JP2009136075A - アウターロータモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 モータ自体の大きさを変えずに、トルクを向上を図ることができるアウターロータモータを提供する。
【解決手段】 ステータ2と、当該ステータ2の外側を周方向に回転する円筒状のロータ3からなるアウターロータモータ1であって、前記ステータ2は、所定間隔ごとに放射状に配設された複数本のティース4と、当該ティース4に巻回されて形成されたコイル5とからなり、前記ロータ3には、当該ロータ3の軸方向に貫通して平板形状の永久磁石からなるマグネット6が埋設され、当該マグネット6は、前記ロータ3の周方向に所定間隔ごとに配設され、前記ロータ3には、前記ロータ3の軸方向に貫通する貫通孔7が形成され、当該貫通孔7は、前記マグネット6の前記ロータ3に対する周方向両端の側面に沿って、前記マグネット6ごとに形成される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、アウターロータモータ、より詳しくは、永久磁石が回転子の中に埋め込まれるIPMアウターロータモータに関するものである。
環境保全の観点から、電気自動車の研究が行われている。電気自動車は、電池を動力源とし、モータを動力とするため、騒音が少なく、CO等の排気ガスも排出されない。しかしながら、実際に自動車として走行するためには、モータにおける駆動性能の向上を図る必要がある。すなわち、モータのトルクを向上させる必要がある。これにより、電気自動車自体の価値が高まり、電気自動車の普及促進に寄与することができる。さらに、駆動力の伝達ロスを減らすために、ホイール内にモータを収容したインホイールモータとする場合には、モータを大型化させずにトルクの向上を図る必要がある。
一方で、電気自動車におけるダイレクト駆動方式のインホイールモータとして用いることができるアウターロータモータが特許文献1に開示されている。このアウターロータモータは、ロータ内周面において、永久磁石とロータコアが交互に配置されるものである。これはすなわち、マグネットをロータの表面に貼り付けるSPM(Surface Permanent Magnet)のアウターロータモータを示している。しかしながら、トルクの向上という観点からは、マグネットトルク以外にも、リラクタンストルクも利用できるほうが好ましい。したがって、このような場合は、マグネットがロータに埋設されるIPM(Interior Permanent Magnet)のアウターロータモータを用いるほうが好ましい。
特開2002−233122号公報
この発明は、上記従来技術を考慮したものであって、モータ自体の大きさを変えずに、トルクを向上を図ることができるアウターロータモータを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、ステータと、当該ステータの外側を周方向に回転する円筒状のロータからなるアウターロータモータであって、前記ステータは、所定間隔ごとに放射状に配設された複数本のティースと、当該ティースに巻回されて形成されたコイルとからなり、前記ロータには、当該ロータの軸方向に貫通して平板形状の永久磁石からなるマグネットが埋設され、当該マグネットは、前記ロータの周方向に所定間隔ごとに配設され、前記ロータには、前記ロータの軸方向に貫通する貫通孔が形成され、当該貫通孔は、前記マグネットの前記ロータに対する周方向両端の側面に沿って、前記マグネットごとに形成されることを特徴とするアウターロータモータを提供する。
また、請求項2の発明では、前記貫通孔の前記ロータ外側面側の面は、前記マグネットの前記ロータ外側面側の面である外側面と面一又はこれより外側に形成されることを特徴としている。
また、請求項3の発明によれば、前記貫通孔の前記マグネット側の面は、前記マグネットの側面と面一であり、前記マグネットの側面から前記ステータ方向に延長して形成され、前記貫通孔の前記ステータ側の面は、前記マグネットと前記ロータ内側面との最も近接した距離と略同一であることを特徴としている。
また、請求項4の発明では、前記ティースが18本であり、前記マグネットが12個であり、前記ロータ外径が300mmであり、前記ロータ内径が255mmであり、前記ステータ外径が253.4mmであり、前記貫通孔の前記ステータ側の側面と前記ロータ内側面との距離は0.8mmであり、前記貫通孔と隣り合う貫通孔との距離は1mmであり、前記マグネットの厚みは5mmであり、前記貫通孔の前記ロータ外側面側の面は、前記マグネットの外側面と面一であることを特徴としている。
また、請求項5の発明では、電気自動車のインホイールモータとして用いられることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、IPMのアウターロータモータにおいて、マグネットの両側面にロータを軸方向に貫通する貫通孔が形成される。この貫通孔は空気層により、磁気抵抗が高いので、磁束が通りにくい。このため、磁束がこの貫通孔を回り込んで磁路が長くなり、リラクタンストルクが増加し、モータ全体としてのトルクを向上させることができる。このように、ロータに貫通孔を設けるだけで、モータ自体の大きさを変えることなく、トルクの向上を図ることができる。この貫通孔は、マグネットの内側面よりもステータ方向に突出して形成されるので、磁路をさらに長くすることができ、トルクのさらなる向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、貫通孔のロータ外側面側の面が、マグネットの外側面よりも内側に形成されることに比べて、磁束が回り込む磁路を長く形成することができ、トルクの向上を図ることができる。貫通孔のロータ外側面側の面をマグネットの外側面と面一とすれば、マグネット外側面よりも外側に形成することに比べ、マグネット外側のロータ面積を広く確保できるので、磁束が飽和することはなく、トルクを最大限に向上させるための最適な形状を得ることができる。
請求項3の発明によれば、貫通孔のステータ側の面が、マグネットとロータ内側面との最も近接した部分、すなわち狭絡部と略同一の距離を保って形成されるため、さらに磁束が回り込む磁路を長く形成することができ、さらなるトルクの向上を図ることができる。
請求項4の発明によれば、18スロットの12ポールで所定寸法のアウターロータモータの場合、トルクが最大限に向上する。
請求項5の発明によれば、モータ本体の大きさを変化させずにトルクの向上を図ることができるので、電気自動車のインホイールモータとして十分に利用できる。
図1はこの発明に係るアウターロータモータの概略正面図である。
図示したように、この発明に係るアウターロータモータ1は、ステータ(固定子)2と、ステータ2の外側を周方向に回転する円筒状のロータ(回転子)3で構成される。ステータ2は、所定間隔ごとに放射状に配設された複数本のティース4と、ティース4に巻回されて形成されたコイル5からなる。ロータ3には、ロータ3の軸方向に貫通する平板形状の永久磁石からなるマグネット6が埋設される。すなわち、IPMのモータである。このように、マグネット6を平板形状の直角磁場プレス成形材とすることにより、磁束密度を高くすることができ、トルクの向上に寄与することができる。マグネット6は、ロータ3の周方向に所定間隔ごとに配設される。ティース4及びロータ3は、磁性材料で構成され、例えば電磁鋼板たる珪素鋼板で形成される。マグネット6としては、ネオジム磁石を用いることが好ましい。
各マグネット6のロータ3に対する周方向両端の側面6aには貫通孔7が形成される。この貫通孔7は、ロータ3を軸方向に貫通して設けられる。この貫通孔7は、空気層により、磁気抵抗が高いので、磁束が通りにくい。このため、磁束がこの貫通孔7を回り込んで磁路が長くなり、リラクタンストルクが増加し、モータ全体としてのトルクを向上させることができる。すなわち磁束短絡を防止する。このように、ロータ3の電磁鋼板(珪素鋼板)に貫通孔7を設けるだけで、モータ自体の大きさを変えることなく、トルクの向上を図ることができる。また、貫通孔7は、マグネット6のロータ3に対する内側面側の面である内側面6bよりもステータ2方向に突出して形成される。これにより、磁路をさらに長くすることができ、トルクのさらなる向上を図ることができる。
貫通孔7の形状を変更させて、トルクの向上に最適な貫通孔7の形状を検討した。その結果を以下に示す。
まずは、比較例の解析を行った。図2は比較例1のアウターロータモータの一部断面拡大図である。
図示したように、比較例1のアウターロータモータ1は、通常のIPMのアウターロータモータである。これを用いてトルク特性等の解析を行った結果を表1に示す。表において、「進角」とはコイル電流をスイッチングするタイミングであり、電流の位相を進めることである。表1では進角を変化させた解析は行っていない。この進角は、ブラシレスモーターであればトルク制御インバータに通電タイミングの指令を与えるコントローラが制御する。「Tmin」は計測中の最小トルクの値であり、「Tmax」は最大トルクの値である。「変化量」はトルクリップルを示し、モータが回転しているときのトルクのむらである。モータ回転時の騒音に関係する値であり、この値は低いほうが好ましい。「Tave」は計測中のトルクの平均値であり、この平均値で、トルクの性能を評価している。また、「Vpeak」は電圧波高値である。電源電圧を波高値が超えた場合はそれを出力できないため、波高値は小さいほうが好ましい。なお、電流は全て450Aとしている。
図3は比較例2のアウターロータモータの一部断面拡大図である。
図示したように、比較例2のアウターロータモータ1では、貫通孔7を設けている。貫通孔7のステータ側の面7bは、隣り合うマグネット6の側面6aの下縁同士を結ぶ直線上に形成される。貫通孔7のロータ外側面側の面7cは、隣り合うマグネット6の側面6aの上縁同士を結ぶ直線上に形成される。貫通孔7が形成されるマグネット6側の面7aは、マグネット6の側面6aと同一である。貫通孔7の隣り合う貫通孔7と対向する面7dは、隣り合う貫通孔7の対向面7dと平行に形成される。このような貫通孔7を形成したアウターロータモータ1を用いてトルク特性等の解析を行った結果を表2に示す。
このように、貫通孔7を設けただけで、トルクの向上を図ることができている。しかしながら、この値では、電気自動車に用いるには不十分である。
図4はこの発明に係る実施例1のアウターロータモータの一部断面拡大図である。
図示したように、実施例1のアウターロータモータ1は、貫通孔7のステータ側の面7bが、マグネット6の内側面6bよりもステータ2方向に突出して形成される。この内面7bがロータ3の内側面と最も近接する位置における距離は、マグネット6がロータ3の内側面と最も近接する位置(狭絡部A)における距離と同じとした。貫通孔7のロータ外側面側の面7cは、隣り合うマグネット6の側面6aの上縁同士を結ぶ直線上に形成される。貫通孔7が形成されるマグネット6側の面7aは、マグネット6の側面6aと同一である。貫通孔7の隣り合う貫通孔7と対向する面7dは、隣り合う貫通孔7の対向面7dと平行に形成される。
実際に実験に用いたアウターロータ1の具体的な構造、寸法等は以下のとおりである。ティース4が18本であり、マグネット6が12個の18スロット12ポールのブラシレスDCモータを使用し、ロータ3の外径が300mmであり、ロータ3内径が255mmである。また、ステータ2の外径は253.4mmである。狭絡部Aの幅は0.8mm、すなわち貫通孔7の内面7bのロータ3の内側面と最も近接する位置における距離も0.8mmである。隣り合う貫通孔7の対向面7d同士の距離は1mmである。マグネット6の厚みは5mmである。なお、この値は、比較例1,2においても同様である。
実施例1のアウターロータモータ1の解析結果を表3に示す。
表が示すように、比較例1,2に比べ、トルクが向上し、トルクリップルが低減し、波高値も良好な値を示している。この結果は、進角を与えることによってさらに顕著に表れる。特に、進角25°で結果は良好となっている。
図5はこの発明に係る実施例2のアウターロータモータの一部断面拡大図である。
図示したように、実施例2のアウターロータモータ1は、実施例1のアウターロータモータ1の貫通孔7の外面7cを外側に広げたものである。すなわち、貫通孔7のロータ外側面側の面7cは、マグネット6の外側面6cと面一に形成される。その他の貫通孔7を形成する面7a,7b,7dは、実施例1の貫通孔7と同様である。また、実際に実験に用いたアウターロータ1の具体的な構造、寸法等は実施例1と同様である。
実施例2のアウターロータモータ1の解析結果を表4に示す。
実施例1と同様に、比較例1,2に比べ、トルクが向上し、トルクリップルが低減し、波高値も良好な値を示している。この結果は、進角を与えることによってさらに顕著に表れる。特に、進角20°で結果は良好となっている。
図6はこの発明に係る実施例3のアウターロータモータの一部断面拡大図である。
図示したように、実施例3のアウターロータモータ1は、実施例2のアウターロータモータ1の貫通孔7の内面7bを狭絡部と略同一の距離を保って形成したものである。すなわち、貫通孔7のステータ側の面7bとロータ内側面との距離は、狭絡部Aにおけるマグネット6の内側面6bとロータ3の内側面との距離と略同一の距離を保って形成される。また、これに伴い、貫通孔7のマグネット6側の面7aは、マグネット6の側面6aと面一で、ステータ方向に延長して形成される。その他の貫通孔7を形成する面7c,7dは、実施例2の貫通孔7と同様である。また、実際に実験に用いたアウターロータ1の具体的な構造、寸法等は実施例1と同様である。
実施例3のアウターロータモータ1の解析結果を表5に示す。
実施例1,2と同様に、比較例1,2に比べ、トルクが向上し、トルクリップルが低減し、波高値も良好な値を示している。この結果は、進角を与えることによってさらに顕著に表れる。特に、進角20°で結果は良好となっている。
図7はこの発明に係る実施例4のアウターロータモータの一部断面拡大図である。
図示したように、実施例4のアウターロータモータ1は、実施例3のアウターロータモータ1の貫通孔7の外面7cをさらに外方に広げたものである。すなわち、貫通孔7のロータ外側面側の面7cは、マグネット6の外側面6cよりも外側に形成される。その他の貫通孔7を形成する面7a,7b,7dは、実施例3の貫通孔7と同様である。また、実際に実験に用いたアウターロータ1の具体的な構造、寸法等は実施例1と同様である。
実施例4のアウターロータモータ1の解析結果を表6に示す。
実施例1,2,3と同様に、比較例1,2に比べ、トルクが向上し、トルクリップルが低減し、波高値も良好な値を示している。
図8は比較例及び実施例のトルク、波高値、トルクリップルを示すグラフ図である。なお、グラフは、表1〜表6における進角0°での解析結果をグラフにしている。
トルクに着目すると、実施例3が最も高いトルク値を得ている。トルクリップルに着目すると、実施例4が最もよい結果となっている。波高値に着目すると、実施例4が最もよい結果となっている。以上からすると、貫通孔7の内面7bは、狭絡部Aと略同じ距離を保った位置に形成したほうが好ましいといえる。また、進角0°の結果から見れば実施例4が総合的に優れているように思えるが、進角を考慮すると、実施例3のほうが好ましく、トルクの向上の観点からいえば、やはり実施例3のほうが電気自動車のインホイールモータとして用いるには好ましい。
図9は実施例3の貫通孔周辺の磁力線を示す概略図であり、図10は実施例4の貫通孔周辺の磁力線を示す概略図であり、図11は比較例1の貫通孔周辺の磁力線を示す概略図である。なお、以下の説明において符号は図1を参照するものとする。
図示したように、比較例1に比べ、実施例3,4の磁力線は貫通孔7,7間を通らずに、さらに回り込んでいる。これは、貫通孔7の磁気抵抗が高いので、磁束が通りにくいためである。したがって、貫通孔7の磁気抵抗をさらに高めるような非磁性体を貫通孔7に埋設してもよい。この磁路が長くなることにより、リラクタンストルクが増加し、結果的にトルクが増加したと考えられる。ロータ3を形成する珪素鋼板において、磁束が飽和してしまうと、トルクが低下するため、貫通孔7の外側の珪素鋼板部分を広く確保することができる形状が好ましい。したがって、実施例4よりも実施例3の貫通孔の形状のほうが、トルクの向上の観点から好ましいといえる。
図12はこの発明に係るアウターロータモータを電気自動車のインホイールモータとして適用したときの概略図である。
図示したように、ステータ2とその外側のロータ3からなるアウターロータモータ1は、略円筒状のリム8とディスク9からなるホイール10内に収容される。ホイール10のディスク9は、シャフト11の端部に備わるフランジ12にボルト13により固定される。フランジ12は、ボルト14によりモータ1の外側を覆うモータカバー15と固定される。したがって、ロータ3が回転することにより、その回転はモータカバー15、フランジ12、ホイール10の順に伝えられ、リム8に取り付けられたタイヤ16が回転する。ステータ2は、その内側のインナーフレーム17にネジ18で固定される。インナーフレーム17とシャフト11の間には、ベアリング24が介装される。インナーフレーム17の端部は、ナックル23に固定される。ナックル23は、ボールジョイント19を介して、アッパーアーム20と接続される。アッパーアーム20は、サスペンション(図示省略)及び車体に懸架される。
この発明に係るアウターロータモータの概略正面図である。 この発明に係る比較例1のアウターロータモータの一部断面拡大図である。 この発明に係る比較例2のアウターロータモータの一部断面拡大図である。 この発明に係る実施例1のアウターロータモータの一部断面拡大図である。 この発明に係る実施例2のアウターロータモータの一部断面拡大図である。 この発明に係る実施例3のアウターロータモータの一部断面拡大図である。 この発明に係る実施例4のアウターロータモータの一部断面拡大図である。 比較例及び実施例のトルク、波高値、トルクリップルを示すグラフ図である。 実施例3の貫通孔周辺の磁力線を示す概略図である。 実施例4の貫通孔周辺の磁力線を示す概略図である。 比較例1の貫通孔周辺の磁力線を示す概略図である。 この発明に係るアウターロータモータを電気自動車のインホイールモータとして適用したときの概略図である。
符号の説明
1:アウターロータモータ、2:ステータ、3:ロータ、4:ティース、5:コイル、6:マグネット、6a:マグネット側面、6b:マグネット内側面、6c:マグネット外側面、7:貫通孔、7a:貫通孔のマグネット側の側面、7b:貫通孔の内面、7c:貫通孔の外面、7d:貫通孔の隣り合う貫通孔との対向面、8:リム、9:ディスク、10:ホイール、11:シャフト、12:フランジ、13:ボルト、14:ボルト、15:モータカバー、16:タイヤ、17:インナーフレーム、18:ネジ、19:ボールジョイント、20:アッパーアーム、23:ナックル、24:ベアリング

Claims (5)

  1. ステータと、
    当該ステータの外側を周方向に回転する円筒状のロータからなるアウターロータモータであって、
    前記ステータは、所定間隔ごとに放射状に配設された複数本のティースと、当該ティースに巻回されて形成されたコイルとからなり、
    前記ロータには、当該ロータの軸方向に貫通する平板形状の永久磁石からなるマグネットが埋設され、
    当該マグネットは、前記ロータの周方向に所定間隔ごとに配設され、
    前記ロータには、前記ロータの軸方向に貫通する貫通孔が形成され、
    当該貫通孔は、前記マグネットの前記ロータに対する周方向両端の側面に沿って、前記マグネットごとに形成され、
    前記貫通孔は、前記マグネットの前記ロータ内側面側の面である内側面よりも前記ステータ方向に突出して形成されることを特徴とするアウターロータモータ。
  2. 前記貫通孔の前記ロータ外側面側の面は、前記マグネットの前記ロータ外側面側の面である外側面と面一又はこれより外側に形成されることを特徴とする請求項1に記載のアウターロータモータ。
  3. 前記貫通孔の前記マグネット側の面は、前記マグネットの側面と面一であり、前記マグネットの側面から前記ステータ方向に延長して形成され、前記貫通孔の前記ステータ側の面は、前記マグネットと前記ロータ内側面との最も近接した距離と略同一であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアウターロータモータ。
  4. 前記ティースが18本であり、前記マグネットが12個であり、前記ロータ外径が300mmであり、前記ロータ内径が255mmであり、前記ステータ外径が253.4mmであり、前記貫通孔の前記ステータ側の側面と前記ロータ内側面との距離は0.8mmであり、前記貫通孔と隣り合う貫通孔との距離は1mmであり、前記マグネットの厚みは5mmであり、前記貫通孔の前記ロータ外側面側の面は、前記マグネットの外側面と面一であることを特徴とする請求項3に記載のアウターロータモータ。
  5. 電気自動車のインホイールモータとして用いられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のアウターロータモータ。
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