101)を有する第2のコネクタ(2)とを備えたコネクタであって、
    前記第1のハウジング(11)は、前記第2のコネクタ(2)に対向する対向面(39)と、その対向面に対し略垂直で互いに対向する側面(15a、15b)と、前記対向面および対向する側面に対し略直角なロック面(16)と、前記側面のそれぞれから前記ロック面の中央付近まで延在するロックアーム(31)を有し、
    当該ロックアーム(31)は、前記ロック面の中央付近において前記対向面側に屈曲して延在し、かつその延在部分に第1の係合部(37)を有し、
    前記第2のハウジング(101)は、前記第1の係合部(37)に対して係合可能な第2の係合部(113)を有するコネクタ。
  2. 前記ロック面の中央付近には、膨出部(14)が設けられ、
    当該膨出部(14)の一方の側面から前記第1のロックアーム(31a)が延在して一方の前記側面に連結し、かつ当該膨出部(14)の他方の側面から前記第2のロックアーム(31b)が延在して他方の前記側面に連結することを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記第1の係合部(37)は、前記ロック面から離れる方向に突出した突起であることを特徴する請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記第2のハウジング(101)は前記ロック面に対応する前壁(103)の中央付近に間隙を設け、第1のコネクタ(1)と第2のコネクタ(2)とを嵌合させた状態において、当該間隙の間に前記膨出部(14)を受け入れ、かつ当該間隙の両側に前記第1のロックアーム(31a)及び前記第2のロックアーム(31b)のそれぞれに設けられた第1の係合部(37a、37b)と係合する第2の係合部(113a、113b)を設けたことを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記第2の係合部(113a、113b)のそれぞれは、間隙側に突出した突起であることを特徴とする請求項4記載のコネクタ。
  6. 前記第1のハウジング(11)と前記ロックアーム(31)に当該ロックアーム(31)の移動を規制するガイド機構を設けたことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  7. 前記ガイド機構は、前記第1のハウジング(11)に設けられた突起部(13)と、前記ロックアーム(31)に設けられ、当該突起部(13)を受け入れる切欠部(38)を含むことを特徴とする請求項6記載のコネクタ。
  8. 前記第2のコネクタ(2)は、前記第1のコネクタ(1)に対する底面(107)の裏面が、回路基板と当接して実装される実装面であることを特徴とする請求項1乃至7記載のコネクタ。
  9. 第1の端子(51)が配設された第1のハウジング(11)を有する第1のコネクタ(1)と、
    前記第1の端子(51)と接続される第2の端子(152)が配設された第2のハウジング(101)を有する第2のコネクタ(2)とを備えたコネクタであって、
    前記第1のハウジング(11)は、互いに対向する側面のそれぞれから、当該側面に対して略垂直なロック面の中央付近まで延在するロックアーム(31)を有し、
    当該ロックアーム(31)は、前記ロック面の中央付近に設けられた第1の係合部(37)を有し、
    前記第2のハウジング(101)は、前記第1の係合部(37)に対して係合可能な第2の係合部(113)を有し、
    前記第1のハウジング(11)の両側面上のロックアーム(31)をハウジング側へ押圧した場合に、前記第1の係合部(37)と前記第2の係合部(113)の係合が解除されるコネクタ。
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