JP2009137095A - ワイピングローラ位置制御装置及び位置制御方法 - Google Patents

ワイピングローラ位置制御装置及び位置制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、凹版印刷機において凹版版面の非画線部に付着したインキを拭き取るワイピングローラの位置制御装置及び位置制御方法に関するものである。
【解決手段】 ワイピングローラ押圧用の油圧配管に、ロータリーバルブを装備した油圧開閉機構又はギャップ部で発生する油圧シリンダの推力変動、すなわち、シリンダ内の内圧負荷変動に対する油圧力の吸収を行う流体脈動吸収機構を設置し、凹版版胴の凹版版面部及びギャップ部におけるワイピングローラの位置を制御するためのワイピングローラ位置制御装置及び位置制御方法を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、凹版印刷機において凹版版面の非画線部に付着したインキを拭き取るワイピングローラ位置制御装置及び位置制御方法に関するものである。
一般的な凹版印刷機は、枚葉紙を供給する給紙部と、凹版印圧を供する圧胴と、圧胴と協働する凹版版胴と、凹版版胴にインキを供給するインキ供給装置と、凹版版胴に供給されたインキのうち、非画線部に残存する余剰インキを拭き取るワイピング装置と、印刷された枚葉紙を排出する排出部から構成されている。この種の印刷機では、枚葉紙を把持するためのグリッパー仕組みを圧胴に備える必要があり、それと協働する凹版版胴には、グリッパー仕組みと相対する位置に、凹版版面を取り付けるためのギャップ部が設けられている。
凹版印刷機のワイピング装置として、例えば、油圧力を利用して凹版版胴とワイピングローラの接触圧を調整する装置が提案されている。提案されているワイピング装置の構成は、ワイピングローラを懸架させ、ワイピングローラの軸端に取り設けられた軸受けを開閉式のメタルカバーにて固定する機構と、ワイピングローラに対して、油圧力により、ワイピングローラに対して着脱方向へ進退自在に移動可能とする仕上げブレード機構とから構成されるワイピングローラ支持フレームと、ワイピングローラ支持フレームを凹版版胴に対して押圧方向に水平移動させるためのガイドレールと、ワイピングローラ支持フレームとワイピング槽をつなぎ合わせるブラケットと、ブラケットと接続され、押圧を行う油圧機構シリンダ部、油圧機構ピストン部及び油圧制御部で構成される押圧機構と、ワイピングローラの磨耗及び温度変化による径の変化に伴って、ワイピングローラの軸芯方向へ設定圧力まで追従可能なホルダー上に組み込んだベースフレームに金属ネットを張り、その上にインキの抜けを阻害しない開き目を有し、かつ、柔軟性がある合成繊維製のタワシを載せた複数個の洗浄部材と、ワイピングローラ軸とワイピングローラ駆動軸とを直接つなぐ自在継手機構とを有する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、凹版版胴は、グリッパー仕組みと相対する位置に凹版版面を取り付けるためのギャップ部を有しているため、ローラ及び印刷物に様々な影響を及ぼしている。そのうちの一つとして、ワイピングローラ損傷が挙げられる。一般的に、凹版印刷におけるワイピングローラの役割は、図9(a)に示すように、凹版版面(2)と接して凹版版面上の余剰インキを拭き取ることであり、凹版版面(2)と接している間は、インキを拭き取るために所定の力で凹版版面に押し付けられている。
押圧力の管理方法は、油圧方式によるものであり、油圧シリンダ(6)内の油圧力を設定圧力で一定に保つようにしている。凹版版面(2)にワイピングローラ(5)を接触させるには、油圧シリンダ(6)のピストン(22)を押すことでワイピングローラ(5)のフレーム(21)を前進させ、接触させている。この際、ワイピングローラ(5)の凹版版面(2)に対する押圧力が弱い場合は、油圧シリンダ(6)内の油圧力を上げることで調整を行い、逆に押圧力が強い場合は、油圧シリンダ(6)の油圧力を下げることで調整を行う。これらの油圧力は、油圧機構(7)から供給される圧力調整バルブ(10)により所定の押圧力に油圧力を調整し、シリンダ内(6)に供給することで調整できる機構となっている。
このように、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接している間は、インキを拭き取るために所定の力で凹版版面に押し付けられている。しかし、凹版版胴(1)に凹版版面(2)を取り付けるためのギャップ部(3)の位置にワイピングローラ(5)が面した時には、図9(b)に示すように、ワイピングローラ(5)が一時的に凹版版胴(1)側にくい込み、再度印刷面と接触する際には、押し付けている力(押圧力)により大きな負荷を受けてしまう。その結果、ワイピングローラ(5)を損傷させたり、耐久性を損なったり、ひいては余剰インキの拭き取り不良が発生する一因となっている。
本来、圧力調整バルブ(10)には、内圧の変動に対して常に設定圧力を保持する機構があるが、瞬間的に変動する押圧コントロールまでは応答できないのが現状であり、その結果、ワイピングローラ軸を受けるスライド機構にまで大きな負荷を受けることとなる。
このように、ワイピングローラが損傷したり、磨耗したりすることによって余剰インキの拭き取り不良が起こり、その結果、印刷物に拭き残り等が発生し、印刷物品質を低下させる。さらに、ワイピングローラの耐久性が悪くなるため、ローラ交換の頻度も増し、作業効率の低下とオペレータの作業負担の増加を生むこととなる。
ここでいう「拭き残り」とは、凹版版面上の余剰インキをワイピングローラで拭き取りきれず、印刷物の非画線部にインキが付着することである。また、ここでいう「損紙」とは、印刷物における画像部のインキ濃度が、規格濃度から外れている印刷物又は非画像部が汚れている印刷物等、商品価値のない印刷物のことである。
また、ワイピングは、凹版版胴に対するワイピングローラの押圧量を油圧機構によって調整する場合、押込量を少なくし、油圧力を強くするよう設定して行うが、ワイピングの磨耗により径が小さくなると押込量の再設定をする必要があった。逆に、油圧力を弱くすれば押込量の再設定をする必要はないが、拭き残りが発生することとなった。
このようなワイピングローラの損傷及び拭き残りを解決するため、図10(a)及び図10(b)に示すように、凹版版胴(1)に設けられているギャップ部(3)に、凹版版胴(1)に取り付けた凹版版面(2)の表面と同等な高さでワイピングローラくい込み防止具(4)を取り設け、ワイピングローラ(5)の凹版版胴(1)側へのくい込みを防止する凹版版胴が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
そうすることで、図10(a)に示すように、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)の位置に面している時と、図10(b)に示すように、ワイピングローラ(5)が凹版版胴(1)に設けられているギャップ部(3)の位置に面している時での押込変動が解消されていた。
特許第3590840号公報 特開2005−225056号公報
しかしながら、凹版版胴のギャップ部にワイピングローラくい込み防止具を装着した場合、圧胴爪との接触を防止するために、爪干渉防止溝の加工が必要不可欠となる。ワイピングローラくい込み防止具に爪干渉防止溝を設けた場合、逆回転するワイピングローラとの接触時に硬度差によるワイピングローラの損傷、凹版版面とワイピングローラくい込み防止具の段差によりバウンドが発生し、これが原因で印刷物に拭き残りが発生する。
また、本来、圧力調整バルブ(10)には、内圧の変動に対して常に設定圧力を保持する機構があるが、瞬間的に変動する押圧コントロールまで応答できないのが現状であり、その結果、ワイピングローラ軸を受けるスライド機構にまで大きな負荷を受けることとなる。
本発明は、上記課題を解決することを目的とするものであり、具体的には、ワイピングローラ押圧用の油圧配管に、ロータリーバルブを装備した油圧開閉機構又はギャップ部で発生する油圧シリンダの推力変動、すなわち、シリンダ内の内圧負荷変動に対する油圧力の吸収を行う流体脈動吸収機構を設置し、凹版版胴の凹版版面部及びギャップ部におけるワイピングローラの位置を制御するためのワイピングローラ位置制御装置及び位置制御方法を提供するものである。
本発明におけるワイピングローラ位置制御装置は、油圧機構、圧力調整バルブ、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ並びに油圧機構とワイピングローラ押圧用油圧シリンダを連通させるピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路を有するワイピングローラの押圧力制御装置において、ピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路のうち、いずれか1本の油圧配管経路に、通油の開閉を行う油圧開閉機構を設け、油圧開閉機構を設けた油圧配管経路における油圧シリンダ側油圧配管経路の油圧開閉機機構に近接した位置及び油圧機構側油圧配管経路の油圧開閉機機構に近接した位置に通油孔を設けることを特徴とする。
また、本発明におけるワイピングローラ位置制御装置は、油圧開閉機構が、少なくとも一つの弁体を有するロータリーバルブと、少なくとも一つの油圧開閉機構内油圧経路を有することを特徴とする。
また、本発明におけるワイピングローラ位置制御装置は、油圧機構、圧力調整バルブ、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ並びに油圧機構とワイピングローラ押圧用油圧シリンダを連通させるピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路を有するワイピングローラの押圧力制御装置において、ピストン押側油圧配管経路に、油圧力の吸収を行う流体脈動吸収機構を設けることを特徴とする。
また、本発明におけるワイピングローラ位置制御装置は、流体脈動吸収機構が、ガスによって収縮することで油圧配管経路内の油圧力を調整可能なベローズを有していることを特徴とする。
また、本発明におけるワイピングローラ位置制御方法は、油圧機構、圧力調整バルブ、油圧切替弁、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ並びに油圧機構とワイピングローラ押圧用油圧シリンダを連通させる、ピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路を有するワイピングローラ位置制御装置のワイピングローラ位置制御方法において、ピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路のうち、いずれか1本の油圧配管経路に取り付けた油圧開閉機構のロータリーバルブが、印刷機の凹版版胴に取り付けたロータリーエンコーダと同期し、ワイピングローラが、凹版版胴のギャップ部に位置した場合に、油圧開閉機構のロータリーバルブにより油圧配管経路を閉鎖し、ワイピングローラが、凹版版面に位置した場合に、油圧開閉機構のロータリーバルブにより油圧配管経路を開放し、凹版版胴に対するワイピングローラの接触位置を一定に保つための制御をすることを特徴とする。
凹版版胴のギャップ部にワイピングローラくい込み防止具を設ける必要がなく、更に、ワイピングローラが一時的に凹版版胴側にくい込み、再度印刷面と接触する時のショックを受けることがないため、ワイピングローラの損傷やワイピングローラ損傷に起因する印刷物への拭き残り等の発生、ワイピングローラの耐久性の損失を抑制することが可能である。
印刷機の稼働中に発生するワイピングローラの熱膨張、磨耗等に対応して、ワイピングローラの押込量を手動で調整する必要がなく、自動追従が可能であるため、ローラ交換による作業負担が軽減され、作業効率性が上がる。
次に、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例における油圧開閉機構の断面図を示す。図2は、本発明の一実施例における油圧開閉機構の断面図を示す。図3(a)は、本発明の一実施例における油圧開閉機構を設けたワイピングローラ位置制御装置の油圧開閉機構が開放状態の場合を示し、図3(b)は、油圧開閉機構が閉鎖状態の場合を示す。図4(a)は、本発明の一実施例における油圧開閉機構を設けたワイピングローラ位置制御装置の油圧開閉機構が開放状態の場合を示し、図4(b)は、油圧開閉機構が閉鎖状態の場合を示す。図5は、本発明の一実施例におけるロータリーエンコーダの信号と油圧開閉機構の開閉状態との関係を示す。図6は、本発明の一実施例における流体脈動吸収機構の断面図を示す。図7(a)は、本発明の一実施例における流体脈動吸収機構を設けたワイピングローラ位置制御装置の流体脈動吸収機構のベローズが伸びた状態を示し、図7(b)は、流体脈動吸収機構のベローズが縮んだ状態を示す。図8は、本発明の一実施例による配管内圧力変化と流体油脈動吸収機構におけるベローズの伸縮状態との関係を示す。図9は、従来における凹版版胴のギャップ部に、ワイピングローラくい込み防止具を設けない場合の凹版版胴、ワイピングローラ及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダの状態を示す。図10は、従来における凹版版胴のギャップ部に、ワイピングローラくい込み防止具を設けた場合の凹版版胴、ワイピングローラ及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダの状態を示す。
凹版版面に対するワイピングローラの位置を制御する油圧制御方法として、(イ)ロータリーバルブを装備した油圧開閉機構を用いる油圧制御法及び(ロ)ギャップ部で発生する油圧シリンダの推力変動、すなわち、シリンダ内の内圧負荷変動に対する油圧力の吸収を行う流体脈動吸収機構を用いる衝撃吸収法が挙げられ、それぞれの装置及び作用について順に説明する。
まず、(イ)ロータリーバルブを装備した油圧開閉機構を用いる油圧制御法について説明をする。
図1に油圧開閉機構の断面図を示す。油圧開閉機構(8)は、一つ以上の弁体(12)が取り付けられたロータリーバルブ(11)と、一つ以上の油圧開閉機構内油圧経路(16)を有している。また、油圧開閉機構は、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)と油圧機構側油圧配管経路(15)が嵌通され、構成されており、それぞれ通油孔(13a、13b)が設けられて通油可能となっている。
図1(a)に示すように、油圧開閉機構(8)におけるロータリーバルブ(11)の弁体(12)が、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)又は油圧機構側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)に面していない状態の時に「開放状態」となり、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)と油圧機構側油圧配管経路(15)の中で通油されている状態となる。
なお、ロータリーバルブ(11)における油圧機構側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)の開閉比又はロータリーバルブ(11)における油圧シリンダ側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)の開閉比は、凹版版胴のギャップと凹版版面の比と同等となるような設計となっている。
これに対して、図1(b)に示すように、油圧開閉機構(8)におけるローターバルブ(11)の弁体が、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)又は油圧機構側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)の位置に面している状態の時に「閉鎖状態」となり、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)と油圧機構側油圧配管経路(15)の中の通油が遮断された状態となる。
このように、油圧開閉機構(8)におけるロータリーバルブ(11)を回転させることにより、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)と油圧機構側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)の開閉を行う。
また、図2に弁体(12)を四つ設けた場合の油圧開閉機構の断面図を示す。この場合、二つの弁体(12)が対照的な位置に配置されるため、常時通油孔(13a、13b)を同時に開閉することが可能となる。しかし、通油孔(13a、13b)を閉じる際に、両方を同時に閉じる必要はなく、どちらか一方の通油孔が閉じられれば良いため、弁体(12)が対照的な位置に配置される必要はない。そのことからも、弁体(12)は、少なくとも一つ以上設けられていれば良く、弁体(12)が油圧シリンダ側油圧配管経路(14)及び油圧機構側油圧配管経路(15)の径よりも大きければ、弁体(12)の数は、何個でも良い。
次に、油圧開閉機構の設置状態と、油圧開閉機構を設けた場合の凹版版胴、ワイピングローラ及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダの状態について、図3を参照して説明する。
印刷時にワイピングローラ(5)は、凹版版胴(1)の凹版版面(2)と接することで凹版版面上の余剰インキを拭き取っており、押圧力を一定に保ちながら凹版版面(2)に押し付けられている。ワイピングローラ(5)を凹版版面(2)に押し付けるための押圧力を調整する機構として、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ(6)、油圧機構(7)、油圧開閉機構(8)、油圧切替弁(9)及び圧力調整バルブ(10)が設けられている。また、凹版版胴(1)には、機械の回転タイミングを検知するロータリーエンコーダ(17)が取り付けられている。
凹版版面(2)にワイピングローラ(5)を接触させるには、油圧シリンダ(6)内のピストン(22)を押すことで、ワイピングローラ(5)のフレーム(21)を前進させて接触させている。この際、ワイピングローラ(5)の凹版版面(2)に対する押圧力が弱い場合は、油圧シリンダ(6)内の油圧力を上げることで調整を行い、逆に押圧力が強い場合は、油圧シリンダ(6)の油圧力を下げることで調整を行う。これらの油圧力は、油圧機構(7)から供給される圧力調整バルブ(10)により、所定の油圧力をシリンダ内(6)に供給することで調整できる機構となっている。
図3(a)は、図1(a)で示した油圧開閉機構(8)が開放状態にある場合を示し、図3(b)は、図1(b)で示した油圧開閉機構(8)が閉鎖状態にある場合を示す。
図3(a)の場合、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接触しているため、油圧開閉機構(8)は開放状態にある。そのため、ワイピングローラ(5)は、凹版版面(2)に圧力調整バルブ(10)により設定した適正な油圧力で押圧されている。
一方、図3(b)の場合、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接触していないため、油圧開閉機構(8)は閉鎖状態にある。そのため、圧力調整バルブ(10)により設定した適正な油圧力を弁体(12)で受けるため、ピストン(22)は前進せず、ワイピングローラ(5)はギャップ部(3)にくい込まない。
油圧開閉機構(8)を設置する位置については、図3に示すように、ピストン引側油圧配管経路(23’)に設置しても良く、また、図4に示すように、ピストン押側油圧配管経路(23)に設置しても良い。いずれの油圧配管経路(23、23’)に設置しても、油圧開閉機構(8)を閉鎖状態とすることで、圧力調整バルブ(10)により設定した適正な油圧力を弁体(12)で受けることとなり、その結果、ピストン(22)は前進せず、ワイピングローラ(5)がギャップ部(3)にくい込まないといった作用効果は同様となる。
次に、図5に示すロータリーエンコーダの信号と油圧開閉機構の開閉状態の関係について説明する。図5(a)は、凹版版面(2)とワイピングローラ(5)の接触状態を示す。図5(b)は、ロータリーエンコーダ(11)のタイミング度数に対応した凹版版面(2)とワイピングローラ(5)の位置関係を示す。図5(c)は、図5(b)におけるタイミング度数に対する油圧開閉機構の開閉状態を示す。
図5(a)の上図に示すワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接触している状態、信号で見ると、図5(b)に示すロータリーエンコーダ(11)のタイミング度数が凸部にある状態の時は、図5(c)に示すように、油圧開閉機構(8)におけるロータリーバルブ(11)の弁体(12)が、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)又は油圧機構側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)の位置に面していない状態は、「開放状態」となる。
一方、図5(a)の下図に示すように、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接触していない状態、言い換えれば、ワイピングローラ(5)がギャップ部(3)にある状態 、信号で見ると、図5(b)に示すロータリーエンコーダ(11)のタイミング度数が凹部にある状態の時は、図5(c)の下図に示すように、油圧開閉機構(8)におけるローターバルブ(11)の弁体が、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)又は油圧機構側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)の位置に面している状態は、「閉鎖状態」となる。
このように、凹版版胴(1)自体のタイミング信号を読み取り、そのタイミング信号によって油圧開閉機構(8)におけるロータリーバルブ(11)を同期回転させ、油圧シリンダ側油圧配管経路(14)の通油孔(13a)と油圧機構側油圧配管経路(15)の通油孔(13b)を開閉することで、ワイピングローラ(5)が一時的に凹版版胴(1)側にくい込む現象を抑制し、かつ、ギャップ部(3)に位置していたワイピングローラ(5)が凹版版面(2)に接触した瞬間に受ける負荷を軽減できる。
次に、(ロ)油圧力の変動を吸収する流体脈動吸収機構を用いる衝撃吸収法について説明する。
図6に、流体脈動吸収機構の断面図を示す。流体脈動吸収機構の内部には、ガス(20)を注入してあり、使用する油圧力と均衡を保ち、内圧変化で伸縮させる仕組み(以下「ベローズ」という。)が内蔵されている。
図6(a)に示すように、油圧配管経路(14、15)内の内圧及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダ内の内圧が低くなった場合、流体脈動吸収機構(18)におけるベローズ(19)が伸びる方向に作用し、逆に、図6(b)に示すように、油圧配管経路(14、15)内の内圧及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダ内の内圧が高くなった場合、流体脈動吸収機構(18)におけるベローズ(19)が縮む方向に作用し、油圧配管経路(14、15)内及びシリンダ(6)内の内圧を一定に保つ機構を有している。
次に、流体脈動吸収機構の設置状態と、流体脈動吸収機構を設けた場合の凹版版胴、ワイピングローラ及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダの状態を、図7を参照して説明する。
図7(a)は、図6(a)で示した流体脈動吸収機構(18)のベローズが伸びた場合の状態を示し、図7(b)は、図6(b)で示した流体脈動吸収機構(18)のベローズが縮んだ場合の状態を示す。
図7(a)に示すように、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接触している際には、油圧シリンダ(6)のピストン(22)が押され、推力となってワイピングローラ(5)を凹版版胴(1)の軸心方向に押し出すこととなるが、ワイピングローラ(5)が凹版版面(2)からギャップ部(3)に差し掛かった瞬間に、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ(6)の内圧が減圧してしまう。そこで、ベローズ(19)を伸ばすことで、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ(6)の内圧を加圧する。その結果、ワイピングローラ(5)を凹版版胴(1)の軸心方向に押し出すことができ、適正なワイピング圧力が得られる。
一方、図7(b)に示すように、ギャップ部(3)に位置していたワイピングローラ(5)が凹版版面(2)と接触する瞬間に、ワイピングローラ(5)は、一瞬ピストン(22)を押し戻すため、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ(6)の内圧を高める必要性が出てくる。そこで、ベローズ(19)を縮めることでワイピングローラ押圧用油圧シリンダ(6)の内圧を下げることができ、適正なワイピング圧力が得られる。
流体脈動吸収機構(18)は、このような油圧力の変動を空圧式内部ベローズ(19)で吸収するものであり、流体脈動吸収機構(18)を設置する位置については、図7に示すように、ピストン押側油圧配管経路(23)に設置する。
次に、図8に示す圧力信号と油流体脈動吸収置におけるベローズの伸縮状態との関係について説明する。図8(a)は、凹版版面(2)とワイピングローラ(5)の接触状態を示す。図8(b)は、凹版版面(2)とワイピングローラ(5)の接触位置に対応した圧力計の変化とギャップ部(3)及び凹版版面(2)の位置をロータリーエンコーダ(17)の信号で示す。図8(c)は、(b)における圧力変化に対するベローズの伸縮状態を示す。
図8(a)の上図に示すような、ワイピングローラ(5)が、凹版版面(2)と接触している位置からギャップ部に差し掛かった時に発生する圧力変化は、図8(b)に示すように、一瞬、負荷が軽くなり、その結果、急激に減圧を起こす。この時の流体脈動吸収機構(18)の内部のベローズ(19)の動作は、図8(c)の上図のように伸びた状態となり、減圧された圧力分を加圧することで圧力を保つ。
一方、図8(a)下図に示すように、ワイピングローラ(5)がギャップ部から凹版版面(2)へと回転(移動)した時に、ワイピングローラ(5)は押し戻されてリンダ内部圧力が加圧され、図8(b)に示す圧力計の圧力は、一瞬上昇する。この時の流体脈動吸収機構(18)の内部のベローズ(19)の動作は、図8(c)の下部のように縮んだ状態となり、加圧された圧力分を減圧することで圧力を保つ。
このように、ワイピングローラ(5)と凹版版胴(1)の接触状態における油圧力の変化を流体脈動吸収機構(18)内のベローズ(19)を伸縮させることで、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ(6)の内圧力を絶えず一定に保つようにしている。
本発明の一実施例における油圧開閉機構の断面図を示す。 本発明の一実施例における油圧開閉機構の断面図を示す。 本発明の一実施例における油圧開閉機構を設けたワイピングローラ位置制御装置を示す。 本発明の一実施例における油圧開閉機構を設けたワイピングローラ位置制御装置を示す。 本発明の一実施例におけるロータリーエンコーダの信号と油圧開閉機構の開閉状態との関係を示す。 本発明の一実施例における流体脈動吸収機構の断面図を示す。 本発明の一実施例における流体脈動吸収機構を設けたワイピングローラ位置制御装置を示す。 本発明の一実施例による圧力信号と流体脈動吸収機構におけるベローズの伸縮状態との関係を示す。 従来における凹版版胴のギャップ部にワイピングローラくい込み防止具を設けない場合の凹版版胴、ワイピングローラ及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダの状態を示す。 従来における凹版版胴のギャップ部にワイピングローラくい込み防止具を設けた場合の凹版版胴、ワイピングローラ及びワイピングローラ押圧用油圧シリンダの状態を示す。
符号の説明
1 凹版版胴
2 凹版版面
3 ギャップ部
4 ワイピングローラくい込み防止具
5 ワイピングローラ
6 ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ
7 油圧機構
8 油圧開閉機構
9 油圧切替弁
10 圧力調整バルブ
11 ロータリーバルブ
12 弁体
13 通油孔
14 油圧シリンダ側油圧配管経路
15 油圧機構側油圧配管経路
16 油圧開閉機構内油圧経路
17 ロータリーエンコーダ
18 流体脈動吸収機構
19 ベローズ
20 ガス
21 フレーム
22 ピストン
23 ピストン押側油圧配管経路
23’ ピストン引側油圧配管経路

Claims (4)

  1. 油圧器、圧力調整バルブ、油圧切替弁、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ並びに前記油圧器と前記ワイピングローラ押圧用油圧シリンダを連通させるピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路を有するワイピングローラ位置制御装置において、
    前記ピストン押側油圧配管経路及び前記ピストン引側油圧配管経路のうち、いずれか1本の油圧配管経路に、通油の開閉を行う油圧開閉機構を設け、
    前記油圧開閉機構を設けた前記油圧配管経路における、油圧シリンダ側油圧配管経路の前記油圧開閉機機構に近接した位置及び油圧機構側油圧配管経路の前記油圧開閉機機構に近接した位置に通油孔を設け、
    前記ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ中の油圧を調整し、凹版版胴に対する前記ワイピングローラの接触位置を一定に保つため、前記油圧開閉機構が、前記油圧配管経路の通油孔を開閉するための少なくとも一つの弁体を有するロータリーバルブと、少なくとも一つの油圧開閉機構内油圧経路を有することを特徴とするワイピングローラ位置制御装置。
  2. 前記弁体が、前記油圧配管経路の径よりも大きいことを特徴とする請求項1記載のワイピングローラ位置制御装置。
  3. 油圧器、圧力調整バルブ、油圧切替弁、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ並びに前記油圧器と前記ワイピングローラ押圧用油圧シリンダを連通させる、ピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路を有するワイピングローラ位置制御装置において、
    前記ピストン押側油圧配管経路に、油圧力の吸収を行う流体脈動吸収機構を設け、
    前記油圧配管経路内の油圧力を調整するとともに、前記ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ中の油圧を調整し、凹版版胴に対する前記ワイピングローラの接触位置を一定に保つため、前記流体脈動吸収機構がガスによって収縮することで、前記油圧配管経路内の油圧力を調整可能なベローズを有することを特徴とするワイピングローラ位置制御装置。
  4. 油圧器、圧力調整バルブ、油圧切替弁、ワイピングローラ押圧用油圧シリンダ並びに前記油圧器と前記ワイピングローラ押圧用油圧シリンダを連通させる、ピストン押側油圧配管経路及びピストン引側油圧配管経路を有するワイピングローラ位置制御装置のワイピングローラ位置制御方法において、
    前記ピストン押側油圧配管経路及び前記ピストン引側油圧配管経路のうち、いずれか1本の油圧配管経路に取り付けた油圧開閉機構のロータリーバルブが、印刷機の凹版版胴に取り付けたロータリーエンコーダと同期し、
    前記ワイピングローラが、前記凹版版胴のギャップ部に位置した場合に、前記油圧開閉機構のロータリーバルブにより前記油圧配管経路を閉鎖し、
    前記ワイピングローラが前記凹版版面に位置した場合に、前記油圧開閉機構のロータリーバルブにより前記油圧配管経路を開放し、
    前記油圧配管経路の開閉による通油又は通油遮断によって、凹版版胴に対するワイピングローラの接触位置を一定に保つための制御をすることを特徴とするワイピングローラ位置制御方法。
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