JP2009135746A - Dqpsk光受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データ再生回路後段の信号をフィードバックしなくても、適正に移相要素のフィードバック制御をすることができる。
【解決手段】LPF51aは、バランスド光検出器31aとデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる。LPF51bは、バランスド光検出器31bとデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる。LIA52aは、LPF51aから出力される信号を増幅し、振幅制限する。LIA52bは、LPF51bから出力される信号を増幅し、振幅制限する。ミキサ53aは、LIA52aから出力される信号と、LPF51bから出力される信号を乗算する。ミキサ53bは、LPF51aから出力される信号と、LIA52bから出力される信号を乗算する。
【選択図】図1

Description

本発明はDQPSK光受信装置に関し、特にDQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置に関する。
近年、次世代の40Gbit/s光伝送システムの導入の要求が高まっている。この次世代光伝送システムは、10Gbit/s光伝送システムと同等の伝送距離や周波数利用効率が求められている。
次世代光伝送システムの実現手段として、新規変調方式の検討がなされており、従来のNRZ(NonReturn-to-Zero)変調方式などと比較して、信号スペクトル幅が半分、また、周波数利用効率、波長分散耐力やデバイス透過特性などの点で優れているDQPSK変調方式の適用検討が活発化している。
DQPSK変調方式を用いた光伝送システムの受信装置は、Aアーム(Iアーム)およびBアーム(Qアーム)に対応して1組のマッハツェンダ光干渉計を備える。各マッハツェンダ光干渉計は、光伝送システムのシンボル時間に相当する光遅延量τを備えている。また、光干渉計のアーム間の光位相差は、Aアームでは「π/4」に設定され、Bアームでは「−π/4」に設定される。各光干渉計の2つの出力端子には、光−電気変換を行う受光回路が接続され、受光回路の後段には、電気信号の‘0’,‘1’を識別して出力するデータ再生回路が接続される。
上記受信装置では、信号特性確保のために、光干渉計のアーム間の光位相差を正確に「π/4」、「−π/4」に制御する必要がある。そのため、フィードバック制御は、必須の重要技術となっている。このフィードバック制御の1つに、AアームおよびBアームの受光回路後段の分岐信号と、データ再生回路後段の分岐信号とを用いたフィードバック制御がある(例えば、特許文献1参照)。
DQPSK光受信装置では、装置の維持・管理を容易にするため、各部がモジュール化される。例えば、特許文献1の図1において、バランスド光検出器110,113を1つのモジュールで構成し、データ再生回路111,114を1つのモジュールで構成することが考えられる。
モジュールの構成は、装置ごとにおいて異なるのが一般的である。例えば、特許文献1の図1において、データ再生回路111,114は、データ再生回路の後段にある信号処理回路に組み込まれ、データ再生回路と信号処理回路とを1つのモジュールとして構成する場合もある。
装置の低コスト化・小型化を図るには、フィードバック制御の分岐点(受光回路後段の分岐信号とデータ再生回路後段の分岐信号とを得る点)は、装置によらず1つのモジュール内に存在しているのが好ましい。そこで、データ再生回路を介さずにフィードバック信号を取り出すことが考えられる。
例えば、特許文献1の図1において、ミキサ120に入力する信号を、信号125ではなく信号124にし、ミキサ116に入力する信号を、信号129ではなく信号128にする。この場合、フィードバック制御の分岐点は、バランスド光検出器110,113のモジュール内に存在させることが可能となり、データ再生回路111,114が別のモジュールに組み込まれても、バランスド光検出器110,113のモジュールから常にフィードバック信号の配線を引き出すことが可能となる。
特開2007−20138号公報
しかし、データ再生回路を介さずにフィードバック信号を得ると、光干渉計の位相最適点とフィードバック信号とにずれが生じ、信号特性が劣化してしまうという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、データ再生回路後段の信号をフィードバックしなくても、適正にフィードバック制御をすることができるDQPSK光受信装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置が提供される。このDQPSK光受信装置は、第1のアームに設けられる第1の干渉計と、第2のアームに設けられる第2の干渉計と、前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタと、前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第2のローパスフィルタと、前記第1のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第1のリミッタアンプと、前記第2のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第2のリミッタアンプと、前記第1のリミッタアンプから出力される信号と前記第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第1のミキサと、前記第2のリミッタアンプから出力される信号と前記第1のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第2のミキサと、を有する。
このようなDQPSK光受信装置によれば、第1のリミッタアンプから出力される信号と第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算し、第2のリミッタアンプから出力される信号と第1のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する。
また、本発明では上記問題を解決するために、DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置が提供される。このDQPSK光受信装置は、第1のアームに設けられる第1の干渉計と、第2のアームに設けられる第2の干渉計と、前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタと、前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第3のローパスフィルタおよび第4のローパスフィルタと、前記第1のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第1のリミッタアンプと、前記第3のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第2のリミッタアンプと、前記第1のリミッタアンプから出力される信号と前記第4のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第1のミキサと、前記第2のリミッタアンプから出力される信号と前記第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第2のミキサと、を有する。
このようなDQPSK光受信装置によれば、第1のリミッタアンプから出力される信号と第4のローパスフィルタから出力される信号とを乗算し、第2のリミッタアンプから出力される信号と第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する。
また、本発明では上記問題を解決するために、DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置が提供される。このDQPSK光受信装置は、第1のアームに設けられた第1の干渉計と、第2のアームに設けられた第2の干渉計と、前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタと、前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第3のローパスフィルタおよび第4のローパスフィルタと、前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1のリミッタアンプと、前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2のリミッタアンプと、前記第1のローパスフィルタの出力と前記第4のローパスフィルタの出力とを乗算する第1のミキサと、前記第3のローパスフィルタの出力と前記第2のローパスフィルタの出力とを乗算する第2のミキサと、を有する。
このようなDQPSK光受信装置によれば、第1のアームの第1のローパスフィルタの分岐点と第2のローパスフィルタの分岐点との間に第1のリミッタアンプが設けられ、第2のアームの第3のローパスフィルタの分岐点と第4のローパスフィルタの分岐点との間に第2のリミッタアンプが設けられる。そして、第1のローパスフィルタの出力と第4のローパスフィルタの出力とを乗算し、第3のローパスフィルタの出力と第2のローパスフィルタの出力とを乗算する。
開示の装置では、適正にフィードバック制御をすることができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図に示すように、DQPSK光受信装置は、Aアーム10aとBアーム10bのそれぞれに設けられたマッハツェンダ光干渉計20a,20b、フロントエンドモジュール30、CDR(Clock Data Recovery)/DEMUX40、および位相制御部50を有している。図のDQPSK光受信装置には、例えば、DQPSK変調された40Gbit/sの光信号が入力される。
マッハツェンダ光干渉計20a,20bはそれぞれ、光遅延要素21a,21bおよび移相要素22a,22b(図中π/4,−π/4)を有している。光遅延要素21a,21bは、受信された光信号を1シンボル時間だけ遅延させる。DQPSKにおいては、1つのシンボルで2ビットのデータを伝送するので、1シンボル時間は、伝送レートの逆数の2倍に相当する。
移相要素22aは、光信号の位相をπ/4だけシフトさせる。移相要素22bは、光信号の位相を−π/4だけシフトさせる。移相要素22a,22bは、位相制御部50の制御によって、シフトさせる位相量を調整することができる。
フロントエンドモジュール30は、光信号を電気信号に変換するモジュールであり、バランスド光検出器31a,31bおよびTIA(Transfer Impedance amplifier)32a,32bを有している。
バランスド光検出器31aは、2つのフォトダイオードを備え、それぞれのフォトダイオードには、マッハツェンダ光干渉計20aから出力される1組の光信号が入射される。2つのフォトダイオードは、入射される光信号のパワーに応じた電流を生成し、生成した電流の差を、TIA32aに出力する。バランスド光検出器31bもバランスド光検出器31aと同様に、2つのフォトダイオードを備え、マッハツェンダ光干渉計20bから出力される1組の光信号のパワーに応じた電流を生成し、生成した電流の差を、TIA32bに出力する。
TIA32a,32bは、バランスド光検出器31a,31bから出力される電流の差を電圧に変換する。
CDR/DEMUX40は、TIA32a,32bから出力される電圧に応じて、2ビットの送信データを再生するモジュールである。CDR/DEMUX40は、例えば、Aアーム10aとBアーム10bのそれぞれに対応してデータ再生回路(CDR)を有し、TIA32a,32bから出力される信号に基づいて‘0’,‘1’の信号を識別し、デジタルデータを得る。CDR/DEMUX40は、データ再生回路から得られたデジタルデータに基づいて、2ビットの送信データを再生し、例えば、2.5Gbit/s×16のデータ信号や10Gbit/s×4のデータ信号を得る。
なお、マッハツェンダ光干渉計20a,20bは、例えば、特許文献1の図1のマッハツェンダ光干渉計104,107に対応し、フロントエンドモジュール30のバランスド光検出器31a,31bは、バランスド光検出器110,113に対応する。また、CDR/DEMUX40は、当業者によってよく知られたデバイスを用いることができ、CDR/DEMUX40に含まれるデータ再生回路は、特許文献1の図1のデータ再生回路111,114に対応する。以下、位相制御部50について詳細に説明する。
位相制御部50は、フロントエンドモジュール30のTIA32a,32bから出力される信号をフィードバックし、Aアーム10aおよびBアーム10bの光位相差を「π/4」、「−π/4」に制御する。位相制御部50は、LPF(Low Pass Filter)51a,51b、LIA(Limiter amplifier)52a,52b、ミキサ53a,53b、平均化回路54a,54b、および干渉計制御部55を有している。
LPF51aは、Aアーム10aのバランスド光検出器31aとCDR/DEMUX40との間で分岐した線路に設けられている。LPF51bは、Bアーム10bのバランスド光検出器31bとCDR/DEMUX40との間で分岐した線路に設けられている。すなわち、フィードバック信号は、データ再生回路を介さずに、位相制御部50に入力されるようになっている。
LPF51a,51bは、TIA32a,32bから出力されるAアーム10aおよびBアーム10bの電気信号の高周波成分をカットする。LPF51a,51bのカットオフ周波数は、例えば、100MHzである。LPF51aは、Aアーム10aの電気信号の高周波成分をカットして、LIA52aとミキサ53bとに出力(分岐して出力)し、LPF51bは、Bアーム10bの電気信号の高周波成分をカットして、LIA52bとミキサ53aとに出力する。
LIA52a,52bは、LPF51a,51bから出力される信号を増幅し、増幅した信号の振幅を制限して出力する。
ミキサ53aは、LIA52aから出力される信号と、LPF51bから出力される信号とを乗算する。ミキサ53bは、LIA52bから出力される信号と、LPF51aから出力される信号とを乗算する。すなわち、ミキサ53aは、高周波成分がカットされ、増幅して振幅制限されたAアーム10aの電気信号と、高周波成分がカットされたBアーム10bの電気信号とを乗算する。ミキサ53bは、高周波成分がカットされ、増幅して振幅制限されたBアーム10bの電気信号と、高周波成分がカットされたAアーム10aの電気信号とを乗算する。
平均化回路54a,54bは、ミキサ53a,53bから出力される信号を平均化して出力する。平均化回路54a,54bは、例えば、LPFで構成される。
干渉計制御部55は、平均化回路54a,54bから出力される信号に応じて、移相要素22a,22bを制御する。平均化回路54a,54bからは、移相要素22a,22bの位相の進みおよび遅れに応じた正負の信号(電圧)が出力され、干渉計制御部55は、平均化回路54a,54bから出力される信号が‘0’となるように、移相要素22a,22bを制御する。
なお、ミキサ53a,53b、平均化回路54a,54b、および干渉計制御部55は、例えば、特許文献1の図1のミキサ116,120、平均化部117,121、および位相調整部119,123(反転回路122を含む)に対応する。
図2は、LIAの機能を説明する図である。LIA52a,52bは、同じ機能を有するので、以下では、LIA52aについてのみ説明する。
図2(a)には、LIA52aに入力される信号波形(Iパターン)の例が示してある。図2(b)には、LIA52aの入力信号増幅後の信号波形が示してある。図2(c)には、LIA52aの振幅制限をかける様子を示してある。図2(d)には、LIA52aの振幅制限後の信号波形が示してある。
LIA52aには、図2(a)に示すような信号が入力される。LIA52aは、入力された信号を図2(b)に示すように増幅する。
LIA52aは、図2(c)の点線に示すように、増幅した信号の上側および下側の振幅をカットする。そして、図2(d)に示すように、入力した信号を増幅して振幅制限した信号を出力する。
LIA52aに入力される信号は、立上りおよび立下りが緩く、また、様々なノイズ成分が含まれる。しかし、LIA52aは、入力される信号を増幅し、その上側および下側の振幅に制限をかけるので、信号の立上りおよび立下りを急峻にし、信号の‘0’,‘1’を明確にして余計なノイズ成分を除去する。すなわち、LIA52aは、信号の波形整形を行っている。
つまり、図1のDQPSK光受信装置は、データ再生回路の後段からデジタル信号のフィードバック信号を得なくても、LIA52a,52bによって、TIA32a,32bから出力されるアナログ信号を‘0’,‘1’の明確な信号波形に整形するので、データ再生回路の後段でフィードバック信号を得るのと同様に、Aアーム10aおよびBアーム10bの光位相差を正確に制御することができる。
また、図1のDQPSK光受信装置では、位相制御部50は、CDR/DEMUX40に組み込まれたデータ再生回路の後段から信号を取り込む必要がなく、バランスド光検出器31a,31bの後段から信号を取り込むことができる。すなわち、図1のDQPSK光受信装置では、データ再生回路がどのモジュールに組み込まれようと、常にフロントエンドモジュール30から、フィードバック信号の配線を引き出すことが可能となり、様々な構成のDQPSK光受信装置に適用することが可能となる。
図3は、位相制御部の制御シミュレーション結果を示した図である。図の横軸は、移相要素22aの位相を示している。縦軸は、平均化回路54aから出力されるモニタ信号の電圧を示している。図の実線グラフは、図1のDQPSK光受信装置の制御シミュレーション結果を示しており、点線グラフは、図1のDQPSK光受信装置において、LIA52a,52bを設けなかった場合の制御シミュレーション結果を示している。
フィードバック制御は、平均化回路54aから出力される電圧が‘0’のとき、移相要素22aの位相がπ/4(45度)であることが望ましい。図1のDQPSK光受信装置では、図3の実線グラフに示すように、モニタ信号の電圧が‘0’のとき、移相要素22aの位相はπ/4となっている。
一方、図1のDQPSK光受信装置において、LIA52a,52bを設けない場合、図3の点線グラフに示すように、モニタ信号の電圧が‘0’のとき、移相要素22aの位相はπ/4とならない。これは、バランスド光検出器31aから出力される信号がLIA52aによって波形整形されないためである。従って、干渉計制御部55が平均化回路54aから出力される電圧を‘0’になるよう制御すると、移相要素22aの位相は、図3の点線矢印に示すように、π/4と異なる値に制御される。
このように、データ再生回路前段の信号をLIA52a,52bによって波形整形してフィードバック処理をするので、適正にフィードバック制御をすることができる。
また、データ再生回路を介さずにその前段でフィードバック信号を取り出すので、1つのモジュールからフィードバックのための配線を引き回すことが可能となり、装置の低コスト化・小型化を図ることができる。
また、データ再生回路を介さずにその前段でフィードバック信号を取り出すので、様々なモジュール構成のDQPSK光受信装置に適用することができる。
また、LIA52a,52bは、LPF51a,51bから出力される信号を振幅制限するので、低速のLIAを用いることができ、低コスト化を図ることができる。
また、LPF51aは、高周波成分をカットした信号をLIA52aとミキサ53aとに出力し、LPF51bは、高周波成分をカットした信号をLIA52bとミキサ53bとに出力するので、フィードバック信号のための分岐点が2点で済む。
次に、本発明の第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態では、AアームおよびBアームのそれぞれから1つの信号線を引き出してLPFに接続し、LPFの出力をLIAとミキサとに分岐させていた。第2の実施の形態では、AアームおよびBアームのそれぞれから2つの信号線を引き出し、それぞれの信号線にLPFを接続する。そして、LPFの出力にLIAを接続するようにする。
図4は、第2の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図4において、図1と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図4のDQPSK光受信装置では、フィードバック信号を得るポイントおよび位相制御部60の構成が図1のDQPSK光受信装置と異なる。
図に示すように、位相制御部60は、LPF61a,61b,62a,62b、LIA63a,63b、ミキサ64a,64b、平均化回路65a,65b、および干渉計制御部66を有している。平均化回路65a,65bおよび干渉計制御部66は、図1の平均化回路54a,54bおよび干渉計制御部55と同様である。
LPF61a,62aは、Aアーム10aのバランスド光検出器31aとCDR/DEMUX40との間で分岐した線路に設けられている。LPF61b,62bは、Bアーム10bのバランスド光検出器31bとCDR/DEMUX40との間で分岐した線路に設けられている。すなわち、フィードバック信号は、データ再生回路を介さずに、位相制御部60に入力されるようになっている。
LPF61aには、TIA32aから出力されるAアーム10aの信号が入力され、LPF61bには、TIA32bから出力されるBアーム10bの信号が入力される。LPF62aには、TIA32aから出力されるAアーム10aの信号が入力され、LPF62bには、TIA32bから出力されるBアーム10bの信号が入力される。なお、LPF61a,61b,62a,62bは、図1のLPF51a,51bと同様の機能を有し、カットオフ周波数は、例えば、100MHzである。
LIA63a,63bには、LPF62a,62bから出力される信号が入力される。LIA63a,63bは、図1のLIA52a,52bと同様の機能を有し、LPF62a,62bから出力される信号を増幅し、増幅した信号の振幅を制限する。
ミキサ64aは、LPF61aから出力される信号と、LIA63bから出力される信号とを乗算する。ミキサ64bは、LPF61bから出力される信号と、LIA63aから出力される信号とを乗算する。すなわち、ミキサ64aは、高周波成分がカットされたAアーム10aの信号と、高周波成分がカットされ、増幅して振幅制限されたBアーム10bの信号とを乗算する。ミキサ64bは、高周波成分がカットされたBアーム10bの信号と、高周波成分がカットされ、増幅して振幅制限されたAアーム10aの信号とを乗算する。
すなわち、図4のDQPSK光受信装置は、データ再生回路の後段からデジタル信号のフィードバック信号を得なくても、LIA63a,63bによって、TIA32a,32bから出力されるアナログ信号を‘0’,‘1’の明確な信号波形に整形するので、データ再生回路の後段でフィードバック信号を得るのと同様に、Aアーム10aおよびBアーム10bの光位相差を正確に制御することができる。
なお、図4のDQPSK光受信装置は、図1のDQPSK光受信装置と構成が異なるだけで、機能は同じである。従って、図4に示すDQPSK光受信装置の位相制御部60の制御シミュレーション結果は、図3と同じになる。
このように、データ再生回路前段の信号をLIA63a,63bによって波形整形してフィードバック処理をするので、適正にフィードバック制御をすることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第3の実施の形態では、第2の実施の形態に対し、TIAの出力にEDC(Electronic Dispersion Compensation)が接続される。
図5は、第3の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図5において、図4と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図5のDQPSK光受信装置では、図4のDQPSK光受信装置に対し、フロントエンドモジュール70の構成が異なる。
フロントエンドモジュール70は、EDC71a,71bを有している。EDC71aは、Aアーム10aのLPF61aの分岐点とLPF62aの分岐点との間に設けられている。EDC71bは、Bアーム10bのLPF61bの分岐点とLPF62bの分岐点との間に設けられている。
EDC71a,71bは、光分散を電気的に補償する装置である。TIA32a,32bから出力される信号は、EDC71a,71bによって、電気的に光分散補償され、CDR/DEMUX40に出力される。
位相制御部60のLPF61a,61bには、図4と同様に、TIA32a,32bの出力の信号が分岐して入力される。しかし、LPF62a,62bには、EDC71a,71bの出力の信号が分岐して入力される。位相制御部60は、LPF62a,62bにEDC71a,71bを介した信号が入力されても、移相要素22a,22bの位相制御を適正に行うことができる。
図6は、位相制御部の制御シミュレーション結果を示した図である。図の横軸は、移相要素22aの位相を示している。縦軸は、平均化回路65aから出力されるモニタ信号の電圧を示している。図の実線グラフは、図5のDQPSK光受信装置の制御シミュレーション結果を示しており、点線グラフは、図5のDQPSK光受信装置において、LIA63a,63bを設けなかった場合の制御シミュレーション結果を示している。
位相制御部60は、平均化回路65a,65bから出力される電圧が‘0’になるように制御する。従って、フィードバック制御は、平均化回路65aから出力される電圧が‘0’のとき、移相要素22aの位相がπ/4(45度)であることが望ましい。図5のDQPSK光受信装置では、図6の実線グラフに示すように、モニタ信号の電圧が‘0’のとき、移相要素22aの位相はπ/4となっている。
一方、図5のDQPSK光受信装置において、LIA63a,63bを設けない場合、図6の点線グラフに示すように、モニタ信号の電圧が‘0’のとき、移相要素22aの位相はπ/4とならない。これは、バランスド光検出器31aから出力される信号がLIA63aによって波形整形されないためである。従って、干渉計制御部66が平均化回路65aから出力される電圧を‘0’になるよう制御すると、移相要素22aの位相は、図6の点線矢印に示すように、π/4と異なる値に制御される。
このように、フィードバックする信号にEDC71a,71bによって電気分散補償が行われても、適正にフィードバック制御をすることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第4の実施の形態では、第3の実施の形態に対し、EDCの後段にLIAが接続される。
図7は、第4の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図7において、図5と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図7のDQPSK光受信装置では、図5のDQPSK光受信装置に対し、フロントエンドモジュール80の構成が異なる。
フロントエンドモジュール80は、図5のフロントエンドモジュール70に対し、さらに、LIA81a,81bを有している。LIA81aは、Aアーム10aのLPF61aの分岐点とLPF62aの分岐点との間に設けられている。LIA81bは、Bアーム10bのLPF61bの分岐点とLPF62bの分岐点との間に設けられている。
LIA81a,81bは、LIA63a,63bと同様に、EDC71a,71bから出力される信号を増幅し、増幅した信号の振幅を制限して出力する。これにより、波形整形された信号がCDR/DEMUX40およびLPF62a,62bに出力される。
ただし、LIA81a,81bは、主信号を増幅および振幅制限するため、LPF62a,62bから出力される信号を増幅および振幅制限するLIA63a,63bより高速のLIAである必要がある。
このように、EDC71a,71bの後段にLIA81a,81bを設けても、適正にフィードバック制御をすることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第5の実施の形態では、第4の実施の形態に対し、位相制御部のフィードバック信号の分岐点とCDR/DEMUXとの間にLIAが接続される。
図8は、第5の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図8において、図7と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図8のDQPSK光受信装置では、図7のDQPSK光受信装置に対し、フロントエンドモジュール90の構成が異なる。
フロントエンドモジュール90のLIA91aは、Aアーム10aのLPF61a,62aの分岐点の後段に設けられている。LIA91bは、Bアーム10bのLPF61b,62bの分岐点の後段に設けられている。すなわち、LIA91a,91bによって増幅され、振幅制限された信号は、CDR/DEMUX40にのみ出力され、LPF61a,61b,62a,62bには、出力されないようになっている。
図8に示すように、LIA91a,91bは、Aアーム10aおよびBアーム10bのLPF62a,62bへの分岐点の後段に設けてもよい。フィードバック信号は、位相制御部60のLIA63a,63bによって、波形整形されるからである。
このように、Aアーム10aおよびBアーム10bのLPF62a,62bへの分岐点の後段にLIA91a,91bを設けても、適正にフィードバック制御をすることができる。
次に、本発明の第6の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第6の実施の形態では、第2の実施の形態に対し、フロントエンドモジュールにLIAが追加され、位相制御部のLIAが省略されている。
図9は、第6の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図9において、図4と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図9のDQPSK光受信装置では、図4のDQPSK光受信装置に対し、フロントエンドモジュール100の構成および位相制御部110の構成が異なる。
フロントエンドモジュール100は、図4のフロントエンドモジュール30に対し、
Aアーム10aのLPF61aの分岐点とLPF62aの分岐点との間にLIA101aを有している。また、Bアーム10bのLPF61bの分岐点とLPF62bの分岐点との間にLIA101bを有している。
位相制御部110は、図4の位相制御部60に対し、LIAが省略される。LPF62a,62bには、LIA101a,101bによって波形整形された信号が入力されるからである。従って、位相制御部110は、図4の位相制御部60と同様に、適正にフィードバック制御をすることができる。
このように、Aアーム10aおよびBアーム10bにLIA101a,101bを設けた場合、LPF61a,61b,62a,62bの出力にLIAを設けなくても、適正にフィードバック制御を行うことができる。
次に、本発明の第7の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。第7の実施の形態では、第6の実施の形態に対し、フロントエンドモジュールにEDCが追加されている。
図10は、第7の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。図10において、図9と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、図10のDQPSK光受信装置では、図9のDQPSK光受信装置に対し、フロントエンドモジュール120の構成が異なる。
フロントエンドモジュール120は、図9のフロントエンドモジュール100に対し、Aアーム10aのLPF61aの分岐点とLPF62aの分岐点との間にEDC121aが設けられている。Bアーム10bのLPF61bの分岐点とLPF62bの分岐点との間にEDC121bが設けられている。EDC121a,121bは、光分散を電気的に補償する装置である。TIA32a,32bから出力される信号は、EDC121a,121bによって、電気的に光分散補償され、CDR/DEMUX40に出力される。
このように、EDC121a,121bによって電気分散補償を行っても、適正にフィードバック制御をすることができる。
なお、第1の実施の形態から第7の実施の形態のDQPSK光受信装置において、TIA32a,32bは、差動信号を出力する差動出力のTIAを用いることができる。また、LIA81a,81b,101a,101bは、差動信号を出力する差動出力のLIAを用いることができる。このように、差動出力のTIAおよびLIAを用いることにより、TIA32a,32bの一方の出力を主信号の配線(CDR/DEMUX40への配線)に用い、他方の出力をフィードバック信号の配線(LPF51a,51bまたはLPF62a,62bへの配線)に用いることができる。また、LIA81a,81b,101a,101bの一方の出力を主信号の配線に用い、他方の出力をフィードバック信号の配線に用いることができる。これにより、主信号のインピーダンス整合を考慮することなく、フィードバック信号の配線を分岐することができる。
(付記1) DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置において、
第1のアームに設けられる第1の干渉計と、
第2のアームに設けられる第2の干渉計と、
前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、
前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、
前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタと、
前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第2のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第1のリミッタアンプと、
前記第2のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第2のリミッタアンプと、
前記第1のリミッタアンプから出力される信号と前記第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第1のミキサと、
前記第2のリミッタアンプから出力される信号と前記第1のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第2のミキサと、
を有することを特徴とするDQPSK光受信装置。
(付記2) 前記第1の光−電気変換手段と前記第2の光−電気変換手段とのそれぞれの出力には、電流を電圧に変換する第1の電流−電圧変換アンプと第2の電流−電圧変換アンプとが接続されることを特徴とする付記1記載のDQPSK光受信装置。
(付記3) 前記第1の電流−電圧変換アンプおよび前記第2の電流−電圧変換アンプは、差動信号を出力することを特徴とする付記2記載のDQPSK光受信装置。
(付記4) DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置において、
第1のアームに設けられる第1の干渉計と、
第2のアームに設けられる第2の干渉計と、
前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、
前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、
前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタと、
前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第3のローパスフィルタおよび第4のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第1のリミッタアンプと、
前記第3のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第2のリミッタアンプと、
前記第1のリミッタアンプから出力される信号と前記第4のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第1のミキサと、
前記第2のリミッタアンプから出力される信号と前記第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第2のミキサと、
を有することを特徴とするDQPSK光受信装置。
(付記5) 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1の電気分散補償装置と、
前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2の電気分散補償装置と、
を有することを特徴とする付記4記載のDQPSK光受信装置。
(付記6) 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第3のリミッタアンプと、
前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第4のリミッタアンプと、
を有することを特徴とする付記5記載のDQPSK光受信装置。
(付記7) 前記第3のリミッタアンプおよび前記第4のリミッタアンプは、差動信号を出力することを特徴とする付記6記載のDQPSK光受信装置。
(付記8) 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点および前記第2のローパスフィルタの分岐点の後段に設けられる第5のリミッタアンプと、
前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点および前記第4のローパスフィルタの分岐点の後段に設けられる第6のリミッタアンプと、
を有することを特徴とする付記5記載のDQPSK光受信装置。
(付記9) 前記第1の光−電気変換手段と前記第2の光−電気変換手段とのそれぞれの出力には、電流を電圧に変換する第1の電流−電圧変換アンプと第2の電流−電圧変換アンプとが接続されることを特徴とする付記4記載のDQPSK光受信装置。
(付記10) 前記第1の電流−電圧変換アンプおよび前記第2の電流−電圧変換アンプは、差動信号を出力することを特徴とする付記9記載のDQPSK光受信装置。
(付記11) DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置において、
第1のアームに設けられた第1の干渉計と、
第2のアームに設けられた第2の干渉計と、
前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、
前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、
前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタと、
前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第3のローパスフィルタおよび第4のローパスフィルタと、
前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1のリミッタアンプと、
前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2のリミッタアンプと、
前記第1のローパスフィルタの出力と前記第4のローパスフィルタの出力とを乗算する第1のミキサと、
前記第3のローパスフィルタの出力と前記第2のローパスフィルタの出力とを乗算する第2のミキサと、
を有することを特徴とするDQPSK光受信装置。
(付記12) 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1の電気分散補償装置と、
前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2の電気分散補償装置と、
を有することを特徴とする付記11記載のDQPSK光受信装置。
(付記13) 前記第1のリミッタアンプおよび前記第2のリミッタアンプは、差動信号を出力することを特徴とする付記11記載のDQPSK光受信装置。
(付記14) 前記第1の光−電気変換手段と前記第2の光−電気変換手段とのそれぞれの出力には、電流を電圧に変換する第1の電流−電圧変換アンプと第2の電流−電圧変換アンプとが接続されることを特徴とする付記11記載のDQPSK光受信装置。
(付記15) 前記第1の電流−電圧変換アンプおよび前記第2の電流−電圧変換アンプは、差動信号を出力することを特徴とする付記14記載のDQPSK光受信装置。
第1の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。 LIAの機能を説明する図である。 位相制御部の制御シミュレーション結果を示した図である。 第2の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。 第3の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。 位相制御部の制御シミュレーション結果を示した図である。 第4の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。 第5の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。 第6の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。 第7の実施の形態に係るDQPSK光受信装置のブロック構成図である。
符号の説明
10a Aアーム
10b Bアーム
20a,20b マッハツェンダ光干渉計
30 フロントエンドモジュール
31a,31b バランスド光検出器
32a,32b TIA
40 CDR/DEMUX
50 位相制御部
51a,51b LPF
52a,52b LIA
53a,53b ミキサ
54a,54b 平均化回路
55 干渉計制御部

Claims (10)

  1. DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置において、
    第1のアームに設けられる第1の干渉計と、
    第2のアームに設けられる第2の干渉計と、
    前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、
    前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、
    前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタと、
    前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第2のローパスフィルタと、
    前記第1のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第1のリミッタアンプと、
    前記第2のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第2のリミッタアンプと、
    前記第1のリミッタアンプから出力される信号と前記第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第1のミキサと、
    前記第2のリミッタアンプから出力される信号と前記第1のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第2のミキサと、
    を有することを特徴とするDQPSK光受信装置。
  2. 前記第1の光−電気変換手段と前記第2の光−電気変換手段とのそれぞれの出力には、電流を電圧に変換する第1の電流−電圧変換アンプと第2の電流−電圧変換アンプとが接続されることを特徴とする請求項1記載のDQPSK光受信装置。
  3. 前記第1の電流−電圧変換アンプおよび前記第2の電流−電圧変換アンプは、差動信号を出力することを特徴とする請求項2記載のDQPSK光受信装置。
  4. DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置において、
    第1のアームに設けられる第1の干渉計と、
    第2のアームに設けられる第2の干渉計と、
    前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、
    前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、
    前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタと、
    前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第3のローパスフィルタおよび第4のローパスフィルタと、
    前記第1のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第1のリミッタアンプと、
    前記第3のローパスフィルタから出力される信号を増幅し、振幅制限する第2のリミッタアンプと、
    前記第1のリミッタアンプから出力される信号と前記第4のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第1のミキサと、
    前記第2のリミッタアンプから出力される信号と前記第2のローパスフィルタから出力される信号とを乗算する第2のミキサと、
    を有することを特徴とするDQPSK光受信装置。
  5. 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1の電気分散補償装置と、
    前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2の電気分散補償装置と、
    を有することを特徴とする請求項4記載のDQPSK光受信装置。
  6. 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第3のリミッタアンプと、
    前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第4のリミッタアンプと、
    を有することを特徴とする請求項5記載のDQPSK光受信装置。
  7. 前記第3のリミッタアンプおよび前記第4のリミッタアンプは、差動信号を出力することを特徴とする請求項6記載のDQPSK光受信装置。
  8. 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点および前記第2のローパスフィルタの分岐点の後段に設けられる第5のリミッタアンプと、
    前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点および前記第4のローパスフィルタの分岐点の後段に設けられる第6のリミッタアンプと、
    を有することを特徴とする請求項5記載のDQPSK光受信装置。
  9. DQPSK変調の光信号を受信して復調するDQPSK光受信装置において、
    第1のアームに設けられた第1の干渉計と、
    第2のアームに設けられた第2の干渉計と、
    前記第1の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第1の光−電気変換手段と、
    前記第2の干渉計から出力される光信号を電気信号に変換する第2の光−電気変換手段と、
    前記第1の光−電気変換手段と第1のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第1のローパスフィルタおよび第2のローパスフィルタと、
    前記第2の光−電気変換手段と第2のデータ再生回路との間から分岐した線路に設けられる第3のローパスフィルタおよび第4のローパスフィルタと、
    前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1のリミッタアンプと、
    前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2のリミッタアンプと、
    前記第1のローパスフィルタの出力と前記第4のローパスフィルタの出力とを乗算する第1のミキサと、
    前記第3のローパスフィルタの出力と前記第2のローパスフィルタの出力とを乗算する第2のミキサと、
    を有することを特徴とするDQPSK光受信装置。
  10. 前記第1のアームの前記第1のローパスフィルタの分岐点と前記第2のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第1の電気分散補償装置と、
    前記第2のアームの前記第3のローパスフィルタの分岐点と前記第4のローパスフィルタの分岐点との間に設けられる第2の電気分散補償装置と、
    を有することを特徴とする請求項9記載のDQPSK光受信装置。
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