JP2009138584A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009138584A
JP2009138584A JP2007314323A JP2007314323A JP2009138584A JP 2009138584 A JP2009138584 A JP 2009138584A JP 2007314323 A JP2007314323 A JP 2007314323A JP 2007314323 A JP2007314323 A JP 2007314323A JP 2009138584 A JP2009138584 A JP 2009138584A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
arm portion
holder
container
hermetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007314323A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
Takeshi Matsumoto
松本  剛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007314323A priority Critical patent/JP2009138584A/ja
Publication of JP2009138584A publication Critical patent/JP2009138584A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】マグネットを使用する場合にも、密閉型圧縮機を小型化し、かつ組立作業を確実で容易にできる。
【解決手段】保持具131は、マグネット130が密閉容器101から離脱しないようにマグネット130と僅かな隙間を離間させて配設されたもので、マグネット130と密閉容器101の間に余分なスペースを必要とせず、密閉型圧縮機を小型化することができる。さらに、マグネット130を保持具131に固定してもマグネット130に荷重が作用しないため、マグネット130が割れたり欠けたりすることがなく、信頼性が高く生産性を高めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭用冷蔵庫または業務用冷蔵庫、空気調和機等に搭載される密閉型圧縮機に関するものである。
従来の圧縮機内の金属屑等の不純物を吸着して捕捉するマグネットの固定方法としては、密閉容器の底部に配置した保持具を折り曲げによって「く」の字に成形した折曲片を備え、マグネットを外側から固定するものがある(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら上記従来の密閉型圧縮機を説明する。
図7は、従来の密閉型圧縮機の縦断面図、図8は、従来の密閉型圧縮機の要部斜視図、図9は、従来の密閉型圧縮機の分解斜視図を示すものである。
図7から図9において、密閉容器1内に冷媒2を充填するとともに、電動要素11と電動要素11によって駆動される圧縮要素21とを収納している。
電動要素11は、外部電源(図示せず)と繋がっている固定子12と、固定子12の内側と所定の間隙を有して配置された回転子13から構成されている。
圧縮要素21は、回転子13を圧入固定した主軸部22aと、主軸部22aに対して偏芯して形成された偏芯軸部22bと、主軸部22aと同軸に設けられた副軸部22cとを有するシャフト22を備えている。
さらに圧縮要素21は、固定子12の下方に固定され、圧縮室23aを形成するシリンダブロック23と、シリンダブロック23の上方にボルト23bによって固着され主軸部22aを支持する主軸受24aと、シリンダブロック23の下方にボルト23bによって固着され副軸部22cを支持する副軸受24cと、圧縮室23a内で回転運動するピストン25とを備え、ロータリ式の圧縮機構を形成している。
マグネット30は、密閉容器1の底部に固着された本体部31aと、折り曲げによって本体部31aに立設した突起31bと、同様に折り曲げによって本体部31aに立設かつ「く」の字に成形した折曲片31cを備えた保持具31によって、外側から包み込むように固定されている。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作を説明する。
固定子12に外部電源より通電がされると、回転子13はシャフト22とともに回転する。これに伴い偏芯軸部22bの偏芯運動はピストン25を圧縮室23a内で回転運動させ、冷媒2を圧縮する所定の圧縮動作を行う。
また、密閉型圧縮機の製作工程では、密閉容器1の嵌合時などに発生する糸状の鉄バリが密閉容器1内に混入し、密閉型圧縮機の運転時では、圧縮要素21を構成する各要素どうしが摺動し摩耗による金属鉄粉などが発生することがあるが、これらの鉄バリや金属鉄粉などをマグネット30が磁力で吸着し捕捉することができるため、鉄バリや金属鉄粉などが摺動部に搬送されて摺動を阻害したり、絶縁部に搬送されて絶縁不良を引き起こしたりすることを防止し、信頼性を向上させている。
この保持具31とマグネット30の固定手順については、まず密閉容器1の底部に保持具31を固着し、マグネット30を保持具31の折曲片31cに押し込み、折曲片31cを押し広げることで弾性力により保持されている。
実開平1−99987号公報
しかしながら、上記従来の構成では、マグネット30を固定するために、マグネット30と密閉容器1との間に保持具31の本体部31aを配置しているため、マグネット30を配設するためのスペースが多く必要となり、結果として密閉型圧縮機の全高が高くなってしまったり、保持具31がマグネット30を外側から包み込むために保持具31が大型化してしまったりするという課題を有していた。
また、マグネット30で折曲片31cを押し広げるために、マグネット30に荷重が作用してマグネット30が割れたり欠けたりするという組立上の課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、密閉型圧縮機を小型化し、かつ組立作業が確実で容易な密閉型圧縮機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の密閉型圧縮機は、密閉容器の底部に配置された環状のマグネットと、マグネットの環内で密閉容器に固定された保持具とを備え、保持具は、マグネットが密閉容器から離脱しないようにマグネットと僅かな隙間を設けて配設されたもので、マグネットと密閉容器の間に保持具が存在しないため、マグネットと密閉容器とを密着させることで余分なスペースを必要とせず、また、保持具とマグネットとの間に、密閉容器からマグネットが離脱することを防止しつつ隙間を設けるため、マグネットを保持具に固定してもマグネットに荷重が作用することを防止するという作用を有する。
本発明の密閉型圧縮機は、密閉容器の底部に配置された環状のマグネットと、マグネットの環内で密閉容器に固定された保持具とを備え、保持具は、マグネットが密閉容器から離脱しないようにマグネットと僅かな隙間を設けて配設されたもので、マグネットと密閉容器の間に保持具が存在しないため、マグネットと密閉容器とを密着させることで余分なスペースを必要とせず、密閉型圧縮機を小型化することができる。さらに、保持具とマグネットとの間に、密閉容器からマグネットが離脱することを防止しつつ隙間を設けるため、マグネットを保持具に固定してもマグネットに荷重が作用しないため、マグネットが割れたり欠けたりすることがなく、信頼性が高く生産性を高めることができる。
請求項1に記載の発明は、密閉容器内に、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容するとともに、前記密閉容器の底部に配置された環状のマグネットと、前記マグネットの環内で前記密閉容器に固定された保持具とを備え、前記保持具は、前記マグネットが前記密閉容器から離脱しないように前記マグネットと僅かな隙間を設けて配設されたもので、マグネットと密閉容器の間に保持具が存在しないため、マグネットと密閉容器とを密着させることで余分なスペースを必要とせず、密閉型圧縮機を小型化することができる。さらに、保持具とマグネットとの間に、密閉容器からマグネットが離脱することを防止しつつ隙間を設けるため、マグネットを保持具に固定してもマグネットに荷重が作用しないため、マグネットが割れたり欠けたりすることがなく、信頼性が高く生産性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、保持具は、前記保持具の中央に位置し密閉容器に固定される本体部と、前記本体部から延出した複数のアーム部を備え、前記本体部が前記密閉容器の底部に固定された後にマグネットを前記アーム部の外側に挿入し、その後前記アーム部を塑性変形させることで前記マグネットが前記密閉容器から離脱しない構成にしたもので、アーム部を塑性変形させる簡単な作業で、マグネットを密閉容器から離脱しないように確実に配設することができるため、請求項1に記載の発明の効果に加えて、マグネット及び保持具の組立作業を確実でかつ容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、アーム部はマグネットの反密閉容器側の上端面よりも反密閉容器側に延出し、前記マグネットの前記上端面における水平面において、前記アーム部と前記マグネットとは半径方向に所定の隙間を有し、前記アーム部の先端部の外接円の直径は、前記マグネットの内径よりも大きくしたもので、アーム部がマグネットと接触しないためにマグネットに荷重が作用することがなく、さらにマグネットを回転させたり上下左右に移動させたりしてアーム部から外れないことを確実かつ容易に確認することができるため、請求項2に記載の発明の効果に加えて、さらに信頼性および生産性を高めることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明において、アーム部は、本体部と前記アーム部の接合部から前記アーム部の先端部にかけて、マグネットの軸芯から離れる方向に傾斜したもので、アーム部を塑性変形させる成形作業が容易であるため、請求項2または3に記載の発明の効果に加えて、さらに生産性を高めることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、先細形状の治具を密閉容器に固定された保持具の本体部に向かって押圧することで、アーム部を傾斜させたもので、アーム部を所定の形状に確実に成形することができ、アーム部とマグネットとの間に所定の隙間を確実に且つ容易に確保することができるため、請求項4に記載の発明の効果に加えて、さらに信頼性および生産性を高めることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、アーム部とマグネットの軸芯との成す角度が15〜45度の範囲で構成したもので、アーム部の形状について視認性が高く、目視で成形作業の良否確認を行うことができるとともに、アーム部とマグネットとの間に、半径方向の所定の隙間を確保することが容易となるため、請求項4に記載の発明の効果に加えて、さらに信頼性および生産性を高めることができる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明において、本体部の密閉容器側の接合面に溶接突起を備え、前記本体部をプロジェクション溶接またはスポット溶接で前記密閉容器の底部に溶接固定したもので、本体部と密閉容器の固定部に十分な溶接強度が得られ、特別な設備を必要とせずに汎用設備を用いて保持具を密閉容器の底部に固定できるため、請求項1から6のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、さらに安価に生産することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項4または5に記載の発明において、保持具のアーム部において、厚さは幅よりも薄くしたもので、アーム部を塑性変形させる成形作業において大きな負荷は必要がないため設備も簡単なものでよく、請求項4または5に記載の発明の効果に加えて、さらに安価で生産性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図、図2は、同実施の形態における密閉型圧縮機のマグネット取付け前の要部斜視図、図3は、同実施の形態における密閉型圧縮機のマグネット取付け後の要部斜視図、図4は、同実施の形態における密閉型圧縮機の保持具の塑性変形前の要部斜視図、図5は、同実施の形態における密閉型圧縮機の保持具の塑性変形後の要部斜視図、図6は、同実施の形態における密閉型圧縮機の生産工程での斜視図である。
図1から図6において、密閉容器101内に冷媒102を充填するとともに、電動要素111と電動要素111によって駆動される圧縮要素121が、複数のスプリング103によって弾性支持されて収納されている。
この密閉容器101は、上部容器101aと下部容器101bを備え、内部に電動要素111と圧縮要素121を収納した後に嵌合されて、嵌合部が溶接されて密閉容器101を形成している。
電動要素111は、外部電源(図示せず)と繋がっている固定子112と、固定子112の内側と所定の隙間を有して配置された回転子113から構成されている。
圧縮要素121は、回転子113を固定した主軸部122aと、主軸部122aに対して偏芯して形成された偏芯軸部122bと、主軸部122aと同軸に設けられた副軸部122cとを有するシャフト122を備えている。
さらに圧縮要素121は、固定子112の上方に固定され、圧縮室123aを形成するシリンダブロック123と、シリンダブロック123の下方にボルト123bによって固着され主軸部122aを支持する主軸受124aと、シリンダブロック123の上方にシリンダブロック123と一体で成形された副軸部122cを支持する副軸受123cとを備えるとともに、圧縮室123a内で往復運動するピストン125と、ピストン125と偏芯軸部122bとを連結する連結手段126を備え、レシプロ式の圧縮機構を形成している。
環状のマグネット130は、マグネット130の環内で密閉容器101の底部に固定された本体部131aと、本体部131aから120°の等間隔で法線方向に延出した3本のアーム部131bとを備えた保持具131によって、密閉容器101から離脱しないように配設されている。
従って、保持具131はマグネット130の環内で密閉容器101の底部に固定されるために、マグネット130と密閉容器101の間に保持具131が存在せず、マグネット130と密閉容器101とを密着させることで余分なスペースを必要とせず、密閉型圧縮機を小型化することができる。
以上のように構成された密閉型圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
固定子112に外部電源(図示せず)より通電がされると、回転子113はシャフト122とともに回転し、これに伴い偏芯軸部122bの偏芯運動は連結手段126を介してピストン125を圧縮室123a内で往復運動させ、冷媒102を圧縮する所定の圧縮動作を行う。
また、密閉型圧縮機の製作工程では、密閉容器101の上部容器101aと下部容器101bとを嵌合する時などに、上部容器101aと下部容器101bとが擦れて糸状の鉄バリが発生し、密閉容器101内に混入することがある。
また、密閉型圧縮機の運転時において、圧縮要素121を構成する主軸受124aとシャフト122といった各要素どうしが摺動し摩耗による金属鉄粉などが発生することがある。
しかし、これらの鉄バリや金属鉄粉などが密閉容器101内に配置されたマグネット130の磁力で吸着されて捕捉されるため、鉄バリや金属鉄粉などが摺動部に搬送されて摺動を阻害したり、絶縁部に搬送されて絶縁不良を引き起こしたりすることを防止することができ、高い信頼性が得られる。
ここで、鉄バリや金属鉄粉などは自重により密閉容器101の底部101cに集積されるため、マグネット130も密閉容器101の底部101cに配設している。
次に、マグネット130と保持具131を密閉容器101に配設する手順を説明する。
図2のように、まず、保持具131の下部容器101b側の接合面に設けられた溶接突起131cを用いて、本体部131aを下部容器101bの底部に溶接固定する。具体的には安価に溶接するために、汎用設備で溶接固定できるプロジェクション溶接やスポット溶接を用いている。
次に、図3のように、マグネット130をアーム部131bの外側に挿入し、マグネット130の磁力で密閉容器101に密着させる。
次に、図4のように、先細形状になった治具140を保持具131の本体部131aの中央に向かって押圧することで、図5のように、アーム部131bを治具140の先端形状に沿うように、アーム部131bが塑性変形する。
具体的には、本体部131aとアーム部131bの接合部131dからアーム部131bの先端部131eにかけて、マグネット130の軸芯から離れてマグネット130に近づく方向に塑性変形し、本実施例ではアーム部131bとマグネット130の軸芯が成す角度を15〜45度に範囲(代表的角度は30度)にしている。
なお、アーム部131bの成形作業の良否確認を目視でできるように、視認性を高めるべく、アーム部131bとマグネット130の軸芯が成す角度を設定している。
以上のように、治具140を保持具131に押圧して塑性変形した後は、アーム部131bの先端部131eはマグネット130の上端面130aよりも下部容器101bの反対側にまで延出するとともに、アーム部131bの3つの先端部131eの外接円の直径はマグネット130の内径よりも大きくなり、また、マグネット130の上端面130aにおける水平面において、アーム部131bとマグネット130とは半径方向に所定の隙間を有している。
従って、マグネット130が、例えば図6に示すように、生産工程(搬送)において密閉容器101の向きが変えられ、自重などにより下部容器101bから離脱しようとしても、アーム部131bの3つの先端部131eの外接円の直径はマグネット130の内径よりも大きいために、マグネット130が保持具131から抜けることはない。
また、マグネット130とアーム部131bの間には常に隙間が存在するために、治具140でアーム部131bを押圧して塑性変形させた時に、アーム部131bを介してマグネット130に荷重が作用することはないため、マグネット130が組立作業中に割れたり欠けたりすることを防止し、結果として、信頼性を高めることができる。
また、アーム部131bは治具140に沿って塑性変形するので確実に成形することができ、また、成形作業が容易であるため、信頼性および生産性を高めることができる。
また、アーム部131bを塑性変形させた後も、保持具131とマグネット130とは隙間を有しているため、マグネット130の外周を指でつまむなどして、マグネット130を回転させたり上下左右に移動させたりして、マグネット130がアーム部131bから外れない確認を確実かつ容易に実施できるため、マグネット130を確実に配設することができるとともに、アーム部131bの成形作業の良否確認を目視でできるように、視認性を高めるべく、アーム部131bとマグネット130の軸芯が成す角度を設定していることも合わせてさらに生産性を高めることができる。
なお、本実施の形態において、板厚をアーム部131bの幅よりも薄くしており、具体的には保持具131の板厚を1.4mm、アーム部131bの幅を2.0mmとしている。これによりアーム部131bの断面二次モーメントが減少するため、結果として、アーム部131bの成形作業の負荷が小さくなるため、生産性を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる密閉型圧縮機は、マグネットを使用する場合にも、小型化し、かつ組立作業を確実で容易にできるので、エアーコンディショナー、冷凍冷蔵装置等に用いられる密閉型圧縮機にも適用できる。
本発明の実施の形態1における密閉型圧縮機の縦断面図 同実施の形態における密閉型圧縮機のマグネット取付け前の要部斜視図 同実施の形態における密閉型圧縮機のマグネット取付け後の要部斜視図 同実施の形態における密閉型圧縮機の保持具の塑性変形前の要部斜視図 同実施の形態における密閉型圧縮機の保持具の塑性変形後の要部斜視図 同実施の形態における密閉型圧縮機の生産工程での斜視図 従来の密閉型圧縮機の縦断面図 従来の密閉型圧縮機の要部斜視図 従来の密閉型圧縮機の分解斜視図
符号の説明
101 密閉容器
101c 底部
111 電動要素
112 固定子
113 回転子
121 圧縮要素
130 マグネット
130a 上端面
131 保持具
131a 本体部
131b アーム部
131c 溶接突起
131d 接合部
131e 先端部
140 治具

Claims (8)

  1. 密閉容器内に、固定子と回転子とを備えた電動要素と前記電動要素によって駆動される圧縮要素を収容するとともに、前記密閉容器の底部に配置された環状のマグネットと、前記マグネットの環内で前記密閉容器に固定された保持具とを備え、前記保持具は、前記マグネットが前記密閉容器から離脱しないように前記マグネットと僅かな隙間を設けて配設された密閉型圧縮機。
  2. 保持具は、前記保持具の中央に位置し密閉容器に固定される本体部と、前記本体部から延出した複数のアーム部を備え、前記本体部が前記密閉容器の底部に固定された後にマグネットを前記アーム部の外側に挿入し、その後前記アーム部を塑性変形させることで前記マグネットが前記密閉容器から離脱しないようにした請求項1に記載の密閉型圧縮機。
  3. アーム部はマグネットの反密閉容器側の上端面よりも反密閉容器側に延出し、前記マグネットの前記上端面における水平面において、前記アーム部と前記マグネットとは半径方向に所定の隙間を有し、前記アーム部の先端部の外接円の直径は、前記マグネットの内径よりも大きい請求項2に記載の密閉型圧縮機。
  4. アーム部は、本体部と前記アーム部の接合部から前記アーム部の先端部にかけて、マグネットの軸芯から離れる方向に傾斜した請求項2または3に記載の密閉型圧縮機。
  5. 先細形状の治具を密閉容器に固定された保持具の本体部に向かって押圧することで、アーム部を傾斜させた請求項4に記載の密閉型圧縮機。
  6. アーム部とマグネットの軸芯との成す角度が15〜45度の範囲である請求項4に記載の密閉型圧縮機。
  7. 本体部の密閉容器側の接合面に溶接突起を備え、前記本体部をプロジェクション溶接またはスポット溶接で前記密閉容器の底部に溶接固定した請求項1から6のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
  8. 保持具のアーム部において、厚さは幅よりも薄い請求項4または5に記載の密閉型圧縮機。
JP2007314323A 2007-12-05 2007-12-05 密閉型圧縮機 Pending JP2009138584A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007314323A JP2009138584A (ja) 2007-12-05 2007-12-05 密閉型圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007314323A JP2009138584A (ja) 2007-12-05 2007-12-05 密閉型圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009138584A true JP2009138584A (ja) 2009-06-25

Family

ID=40869459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007314323A Pending JP2009138584A (ja) 2007-12-05 2007-12-05 密閉型圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009138584A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102966515A (zh) * 2012-11-29 2013-03-13 广州万宝集团压缩机有限公司 一种冰箱压缩机及油过滤装置
KR101482876B1 (ko) 2012-08-29 2015-01-14 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 발전 장치 및 그 제어 방법

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101482876B1 (ko) 2012-08-29 2015-01-14 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 발전 장치 및 그 제어 방법
CN102966515A (zh) * 2012-11-29 2013-03-13 广州万宝集团压缩机有限公司 一种冰箱压缩机及油过滤装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6881042B2 (en) Reciprocating compressor having reduced vibration
EP3236069A1 (en) Linear compressor
EP1580427B1 (en) Structure for fixing motor stator of reciprocating compressor
EP3128173B1 (en) Linear compressor
US8651834B2 (en) Linear compressor
EP2818711B1 (en) Linear compressor
JP2007255332A (ja) 圧縮機
JP2018145936A (ja) 回転式圧縮機及び回転式圧縮機の製造方法
US8678788B2 (en) Linear compressor
JP2011236908A (ja) 密閉型圧縮機及びその製造方法
JP2009138584A (ja) 密閉型圧縮機
EP3453877B1 (en) Linear compressor
JP2011231733A (ja) 密閉型圧縮機
US20100172756A1 (en) Rotary compressor
EP3186507B1 (en) Linear compressor
JP5945683B2 (ja) 密閉型圧縮機およびこれを備えた冷凍装置
WO2018138772A1 (ja) 密閉型圧縮機
KR100557374B1 (ko) 밀폐형 압축기 및 그 제조 방법
JP2008038765A (ja) 圧縮機の配管取付方法および圧縮機
JP2002235669A (ja) 密閉形圧縮機
JP2009504956A (ja) 密閉型圧縮機
JP3665389B2 (ja) 振動型圧縮機
JP2007255244A (ja) 圧縮機
KR102056733B1 (ko) 리니어 압축기
JP5246127B2 (ja) 密閉型圧縮機