JP2009139004A - アキュムレータ - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタの目詰まりを遅らせて長く異物除去機能を発揮できるアキュムレータを提供する。
【解決手段】アキュムレータ6は、二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いる冷凍サイクル10に設けられ、分離された液相冷媒を溜めるタンク本体60と、タンク本体60に冷媒を流入させるように設けられた冷媒流入管61と、タンク本体60内の気相冷媒を冷媒吸入口62aから吸入して外部に流出するように延設された冷媒流出管62と、タンク本体60内下部の液相冷媒中のオイルを吸入するために冷媒流出管62に設けられるオイル戻し穴63aと、オイル戻し穴63aに吸入される異物を取り除くフィルタ部64と、を備えている。そして、フィルタ部64は網目部分を有し、網目部分は、目の開きが500μm以下であり、さらにその表面積が100mm2以上となるように形成されている。
【選択図】図3
【解決手段】アキュムレータ6は、二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いる冷凍サイクル10に設けられ、分離された液相冷媒を溜めるタンク本体60と、タンク本体60に冷媒を流入させるように設けられた冷媒流入管61と、タンク本体60内の気相冷媒を冷媒吸入口62aから吸入して外部に流出するように延設された冷媒流出管62と、タンク本体60内下部の液相冷媒中のオイルを吸入するために冷媒流出管62に設けられるオイル戻し穴63aと、オイル戻し穴63aに吸入される異物を取り除くフィルタ部64と、を備えている。そして、フィルタ部64は網目部分を有し、網目部分は、目の開きが500μm以下であり、さらにその表面積が100mm2以上となるように形成されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、冷凍サイクル内を循環する二酸化炭素冷媒を容器内に取り入れて気液分離するアキュムレータに関する。
従来、二酸化炭素冷媒を用いる蒸気圧縮式冷凍サイクル装置の構成部品であるアキュムレータとして、特許文献1に記載の装置が知られている。このアキュムレータは、その本体内に冷媒を流入させるために設けられた流入管と、本体内の上部で一端側が開口し他端側が圧縮機と連通するように、本体内部に配置された配管と、本体内の下方部に位置するように当該配管に設けられたオイル戻し孔と、オイル戻し孔からの異物侵入防止のために配管の外部に突出する形状で本体内の下方部に設けられた網目状のフィルタ部と、を備えている。
特開2007−46798号公報
上記特許文献1に記載されるアキュムレータは、二酸化炭素冷媒が流れる蒸気圧縮式冷凍サイクル装置の構成部品であるため、他の冷媒を用いる場合と比較して吐出冷媒が高温になり、サイクル内で様々な劣化物が発生することになる。そして、この様々な劣化物には、冷媒や潤滑油の劣化による酸化劣化物、冷凍サイクル装置の各構成部品を形成する材料の腐食により発生する劣化物、圧縮摺動部等における摩擦、磨耗、焼き付きにより発生する劣化物等があり、これらの形状やサイズの大小は広きにわたっている。
以上のことから、上記網目状のフィルタ部材において、網目の大きさが大きいと劣化物等の異物がオイル戻し孔から侵入しやすくなり、逆に網目の大きさが小さいと当該異物が網目に詰まって目詰まりを起こしやすくなるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、その目的はフィルタの目詰まりを遅らせて長く異物除去機能を発揮できるアキュムレータを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために下記の技術的手段を採用する。すなわち、第1の発明は、二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いる冷凍サイクル(10)に設けられ、内部に流入する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し当該気相冷媒を外部に流出させるアキュムレータに係る発明であって、
分離された液相冷媒を溜めるタンク本体(60)と、
タンク本体(60)に冷媒を流入させるように設けられた冷媒流入部材(61)と、
冷媒吸入部(62a)を有し、タンク本体(60)内の気相冷媒を当該冷媒吸入部(62a)から吸入して外部に流出するように延設された冷媒流出部材(62)と、
タンク本体(60)内の下部に溜まっている液相冷媒中のオイルを吸入するために冷媒流出部材(62)の途中に設けられるオイル戻し穴(63a)と、
当該オイル戻し穴(63a)の外側に設けられ、当該オイル戻し穴(63a)に吸入される異物を取り除くフィルタ部材(64)と、を備え、
上記フィルタ部材(64)は網目部分を有しており、
当該網目部分は、目の線間間隔が500μm以下であり、さらにその表面積が100mm2以上となるように形成されていることを特徴とする。
分離された液相冷媒を溜めるタンク本体(60)と、
タンク本体(60)に冷媒を流入させるように設けられた冷媒流入部材(61)と、
冷媒吸入部(62a)を有し、タンク本体(60)内の気相冷媒を当該冷媒吸入部(62a)から吸入して外部に流出するように延設された冷媒流出部材(62)と、
タンク本体(60)内の下部に溜まっている液相冷媒中のオイルを吸入するために冷媒流出部材(62)の途中に設けられるオイル戻し穴(63a)と、
当該オイル戻し穴(63a)の外側に設けられ、当該オイル戻し穴(63a)に吸入される異物を取り除くフィルタ部材(64)と、を備え、
上記フィルタ部材(64)は網目部分を有しており、
当該網目部分は、目の線間間隔が500μm以下であり、さらにその表面積が100mm2以上となるように形成されていることを特徴とする。
二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いる冷凍サイクルの場合、冷媒の吐出温度が高温のためサイクル内の冷媒中に種々の劣化物等の異物が発生することになるが、本発明によれば、目の開きが500μm以下になるように網目部分を形成することにより、網目部分で小さな異物を捕集でき、高い捕集性能を実現できる。さらに網目部分をその表面積が100mm2以上となるように形成することにより、捕集のための表面積を十分に確保することができ、網目部分の目詰まりが遅くでき、フィルタ部の目詰まり寿命が長くなる。したがって、長く異物除去機能を発揮できるアキュムレータが得られる。
また、上記網目部分は冷媒流出部材(62)の外方に突出する椀状体に形成されていることが好ましい。この発明によれば、オイル戻し穴が小さくても、網目部分の表面積を100mm2以上にするための形状を形成しやすくなり、また網目部分における異物の捕集箇所が偏らないような形状を形成しやすくなる。したがって、網目部分全体が目詰まりを起こしてしまう時期を可能な限り遅らせることができる。
また、上記フィルタ部(64)は、冷媒流出部材(62)の途中に設けられる箱体状部(63)の表面から突出する形状であり、当該箱体状部(63)に固定されていることが好ましい。この発明によれば、フィルタ部をその形態が安定して保持されるように固定することができる。
なお、上記各手段に記載の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
(第1実施形態)
本発明の一実施例である第1実施形態について図1〜図5にしたがって説明する。図1は、第1実施形態における冷凍サイクル装置10の構成を示す概略図である。
本発明の一実施例である第1実施形態について図1〜図5にしたがって説明する。図1は、第1実施形態における冷凍サイクル装置10の構成を示す概略図である。
図1に示すように、蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置10は、エンジンやモータなどの駆動源により駆動され、二酸化炭素を主成分とする冷媒を吸入して圧送する圧縮機1と、圧縮機1から吐出された高圧冷媒の放熱を行う放熱器2と、放熱器2を流出した高圧冷媒を減圧する減圧器4と、減圧器4により減圧された冷媒によって周囲を流れる空気を冷却するとともに当該冷媒が蒸発する蒸発器5と、蒸発器5を流出した冷媒を気液分離し、液体冷媒と分離されたガス冷媒を圧縮機1へ戻す働きをするアキュムレータ6と、を備え、これら各部品を配管によって環状に接続して構成されている。
さらに冷凍サイクル装置10は、冷却性能を高めるために放熱器2を出た冷媒が蒸発器5を出た冷媒で冷却されるように設けられた内部熱交換器3を備えている。冷凍サイクル装置10においては、二酸化炭素冷媒を使用しているため、サイクル内の圧力が臨界圧力以上の高圧になるため、冷媒中に多様な劣化物等からなる異物が混在することがある。
図2はアキュムレータ6内部の構成を模式的に示す縦断面図である。図2に示すように、アキュムレータ6は、上下方向に延びる縦長の円筒状に形成されたタンク本体60を有している。タンク本体60は、例えばアルミニウム等の金属により成形された上側タンクと下側タンクとを溶接等の接合手段によって一体に結合して形成されている。タンク本体60の上部には、タンク本体60内に冷媒を流入させるために冷媒流入管61が接続されており、その流入口61aはタンク本体60の内部に位置している。冷媒流入管61は、蒸発器5出口から流出する冷媒をタンク本体60内に流入させる冷媒流入部材を構成する。
さらにタンク本体60の内部には、略U字状に形成された冷媒流出管62が設けられている。冷媒流出管62の一方側は、タンク本体60の上面部を貫通してタンク本体60外部へ延設されている。この冷媒流出管62の一方側は、内部熱交換器3を介して圧縮機1の吸入側に接続されている。
また、冷媒流出管62の他方側は、タンク本体60内の上部で上方に向けて開口する冷媒吸入口62aを備えている。この冷媒吸入口62aは、タンク本体60内の上部に存在する気相冷媒(ガス冷媒)を吸入する冷媒吸入部を構成する。冷媒流出管62は、タンク本体60内で気液分離された気相冷媒を冷媒吸入口62aから吸入して、アキュムレータ6の外部に流出させる冷媒流出部材を構成する。なお、冷媒吸入口62aの上方には、椀状形状の気液分離板を設けてもよい。
冷媒流入管61および冷媒流出管62は、タンク本体60と同様にアルミニウム等の金属により成形される。冷媒流入管61および冷媒流出管62はともに、溶接等の接合手段によってタンク本体60に一体に固定されている。
全体としてU字状を呈する冷媒流出管62の下部には、微小な円形状の開口であるオイル戻し穴63aが形成されている。このオイル戻し穴63aは、冷媒流出管62の途中に設けられ、タンク本体60の底面に載置されている箱体状部63の側面に形成されている。この箱体状部63は、略直方体に形成されており、内部にチャンバを有し、このチャンバの横断面積は、冷媒流入管61または冷媒流出管62の横断面積よりも大きくなっている。箱体状部63には、側面に冷媒流出管62の冷媒吸入口62a側が接続され、天面部に冷媒流出管62の出口側が接続されている。
さらにオイル戻し穴63aの外側には、オイル戻し穴63aの開口位置に重合し、オイル戻し穴63aを完全に覆うようにフィルタ部64が装着されている。図3はタンク本体6の内部下方に設けられるフィルタ部64の形状を示す斜視図である。図4はフィルタ部64の縦断面形状を示す縦断面図である。図5はフィルタ部64に形成される網目寸法を示す概略図である。
図3および図4に示すように、フィルタ部64は細かい網目部分を有している。フィルタ部64は網目部分の他に網目部分を保持する枠部を備えていてもよい。この網目部分は、所定範囲当たり、所定個数の開口部を有するようなメッシュ構造となっている。この網目部分は、金属の線材または樹脂材料によって形成されている。
網目部分は、このようなメッシュ構造を有することにより、目の線間間隔が500μm以下であり、その表面積が100mm2以上となるように形成されている。すなわち、目の線間間隔とは、図5に示すように、格子状に配された網目において構成される最も小さい一つの略正方形状開口を形成する一辺の長さであり、この一辺が500μm以下の長さに形成されていることである。ここでいう表面積は、網目部分が形成する面の面積であり、線材がフィルタ部外方に面している部分の面積と当該線材によって囲まれて形成されている開口部分がフィルタ部外方に面している部分の面積の総和である。
網目部分は、箱体状部63の外方に突出する椀状体、略円柱状体、半球面体等に形成されており、100mm2以上の表面積を有している。この網目部分の表面積とは、箱体状部63の外表面から突出している部分であって、オイル戻し穴63aを覆っている網目の表面積である。出願人は、上記のような目の線間間隔、表面積で網目部分を構成することにより、異物の捕集性能とフィルタ部の目詰まり寿命の両面において、所定の製品機能を長く発揮できるアキュムレータが提供できることを確認している。
網目部分は、箱体状部63の外表面に固定されているフランジ部64cと、箱体状部63の表面から離間した位置にある突面部64aと、フランジ部64cと突面部64aを連結する立面部64bとから構成されている。また、フランジ部64cの周縁部には所定幅のリング部を設け、このリング部により網目部分を保持する構成としてもよい。タンク本体60内の下部に溜まっている潤滑用オイルは、突面部64aおよび立面部64bを通過してオイル戻し穴63aに吸入されることになる。
箱体状部63がナイロンなどの樹脂で形成されている場合には、フィルタ部64も樹脂で形成し、フランジ部64cは溶着等により箱体状部63に固定することができる。箱体状部63が金属で形成されている場合には、フィルタ部64も金属で形成することとし、フランジ部64cはろう付け接合、溶接(TIG溶接、アーク溶接、スポット溶接等)、かしめ等により箱体状部63に固定することができる。
したがって、オイル戻し穴63aはタンク本体60内の下部に溜まる潤滑用オイルをフィルタ部64の網目部分を通して冷媒流出管62の内部に吸入することができる。また、潤滑用オイルは二酸化炭素冷媒に溶け込んでいるため、潤滑用オイルとともに液相冷媒がオイル戻し穴63aから冷媒流出管62の内部に吸入されることになる。そして、液相冷媒等がフィルタ部の網目部分を通過するときに、目の線間間隔が500μm以下である極小の開口部によって異物が取り除かれ、この網目部分の表面積が100mm2以上に亘っているので、フィルタ部64の網目部分全体が完全に詰まる目詰まりによってフィルタ部64が機能を発揮しないような状態になることを防止することができる。
二酸化炭素冷媒を用いる冷凍サイクルにおいて発生する異物は、様々な大きさ、形状、材質(金属、酸化物等)、性質のものがあり、例えば、冷凍サイクル装置10の各構成部品を形成する材料の腐食により発生する劣化物、圧縮摺動部等における摩擦、磨耗、焼き付きにより発生する劣化物等がある。
次に、上記構造のアキュムレータ6を流通する冷媒流れについて概要を説明する。冷媒流入管61の流入口61aからアキュムレータ6内に流入した冷媒は、タンク本体60内の上部から吹き出され、タンク本体60の内壁に沿って回りながら下方へ落ちて行く旋回冷媒流となり、この旋回する中で気液分離が行われる。そして、比重の小さい気相冷媒(ガス冷媒)は冷媒流出管62の冷媒吸入口62aに吸入されて冷媒流出管62内に流入し、残余の比重の大きい液相冷媒はタンク本体60内の下方に向けて流下することになる。
気液分離された後の液相冷媒は、タンク本体60の下部に溜まるとともに、液相冷媒と冷媒中に含まれていた潤滑用オイル(冷凍機油)との分離が進み、潤滑用オイルは液相冷媒の下の最下部に溜まるようになる。
一方、冷媒吸入口62aに吸入された気相冷媒(ガス冷媒)は、冷媒吸入口62aから下方に延びる冷媒流出管62内を進み、箱体状部63内でオイル戻し穴63aから潤滑用オイルを吸引しつつ冷媒流出管62内を上方に向けて流れ、タンク本体60外部へ流出し内部熱交換器3を通って圧縮機1に吸入される。
次に、本実施形態の作用効果について述べる。アキュムレータ6は、二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いる冷凍サイクル10に設けられ、分離された液相冷媒を溜めるタンク本体60と、タンク本体60に冷媒を流入させるように設けられた冷媒流入管61と、タンク本体60内の気相冷媒を冷媒吸入口62aから吸入して外部に流出するように延設された冷媒流出管62と、タンク本体60内下部の液相冷媒中のオイルを吸入するために冷媒流出管62に設けられるオイル戻し穴63aと、オイル戻し穴63aに吸入される異物を取り除くフィルタ部64と、を備えている。そして、フィルタ部64は網目部分を有し、網目部分は、目の開きが500μm以下であり、さらにその表面積が100mm2以上となるように形成されている。
この構成によれば、二酸化炭素冷媒を用いる冷凍サイクル10において特有な現象である高温の冷媒吐出温度によって、様々な形状、大きさの劣化物がサイクル中に発生することになるが、これを取り除く劣化物捕集率が向上するとともに、長く捕集性能を発揮できるアキュムレータ6を提供することができる。すなわち、フィルタ部64の網目部分を、目の開きが500μm以下とし、その表面積が100mm2以上となるように形成することにより、フィルタ部64の捕集効率と目詰まりの長寿命化との両面に優れたフィルタ部64が得られる。
また、フィルタ部64の網目部分は冷媒流出管62の途中に設けられた箱体状部63の外方に突出する椀状体に形成されている。この構成によれば、オイル戻し穴が小さくても、網目部分の表面積を100mm2以上にするための形状を形成しやすくなり、網目部分における異物の捕集箇所が偏らないような形状を容易に形成することができる。
また、フィルタ部64は、箱体状部63の外表面に固定されている。この構成によれば、フィルタ部64をその形態が安定して保持されるように確実に固定することができる。
6…アキュムレータ
10…冷凍サイクル
60…タンク本体
61…冷媒流入管(冷媒流入部材)
62…冷媒流出管(冷媒流出部材)
62a…冷媒吸入口(冷媒吸入部)
63…箱体状部
63a…オイル戻し穴
64…フィルタ部
10…冷凍サイクル
60…タンク本体
61…冷媒流入管(冷媒流入部材)
62…冷媒流出管(冷媒流出部材)
62a…冷媒吸入口(冷媒吸入部)
63…箱体状部
63a…オイル戻し穴
64…フィルタ部
Claims (3)
- 二酸化炭素を主成分とする冷媒を用いる冷凍サイクル(10)に設けられ、内部に流入する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離し前記気相冷媒を外部に流出させるアキュムレータであって、
前記分離された液相冷媒を溜めるタンク本体(60)と、
前記タンク本体(60)に冷媒を流入させるように設けられた冷媒流入部材(61)と、
冷媒吸入部(62a)を有し、前記タンク本体(60)内の前記気相冷媒を前記冷媒吸入部(62a)から吸入して外部に流出するように延設された冷媒流出部材(62)と、
前記タンク本体(60)内下部に溜まっている液相冷媒中のオイルを吸入するために前記冷媒流出部材(62)の途中に設けられるオイル戻し穴(63a)と、
前記オイル戻し穴(63a)の外側に設けられ、前記オイル戻し穴(63a)に吸入される異物を取り除くフィルタ部(64)と、
を備え、
前記フィルタ部(64)は網目部分を有しており、
前記網目部分は、目の線間間隔が500μm以下であり、さらにその表面積が100mm2以上となるように形成されていることを特徴とするアキュムレータ。 - 前記網目部分は、前記冷媒流出部材(62)の外方に突出する椀状体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアキュムレータ。
- 前記フィルタ部(64)は、前記冷媒流出部材(62)の途中に設けられる箱体状部(63)の表面から突出する形状であり、前記箱体状部(63)に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアキュムレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007315178A JP2009139004A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | アキュムレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007315178A JP2009139004A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | アキュムレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009139004A true JP2009139004A (ja) | 2009-06-25 |
Family
ID=40869785
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007315178A Pending JP2009139004A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | アキュムレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009139004A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015014388A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 株式会社テージーケー | フィルタ |
WO2024034939A1 (ko) * | 2022-08-10 | 2024-02-15 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 열관리 시스템 |
-
2007
- 2007-12-05 JP JP2007315178A patent/JP2009139004A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015014388A (ja) * | 2013-07-03 | 2015-01-22 | 株式会社テージーケー | フィルタ |
WO2024034939A1 (ko) * | 2022-08-10 | 2024-02-15 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 열관리 시스템 |
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