JP2009139145A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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誠 中島
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Abstract

【課題】利用者の安全性を高めつつ、進行状況を確認可能なナビゲーション装置の提供。
【解決手段】経過報知処理では、目的地までの移動予定経路を設定し(S130)、通過地点設定処理を実行して(S140)、S130にて設定された移動予定経路の全距離を予め設定された分割数Nにて等分割した距離毎に、通過予定地点を設定する。そして、搭載車両が目的地に到達しておらず(S160:NO)、かつ通過予定地点を搭載車両が通過する度に(S170:YES)、その通過予定地点が移動予定経路の全行程に対してどの程度の位置であるのかを表した進行状況を音声にて報知する(S180)。
【選択図】図2

Description

本発明は、目的地までの移動経路を導出するナビゲーション装置に関する。
従来より、現在位置を検出するための位置検出器と、地図データ等のデータを入力するデータ入力器と、外部からの操作に従って情報の入力を受け付ける操作スイッチ群と、画像を表示する表示装置と、位置検出器に従って検出された現在位置、及びデータ入力器から入力された地図データに基づいて、操作スイッチ群を介して入力された目的地までの経路(以下、移動予定経路とする)を設定し、その設定された移動予定経路を案内(表示)する制御装置とを備えたナビゲーション装置が知られている。
そして、この種のナビゲーション装置の中には、現在位置周辺の詳細な地図を表示装置に表示した上で、表示装置の表示領域の一部に、全移動予定経路と現在位置とを多重表示した現状表示領域を設けることで、移動予定経路上での進行度合い(以下、進行状況とする)を利用者らが認識可能としたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−81036号公報
しかしながら、特許文献1に記載のナビゲーション装置では、利用者は、表示装置に表示された情報を目視しなければ、進行状況を確認できないという問題があった。
つまり、特許文献1に記載のナビゲーション装置が自動車に搭載されているような場合、運転者が進行状況を確認するためには、運転時に注視すべき注視点から視線を外さなければならないので、移動時の安全性を高めつつ、進行状況を確認可能なナビゲーション装置が求められている。
そこで、本発明は、利用者の安全性を高めつつ、進行状況を確認可能なナビゲーション装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明は、目的地設定手段が目的地を設定し、経路導出手段が、交通路に関する情報を表す地図データに基づいて、目的地設定手段で設定された目的地までの移動予定経路を導出すると共に、経路案内手段が経路導出手段で導出した移動予定経路を案内するナビゲーション装置である。
その本発明のナビゲーション装置では、現状導出手段が、経路導出手段で導出された移動予定経路の全行程に対する現時点での進行度合いを表す移動状況を導出し、音声出力手段が、現状推定手段で導出された移動状況を音声にて出力する。
このような本発明のナビゲーション装置によれば、移動状況が音声にて報知されるため、ナビゲーション装置の使用者がモニタ等へ視線を向けることなく、移動状況を認識することができる。つまり、本発明のナビゲーション装置によれば、移動時の安全性を高めつつ、利用者に移動状況を認識させることができる。
特に、本発明のナビゲーション装置を自動車に搭載すれば、自動車の運転者は、車両の前方等の運転時に注視すべき注視点に視線を向けたままでよいため、運転時の安全性を確実に向上させることができる。
本発明のナビゲーション装置が、現在位置を検出する現在位置検出手段を備えている場合、現状導出手段は、請求項2に記載のように、目的地設定手段で設定された目的地まで移動する際に通過する可能性のある地点を通過予定地点として、通過地点設定手段が、経路導出手段で導出した移動予定経路上に、少なくとも一つの通過予定地点を設定し、通過判定手段が、現在位置検出手段で検出された現在位置から、通過地点設定手段で設定された通過予定地点を通過したか否かを判定し、判定の結果、通過予定地点を通過していれば、その旨を移動状況として導出するように構成されていることが望ましい。
このように構成されたナビゲーション装置によれば、移動予定経路上に設定された通過予定地点を通過していれば、その旨を移動状況として導出、及び音声出力するため、音声のみによる報知であっても、移動予定経路の全行程に対する現時点での進行度合いを利用者に確実に認識させることができる。
つまり、例えば、移動予定経路の全行程のうち、半分の地点を通過予定地点として設定し、その通過予定地点を通過した場合に、「全行程のうち、半分の地点を通過しました」というように音声出力すれば、音声のみによる報知であっても、進行状況を利用者に確実に認識させることができる。
ところで、この(即ち、請求項2の)ように現状導出手段が構成されている場合、通過地点設定手段は、請求項3に記載のように、移動予定経路の全距離を、予め規定された分割数にて等分割した単位距離毎に、通過予定地点を設定するように構成されていても良いし、請求項4に記載のように、移動予定経路の移動に必要な時間を移動予定時間とし、移動予定時間を予め規定された分割数にて等分割した時間を単位時間として、単位時間に移動可能な距離毎に、通過予定地点を設定するように構成されていても良い。
前者のように構成された本発明のナビゲーション装置によれば、移動予定経路の全距離を等分割した単位距離毎に、通過予定地点を設定するため、簡易な方法で、進行状況を導出することができる。
また、後者のように構成された本発明のナビゲーション装置によれば、移動予定経路を移動するために要する時間を等分割した単位時間毎に、通過予定地点を設定するため、利用者の実情にあった移動状況を導出することができる。つまり、本発明のナビゲーション装置によれば、利用者の実情にあった移動状況を利用者に認識させることができる。
なお、本発明のナビゲーション装置が、時間を計時する計時手段を備えている場合、現状導出手段は、請求項5に記載のように、所要時間算出手段が、移動予定経路の移動に必要な時間である移動予定時間を求め、単位時間算出手段が、所要時間算出手段で求められた移動予定時間を予め規定された分割数にて等分割した時間である単位時間を求めると共に、計時手段で計時される時間が、単位時間算出手段で求められた単位時間を経過する毎に、その旨を移動状況として導出するように構成されていても良い。
このように構成された本発明のナビゲーション装置によれば、時間を計時するだけで、進行状況を導出することができる。このため、現在位置を検出する必要がなくなり、コストを低減できる。
この(請求項5の)ような本発明のナビゲーション装置における所要時間算出手段は、請求項6に記載のように、停止検出手段が、移動が停止したことを検出した場合、停止時間計測手段が、その移動が停止していた時間である停止時間を計測すると共に、その計測された停止時間を移動予定時間に加算して、移動予定時間を更新するように構成されていることが望ましい。
このように構成された本発明のナビゲーション装置では、停止時間を加算して移動予定時間を更新し、再度、単位時間を求めることになる。
つまり、本発明のナビゲーション装置によれば、利用者が移動予定経路を移動している途中で休息したとしても、休息時間に応じて、移動状況を音声にて出力するタイミングを変更するため、利用者の実情にあった移動状況を利用者に認識させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第一実施形態]
ここで、図1は、本発明が適用されたナビゲーション装置の概略構成を示したブロック図である。以下、ナビゲーション装置1が搭載された車両を搭載車両と称す。
〈全体構成〉
図1に示すように、ナビゲーション装置1は、搭載車両の現在位置を検出する位置検出器5と、時刻を計時する計時装置12と、ユーザーからの各種指示を入力するための操作スイッチ群13と、ユーザーが発話した音声に基づく電気信号を出力するマイクロフォン(図示せず)と、情報を表示する表示装置14とを備えている。さらに、ナビゲーション装置1は、各種のガイド音声等を出力するための音声出力部15と、地図データ等の各種データを格納する記憶装置16と、位置検出器5、操作スイッチ群13、マイクロフォン等の入力に従って、記憶装置16、表示装置14、及び音声出力部15等のナビゲーション装置1を構成する各部を制御する制御装置20とを備えている。
このうち、位置検出器5は、GPS(Global Positioning System)用の人工衛星からの電波を図示しないGPSアンテナを介して受信して、その受信信号を出力するGPS受信機6と、車両に加えられる回転運動の大きさを検出するジャイロセンサ7と、地磁気から進行方位を検出するための地磁気センサ8と、車速に基づき、単位時間当たりでの搭載車両の移動距離を検出する距離センサ9と、搭載車両に加わる加速度を検出するGセンサ10とを備えている。
また、表示装置14は、制御装置20からの信号に基づく映像を表示するカラー表示装置(例えば、液晶ディスプレイ,有機ELディスプレイ,CRT)として構成されており、音声出力部15は、制御装置20からの信号を音声に変換して出力するスピーカから構成されている。
さらに、計時装置12は、現在の年月日、及び時刻(以下、単に現時刻とする)を計時するものであり、制御装置20からの要求に応じて現時刻を出力するように構成されている。
そして、操作スイッチ群13は、表示装置14の表示面と一体に構成されたタッチパネル、及び表示装置14の周囲に設けられたキースイッチ等から構成されている。なお、タッチパネルと表示装置14とは積層一体化されており、タッチパネルには、感圧方式、電磁誘導方式、静電容量方式、あるいはこれらを組み合わせた方式など各種の方式があるが、その何れを用いてもよい。
さらに、記憶装置16は、書き換え可能な不揮発性の記憶装置(例えば、ハードディスクドライブや、フラッシュメモリ等)として構成されたものであり、地図データ、案内用の音声データ、音声認識データ、位置特定の精度向上のためのいわゆるマップマッチング用データ等が予め記憶されている。なお、ここで言う地図データには、ノードデータ、リンクデータ、地形データ、マークデータ、交差点データ、施設のデータ等が含まれる。
このうち、ノードデータは、ノード(即ち、結節点及び屈曲点)それぞれの識別番号であるノードID、各ノードの座標(例えば、緯度、経度)、各ノードに接続される全リンクのリンクID、ノード種別(交差点、分岐地点、合流地点等の種別)などの道路(ノード)の特性情報を含むものである。また、リンクデータは、リンク(道路)それぞれの識別番号であるリンクID、リンク両端の座標、道路種別(即ち、高速道路であるのか一般道(国道,都道府県道,市町村道等)であるのか等の種別)、道路長(即ち、そのリンクの距離(距離情報))、道路幅員や勾配等の道路(リンク)の特性情報を含むものであり、さらに、最適経路を導出するためのコスト情報(例えば、そのリンクの端から端へと移動するために必要な所要時間等)、そのリンクを走行する車両の平均車速(即ち、車速情報)を含むものである。
この他に、記憶装置16は、ナビゲーション装置1の利用者が入力したデータや、後述する各種処理を実行することで生成されるデータを記憶するようにされている。
ところで、制御装置20は、電源を切断しても記憶内容を保持する必要のあるデータや、プログラムを記憶するROM20aと、記憶装置16から取得したデータや、処理途中で一時的に生じたデータを格納するRAM20bと、ROM20aやRAM20bに記憶されたプログラムに従って処理を実行するCPU20cとを備えている。
その制御装置20は、位置検出器5(即ち、GPS受信機6、及び各センサ7〜10)からの出力信号が入力されるようにされており、それらの入力された信号に基づいて、予め規定された規定時間間隔(例えば、1秒間隔)毎に、車両の現在位置や進行方向の方位等を算出するように構成されている。さらに、制御装置20は、搭載車両の内燃機関が動作しているか否かを示すイグニッション信号(ただし、ONであれば動作中、OFFであれば停止中であることを示す)が入力されるように構成されている。
なお、ROM20aには、操作スイッチ群13で受け付けた入力に従って目的地を設定する目的地設定処理、ダイクストラム法等の周知の手法により、記憶装置16から取得した地図データに基づき、目的地設定処理で設定された目的地までの経路(以下、移動予定経路とする)を設定する経路設定処理が格納されている。この他、ROM20aには、経路設定処理により設定された移動予定経路の表示装置14への表示や音声出力部15からの音声出力による経路案内を行う経路案内処理等の周知の各種処理をCPU20cが実行するための処理プログラムが格納されている。さらに、ROM20aには、経路設定処理にて設定された移動予定経路の全行程に対する現時点での進行度合いを表す移動状況を導出して、その導出した移動状況を音声にて出力する経過報知処理をCPU20cが実行するための処理プログラムが格納されている。
つまり、ナビゲーション装置1は、目的地設定処理、経路設定処理、経路案内処理に加えて、経過報知処理を実行可能に構成されている。
〈経過報知処理〉
次に、CPU20cが実行する経過報知処理について説明する。
ここで、図2は、経過報知処理の処理手順を示したフローチャートである。
この経過報知処理は、搭載車両のエンジンが始動された時(本実施形態では、イグニッション信号が入力された時)に起動されるものであり、起動されると、まず、S110では、前回、本経過報知処理が実行された際に、後述するスリープ処理が実行されたか否かを判定する。
そして、判定の結果、スリープ処理が実行されていなければ、S120へと進む。そのS120では、目的地設定処理を実行し、操作スイッチ群13を介して入力された情報に基づいて目的地を設定する。
続く、S130では、経路設定処理を実行し、S120で設定された目的地までの経路(即ち、移動予定経路)を設定する。
そして、S140では、移動予定経路に沿って目的地まで移動する際に通過する可能性のある地点(以下、通過予定地点とする)を表す通過予定地点フラグを、S130で設定した移動予定経路上に、予め規定された規定数だけ設定する通過地点設定処理を実行し、S150へと進む。ただし、ここで言う規定数とは、ナビゲーション装置1の利用者により、操作スイッチ群13を介して入力された指令に従って設定された情報であり、規定数プラス1が後述する分割数N(ただし、分割数Nは、2以上の自然数)として記憶装置16に記憶される。
そして、S150では、経路案内処理を実行し、S130で設定された移動予定経路について、記憶装置16から取得した地図データに基づく地図に、現在位置を表すマーカを重畳して表示装置14に表示すると共に、交差点等では音声ガイドを音声出力部15から出力して経路案内を行う。
続く、S160では、現在位置が、目的地に到達したことを表しているか否かを判定し、判定の結果、目的地に未到達であることを表していれば、S170へと進む。具体的に、本実施形態では、位置検出器5からの出力に基づいて求められる現在位置(例えば、緯度,経度)が、目的地として設定された地点から予め規定された許容範囲に入れば、目的地に到達したものと判定する。
そして、S170では、現在位置が、通過地点設定処理で設定された通過予定地点を通過したことを表しているか否かを判定する。具体的に、本実施形態では、位置検出器5からの出力に基づいて求められる現在位置(例えば、緯度,経度)が、通過予定地点フラグが設定された地点から許容範囲に入り、その後、許容範囲の外に出れば、通過予定地点を通過したものと判定する。
そして、S170での判定の結果、現在位置が通過予定地点を通過したことを表しているものと判定された場合には、S180へと進む。そのS180では、S170にて通過したと判定された通過予定地点が、移動予定経路の全行程に対してどの程度の位置であるのかを表した情報、即ち、移動予定経路の全行程に対する現時点での進行度合い(以下、進行状況とする)を示す情報を出力するように、音声出力部15に信号を出力する。これにより、音声出力部15は、進行状況を音声にて出力することになる。
具体的に、制御装置20は、「全行程のうち、(分割数N)分の(搭載車両が通過した通過予定地点の数(以下、通過数とする))(即ち、(通過数)/(分割数N))の地点に到達しました」等のように、通過数に応じた進行状況が音声出力部15から出力されるように信号を出力する。より具体的には、通過数が分割数Nの半分であれば、「全行程のうち、半分を経過しました」や、通過数が1であれば、「全行程のうち、(分割数N)分の1(例えば、N=4であれば、1/4)の地点に到達しました」等の音声が出力される。
そして、S180にて音声出力部15に信号を出力し終えると、S150へと戻る。
一方、S170での判定の結果、現在位置が通過予定地点を通過していないことを表しているものと判定された場合には、S190へと進む。そのS190では、搭載車両の内燃機関が停止されたか否かを判定し、判定の結果、内燃機関が停止されていなければ、S150へと戻り、内燃機関が停止されていれば、S200へと進む。
ただし、本実施形態では、具体的に、制御装置20に入力されるイグニッション信号がOFFになれば、内燃機関が停止されたものと判定する。
そして、S200では、S120の目的地設定処理で設定された目的地、S130の経路設定処理で設定された移動予定経路、S140の通過地点設定処理で設定された通過予定地点フラグを記憶装置16に記憶するスリープ処理を実行する。これと共に、スリープ処理を実行したことを示すスリープ処理実行フラグを立てる。
そして、その後、本経過報知処理を終了する。なお、S160での判定の結果、現在位置が目的地に到達したことを表している場合には、スリープ処理を実行することなく、本経過報知処理を終了する。この場合、目的地、移動予定経路、通過予定地点フラグをリセットした後に、本経過報知処理を終了する。
ところで、S110での判定の結果、前回、本経過報知処理が実行された際に、スリープ処理が実行されたものと判定された場合には、そのスリープ処理にて記憶装置16に記憶された目的地,移動予定経路,通過予定地点フラグを読み出した上で、S150へと進む。つまり、目的地や移動予定経路、通過予定地点を新規に設定することなく、前回の設定を継続したまま、本経過報知処理を実行する。この際、スリープ処理実行フラグは戻される。
ただし、本実施形態では、具体的に、スリープ処理実行フラグが立てられていれば、前回、本経過報知処理が実行された際に、スリープ処理が実行されたものと判定する。
〈通過地点設定処理〉
次に、経過報知処理のS140にて実行される通過地点設定処理について説明する。
ここで、図3は、本実施形態における通過地点設定処理の処理手順を示したフローチャートである。
この通過地点設定処理は、経過報知処理のS140にて起動されると、まず、S310では、S130にて設定された移動予定経路の全距離を求める。具体的には、移動予定経路を形成するリンクデータ、及びノードデータに従って、それらのデータに付加された道路長を積算することにより全距離を求める。ただし、本実施形態では、リンクデータに含まれる勾配を考慮した距離を求めることで、搭載車両が実際に走行するであろう距離が全距離として求められる。
続くS320では、記憶装置16に記憶された分割数Nを読み出して、S330へと進み、そのS330では、S310で求めた移動予定経路の全距離を、S320で読み出した分割数Nで除した単位距離を算出する。
そして、S340では、移動予定経路上において、S330にて算出された単位距離毎に通過予定地点を設定する。ただし、各通過予定地点は、移動予定経路の全距離に対する通過予定地点それぞれの地点での割合と対応付けて記憶装置16に記憶される。つまり、先のS130にて設定された移動予定経路の単位距離毎に、通過予定地点フラグが設定されることになる。
その後、経過報知処理のS150へと戻る。
つまり、本実施形態の通過地点設定処理では、移動予定経路の全距離を予め設定された分割数Nにて等分割した距離毎に通過予定地点を設定する。そして、本実施形態における経過報知処理では、搭載車両が目的地に到達しておらず、かつ通過地点設定処理で設定された通過予定地点を搭載車両が通過する度に、その通過予定地点が移動予定経路の全行程に対してどの程度の位置であるのかを表した進行状況を音声にて報知している。
[第一実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態のナビゲーション装置1によれば、移動状況が音声出力部15から音声にて報知されるため、従来のナビゲーション装置と異なり、ナビゲーション装置1の使用者がモニタ等へ視線を向けることなく、移動状況を認識することができる。
つまり、ナビゲーション装置1によれば、自動車の運転者は、車両の前方等の運転時に注視すべき注視点に視線を向けたままでよいため、運転時の安全性を確実に向上させることができ、この結果、移動時の安全性を高めつつ、利用者に移動状況を認識させることができる。
特に、本実施形態の通過地点設定処理によれば、移動予定経路の全距離を等分割した距離毎に通過予定地点を設定するため、簡易な処理で通過予定地点を設定することができる。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態について説明する。
第一実施形態にて説明したナビゲーション装置1と、本実施形態におけるナビゲーション装置とでは、制御装置20が実行する通過地点設定処理が異なるのみである。このため、第一実施形態にて説明したナビゲーション装置1と同様の構成、及び処理には、同一な符号を付して説明を省略し、第一実施形態とは異なる通過地点設定処理を中心に説明する。
〈通過地点設定処理〉
ここで、図4は、第二実施形態における通過地点設定処理の処理手順を示したフローチャートである。
この通過地点設定処理は、経過報知処理のS140にて起動されると、まず、S410では、S130にて設定された移動予定経路の全距離を移動するために必要な時間(以下、移動予定時間)を求める。具体的には、移動予定経路を形成するリンクデータ、及びノードデータに従って、それらデータの道路長及び平均車速(もしくはコスト情報)から各リンクの所要時間を算出し、それらの算出された所要時間を積算することにより移動予定時間を求める。
続くS420では、記憶装置16に格納された分割数Nを読み出して、S430へと進み、そのS430では、S410で求めた移動予定時間を、S420で読み出した分割数Nで除した単位時間を算出する。
そして、S440では、S430で算出された単位時間毎に移動可能な距離(以下、移動予定距離とする)を算出する。
続くS450では、移動予定経路上において、S440にて算出された移動予定距離毎に通過予定地点を設定する。
具体的に、S440、及びS450では、移動予定経路を形成するリンクデータ、及びノードデータのうち、それらデータの道路長,平均車速,及びS410で求められた所用時間等に従って、単位時間の間に出発地(即ち、経過報知処理が起動された地点)から移動可能な距離を移動予定距離として求め、移動予定経路に沿って、その求めた移動予定距離だけ移動した時の地点(以下、移動可能地点1とする)を求める。さらに、移動可能地点1から単位時間の間に移動可能な距離を移動予定距離として求め、移動予定経路に沿って、その求めた移動予定距離だけ移動した時の地点(以下、移動可能地点1とする)を求める。これを、移動可能地点N−1が求められるまで繰り返す。
それらの求められた移動可能地点1,2,…N−1それぞれを通過予定地点として設定する。ただし、各通過予定地点は、移動予定経路の全距離に対する通過予定地点それぞれの地点での割合と対応付けて記憶装置16に記憶される。
その後、経過報知処理のS150へと戻る。
つまり、本実施形態の通過地点設定処理では、移動予定経路の全距離の移動に必要な時間を移動予定時間を分割数Nにて等分割した時間を単位時間として求め、その単位時間の間に移動予定経路に沿って移動可能な移動予定距離毎に、通過予定地点を設定している。
〈動作例〉
次に、本実施形態におけるナビゲーション装置の動作例について説明する。
ここで、図6は、本実施形態における通過地点設定処理により設定された通過予定地点を説明するための説明図である。
図6に示すように、地点Aから経由点Cまでの距離が60km,地点Aから経由点Cでの平均車速が60km/hであり、経由点Cから地点Bまでの距離が120km,経由点Cから地点Bでの平均車速が80km/hである場合に、地点Aから地点Cを経由して地点Bまでの経路が移動予定経路として設定されたものとする。このような場合に、分割数Nを4として、通過地点設定処理が実行されると、第一実施形態に記載の通過地点設定処理であれば、45km毎に通過予定地点を設定する(即ち、出発地から45km、90km、135kmの地点に設定される)。
しかし、本実施形態の通過地点設定処理では、地点Aから経由点Cまでの所要時間(1時間)と、経由点Cから地点Bまでの所要時間(1.5時間)とを積算することで、移動予定時間を算出し、その移動予定時間から単位時間を算出する。そして、出発地点から単位時間で移動可能な距離(即ち、移動予定距離)が37.5kmであることから、37.5kmの地点を第一通過予定地点とし、第一通過予定地点から単位時間での移動予定距離が42.5kmであることから、第一通過予定地点から42.5km(出発地点から80km)の地点を第二通過予定地点として設定する。さらに、第二通過予定地点から単位時間での移動予定距離が50kmであることから、第二通過予定地点から50km(出発地点から130km)の地点を第三通過予定地点として設定する。
そして、本実施形態の通過地点設定処理で設定された第一通過予定地点,第二通過地点,第三通過地点を搭載車両が通過する毎に、「全行程のうち、1/4を通過しました」,「全行程のうち、2/4を通過しました」,「全行程のうち、3/4を通過しました」等の音声出力がなされる。
つまり、本実施形態の経過報知処理では、移動予定時間を等分割した単位時間で走行可能な距離毎に、通過予定地点を設定するため、移動予定経路が渋滞などをしておらず、交通状況が順調であれば、所要時間が均一となるタイミングで進行状況が音声にて報知されることになる。
[第二実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の通過地点設定処理によれば、所要時間が均一となるタイミングで進行状況が報知されるため、移動予定経路の残りの行程を移動するために必要な所与時間を利用者が把握しやすい等、利用者の感覚に沿った移動状況を導出できる。この結果、本実施形態のナビゲーション装置によれば、利用者の実情にあった移動状況を利用者に認識させることができる。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態について説明する。
第一実施形態及び第二実施形態にて説明したナビゲーション装置と、本実施形態におけるナビゲーション装置とでは、制御装置20が実行する経過報知処理処理が異なるのみである。このため、第一実施形態及び第二実施形態にて説明したナビゲーション装置1と同様の構成、及び処理には、同一な符号を付して説明を省略し、第一実施形態及び第二実施形態とは異なる経過報知処理を中心に説明する。
〈経過報知処理〉
ここで、図5は、第三実施形態における経過報知処理の処理手順を示したフローチャートである。
この経過報知処理は、搭載車両のエンジンが始動された時(本実施形態では、イグニッション信号が入力された時)に起動されるものであり、起動されると、まず、S510では、前回、本経過報知処理が実行された際に、後述するスリープ処理が実行されたか否かを判定する。
そして、判定の結果、スリープ処理が実行されていなければ、S520へと進む。そのS520では、目的地設定処理を実行し、操作スイッチ群13を介して入力された情報に基づいて目的地を設定する。
続く、S530では、経路設定処理を実行し、S520で設定された目的地までの経路(即ち、移動予定経路)を設定する。
そして、S540では、S530にて設定された移動予定経路の全距離を移動するために必要な時間(以下、移動予定時間とする)を求める。具体的な方法については、第二実施形態と同様であるため、ここでの説明は省略する。
続くS550では、記憶装置16に格納された分割数Nを読み出して、S560へと進み、そのS560では、S540で求めた移動予定時間を、S550で読み出した分割数Nで除した単位時間を算出する。
そして、S570では、経路案内処理を実行し、S530で設定された移動予定経路について、記憶装置16から取得した地図データに基づく地図に、現在位置を表すマーカを重畳して表示装置14に表示すると共に、交差点等では音声ガイドを音声出力部15から出力して経路案内を行う。
続く、S580では、現在位置が、目的地に到達したことを表しているか否かを判定し、判定の結果、目的地に未到達であることを表していれば、S590へと進む。
そして、S590では、計時装置12に要求を出力して計時装置12から現時刻を取得して、S560にて算出した単位時間が経過したか否かを判定し、判定の結果、単位時間が経過していれば、カウンタ(ただし、カウンタの最大値はN−1)をインクリメントした後、S600へと進む。ただし、このS590では、一度、単位時間が経過した後は、前回単位時間が経過してから再度単位時間が経過したか否かを判定する。
そのS600では、カウンタの数値に応じて、移動予定経路の全行程に対する現時点での進行度合い(以下、進行状況とする)を示す情報を出力するように、音声出力部15に信号を出力する。これにより、音声出力部15は、進行状況を音声にて出力することになる。
具体的に、制御装置20は、「全行程のうち、(分割数N)分の(カウンタの値)(即ち、(カウンタの値)/(分割数N))の地点に到達しました」等のように、カウンタの値に応じた進行状況が音声出力部15から出力されるように信号を出力する。より具体的には、カウンタの値が分割数Nの半分であれば、「全行程のうち、半分を経過しました」や、カウンタの値が1であれば、「全行程のうち、(分割数N)分の1(例えば、分割数N=4であれば、1/4)の地点に到達しました」等の音声が出力される。
そして、S600にて音声出力部15に信号を出力し終えると、S570へと戻る。
一方、S590での判定の結果、単位時間が経過していないものと判定された場合には、S610へと進む。そのS610では、搭載車両の内燃機関が停止されたか否かを判定し、判定の結果、内燃機関が停止されていなければ、S570へと戻り、内燃機関が停止されていれば、S620へと進む。
ただし、本実施形態では、具体的に、制御装置20に入力されるイグニッション信号がOFFになれば、内燃機関が停止されたものと判定する。
そして、S620では、計時装置12に要求を出力して計時装置12から現時刻を取得し、その取得した現時刻を内燃機関停止時刻として記憶装置16に記憶するスリープ処理を実行する。なお、本実施形態におけるスリープ処理では、S520の目的地設定処理で設定された目的地、S530の経路設定処理で設定された移動予定経路、カウンタの値も併せて記憶装置16に記憶される。これと共に、スリープ処理を実行したことを示すスリープ処理実行フラグを立てる。
そして、その後、本経過報知処理を終了する。なお、S580での判定の結果、現在位置が目的地に到達したことを表しているものと判定された場合には、目的地,移動予定経路,カウンタの値をリセットした後に、本経過報知処理を終了する。
ところで、S510での判定の結果、前回、本経過報知処理が実行された際に、スリープ処理が実行されたものと判定された場合には、そのスリープ処理にて記憶装置16に記憶された目的地,移動予定経路、カウンタの値、内燃機関停止時刻を読み出した上で、S630へと進む。ただし、本実施形態では、具体的に、スリープ処理実行フラグが立てられていれば、前回、本経過報知処理が実行された際に、スリープ処理が実行されたものと判定する。また、S630へと進む際には、記憶装置16に記憶された内燃機関停止時刻を消去し、スリープ処理実行フラグを戻す。
そのS630では、計時装置12に要求を出力して計時装置12から現時刻を取得し、その取得した現時刻と内燃機関停止時刻との差分から、内燃機関が停止していた時間、即ち移動を休止していた時間(以下、休止時間とする)を求める。これと共に、前回以前の本経過報知処理におけるS540で算出された移動予定時間に、求められた休止時間を加算して、新たな移動予定時間を算出する。
その後、S550へと進み、単位時間を再度算出する。つまり、目的地までの移動途中に休息を挟んだ場合には、休止時間を移動予定時間に加算した上で、再度単位時間を設定し、移動予定経路の移動に実際に要した時間に従って、音声出力部15から音声が出力されることになる。
以上、説明したように、本実施形態の経過報知処理では、移動予定経路の移動に要する移動予定時間を、分割数Nにて等分割した単位時間を求め、その単位時間が経過する毎に、進行状況として音声により報知している。そして、移動予定経路を移動している搭載車両の内燃機関が停止されると、その搭載車両の移動が停止していた休止時間を計測し、その停止時間を移動予定時間に加算して、単位時間を算出しなおしている。
〈動作例〉
次に、本実施形態におけるナビゲーション装置の動作例について説明する。
ここで、図7は、本実施形態の経過報知処理により進行状況が報知されるタイミングを説明するための説明図である。
図7に示すように、地点Aから経由点Cまでの距離が60km,地点Aから経由点Cでの平均車速が60km/hであり、経由点Cから地点Bまでの距離が120km,経由点Cから地点Bでの平均車速が80km/hである場合に、本実施形態の経過報知処理が実行され、地点Aから地点Cを経由して地点Bまでの経路が移動予定経路として設定されたとする。この場合、地点Aから経由点Cまでの所要時間(1時間)と、経由点Cから地点Bまでの所要時間(1.5時間)とを積算することで、移動予定時間が2.5時間(150分)と算出される。
そして、分割数Nを4として、単位時間を求めると、37.5分となり(図7中、休息無しの場合)、地点Aを出発してから37.5分後に最初の進行状況が音声にて報知されるはずである。
しかし、図7に示す例では、地点Aを出発してから10分後に、搭載車両の内燃機関を30分間停止、即ち、30分間休憩するような場合を想定している。このため、搭載車両の内燃機関が再度始動された時に、走行予定時間を計算しなおすことになる。このとき、本実施形態の経過報知処理では、地点Aを出発する時点で求められた走行予定時間150分に、内燃機関停止時間の30分を加算した180分を新たな走行予定時間として求め、単位時間も180分を分割数N(即ち、4)で除した45分として改められることになる。
したがって、本動作例では、走行を再開してから5分後に、最初の進行状況が音声にて報知され、最初の進行状況が報知されてから45分後に2回目の進行状況が音声にて報知されることになる。
[第三実施形態の効果]
以上説明したように、本実施形態の経過報知処理によれば、利用者が移動予定経路を移動している途中に休息したとしても、休息時間に応じて、移動状況を音声にて出力するタイミングを変更するため、利用者の実情にあった移動状況を利用者に認識させることができる。
特に、本実施形態の経過報知処理によれば、時間を計時するだけで、進行状況を導出することができる。このため、本実施形態の経過報知処理によれば、現在位置を検出する必要がなくなり、第一実施形態の経過報知処理に比べて、高速に処理を実行できる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。なお、ここで言う上記実施形態とは、第一、第二、第三実施形態の全てを指すものである。
例えば、上記実施形態におけるナビゲーション装置では、記憶装置16に記憶された地図データを読み出して、経路設定処理や経路案内処理,経過報知処理に用いたが、地図データの取得方法は、これに限るものではなく、DVD−ROMやメモリカード等の可搬型記憶媒体に記憶された地図データを読み出して利用しても良いし、通信によってサーバ等から取得するようにしても良い。
また、上記実施形態のナビゲーション装置1では、規定数及び分割数Nは、ナビゲーション装置1の利用者らによって設定され、記憶装置16に記憶されていたが、規定数及び分割数Nは、デフォルトで(例えば、製造時や設計時に)設定され、記憶装置16に記憶されていても良い。
ところで、上記実施形態のナビゲーション装置1は、自動車に搭載したものであったが、本発明が適用可能なナビゲーション装置は、自動車に搭載されるものに限らない。例えば、持ち運び可能な、いわゆるポータブルタイプのナビゲーション装置に本発明が適用されていても良い。
なお、上記実施形態の経過報知処理におけるS120,S520が本発明の目的地設定手段に相当し、経過報知処理におけるS130,S530が、本発明の経路導出手段に相当し、経過報知処理におけるS150,S570が本発明の経路案内手段に相当する。また、上記実施形態の経過報知処理におけるS140,S160,S170、及びS540からS560,S580,S590が、本発明の現状導出手段に相当し、経過報知処理のS180,S600が本発明の音声出力手段に相当する。
ナビゲーション装置の概略構成を示したブロック図である。 第一実施形態における経過報知処理の処理手順を示したフローチャートである。 第一実施形態における通過地点設定処理の処理手順を示したフローチャートである。 第二実施形態における通過地点設定処理の処理手順を示したフローチャートである。 第三実施形態における経過報知処理の処理手順を示したフローチャートである。 第二実施形態における通過地点設定処理により設定された通過予定地点を説明するための説明図である。 第三実施形態における経過報知処理により進行状況が報知されるタイミングを説明するための説明図である。
符号の説明
1…ナビゲーション装置 5…位置検出器 6…GPS受信機 7…ジャイロセンサ 8…地磁気センサ 9…距離センサ 10…Gセンサ 12…計時装置 13…操作スイッチ群 14…表示装置 15…音声出力部 16…記憶装置 20…制御装置 20a…ROM 20b…RAM 20c…CPU

Claims (6)

  1. 目的地を設定する目的地設定手段と、
    交通路に関する情報を表す地図データを取得し、その取得した地図データに基づいて、前記目的地設定手段で設定された目的地までの移動予定経路を導出する経路導出手段と、
    前記経路導出手段で導出した移動予定経路を案内する経路案内手段と
    を備えたナビゲーション装置であって、
    前記経路導出手段で導出された移動予定経路の全行程に対する現時点での進行度合いを表す移動状況を導出する現状導出手段と、
    前記現状推定手段で導出された移動状況を音声にて出力する音声出力手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 現在位置を検出する現在位置検出手段を備え、
    前記現状導出手段は、
    前記目的地設定手段で設定された目的地まで移動する際に通過する可能性のある地点を通過予定地点とし、前記経路導出手段で導出した移動予定経路上に、少なくとも一つの通過予定地点を設定する通過地点設定手段と、
    前記現在位置検出手段で検出された現在位置から、前記通過地点設定手段で設定された通過予定地点を通過したか否かを判定し、判定の結果、前記通過予定地点を通過していれば、その旨を前記移動状況として導出する通過判定手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記通過地点設定手段は、
    前記経路導出手段で導出された移動予定経路の全距離を、予め規定された分割数にて等分割した単位距離毎に、前記通過予定地点を設定することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記通過地点設定手段は、
    前記経路導出手段で導出された移動予定経路の移動に必要な時間を移動予定時間とし、前記移動予定時間を予め規定された分割数にて等分割した時間を単位時間として、前記単位時間に移動可能な距離毎に、前記通過予定地点を設定することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
  5. 時間を計時する計時手段を備え、
    前記現状導出手段は、
    前記経路導出手段で導出された移動予定経路の移動に必要な時間である移動予定時間を求める所要時間算出手段と、
    前記所要時間算出手段で求められた移動予定時間を予め規定された分割数にて等分割した時間である単位時間を求める単位時間算出手段とを備え、
    前記計時手段で計時される時間が、前記単位時間算出手段で求められた単位時間を経過する毎に、その旨を前記移動状況として導出することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記所要時間算出手段は、
    移動が停止したことを検出する停止検出手段と、
    前記停止検出手段で検出された移動の停止が検出された場合、その移動が停止していた時間である停止時間を計測する停止時間計測手段とを備え、
    前記停止時間計測手段で計測された停止時間を、前記移動予定時間に加算して、前記移動予定時間を更新することを特徴とする請求項5に記載のナビゲーション装置。
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