JP2009135224A - 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】
NPT構造のIGBTでは、スイッチング特性がばらついてしまう。
【解決手段】
本発明に係るIGBTでは、層間絶縁膜9に被覆された領域Aでは、第1導電型のベース領域4及び第2導電型のエミッタ領域7が形成され、領域Bでは、ベース領域4が形成されない。このため、領域Bにフローティング状態が生じなくなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタに関する。
絶縁ゲートバイポーラトランジスタは、IGBT(Insulated−Gate Bipolar Transistor)と称され、大電流スイッチングの主流の一つとなっている。
図5は、従来技術に係るパンチスルー(Punch Through,PT)構造のIGBT201の断面図を示す。
IGBT201は、P+型の半導体基板からなるコレクタ領域10上に、N−型のバッファ領域12及びN−型のドリフト領域3が順次エピタキシャル成長される。そして、ドリフト領域3の主表面にはP型のベース領域4が形成され、当該ベース領域4の表面からドリフト領域3に到達するように、トレンチ2が複数形成される。このトレンチ2の内部には、ゲート酸化膜5が形成され、当該ゲート酸化膜5を介してゲート電極6が埋め込まれてトレンチゲートが構成される。さらに、ベース領域4の主表面には、トレンチゲートと隣接するように、N型のエミッタ領域7が形成される。そして、トレンチゲートを覆い、かつエミッタ領域7を露出するように層間絶縁膜9が形成され、エミッタ電極8がエミッタ領域7とコンタクトするように形成される。
IGBT201では、所望の耐圧において、ベース領域4から伸びる空乏層がコレクタ領域10に届かないように、ドリフト領域3は、エピタキシャル成長で厚く成長される。ただし、PT構造のIGBT201では、バッファ領域12が空乏層を止めるストッパとして機能するため、その分だけドリフト領域3を薄くできる。具体的には、600Vの耐圧とする場合、ドリフト領域3は、約60μmの厚さにエピタキシャル成長される。この点、PT構造では、ドリフト領域3はエピタキシャル成長により形成されているため、厚さに応じてコストが高騰してしまう。そこで、近年、高耐圧が要求されるIGBTでは、ドリフト領域が低価格なFZウエハにより構成されたノンパンチスルー(Non Punch Through,NPT)構造が採用されている。
図6は、従来技術に係るNPT構造のトレンチ型IGBT202の断面図を示す。
IGBT202は、所望の耐圧に応じてFZ(Float Zoning)ウエハが研磨され、ドリフト領域3が形成される。そして、NPT構造では、コレクタ領域10は、P+型の不純物が低ドーズ量でドリフト領域3に注入されて形成される。なお、NPT構造では、PT構造のようにバッファ領域12が形成されていないため、ドリフト領域3は、600Vの耐圧で100μm程度の厚さが必要とされる。しかし、NPT構造では、コレクタ領域10がイオン注入により形成されているため、素子全体の厚さは、NPT構造の方がPT構造よりも薄くなる。
関連した技術文献としては、例えば以下の特許文献が挙げられる。
特開2000−58833
PT構造では、コレクタ領域10は、P+型の半導体基板を用意して形成される。一方、NPT構造では、コレクタ領域10はイオン注入により形成されている。このため、NPT構造では、PT構造と比べて、コレクタ領域10からドリフト領域3へ注入される正孔が数桁低い。これにより、正孔が、トレンチ2間にコンタクトされたエミッタ電極78から抜ける影響が大きく、伝導度変調が弱くなりやすい。
これに対応すべく、従来では、図7に示すIGBT203のように、所定のトレンチ2間の領域でエミッタ電極8とベース層4とを絶縁するように層間絶縁膜82を形成して、正孔の排出量を抑制していた。
しかしながら、IGBT203では、層間絶縁膜9が形成されたトレンチ2間において、ドリフト領域4は電位が浮いてしまい、特性にばらつきが生じる可能性が大きい。つまり、ドリフト領域4では、正孔は少数キャリアになるため、ベース領域4/ドリフト領域3からなるポテンシャル障壁に影響を殆ど受けない。このため、IGBT203がオンしているとき、コレクタ領域10から層間絶縁膜9に囲まれたドリフト領域4に入り込んでしまい、それに応じて当該部分の電位が変動してしまう。また、IGBT203がオフしたとき、当該部分に入り込んでしまった正孔の排出をコントロールすることは困難であり、スイッチング特性がばらついてしまう。
上記に鑑み、本発明に係る絶縁ゲートバイポーラトランジスタは、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板の表面上に形成された第2導電型のエピタキシャル層と、前記エピタキシャル層の主表面に形成された複数のトレンチゲートと、
前記複数のトレンチゲートを2以上被覆するように前記エピタキシャル層上に形成された各々の絶縁膜と、前記エピタキシャル層上及び前記絶縁膜上に形成された第1電極と、前記半導体基板の裏面上に形成された第2電極と、を備え、
前記エピタキシャル層のうち前記トレンチゲートに囲まれたゲート間領域において、前記絶縁膜が被覆されていない第1の領域は、第1導電型のベース領域と、第2導電型のエミッタ領域と、を含んで構成され、前記絶縁膜が被覆される第2の領域は、第1導電型と第2導電型との接合部が形成されていないこと、を特徴とする。
本発明にかかる絶縁ゲートバイポーラトランジスタは、NPT構造であっても、特性ばらつきを抑制できる。
以下、本発明に係る絶縁ゲートバイポーラトランジスタの実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の各IGBTは、コレクタ領域10がイオン注入により形成されたNPT型である。
はじめに、図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係るIGBT101について説明する。
ドリフト領域3は、例えばN−型のFZウエハが、所望の耐圧に応じた膜厚になるように研削されて形成される。つまり、ドリフト領域3は、所望の耐圧においてベース領域4から伸びる空乏層がコレクタ領域10に届かない程度の厚みが必要とされる。例えば、ドリフト領域3は、所望の耐圧が600Vの場合、約100μmの厚さとなるように形成される。
ドリフト領域3の裏面側では、P+型のコレクタ領域10及びコレクタ電極11が形成される。コレクタ領域10は、所望のスイッチング特性に応じて不純物濃度が調整され、例えば、コレクタ領域10の不純物濃度のピーク値は、約1×1010cm−3となるように注入される。一方、ドリフト領域3の表面側では、トレンチ2が、ドリフト領域3の最表面から所定間隔を保って複数形成される。なお、本図では、簡単のため、トレンチ2は7箇所形成されているだけであるが、実際には、トレンチ2は平面視においてストライプ状となるように所定の間隔をもって複数形成される。そして、トレンチ2は、ゲート酸化膜5を介して、Al、Cu、ポリシリコン等のゲート電極6が埋め込まれる。なお、トレンチ2、ゲート酸化膜5及びゲート電極6が本発明のトレンチゲートに相当する。
層間絶縁膜9は、隣接するトレンチ2を共に被覆し、かつ、トレンチ2間に露出するドリフト領域3を被覆するように形成される。
ここで、隣接するトレンチ2間の領域において、層間絶縁膜9に被覆されていない領域を領域A、層間絶縁膜9に被覆されている領域を領域Bと定義する。
領域Aでは、P型のベース領域4が、トレンチ2よりも浅くなる深さにおいて、ドリフト領域3とベース領域4とからなるPN接合が形成されるように形成される。ベース領域4は、例えば、領域Aが露出するレジストパターンをマスクにしてP型の不純物が注入されて形成される。そして、N+型のエミッタ領域7が、ベース層4の主表面でトレンチ2と隣接するように、所定のレジストパターンをマスクにN+型の不純物が注入されて形成される。なお、隣接するエミッタ領域7は、互いに接続しないように形成される。
一方、本実施形態では、領域Bでは、ベース領域A及びエミッタ領域7が形成されない。このため、領域Bでは、ドリフト領域3/ベース領域4からなるPN接合は形成されない。
エミッタ電極8は、領域A上において、ベース領域4及びエミッタ領域7と接続されるように形成される。なお、領域B上では、層間絶縁膜9により、エミッタ電極8とドリフト層3とは電気的に絶縁される。
斯かる構成において、本実施形態に係るIGBT101は、オン/オフ状態において、それぞれ以下のように動作する。
まず、IGBT101をオン状態とする場合の動作について説明する。
エミッタ電極8がアースに接続され、コレクタ電極11に正電圧が印加される。この状態において、A領域では、ドリフト領域3とベース領域4とからなるPN接合は逆バイアスとなる。このとき、ゲート電極6にエミッタ電極8との間で閾値以上の正電圧が印加されると、ドリフト領域3には、ゲート電極5に沿って、N型に反転したチャネルが形成される。したがって、電子が、チャネルを介して、エミッタ領域7からドリフト領域3に電子が注入される。これにより、コレクタ領域10とn型ドリフト領域3のPN接合は順バイアスとなり、コレクタ領域10からドリフト領域3へ正孔が注入される。すると、ドリフト領域3において伝導度変調が生じてドリフト領域3の抵抗が低くなる。
一方、前述したように、B領域ではベース領域4が形成されていないため、PN接合が形成されない。このため、従来技術のように、B領域において、コレクタ領域10から排出された正孔が、ドリフト領域3/ベース領域4からなるPN接合によるポテンシャル障壁により捕らわれてしまうという問題が生じなくなる。
次に、IGBT101をオフ状態とする場合の動作について説明する。
ゲート電極6とエミッタ電極8との間の電圧が閾値以下にされる。この状態において、A領域では、トレンチ2に沿って形成されていたチャネルが無くなる。すると、エミッタ領域7からドリフト領域3に電子が供給されなくなり、これに伴い、コレクタ電極10からドリフト領域3に正孔が注入されなくなる。そして、ドリフト領域3に残存した電子及び正孔は、コレクタ領域10及びエミッタ電極11から排出されるとともに、互いに再結合して電流となる。
一方、B領域では、PN接合によるポテンシャル障壁によって正孔が捕らわれるという問題が生じないため、従来技術のように正孔の排出をコントロールできないという問題が改善される。
以上、本実施形態に係るIGBT101では、領域Bにおいてベース領域4が形成されないため、フローティング状態となる領域が形成されなくなり、スイッチング特性のばらつきを抑制できる。
つづいて、図2を参照して、本発明の第2の実施形態に係るIGBT102について説明する。
IGBT101では、エミッタ領域7は領域Aにのみ形成されており、領域Bには形成されていなかった。一方、第2の実施形態におけるIGBT102では、エミッタ領域7は、領域Aのみならず、領域Bにも形成される。以下、この差異について具体的に説明する。
IGBT101と同様に、IGBT102も、IGBT102がオンしているときに、ドリフト層3からが正孔が注入され、この正孔の量に応じた伝導度変調効果が生じる。そして、IGBT102でも、領域Bにおいてドリフト領域3とエミッタ電極とを層間絶縁膜9により電気的に絶縁させることにより、正孔がドリフト領域3からエミッタ電極8に排出されないようになる。このため、伝導度変調度効果は、領域A/Bの面積比により調整されることになる。
さて、一般に、ベース領域4及びエミッタ領域7は、それぞれに対応したレジストパターンをマスクにしてイオン注入により形成される。このため、IGBT101では、領域A/Bの面積比を変更するとき、ベース領域4に対応したレジストパターンのみならず、エミッタ領域7に対応したレジストパターンも変更しなければならない。このため、各レジストパターンに対応したマスクをその都度設計する必要がある。
一方、IGBT102では、領域A/Bの面積比を変更しても、エミッタ領域7に対応したレジストパターンを変更する必要がない。
つづいて、図3を参照して、本発明の第3の実施形態に係るIGBT103について説明する。
IGBT101及び102では、領域A及び領域Bが交互に形成されていた。
しかし、コレクタ領域10に注入されている正孔の総量が少量であれば、伝導度変調効果を十分に得るためには、領域A/Bが2以上に構成される必要がある。
このため、IGBT103では、層間絶縁膜9は、トレンチ2間に露出するドリフト領域3を2箇所覆うように形成される。これにより、IGBT101及び102と比較して、領域A/Bの面積比は小さくなる。
なお、本実施形態では、領域Aと領域Bとは1対2の比率で形成されているが、本発明はこれに限定されず、所望の伝導度変調効果に応じて、層間絶縁膜9は、トレンチ2間に露出するドリフト領域3を3箇所以上覆うように形成されてもよい。
また、本実施形態においても、第2の実施形態と同様に、領域Bにおいてもエミッタ領域7が形成されてもよい。
つづいて、図4を参照して、本発明の第4の実施形態に係るIGBT104について説明する。
IGBT103では、領域A/Bの面積比を小さくするために、層間絶縁膜9は、トレンチ2間に露出するドリフト領域3を3箇所以上覆うように形成されていた。
しかし、トレンチゲートの密度が大きくなると、ゲート電極6とエミッタ電極8とによる寄生容量が大きくなるところ、IGBT103では、領域Bに挟まれたトレンチゲートは、チャネルの形成に寄与しないにもかかわらず、他のトレンチゲート間と同じ間隔で形成されていた。
一方、IGBT104では、トレンチゲートの間隔を一定にしないことで、チャネルの形成に寄与しないトレンチゲートが形成されないように構成される。これにより、本実施形態では、ゲート電極6とエミッタ電極8との寄生容量が最小限に抑えられる。
なお、IGBT102と同様に、IGBT104においても、エミッタ領域7がA領域のみならずB領域にも形成されてよい。
以上、本発明に係る各実施形態についてそれぞれ説明したが、各実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、各領域の導電型は実施形態で示したものに限定されず、全領域が逆導電型であってもよい。
第1の実施形態に係るIGBTの断面図を示す。 第2の実施形態に係るIGBTの断面図を示す。 第3の実施形態に係るIGBTの断面図を示す。 第4の実施形態に係るIGBTの断面図を示す。 従来技術に係るIGBTの断面図を示す。 従来技術に係るIGBTの断面図を示す。 従来技術に係るIGBTの断面図を示す。
符号の説明
2 トレンチ
3 ドリフト領域
4 ベース領域
5 ゲート酸化膜
6 ゲート電極
7 エミッタ領域
8 エミッタ電極
9 層間絶縁膜
10 コレクタ領域
11 コレクタ電極

Claims (3)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板の表面上に形成された第2導電型のエピタキシャル層と、
    前記エピタキシャル層の主表面に形成された複数のトレンチゲートと、
    前記複数のトレンチゲートを2以上被覆するように前記エピタキシャル層上に形成された各々の絶縁膜と、
    前記エピタキシャル層上及び前記絶縁膜上に形成された第1電極と、
    前記半導体基板の裏面上に形成された第2電極と、を備え、
    前記エピタキシャル層のうち前記トレンチゲートに囲まれたゲート間領域において、
    前記絶縁膜が被覆されていない第1の領域は、
    第1導電型のベース領域と、
    第2導電型のエミッタ領域と、を含んで構成され、
    前記絶縁膜が被覆される第2の領域は、第1導電型と第2導電型との接合部が形成されていないこと、を特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  2. 請求項1に記載の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタにおいて、
    前記第1の領域における前記トレンチゲート間の間隔は、前記第2の領域における前記トレンチゲート間の間隔よりも狭いこと、を特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
  3. 請求項1に記載の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタにおいて、
    前記第2の領域には、前記エミッタ領域が形成されていないこと、を特徴とする絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ。
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