JP2009136193A - 密封容器入り擦りおろし食品の製造方法及びその装置 - Google Patents

密封容器入り擦りおろし食品の製造方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】風味を損ねることなく、衛生的で、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品及び大根おろしの製造から容器に密封するまでを自動的に行うことが可能な容器入り大根おろしの製造方法及びその装置の提供。
【解決手段】本発明の密封容器入り擦りおろし食品の製造装置は、振動洗浄装置と、大根の皮むきを自動的に行う皮むき機と、皮むきの終了した大根を滅菌洗浄する滅菌洗浄機15と、滅菌洗浄後の大根を微細化して大根おろしを製造するおろし機(おろしスライサ)18とを具備し、前記おろしスライサによって作られたおろし大根を容器に自動的に充填する充填機21を設ける。この装置で製造された擦りおろし食品入り密封容器を、80〜85℃の温水中に8〜12分間浸漬して加熱せしめた後、0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬して冷却する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大根おろしを自動的に製造し、更に、少なくとも容器詰めまでを自動化することのできる容器入り大根おろしの製造方法及び装置に関するものである。
周知のように、サンマ等の焼き魚、テンプラ等の和食においては、大根おろしが必須であり、栄養学的にも意味がある。従来より、大根おろしの製造は、一般には、家庭等で小規模に製造する場合、板状体の表面に多数の突起が設けられたおろし器を用い、大根を手で持って往復動させて作っている。また密封容器入り擦りおろし食品として代表的なパック入り大根おろしが知られており、一般に、洗浄殺菌した大根を細断し、スライサー等の自動おろし機により大根おろしを作成し、次いでこれを自動充填機によりポーションカップ等の包装容器に所定量ずつ充填し、然る後、密封することにより製造され、包装容器に充填密封後、60〜75℃の温水中に10〜15分間浸漬し、ついで0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また擦りおろし用食材を輪切りにした後、筒状金型にて型抜きして棒状物を得、次いで該棒状物を、開閉自在の底板を備えたパレットの凹所に収納した後、大根おろし機により、おろし大根を製造し、ついで当該パレットの底板を開いて該おろし大根を容器に落下充填せしめ、次いで該容器の開口部を密閉することを特徴とする容器入り擦りおろし食品の製造方法が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
一方、容器入り大根おろしの製造装置については、レストランや料理店のように大量の大根おろしを消費する現場では、モータを駆動源とするスライサと称する機器を用いることもある。またこのようなパック入り大根おろしの製造装置は、大根の皮むき機と、大根の滅菌洗浄機と、大根のスライサ装置とを具備し、更におろし大根充填機を有する容器入り大根おろしの製造装置が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−238652(段落0002、請求項1) 特開平8−131114 (請求項1、請求項3) 特開平9−70283 (請求項1、図1)
しかしながら、家庭等にあっても、擦りおろし食品、例えば、大根おろしなどの場合、大根おろし器を用いての手作業は楽しいものではなく、むしろ苦痛であり、市販されていれば重宝である。しかし、スライサ等は設置しても普段は邪魔な存在に過ぎず、また、取扱いに熟練を要すると共に安全性に配慮しなければならないため、できれば設置したくないのが現状である。また、現場で製造した場合、それを料理に盛りつけて客に提供することになり、大根おろしが嫌いな客にも付けて出すことになり、客による選択ができない。更に、前述の如き大根の皮むきは、一般には水をかけながら、また流しつつブラッシングすることにより行なわれるため、大根の表面に付着している雑菌が、当該水やブラシを介して皮むき後の大根を汚染し易いという問題があった。しかも、従来法は一旦大量に大根おろしを作成した後、これを所定量ずつ小分けの上、容器詰めするため、充填されたおろしの繊維等の固形分と液状分の割合は、容器毎にバラツキが生じ易いと云う問題を免れなかった。因に、これを避けるため、従来はおろしをしぼったり、ホッパー内で均一に攪拌することも行なわれているが、斯かる操作によりエキス分が失われたり、おろしと空気が触れ、更には密閉するまで長時間を要する結果となるため、却って風味が損われたり、鮮度
も劣化するのが実状であり、加えて雑菌の侵入の機会が増大すると云う難点があった。
そこで、本本発明が解決しようとする第1の課題は、鮮度に優れ、風味を損ねることなく、雑菌の侵入の恐れなく衛生的で、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品を提供することにある。本本発明が解決しようとする第2の課題は、おろし食品の製造から容器に密封するまでを自動的に行うことが可能な容器入り擦りおろし食品の製造装置を提供することにある。
上記の課題を達成するために、下記の各発明によってなされる。
(1)振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を真空冷凍乾燥し、粉末化した後、容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施すことを特徴とする密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
(2)振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施し、ついで該封止加工した擦りおろし食品を80〜85℃の温水中に8〜12分間浸漬して加熱せしめた後、0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬して冷却せしめることを特徴とする密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
(3)擦りおろし食品を容器に充填し、この充填後の容器の開口面をシールし、シール後の容器の複数個を1つの段ボール箱に箱詰めすることを特徴とする前記第1項又は第2項に記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
(4)擦りおろし食品の包装容器への充填量が20〜100gである前記第1項乃至第3項のいずれかに記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
(5)擦りおろし食品の包装容器への充填後、不活性ガスを充填しつつ密封することを特徴とする前記第1項乃至第4項のいずれかに記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
(6)擦りおろし食品が大根おろしであることを特徴とする前記第1項乃至第5項のいずれかに記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
(7)大根に振動を与えながら自動洗浄する大根洗浄手段と、この大根洗浄手段により洗浄された大根を所定の大きさの大根片に切断する大根カット手段と、この大根カット手段によりカットされた大根の殺菌を行う殺菌手段と、カットされた大根片の水切りを行う水切り手段と、この水切り手段で水切りされた大根片からおろしを作るおろし機と、このおろし機による大根おろしを容器に一定量だけ充填してから前記容器の開口をシールする充填シール手段と、この充填シール手段によって充填及びシールの済んだ容器を加熱殺菌手段を施した後、得られた容器が予め設定した数量になる毎に自動的に梱包及びシールする梱包手段とを具備することを特徴とする容器入り大根おろしの製造装置。
(8)前記殺菌手段は、前記大根片をオゾン液に浸漬して殺菌し、殺菌済みの大根片に付着するオゾン液を除去する機能を具備することを特徴とする前記第7項に記載の容器入り大根おろしの製造装置。
(9)前記大根カット手段から前記加熱殺菌手段に至る工程は、衛生的に設置雰囲気から遮断された区画に設定されていることを特徴とする前記第7項又は第8項に記載の容器入り大根おろしの製造装置。
以上説明したように、前記第1項に示した本発明は、振動を与えながら洗浄し、皮むきしたので、短時間で洗浄が可能ととなりまたきれいに洗浄することができる。また、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を真空冷凍乾燥し、粉末化した後、容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施すことを特徴とするもので、この擦りおろし食品を真空冷凍乾燥した後
、粉末化したので、鮮度に優れ、風味を損ねることなく、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品が得られる。前記第2項に示した本発明は、振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施し、ついで該封止加工した擦りおろし食品を80〜85℃の温水中に8〜12分間浸漬して加熱せしめた後、0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬して冷却せしめることを特徴とするもので、振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施すことにより、鮮度に優れ、風味を損ねることなく、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品が得られるばかりでなく、該封止加工した擦りおろし食品を80〜85℃の温水中に8〜12分間浸漬して加熱せしめた後、0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬して冷却せしめることにより、十分な殺菌が可能であると共に、鮮度にが維持され、風味を損ねることなく、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品が得られる。前記第3項に示した本発明は、擦りおろし食品を容器に充填し、この充填後の容器の開口面をシールし、シール後の容器の複数個を1つの段ボール箱に箱詰めすることにより、梱包工程を自動的に行うことができ、量産化が図られ、しかも衛生面の品質向上を図ることができると共に流通ルートに流すことが可能になる。
前記第4項に示した本発明は、擦りおろし食品の包装容器への充填量が20〜100gであることにより、加熱処理及びそれに引き続く冷却処理効率上望ましいと共に、一般家庭における無駄のない消費性の点でも有利である。前記第5項に示した本発明は、擦りおろし食品の包装容器への充填後、不活性ガスを充填しつつ密封することにより、包装容器内の酸素を追い出し、擦りおろし食品の酸化を防止し、鮮度に優れ、風味を損ねることなく、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品が得られる。前記第6項に示した本発明は、擦りおろし食品が大根おろしであることにより、最も利用価値を有するものであり、また擦りおろし食品として効果的である。
前記第7項に示した本発明は、大根に振動を与えながら自動洗浄する大根洗浄手段と、この大根洗浄手段により洗浄された大根を所定の大きさの大根片に切断する大根カット手段と、この大根カット手段によりカットされた大根の殺菌を行う殺菌手段と、カットされた大根片の水切りを行う水切り手段と、この水切り手段で水切りされた大根片からおろしを作るおろし機と、このおろし機による大根おろしを容器に一定量だけ充填してから前記容器の開口をシールする充填シール手段と、この充填シール手段によって充填及びシールの済んだ容器を加熱殺菌手段を施した後、得られた容器が予め設定した数量になる毎に自動的に梱包及びシールする梱包手段とを具備することを特徴とするもので、この容器入り大根おろしの製造装置により、容器入り大根おろしの製造の全工程を自動化したことにより、量産性に優れ、かつ衛生面の処理においても優れた容器入り大根おろしの製造装置を得ることができる。
前記第8項に示した本発明は、前記殺菌手段は、前記大根片をオゾン液に浸漬して殺菌し、殺菌済みの大根片に付着するオゾン液を除去する機能を具備することにより、製造された大根おろしは安全性及び衛生に優れている。前記第9項に示した本発明は、前記大根カット手段から前記加熱殺菌手段に至る工程は、衛生的に設置雰囲気から遮断された区画に設定されていることにより、製品に雑菌等の付着しやすい工程が作業場等の設置雰囲気から隔離され、設置雰囲気側から空気中の埃等が製品に付着して、雑菌等が混入するのを防止することができる。
以下に、本発明の実施の形態の最良のものについて説明するが、これは一例であってこ
れに限定されるものではない。
前記第1項に記載の発明は、振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を真空冷凍乾燥し、粉末化した後、容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施すことを特徴とする密封容器入り擦りおろし食品の製造方法であり、振動を与えながら洗浄する一例としては植毛されたベルトコンベアを上下に、かつ植毛面を互いに対抗させて設け、この間に大根を挟み、洗浄する。この際、移動するベルトコンベアの速度をそれぞれ異ならしめる。例えば、10〜30m/min、好ましくは15〜20m/minで移動させる。また移動するベルトコンベアの速度をそれぞれ異ならしめて移動させる。この際、移動速度の差は、1〜20が好ましい。またベルトコンベアを移動させながら移動方向と直角に振動させる方法がある。この場合、例えば、振動、即ち往復運動は、100〜400往復/minで往復させる。好ましくは150〜3500往復/minで往復させる。更に植毛された回転ブラシを用いる場合には、上記コンベアと同様に植毛された回転ブラシを上下に対抗させて設け、この間に大根を挟み、洗浄する。この場合、回転ブラシの回転速度は、100〜400r/min、好ましくは150〜350r/minがよい。上下に対向した移動コンベアの移動速度の差は、50〜100m/minが好ましく、また回転ブラシの速度差は、50〜100r/minが好ましい。また上のコンベアと下のコンベアとの回転速度の差は、1〜20r/minが好ましい。皮むきは、市販の周知の皮むき機が用いられ、特に限定されるものではない。滅菌処理は、殺菌性に優れたオゾンが用いられる。殺菌はオゾン液に浸す。擦りおろし食品の擦りおろしは、擦りおろし機で行われ、おろし機は回転刃によりカットされた大根を粉砕し、大根おろしを製造する。擦りおろし食品の真空冷凍乾燥は、-20℃〜50℃で真空下で冷凍乾燥する。ついで粉末化する。あるいは-20℃〜50℃で真空下で容器内へ擦りおろし食品を噴霧して微粒子化することにより水分を除去する。またドライフリージング、いわゆる真空又は常圧下、噴霧乾燥により粉末化する技術があるが、これらの真空冷凍乾燥技術は、周知であり、特に限定されるものではない。この方法により、若干の下準備をするがけで、洗浄、殺菌、おろし、容器詰め、加熱菌、更には包装や梱包に至る工程のすべてが人手に頼らず自動的に行うことができ、効率的に量産が図られ、しかも衛生面の品質向上を図ることができると共に、この擦りおろし食品を真空冷凍乾燥し、粉末化した後、容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施すので、鮮度に優れ、風味を損ねることなく、しかも日持ちが良く、十二分な賞味期間を保有する密封容器入り擦りおろし食品が得られる。
前記第2項に記載の発明は、振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施し、ついで該封止加工した擦りおろし食品を80〜85℃の温水中に8〜12分間浸漬して加熱せしめた後、0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬して冷却せしめることを特徴とする密封容器入り擦りおろし食品の製造方法であり、この擦りおろし食品を80〜85℃の温水中で加熱することで短時間で殺菌効果が得荒れる。この温度範囲外、特に80℃未満では殺菌効果が十分ではなく、また85℃より高温では、長時間熱に曝されるので、品質に悪影響を及ぼし、鮮度が落ち、風味を損われるので好ましくない。この方法により、若干の下準備をするがけで、洗浄、殺菌、おろし、容器詰め、加熱菌、更には包装や梱包に至る工程のすべてが人手に頼らず自動的に行うことができ、効率的に量産が図られ、しかも衛生面の品質向上を図ることができる。本発明に用いられる擦りおろし食品としては、大根おろし、にんじんおろし、りんごおろしなどその種類はとわないが、特に大根おろしが好ましい。
以下、本発明の方法及びその装置について図面をもって具体的に説明する。図1は本発明による容器入り大根おろしの製造装置の実施例を示す平面略図であり、図2は図1の正面図(一部については図示を省略)である。図3は加熱殺菌処理手段を示す略図である。
図1乃至図2において、本発明による容器入り大根おろしの製造装置は、各工程を分担する機器が直線状に設置され、設置スペースを有効に活用するため、途中でラインを直交させ、更に逆方向にラインを延伸させた設置構成にしている。ここで、「振動を与えながら」とは、上下に対抗して1対又は2対の回転するナイロンブラシを有する場合には、上部の回転ブラシ又は下部の回転ブラシを軸方向に振動させることを意味し、また上下に対抗して1対又は2対の回転するナイロンブラシのいずれか一方の回転ブラシの回転速度に差を持たせる意味に使用している。
例えば、材料となる大根は、ラインの入口に設置されたコンベアを通して大根自動洗い機1に搬入(この搬入は人手による)される。大根自動洗い機1は洗浄室、上下に対抗して1対又は2対の回転するナイロンブラシ及び水供給機構を備え、搬入された大根に水をかけながらナイロンブラシを回転させると共に上部の回転ブラシ又は下部の回転ブラシを軸方向に振動させることによって自動洗浄を行う。この大根自動洗い機1には、大根カット選別コンベア2、クリーンブース3及び整列コンベア4が一直線上に順次連結されている。
整列コンベア4に直交させて傾斜コンベア5が連結され、この傾斜コンベア5の途中には計数器6が設置され、更に傾斜コンベア5には縦型三方シール機7が連結されている。この縦型三方シール機7に対し、クリーンブース3と平行に傾斜コンベア8及び搬送コンベア10が連結され、この傾斜コンベア8の途中には金属探知器9が設置されている。更に、傾斜コンベア8に対し、搬送ローラコンベア11が並設されている。この搬送ローラコンベア11には、ガムテープ封缶機12及び搬送ローラコンベア13が順次連結されている。
クリーンブース3は設置雰囲気からガラス板等を用いた箱型の区画によって遮断され、埃や雑菌が製造した大根おろしに付着するのを防止するための隔離スペースを形成している。このクリーンブース3内には、大根洗浄仕上げ機14、洗浄殺菌機15、水切り機16、傾斜コンベア17、おろし機18、プールタンク19、搬送ポンプ20及びカップ充填シール機21を一直線上に順次設置されている。
以上の構成において、大根自動洗い機1できれいに自動洗浄された大根は、大根カット選別コンベア2に送られ、コンベアで搬送される過程において、人手により葉と先端部の切り落としが行われる。また、人手により、腐敗したものが有るか否か、傷み具合はどうか、大きな曲がりがないか等を視覚により選別し、不良品はラインから除外する。
ついで、大根洗浄仕上げ機14が備えるカッターによって一定の長さにカットされる。この後、カットされた大根(以下、「カット大根」という)の洗浄が行われる。この後、カット大根は洗浄殺菌機15に搬入され、オゾン液タンクの中を通過する過程でオゾン洗浄が行われる。ついで、水切り機16を通過する過程で大根に付着したオゾン液がバイブレーションにより取り除かれる。
水切り機16で水切りが終了したカット大根は、傾斜コンベア17によって搬送され、おろし機18に搬入される。おろし機18は回転刃によりカット大根を粉砕し、大根おろしを製造する。この大根おろしは、圧縮機及びタンクを備えたプールタンク19によって貯蔵される。この場合、圧縮機で繊維分と水分に分離し、繊維分と水分を個別に夫々のタンクへ特殊ポンプにより圧送され、タンクに一時的に保存される。製造した大根おろしは、粉末状で包装するために、真空冷凍乾燥技術を利用して、真空下に冷凍し、乾燥する。得られた乾燥固形物を粉砕して粉末にする。または真空下、低温雰囲気中へ大根おろしの液状物を噴霧して水を分離し、乾燥する。乾燥された大根卸し粉末は、周知の方法で袋詰め
する。袋詰め装置は、通常用いられる市販されているものを用いることができる。
製造した大根おろしは、一定量毎にカップ(容器)詰めにされる。この工程を分担するのがカップ充填シール機21であり、発泡スチロール等によって作られたカップはライン外から人手により搬入され、カップ充填シール機21内の所定位置にセット(マガジンに100個単位でセットされる)され、順番に機内を間欠送りされる。このカップ(不図示)に対し、大根おろしは搬送ポンプ20によってプールタンク19から吸引され、カップ充填シール機21へ送り込まれ、所定位置に到達したカップの上方からノズルにより規定量を充填する。
この後、大根おろしが充填されたカップは移動し、シールフィルム(カップの開口面をシールするためのフィルム)を熱着する位置に到達する。この位置においてカップ内に窒素ガスがフラッシュされ、同時にシール型が下降してシールフィルムによるシールが行われる。ついで、カップ充填シール機21内のカットプレスの位置まで間欠送りされ、仕上げシールとカットをプレス処理により行われる(カット後のシール残部は上部に巻き上げられ、最終的にはゴミとして処理される)。この後、カップは下方に落とされ、受けコンベアによってクリーンブース3から整列コンベア4へ搬送される。
整列コンベア4に到来するカップは、傾斜コンベア5へ順次送り出され、通過するカップの個数が計数器6によって計数され、更に縦型三方シール機7に送り込まれる。縦型三方シール機7では、搬入されたカップを次々にシールした後、加熱殺菌処理手段30(図3、A参照)に導入され、80℃〜85℃の熱水中に投入されて10分〜12分間浸漬して加熱される。加熱殺菌処理手段30は、図1に示される点線内であるAを図3のAで示されるように、縦型三方シール機7と傾斜コンベア8との間に設置される。ついで加熱後のシールされたカップは、2℃の冷水中に6分浸漬して冷却される。その後、風乾してビニール袋に収納し、計数器6の計数値が10個になった時点でシーリング及びカットを行い、傾斜コンベア8へ送り出す。乾燥の仕方は、特にこれに限定されない。また加熱殺菌処理手段30において、加熱殺菌容器は、部屋に区画され、区画間は好ましくは下方で連通している。
傾斜コンベア8上を搬送される過程で、カップ入りのビニール袋は金属探知器9を通過し、万一ビニール袋内に金属製の異物(例えば、おろし機の刃の欠損物等)が混入していないか否かを検出する。異常が無ければ日付けの印字処理を行い、異常があった場合にはラインを停止させ、その不良品を廃棄処分にした後、ラインを再稼働させる。
この後、製品はガムテープ封缶機612へ送られる。ガムテープ封缶機12はカップ入りのビニール袋を10〜30個の単位で段ボール箱に詰め、更にガムテープでシールの後、封印を行う。このガムテープ封缶機12における箱詰め作業及びシール作業は、全て自動で行われる。このようにして、最終的に製品となった段ボール箱622は搬送ローラコンベア611の近傍に整列され、必要に応じて搬出される。
なお、上記の説明では、カップは市販品等を調達して使用するものとしたが、ラインに並行して容器製造工程を設け、おろし大根の製造に並行して、合成樹脂による原反フィルムから容器(合成樹脂製で上部が開口した碗形のパック)を成形加工するようにすることもできる。或いは、原反フィルムに代え、発泡スチロール等を用いて成形加工にしてもよい。また金属探知機9は、例えば、日新電子工業株式会社製の「ND787シリーズ・コンベア式金属たン知装置」が用いられ、洗浄殺菌機15やガムテープ封缶機12なども市販のものを用いてよい。更に大根自動洗い機1は、市販の製品の回転ブラシに軸方向の振動を与える手段、又は回転ブラシの一つの回転速度を異ならせる手段などがある。
〔発明と実施例の対応〕
以上の実施例において、大根自動洗い機1が大根洗浄手段、大根洗浄仕上げ機14が大根カット手段、洗浄殺菌機15が殺菌手段に各々相当する。また、カップ充填シール機21が充填シール手段に相当し、縦型三方シール機7及びガムテープ封缶機12が梱包手段に相当する。
以下に本発明の製造方法の実施例を挙げて本発明を更に説明する。
〔実施例1〕
植毛された回転ブラシ2対を並列に配置し、かつ大根に向って放水されるノズルを有する大根洗浄装置に水を入れ、該回転ブラシに土で汚れた大根を挿入してノズルから大根に向って放水して洗浄した。この際、2対の回転ブラシの下部にある回転ブラシの回転速度を300r/minとし、上部にある回転ブラシの回転速度を250r/minにした。得られた大根は、非常にきれいに洗浄された。この大根をオゾン水により洗浄殺菌し、得られた大根を自動皮むき、細断、おろし加工して大根おろしを作成した。次いで、プラスチック製ポーションカップ(内容量30ml)に、約23gずつ当該大根おろしを自動充填し、トップフィルムをヒートシールして密封容器入り大根おろしを得た。次いで、この密封容器入り大根おろしを、加熱殺菌処理手段30に導入する。ここで、80℃の温水中に10分間浸漬して加熱せしめた後、直ちに2℃の冷水中6分間浸漬して冷却せしめた。次いで、斯かる冷却処理後の密封容器入り大根おろしを10℃で冷蔵保存したところ、製造後22日経過後においても一般生菌数が300個/g以下、大腸菌群陰性であり、しかも風味の劣化もなく、賞味に適するものであった。
〔実施例2〕
大根おろしをポーションカップに自動充填した際に、該ポーションカップの空間部分に炭酸ガスを充填しながらトップフィルムをヒートシールして密封容器入り大根おろしを得た以外は実施例1と同様に処理したところ、実施例1と同様な結果が得られ、特に、酸化による大根おろしの黄変や異臭の発生も認められなかった。充填ガスとして炭酸ガスに代え窒素ガスを用いても本発明の効果が得られた。
〔実施例3〕
実施例1と同様にして大根を洗浄し、殺菌後、自動皮むき、細断、おろし加工して大根おろしを作成した。得られた大根おろしを公知のフリードライジング装置を用いて真空化下、噴霧して乾燥し、粉末を得た。ついで、この噴霧乾燥した粉末の大根おろしをポーションカップに自動充填した際に、該ポーションカップの空間部分に炭酸ガスを充填しながらトップフィルムをヒートシールして密封容器入り大根おろしを得た。実施例1と同様な結果が得られ、特に、酸化による大根おろしの黄変や異臭の発生も認められなかった。充填ガスとして炭酸ガスに代え窒素ガスを用いても本発明の効果が得られた。
〔比較例1〕
実施例1で得た密封容器入り大根おろしを、加熱・冷却処理することなくそのまま10℃で冷蔵保存したところ、製造後4日目で、一般生菌数1万個/gを越え、異臭(沢庵臭)も発生した。
〔比較例2〕
実施例1で得た密封容器入り大根おろしを、実施例1と同様に加熱処理した後、冷却することなくそのまま10℃で冷蔵保存したところ、製造後5日目で、一般生菌数は300個/g以下であったものの、大根おろしの風味が損われており、賞味に不適なものとなっていた。
擦りおろし食品は、焼き魚、テンプラ等の和食の嗜好物として使用され、加工食品の技術分野において、長期間の保存が困難であるといわれているところ、本発明の密封容器入り擦りおろし食品は、長期間の保存が可能で、かつ手軽に使用でき、また簡単に製造できることから今後ますます需要が見込まれる極めて有用な製品である。
本発明による容器入り大根おろしの製造装置の別の実施例を示す平面図である。 図1の装置の部分正面図である。 本発明の装置の部分正面図である。
符号の説明
1 大根自動洗い機
2 大根カット選別コンベア
3 クリーンブース
7 縦型三方シール機
12 ガムテープ封缶機
14 大根洗浄仕上げ機
15 洗浄殺菌機
16 水切り機
18 おろし機
21 カップ充填シール機
30 加熱殺菌処理手段
A 図1の点線内を示す拡大図

Claims (9)

  1. 振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を真空冷凍乾燥し、粉末化した後、容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施すことを特徴とする密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
  2. 振動を与えながら洗浄し、皮むきした後、得られた擦りおろし用食材を滅菌洗浄処理した後、これを擦りおろして擦りおろし食品を作り、この擦りおろし食品を容器に充填し、更に前記容器に対して封止加工を施し、ついで該封止加工した擦りおろし食品を80〜85℃の温水中に8〜12分間浸漬して加熱せしめた後、0〜5℃の冷水中に5〜15分間浸漬して冷却せしめることを特徴とする密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
  3. 擦りおろし食品を容器に充填し、この充填後の容器の開口面をシールし、シール後の容器の複数個を1つの段ボール箱に箱詰めすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
  4. 擦りおろし食品の包装容器への充填量が20〜100gである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
  5. 擦りおろし食品の包装容器への充填後、不活性ガスを充填しつつ密封することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
  6. 擦りおろし食品が大根おろしであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の密封容器入り擦りおろし食品の製造方法。
  7. 大根に振動を与えながら自動洗浄する大根洗浄手段と、この大根洗浄手段により洗浄された大根を所定の大きさの大根片に切断する大根カット手段と、この大根カット手段によりカットされた大根の殺菌を行う殺菌手段と、カットされた大根片の水切りを行う水切り手段と、この水切り手段で水切りされた大根片からおろしを作るおろし機と、このおろし機による大根おろしを容器に一定量だけ充填してから前記容器の開口をシールする充填シール手段と、この充填シール手段によって充填及びシールの済んだ容器を加熱殺菌手段を施した後、得られた容器が予め設定した数量になる毎に自動的に梱包及びシールする梱包手段とを具備することを特徴とする容器入り大根おろしの製造装置。
  8. 前記殺菌手段は、前記大根片をオゾン液に浸漬して殺菌し、殺菌済みの大根片に付着するオゾン液を除去する機能を具備することを特徴とする請求項7記載の容器入り大根おろしの製造装置。
  9. 前記大根カット手段から前記加熱殺菌手段に至る工程は、衛生的に設置雰囲気から遮断された区画に設定されていることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の容器入り大根おろしの製造装置。
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