JP2009134615A - 携帯端末装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が交通機関を利用して降車する際に、運賃を精算して更に電子通貨の残高を判定することで、電子通貨機能を用いた携帯端末装置の利便性を向上させる。
【解決手段】利用者が携帯電話機の電子通貨機能により交通機関を利用して降車した際、携帯電話機は、自動改札機との間の非接触型ICカード機能部による無線通信によって運賃を清算し、記憶部に記憶している電子通貨機能で該交通機関を利用可能な残高を更新した後に、清算運賃と更新残高との多寡を判定し、更新残高の方が少ないと判定された場合には表示部によってその旨の告知を行う。また、携帯電話機は、降車する際に降車地を乗車地として次回の目的地を推定し、該次回の目的地までの運賃と更新残高との多寡を判定してもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は、携帯端末装置、及びプログラムに関し、とくに利用者が電子通貨機能を搭載した携帯端末装置を用いて、自動改札機の通過時に乗車した運賃を精算する交通機関が提供するサービスを利用するための技術に関する。
事前に電子通貨機能にチャージを行っておき自動改札機の通過時に乗車した運賃を精算する携帯端末装置において、電子通貨の残高が乗車した運賃に対して不足していた場合には、降車時に自動改札機を通過できず、チャージを行い改めて自動改札機を通過するという手間がかかっていた。このことは、利用者にとって気持ちの良い印象を与えるものではなかった。
そこで、上記のような問題の対策として、例えば特許文献1のように、乗車前に目的駅を入力し、目的駅までの運賃を算出して電子通貨の残高と比較し、残高が少ない場合は利用者にその旨を告知する技術がある。
特開2006−119690号公報
ところで、通常は目的駅まで移動したきりではなく乗車した駅に戻って来ることが多いと考えられるが、上記特許文献1の場合、目的駅までの往路に必要な電子通貨の残高の判定は行っていても、戻りとなる復路のための残高の判定は行っていない。このため、復路の乗車前に、往路と同様に往路の乗車駅を目的駅として入力し、そして運賃の算出を行うという手間がかかるという問題が依然として生じていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、利用者が交通機関を利用して降車する際に、運賃を精算して更に電子通貨の残高を判定することで、利用者に対する利便性を向上させることを目的とする。
本発明のうち請求項1に記載の発明は、自動改札機を使用して乗降車地を特定し運賃の清算を行う交通機関を利用者が利用するための、電子通貨機能を搭載した携帯端末装置において、前記自動改札機との間で運賃の清算を行うための通信を行う通信手段と、前記電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶手段と、前記交通機関を利用して降車し前記通信手段を介して運賃が清算され、前記残高記憶手段が記憶している残高が更新された後に、前記清算運賃と前記残高記憶手段に記憶されている金額との多寡を判定する判定手段と、前記判定手段により前記残高記憶手段に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に、告知を行う告知手段と、を具備するものである。
また本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の携帯端末装置において、前記告知手段は、前記電子通貨機能にチャージが必要な旨の告知を表示するものである。
また本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の携帯端末装置において、更に、前記電子通貨機能にチャージを行うチャージ手段を具備するものである。
また本発明のうち請求項4に記載の発明は、自動改札機を使用して乗降車地を特定し運賃の清算を行う交通機関を利用者が利用するための、電子通貨機能を搭載した携帯端末装置において、前記自動改札機との間で乗降車地を特定し運賃の清算を行うための通信を行う通信手段と、前記電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶手段と、前記交通機関を利用して降車する際に、該降車地を乗車地として該交通機関を利用する目的地を推定する目的地推定手段と、前記目的地推定手段により推定された目的地までの運賃を算出し、前記残高記憶手段に記憶されている金額との多寡を判定する判定手段と、前記判定手段により前記残高記憶手段に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に、告知を行う告知手段と、を具備するものである。
また本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の携帯端末装置において、前記目的地推定手段は、前記交通機関を利用した際の乗車地を目的地と推定するものである。
また本発明のうち請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の携帯端末装置において、更に、前記交通機関を利用した乗降車地及び利用時刻を記憶する第1の履歴記憶手段と、前記第1の履歴記憶手段に記憶されている記憶内容のうち、最も利用頻度が高く、かつ最も利用時刻の早い乗車地または最も利用時刻の遅い降車地を起点地と推定する起点地推定手段と、を具備し、前記目的地推定手段は、前記交通機関を利用した際の乗車地が前記起点地推定手段により推定された起点地と一致する場合に、目的地と推定するものである。
また本発明のうち請求項7に記載の発明は、請求項4に記載の携帯端末装置において、更に、前記交通機関を利用した乗降車地を記憶する第2の履歴記憶手段を具備し、前記目的地推定手段は、前記第2の履歴記憶手段の記憶内容のうち前記降車地を乗車地とした際に最も利用頻度の高い降車地を目的地と推定するものである。
また本発明のうち請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の携帯端末装置において、前記告知手段は、前記電子通貨機能にチャージが必要な旨の告知を表示するものである。
また本発明のうち請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の携帯端末装置において、更に、前記電子通貨機能にチャージを行うチャージ手段を具備するものである。
また本発明のうち請求項10に記載の発明は、請求項4に記載の携帯端末装置において、更に、前記交通機関を利用する経路を検索する経路検索手段と、前記降車地を乗車地とし前記目的地推定手段により推定された目的地から前記経路検索手段により検索された経路を表示する経路案内手段と、を具備し、前記判定手段は、前記経路案内手段により案内された経路から利用者により選択された経路の運賃を算出し、前記残高記憶手段に記憶されている金額との多寡を判定するものである。
また本発明のうち請求項11に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータに、自動改札機との間で運賃の清算を行うための通信を行う通信機能と、電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶機能と、前記交通機関を利用して降車し前記通信機能を介して運賃が清算され、前記残高記憶機能が記憶している残高が更新された後に、前記清算運賃と前記残高記憶機能に記憶されている金額との多寡を判定する判定機能と、前記判定機能により前記残高記憶機能に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に告知を行う告知機能と、を実現させるものである。
また本発明のうち請求項12に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータに、自動改札機との間で乗降車地を特定し運賃の清算を行うための通信を行う通信機能と、電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶機能と、前記交通機関を利用して降車する際に、該降車地を乗車地として該交通機関を利用する目的地を推定する目的地推定機能と、前記目的地推定機能により推定された目的地までの運賃を算出し、前記残高記憶機能に記憶されている金額との多寡を判定する判定機能と、前記判定機能により前記残高記憶機能に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に、告知を行う告知機能と、を実現させるものである。
本発明によれば、利用者が交通機関を利用して降車する際に、運賃を精算して更に電子通貨の残高を判定することで、電子通貨機能を用いた携帯端末装置の利便性を向上させることができる。
(1)第1実施形態について以下に説明する。
(1−1)装置構成例
図1には、携帯端末装置の一例として説明する携帯電話機1のブロック図を示している。同図に示す携帯電話機1は、自動改札機を使用して乗降車地を特定し運賃の清算を行う交通機関(電車、バス等に該当する。以下、「電子通貨対応交通機関」と呼ぶ。)を利用者が利用するための電子通貨機能を搭載している。尚、携帯端末装置として携帯電話機1に限らず、例えばPDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。
ところで、電子通貨機能とは、現金紙幣や硬貨を介さずに電子的に決済をするための機能である。例えば、携帯電話機1を自動改札機の上にかざして利用者が該自動改札機を通過する際に乗降車地が特定されて運賃の清算が行われる、という電子通貨対応交通機関が提供するサービスを利用者が享受するために用いられる。その他にも、店頭のPOS(Point Of Sales)レジスタ周辺にあるリード/ライタの上に携帯電話機1をかざして料金の精算が行われる、というコンビニエンスストア、ショッピングセンタ、レストラン等の業者が提供するサービスを利用者が享受するためにも用いられる。
携帯電話機1は、制御部11、操作部12、表示部13、電源部14、電話部15、通信部16、記憶部17、非接触型ICカード機能部18を有している。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit) やMPU(Micro Processing Unit)等であって、携帯電話機1の統括的な制御を行うデバイスである。制御部11は、記憶部17に記憶されているプログラムを実行することにより、電話機能、電子メール機能、インターネット接続機能、音楽再生機能、更には、上記の電子通貨機能等といった携帯電話機1によって提供される様々な機能を実現する。
操作部12は、ユーザインタフェース(操作ボタン、操作ダイヤル等)を含んだ筐体として構成される。操作部12は、当該ユーザインタフェースに対して行われた利用者の操作入力を電気信号に変換して制御部11に伝える。
表示部13は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)パネル等のディスプレイを含んだ筐体として構成される。表示部13には、例えば操作部12での操作結果や通信部16を介して受信された電子メール等が表示される。
電源部14は、携帯電話機1に搭載されている電池の電力を所定の電圧に変換し、携帯電話機1の各部に駆動電力を供給する。また電源部14は電池の残量をリアルタイムに検出し、検出した値を示す信号を制御部11に伝える。
電話部15は、マイクロフォン152から出力されるアナログの音声信号に所定の処理を施した上でデジタル信号に変換し、通信部16に出力する。また、電話部15は、通信部16から出力されるデジタルの音声信号をアナログ信号に変換し、所定の処理を施した上でスピーカ151に出力する。
通信部16は、アンテナ161を介して受信する無線信号を復調し、電話部15を介してスピーカ151から音声出力される。また、通信部16は、マイクロフォン152から入力されたデジタル信号を電話部15を介して取り込み、アンテナ161を介して送出する。以上により、携帯電話機1間での移動体通信網を介した音声通話が行われる。更に、通信部16は、電子メール等のパケット通信網を介したデータ送受信や、インターネット上の各種Webサイトとの間のデータ送受信をも行う。
記憶部17は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)で構成され、携帯電話機1の機能を実現するためのプログラムやデータが記憶される。特に、記憶部17は、携帯電話機1が上記の電子通貨機能を具備していることに伴って、該電子通貨機能で電子通貨対応交通機関を利用可能な金額を記憶している。
非接触型ICカード機能部18は、リーダライタからキャリアが送信されると電磁誘導により電力が供給され、該キャリアの変調によりリーダライタとの間で相互の無線通信を行えるようにする。携帯電話機1は、非接触型ICカード機能部18と自動改札機(リーダライタ)との間の無線通信によって、上記の電子通貨機能を実現することが可能となる。
(1−2)動作例
図4は、第1実施形態の携帯電話機1の基本的な動作を説明するフローチャートである。
携帯電話機1は、主電源がオフされている低消費電力モードにおいて、電源オン操作が行われたことを検知すると、主電源をオンし、移動体通信網と接続するための待受処理(たとえば基地局と無線通信することにより行われる位置登録のための処理)を開始する(S400)。
上記待受処理の完了後、次に携帯電話機1は、音声通話の着信を検知し(S401:YES)、操作部12を介したオフフック操作(音声通話への応答を開始するための操作)が行われたことを検知すると(S402:YES)、電話部15による通話処理(S403)を開始する。着信を検知した後(S401:YES)、オフフック操作が行われたことを検知しない場合(S402:NO)にはS400に戻る。通話処理(S403)の後では、操作部12を介したオンフック操作(音声通話への応答を終了するための操作)が行われたことを検知すると(S404:YES)、相手との音声通話の切断処理(S405)を開始する。切断処理(S405)の後はS400に戻る。
音声通話の着信を検知しない場合(S401:NO)、携帯電話機1を電子通貨対応交通機関の自動改札機の上にかざすことで利用者が該自動改札機を通過して(S406:YES)、車両に乗車したとき(S407:YES)、電子通貨による運賃精算処理を開始する(S408)。具体的には、該自動改札機と非接触型ICカード機能部18との間の無線通信によって、今回利用した運賃精算の起算点となる乗車地(以下、「今回乗車地」と呼ぶ。)が特定される。運賃精算処理を開始した後はS400に戻る。
目的とする降車地(以下、「今回降車地」と呼ぶ。)に到着すると、乗車時と同様に、携帯電話機1を自動改札機の上にかざすことで利用者が自動改札機を通過し(S406:YES)、車両から降車したとき(S407:NO)、携帯電話機1はS408で開始した電子通貨による運賃精算処理を終了する(S409)。
具体的には、非接触型ICカード機能部18と自動改札機との間の無線通信によって、今回降車地、更には今回乗車地から今回降車地までの精算運賃が特定される。そして、携帯電話機1は、制御部11による演算処理によって、記憶部17に記憶された電子通貨の残高から特定された精算運賃を差し引くことで、記憶部17に記憶された電子通貨の残高を更新する(S410)。尚、上記のように、運賃精算処理を終了する際、携帯電話機1は、精算運賃と更新残高の情報を知らせる運賃精算表示画面131を表示部13に表示させる。
尚、図10(a)には、運賃精算表示画面131の表示例が示されている。図10(a)に示す運賃精算表示画面131では、往路(今回乗車地〜今回降車地)の精算運賃として「600円」を支払った旨と併せて、更新残高が「400円」である旨を告知している。
つぎに携帯電話機1は、制御部11による演算処理によって、更新された記憶部17に記憶された電子通貨の残高と、上記のとおり特定された精算運賃との多寡を判定する。更新残高が特定された精算運賃よりも低ければ(S411:NO)、往路(今回乗車地→今回降車地)と同じ経路をたどる復路(今回降車地→今回乗車地)で同じ電子通貨対応交通機関を利用する場合には残高が不足する旨と、チャージをすることを基本的には推奨しつつも利用者に対してチャージするか否かを問い合わせる旨とで構成されるチャージ推奨表示画面132を表示部13に表示させる(S412)。
尚、図10(b)には、チャージ推奨表示画面132の表示例が示されている。図10(b)に示すチャージ推奨表示画面132では、今回乗車地が「立川駅」の場合であって、次回同じ電子通貨対応交通機関を利用して今回降車地から「立川駅」に戻る場合には、電子通貨の現在の残高を鑑みて運賃が不足する旨を告知するとともに、「[1]チャージする」又は「[2]チャージしない」の選択肢を提示している。
つぎに携帯電話機1は、表示部13に表示されたチャージ推奨表示画面132(図10(b)参照)に対して、利用者によって「チャージする」旨の操作部12を介した選択操作が行われた場合(S413:YES)、電子通貨チャージ処理(S414)を行う。尚、電子通貨チャージ処理(S414)とは、電子通貨機能の一部を構成する処理であって、例えば、インターネット接続を介してモバイルバンキングやクレジットカードサービスから電子通貨をチャージするものである。チャージ終了後にはその旨を知らせるチャージ終了画面133を表示部13に表示させる。
尚、図10(c)には、チャージ終了画面133の表示例が示されている。図10(c)に示すチャージ終了画面133では、携帯電話機1の電子通貨として新たに「600円」がチャージされた旨を告知している。また、詳細は後述するが、図10(b)に示すチャージ推奨表示画面132において「チャージをする」旨の選択操作がされた後に、本実施形態においても例えば図10(d)に示すようなチャージ方法の選択肢を表示させるチャージ方法選択画面134を表示部13に表示させてもよい。
携帯電話機1は、上記以外の他の操作が行われた場合(S415:YES)、その行われた他の操作に対応した処理を実行した後(S416)、S400に戻る。上記以外の他の操作が行われなければ(S415:NO)、S400に戻る。
以上に説明した仕組みよれば、以下の効果が奏される。
まず自動改札機を使用して乗降車地を特定して運賃の清算を行う電子通貨対応交通機関を利用して車両を降車して運賃清算が済んだ後、携帯電話機1は、清算運賃と電子通貨の残高と比較して、電子通貨の残高が不足する場合にはその旨を利用者に対して告知する。この結果、往路と復路が同じ経路となる場合であって利用者が次回降車する際に、携帯電話機1は利用者に残高不足となることを事前に認識させることができ、その利便性を向上させることが可能となる。
また携帯電話機1は、電子通貨の残高が不足する場合に、電子通貨のチャージが必要である旨を表示することにより、利用者のチャージし忘れを防止することができる。
更に携帯電話機1は、電子通貨のチャージを実際に行う仕組みを具備することで、利用者はチャージが必要である旨の告知を受けて直ぐにチャージを行うことができる。
(2)第2実施形態について以下に説明する。
(2−1)装置構成例
第2実施形態の装置構成は、図1に示した第1実施形態の装置構成と同様である。尚、第2実施形態の携帯電話機1は、電子通貨対応交通機関を利用して降車する際に、今回降車地を次回の乗車地とした上で、同じ電子通貨対応交通機関を利用して次回降車する目的地を推定するための『次回目的地推定処理』を行う。第2実施形態の携帯電話機1は、『次回目的値推定処理』のために、図1に示した記憶部17において、図2に例示される目的地フラグ171と、図3に例示される乗降履歴172を記憶している。
図2に示される目的地フラグ171は、次回目的地が推定できない場合には「0」に設定され、次回目的地が推定できている場合には「1」に設定されるものである。
図3に示される乗降履歴172は、携帯電話機1の電子通貨機能を利用して電子通貨対応交通機関が統括する乗車地から降車地に移動した際、乗車日時173、乗車地175、降車日時174、降車地176、そして精算された運賃177を対応づけた履歴を記録したものである。
更に、第2実施形態の携帯電話機1は、図1に示した記憶部17において、詳細は後述するがチャージ金額を決定する前に経路検索を行うために、所定の経路検索ソフトウェアを記憶している。
(2−2)動作例
図5は、第2実施形態の携帯電話機1の基本的な動作を説明するフローチャートである。尚、図5に示す処理のうち、S500〜S508までの処理は、図4のS400〜S408の処理と同様であり、またS510〜S511とS516〜S517の処理は、図4のS409〜S410とS415〜S416の処理とそれぞれ同様である。つまり、第2実施形態特有の処理とは、S509の処理と、S511以降のS512〜S515の処理である。
S509の処理では、今回乗車地の自動改札機を通過して車両に乗車することで電子通貨による運賃精算処理が開始されると(S508)、携帯電話機1は、特定された今回乗車地と今回乗車地の自動改札機の通過日時を、記憶部17の乗降履歴172の乗車地175、乗車日時173にそれぞれ記憶する。その後は、S500に戻る。
S511以降の処理では、今回降車地や精算運賃が特定されて記憶部17の電子通貨の残高が更新されると(S511)、携帯電話機1は、特定された今回降車地と、今回降車地の自動改札機の通過日時と、精算運賃の情報を、記憶部17の乗降履歴172の降車地176、降車日時174、運賃177にそれぞれ乗車時の情報と対応づけて記憶する(S512)。
つぎに携帯電話機1は、今回降車地を次回乗車するであろう乗車地(以下、「次回推定乗車地」と呼ぶ。)と推定し(S513)、更に『次回目的地推定処理(S514)』を実行する。
図6は、第2実施形態の場合の『次回目的地推定処理(S514)』の流れを示すフローチャートである。第2実施形態における『次回目的地推定処理(S514)』は、今回乗車地を次回降車するであろう目的地(以下、「次回推定目的地」と呼ぶ。)と推定し(S600)、記憶部17に記憶される目的地フラグ171を「1」に設定する(S601)、という流れとなる。図6に示す『次回目的地推定処理』によって、利用者が次回利用する経路(復路)は、降車地(次回推定乗車地)から乗車地(次回推定目的地)までの往路と同じ経路と推定される。
つぎに携帯電話機1は、『次回目的地推定処理(S514)』を実行した後は、『残高判定処理(S515)』を実行する。図9は、『残高判定処理(S515)』の流れを示すフローチャートである。
まず、携帯電話機1は、記憶部17に記憶される目的地フラグ171の値が「1」であるか否かを確認する(S900)。本実施形態では、今回乗車地が次回推定目的地と推定されており(S600)、記憶部17に記憶される目的地フラグ171は「1」に設定されている(S601、S900:YES)。
そこで、携帯電話機1は、記憶部17に記憶される乗降履歴172から今回の往路で特定された精算運賃を参照し(S901)、記憶部17に同じく記憶される電子通貨の残高との多寡を判定する(S902)。電子通貨の残高が参照された精算運賃よりも多い場合(S902:YES)、S500に戻る。
電子通貨の残高が参照された精算運賃よりも少ない場合(S902:NO)、図10(b)に示されるチャージ推奨表示画面132が表示部13に表示されて、利用者に対してチャージをするか否かを問い合わせる(S903)。そして、利用者によって、図10(b)に示すチャージ推奨表示画面132において「チャージする」旨の操作部12を介した選択操作が行われた場合(S904:YES)、往路の精算運賃の情報を告知するとともにチャージ方法の選択肢を提示するチャージ方法選択画面134に切り替わる。
図10(d)では、チャージ方法選択画面134の表示例が示されている。図10(d)に示されるチャージ方法選択画面134では、往路の運賃として「600円」が精算された旨が告知されるとともに、チャージ方法の選択肢として「[1]行きの運賃と同額」、「[2]自分で入力」又は「[3]お勧め経路を探してチャージ」の3つの選択肢が提示されている。尚、図10(b)に示すチャージ推奨表示画面132において「チャージしない」旨の操作部12を介した選択操作が行われた場合(S904:NO)、S500に戻る。
図10(d)に示すチャージ方法選択画面134において、操作部12を介して「[1]行きの運賃と同額」についての選択操作が行われた場合(S905:YES)、携帯電話機1は、記憶部17に記憶される乗降履歴172を参照して往路の精算運賃(今回運賃)を検索し(S906)、それをチャージ金額として設定する(S907)。そして、実際に電子通貨のチャージを行う電子通貨チャージ処理に移行して(S908)、S500に戻る。
図10(d)に示すチャージ方法選択画面134において、操作部12を介して「[2]自分で入力」についての選択操作が行われた場合(S905:NO、S909:YES)、チャージ金額の入力を促すチャージ金額入力画面135を表示部13に表示させる。尚、図10(e)には、チャージ金額入力画面135の表示例が示される。図10(e)に示されるチャージ金額入力画面135において、操作部12を介して金額が入力されると(S910)、携帯電話機1は入力された金額をチャージ金額として設定する(S911)。そして、実際に電子通貨のチャージを行う電子通貨チャージ処理に移行して(S908)、S500に戻る。
図10(d)に示すチャージ方法選択画面134において、操作部12を介して「[3]お勧め経路を探してチャージ」についての選択操作が行われた場合(S905:NO、S909:NO、S912:YES)、記憶部17に記憶してある経路検索ソフトウェアを呼び出して、次回推定乗車地から次回推定目的地に至るまでの電子通貨対応交通機関を利用した経路を検索し(S913)、チャージ金額を決定する前に検索された経路を提示した経路案内表示画面136を表示部13に案内表示させる(S914)。
尚、図10(f)には経路案内表示画面136の表示例が示されている。図10(f)に示される経路案内表示画面136では、「品川駅」から「新宿駅」に至る復路の経路とそれに要する運賃の検索結果として、2つの案([1]と[2])を提示している。
図10(f)に示される経路案内表示画面136において、操作部12を介して一つの経路が選択操作されると(S915)、携帯電話機1は選択経路の運賃をチャージ金額として設定する(S916)。そして、実際に電子通貨のチャージを行う電子通貨チャージ処理に移行して(S908)、S500に戻る。尚、電子通貨のチャージを実際に行う前に、携帯電話機1は選択経路の運賃と記憶部18に記憶された電子通貨の残高の多寡を判定し、電子通貨の残高が少ない場合に、改めてチャージを推奨するようにしてもよい。
以上に説明した仕組みよれば、以下の効果が奏される。
まず自動改札機を使用して乗降車地を特定し運賃の清算を行う電子通貨対応交通機関を利用して降車する際に、携帯電話機1は今回降車地を次回推定乗車地と推定するとともに同じ電子通貨対応交通機関を利用して次回降車する次回推定目的地を推定する。そして、携帯電話機1は次回推定乗車地から次回推定目的地までの運賃を算出して更新残高と比較し、残高が不足する場合はその旨の告知を行う。この結果、電子通貨対応交通機関を利用して次回降車する際に、携帯電話機1は利用者に対して残高不足となることを事前に分からせることができ、その利便性を向上させることができる。
また携帯電話機1は、次回降車する次回推定目的地を今回乗車地と推定することで、可能性の高い次回推定目的地の推定を行うことができる。
また携帯電話機1は、電子通貨の残高が不足する場合に電子通貨のチャージが必要である旨を表示することにより、利用者のチャージし忘れを防止することができる。
更に携帯電話機1は、電子通貨のチャージを実際に行う仕組みを具備することで、利用者はチャージが必要である旨の告知を受けて直ぐにチャージを行うことができるようになる。
また携帯電話機1は、今回降車地を次回推定乗車地とした上で次回推定目的地に基づいて検索された経路を案内表示する。そして、携帯電話機1は利用者により選択された経路から運賃を算出して電子通貨の残高との比較を行い、残高が不足する場合にはその旨の告知を行う。この結果、携帯電話機1はどのような経路が選択された場合であっても、利用者に対して次回降車する際に残高不足となることを事前に認識させることができる。
(3)第3実施形態について以下に説明する。
(3−1)装置構成例
第3実施形態の装置構成は、第1実施形態と同様に図1を用いて説明した第2実施形態の装置構成と同様である。即ち、第3実施形態の場合の携帯電話機1は、記憶部17に対して図2に示した目的地フラグ171と図3に示した乗降履歴172が記憶される。
(3−2)動作例
第3実施形態の基本的な動作は、図5に示す第2実施形態の基本的な動作と同様である。また、図5に示すメインフローから呼び出される残高判定処理についても第2実施形態と同様である。第2実施形態と相違する点は、図5に示すメインフローから呼び出される『次回目的地推定処理(S514)』の内容である。図7には第3実施形態としての『次回目的地推定処理(S514)』の流れを示すフローチャートが示されている。尚、図7に示す『次回目的地推定処理(S514)』は、乗降履歴172として統計的に必要なデータ量が揃ったと判断される時期を経過した後に定期的に実行されるものとする。
まず携帯電話機1は記憶部17に記憶された乗降履歴172を参照し(S700)、最も乗車回数が多くて、且つ最も乗車時刻の早い乗車地を抽出する(S701)。例えば、図3に示される乗降履歴172の例では、乗車地175の履歴の中で「立川駅」が最も乗車回数(5回)が多く、且つ乗車日時173の履歴をも参照して乗車地175の履歴の中で「立川駅」が最も乗車時刻(8時57分)が早いので、S701で抽出されるのは「立川駅」となる。
携帯電話機1はS701で抽出された乗車地(以下、「抽出乗車地」と呼ぶ。)を推定される起点地(以下、「推定起点地」と呼ぶ。)と推定する(S702)。尚、推定起点地は、例えば、利用者の自宅や職場の最寄り駅であると考察できる。そして、携帯電話機1は、今回乗車地が推定起点地であるか否かを判定し(S703)、今回乗車地が推定起点地と一致しておれば(S703:YES)、次回推定目的地を推定起点地と推定し(S704)、記憶部17に記憶される目的地フラグ171を「1」に設定する(S705)。その後は、図5に示す残高判定処理(S515)を実行してS500に戻る。
一方、今回乗車地が推定起点地と一致しなければ(S703:NO)、携帯電話機1は、記憶部17に記憶される目的地フラグ171を「0」に設定する(S706)。その後は、図5に示す残高判定処理(S515)を実行してS500に戻る。尚、目的地フラグ171が「0」に設定されているため、図9に示す残高判定処理(S515)の中で目的地フラグ171が「1」ではないと判定されて(S900:NO)、S500に戻る。
尚、携帯電話機1は、記憶部17に記憶された乗降履歴172を参照して、最も降車回数が多くて、且つ最も降車時刻の遅い降車地を抽出し、この抽出された降車地を上記の推定起点地と推定してもよい。図3に示される乗降履歴172の例では、降車地176の履歴の中で「立川駅」が最も降車回数(5回)が多く、且つ降車日時174の履歴をも参照して降車地176の履歴の中で「立川駅」が最も降車時刻(20時31分)が遅いので、「立川駅」が推定起点地と推定される。
以上に説明した仕組みよれば、第2実施形態の仕組みによる上記の効果に加えて、以下の効果が奏される。
携帯電話機1は、電子通貨対応交通機関の乗降車地及び利用時刻を乗降履歴172として記憶しておき、乗降履歴172を基に最も利用頻度が高く且つ最も利用時刻の早い抽出乗車地又は最も利用時刻の遅い抽出降車地を推定起点地と推定する。そして、携帯電話機1は、今回乗車地が推定起点地と一致する場合、推定起点地を次回推定目的地と推定することによって、より精度の高い目的地の推定を行えるようになる。
(4)第4実施形態について以下に説明する。
(4−1)装置構成例
第4実施形態の装置構成は、第1実施形態と同様に図1を用いて説明した第2実施形態の装置構成と同様である。即ち、第4実施形態の場合の携帯電話機1は、記憶部17に対して図2に示した目的地フラグ171と図3に示した乗降履歴172が記憶される。
(4−2)動作例
第4実施形態の基本的な動作は、図5に示すフローチャートを用いて説明した第2、第3実施形態の基本的な動作と同様である。また、図5に示すメインフローから呼び出される残高判定処理についても第2、第3実施形態と同様である。第2、第3実施形態と相違する点は、図5に示すメインフローから呼び出される『次回目的地推定処理(S514)』の内容である。図8には第4実施形態としての『次回目的地推定処理(S514)』の流れを示すフローチャートが示されている。尚、図8に示す『次回目的地推定処理(S514)』は、乗降履歴172として統計的に必要なデータ量が揃ったと判断される時期を経過した後に定期的に実行されるものとする。
まず携帯電話機1は記憶部17に記憶された乗降履歴172を参照し(S800)、今回降車地を次回乗車地とした際に、次回乗車地から最も降車する可能性の高い(例えば、降車回数の多い)降車地を抽出する(S801)。尚、抽出される降車地は、必ずしも起点地とは限られない。例えば、図3に示される乗降履歴172の例では、例えば今回降車地の「府中駅」を次回乗車地とした場合、乗車地175と降車地176の履歴を相互参照すれば、「府中駅」から最も降車する可能性の高い降車地は「調布駅」と推定される。
携帯電話機1はS801で抽出された降車地(以下、「抽出降車地」と呼ぶ。)を次回推定目的地と推定し(S802)、記憶部17に記憶される目的地フラグ171を「1」に設定する(S803)。その後は、図5に示す残高判定処理(S515)を実行してS500に戻る。
以上に説明した仕組みよれば、第2実施形態の仕組みによる上記の効果に加えて、以下の効果が奏される。
携帯電話機1は電子通貨対応交通機関の乗降車地を乗降履歴として記憶しておき、乗降履歴を基に今回降車地を次回乗車地とした際に最も利用頻度の高い降車地を次回推定目的地と推定する。この結果、携帯電話機1はより精度の高い目的地の推定を行えるようになる。
尚、上記の第1乃至第4実施形態は、普通乗車券・回数券・定期券等で乗り越して運賃精算をする場合であっても、乗り越し区間を考慮して運賃の計算開始地や運賃の精算地を変更することで適用することができる。
実施形態として説明する携帯電話機1のブロック図である。 実施形態として説明する目的地フラグ171の一例である。 実施形態として説明する乗降履歴172の一例である。 実施形態として説明する携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。 実施形態として説明する携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。 実施形態として説明する携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。 実施形態として説明する携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。 実施形態として説明する携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。 実施形態として説明する携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。 実施形態として説明する携帯電話機1の表示部13の画面表示例である。
符号の説明
1 携帯電話機
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 電源部
15 電話部
16 通信部
17 記憶部
18 非接触型ICカード機能部
171 目的地フラグ
172 乗降履歴

Claims (12)

  1. 自動改札機を使用して乗降車地を特定し運賃の清算を行う交通機関を利用者が利用するための、電子通貨機能を搭載した携帯端末装置において、
    前記自動改札機との間で運賃の清算を行うための通信を行う通信手段と、
    前記電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶手段と、
    前記交通機関を利用して降車し前記通信手段を介して運賃が清算され、前記残高記憶手段が記憶している残高が更新された後に、前記清算運賃と前記残高記憶手段に記憶されている金額との多寡を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記残高記憶手段に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に、告知を行う告知手段と、
    を具備する携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、前記告知手段は、前記電子通貨機能にチャージが必要な旨の告知を表示すること、を特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項2に記載の携帯端末装置において、更に、前記電子通貨機能にチャージを行うチャージ手段を具備すること、を特徴とする携帯端末装置。
  4. 自動改札機を使用して乗降車地を特定し運賃の清算を行う交通機関を利用者が利用するための、電子通貨機能を搭載した携帯端末装置において、
    前記自動改札機との間で乗降車地を特定し運賃の清算を行うための通信を行う通信手段と、
    前記電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶手段と、
    前記交通機関を利用して降車する際に、該降車地を乗車地として該交通機関を利用する目的地を推定する目的地推定手段と、
    前記目的地推定手段により推定された目的地までの運賃を算出し、前記残高記憶手段に記憶されている金額との多寡を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記残高記憶手段に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に、告知を行う告知手段と、
    を具備すること、を特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項4に記載の携帯端末装置において、前記目的地推定手段は、前記交通機関を利用した際の乗車地を目的地と推定すること、を特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項5に記載の携帯端末装置において、更に、
    前記交通機関を利用した乗降車地及び利用時刻を記憶する第1の履歴記憶手段と、
    前記第1の履歴記憶手段に記憶されている記憶内容のうち、最も利用頻度が高く、かつ最も利用時刻の早い乗車地または最も利用時刻の遅い降車地を起点地と推定する起点地推定手段と、
    を具備し、前記目的地推定手段は、前記交通機関を利用した際の乗車地が前記起点地推定手段により推定された起点地と一致する場合に、目的地と推定する、ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項4に記載の携帯端末装置において、
    更に、前記交通機関を利用した乗降車地を記憶する第2の履歴記憶手段を具備し、
    前記目的地推定手段は、前記第2の履歴記憶手段の記憶内容のうち前記降車地を乗車地とした際に最も利用頻度の高い降車地を目的地と推定する、ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 請求項4に記載の携帯端末装置において、前記告知手段は、前記電子通貨機能にチャージが必要な旨の告知を表示する、ことを特徴とする携帯端末装置。
  9. 請求項8に記載の携帯端末装置において、更に、前記電子通貨機能にチャージを行うチャージ手段を具備する、ことを特徴とする携帯端末装置。
  10. 請求項4に記載の携帯端末装置において、更に、
    前記交通機関を利用する経路を検索する経路検索手段と、
    前記降車地を乗車地とし前記目的地推定手段により推定された目的地から前記経路検索手段により検索された経路を表示する経路案内手段と、
    を具備し、前記判定手段は、前記経路案内手段により案内された経路から利用者により選択された経路の運賃を算出し、前記残高記憶手段に記憶されている金額との多寡を判定する、ことを特徴とする携帯端末装置。
  11. コンピュータに、
    自動改札機との間で運賃の清算を行うための通信を行う通信機能と、
    電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶機能と、
    前記交通機関を利用して降車し前記通信機能を介して運賃が清算され、前記残高記憶機能が記憶している残高が更新された後に、前記清算運賃と前記残高記憶機能に記憶されている金額との多寡を判定する判定機能と、
    前記判定機能により前記残高記憶機能に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に告知を行う告知機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに、
    自動改札機との間で乗降車地を特定し運賃の清算を行うための通信を行う通信機能と、
    電子通貨機能で交通機関を利用可能な金額を記憶する残高記憶機能と、
    前記交通機関を利用して降車する際に、該降車地を乗車地として該交通機関を利用する目的地を推定する目的地推定機能と、
    前記目的地推定機能により推定された目的地までの運賃を算出し、前記残高記憶機能に記憶されている金額との多寡を判定する判定機能と、
    前記判定機能により前記残高記憶機能に記憶されている金額の方が少ないと判定された場合に、告知を行う告知機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014206829A (ja) * 2013-04-11 2014-10-30 株式会社日立製作所 混雑予測システムおよび方法

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