JP2009138329A - パネルサポート - Google Patents

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Abstract

【課題】組立精度のバラツキをなくして確実性を上げると共に、コストを飛躍的に低減させるパネルサポートを提供する。
【解決手段】パネルサポートSは、内周面に雌ねじwを切った金属製アジャストパイプ12に、外周面に雄ねじm・nを切ったアジャストボルト11・14を螺合させて連結し、その螺合位置を変えることで、パネルPを、床面との間に開ける隙間を調整して所定高さ位置に支持する支持具で、アジャストボルトを、パネルを受ける金属製のサポートプレート(受け部材)13又は床面に固定する金属製のサポートローズ(固定部材)10とインサート成型により樹脂で一体に成形してなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トイレブースやオフィス等において、ドア取付用のパネルや間仕切り用のパネルなどを支持するのに好適なパネルサポートに関する。
トイレブースでは、一般に、トイレ用ドアを取り付ける支持パネルや、間仕切りに使用する仕切りパネルを、下からパネルサポートで受け止めて支持し、しかも、床面との間に開ける隙間を調整して所定高さ位置に支えている。
そのため、従来のパネルサポートは、例えば図12および図13に示すように、床面1に固定する固定部材2に基部3aをカシメてアジャストボルト3を立設した固定手段aと、内周面に雌ねじ4を切ったアジャストパイプbと、パネル5を受ける受け部材6に基部7aをカシメてアジャストボルト7を立設した取付手段cとを備え、アジャストパイプbの上下両端にアジャストボルト7・3を螺合させて固定手段aと取付手段cとを連結し、アジャストパイプbを回転させると螺合位置を変えることができ、その螺合位置を変えることで、受け部材6上に載せて取り付けるパネル5を、床面1との間に開ける隙間dの高さを調整して支持する構造になっている。
しかも、従来のパネルサポートは、ドアの開閉等によって衝撃や振動を繰り返し受けることにより、経時、アジャストボルト3・7とアジャストパイプbの捩じ込みに緩みが発生しないように、アジャストパイプbを回して隙間dの高さを調整した後、アジャストパイプbの外周にあけた緩み止め用のねじ穴8に、例えば芋ネジ型の止めねじ9を捩じ込んでアジャストパイプbの回転をロックする構造にしている。
登録実用新案第3008383号公報
ところが、従来のパネルサポートでは、床面側の固定手段aは、固定部材2に基部3aをカシメてアジャストボルト3を立設し、パネル側の取付手段cも、受け部材6に基部7aをカシメてアジャストボルト7を立設して組み立てるため、作業者の熟練度に応じてカシメ具合にバラツキを生じ、固定部材2と受け部材6に対するアジャストボルト3・7の連結強度に不具合を生ずるなど、組立精度の確実性に欠けるという課題があった。更に、従来のパネルサポートでは、素材が、近ごろ価格の高騰しているステンレシ鋼等の金属であるため、それだけコストが著しく高くなるという課題があった。
そこで、本発明の目的は、組立精度にバラツキをなくして確実性を上げると共に、コストを飛躍的に低減させるパネルサポートを提供することにある。
そのため、請求項1に記載の発明は、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、内周面に雌ねじwを切った金属製アジャストパイプ12に、雄ねじm・nを切ったアジャストボルト11・14を螺合させて連結し、その螺合位置を変えることで、パネルPを、床面Fとの間に開ける隙間dを調整して所定高さ位置に支持するパネルサポートSであって、前記アジャストボルト11・14は、前記パネルPを受けるサポートプレート13のような金属製の受け部材又はサポートローズ10のような前記床面Fに固定する金属製の固定部材に対してインサート成型により樹脂で一体に成形してなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のパネルサポートSにおいて、たとえば以下に示す図示実施の形態のとおり、前記アジャストパイプ12は、内周面に、軸線方向に細長い複数の係合溝12aを周方向に間隔をあけて設ける一方、前記アジャストボルト11は、中心に自由端側に向けて開口する肉抜き穴19を設けて円筒状に立設し、その円筒部20には、外周面に前記雄ねじmを螺設すると共に対角位置に厚さ方向に導通する一対のピン挿通穴21のようなピンガイド部を穿設し、それらピンガイド部に緩み止めピン30を配設し、これら緩み止めピンは、付勢ばね35で径方向外向きに付勢してピン先端30cを前記ピンガイド部から出没自在に保持してなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、パネルサポートのアジャストボルトを、近ごろ価格の高騰している金属ではなく、廉価な樹脂材料を用いて、インサート成型によりパネルの受け部材又は床面への固定部材と一体に成形する構成であるため、(1)それだけコストを著しく低減させることができ、更には、(2)作業者の熟練度に依存する割り合いの多い金属のカシメ工程を省いて、固定部材又は受け部材にアジャストボルトを立設して組み立てるため、それだけ組立精度のバラツキをなくして確実性を上げることができる。
請求項2に記載の発明によれば、アジャストパイプを回して螺合位置を変えて床面からの隙間高さを調整するときは、アジャストパイプの雌ねじを切った内周面で緩み止めピンを押えて、そのピン先端を付勢ばねに抗してピンガイド部内に押し込みながら、アジャストパイプは回動する一方、回動途中に、係合溝が緩み止めピンのある角度位置に至ると、緩み止めピンが付勢ばねの付勢力で押し出されて係合溝にピン先端がいったん係合し、それから、更にアジャストパイプを付勢ばねに抗して強制的に回動させることにより、緩み止めピンが次の係合溝に係合し、その都度、クリック感を感じ取りながら、そのクリック感を目安に高さ調整の操作を行うことができ、それだけ調整作業の操作性を向上させることができる。更に、(2)パネルサポートには、ドアパネルの開閉等によって繰り返し衝撃や振動など、アジャストボルトとアジャストパイプの捩じ込みを緩めようとする外力が加わるが、本発明のパネルサポートでは、アジャストパイプを回して床面からの隙間高さを調整した後に、緩み止めピンを係合溝に係合させてアジャストパイプの回転をロックするため、アジャストボルトとアジャストパイとを経時に緩むことなく確実に締結することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の最良の実施形態について詳細に説明する。
図11は、本発明の一例であるパネルサポートを適用したトイレブース内のトイレ用ドアパネル構造体を示す。ドアパネル構造体は、複数の支持パネルP‥を面一に配設して上方の笠木Rで一体に連結すると共に、各支持パネルPを、それぞれ本発明のパネルサポートSで床面Fとの間の隙間dを調整して所定の取付高さ位置に支持し、その中で片側の支持パネルPにドアパネルDを回動自在に取り付けて支持する構造になっている。
本発明のパネルサポートSは、図1に示すように、床面Fに固定する固定部材のサポートローズ10に、基部11aを連結してねじ具のアジャストボルト11を立設した固定手段Aと、内周面に雌ねじwを切った締結具のアジャストパイプ12と、支持パネルPを受ける受け部材のサポートプレート13に、基部14aを連結してねじ具のアジャストボルト14を立設した取付手段Bと、固定手段Aのアジャストボルト11に付設する緩み止め手段Cとを備えてなる。
固定手段Aにおいて、サポートローズ10は、金属製、例えばステンレス鋼で円盤状につくり、中心にアジャストボルト11の基部11aが嵌り込む取付穴15を設ける一方、周縁部10aを下向きに屈曲させて逆皿形状に形付けてなる。取付穴15は、真円の穴ではなく、異形な回り止め穴、例えば図2に示すような六角穴で形成している。
そこで、固定手段Aは、図3でも示すように、アジャストボルト11をインサート成型により樹脂で上記サポートローズ10と一体に成形する。そして、アジャストボルト11は、中心に自由端側に向けて開口する肉抜き穴19を設けて円筒状に立設し、その円筒部20には、対称な周面部位に、雄ねじmを螺設してねじ山の高さ分だけ肉厚な一対の拡径部分20aを形成する一方、それら拡径部分20a間の対称な周面部位に、雄ねじを螺設しないでねじ山のない分だけ薄肉凹状になった一対の縮径部分20bを形成した緩み止め形状に成形する。特に、円筒部20には、図1に示すように、縮径部分20bの対称位置に、ピンガイド部として、それぞれ厚さ方向に貫通するピン挿通穴21を穿設する。なお、図示ピン挿通穴21に代えて、円筒部20の上端部における対角位置に、厚さ方向に導通するピンガイド溝を穿設し、これをピンガイド部として形成してもよい。
さて、固定手段Aのアジャストボルト11は、円筒部20の拡径部分20aと縮径部分20bにおいて周方向に肉厚が異なるので、インサート成形の直後から樹脂が冷える過程で収縮の度合いに差を生じ、この収縮の度合いの差に基づいて冷えの遅い拡径部分20aで雄ねじmが変形し、雄ねじmに、ねじピッチが歪で均等でない部分を含んだ緩み止め形状に形成してなる。加えて、固定手段Aにおいて、アジャストボルト11は、インサート樹脂成形時に、基部11aがサポートローズ10の六角の取付穴15に嵌り込んで一体化し、回り止めロック状態で成形されている。なお、本発明において、固定手段Aは、アジャストボルト11が円筒部20を雄ねじmの螺設した拡径部分20aとそうでない凹状の縮径部分20bとの対称な形状であるため、アジャストボルト11を金属製のサポートローズ10と樹脂で一体にインサート成形後は、型を逆向きに2つ割りするだけで、手間なく簡単に且つ迅速に離型することができる利点がある。
一方、取付手段Bにおいて、サポートプレート13は、支持パネルPの厚さに対応させて、幅サイズの細長な金属板、例えばステンレス鋼板からなり、長さ方向中間にアジャストボルト14の基部14aが嵌り込む取付穴16を設けてなる。取付穴16は、板厚方向片面側を、異形な回り止め穴の、例えば図4に示す六角穴に穿設し、支持パネルPを受ける他面側を丸穴に穿設して2段に形成している。
そこで、取付手段Bでも、図5でも示すように、アジャストボルト14をインサート成型により樹脂でサポートプレート13と一体に成形する。そして、アジャストボルト14は、中心に自由端側に向けて開口する肉抜き穴24を設けて円筒状に立設し、その円筒部25には、対称な周面部位に、雄ねじnを螺設してねじ山の高さ分だけ厚肉な一対の拡径部分25aを形成する一方、それら拡径部分25a間の対称な周面部位に、雄ねじを螺設しないでねじ山のない分だけ薄肉凹状になった一対の縮径部分25bを形成した形状に成形する。
従って、取付手段Bでも、アジャストボルト14は、円筒部25の拡径部分25aと縮径部分25bにおいて周方向に肉厚が異なるので、インサート成形の直後から樹脂が冷える過程で収縮の度合いに差を生じ、その収縮の度合いの違いに基づいて冷えの遅い拡径部分25aで雄ねじnが変形し、雄ねじnに、ねじピッチが歪で均等でない部分を含んだ緩み止め形状に形成されてなる。加えて、取付手段Bにおいて、アジャストボルト14は、インサート樹脂成形時に、基部14aがサポートプレート13の六角取付穴16に嵌り込んで一体化し、回り止めロック状態で成形されている。なお、本発明において、取付手段Bも、アジャストボルト14が円筒部25を雄ねじnの螺設した拡径部分25aとそうでない凹状の縮径部分25bとの対称な形状であるため、アジャストボルト14を金属製のサポートプレート13と樹脂で一体にインサート成形後は、型を逆向きに2つ割りするだけで、手間なく簡単に且つ迅速に離型することができる利点がある。
他方、アジャストパイプ12は、金属製で、図示例ではアルミニウムの押出し成形で管状につくり、図1に示すように、内周面の雌ねじwは、長さ方向片側のねじ部を、アジャストボルト11の拡径部分20aにおける雄ねじmのねじ方向に合わせて、例えば左ねじで形成する一方、他側のねじ部を、アジャストボルト14の拡径部分25aにおける雄ねじnのねじ方向に合わせて、例えば右ねじで形成している。加えて、アジャストパイプは、特に、雌ねじwを切った内周面に、軸線方向に細長い複数の係合溝12aを周方向に間隔をあけて刻設してなる。図示アジャストパイプ12では、係合溝12aを断面V状に凹設し、アジャストボルト11に設ける一対のピン挿通穴21に対応させて、内周面の対角位置に周方向に45度の間隔をあけて等間隔に2対刻設してなる。
緩み止め手段Cは、一対の緩み止めピン30と、細長い圧縮コイルばねの付勢ばね35を備える。緩み止めピン30は、図6でも示すように、基端に、そこを一段拡径にして抜止め段部30aを設けると共に、抜止め段部30aの端面から軸方向にばね嵌込み穴30bを穿設する一方、ピン先端30cを先細に形成してなる。この緩み止め手段Cは、付勢ばね35の両端をばね嵌込み穴30bに嵌め込んだ状態で緩み止めピン30をアジャストボルト11の肉抜き穴19に入れてから、ピン挿通穴21の穴縁に抜止め段部30aが当った抜け止め状態でピン挿通穴21に緩み止めピン30を嵌合し、これら緩み止めピン30を付勢ばね35で径方向外向きに付勢してピン先端30cをピン挿通穴21から出没自在に保持して組み込んでなる。
そこで、以上の部品構成のパネルサポートSは、アジャストパイプ12の雌ねじwの片側にアジャストボルト11の雄ねじmを螺合させる一方、他側にアジャストボルト14の雄ねじnを螺合させて、締結具のアジャストパイプ12で固定手段Aと取付手段Bを連結して組み立ててなる。そして、アジャストパイプ12の螺合位置を変えることで、固定手段Aと取付手段Bを伸縮させて高さ調整可能に連結してなる。また、図示パネルサポートSでは、アジャストパイプ12を回して螺合位置を変えて高さ調整するとき、図7(A)に示すように、アジャストパイプ12の雌ねじwを切った内周面で緩み止めピン30を押えて、そのピン先端30cを付勢ばね35に抗してピン挿通穴21に押し込みながら、アジャストパイプ12は回動する一方、回動途中に、係合溝12aが緩み止めピン30のある角度位置に至ると、同図(B)に示すように、緩み止めピン30が付勢ばね35の付勢力で押し出されて係合溝12aにピン先端30cがいったん係合し、それから更に、アジャストパイプ12を付勢ばね35に抗して強制的に回動させることにより、緩み止めピン30が次の係合溝12aに係合し、その都度、クリック感を感じ取りながら、そのクリック感を目安に高さ調整することができる。従って、パネルサポートSは、そのようにアジャストパイプ12を回して所望高さに調整した後に、緩み止めピン30を係合溝12aに係合させてアジャストパイプ12の回転を止めると、付勢ばね35に抗してアジャストパイプ12を強制的に回さない限り、それ以上のアジャストパイプ12の回転をロックする緩み止め構造になっている。
さて、以上のような構成のパネルサポートSで支えて支持パネルPを立設するときは、取付手段Bのサポートプレート13を支持パネルPの下端面にねじ止めし、支持パネルPにパネルサポートSを組み付ける。しかる後、支持パネルPを持ち上げて、パネル上端を笠木Rに組み付けて吊持する。それから、固定状態の取付手段Bに対してアジャストパイプ12又は固定手段Aを適宜に回転させながら、パネルサポートSの長さを床面Fとの隙間dに合わせて調節し、サポートローズ10を床面Fに押し当ててから、図8および図9に示すように床面Fにねじ止めし、パネルサポートSで支持パネルPを下から受けて支持する。この場合、支持パネルPの取付高さ位置が正確でない場合は、アジャストパイプ12又は固定手段Aを回転し、図10(A)・(B)にそれぞれ示すように、パネルサポートSを上下に伸縮させて支持パネルPと床面Fとの隙間高さd1・d2を調整し、支持パネルPを所定の取付高さ位置に位置決めして支持する。
そして特に、図示パネルサポートSでは、図7(A)に示すように、付勢ばね35に抗してアジャストパイプ12を強制的に回すと、回動途中に、緩み止めピン30のピン先端30cが係合溝12aに係合するたびに、クリック感を感じ取りながら、そのクリック感を目安に所望の高さに調整する。従って、パネルサポートSは、そのようにアジャストパイプ12を回動させて所望高さに調整し終えた後は、同図(B)に示すように、そのまま緩み止めピン30を係合溝12aに係合させてアジャストパイプ12の回転をロックする。
ところで、上記トイレブースのドアパネル構造体において、パネルサポートSには、ドアパネルDの開閉等によって繰り返し衝撃や振動など、アジャストボルト11・14とアジャストパイプ12の捩じ込みを緩めようとする外力を受ける。しかし、本発明のパネルサポートSでは、経時、そのような外力を受けることがあっても、アジャストパイプ12の雌ねじwと、ねじピッチが一部不揃いの樹脂製アジャストボルト11・14の雄ねじm・nとが螺合したねじ締結状態にあるため、樹脂製アジャストボルト11・14の雄ねじm・n側が有する弾性反発力によってアジャストパイプ12側の雌ねじ4との間に強い摩擦接合力が発生し、この摩擦接合力によってねじ締結状態が緩まないようにロックすることができる。
同時に、図示パネルサポートSでは、図7(B)に示すように、緩み止めピン30が係合溝12aに係合してアジャストパイプ12の回転を止め、これによっても、ねじ締結状態が緩まないようにロックすることで、緩み止めをより確実なものにすることができる。
加えて、図示パネルサポートSにおいて、アジャストボルト11・14は、基部11a・14aがそれぞれサポートローズ10とサポートプレート13の六角取付穴15・16に嵌り込んで回り止め状態で一体成形されるため、経時、衝撃や振動など、アジャストボルト11・14を回転させて捩じ込みを緩めようとする外力を受けても、アジャストボルト11・14がサポートローズ10およびサポートプレート13に対して回転して外れないようにロック状態で成形されているため、これによって、ねじの緩み止め効果をより助長することができる。
ところで、図示例のパネルサポートSでは、固定手段側アジャストボルト11の円筒部20に、緩み止めピン30が嵌合するピン挿通穴21を設けた緩み止め構造であったが、本発明は、それに代え、たとえば取付手段側アジャストボルト14の円筒部25に、緩み止めピンが嵌合するピン挿通穴を設けた緩み止め構造にしてもよいし、また、双方の円筒部に緩み止めピンが嵌合するピン挿通穴を設けた緩み止め構造にすることもできる。
また、以上の図示パネルサポートSは、アジャストパイプ12の上下両端側にそれぞれ取付手段Bのアジャストボルト14と固定手段Aのアジャストボルト11を螺合して伸縮可能に連結した構造であったが、本発明は、それに限らず、固定手段側にアジャストパイプを立設し、そのパイプ上端側に取付手段側のアジャストボルトを螺合させて伸縮可能に連結した構造のものであってもよいし、また、取付手段側にアジャストパイプを立設し、そのパイプ下端側に固定手段側のアジャストボルトを螺合させて、同じく伸縮可能に連結した構造のものであってもよい。
本発明の一例であるパネルサポートの分解斜視図である。 固定部材のサポートローズを示す平面図である。 固定手段を一部断面で示す正面図である。 受け部材のサポートプレートを示す平面図である。 取付手段を一部断面で示す正面図である。 緩み止めピンを示す側面図である。 (A)パネルサポートを、アジャストパイプを回動して高さ調整する状態において示す横断面図、(B)パネルサポートを、緩み止めピンが係合溝に係合した緩み止め状態において示す横断面図である パネルサポートを取付状態において示す縦断面図である。 パネルサポートを、図8と90度向きを変えた取付状態において示す縦断面図である。 (A)・(B)はパネルサポートを床面との隙間高さの調整状態において示す縦断面図である。 本発明の一例であるパネルサポートを適用したトイレブース内のドアパネル構造体を示す斜視図である。 従来のパネルサポートの分解斜視図である。 従来のパネルサポートを取付状態において一部断面で示す側面図である。
符号の説明
A 固定手段
B 取付手段
D ドアパネル
F 床面
P 支持パネル
S パネルサポート
d 隙間
m・n アジャストボルトの雄ねじ
w アジャストパイプの雌ねじ
10 サポートローズ(固定部材)
12 アジャストパイプ
12a 係合溝
11・14 アジャストボルト
13 サポートプレート(受け部材)
15・16 取付穴
20・25 円筒部
21 ピン挿通穴(ピンガイド部)
30 緩み止めピン
30c ピン先端
35 付勢ばね

Claims (2)

  1. 内周面に雌ねじを切った金属製アジャストパイプに、外周面に雄ねじを切ったアジャストボルトを螺合させて連結し、その螺合位置を変えることで、パネルを、床面との間に開ける隙間を調整して所定高さ位置に支持するパネルサポートであって、
    前記アジャストボルトは、前記パネルを受ける金属製の受け部材又は前記床面に固定する金属製の固定部材に対してインサート成型により樹脂で一体に成形してなることを特徴とする、パネルサポート。
  2. 前記アジャストパイプは、内周面に、軸線方向に細長い複数の係合溝を周方向に間隔をあけて設ける一方、前記アジャストボルトは、中心に自由端側に向けて開口する肉抜き穴を設けて円筒状に立設し、その円筒部には、外周面に前記雄ねじを螺設すると共に対角位置に厚さ方向に導通する一対のピンガイド部を穿設し、それらピンガイド部に前記緩み止めピンを配設し、これら緩み止めピンは、付勢ばねで径方向外向きに付勢してピン先端を前記ピンガイド部から出没自在に保持してなることを特徴とする、請求項1に記載のパネルサポート。
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