JP2009132293A - Carpet module carry-in method and carry-in device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、カーペットモジュールを自動車の室内に搬入するカーペットモジュール搬入方法及び搬入装置に関する。 The present invention relates to a carpet module loading method and a loading apparatus for loading a carpet module into a vehicle interior.
従来自動車の車室フロアに敷設するカーペットを車室内に搬入する作業としては、折り畳み保持装置によってカーペットを折り畳んだ状態で吊り下げ保持しつつロボットを用いて搬入するものが知られている(例えば下記特許文献1参照)。 Conventionally, as a work for carrying a carpet laid on a passenger compartment floor of an automobile into a passenger compartment, a carpet is used to carry in using a robot while hanging and holding the carpet in a folded state (for example, the following) Patent Document 1).
上記したようにカーペットを折り畳んだ状態で車体の例えばドア開口部から車室内に搬入し、搬入後は折り畳み状態を開放することで、カーペットの車室フロアへの敷設が容易となる。
ところで、カーペットを、上記したように折り畳んだ状態で車室内に搬入する際には、搬入作業を効率化させるために、あらかじめ折り畳んだ状態で吊り下げて車体搬送ライン近傍に配置しておくことが望ましい。 By the way, when carrying the carpet into the vehicle compartment in the folded state as described above, it is possible to hang the carpet in advance and place it in the vicinity of the vehicle body conveyance line in order to improve the efficiency of the carrying-in operation. desirable.
ところが近年では、カーペットの高品質化で厚さが厚くなったり、ワイヤハーネスやフットレストなどの他の部品をあらかじめ組み付けてモジュール化することによって、重量が増加する傾向にある。このため、この重量のあるカーペットもしくはカーペットモジュールを、吊り下げた状態としておくと、品質の悪化を招く上、配置スペースの増大を招く。 However, in recent years, there has been a tendency to increase the weight by increasing the thickness of the carpet due to high quality, or by assembling other parts such as a wire harness and a footrest in advance to make a module. For this reason, if this heavy carpet or carpet module is in a suspended state, the quality is deteriorated and the arrangement space is increased.
そこで、本発明は、カーペットの品質悪化及び配置スペースの増大を招くことなく、車室内への敷設作業を容易なものとすることを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to facilitate the laying operation in the passenger compartment without deteriorating the quality of the carpet and increasing the arrangement space.
本発明は、カーペットに他部品を取り付けて構成したカーペットモジュールを、車体フロアへの敷設姿勢で複数積層して配置し、この複数積層して配置したカーペットモジュールのうち最上部のものを、折り畳み機構によって2つ折りにした状態で吊り下げて搬送し、自動車の室内に搬入することを最も主要な特徴とする。 In the present invention, a plurality of carpet modules configured by attaching other parts to a carpet are arranged in a stacking posture on a vehicle body floor, and a folding mechanism is provided for the uppermost one of the plurality of carpet modules arranged in a stacked manner. The main feature is that it is hung and transported in a folded state, and carried into the interior of an automobile.
本発明によれば、カーペットモジュールを自動車の室内に搬入する際には、車体フロアへの敷設姿勢で複数積層配置した状態のカーペットモジュールを折り畳み機構によって折り畳むので、搬入前にカーペットモジュールをあらかじめ折り畳んだ状態で吊り下げておく必要がなく、したがってカーペットモジュールの品質悪化及び配置スペースの増大を抑えることができる。 According to the present invention, when the carpet module is carried into the interior of the automobile, the carpet module in a state where a plurality of layers are arranged in a stacking posture on the vehicle body floor is folded by the folding mechanism, so the carpet module is folded in advance before carrying in. Therefore, it is not necessary to suspend the carpet module in a state, and therefore the deterioration of the quality of the carpet module and the increase in the arrangement space can be suppressed.
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるカーペットモジュール搬入装置の正面図、図2(a)は、図1のA矢視図、図2(b)は、図1のB矢視図である。 1 is a front view of a carpet module carrying-in apparatus according to the first embodiment of the present invention, FIG. 2A is a view taken in the direction of arrow A in FIG. 1, and FIG. 2B is a view taken in the direction of arrow B in FIG. FIG.
このカーペットモジュール搬入装置は、図3(a)に示すように、台車1上に、複数のカーペットモジュール3を、水平状態に相当する車体フロアへの敷設姿勢で複数積層して、いわゆる平積み状態とし、その最上部のカーペットモジュール3に対し、図3(b)に示すように2つ折りにして折り畳んだ状態で保持搬送し、自動車の車室内に搬入する。
As shown in FIG. 3 (a), this carpet module carrying-in apparatus is a so-called flat stacked state in which a plurality of
図1に示すように、上記したカーペットモジュール搬入装置は、助力装置5の先端部の操作アームとしての水平旋回アーム7の先端に、カーペットモジュール3を2つ折りにするための折り畳み機構9を取り付けている。
As shown in FIG. 1, the carpet module carry-in apparatus described above has a
助力装置5は、天井に敷設した走行レール11上を移動する天吊同期台車13を備え、天吊同期台車13には下方に延びる回転支持軸15を設けている。回転支持軸15の下端には、支持部17に支持されて先端側が上下方向に移動する上下移動アーム19を設け、上下移動アーム19の先端には上下連結軸21の上端を連結する。上下連結軸21の下端には、該上下連結軸21に対して回転支持部23によって水平面内で回転可能となる前記した水平旋回アーム7を連結する。
The assisting
水平旋回アーム7に取り付けた折り畳み機構9は、水平旋回アーム7の先端下部に設けた連結ブロック25の下部に、取付フランジ27を介して駆動手段としてのモータを内蔵する駆動部29を装着している。
The
駆動部29には、モータによって回転する駆動軸31,33を設け、駆動軸31,33の先端には回動アーム35,37の基端部を連結し、回動アーム35,37の先端には、カーペットモジュール3を直接支持する互いに平行な支持アーム39,41を連結する。
The
また、前記した駆動部29における図2(b)中で左右両側部には、作業者が把持して助力装置5を操作するための一対の操作グリップ43,45を設け、このうち一方の操作グリップ45に前記したモータをオン・オフ操作するための操作スイッチ47を設けている。
In addition, a pair of
図1,図2の状態で操作スイッチ47を操作すると、モータが駆動して駆動軸31,33が回転し、この回転に伴い回動アーム35,37を介して一対の支持アーム39,41が、互いに接近する方向に回動変位して図2(b)中の二点鎖線で示す位置となる。一対の支持アーム39,41が二点鎖線で示す位置となった状態でさらに操作スイッチ47を操作すると、各部位が上記とは逆方向に移動して元の実線で示す状態に戻る。
When the
なお、上記したモータは、操作スイッチ47を操作している間に駆動し、操作をやめると(押し終わると)停止するものとする。すなわち、操作スイッチ47の操作によって一対の支持アーム39,41の回動停止位置を適宜選択することができる。
The motor described above is driven while the
図4は、カーペットモジュール3の斜視図で、該カーペットモジュール3は、カーペット本体49に、ワイヤハーネス51,リアウォッシャーチューブ53,フットレスト55,空調用のフロアダクト57,ヒーターノズル59,カーペットスペーサ61などの他部品を一体化させたモジュール構造となっている。
4 is a perspective view of the
ここで、ワイヤハーネス51とリアウォッシャーチューブ53は、カーペットモジュール3の車幅方向両側部にて車体前後方向に延設してあり、これらを収容するハーネスプロテクタ63をカーペット本体49の車幅方向両側部の下面に一体化して設けている。このハーネスプロテクタ63は、図3(a)に示すように、断面矩形状の中空に形成してあり、その中空内にワイヤハーネス51やリアウォッシャーチューブ53を収容する。
Here, the
また、カーペット本体49の車幅方向中央には、車体フロアにて車体前後方向に向けて形成してあるフロアトンネルに対応して上方に突出する突出部65を設けている。このようなカーペットモジュール3を簡略化して複数平積みした状態が図3である。
Further, at the center of the
なお、台車1は、底板69の下面に車輪71を備えるとともに、図3中で左右両側に側壁72を備え、側壁72の図3中で紙面表裏両側の端部には端壁73を設けている。端壁73は、側壁72よりも内側に向けて突出しており、これにより台車1上に平積みしたカーペットモジュール3の水平方向へのずれを防止している。
The
ここで、上記した折り畳み機構9は、図3(a)に示すように、一対の支持アーム39,41を、ハーネスプロテクタ63とその内側に形成してある傾斜部74との間の空隙に差し込んで保持し、その後上昇させることになるが、このような動作が可能となるように、特に図3中で紙面手前側にある端壁73は、支持アーム39,41が干渉しないような位置に設定する。
Here, as shown in FIG. 3 (a), the
図5は、カーペットモジュール3の組立工程75から、自動車の車体77の搬送ライン79にわたるカーペットモジュール搬入工程図である。組立工程75では、前記図4に示したカーペット本体49にワイヤハーネス51やカーペットスペーサ61などを組み付けてカーペットモジュール3とし、このカーペットモジュール3を図3(a)のように複数平積みする。
FIG. 5 is a carpet module carrying-in process diagram extending from the
図3(a)のようにカーペットモジュール3を複数平積みした台車1は、組立工程75に複数用意しておき、このうち適宜の数の台車1を、運搬車81が搬送路83を通って車体77の搬送ライン79近傍に運搬して切り離す。その後運搬車81は、すでに車体77にすべて搬入して空になっている台車1を組立工程75に戻し、ここで組み立てたカーペットモジュール3を再度複数平積みして繰り返し使用する。
As shown in FIG. 3A, a plurality of
運搬車81によって搬送ライン79の近傍に運搬された台車1と搬送ライン79との間には、前記した折り畳み機構9を備えた助力装置5を配置しており、作業者85が助力装置5を操作してカーペットモジュール3を、搬送ライン79を搬送されている車体77の室内に搬入する。このとき、助力装置5は、図1に示した天吊同期台車13が搬送ライン79と同期して移動することで、車体77の移動に合わせた作業が可能となる。
The assisting
天吊同期台車13の同期移動としては、例えば車体77が所定の位置まで移動してきたことをセンサで検知した時点で、天吊同期台車13の移動を待機位置から開始すればよく、搬入後については天吊同期台車13が所定の位置に達したことをセンサが検知した時点で元の待機位置に戻すようにすればよい。
As the synchronous movement of the ceiling suspended
運搬車81によって搬送ライン79の近傍に運搬された台車1に対し、作業者85は操作グリップ43,45を把持して助力装置5を操作し、その先端の折り畳み機構9を接近させる。
The
そして、折り畳み機構9の一対の支持アーム39,41を図3(a)のように複数平積みしたカーペットモジュール3の最上部のものに対し、ハーネスプロテクタ63の内側に形成してあるカーペット本体49の傾斜部74との間の空隙に差し込み、この状態で、操作スイッチ47を操作する。この操作により、モータが駆動して支持アーム39,41が、図2(b)における二点鎖線で示す位置まで移動する。
Then, a
この結果カーペットモジュール3は、図3(a)の状態から図3(b)に示すように、フロアトンネルに対応する突出部65が位置する車幅方向中央でかつ車体前後方向を中心軸として2つ折りにした形状で、支持アーム39,41によって吊り下げられた状態となる。なお、図3(b)の2つ折り形状のカーペットモジュール3は、折り畳み状態から広がとろうとする力が働くので、支持アーム39,41を内側から押し付けることになり、支持アーム39,41によるカーペットモジュール3の支持は確実になされる。
As a result, as shown in FIG. 3B from the state of FIG. 3A, the
その後、図6に簡略化して示すように、助力装置5によって吊り下げたカーペットモジュール3を、その車体後方側に対応する部分を搬入方向前方とした状態で、車体77のフロントドア開口77aから車室内に搬入し(a)、徐々に向きを変えながら、長手方向を車体前後方向に合わせつつ車幅方向中央のフロアトンネル部分に合わせて車体77のフロアに着地させる(b)。
Thereafter, as shown in a simplified manner in FIG. 6, the
着地後は、助力装置5のパワアシスト機構を解除した状態で、操作スイッチ47を操作して一対の支持アーム39,41相互の間隔を10度程度開いた状態とし、カーペットモジュール3の折り畳み状態を少し緩めて支持アーム39,41から外しやすい状態とする。
After landing, in a state where the power assist mechanism of the assisting
次に、作業者85は、カーペットモジュール3を、一対の支持アーム39,41から外してその全体を車体77のフロア上に敷設し、その後は、助力装置5のパワアシスト機構を回復させて、折り畳み機構9を車外に移動させる。車体77のフロアに敷設したカーペットモジュール3は、作業者が適宜位置決めして車体77に固定具などを利用して固定する。
Next, the
カーペットモジュール3の搬入作業が完了した助力装置5は、天吊同期台車13が所定位置に達した時点で搬送ライン79の搬送方向とは逆方向に移動して元の待機位置まで戻り、次に搬送されてくる車体77に対しカーペットモジュール3の搬入作業に繰り返し使用する。
When the carry-in operation of the
このように、第1の実施形態によれば、カーペットモジュール3を車室内に搬入する際には、台車1上に平積み状態で複数積層配置したカーペットモジュール3のうち、最上部のものを折り畳み機構9によって折り畳むので、搬入前にカーペットモジュール3をあらかじめ折り畳んだ状態で吊り下げておく必要がなく、したがって重量のあるカーペットモジュール3を吊り下げた状態で配置しておくことによる品質悪化及び搬入前の配置スペースの増大を抑えることができる。
As described above, according to the first embodiment, when the
また、折り畳み機構9は、カーペットモジュール3を車幅方向中央における車体のフロアトンネルに対応する部分でかつ車体前後方向を中心として2つ折りにすることで、折り畳み作業が容易となる。
Further, the
さらに、カーペットモジュール3の両側部に車体前後方向に延びるワイヤハーネス51を収容するハーネスプロテクタ63を設け、折り畳み機構9は、ワイヤハーネス収容部63を引っ掛けるように支持してほぼU字形状とした状態でカーペットモジュール3を吊り下げるようにしているので、カーペットモジュール3に別途専用の引っ掛け部のような部分を設ける必要がなく、カーペットモジュール3として美観を損ねるようなことを回避することができる。
Furthermore, a
また、折り畳み機構9におけるモータによって回転駆動する駆動軸31,33を設け、この駆動軸31,33と一対の支持アーム39,41の基端部とを回動アーム35,37で互いに連結することで、モータの駆動による簡素化した構成で支持アーム39,41を回転させてカーペットモジュール3を折り畳むことができる。
Further, drive
この際、折り畳み機構9のモータ近傍に助力装置5の操作アームである水平旋回アーム7を連結しているので、作業者85は、助力装置5のパワアシスト機構によってカーペットモジュール3を車室内に容易に搬入することができる。
At this time, since the
図7は、本発明の第2の実施形態に係わるカーペットモジュール搬入装置の正面図、図8(a)は、図7の一部を示す平面図、図8(b)は図7のC矢視図である。第2の実施形態は、第1の実施形態における折り畳み機構9に代わる折り畳み装置87を、助力装置5とは別体として設けている。
7 is a front view of the carpet module carrying-in apparatus according to the second embodiment of the present invention, FIG. 8A is a plan view showing a part of FIG. 7, and FIG. 8B is a C arrow in FIG. FIG. In the second embodiment, a
上記した折り畳み装置87によって2つ折りに折り畳んだ状態で吊り下げたカーペットモジュール3を、助力装置5の水平旋回アーム7の先端に設けた吊り下げハンド89の吊り下げフック91によって吊り下げて車室内に搬入するものである。これら吊り下げハンド89及び吊り下げフック91により吊り下げ部を構成している
折り畳み装置87は、パンタグラフ形式の昇降機構93上に折り畳み機構である折り畳み機構本体95を設置している。昇降機構93は、底板97と天板99との間にX字形状に互いに連結したリンク101,103を備え、リンク101,103相互は、これらの各中心部にて回転支持ピン105によって回転可能としている。
The
そして、各リンク101,103の一方の端部101a,103aを端部支持ピン107,109によって底板97,天板99にそれぞれ回転可能に支持する一方、他方の端部101b,103bに設けた可動ピン111,113を、底板97,天板99に設けたスライド溝97a,99aに対して移動可能に挿入する。
One
上記したX字形状に連結したリンク101,103は、図7中で紙面に直交する方向の両側部に2組設け、図示しない昇降モータを含む駆動機構によってリンク101の他方の端部101bもしくはリンク103の他方の端部103bを、図7中で左右方向に移動させることで、上下方向に伸縮変位させる。
Two sets of the
天板99上には、図7中で左右方向に延びるガイド板115を設置し、このガイド板115上に折り畳み機構本体95を移動可能に設置する。具体的には、折り畳み機構本体95の駆動部29をガイド板115上に移動可能に取り付け、この移動は、操作盤121の操作によって駆動するモータなどの図示しない駆動機構及びボールねじ機構などを利用して行うものとする。例えば、ボールねじ機構のねじ棒をガイド板115上に回転可能に設置し、このねじ棒にナット部材を介して連結した駆動部29を移動可能に連結すればよい。
A
折り畳み機構本体95は、一対の支持アーム117,119が前記図1,図2に示した支持アーム39,41のようにストレート形状ではなく、ジグザグ状に屈曲形成している。すなわち、この折り畳み機構本体95は、駆動手段としてのモータを内蔵する駆動部29を備え、駆動部29にはモータによって回転する駆動軸31,33を設けている点は前記図1のもの同様であるが、駆動軸31,33の先端に、上記したジグザグ状の一対の支持アーム117,119を連結している。
In the folding mechanism
このような一対の支持アーム117,119は、図1の一対の支持アーム39,41に対応する位置にある支持部117a,117b,117c,支持部119a,119b,119cを、カーペットモジュール3の両側縁のハーネスプロテクタ63の内側に形成してある空隙に挿入する。上記した支持部117a,119aの駆動部29側の端部には回動アーム120,122の先端部を連結し、回動アーム120,122の基端部は駆動軸31,33の先端に連結する。
Such a pair of
また、支持部117aと117bとの間の内側へ屈曲する屈曲逃げ部117d,支持部117bと117cとの間の内側へ屈曲する屈曲逃げ部117e及び、支持部119aと119bとの間の内側へ屈曲する屈曲逃げ部119d,支持部119bと119cとの間の内側へ屈曲する屈曲逃げ部119eは、助力装置5側に設けてある吊り下げフック91と干渉しないようにするために設けている。
図9は、カーペットモジュール3の下部に上記した折り畳み機構本体95を挿入した状態を示しており、上記した屈曲逃げ部117d,117e及び屈曲逃げ部119d,119eは、ハーネスプロテクタ63の内側のカーペット本体49に設けてあるキッキングプレート取付孔49aに対応して設けてあり、このキッキングプレート取付孔49aに、図10に示すように吊り下げフック91を挿入して吊り下げる。
Also, a bending
FIG. 9 shows a state in which the folding mechanism
また、屈曲逃げ部117d,117e及び屈曲逃げ部119d,119eは、前記した図3に示すようにカーペットモジュール3のハーネスプロテクタ63の内側近傍が、傾斜部74を有して下方に向けて屈曲しているので、この屈曲形状に合わせて図8(b)のように回動アーム120,122とともに屈曲形成し、これにより支持アーム117,119をカーペットモジュール3の下部に挿入できるようにしている。この際、屈曲逃げ部117d,117e及び屈曲逃げ部119d,119eは、主としてカーペットスペーサ61を支持する位置にある。
Further, the bending
このような折り畳み機構本体95は、前述したようにドガイド板115上を移動するが、この移動方向前方に、図8(a)に示すように台車1を配置する。
Such a folding mechanism
このような構成の第2の実施形態においては、第1の実施形態と同様に、図5に対応する図11に示す組立工程75で組み立てたカーペットモジュール3を台車1上に複数平積みし、その台車1を運搬車81により搬送ライン79近傍まで運搬して図7の状態とする。
In the second embodiment having such a configuration, similarly to the first embodiment, a plurality of
その後、昇降機構93によって折り畳み機構本体95の上下高さ位置を調整し、一対の支持アーム117,119の支持部117a,117b,117c及び支持部119a,119b,119cが、最上部に位置するカーペットモジュール3のハーネスプロテクタ63の内側の空隙に対応する位置とする。
Thereafter, the vertical height position of the
そしてこの状態で、折り畳み機構本体95を、作業者が操作盤121を操作してガイド板115上を移動させて台車1に接近させ、最上部のカーペットモジュール3の下部に入り込ませ、図9のような状態とする。このとき、支持部117a,117b,117c及び支持部119a,119b,119cが、カーペットモジュール3のハーネスプロテクタ63の内側の空隙に挿入された状態になるとともに、駆動部29はガイド板115上の台車1近傍の端部付近に位置している。
In this state, the folding mechanism
次に、作業者は操作盤121を操作して駆動部29のモータを駆動させ、前記図3(b)と同様にして一対の支持アーム117,119をほぼ90度回転させて最上部のカーペットモジュール3を2つに折り畳む。その後、昇降機構93を上昇駆動し、カーペットモジュール3を折り畳み機構本体95とともに規定の取り出し高さ位置まで上昇させる。
Next, the operator operates the
その後作業者は助力装置5を操作し、図12に示すように吊り下げハンド89の吊り下げフック91をキッキングプレート取付孔49aに内側から引っ掛けてカーペットモジュール3を吊り下げる。なお、図12のカーペットモジュール3は、ワイヤハーネス51などを省略して簡略化している。
Thereafter, the operator operates the assisting
また、吊り下げフック91をキッキングプレート取付孔49aに引っ掛ける際には、吊り下げハンド89をカーペットモジュール3の直上部に位置させた状態で、作業者が吊り下げフック91を直接掴んで行う。このため吊り下げフック91は、吊り下げハンド89に対して揺動可能に取り付けてあるものとする。
Further, when the hanging
吊り下げハンド89によってカーペットモジュール3を吊り下げたら、操作盤121の操作により、駆動部29のモータを逆回転させて一対の支持アーム117,119を10度程度開くか、もしくはそのままの状態で、折り畳み機構本体95を図7に示す原位置まで後退させた後、さらに駆動部29のモータをさらに逆回転させて支持アーム117,119を元の状態まで開く。
When the
その後作業者が助力装置5を操作して、吊り下げているカーペットモジュール3を、その車体後方側に対応する部分を搬入方向前方とした状態で前記図6(a)とほぼ同様にして車体77のフロントドア開口77aから車室内に搬入し、徐々に向きを変えながら、長手方向を車体前後方向に合わせつつ車幅方向中央のフロアトンネル部分に合わせ、図6(b)と同様にして車体77のフロアに着地させる。
Thereafter, the operator operates the assisting
着地後は、吊り下げフック91をキッキングプレート取付孔49aから外してカーペットモジュール3の全体を車体77のフロアに敷設し、その後は、助力装置5を操作して吊り下げハンド89を車外に移動させる。車体77のフロアに敷設したカーペットモジュール3は、作業者が適宜位置決めして車体77に固定具などを利用して固定する。
After landing, the hanging
上記した第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、カーペットモジュール3を車室内に搬入する際には、台車1上に平積み状態で複数積層配置したカーペットモジュール3のうち、最上部のものを折り畳み装置87によって折り畳むので、搬入前にカーペットモジュール3をあらかじめ折り畳んだ状態で吊り下げておく必要がなく、したがってカーペットモジュール3の品質悪化及び搬入前の配置スペースの増大を抑えることができる。
According to the second embodiment described above, as in the first embodiment, when the
また、折り畳み装置87によって2つ折りにしたカーペットモジュール3を吊り下げ支持する吊り下げフック91を、助力装置5の水平旋回アーム7に設けたので、吊り下げフック91によってカーペットモジュール3を吊り下げた後は、カーペットモジュール3の車室への搬入作業と同時進行で、折り畳み装置87による次のカーペットモジュール3に対する折り畳み作業を実施することができ、全体としての作業時間を短縮化することが可能となる。
Further, since the hanging
3 カーペットモジュール
5 助力装置
7 水平旋回アーム(操作アーム)
9 折り畳み機構
31,33 駆動軸
35,37 回動アーム
39,41 一対の支持アーム
51 ワイヤハーネス(他部品)
53 リアウォッシャーチューブ(他部品)
55 フットレスト(他部品)
57 空調用のフロアダクト(他部品)
59 ヒーターノズル(他部品)
61 カーペットスペーサ(他部品)
63 ハーネスプロテクタ(他部品)
89 吊り下げハンド(吊り下げ部)
91 吊り下げフック(吊り下げ部)
95 折り畳み機構本体(折り畳み機構)
117,119 一対の支持アーム
120,122 回動アーム
3
9
53 Rear washer tube (other parts)
55 Footrest (other parts)
57 Floor duct for air conditioning (other parts)
59 Heater nozzle (other parts)
61 Carpet spacer (other parts)
63 Harness protector (other parts)
89 Hanging hand (hanging part)
91 Hanging hook (hanging part)
95 Folding mechanism body (folding mechanism)
117,119 A pair of support arms 120,122 Rotating arms
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009132293A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110021131A1 (en) * | 2009-07-23 | 2011-01-27 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Vehicle Air Sysem Assemblies with Aircap Assemblies |
KR102352818B1 (en) * | 2020-10-26 | 2022-01-18 | 주식회사 서연이화 | Apparatus for storage of door trim |
-
2007
- 2007-11-30 JP JP2007310385A patent/JP2009132293A/en active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20110021131A1 (en) * | 2009-07-23 | 2011-01-27 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Vehicle Air Sysem Assemblies with Aircap Assemblies |
US8632382B2 (en) * | 2009-07-23 | 2014-01-21 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Vehicle air system assemblies with aircap assemblies |
KR102352818B1 (en) * | 2020-10-26 | 2022-01-18 | 주식회사 서연이화 | Apparatus for storage of door trim |
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