JP2009138776A - 調節弁の漏洩診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グランドパッキンの種類に拘わらず、簡単に、かつ定量的に、調節弁の漏洩診断を行う。
【解決手段】ポジショナ2に流体漏洩診断部2−3を設ける。流体漏洩診断部2−3は、開度制御部2−1へ駆動指令を送って弁体1−2を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力F(軸力センサS2が検出する軸方向荷重Wから求められる摩擦力F)と圧力センサS3が検出する流体圧Pを対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングされた各データ群(Fi’,Pi’)の閾値作成手段によって作成されたシール力Fと流体圧Pのデータ群の重心(Fav,Pav)からの乖離を示すマハラノビス距離Di’(Di’〜Dm’)を求め、このマハラノビス距離D1’〜Dm’の平均値Dav’とメモリM1中の閾値Dthとの比較結果に基づき、グランドパッキン1−4から流体が漏洩しているか否かを判断する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、弁軸の外周面とこの弁軸が挿通される挿通孔の内周面との間に設けられたシール部材からの流体の漏洩を診断する調節弁の漏洩診断装置に関するものである。
従来より、空調制御システムなどでは、冷温水などの流体の流量を制御するために、調節弁が用いられている。調節弁は、流体の流量を規制する弁体と、この弁体に連結された弁軸とを備え、弁軸の外周面とこの弁軸が挿通される挿通孔(軸挿通孔)の内周面との間には、その隙間から流体が外部に漏洩することを防止するために、グランドパッキンと呼ばれるシール部材が設けられている。
この調節弁において、クランドパッキンには、軸挿通孔の開口端側からパッキン締付具を用いて、弁軸の軸方向への締付力が付与される。これにより、軸挿通孔内でグランドパッキンに弁軸の径方向の面圧(側面圧)が付与され、グランドパッキンによるシール性が確保される。なお、グランドパッキンは複数のリング状のパッキンから構成され、これらパッキンが弁軸の軸方向に密着して設けられている。
このような調節弁を駆動していると、グランドパッキンの締付力が弱まったり、グランドパッキン自体が劣化したりして、やがては流体の漏洩を許すことになってしまう。そこで、グランドパッキンから流体が漏洩しているか否かを診断する装置が求められており、その一例として特許文献1にグランドパッキンの性能診断装置が開示されている。
この特許文献1に示されたグランドパッキンの性能診断装置では、弁軸の軸方向に加えられる荷重を軸方向荷重として検出し、この検出した軸方向荷重よりグランドパッキンと弁軸との間に働く摺動抵抗値を求め、この摺動抵抗値から弁軸に対するグランドパッキンの側面圧を演算し、この演算したグランドパッキンの側面圧に基づいて、グランドパッキンのシール性能を定量的に判別するようにしている。
特開2004−100740号公報 特開2006−275303号公報 特開2006−275411号公報 「マハラノビスの平方距離」、〔平成19年7月11日検索〕、インターネット<URL:http://aoki2.si.gunma−u.ac.jp/lecture/Discriminant/mahalanobis.html>
しかしながら、特許文献1に示されたグランドパッキンの性能診断装置によると、グランドパッキンの側面圧を求めるためには、断面形状が正方形又は長方形であって、全てのパッキンが同じ面圧伝達係数、同じ側面圧係数を満たす必要があり、それらを満たす特殊な場合のみに適用できるものであって、グランドパッキンの断面がV字形状のVリングパッキンである場合など、ほとんどのケースには適用することができない。また、各パッキンの側面圧を個別に演算して求め、その側面圧からそれぞれのシール性能を判別するようにしており、簡単に調節弁の漏洩診断を行うことができない。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、グランドパッキンの種類に拘わらず、簡単に、かつ定量的に、調節弁の漏洩診断を行うことが可能な調節弁の漏洩診断装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、弁本体と、この弁本体内を通過する流体の流量を規制する弁体と、この弁体に連結された弁軸と、この弁軸の外周面とこの弁軸が挿通される弁本体内の挿通孔の内周面との間に設けられたシール部材と、挿通孔に沿って弁軸を摺動移動させる弁駆動手段とを備えた調節弁に付設され、シール部材からの流体の漏洩を診断する調節弁の漏洩診断装置において、シール部材と弁軸の外周面および挿通孔の内周面との間の密着力を示す力をシール力として検出するシール力検出手段と、シール部材に加わる流体の圧力を検出する流体圧検出手段と、シール部材からの流体の漏洩を診断する際に使用する閾値の作成を指示する閾値作成指令に応えて、弁駆動手段へ駆動指令を送って弁体を所定回数往複動させ、この間に検出されるシール力と流体圧を対として同タイミングでサンプリングし、サンプリングされたシール力と流体圧のデータ群の重心からの各データ群の乖離を示すマハラノビス距離を参照値とし、この参照値から閾値を作成する閾値作成手段と、この閾値作成手段によって作成された閾値を記憶するメモリと、シール部材からの流体の漏洩診断の開始を指示する漏洩診断開始指令に応えて、弁駆動手段へ駆動指令を送って弁体を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力と流体圧を対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングされた各データ群の閾値作成手段によって作成されたシール力と流体圧のデータ群の重心からの乖離を示すマハラノビス距離を求め、このマハラノビス距離とメモリに記憶されている閾値とに基づいてシール部材から流体が漏洩しているか否かを判断する流体漏洩判断手段とを設けたものである。
この発明において、流体漏洩判断手段で使用する閾値は、例えば次のようにして作成する。シール部材から流体の漏洩が発生していない正常時に、閾値の作成を指示する閾値作成指令を送る。この閾値作成指令に応えて、弁体を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力(F)と流体圧(P)を対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングされたシール力(F1〜Fn)と流体圧(P1〜Pn)の正常状態のデータ群の重心(Fav,Pav)からの各データ群(Fi,Pi)の乖離を示すマハラノビス距離Di(Di〜Dm)を参照値として求め、この参照値D1〜Dmから閾値を作成する。例えば、参照値D1〜Dmの平均値Davを求め、5・Davを閾値Dthとしたり、Dav+α(正の値)を閾値Dthとしたりする。この作成した閾値はメモリに記憶させておく。
そして、流体漏洩判断手段は、シール部材からの流体の漏洩診断の開始を指示する漏洩診断開始指令に応えて、弁体を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力(F’)と流体圧(P’)を対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングされたシール力(F1’〜Fn’)と流体圧(P1’〜Pn’)の閾値作成手段によって作成された正常状態のシール力(F1〜Fn)と流体圧(P1〜Pn)の正常状態のデータ群の重心(Fav,Pav)からの乖離を示すマハラノビス距離Di’(D1’〜Dm’)を求め、このマハラノビス距離D1〜Dmとメモリに記憶されている閾値とに基づいてシール部材から流体が漏洩しているか否かを判断する。例えば、マハラノビス距離D1’〜Dm’の平均値Dav’を求め、このマハラノビス距離の平均値Dav’と予め定められている閾値Dthとを比較し、マハラノビス距離の平均値Dav’が閾値Dthを超えていれば、シール部材から流体が漏洩していると判断する。
本発明において、シール力検出手段は、シール部材と弁軸の外周面および挿通孔の内周面との間の密着力を示す力をシール力として検出する。例えば、「弁軸の軸方向に加わる荷重から求められる摩擦力」をシール力として検出したり、「シール部材に弁軸の軸方向への締付力を与えるボルトの歪み値から求められる力」をシール力として検出する。
本発明によれば、弁体を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力と流体圧を対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングされたシール力と流体圧のデータ群の正常状態におけるシール力と流体圧のデータ群の重心からの乖離を示すマハラノビス距離を求め、このマハラノビス距離と閾値とに基づいてシール部材(グランドパッキン)から流体が漏洩しているか否かを判断するようにしたので、各パッキンの側面圧を個別に演算する必要がなく、グランドパッキンの種類に拘わらず、簡単に、かつ定量的に、調節弁の漏洩診断を行うことが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明に係る調節弁の漏洩診断装置を含む調節弁制御システムの概略を示す図である。同図において、1は調節弁、2は調節弁1に付設されたポジショナ、3はブースタリレー、4は空気源、5は上流側配管、6は下流側配管である。
調節弁1は、その弁ハウジング(弁本体)1−1に、上流側配管5を通って冷温水などの流体が流入する流入口1aと下流側配管6へ流体が流出する流出口1bとを有し、流入口1aと流出口1bとをつなぐ流路1c内には弁座1dが設けられている。弁座1dに対しては、この弁座1dに離・着座して流路1cを流れる流体の流量を規制する弁体1−2が設けられており、弁体1−2には弁軸(ステム)1−3が連結されている。すなわち、弁軸1−3の先端に弁体1−2が設けられており、弁軸1−3の摺動移動により弁体1−2が上下動するようになっている。なお、弁体1−2と弁軸1−3は一体であっても良い。
弁軸1−3は、弁ハウジング1−1内に形成された挿通孔(軸挿通孔)1eに挿通されており、弁軸1−3の外周面と軸挿通孔1eの内周面との間にはグランドパッキン1−4が設けられている。グランドパッキン1−4は弁軸1−3の軸方向に密着して設けられた複数のリング状のパッキンから構成されている。
グランドパッキン1−4は、流路1aから軸挿通孔1eに流れ込む流体の外部への流出を阻止するために設けられている。
グランドパッキン1−4には、軸挿通孔1eの開口端側からパッキン締付具1−5を用いて、弁軸1−3の軸方向への締付力が付与されている。すなわち、ボルト(グランドボルト)1fとナット(グランドナット)1gとによってパッキンホロア1hをグランドパッキン1−4の上端部に締め付けることによって、グランドパッキン1−4に弁軸1−3の軸方向への締付力を付与している。これにより、軸挿通孔1e内でグランドパッキン1−4に弁軸1−3の径方向の面圧(側面圧)が付与され、グランドパッキン1−4によるシール性が確保される。
弁軸1−3の上端はロードセル1−6を介して操作器1−7内の駆動軸1iに連結されている。また、弁軸1−3と駆動軸1iの連結部には弁体1−2の弁開度θを検出する弁開度センサS1が取り付けられている。操作器1−7は、ダイアフラム1jを備えており、空気源4からのブースタリレー3を介する空気圧に応じて駆動軸1iを上下動させ、軸挿通孔1eに沿って弁軸1−3を摺動移動させることにより、弁体1−2の弁座1dに対する移動位置(弁開度)を調整する。
このように構成された調節弁1において、ロードセル1−6には、弁軸1−3の軸方向に加わる荷重(軸方向荷重)Wを検出する軸力センサS2が設けられている。また、ハウジング1−1の流入口1aに接続される上流側配管5には、グランドパッキン1−4の下端に加わる流体の圧力(流体圧)Pを検出する圧力センサS3が設けられている。
ポジショナ2は、開度制御部2−1と、電空変換部2−2と、流体漏洩診断部2−3と、診断結果表示部2−4と、閾値作成指示手段2−5と、漏洩診断開始指示手段2−6とを備えている。
開度制御部2−1は、上位装置から送られてくる開度制御指令に応じて、弁開度センサS1が検出する弁体1−2の弁開度θと指令値とを比較し、両者が一致するように、空気源4からのブースタリレー3を介する操作器1−7への空気圧を電空変換部2−2を介して制御する。
本実施の形態において、閾値作成指示手段2−5および漏洩診断開始指示手段2−6はスイッチとされおり、閾値作成指示手段2−5をオンとすると、流体漏洩診断部2−3に対して閾値作成指令が送られ、漏洩診断開始指示手段2−6をオンとすると、流体漏洩診断部2−3に対して漏洩診断開始指令が送られる。
流体漏洩診断部2−3は、弁開度センサS1が検出する弁体1−2の弁開度θ、軸力センサS2が検出する弁軸1−3の軸方向荷重W、圧力センサS3が検出するグランドパッキン1−4の下端に加わる流体圧Pを入力とし、閾値作成指示手段2−5からの閾値作成指令に応じて、漏洩診断に際して使用する閾値を作成し、漏洩診断開始指示手段2−6からの漏洩診断開始指令に応じて、グランドパッキン1−4から流体が漏洩しているか否かを判断する。
流体漏洩診断部2−3での処理機能は、プロセッサや記憶装置からなるハードウェアと、これらのハードウェアと協働するプログラムとによって実現される。以下、図2および図3に示すフローチャートに従って、流体漏洩診断部2−3が有する閾値作成処理機能および流体漏洩判断処理機能について説明する。なお、このプログラムは媒体に記憶された形で提供され、ハードウェアシステムに組み込まれている記憶装置にインストールされることによって実行される。
〔閾値作成処理機能〕
操作員は、調節弁1の運用開始時など、グランドパッキン1−4から流体の漏洩が発生していない正常時に、閾値作成指示手段2−5をオンとし、流体漏洩診断部2−3に対して閾値作成指令を送る。
流体漏洩診断部2−3は、閾値作成指示手段2−5から閾値作成指令が送られてくると(図2:ステップS101のYES)、所定回数(m回)の往復動を指示する弁駆動指令を開度制御部2−1へ送る(ステップS102)。
開度制御部2−1は、流体漏洩診断部2−3からの弁駆動指令を受けて、弁体1−2の弁開度θを0%にしたうえ、弁開度θ=0%からθ=100%を往路とし、θ=100%からθ=0%を復路とし、弁体1−2の往復動を指示された回数(m回)行う。
この弁体1−2の往復動中、流体漏洩診断部2−3は、弁開度センサS1からの弁体1−2の弁開度θ、軸力センサS2からの弁軸1−3の軸方向荷重W、圧力センサS3からの流体圧Pを同タイミングでサンプリングする(ステップS103〜S106の繰り返し)。
例えば、弁開度θが所定開度変化する毎に、軸方向荷重Wと流体圧Pを対としてサンプリングする。この際、流体漏洩診断部2−3は、軸方向荷重Wから求められるグランドパッキン1−4の摩擦力Fをシール力(グランドパッキン1−4と弁軸1−3の外周面および軸挿通孔1eの内周面との間の密着力を示す力)として検出し、摩擦力Fと流体圧Pとを弁開度θに対応づけて記憶する(図4参照)。
そして、流体漏洩診断部2−3は、指示された回数(m回)の弁体1−2の往復動が終了すると(ステップS106のYES)、その間に検出された流体圧P(P1〜Pn)の平均値Pavと摩擦力F(F1〜Fn)の振幅の平均値であるFav(平均摩擦力振幅)を算出する(ステップS107,S108)。
また、下記(1)式に従って、流体圧Pの標準偏差σ1を算出し(ステップS109)、下記(2)式に従って、摩擦力Fの振幅の標準偏差σ2を算出する(ステップS110)。
Figure 2009138776
Figure 2009138776
そして、i=1とし(ステップS111)、i>mとなるまで(ステップS112のYES)、i=i+1としながら(ステップS114)、サンプリングされた摩擦力Fの振幅と流体圧Pのデータ群の重心(Fav,Pav)からの1往復動分の各データ群(Fi,Pi)の乖離を示すマハラノビス距離D(Di)を参照値として算出する(ステップS113)。
この場合、マハラノビス距離Diは、下記(3)式に従って求める。なお、この(3)式において、u1iはu1i=(Pi−Pav)/σ1とし、u2iはu2i=(Fi−Fav)/σ2とする。ρは相関係数である。マハラノビス距離Dについては、例えば特許文献2,3や非特許文献1などに開示されているので、ここでの詳しい説明は省略する。
Figure 2009138776
このステップS112〜S114の繰り返しにより、各回の1往復動分の各データ群(Fi,Pi)について、グランドパッキン1−4から流体の漏洩が発生していない正常時のマハラノビス距離Di(D1〜Dm)が参照値として求められることになる。
次に、流体漏洩診断部2−3は、参照値として求めたマハラノビス距離Di(D1〜Dm)の平均値Davを算出する(ステップS115)。そして、この平均値Davの5倍を閾値Dth(Dth=5・Dav)とし(ステップS116)、メモリM1に格納する(ステップS117)。
〔流体漏洩判断処理機能〕
操作員は、調節弁1の運用中、調節弁1の漏洩診断を行いたい場合、漏洩診断開始指示手段2−6をオンとし、流体漏洩診断部2−3に対して漏洩診断開始指令を送る。
流体漏洩診断部2−3は、漏洩診断開始指示手段2−6から漏洩診断開始指令が送られてくると(図3:ステップS201のYES)、所定回数(m回)の往復動を指示する弁駆動指令を開度制御部2−1へ送る(ステップS202)。
開度制御部2−1は、流体漏洩診断部2−3からの弁駆動指令を受けて、弁体1−2の弁開度θを0%にしたうえ、弁開度θ=0%からθ=100%を往路とし、θ=100%からθ=0%を復路とし、弁体1−2の往復動を指示された回数(閾値作成の場合と同じ回数:m回)行う。
この弁体1−2の往復動中、流体漏洩診断部2−3は、弁開度センサS1からの弁体1−2の弁開度θ、軸力センサS2からの弁軸1−3の軸方向荷重W、圧力センサS3からの流体圧Pを同タイミングでサンプリングする(ステップS203〜S206の繰り返し)。
この流体漏洩判断処理においても、閾値の作成の場合と同様、弁開度θが所定開度変化する毎に、軸方向荷重Wと流体圧Pを対としてサンプリングする。この際、流体漏洩診断部2−3は、軸方向荷重Wから求められるグランドパッキン1−4の摩擦力Fをシール力(グランドパッキン1−4と弁軸1−3の外周面および軸挿通孔1eの内周面との間の密着力を示す力)として検出し、摩擦力F(F1’〜Fn’)と流体圧P(P1’〜Pn’)とを弁開度θに対応づけて記憶する(図5参照)。
そして、流体漏洩診断部2−3は、指示された回数(m回)の弁体1−2の往復動が終了すると(ステップS206のYES)、i=1とし(ステップS211)、i>mとなるまで(ステップS212のYES)、i=i+1としながら(ステップS214)、前記閾値作成処理で算出された摩擦力Fの振幅と流体圧Pのデータ群の重心(Fav,Pav)からの1往復動分の各データ群(Fi’,Pi’)の乖離を示すマハラノビス距離D(Di’)を算出する(ステップS213)。
この場合、マハラノビス距離Di’は、前記(3)式に対応する下記(4)式に従って求める。なお、この(4)式において、u1i’はu1i’=(Pi’−Pav)/σ1とし、u2i’はu2i’=(Fi’−Fav)/σ2とする。
Figure 2009138776
このステップS212〜S214の繰り返しにより、各回の1往復動分の各データ群(Fi’,Pi’)について、グランドパッキン1−4からの流体の現在の漏洩の度合いに応じた大きさのマハラノビス距離Di’(D1’〜Dm’)が求められることになる。
すなわち、グランドパッキン1−4からの流体の漏洩が生じていなければ、正常時とほゞ同じ大きさのマハラノビス距離Di’が求められるものとなり、グランドパッキン1−4からの流体の漏洩が生じていれば、正常時よりも大きなマハラノビス距離Di’が求められるものとなる。
図6(c)および(d)に調節弁1のランニング回数(弁の往復動の回数)と摩擦力Fおよびグランドパッキン1−4からの流体の漏れの変化を示す。グランドパッキン1−4が新しい時は、流体の漏洩は少なく、摩擦力Fは大きい。この場合、マハラノビス距離Di’は小さい。調節弁1のランニング回数が増して、グランドパッキン1−4からの流体の漏れが大きくなると、摩擦力Fは小さくなる。この場合、マハラノビス距離Di’は大きくなる。なお、図6(a)は弁開度θの変化を示し、図6(b)はグランドボルト1fの引張力の変化を示す。グランドパッキン1−4からの流体の漏れが大きくなると、グランドボルト1fの引張力も小さくなる。
次に、流体漏洩診断部2−3は、ステップS213で求めたマハラノビス距離Di’(D1’〜Dm’)の平均値Dav’を算出し(ステップS215)、この平均値Dav’とメモリM1に格納されている閾値Dthとを比較する(ステップS216)。
ここで、マハラノビス距離Di’の平均値Dav’が閾値Dthを超えていれば(ステップS216のYES)、グランドパッキン1−4から流体が漏洩していると判断し(ステップS217)、その判断結果を診断結果表示部2−4に出力する(ステップS219)。
マハラノビス距離の平均値Dav’が閾値Dth以下であれば(ステップS216のNO)、グランドパッキン1−4からの流体の漏洩が生じていないと判断し(ステップS218)、その判断結果を診断結果表示部2−4に出力する(ステップS219)。
図7に調節弁1のランニング回数とマハラノビス距離の平均値Dav’の変化を示す。グランドパッキン1−4が新しい時は、グランドパッキン1−4からの流体の漏れは少なく、マハラノビス距離の平均値Dav’は閾値Dth以下である。調節弁1のランニング回数が増して、グランドパッキン1−4からの流体の漏れが大きくなると、マハラノビス距離の平均値Dav’が大きくなり、閾値Dthを超えるようになる。
以上の説明から分かるように、本実施の形態によれば、弁体1−2を所定回数往復動させ、この間に検出される摩擦力Fと流体圧Pを対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングされた摩擦力Fと流体圧Pのデータ群の重心からの各データ群の乖離を示すマハラノビス距離Dを求め、このマハラノビス距離Dに基づいてグランドパッキン1−4から流体が漏洩しているか否かを判断するようにしているので、各パッキンの側面圧を個別に演算する必要がなく、グランドパッキン1−4の種類に拘わらず、簡単に、かつ定量的に、調節弁1の漏洩診断を行うことができる。
なお、上述した実施の形態では、弁開度θ=0%からθ=100%の間で弁体1−2を往復動させるようにしたが、θ=10%からθ=90%の間で往復動させるなど、その往復動の範囲を変えるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、弁開度θが所定開度変化する毎に摩擦力Fと流体圧Pを対としてサンプリングするようにしたが、所定時間経過する毎に摩擦力Fと流体圧Pを対としてサンプリングするようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、軸方向荷重Wから求められるグランドパッキン1−4の摩擦力Fをシール力として検出し、摩擦力Fと流体圧Pとからマハラノビス距離Dを求めるようにしたが、グランドボルト1fの歪み値から求められる引張力Fをシール力とし検出し、引張力Fと流体圧Pとからマハラノビス距離Dを求めるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、閾値DthをDth=5・Davとするようにしたが、閾値DthをDth=Dav+α(正の値)とするなどしてもよい。また、マハラノビス距離D1’〜Dm’毎に閾値Dthを定めるようにしてもよい。マハラノビス距離D1’〜Dm’毎に閾値Dthを定める場合、例えば、閾値を超えたマハラノビス距離Di’の個数をカウントし、その個数より流体が漏洩しているか否かを判断するようにしたり、1つでも閾値を超えたマハラノビス距離Di’があれば流体が漏洩していると判断したりすることが考えられる。
また、上述した実施の形態では、操作員が漏洩診断開始指示手段2−6をオンとすることにより、流体漏洩診断部2−3に漏洩診断開始指令が送られるものとしたが、調節弁1の運用中、自動的に流体漏洩診断部2−3に漏洩診断開始指令が送られるようにしてもよい。同様に、調節弁1の運用開始時、自動的に、流体漏洩診断部2−3に閾値作成指令が送られるようにしてもよい。
なお、図8に、上述した実施の形態における流体漏洩診断部2−3の要部の機能ブロック図を示す。流体漏洩診断部2−3は、閾値作成手段2−31と、漏洩判断手段2−32と、メモリM1とを備えている。
閾値作成手段2−31は、外部からの閾値作成指令に応えて、開度制御部2−1へ駆動指令を送って弁体1−2を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力F(軸力センサS2が検出する軸方向荷重Wから求められる摩擦力F)と圧力センサS3が検出する流体圧Pを対として同タイミングでサンプリングし、このサンプリングしたシール力Fと流体圧Pのデータ群の重心(Fav,Pav)からの各データ群(Fi,Pi)の乖離を示すマハラノビス距離Di(D1〜Dm)を参照値とし、この参照値D1〜Dmの平均値Davを求め、この平均値Davから閾値Dth(Dth=5・Dav)を作成し、メモリM1に記憶する。
流体漏洩判断手段2−32は、外部からの漏洩診断開始指令に応えて、開度制御部2−1へ駆動指令を送って弁体1−2を所定回数往復動させ、この間に検出されるシール力F’(軸力センサS2が検出する軸方向荷重W’から求められる摩擦力F’)と圧力センサS3が検出する流体圧P’を対として同タイミングでサンプリングし、閾値作成処理機能で求めたシール力Fと流体圧Pのデータ群の重心(Fav,Pav)からの各データ群(Fi’,Pi’)の乖離を示すマハラノビス距離Di’(Di’〜Dm’)を求め、このマハラノビス距離D1’〜Dm’の平均値Dav’とメモリM1に記憶されている閾値Dthとを比較し、マハラノビス距離の平均値Dav’が閾値Dthを超えていれば、グランドパッキン1−4から流体が漏洩していると判断する。
本発明に係る調節弁の漏洩診断装置を含む調節弁制御システムの概略を示す図である。 この調節弁制御システムにおけるポジショナ内の流体漏洩診断部が有する閾値作成処理機能を説明するためのフローチャートである。 この調節弁制御システムにおけるポジショナ内の流体漏洩診断部が有する流体漏洩判断処理機能を説明するためのフローチャートである。 閾値作成処理に際する弁開度θ毎の摩擦力(シール力)Fと流体圧Pのサンプリング例および各データについて求められるマハラノビス距離Dを示す図である。 流体漏洩判断処理に際する弁開度θ毎の摩擦力(シール力)Fと流体圧Pのサンプリング例および各データについて求められるマハラノビス距離Dを示す図である。 調節弁のランニング回数と弁開度、ボルト引張力、摩擦力およびグランドパッキンからの流体の漏れの変化を示す図である。 調節弁のランニング回数とマハラノビス距離の平均値Dav’の変化を示す図である。 流体漏洩診断部の要部の機能ブロック図である。
符号の説明
1…調節弁、1−1…弁ハウジング、1−2…弁体、1−3…弁軸(ステム)、1−4…グランドパッキン、1−5…パッキン締付具、1−6…ロードセル、1−7…操作器、1a…流入口、1b…流出口、1c…流路、1d…弁座、1e…挿通孔(軸挿通孔)、1f…ボルト(クランドボルト)、1g…ナット(グランドナット)、1h…パッキンホロア、1i…駆動軸、1j…ダイアフラム、2…ポジショナ、2−1…開度制御部、2−2…電空変換部、2−3…流体漏洩診断部、2−4…診断結果表示部、2−5…閾値作成指示手段、2−6…漏洩診断指示手段、M1…メモリ、2−31…閾値作成手段、2−32…流体漏洩判断手段、S1…弁開度センサ、S2…軸力センサ、S3…圧力センサ。

Claims (3)

  1. 弁本体と、この弁本体内を通過する流体の流量を規制する弁体と、この弁体に連結された弁軸と、この弁軸の外周面とこの弁軸が挿通される前記弁本体内の挿通孔の内周面との間に設けられたシール部材と、前記挿通孔に沿って前記弁軸を摺動移動させる弁駆動手段とを備えた調節弁に付設され、前記シール部材からの流体の漏洩を診断する調節弁の漏洩診断装置において、
    前記シール部材と前記弁軸の外周面および前記挿通孔の内周面との間の密着力を示す力をシール力として検出するシール力検出手段と、
    前記シール部材に加わる流体の圧力を検出する流体圧検出手段と、
    前記シール部材からの流体の漏洩を診断する際に使用する閾値の作成を指示する閾値作成指令に応えて、前記弁駆動手段へ駆動指令を送って前記弁体を所定回数往復動させ、この間に検出される前記シール力と前記流体圧を対として同タイミングでサンプリングし、サンプリングされたシール力と流体圧のデータ群の重心からの各データ群の乖離を示すマハラノビス距離を参照値とし、この参照値から前記閾値を作成する閾値作成手段と、
    この閾値作成手段によって作成された閾値を記憶するメモリと、
    前記シール部材からの流体の漏洩診断の開始を指示する漏洩診断開始指令に応えて、前記弁駆動手段へ駆動指令を送って前記弁体を所定回数往復動させ、この間に検出される前記シール力と前記流体圧を対として同タイミングでサンプリングし、
    このサンプリングされた各データ群の前記閾値作成手段によって作成されたシール力と流体圧のデータ群の重心からの乖離を示すマハラノビス距離を求め、この距離と前記メモリに記憶されている閾値とに基づいて前記シール部材から流体が漏洩しているか否かを判断する前記流体漏洩判断手段と
    を備えることを特徴とする調節弁の漏洩診断装置。
  2. 請求項1に記載された調節弁の漏洩診断装置において、
    前記シール力検出手段は、前記弁軸の軸方向に加わる荷重から求められる摩擦力を前記シール力として検出する
    ことを特徴とする調節弁の漏洩診断装置。
  3. 請求項1に記載された調節弁の漏洩診断装置において、
    前記シール力検出手段は、前記シール部材に前記弁軸の軸方向への締付力を与えるボルトの歪み値から求められる力を前記シール力として検出する
    ことを特徴とする調節弁の漏洩診断装置。
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