JP2015008355A - 光送信装置及び光受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】変調形式としてQAMを使用でき、光ファイバの非線形効果による信号劣化を補償する光通信システムの光送信装置を提供する。【解決手段】光送信装置は、送信すべきデータを、使用する変調形式に応じて第1の複素信号に変換する変換手段と、第1の複素信号と第1の値に基づき第2の複素信号を生成し、第1の複素信号と第2の複素信号を多重して出力する出力手段と、を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、光ファイバの非線形効果の影響を抑える光通信システムの光送信装置及び光受信装置に関する。
光通信システムにおいて生じる光ファイバの非線形効果は、シンプルな線形等化器では補償できない。このため、非特許文献1は、光ファイバの非線形効果による信号劣化を補償するための構成を開示している。
特許文献1に記載の方法は、二位相偏移変調(BPSK)にのみ適用でき、直交位相振幅変調(QAM)には適用できない。
本発明は、変調形式としてQAMを使用でき、光ファイバの非線形効果による信号劣化を補償する光通信システムの光送信装置及び光受信装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、光送信装置は、送信すべきデータを、使用する変調形式に応じて第1の複素信号に変換する変換手段と、前記第1の複素信号と第1の値に基づき第2の複素信号を生成し、前記第1の複素信号と前記第2の複素信号を多重して光信号として出力する出力手段と、を備えていることを特徴とする。
本発明の一側面によると、光受信装置は、データに対応する信号と、前記データに対応する信号の補償のための補償信号を含む光信号を受信して、前記データに対応する電気信号である第1の複素信号と、前記補償信号に対応する電気信号である第2の複素信号を出力する出力手段と、前記第1の複素信号と第1の値に基づき第3の複素信号を生成する生成手段と、前記第2の複素信号と前記第3の複素信号を加算する加算手段と、を備えていることを特徴とする。
光ファイバの非線形効果による信号劣化を補償可能な光通信が可能になる。
一実施形態による光送信装置の概略的な構成図。 一実施形態による光通信システムにおいて送受信される信号を示す図。 非線形効果を抑圧する方法の説明図。 一実施形態による光受信装置の概略的な構成図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
図1は、本実施形態による光送信装置の概略的な構成図である。変換部10は、まず、データを、使用する変調形式に合わせた複素信号に変換する。複素信号とは、光変調部12において同相成分(I)を変調するための信号と、直交成分(Q)を変調するための信号の2つの信号からなり、同相成分が実数に、直交成分が虚数に対応する。例えば、QAMを使用し、ビット(0、0)が複素平面における1+jに対応するものとする。この場合、変換部10は、データが(0、0)であると、このデータを1+jを示す複素信号、つまり、1を示す実数成分の信号と、1を示す虚数成分の信号に変換して補償信号生成多重部11に出力する。
補償信号生成多重部11の補償信号生成部111は、受信する複素信号から、光受信装置において非線形効果による影響を抑圧するための補償信号を生成して多重部112に出力する。なお、補償信号も複素信号である。多重部112は、変換部10から受信するデータに対応する複素信号と、補償信号生成部111から受信する補償信号を時分割多重した複素信号を出力する。図2に補償信号生成多重部11が出力する複素信号を示す。図2において、データと表記された区間は、変換部11から受信した複素信号そのままの区間、つまり、データに対応する複素信号の区間である。一方、ダミーと表記された区間は、補償信号生成部111が生成した複素信号、つまり、補償信号の区間である。なお、補償信号は、本実施形態では、その直前にあるデータと表記された区間の複素信号の補償を行うものとする。言い換えると、ある補償信号は、その直前のデータと表記された区間の複素信号から生成される。なお、補償信号は、その直後にあるデータと表記された区間の複素信号の補償を行うものであっても良い。さらには、補償信号は、その前後のデータと表記された区間以外の区間の補償を行うものであっても良い。また、データと表記された区間に含まれるシンボル数は、1つ以上の任意の値とすることができる。つまり、1シンボル毎に補償信号を挿入することも、連続した複数のシンボル毎に補償信号を挿入することもできる。なお、いずれにしても、補償信号の期間(ダミーと表記された区間)は、データと表記された区間のシンボル数に等しい。
図1に戻り光変調部12は入力される複素信号により連続光を例えばQAM変調し、その後、変調された光信号を増幅して光伝送路へと送信する。
続いて、補償信号生成部111における補償信号の生成方法と、この補償信号により光受信装置が非線形効果による信号の劣化を補償できることを説明する。まず、図3において、各三角形は光アンプを表しており、その番号を各光アンプの上段に示している。なお、番号0の光アンプは、光送信装置が有する光アンプであり、光受信装置は、番号Nの光アンプの出力信号を受信して復調するものとする。また、以下の説明において、非線形効果は、光パワーが強い光アンプの出力端でのみ生じ、光アンプで区切られた各光リンクの色分散のインパルス応答がh1であるものとする。また、番号kの光アンプが出力する光信号のうち、データに対応する区間、つまり、図2のデータと表記する区間に対応する電界成分をEkで表すものとする。
まず、上記前提から、各光アンプが出力するデータに対応する光信号は以下の式で表される。
なお、上記式において、
は畳み込み演算を示し、aは非線形係数である。
ここで、ejx=1+jxとの近似を使用し、上記式(1)〜(3)により式(3)を変形すると、以下の式(4)が得られる。
なお、hは、全光リンク、つまり光送信装置と光受信装置を接続する光伝送路の色分散のインパルス応答である。なお、本実施形態において、光伝送路の色分散のインパルス応答hは、事前の測定により求めて光送信装置及び光受信装置に設定しておく。
光受信装置が受信する式(4)で表されるデータに対応する光信号の電界成分の複素値と、光伝送路の色分散のインパルス応答hの共役複素値との畳み込み演算を行うと以下の式(5)が得られる。
ここで、式(5)の右辺の第1項は、光送信装置が送信した光信号の電界成分である。なお、この電界成分は、変調部12に入力される複素信号の内の、データに対応する区間の複素信号に相当する。また、式(5)の右辺の第2項は非線形効果によるノイズを示している。
続いて、本実施形態の光送信装置の補償信号生成部111における処理を説明する。補償信号生成部111は、変換部10からのデータに対応する複素信号が示す複素値の共役複素値と、光伝送路の色分散のインパルス応答の共役複素値との畳み込み演算により補償信号を生成する。したがって、光変調部12が出力する光信号のうち、補償信号に対応する区間の電界成分Dは、以下の式(6)で表される。
上記式(1)〜(4)と同様に、上記式(6)で表される光信号は、光受信装置においては以下の式(7)で表される電界成分を持つ光信号として受信される。
式(5)で示す信号と式(7)で示す信号DNを加算すると、以下の式(8)が得られる。
式(8)の右辺の第1項は、データに対応する複素信号であり、第2項は非線形効果によるノイズである。しかしながら、式(5)と比較し、式(8)では、最初と最後の光リンクで生じる非線形効果によるノイズが残留するのみであり、非線形効果による影響が抑えられていることが分かる。
図4は、本実施形態による光受信装置の概略的な構成図である。光電気変換部20は、受信する光信号を電気信号に変換して複素信号を補償部21に出力する。補償部21の分離部211は、入力される複素信号の内、図2ではデータと表記する区間に対応する複素信号を畳み込み部212に出力し、図2ではダミーと表記する区間に対応する複素信号、つまり、補償信号に対応する部分を加算部213に出力する。畳み込み部212は、上記式(5)で示す様に、光伝送路の色分散のインパルス応答hの共役複素値と、入力される複素信号が示す複素値との畳み込み演算を行って、結果を加算部213に出力する。加算部213は、上記式(8)で示す様に、分離部211からの補償信号と、畳み込み部212からの畳み込み後の複素信号を加算して、結果を復調部22に出力し、復調部22は、復調を行う。なお、光受信装置にて行うその他の線形等化処理等は、簡単のため図4から省略している。
以上の構成により、光ファイバの非線形効果による信号劣化を補償可能な光通信が可能になる。
なお、上記実施形態において多重部112は、変換部10から受信するデータに対応する複素信号と、補償信号生成部111から受信する補償信号を時分割多重した複素信号を出力していた。しかしながら、データに対応する複素信号と、補償信号の各々が伝送される光リンクの色分散のインパルス応答が略同じであれば、データに対応する複素信号と、補償信号の多重方式としては、空間多重、周波数多重、偏波多重等を使用することができる。なお、本実施形態では、時分割多重を使用しているため電気段で多重を行ったが、多重方式によっては光段で多重が行われる。つまり、図1の補償信号生成多重部11と、光変調部12の構成は、多重方式により異なるが、いずれにしても、データに対応する複素信号と、補償信号は、それぞれ、光信号として出力部から出力される。また、図4の光受信装置についても、同様であり、分離は、多重化方式によっては光段にて行われる。しかしながら、いずれにしても、光信号は、データに対応する信号と、データに対応する信号の補償信号を含み、この光信号から、最終的にデータに対応する電気信号である複素信号と、補償信号に対応する電気信号である複素信号が出力部において取り出される。

Claims (6)

  1. 送信すべきデータを、使用する変調形式に応じて第1の複素信号に変換する変換手段と、
    前記第1の複素信号と第1の値に基づき第2の複素信号を生成し、前記第1の複素信号と前記第2の複素信号を多重して光信号として出力する出力手段と、
    を備えていることを特徴とする光送信装置。
  2. 前記出力手段は、前記第1の複素信号が示す複素値の共役複素値と前記第1の値との畳み込み演算により前記第2の複素信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の光送信装置。
  3. 前記第1の値は、前記光送信装置と前記光送信装置が送信する光信号を受信する光受信装置とを接続する光伝送路の色分散のインパルス応答の共役複素値である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の光送信装置。
  4. データに対応する信号と、前記データに対応する信号の補償のための補償信号を含む光信号を受信して、前記データに対応する電気信号である第1の複素信号と、前記補償信号に対応する電気信号である第2の複素信号を出力する出力手段と、
    前記第1の複素信号と第1の値に基づき第3の複素信号を生成する生成手段と、
    前記第2の複素信号と前記第3の複素信号を加算する加算手段と、
    を備えていることを特徴とする光受信装置。
  5. 前記生成手段は、前記第1の複素信号の複素値と前記第1の値との畳み込み演算により前記第3の複素信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の光受信装置。
  6. 前記第1の値は、前記光信号を送信する光送信装置と前記光受信装置とを接続する光伝送路の色分散のインパルス応答の共役複素値である、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の光受信装置。
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