JP2009132751A - 粘着剤組成物及び光学部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好なリワーク性と、良好な耐久性および光漏れ性とを備えた粘着剤組成物およびこれを備えた光学部材を提供する。
【解決手段】89.5〜99.9質量部の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、0.1〜10質量部の水酸基を有するモノマーとが少なくとも共重合されてなる共重合体ポリマーと、前記共重合体ポリマー100質量部に対して、1〜15質量部のスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂とが少なくとも含有され、架橋されてなる粘着剤組成物とする。
【選択図】なし

Description

本発明は、粘着剤組成物及び光学部材に関するものである。
液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネル等の所謂フラットディスプレイパネルには、一般に、偏光板、位相差板、反射防止フィルムなどの各種光学フィルムが粘着層を介して貼り合わされている。
例えば、下記特許文献1には、アルキル基の炭素数が1〜12の(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー100部にカルボキシル基を含有する共重合可能な不飽和モノマー0.5〜10重量部を共重合せしめて得た重量平均分子量80万以上の共重合体(A)に、スチレン系もしくはα−メチルスチレン系粘着付与樹脂(B)を共重合体(A)100重量部に対して、0.5〜15重量部混合してなり、これをフィルム化したときのヘイズ値が0.1〜5%である接着剤組成物や透明粘着フィルムが開示されている。
また特許文献2には、重量平均分子量(Mw)が100万以上で、Tgが0℃以下のアクリル系ポリマー(A)の100重量部当たり、Tgが0〜100℃で、軟化点が50〜150℃である粘着付与樹脂(B)の3〜7重量部と、官能基のモル数比でアクリル系ポリマー官能基1%の添加でゲル分率が50%以上となる架橋剤(C)の0.001〜0.5重量部と、を含有する粘着剤樹脂組成物やフィルム状粘着剤、粘着剤シートが開示されている。
また特許文献3には、モノマー単位として、炭素数4以上のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを50重量%以上含む(メタ)アクリル系ポリマー100重量部、ハーゼン単位色数が300以下またはガードナー色数が100以下であって、かつ、軟化点が80〜150℃であり、水酸基価が3以下である粘着付与樹脂1〜25重量部、ならびに架橋剤0.01〜5重量部含有してなる光学部材用粘着剤組成物や粘着剤付光学部材が開示されている。
特許文献1〜特許文献3に記載の技術では、高い粘着力に基づく良好な耐熱性が得られる。
特開平11−12553公報 特開2005−23169号公報 特開2006−213808号公報
しかしながら、特許文献1〜特許文献3に記載の技術では、良好なリワーク性が得られないという問題がある。リワーク性を向上させる方法としては、粘着力を低下させる方法が考えられる。しかし、特許文献1〜特許文献3に記載の技術では、粘着力を低下させると、耐熱性が低下するため、十分な耐久性が得られないという不都合がある。また、特許文献1〜特許文献3に記載の技術では、粘着力を低下させると、液晶ディスプレイパネルに貼り合わされた場合に、光学シートの収縮による偏光方向のずれによって、光漏れが生じるという不都合があった。
このため、特許文献1〜特許文献3に記載の技術では、良好なリワーク性と、良好な耐久性および光漏れ性とを備えた粘着剤組成物及び光学部材を提供することは困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、良好なリワーク性と、良好な耐久性および光漏れ性とを備えた粘着剤組成物およびこれを備えた光学部材を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は以下の構成を採用した。
本発明の粘着剤組成物は、89.5〜99.9質量部の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、0.1〜10質量部の水酸基を有するモノマーとが少なくとも共重合されてなる共重合体ポリマーと、前記共重合体ポリマー100質量部に対して、1〜15質量部のスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂とが少なくとも含有され、架橋されてなることを特徴とする。
更にまた、本発明の粘着剤組成物は、前記水酸基を有するモノマーが、2−ヒドロキシエチルアクリレートおよび/または4−ヒドロキシブチルアクリレートであるものとすることができる。
また、本発明の粘着剤組成物は、前記共重合体ポリマーが、前記炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、前記水酸基を有するモノマーと、0.5質量部以下のカルボキシル基含有モノマー、アミド基含有モノマー、アミノ基含有モノマーから選ばれる少なくとも1種とが少なくとも共重合されてなるものであるものとすることができる。
また、本発明の粘着剤組成物は、シランカップリンング剤が含有されているものとすることができる。
また、本発明の光学部材は、先のいずれか一項に記載の粘着剤組成物が、光学シートの一面または両面に塗布されてなることを特徴とする。
本発明の粘着剤組成物は、89.5〜99.9質量部の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、0.1〜10質量部の水酸基を有するモノマーとが少なくとも共重合されてなる共重合体ポリマーと、前記共重合体ポリマー100質量部に対して、1〜15質量部のスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂とが少なくとも含有されてなるものであるので、良好なリワーク性と、良好な耐久性および光漏れ性とを備えた粘着層を形成できる粘着剤組成物を提供できる。
また、本発明の光学部材は、本発明の粘着剤組成物が、光学シートの一面または両面に塗布されてなるものであるので、良好なリワーク性と、良好な耐久性および光漏れ性とを備えたものとなる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
「粘着剤組成物」
本実施形態の粘着剤組成物は、共重合体ポリマー{以下ベースポリマーと称す。}と、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂とが少なくとも含有されてなるものである。
[ベースポリマー(共重合体ポリマー)]
本実施形態のベースポリマーは、89.5〜99.9質量部の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、0.1〜10質量部の水酸基を有するモノマーとが少なくとも共重合されてなるものである。
また、炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーは、ベースポリマーの主成分であり、ベースポリマー全質量中に89.5〜99.9質量部含有される。なお、炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーは、一種のみでもよいが、2種以上含まれていてもよい。
炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーの含有量が上記範囲未満であると、水酸基を有するモノマーなどの官能基を有するモノマーの量が多くなり、Tgや極性が上がり、リワーク性が低下する。炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーの含有量が上記範囲未満であると、粘着剤組成物の特性に対する架橋剤量の依存性が大きくなることから、架橋剤量の極微量の調整が必要となり、生産性が低下する。
また、炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーの含有量が上記範囲を超えると、官能基を有するモノマーの量が少なくなるため、ベースポリマーと架橋剤との架橋が困難になり、耐久性が低下する。
炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーの具体例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、n−ノニル(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、n−デシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、n−ドデシル(メタ)アクリレート、n−トリデシル(メタ)アクリレート、n−テトラデシル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、t−シクロヘキシル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、ノニルフェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。光学部材用の粘着剤組成物のベースポリマーには特に、n−ブチルアクリレートを主成分として含有することが、十分な粘着性を確保するできる点で好ましい。
水酸基を有するモノマーは、ベースポリマー全質量中に0.1〜10質量部含有される。
水酸基を有するモノマーの含有量が上記範囲を超えると、リワーク性が低下する。また、水酸基を有するモノマーの含有量が上記範囲を超えると、粘着剤組成物の特性に対する架橋剤量の依存性が大きくなり、架橋剤量の極微量の調整が必要となり、生産性が低下する。また、水酸基を有するモノマーの含有量が上記範囲未満であると、ベースポリマーと架橋剤との架橋が困難になり、耐久性が低下する。
水酸基を有するモノマーとしては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、8−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレート、10−ヒドロキシデシル(メタ)アクリレート、12−ヒドロキシラウリル(メタ)アクリレート、2(メタ)アクリロイロキシエチル2ヒドロキシプロピルフタレート、2(メタ)アクリロイロキシエチルアシッドホスフェート、2ヒドロキシ3フエノキシプロピル(メタ)アクリレート、1,4シクロヘキサンジメタノールモノアクリレート、3クロロ2ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートのεカプロラクタム付加物などが挙げられる。これらの中でも、特に、2−ヒドロキシエチルアクリレートや4−ヒドロキシブチルアクリレートを用いることが好ましい。
水酸基を有するモノマーとして、分子量の大きいモノマーや2級アルコール系のモノマーを用いる場合、ベースポリマーと架橋剤との反応性を十分に確保するために、含有量を多くすることが好ましい。なお、これらの水酸基を有するモノマーは高価であるため、ベースポリマーと架橋剤との反応性が十分に確保できる範囲内で含有量を少なくすることが好ましい。
また、ベースポリマーには、上記の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、水酸基を有するモノマー以外の成分として、その他の成分を含有させてもよい。その他の成分の含有量は、0.5質量部以下であることが好ましい。
その他の成分としては、スルホン酸基含有モノマー、リン酸基含有モノマー、シアノ基含有モノマー、ビニルエステル類、芳香族ビニル化合物などの凝集力・耐熱性向上成分や、カルボキシル基含有モノマー、酸無水物基含有モノマー、アミド基含有モノマー、アミノ基含有モノマー、エポキシ基含有モノマー、アセトアセトキシエチル(メタ)アクリレート、N−アクリロイルモルホリン、ビニルエーテル類等の接着力向上や架橋化基点として働く官能基を有す成分などを用いることができる。その他の成分は1種または2種以上併用して用いることができる。
スルホン酸基含有モノマーとしては、スチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(メタ)アクリルアミドプロパンスルホン酸、スルホプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシナフタレンスルホン酸等を例示できる。
リン酸基含有モノマーとしては2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェートを例示できる。シアノ基含有モノマーとしてはアクリロニトリルを例示できる。ビニルエステル類としては酢酸ビニルを例示できる。芳香族ビニル化合物としてはスチレンを例示できる。
カルボキシル基含有モノマーとしては(メタ)アクリル酸、カルボキシエチル(メタ)アクリレート、カルボキシペンチル(メタ)アクリレート、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、2−カルボキシエチルアクリレートなどを例示できる。酸無水物基含有モノマーとしては無水マレイン酸、無水イタコン酸などを例示できる。
アミド基含有モノマーとしてはアクリルアミド、メタクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、ジエチル(メタ)アクリルアミドがあげられる。
アミノ基含有モノマーとしてはN,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートがあげられる。
エポキシ基含有モノマーとしてはグリシジル(メタ)アクリレート、アリルグリシジルエーテル、4ヒドロキシブチルアクリレートグリシジルエーテルなどを例示できる。
また、ビニルエーテル類としては、ビニルエチルエーテルを例示できる。
上述したその他の成分の中でも特に、アクリル酸、アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートから選ばれる少なくとも1種を用いることが好ましい。これらのモノマーは、極性やTgが高いので少量の使用で極性被着体への濡れ性や耐熱性を良好にする効果がある。
ベースポリマーを重合する方法としては、溶液重合、乳化重合、塊状重合、懸濁重合などアクリル系ポリマーの合成手法として一般的に用いられる重合方法を用いることができる。
「スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂」
スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂としては、具体的には、ピコラスチックA5、A75、D125、ピコテックスLC、75、100、120、クリスタレックス F85、F100、F115、1120、3070、3085、3100、3115、5140[いずれも商品名:イーストマンケミカル(株)製]などを例示できる。
[架橋剤(硬化剤)]
本実施形態の粘着剤組成物は、ベースポリマー、特にベースポリマーの主成分である炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーを適宜架橋することで、耐熱性に優れた粘着層が得られる。架橋方法の具体的手段としては、例えば、イソシアネート化合物、エポキシ化合物、アジリジン化合物、金属キレートなど、ベースポリマーに適宜架橋化基点として含ませたカルボキシル基、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基などと反応しうる基を有する化合物(硬化剤)を添加して反応させる方法がある。
イソシアネート化合物としては、トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネートなどの芳香族イソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどの脂環族イソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの脂肪族イソシアネートなどが挙げられる。中でも、主に適度な凝集力を得る観点から、イソシアネート化合物やエポキシ化合物が特に好ましく用いられる。これらの化合物は、単独で使用してもよく、また2種以上を混合して使用してもよい。
より具体的には、イソシアネート化合物としては、たとえばブチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの低級脂肪族ポリイソシアネート類、シクロペンチレンジイソシアネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどの脂環族イソシアネート類、2,4−トリレンジイソシアネート、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート類などが挙げられる。
また、イソシアネート系の硬化剤としては、トリレンジイソシナネートと多官能アルコールのアダクトタイプ、キシレンジイソシナネートと多官能アルコールのアダクトタイプ、ヘキサメチレンジイソシナネートと多官能アルコールのアダクトタイプ、トリレンジイソシナネートのビウレットタイプ、キシレンジイソシナネートのビウレットタイプ、ヘキサメチレンジイソシナネートのビウレットタイプ、トリレンジイソシナネートのイソシアヌレートタイプ、キシレンジイソシナネートのイソシアヌレートタイプ、ヘキサメチレンジイソシナネートのイソシアヌレートタイプのものが挙げられる。
イソシアネート系の硬化剤としては、より具体的には、トリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート3量体付加物(商品名コロネートL)、トリメチロールプロパン/ヘキサメチレンジイソシアネート3量体付加物(商品名コロネートHL)、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレート体(商品名コロネートHX)[いずれも日本ポリウレタン工業(株)製]などのイソシアネート付加物などが挙げられる。
また、エポキシ化合物としてはN,N,N’,N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン(商品名TETRAD−X)や1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン(商品名TETRAD−C)[いずれも三菱瓦斯化学(株)製]などが挙げられる。
これらの架橋剤は単独で、または2種以上の混合系で使用される。架橋剤の使用量は、架橋すべきベースポリマーとのバランスにより、さらには、光学部材の使用用途によって適宜選択される。粘着剤の凝集力により充分な耐熱性を得るには一般的には、上記ベースポリマー100質量部に対して、架橋剤を0.01質量部以上配合するのが好ましい。また、粘着剤組成物の柔軟性、接着性の点から、架橋剤は、上記ベースポリマー100質量部に対して、5質量部以下で配合するのが好ましい。
[配合比]
ベースポリマー100質量部に対するスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂の配合比は、1〜15質量部の範囲とされ、3〜12質量部の範囲であることがより好ましい。配合比が1質量部未満であると十分な耐久性が得られない。また、配合比が15質量部を超えると粘着力が高くなり、良好なリワーク性が得られない。
[その他添加成分]
さらに本実施形態の粘着剤組成物には、従来公知の各種の粘着付与剤や有機塩、表面潤滑剤、レベリング剤、酸化防止剤、腐食防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、重合禁止剤、シランカップリンング剤、無機または有機の充項剤、金属粉、顔料などの粉体、粒子状、箔状物などの従来公知の各種の添加剤を使用する用途に応じて適宜添加することが出来る。
「粘着剤組成物の製造方法」
本実施形態の粘着剤組成物の製造方法としては、次の二通りの製造方法を例示できる。 第1の方法として例えば、ベースポリマーの原料である各種モノマーを、酢酸エチル、トルエン、アセトン、ヘキサン類、ケトン類、アルコール類等の有機溶媒に混合し、更に重合開始剤等を添加してモノマーを重合反応させることによって、ベースポリマーを調製する。得られたベースポリマーは、有機溶媒に溶解した状態か、あるいは有機溶媒に膨潤された状態で得られる。
次に、ベースポリマーが含まれる有機溶媒に、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を添加して混合する。
次に、架橋剤を添加して更に必要に応じてシランカップリング剤等の各種添加剤を添加する。このようにして粘着剤組成物が得られる。
得られた粘着剤組成物は、例えば基材上に塗布した後に乾燥し、ベースポリマーと架橋剤とを反応させる(熟成する)ことによって粘着層となる。
第2の方法として例えば、ベースポリマーの原料である各種モノマーを酢酸エチル等の有機溶媒に混合するとともに、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を添加し、更に重合開始剤等を添加してモノマーを重合反応させることによって、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を含有するベースポリマーを調製する。得られたベースポリマーは、第1の方法と同様に、有機溶媒に溶解した状態か、あるいは有機溶媒に膨潤された状態で得られる。
次に、ベースポリマー及びスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂が含まれる有機溶媒に、架橋剤を、更に必要に応じてシランカップリング剤等の各種添加剤を添加する。このようにして粘着剤組成物が得られる。
得られた粘着剤組成物は、第1の方法と同様に、例えば基材上に塗布した後に乾燥し、ベースポリマーと架橋剤とを反応させる(熟成する)ことによって粘着層となる。
以上のように、本実施形態の粘着剤組成物を製造する際には、ベースポリマーを調製してからスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を添加してもよく、ベースポリマーの調製と同時にスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を添加してもよい。ベースポリマーにスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を均質に添加するためには、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂が酢酸エチル等の有機溶媒に対して可溶なものがよい。
「光学部材」
本実施形態の光学部材は、以上のごとき粘着剤組成物を含有する粘着層を、通常厚み3〜200μm、好ましくは10〜100μm程度となるように、光学シートの片面又は両面に形成したものである。粘着層の形成は、光学シートに直接塗布する方法や、一旦別の基材(例えば剥離ライナーなど)に塗布形成したものを転写する方法等によって行うことができる。
粘着層の塗布形成方法としては粘着テープの製造に用いられる公知の方法が用いられ、具体的にはロールコート、グラビアコート、リバースコート、ロールブラッシュ、スプレーコート、エアーナイフコート、ダイコート法などが挙げられる。
光学シートとしては各種の表示装置等の製造に用いられるものが使用され、その種類は特に制限されないが、例えば偏光板、位相差板、輝度向上板、又は防眩シートなどを含むものである。なお、光学シートは、偏光板と位相差板を積層したものや位相差板の積層体、偏光板と輝度向上板または防眩シートの積層体など、光学素材を2層以上積層したものであってもよい。
光学シートに形成された粘着層(粘着剤組成物)の粘着力は、3(N/25mm)〜5(N/25mm)程度が好ましい。粘着力が3〜5(N/25mm)の範囲である場合には、光学部材の粘着層の粘着力として十分な強度を有し、なおかつ、良好なリワーク性を有するものとなる。
尚、粘着強度は、JIS Z0237の粘着テープ・粘着シート試験方法に準じて測定することによって求められる。具体的には、粘着剤層を備えた光学部材を温度20℃、相対湿度50%の雰囲気下で7日間放置した後に、25mm幅に裁断し、例えばガラス板に貼り合わせ、50℃×5kg/cm×20分オートクレーブ処理を行い、その後、引っ張り試験機を用いて、温度20℃、相対湿度50%の雰囲気下で剥離角180度、剥離速度0.3m/分でJIS Z0237に準じて粘着力の測定を行い、粘着力を評価すればよい。
本実施形態の粘着剤組成物によれば、89.5〜99.9質量部の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、0.1〜10質量部の水酸基を有するモノマーとが少なくとも共重合されてなるベースポリマー(共重合体ポリマー)と、ベースポリマー100質量部に対して、1〜15質量部のスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂とが少なくとも含有されてなるものであるので、良好なリワーク性と、良好な耐久性および光漏れ性とを備えた粘着層を形成できるものとなる。
より具体的には、本実施形態の粘着剤組成物を光学シートなどの基材に塗布して粘着層とした場合、得られた粘着層の粘着力は3〜5(N/25mm)の範囲となるので、良好なリワーク性が得られる。また、本実施形態の粘着剤組成物からなる粘着層は、柔軟性に優れたものとなるので、光学シートの収縮に応じて容易に変形することができる。したがって、本実施形態の粘着剤組成物からなる粘着層は、良好なリワーク性が得られる程度に弱い粘着力を有するものであっても、良好な密着性が得られ、優れた耐久性および光漏れ性を有するものとなる。
したがって、本実施形態の粘着剤組成物は、光学部材の粘着層を構成する粘着剤組成物として好適に用いることができる。
また、粘着剤組成物にシランカップリング剤を添加して光学部材の粘着層を形成した場合には、シランカップリング剤と被着体の表面の官能基との間で化学結合が形成され、これにより光学部材の粘着層と被着体との界面における接合強度が増大する。このため、被着体と光学シートとの熱膨張係数が大きく異なっていても、粘着層と被着体との界面に熱膨張の差による応力が集中し、これにより光学シートに対する応力を緩和することができる。
以下、実施例について説明する。本実施例では、まず最初に、試験例1〜15に対応する粘着剤組成物を調製し、次いで、粘着剤組成物を偏光板に塗布することによって試験例1〜15の光学部材を製造した。そして、各光学部材について、性能試験を行った。以下に詳細を説明する。
(試験例1に対応する共重合体組成物溶液の製造)
炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーとしてブチルアクリレートを99.5質量部と、水酸基を有するモノマーとして2−ヒドロキシエチルアクリレートを0.5質量部と、溶媒として酢酸エチルを125質量部とを、還流器及び攪拌機が装着されたフラスコに仕込み、窒素置換を行いながら65℃まで加熱した。次いで、重合開始剤としてAIBNを0.075質量部加え、65℃を維持しつつ6時間かけて重合反応を行った。重合反応の終了後、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂としてαメチルスチレン樹脂であるクリスタレックス3085(商品名:イーストマンケミカル(株)製)を8質量部添加し、粘度調整のために酢酸エチルを更に275質量部添加し、室温まで冷却することにより、実施例1の粘着剤組成物を含む共重合体組成物溶液を得た。
共重合体組成物溶液中の粘着剤組成物の濃度は18.3質量%であり、共重合体組成物溶液の粘度は2.5Pa・sであった。表1に、粘着剤組成物の配合比と、共重合体組成物溶液中の粘着剤組成物の濃度と、共重合体組成物溶液の粘度とを示す。
Figure 2009132751
(試験例2〜17に対応する共重合体組成物溶液の製造)
炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーとしてブチルアクリレートを配合し、水酸基を有するモノマーとして2−ヒドロキシエチルアクリレートまたは4−ヒドロキシブチルアクリレートを配合し(または配合せずに)、アクリル酸、アクリルアミド、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレートから選ばれるいずれかを配合し(または配合せずに)、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂としてαメチルスチレン樹脂であるクリスタレックス3085または3115を配合したこと以外は、上記試験例1の場合と同様にして、試験例2〜15の粘着剤組成物を含む共重合体組成物溶液を得た。表1および表2に、試験例2〜15の粘着剤組成物の配合比と、各共重合体組成物溶液中の粘着剤組成物の濃度と、各共重合体組成物溶液の粘度とを合わせて示す。
Figure 2009132751
(試験例1〜17の光学部材の製造)
表1及び表2に示された、試験例1〜17の共重合体組成物溶液中の粘着剤組成物100質量部に対し、架橋剤としてトリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート型架橋剤(日本ポリウレタン工業(株)製、商品名コロネートL)と、シランカップリング剤として3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業(株)製、商品名信越シリコーンKBM−403)とを、表1及び表2に示す配合比となるように添加し、充分に混合して粘着剤組成物溶液とした。得られた粘着剤組成物溶液を剥離PETフィルム(三菱化学ポリエステルフィルム(株)製、商品名MRF38)に乾燥後の厚さが25μmになるように塗布し、90℃で3分間乾燥させて、粘着剤組成物からなる粘着層を形成した。そして、粘着層及び剥離PETフィルムを偏光板((株)美舘イメージング製、商品名MLPH)に貼り合わせ、20℃、50%RHの雰囲気下で7日間熟成することにより、試験例1〜17の光学部材を製造した。
得られた光学部材について、耐熱性、耐湿熱性、光漏れ性、粘着力、リワーク性等の性能試験を行った。尚、性能試験の手順は、以下の通りである。
<性能試験の試験方法>
「耐熱性」
光学部材を120mm(偏光板MD方向)×60mmの大きさに裁断し、これをガラス板に貼り合わせし、温度50℃で5kg/cm×20分のオートクレーブ処理を行った。その後、温度80℃の雰囲気下で120時間放置した後の外観を観察した。発泡または剥がれが観察されなかった場合を○とし、発泡または剥がれが観察された場合を×とした。
「耐湿熱性」
光学部材を120mm(偏光板MD方向)×60mmの大きさに裁断し、これをガラス板に貼り合わせし、温度50℃で5kg/cm×20分のオートクレーブ処理を行った。その後、温度60℃、相対湿度90%の雰囲気下で120時間放置した後の外観を観察した。発泡または剥がれが観察されなかった場合を○とし、発泡または剥がれが観察された場合を×とした。
「光漏れ」
光学部材を120mm(偏光板MD方向)×60mm及び120mm(偏光板TD方向)×60mmの大きさにそれぞれ裁断し、ガラス板の両面に重なり合うように貼り合わせし、温度50℃で5kg/cm×20分のオートクレーブ処理を行った。その後、温度80℃の雰囲気下で120時間放置後の外観を観察した。発泡または剥がれが観察されず、光漏れが観察されなかった場合は○とし、発泡または剥がれにより、光漏れの観察ができなかった場合を×とした。
「粘着力」
光学部材を25mm幅に裁断し、これをガラス板に貼り合わせ、温度50℃で5kg/cm×20分のオートクレーブ処理を行った。その後、引っ張り試験機を用いて、温度20℃、相対湿度50%の雰囲気下で、剥離角180度、剥離速度0.3m/分の条件でJIS Z0237(粘着テープ・粘着シート試験方法)に準じて粘着力の測定を行った。
「リワーク性」
上記粘着力測定時に、剥離状態を観察した。ガラスと粘着剤界面での破壊が観察された場合をaf、偏光板と粘着剤界面での破壊が起こり、粘着剤層がガラス板(被着体)に転着した場合を転着と評価した。
表1に示すように、試験例1〜11の粘着層は、耐熱性、耐湿熱性、光漏れ性の評価がいずれも○であった。また、試験例1〜9の粘着層は、粘着力が3(N/25mm)〜5(N/25mm)の好ましい範囲であり、リワーク性がafとなった。
また、表2に示すように、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂の含有されていない試験例12の粘着層では、耐湿熱性の評価が×となった。
また、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂が、共重合体ポリマー100質量部に対して20質量部含有されている試験例13の粘着層では、粘着力が高く、リワーク性の評価において転着した。
また、0.5質量部を超えるアクリル酸を含む試験例14や、0.5質量部を超えるアクリルアミドを含む試験例15では、粘着力が好ましい範囲である3(N/25mm)〜5(N/25mm)よりも高かった。また、試験例14および試験例15では、光漏れ観察された。
また、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を含まずKE311を含む試験例16や、スチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂を含まずD125を含む試験例17では、発泡または剥がれにより、光漏れの観察ができなかった。また、試験例16および試験例17では、粘着力が好ましい範囲である3(N/25mm)〜5(N/25mm)よりも高かった。
また、試験例16では、耐熱性および耐湿熱性の評価において剥がれた。
また、試験例17では、耐熱性の評価において発泡し、耐湿熱性の評価において剥がれた。

Claims (5)

  1. 89.5〜99.9質量部の炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、0.1〜10質量部の水酸基を有するモノマーとが少なくとも共重合されてなる共重合体ポリマーと、
    前記共重合体ポリマー100質量部に対して、1〜15質量部のスチレン系樹脂またはαメチルスチレン樹脂とが少なくとも含有され、架橋されてなることを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 前記水酸基を有するモノマーが、2−ヒドロキシエチルアクリレートおよび/または4−ヒドロキシブチルアクリレートであることを特徴とする請求項1に記載の粘着剤組成物。
  3. 前記共重合体ポリマーが、前記炭素数1〜16のアルキル基を有するモノマーと、前記水酸基を有するモノマーと、0.5質量部以下のカルボキシル基含有モノマー、アミド基含有モノマー、アミノ基含有モノマーから選ばれる少なくとも1種とが少なくとも共重合されてなるものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の粘着剤組成物。
  4. シランカップリンング剤が含有されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の粘着剤組成物が、光学シートの一面または両面に塗布されてなることを特徴とする光学部材。
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