JP2009136139A - 降圧型dc−dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る降圧型DC−DCコンバータは、タップインダクタの代替として2つのインダクタを組み合わせた回路を搭載する。
【選択図】図1
Description
IEEE TRANSACTIONS ON POWER ELECTRONICS,VOL.20,NO.4,JULY 2005 pp775−780
図1に、本発明の第1の実施形態に係る降圧型DC−DCコンバータの回路図を示す。本実施形態の降圧型DC−DCコンバータは、直流電圧入力端子Tinから接地端子Tgへ向かって直列に接続されたスイッチング素子S1及びスイッチング素子S2と、カソードを直流電圧入力端子Tin側にスイッチング素子S1に並列に接続された第1ダイオードSD1と、カソードを直流電圧入力端子Tin側にスイッチング素子S2に並列に接続された第2ダイオードSD2と、スイッチング素子S1とスイッチング素子S2との接続点P1から出力端子Toへ向かって直列に接続された第1インダクタL1及び第2インダクタL2と、アノードを接地端子Tg側に第1インダクタL1と第2インダクタL2との接続点P2と接地端子Tgとを接続する第3ダイオードDiと、スイッチング素子S1と第1インダクタL1との接続点P1とスイッチング素子S2との間に接続され、第1インダクタL1と共振するキャパシタCcと、を備える。
モード1は、図2のt0からt1までである。t=t0の時、スイッチング素子S2がターンオフされると、ドレイン−ソース電圧Vds2が上昇し、同時にスイッチング素子S1のドレイン−ソース電圧Vds1が減少する。Vds1が0になるとこのモードが終わる。このモードの電流I1及び電流I2のルートを図3に示す。
モード2は、図2のt1からt2までである。t=t1の時、第1ダイオードSD1に電流が流れているため、スイッチング素子S1のドレイン−ソース電圧Vdsは0となる。このため、スイッチング素子S1はソフトスイッチング動作でターンオンすることができる。その時、第1インダクタL1と第2インダクタL2の接続点P2の電圧V2が0であるため、第3ダイオードDiがオンの状態を維持する。入力電圧Vinが第1インダクタL1に対して充電し、出力電圧により第2インダクタL2が放電する。電流I1が0になるとこのモードが終わる。このモードの電流I1及び電流I2のルートは、図3のモード1と同様である。
モード3は、図2のt2からt3までである。モード2でスイッチング素子S1がオンとなっているので、電流I1は、スイッチング素子S1を流れ、向きが逆方向から順方向になる。電流I1はゼロから増加し、電流I2は減少し続ける。電流I1と電流I2の電流値が等しくなるとこのモードが終わる。このモードの電流I1及び電流I2のルートを図4に示す。
モード4は、図2のt3からt4までである。t=t3の時、電流I1が電流I2の電流値が同じなので、第3ダイオードDiがオフとなる。第1インダクタL1のインダクタンスh1と第2インダクタL2のインダクタンスh2とのインダクタンス比率h1/h2をnとしたとき、接続点P2の電圧V2は数式3で表せる。この時、(入力電圧Vin−電圧V2)の電圧は、第1インダクタL1に対して充電する。(電圧V2−出力電圧Vo)の電圧は第2インダクタL2に対して充電する。スイッチング素子S1がターンオフし、このモードが終わる。このモードにおいて、第二ダイオードSD2が導通しているときの電流I1及び電流I2のルートを図5に示す。
モード5は、図2のt4からt5までである。t=t4の時、スイッチング素子S1がターンオフされるとドレイン−ソース電圧Vds1が上昇し、同時にスイッチング素子S2のドレイン−ソース電圧Vds2が減少する。ドレイン−ソース電圧Vds2が0になるとこのモードが終わる。このモードにおいて、第2ダイオードSD2が導通しているときの電流I1及び電流I2のルートを図6に示す。
モード6は、図2のt5からt0までである。モード5で第2ダイオードSD2に電流I1が流れているため、スイッチング素子S2のドレイン−ソース間の電圧は0である。このため、t=t5の時、スイッチング素子S2はソフトスイッチング動作でターンオンすることができる。その時、キャパシタCcは、第1インダクタL1に蓄積されたエネルギーにより電流I1を順方向に所定時間放電させ、その後、電流I1を逆方向へ転換させて第1インダクタL1に対して充電する。出力電圧により第2インダクタL2が放電する。このモードはスイッチング素子S2がターンオフすると終わる。このモードの電流I1及び電流I2のルートを図7に示す。
特許文献1に2つのインダクタを備える降圧型DC−DCコンバータが記載されている。特許文献1の降圧型DC−DCコンバータはスイッチング素子に並列にキャパシタを備える。一方、本発明に係る降圧型DC−DCコンバータは、図1で説明したようにスイッチング素子に並列に備えるキャパシタが不要である。このため、本発明に係る降圧型DC−DCコンバータはコスト低減を図ることができる。
図9に、本発明の第2の実施形態に係る降圧型DC−DCコンバータの回路図を示す。この図9に示す降圧型DC−DCコンバータは、絶縁型の2石フォワードコンバータであり、ロバストが良く、トランスのリセット回路が不要で、トポロジーが簡単である等のメリットを備えている。
モードM1における電流I3及びI4の流れを図12に示す。図11に示す時刻t10において、スイッチング素子S3及びスイッチング素子S4の双方のドレイン−ソース電圧Vdsが0になると共に、スイッチング素子S3及びスイッチング素子S4がターンオンし、双方のゲート−ソース電圧Vgs3、4が所定電圧値となる。そのターンオンによって、直流電源VDCから出力される電圧VinがトランスTrの一次側に供給され、この供給に応じて二次側に生じる二次電圧VsがダイオードD3を介してインダクタL3及びインダクタL4を充電する。
一方、インダクタL3に流れる電流I3は、ダイオードD4を逆方向に通過してトランスTrへ向かって流れ、二次側端子T2bから一次側端子T1bを介してスイッチング素子S4を経由し、直流電源VDCに戻る経路で流れる。この電流I3は時刻t11まで上昇する。
モードM2における電流I3及びI4の流れを図13に示す。図12に示した状態のダイオードD4を流れる逆方向の電流I3が、順方向の電流I4の電流値を上回ると、ダイオードD4がオフとなる。このオフによって図13に示すように、電流値I3とI4との電流値が等しくなって直流電源VDCから負荷Roまで流れる。つまり、電流値I3=I4が、直流電源VDC、スイッチング素子S3、一次側端子T1a、二次側端子T2a、ダイオードD3、負荷Ro、二次側端子T2b、一次側端子T1b、スイッチング素子S4を経由して直流電源VDCに戻る経路で流れる。この電流I3=I4は、時刻t11〜t12間に示すように、双方とも電流値が上昇方向に向かいながら流れる。
モードM3における電流I3及びI4の流れを図14に示す。時刻t12において、電流I3及びI4が所定の電流値になると、スイッチング素子S3及びスイッチング素子S4の双方のゲート−ソース電圧Vgs3、4が0、ドレイン−ソース電圧Vds1,2が所定電圧値となるので、スイッチング素子S3及びスイッチング素子S4が同時にターンオフする。このオフ時に、インダクタL3及びインダクタL4の自己誘導作用によって電流I3と電流I4との電流値の関係が変化するのでダイオードD4がオンとなる。このオンによって、電流I4はコンデンサCo及び負荷Roを介してダイオードD4を順方向に流れる。この電流I4は、図11に符号IHで示すように、小さい出力電圧Voで放電するため、僅かずつ減少方向に流れる。
モードM4においては、時刻t13において電流I3の電流値が0になると、ダイオードD3がオフする。図15に示すように電流I3は流れず、電流I4のみが平滑キャパシタCo、負荷Ro及びダイオードD4のループで流れ続ける。図11にIHで示すようになだらかに減少方向に流れ、上述したと同様に時刻t14〜t15間で再度モードM1を経過してモードM2となる時刻t15まで減少方向に流れる。
次に、上記の第2の実施形態の変形例について説明する。
図19は第2の実施形態の変形例1の2石フォワードコンバータの回路図である。図19に示す2石フォワードコンバータが、図9に示した2石フォワードコンバータと異なる点は、破線枠で示すように、ダイオードD1を、ダイオードSD5を有するスイッチング素子S5に置き換え、ダイオードD2をダイオードSD6を有するスイッチング素子S6に置き換えたことにある。即ち、一次側の受動素子である2つのダイオードを、低いオン抵抗値の能動素子である2つのスイッチング素子に置き換えたので、変換効率を向上させることができる。
図25は、第3の実施形態の降圧型DC−DCコンバータの回路図である。第3の実施形態の降圧型DC−DCコンバータは、入力端子対と接続端子対との間に形成され、前記接続端子対の間に形成される経路に第11インダクタL11を含む第1回路51と、前記接続端子対と出力端子対との間に形成され、第一接続端子Tsと第一出力端子Toとの間及び第二接続端子Tsgと第二出力端子Togとの間を接続する2つの出力側連絡線路、前記出力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第12インダクタL12、及び第12インダクタL12より前記接続端子対側で前記出力側連絡線路間を接続する第11ダイオードD11を含む第2回路52と、を備える。ここで、入力端子対は、第一直流電圧入力端子Tin及び第二直流電圧入力端子Tgで構成される。接続端子対は、第一接続端子Ts及び第二接続端子Tsgで構成される。出力端子対は、第一出力端子To及び第二出力端子Togで構成される。
第1回路の例を図33及び図34に示す。第1回路51は、第一直流電圧入力端子Tinと第一接続端子Tsとを接続し、第二直流電圧入力端子Tgと第二接続端子Tsgとを接続する2つの入力側連絡線路、第11スイッチング素子S11と第11付随ダイオードSD11とが並列接続された第11スイッチSW11、第12スイッチング素子S12と第12付随ダイオードSD12とが並列接続された第12スイッチSW12、及び、キャパシタCrを有する。第11スイッチSW11は前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置される。第12スイッチSW12とキャパシタCrとを直列に接続した架設線路は、第11スイッチSW11より前記接続端子対側で前記入力側連絡線路間を接続する。第11インダクタL11は、前記架設線路より前記接続端子対側の前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置される。
(1)第11スイッチング素子S11オン(第1動作期間)
電源Vinは、電流を第一直流電圧入力端子Tin、第11スイッチング素子S11、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、第二直流電圧入力端子Tgの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、電流を第一直流電圧入力端子Tin、第11スイッチング素子S11、第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、第二直流電圧入力端子Tgの順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)エネルギー移転動作期間及びエネルギー蓄積動作期間
第11スイッチング素子S11をオフし、第12スイッチング素子S12をオンすることで、第11インダクタL11とキャパシタCrとが共振動作する。第11インダクタL11が電流を第11ダイオードD11、第12スイッチング素子S12、キャパシタCrの順で流した後、キャパシタCrが電流を第12スイッチング素子S12、第11ダイオードD11、第11インダクタL11の順で流す。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第3動作期間
第12スイッチング素子S12がオフとなり、第11インダクタL11が電流を第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第11ダイオードD11の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(1)第12スイッチング素子S12オン(第1動作期間)
第11インダクタL11とキャパシタCrとが共振動作する。第11インダクタL11が電流を第11ダイオードD11、第12スイッチング素子S12、キャパシタCrの順で流した後、キャパシタCrが電流を第12スイッチング素子S12、第11ダイオードD11、第11インダクタL11の順で流す。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
キャパシタCrが電流を第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、第12スイッチング素子S12の順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)第3動作期間
第12スイッチング素子S12をオフすることで、第11インダクタL11が電流を第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第11ダイオードD11の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)エネルギー蓄積動作期間
第11インダクタL11が蓄積していたエネルギーが消滅した後、第11スイッチング素子S11をオンにすることで、電源Vinは、電流を第一直流電圧入力端子Tin、第11スイッチング素子S11、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、第二直流電圧入力端子Tgの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
第1回路の他の例を図35及び図36に示す。本例と図33及び図34との違いは、キャパシタCrの配置である。すなわち、第1回路51は、第一直流電圧入力端子Tinと第一接続端子Tsとを接続し、第二直流電圧入力端子Tgと第二接続端子Tsgとを接続する2つの入力側連絡線路、第11スイッチング素子S11と第11付随ダイオードSD11とが並列接続された第11スイッチSW11、第12スイッチング素子S12と第12付随ダイオードSD12とが並列接続された第12スイッチSW12、及び、キャパシタCrを有する。第11スイッチSW11は入力側連絡線路の少なくとも一方に配置される。第12スイッチSW12を含む架設線路は、第11スイッチSW11より前記接続端子対側で前記入力側連絡線路間を接続する。第11インダクタL11は、前記架設線路より前記接続端子対側の前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置される。キャパシタCrは前記架設線路と入力側連絡線路との接続点より前記接続端子対側の入力側連絡線路に少なくともひとつ配置される。
(1)第11スイッチング素子S11オン(第1動作期間)
電源Vinは、電流を第一直流電圧入力端子Tin、第11スイッチング素子S11、キャパシタCr、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、第二直流電圧入力端子Tgの順で流し、第11インダクタL11及びキャパシタCrにエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、電流を第一直流電圧入力端子Tin、第11スイッチング素子S11、キャパシタCr、第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、第二直流電圧入力端子Tgの順で流し、第11インダクタL11、第12インダクタL12及びキャパシタCrにエネルギーを蓄積する。
(3)エネルギー移転動作期間及びエネルギー蓄積動作期間
第11スイッチング素子S11をオフし、第12スイッチング素子S12をオンすることで、第11インダクタL11とキャパシタCrとが共振動作する。第11インダクタL11が電流をキャパシタCr、第11ダイオードD11、第12スイッチング素子S12の順で流した後、キャパシタCrが電流を第12スイッチング素子S12、第11ダイオードD11、第11インダクタL11の順で流す。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第3動作期間
第12スイッチング素子S12がオフとなり、第11インダクタL11が電流を第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第11ダイオードD11の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(1)第12スイッチング素子S12オン(第1動作期間)
第11インダクタL11とキャパシタCrとが共振動作する。第11インダクタL11が電流を第11ダイオードD11、第12スイッチング素子S12、キャパシタCrの順で流した後、キャパシタCrが電流を第12スイッチング素子S12、第11ダイオードD11、第11インダクタL11の順で流す。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
キャパシタCrが電流を第12スイッチング素子S12、負荷Ro、第12インダクタL12、第11インダクタL11の順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)第3動作期間
第12スイッチング素子S12をオフすることで、第11インダクタL11が電流を第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第11ダイオードD11の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)エネルギー蓄積動作期間
第11インダクタL11が蓄積していたエネルギーが消滅した後、第11スイッチング素子S11をオンにすることで、電源Vinは、電流を第一直流電圧入力端子Tin、第11スイッチング素子S11、キャパシタCr、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、第二直流電圧入力端子Tgの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
第1回路の他の例を図37及び図38に示す。第1回路51は、第11スイッチング素子S11と第11付随ダイオードSD11とが並列接続された第11スイッチSW11、第12スイッチング素子S12と第12付随ダイオードSD12とが並列接続された第12スイッチSW12、第13スイッチング素子S13と第13付随ダイオードSD13とが並列接続された第13スイッチSW13、第14スイッチング素子S14と第14付随ダイオードSD14とが並列接続された第14スイッチSW14、及び、2つの入力側連絡線路を有する。
(1)第1動作期間
第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14がオンであり、電源Vinは、電流を第11スイッチング素子S11、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、第14スイッチング素子S14の順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、電流を第11スイッチング素子S11、第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、第14スイッチング素子S14の順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)第3動作期間
第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14をオフすることで、第11インダクタL11は、電流を第13付随ダイオードSD13、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第12付随ダイオードSD12の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13をオン
電源Vinは、電流を第13スイッチング素子S13、第11ダイオードD11、第11インダクタL11、第12スイッチング素子S12の順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(5)第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13をオフ
第11インダクタL11は、電流を第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第14付随ダイオードSD14、第11ダイオードD11の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(1)第1動作期間
第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13がオンであり、電源Vinは、電流を第13スイッチング素子S13、第11ダイオードD11、第11インダクタL11、第12スイッチング素子S12の順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、電流を第13スイッチング素子S13、負荷Ro、第12インダクタL12、第11インダクタL11、第12スイッチング素子S12の順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)第3動作期間
第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13をオフすることで、第11インダクタL11は、電流を第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第14付随ダイオードSD14の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14をオン
電源Vinは、電流を第11スイッチング素子S11、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、第14スイッチング素子S14の順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(5)第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14をオフ
第11インダクタL11は、電流を第11ダイオードD11、第13付随ダイオードSD13、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第12付随ダイオードD12の順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
第1回路の他の例を図39及び図40に示す。第1回路51は、第11スイッチング素子S11と第11付随ダイオードSD11とが並列接続された第11スイッチSW11、第12スイッチング素子S12と第12付随ダイオードSD12とが並列接続された第12スイッチSW12、第13スイッチング素子S13と第13付随ダイオードSD13とが並列接続された第13スイッチSW13、第14スイッチング素子S14と第14付随ダイオードSD14とが並列接続された第14スイッチSW14、フォワード式のトランス53、及び、2つの入力側連絡線路を有する。なお、トランス53はフライバック式でもよい。
(1)第1動作期間
第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14がオンであり、電源Vinは、電流を第11スイッチング素子S11、端子T1a、端子T1b、第14スイッチング素子S14の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T2a、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、トランス53の入力端子対側に第1動作期間と同様の電流を流す。該電流によりトランス53は、電流を端子T2a、第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)第3動作期間
第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14をオフすることで、第11インダクタL11は、電流を第11ダイオードD11、端子T2b、端子T2aの順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T1b、第13付随ダイオードSD13、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第12付随ダイオードSD12、端子T1aの順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13をオン
電源Vinは、電流を第13スイッチング素子S13、端子T1b、端子T1a、第12スイッチング素子S12の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T2b、第11ダイオードD11、第11インダクタL11、端子T2aの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(5)第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13をオフ
第11インダクタL11は、電流を端子T2a、端子T2b、第11ダイオードD11の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T1a、第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第14付随ダイオードSD14、端子T1bの順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(1)第1動作期間
第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13がオンであり、電源Vinは、電流を第13スイッチング素子S13、端子T1a、端子T1b、第12スイッチング素子S12の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T2b、第11ダイオードD11、第11インダクタL11、端子T2aの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、トランス53の入力端子対側に第1動作期間と同様の電流を流す。該電流によりトランス53は、電流を端子T2b、負荷Ro、第12インダクタL12、第11インダクタL11、端子T2aの順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)第3動作期間
第12スイッチング素子S12及び第13スイッチング素子S13をオフすることで、第11インダクタL11は、電流を端子T2a、端子T2b、第11ダイオードD11の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T1a、第11付随ダイオードSD11、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第14付随ダイオードSD14、端子T1bの順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14をオン
電源Vinは、電流を第11スイッチング素子S11、端子T1a、端子T1b、第14スイッチング素子S14の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T2a、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(5)第11スイッチング素子S11及び第14スイッチング素子S14をオフ
第11インダクタL11は、電流を第11ダイオードD11、端子T2b、端子T2aの順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T1b、第13付随ダイオードSD13、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第12付随ダイオードSD12、端子T1aの順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
第1回路の他の例を図41に示す。第1回路51は、第11スイッチング素子S11と第11付随ダイオードSD11とが並列接続された第11スイッチSW11、第12スイッチング素子S12と第12付随ダイオードSD12とが並列接続された第12スイッチSW12、キャパシタCc、フォワード式のトランス53、及び、2つの入力側連絡線路を有する。なお、トランス53はフライバック式でもよい。
(1)第1動作期間
第11スイッチング素子S11がオンであり、電源Vinは、電流を端子T1a、端子T1b、第11スイッチング素子S11の順で流し、該電流によりトランス53は、電流を端子T2a、第11インダクタL11、第11ダイオードD11、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11にエネルギーを蓄積する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(2)第2動作期間
電源Vinは、トランス53の入力端子対側に第1動作期間と同様の電流を流す。該電流によりトランス53は、電流を端子T2a、第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12にエネルギーを蓄積する。
(3)エネルギー移転期間
第11スイッチング素子S11をオフすることで、第11インダクタL11は、電流を第11ダイオードD11、端子T2b、端子T2aの順で流し、該電流によりトランス53は、端子T1b、第12付随ダイオードSD12、キャパシタCc、端子T1aの順で流し、第11インダクタL11が蓄積したエネルギーをキャパシタCcに移転する。その後、第12スイッチング素子S12をオンし、キャパシタCcは、電流を第12スイッチング素子S12、端子T1b、端子T1aの順で流し、蓄積したエネルギーをトランス53の一次側巻線へ移転する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
(4)第3動作期間
第12スイッチング素子S12をオフすることで、トランス53は、電流を端子T1a、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第11付随ダイオードSD11、端子T1bの順で流し、エネルギーを入力端子対に回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
図42は、第4の実施形態の降圧型DC−DCコンバータの回路図である。第4の実施形態の降圧型DC−DCコンバータは、第3の実施形態の降圧型DC−DCコンバータと同様に、入力端子対と接続端子対との間に形成され、前記接続端子対の間に形成される経路に第11インダクタL11を含む第1回路51と、前記接続端子対と出力端子対との間に形成される第2回路52と、を備える。第4の実施形態の降圧型DC−DCコンバータの第2回路52は、図25で説明した第2回路52と同様である。
(1)第11スイッチング素子S11オフ(第1動作期間)
トランス54の二次側巻線は、電流を端子T2a、第12ダイオードD12、第11インダクタL11、第11ダイオード、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11に磁気エネルギーを蓄積させる。トランス54の一次側巻線は、電流を端子T1b、第12付随ダイオード、キャパシタCc、端子T1aの順で流し、キャパシタCcに容量エネルギーを蓄積させる。
(2)第2動作期間
トランス54の二次側巻線は、電流を端子T2a、第12ダイオードD12、第11インダクタL11、第12インダクタL12、負荷Ro、端子T2bの順で流し、第11インダクタL11及び第12インダクタL12に磁気エネルギーを蓄積させる。トランス54の一次側巻線は、電流を端子T1b、第12付随ダイオード、キャパシタCc、端子T1aの順で流し、キャパシタCcに容量エネルギーを蓄積させる。
(3)第3動作期間
第11インダクタL11は、電流を第11ダイオード、端子T2b、端子T2a、第12ダイオードD12の順で流し、入力端子対にエネルギーを回生する。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
キャパシタCcの容量エネルギーをトランス54の一次側巻線に移動させた後、トランス54の一次側巻線は、電流を端子T1a、第一直流電圧入力端子Tin、第二直流電圧入力端子Tg、第11付随ダイオードSD11、端子T1bの順で流し、キャパシタCcから蓄積した容量エネルギーを入力端子対に回生する、同時に入力端子対からの供給電流でトランス54に磁気エネルギーを蓄積させる。また、第12インダクタL12は、負荷Roに電流を流す。
B:タップインダクタを用いた従来の降圧型DC−DCコンバータの時比率に対する出力電圧の制御性
C:第1の実施形態の降圧型DC−DCコンバータの時比率に対する出力電圧の制御性
Cc、Cr:キャパシタ
SD1:第1ダイオード
SD2:第2ダイオード
SD3:第4ダイオード
SD4:第5ダイオード
SD5、SD6:ダイオード
SD11:第11付随ダイオード
SD12:第12付随ダイオード
SD13:第13付随ダイオード
SD14:第14付随ダイオード
Di:第3ダイオード
D11:第11ダイオード
D12:第12ダイオード
D、D’、d、d’:時比率
L1:第1インダクタ
h1:第1インダクタのインダクタンス
L2:第2インダクタ
h2:第2インダクタのインダクタンス
L3:第3インダクタ
h3:第3インダクタのインダクタンス
L4:第4インダクタ
h4:第4インダクタのインダクタンス
L11:第11インダクタ
h11:第11インダクタのインダクタンス
L12:第12インダクタ
h12:第12インダクタのインダクタンス
P1、P2、J1、J2、J3:接続点
S1:第1スイッチング素子
S2:第2スイッチング素子
S3、S4、S5、S6:スイッチング素子
S11:第11スイッチング素子
S12:第12スイッチング素子
S13:第13スイッチング素子
S14:第14スイッチング素子
SW11:第11スイッチ
SW12:第12スイッチ
SW13:第13スイッチ
SW14:第14スイッチ
Tin:第一直流電圧入力端子
To:出力端子又は第一出力端子
Tog:第二出力端子
Tg:接地端子又は第二直流電圧入力端子
Ts:第一接続端子
Tsg:第二接続端子
Ro:負荷
Co:平滑キャパシタ
Cin:クランプ用のキャパシタ
DVC:直流電源
D1,D2,D3,D4:ダイオード
L0:インダクタ
Tr、53、54:トランス
T1a、T1b:一次側端子
T2a、T2b:二次側端子
Vin:電源
Claims (19)
- 直流電圧入力端子から接地端子へ向かって直列に接続された第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、
カソードを前記直流電圧入力端子側に前記第1スイッチング素子に並列に接続された第1ダイオードと、
カソードを前記直流電圧入力端子側に前記第2スイッチング素子に並列に接続された第2ダイオードと、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点から出力端子へ向かって直列に接続された第1インダクタ及び第2インダクタと、
アノードを前記接地端子側に前記第1インダクタと前記第2インダクタとの接続点と前記接地端子とを接続する第3ダイオードと、
前記第1スイッチング素子と前記第1インダクタとの接続点と前記第2スイッチング素子との間に接続され、前記第1インダクタと共振するキャパシタと、
を備える降圧型DC−DCコンバータであって、
前記第1インダクタは、前記直流電圧入力端子からの入力電流で充電され、前記第1スイッチング素子による前記入力電流の遮断で前記入力電流で充電された磁気エネルギーを静電エネルギーとして前記キャパシタへ移し、前記静電エネルギーを得た前記キャパシタからの、前記入力電流と逆向きの充電電流で充電され、前記第2スイッチング素子による前記充電電流の遮断で前記充電電流で充電された磁気エネルギーを前記直流電圧入力端子へ戻すことを特徴とする降圧型DC−DCコンバータ。 - 直流電圧入力端子から共通端子へ向かって直列に接続された第1スイッチング素子及び第2スイッチング素子と、
カソードを前記直流電圧入力端子側に前記第1スイッチング素子に並列に接続された第1ダイオードと、
カソードを前記直流電圧入力端子側に前記第2スイッチング素子に並列に接続された第2ダイオードと、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点から出力端子へ向かって直列に接続された第1インダクタ及び第2インダクタと、
アノードを前記共通端子側に前記第1インダクタと前記第2インダクタとの接続点と前記共通端子とを接続する第3ダイオードと、
前記第1スイッチング素子と前記第1インダクタとの接続点と前記第2スイッチング素子との間に接続され、前記第1インダクタと共振するキャパシタと、
を備える降圧型DC−DCコンバータであって、
前記第1インダクタは、前記直流電圧入力端子からの入力電流で充電され、前記第1スイッチング素子による前記入力電流の遮断で前記入力電流で充電された磁気エネルギーを静電エネルギーとして前記キャパシタへ移し、前記静電エネルギーを得た前記キャパシタからの、前記入力電流と逆向きの充電電流で充電され、前記第2スイッチング素子による前記充電電流の遮断で前記充電電流で充電された磁気エネルギーを前記直流電圧入力端子へ戻すことを特徴とする降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1インダクタのインダクタンスをh1、前記第2インダクタのインダクタンスをh2としたとき、h1/h2のインダクタンス比率で降圧比が定まることを特徴とする請求項1又は2に記載の降圧型DC−DCコンバータ。
- 一次側巻線と二次側巻線が所定の巻数比を有するトランスと、
第一直流電圧入力端子と前記一次側巻線の一端との間に接続された第3スイッチング素子と、
カソードを前記第一直流電圧入力端子側に前記第3スイッチング素子に並列に接続された第4ダイオードと、
第二直流電圧入力端子と前記一次側巻線の他端との間に接続された第4スイッチング素子と、
カソードを前記一次側巻線の他端側に前記第4スイッチング素子に並列に接続された第5ダイオードと、
前記第一直流電圧入力端子にカソードが接続され、前記一次側巻線の他端にアノードが接続された第6ダイオードと、
前記一次側巻線の一端にカソードが接続され、前記第二直流電圧入力端子にアノードが接続された第7ダイオードと、
前記二次側巻線の一端と負荷に電圧を供給する出力端子との間に直列接続された第3インダクタ及び第4インダクタと、
前記第3インダクタ及び前記第4インダクタの接続点にカソードが接続され、前記二次側巻線の他端にアノードが接続された第8のダイオードと、を備え、
前記第3スイッチング素子及び前記第4スイッチング素子の同時のオンに応じて前記トランスの二次側巻線に発生する二次電圧を、前記出力端子と前記二次側巻線の他端との間へ供給する際に、前記発生した二次電圧を前記第3インダクタに充電し、前記第三インダクタを流れる電流が前記第四インダクタを流れる電流と等しくなるまで前記第四インダクタの放電時間を延長させ、前記第三インダクタを流れる電流が前記第四インダクタを流れる電流と等しくなると、第三インダクタと第四インダクタを同時に充電することを特徴とする降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第3インダクタのインダクタンスをh3、前記第4インダクタのインダクタンスをh4としたとき、h3/h4のインダクタンス比率で降圧比が定まることを特徴とする請求項5に記載の降圧型DC−DCコンバータ。
- 入力端子対と接続端子対との間に形成され、前記接続端子対の間に形成される経路に第11インダクタを含む第1回路と、
前記接続端子対と出力端子対との間に形成され、前記接続端子対と前記出力端子対とを1対1で接続する2つの出力側連絡線路、前記出力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第12インダクタ、及び前記第12インダクタより前記接続端子対側で前記出力側連絡線路間を接続する第11ダイオードを含む第2回路と、
を備え、第1動作期間、第2動作期間及び第3動作期間を持つ降圧型DC−DCコンバータであって、
前記第1動作期間では、前記第2回路が前記第12インダクタから前記第11ダイオードの順方向に導通させた第12インダクタ電流を出力電流として前記出力端子対間に流し、前記第1回路が前記第11ダイオードの逆方向に導通させた、前記第12インダクタ電流より小さい第11インダクタ電流で前記第11インダクタに磁気エネルギーを蓄積し、
前記第2動作期間では、前記第11インダクタ電流と前記第12インダクタ電流とが略等しく、前記第1回路が前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由させて出力電流を前記出力端子対間に流し、
前記第3動作期間では、前記第2回路が前記第12インダクタから前記第11ダイオードの順方向に導通させた第12インダクタ電流を出力電流として前記出力端子対間に流し、前記第1回路が前記第11インダクタに蓄積された磁気エネルギーを前記入力端子対に回生することを特徴とする降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
前記入力端子対と前記接続端子対とを1対1で接続する2つの入力側連絡線路、第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続され、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第11スイッチ、及び、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチとキャパシタとを直列接続し、前記第11スイッチより前記接続端子対側で前記入力側連絡線路間を接続する架設線路、を有し、
前記第11インダクタが、前記架設線路より前記接続端子対側の前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記入力端子対、前記架設線路及び前記架設線路より前記入力端子対側の前記入力側連絡線路で形成される経路において、前記第11スイッチの前記第11付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、前記第12スイッチの前記第12付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記入力端子対、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記入力端子対の高電位側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記第11インダクタ電流となり、
前記第2動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第2動作期間後、前記第11スイッチング素子がオフとなったエネルギー移転動作期間では、前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの逆方向、且つ、前記第12付随ダイオードの順方向に導通させた充電電流を流し、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーを前記キャパシタへ静電エネルギーとして移し、
前記エネルギー移転動作期間後のエネルギー蓄積動作期間では、前記第12スイッチング素子がオンとなり、前記静電エネルギーを得た前記キャパシタが、前記第12スイッチング素子を経由させ、前記第11ダイオードの順方向に導通させた、前記充電電流と逆向きの放電電流を流し、前記第11インダクタが前記放電電流で再び磁気エネルギーを蓄え、
前記エネルギー蓄積動作期間後の前記第3動作期間では、前記第11スイッチング素子がオン且つ前記第12スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの順方向に導通させた前記回生電流を前記第11付随ダイオードを経由させて前記入力端子対間に流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
前記入力端子対と前記接続端子対とを1対1で接続する2つの入力側連絡線路、第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続され、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第11スイッチ、及び、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチとキャパシタとを直列接続し、前記第11スイッチより前記接続端子対側で前記入力側連絡線路間を接続する架設線路、を有し、
前記第11インダクタが、前記架設線路より前記接続端子対側の前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記入力端子対、前記架設線路及び前記架設線路より前記入力端子対側の前記入力側連絡線路で形成される経路において、前記第11スイッチの前記第11付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、前記第12スイッチの前記第12付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記入力端子対、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記入力端子対の低電位側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第12スイッチング素子がオンとなり、静電エネルギーを持つ前記キャパシタが、前記第12スイッチング素子を経由させ、前記第11インダクタ電流を流し、
前記第2動作期間では、前記第12スイッチング素子がオンであり、静電エネルギーを持つ前記キャパシタが、前記第1動作期間で前記キャパシタから出力される電流の方向と同じ方向であり、前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力端子対間に前記出力電流を流し、
前記第3動作期間では、前記第12スイッチング素子がオフとなり、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記キャパシタの静電エネルギーを磁気エネルギーとして得た前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた前記回生電流を前記第11付随ダイオードを経由させて前記入力端子対間に流し、
前記第3動作期間後のエネルギー蓄積動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンとなり、前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの順方向に導通する前記入力端子対からの供給電流で磁気エネルギーを蓄え、
前記エネルギー蓄積動作期間後のエネルギー移転動作期間では、前記第11スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第12付随ダイオードを経由させ、前記第11ダイオードの順方向に導通させた充電電流を流し、前記磁気エネルギーを前記キャパシタへ静電エネルギーとして移すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
前記入力端子対と前記接続端子対とを1対1で接続する2つの入力側連絡線路、第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続され、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第11スイッチ、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置されたキャパシタ、及び、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチが含まれ、前記第11スイッチより前記接続端子対側、且つ前記キャパシタより前記入力端子対側で前記入力側連絡線路間を接続する架設線路、を有し、
前記第11インダクタが、前記架設線路より前記接続端子対側の前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記入力端子対、前記架設線路及び前記架設線路より前記入力端子対側の前記入力側連絡線路で形成される経路において、前記第11スイッチの前記第11付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、前記第12スイッチの前記第12付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記入力端子対、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記入力端子対の高電位側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記第11インダクタ電流となり、
前記第2動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第2動作期間後、前記第11スイッチング素子がオフとなったエネルギー移転動作期間では、前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの逆方向、且つ、前記第12付随ダイオードの順方向に導通させた充電電流を流し、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーを前記キャパシタへ静電エネルギーとして移し、
前記エネルギー移転動作期間後のエネルギー蓄積動作期間では、前記第12スイッチング素子がオンとなり、前記静電エネルギーを得た前記キャパシタが、前記第12スイッチング素子を経由させ、前記第11ダイオードの順方向に導通させた、前記充電電流と逆向きの放電電流を流し、前記第11インダクタが前記放電電流で再び磁気エネルギーを蓄え、
前記エネルギー蓄積動作期間後の前記第3動作期間では、前記第11スイッチがオン且つ前記第12スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの順方向に導通させた前記回生電流を前記第11付随ダイオードを経由させて前記入力端子対間に流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
前記入力端子対と前記接続端子対とを1対1で接続する2つの入力側連絡線路、第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続され、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第11スイッチ、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置されたキャパシタ、及び、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチが含まれ、前記第11スイッチより前記接続端子対側、且つ前記キャパシタより前記入力端子対側で前記入力側連絡線路間を接続する架設線路、を有し、
前記第11インダクタが、前記架設線路より前記接続端子対側の前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記入力端子対、前記架設線路及び前記架設線路より前記入力端子対側の前記入力側連絡線路で形成される経路において、前記第11スイッチの前記第11付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、前記第12スイッチの前記第12付随ダイオードのカソードが前記入力端子対の高電位側にあり、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記入力端子対、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記入力端子対の低電位側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第12スイッチング素子がオンとなり、静電エネルギーを持つ前記キャパシタが、前記第12スイッチング素子を経由させ、前記第11インダクタ電流を流し、
前記第2動作期間では、前記第12スイッチング素子がオンであり、静電エネルギーを持つ前記キャパシタが、前記第1動作期間で前記キャパシタから出力される電流の方向と同じ方向であり、前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力端子対間に前記出力電流を流し、
前記第3動作期間では、前記第12スイッチング素子がオフとなり、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記キャパシタの静電エネルギーを磁気エネルギーとして得た前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた前記回生電流を前記第11付随ダイオードを経由させて前記入力端子対間に流し、
前記第3動作期間後のエネルギー蓄積動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンとなり、前記第11インダクタが、前記第11ダイオードの順方向に導通する前記入力端子対からの供給電流で磁気エネルギーを蓄え、
前記エネルギー蓄積動作期間後のエネルギー移転動作期間では、前記第11スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第12付随ダイオードを経由させ、前記第11ダイオードの順方向に導通させた充電電流を流し、前記磁気エネルギーを前記キャパシタへ静電エネルギーとして移すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続された第11スイッチ、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチ、第13スイッチング素子と第13付随ダイオードとが並列接続された第13スイッチ、第14スイッチング素子と第14付随ダイオードとが並列接続された第14スイッチ、及び、2つの入力側連絡線路を有し、
前記入力端子対の間を、前記第11付随ダイオード及び前記第12付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第11スイッチと前記第12スイッチとで直列に接続した経路と、前記第13付随ダイオード及び前記第14付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第13スイッチと前記第14スイッチとで直列に接続した経路と、で並列に接続し、
前記入力側連絡線路の一方で、前記第11スイッチと前記第12スイッチとの接続点と前記接続端子対の一方とを接続し、
前記入力側連絡線路の他方が、前記第13スイッチと前記第14スイッチとの接続点と前記接続端子対の他方とを接続し、
前記第11インダクタが、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記入力端子対、前記第11スイッチ、前記第14スイッチ、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記入力端子対の高電位側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第11スイッチング素子及び前記第14スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記第11インダクタ電流となり、
前記第2動作期間では、前記第11スイッチング素子及び前記第14スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第3動作期間では、前記第11スイッチング素子及び前記第14スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーで、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた前記回生電流を前記第12付随ダイオード及び前記第13付随ダイオードを経由させて前記入力端子対間に流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続された第11スイッチ、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチ、第13スイッチング素子と第13付随ダイオードとが並列接続された第13スイッチ、第14スイッチング素子と第14付随ダイオードとが並列接続された第14スイッチ、及び、2つの入力側連絡線路を有し、
前記入力端子対の間を、前記第11付随ダイオード及び前記第12付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第11スイッチと前記第12スイッチとで直列に接続した経路と、前記第13付随ダイオード及び前記第14付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第13スイッチと前記第14スイッチとで直列に接続した経路と、で並列に接続し、
前記入力側連絡線路の一方で、前記第11スイッチと前記第12スイッチとの接続点と前記接続端子対の一方とを接続し、
前記入力側連絡線路の他方が、前記第13スイッチと前記第14スイッチとの接続点と前記接続端子対の他方とを接続し、
前記第11インダクタが、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記入力端子対、前記第11スイッチ、前記第14スイッチ、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記入力端子対の低電位側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第12スイッチング素子及び前記第13スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記第11インダクタ電流となり、
前記第2動作期間では、前記第12スイッチング素子及び前記第13スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第3動作期間では、前記第12スイッチング素子及び前記第13スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーで、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた前記回生電流を前記第11付随ダイオード及び前記第14付随ダイオードを経由させて前記入力端子対間に流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続された第11スイッチ、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチ、第13スイッチング素子と第13付随ダイオードとが並列接続された第13スイッチ、第14スイッチング素子と第14付随ダイオードとが並列接続された第14スイッチ、トランス、及び、2つの入力側連絡線路を有し、
前記入力端子対の間を、前記第11付随ダイオード及び前記第12付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第11スイッチと前記第12スイッチとで直列に接続した経路と、前記第13付随ダイオード及び前記第14付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第13スイッチと前記第14スイッチとで直列に接続した経路と、で並列に接続し、
前記トランスの一次側巻線の一方の端子が、前記第11スイッチと前記第12スイッチとの接続点に接続され、前記トランスの一次側巻線の他方の端子が、前記第13スイッチと前記第14スイッチとの接続点に接続され、
前記入力側連絡線路が、前記トランスの二次側巻線の端子対と前記接続端子対とを1対1で接続し、
前記第11インダクタが、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記トランスの二次側巻線、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子に対応する端子の側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第11スイッチング素子及び前記第14スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子から前記他方の端子へ流れ、前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子に対応する端子から前記第11インダクタ電流が出力され、
前記第2動作期間では、前記第11スイッチング素子及び前記第14スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子から前記他方の端子へ流れ、前記トランスの二次側巻線の端子対からの電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第3動作期間では、前記第11スイッチング素子及び前記第14スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーで、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた電流を前記トランスの二次側巻線に流し、前記トランスが、前記トランスの二次側巻線に流れる該電流により前記トランスの一次側巻線から前記第12付随ダイオード及び前記第13付随ダイオードを経由して前記入力端子対間に前記回生電流を流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続された第11スイッチ、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチ、第13スイッチング素子と第13付随ダイオードとが並列接続された第13スイッチ、第14スイッチング素子と第14付随ダイオードとが並列接続された第14スイッチ、トランス、及び、2つの入力側連絡線路を有し、
前記入力端子対の間を、前記第11付随ダイオード及び前記第12付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第11スイッチと前記第12スイッチとで直列に接続した経路と、前記第13付随ダイオード及び前記第14付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第13スイッチと前記第14スイッチとで直列に接続した経路と、で並列に接続し、
前記トランスの一次側巻線の一方の端子が、前記第11スイッチと前記第12スイッチとの接続点に接続され、前記トランスの一次側巻線の他方の端子が、前記第13スイッチと前記第14スイッチとの接続点に接続され、
前記入力側連絡線路が、前記トランスの二次側巻線の端子対と前記接続端子対とを1対1で接続し、
前記第11インダクタが、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記トランスの二次側巻線、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記他方の端子に対応する端子の側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第12スイッチング素子及び前記第13スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記トランスの一次側巻線の前記他方の端子から前記一方の端子へ流れ、前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記他方の端子に対応する端子から前記第11インダクタ電流が出力され、
前記第2動作期間では、前記第12スイッチング素子及び前記第13スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記トランスの一次側巻線の前記他方の端子から前記一方の端子へ流れ、前記トランスの二次側巻線の端子対からの電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第3動作期間では、前記第12スイッチング素子及び前記第13スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーで、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた電流を前記トランスの二次側巻線に流し、前記トランスが、前記トランスの二次側巻線に流れる該電流により前記トランスの一次側巻線から前記第11付随ダイオード及び前記第14付随ダイオードを経由して前記入力端子対間に前記回生電流を流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第1回路は、
第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続された第11スイッチ、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチ、キャパシタ、トランス、及び、2つの入力側連絡線路を有し、
前記入力端子対の間を、前記第11付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第11スイッチと前記トランスの一次側巻線とで直列に接続するとともに、前記第12付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第12スイッチと前記キャパシタとを直列に接続した経路を前記トランスの一次側巻線に並列に接続し、
前記入力側連絡線路が、前記トランスの二次側巻線の端子対と前記接続端子対とを1対1で接続し、
前記第11インダクタが、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記トランスの二次側巻線、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子に対応する端子の側にあることを特徴としており、
前記第1動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンとなり、前記入力端子対からの供給電流が前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子から前記他方の端子へ流れ、前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子に対応する端子から前記第11インダクタ電流が出力され、
前記第2動作期間では、前記第11スイッチング素子がオンであり、前記入力端子対からの供給電流が前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子から前記他方の端子へ流れ、前記トランスの二次側巻線の端子対からの電流が前記第1回路の前記入力側連絡線路及び前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由して前記出力電流となり、
前記第3動作期間では、前記第11スイッチング素子がオフとなり、前記第11インダクタが、前記第1動作期間及び前記第2動作期間で前記入力端子対からの前記供給電流で蓄えた磁気エネルギーで、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた電流を前記トランスの二次側巻線に流し、前記トランスが、前記トランスの二次側巻線に流れる該電流により前記トランスの一次側巻線から前記第12付随ダイオードを経由して、前記第11インダクタの磁気エネルギーを前記キャパシタに戻し、最後に前記入力端子対間に前記回生電流を流すことを特徴とする請求項8に記載の降圧型DC−DCコンバータ。 - 入力端子対と接続端子対との間に形成され、前記接続端子対の間に形成される経路に第11インダクタを含む第1回路と、
前記接続端子対と前記出力端子対との間に形成され、前記接続端子対と出力端子対とを1対1で接続する2つの出力側連絡線路、前記出力側連絡線路の少なくとも一方に配置された第12インダクタ、及び前記第12インダクタより前記接続端子対側で前記出力側連絡線路間を接続する第11ダイオードを含む第2回路と、
を備え、
前記第1回路は、
第11スイッチング素子と第11付随ダイオードとが並列接続された第11スイッチ、第12スイッチング素子と第12付随ダイオードとが並列接続された第12スイッチ、キャパシタ、フライバック式のトランス、少なくとも1つの第12ダイオード、及び、2つの入力側連絡線路を有し、
前記入力端子対の間を、前記第11付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第11スイッチと前記トランスの一次側巻線とで直列に接続するとともに、前記第12付随ダイオードのカソードが高電位側にあるように前記第12スイッチと前記キャパシタとを直列に接続した経路を前記トランスの一次側巻線に並列に接続し、
前記入力側連絡線路が、前記トランスの二次側巻線の端子対と前記接続端子対とを1対1で接続し、
前記第11インダクタが、前記入力側連絡線路の少なくとも一方に配置され、
前記第2回路は、
前記第11ダイオードのカソードが、前記トランスの二次側巻線、前記入力側連絡線路、前記接続端子対及び前記第11ダイオードで形成される経路において前記トランスの二次側巻線の端子のうち、前記トランスの一次側巻線の前記一方の端子に対応する端子の側にある降圧型DC−DCコンバータであって、
第1動作期間では、前記第2回路が前記第12インダクタから前記第11ダイオードの順方向に導通させた第12インダクタ電流を出力電流として前記出力端子対間に流し、前記第1回路が、前記トランスに蓄積されたエネルギーで、前記トランスの二次側巻線、前記第12ダイオード、前記第11ダイオードの逆方向に導通させた、前記第12インダクタ電流より小さい第11インダクタ電流を流して前記第11インダクタに磁気エネルギーを蓄積するとともに、前記第11インダクタ電流により発生する前記トランスの一次側巻線からの前記第12付随ダイオードの順方向に導通するキャパシタ充電電流で前記キャパシタに容量エネルギーを蓄積し、
第2動作期間では、前記第11インダクタ電流と前記第12インダクタ電流とが略等しく、前記第1回路が、前記第11インダクタに蓄積された磁気エネルギーで前記第2回路の前記出力側連絡線路を経由させて出力電流を前記出力端子対間に流すとともに、前記第11インダクタ電流により発生する前記トランスの一次側巻線からの前記第12付随ダイオードの順方向に導通するキャパシタ充電電流で前記キャパシタに容量エネルギーを蓄積し、
前記第2動作期間後のエネルギー移転期間では、前記第1回路が、前記第12スイッチング素子をオンとして前記キャパシタに蓄積された容量エネルギーを前記トランスの一次側巻線に移し、
前記エネルギー移転期間後の第3動作期間では、前記トランスの一次側巻線から前記第11付随ダイオード及び前記入力端子対を経由する回生電流を流して前記トランスの一次側巻線に蓄積されたエネルギーを前記入力端子対に回生することを特徴とする降圧型DC−DCコンバータ。 - 前記第11インダクタのインダクタンスをh11、前記第12インダクタのインダクタンスをh12としたとき、h11/h12のインダクタンス比率で降圧比が定まることを特徴とする請求項8から18のいずれかに記載の降圧型DC−DCコンバータ。
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