JP3645232B2 - Automotive glass workbench - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ガラスを脱着するのに使用される作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車ガラスは、走行中に割れることがある。割れた自動車ガラスは、新しいものに交換される。このとき、割れた自動車ガラスを外して、新しいものを装着する必要がある。自動車ガラスは、フロントガラスがもっとも割れやすい。困ったことに、フロントガラスは、最も大きくて重いガラスである。とくに、バスやトラックのフロントガラスは極めて重く、交換作業は極めて重労働である。最も大きくて重いフロントガラスは、観光バス用のもので、この主の自動車ガラスは約100kg以上のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
重い自動車ガラスは、表面に吸盤を固定し、この吸盤を作業者がもって自動車から外し、また自動車の定位置に移動させて脱着している。この作業は、極めて重労働であるばかりでなく、割れたガラスが自動車に接触するとボディーに傷を付け、また新しいガラスを落下させると割れることがある。このため、極めて慎重に作業する必要があって、著しく手間がかかっているのが実状である。さらに、自動車ガラスは、極めて重いので、正確に定位置にセットするのに苦労しているのが実状である。自動車の製造工程においては、ロボットを使用して自動車ガラスを定位置にセットできるが、割れた自動車ガラスの脱着は現場での作業であるために、ロボット等を使用できず、例外なく人手で行っているのが実状である。
【0004】
さらに、自動車に新しい自動車ガラスを装着する作業においては、自動車の窓枠に接着剤で自動車ガラスを固定している。このとき、自動車ガラスは、あらかじめ周縁部に接着剤が塗布される。ところが、この作業は、ガラスを立てた状態では行えない。ガラスの下端部に接着剤を塗布できないからである。したがって、接着剤を塗布する作業は、自動車ガラスを水平な姿勢として行う必要がある。ただ、自動車ガラスを水平に支持するために、テーブル等の上面に載置すると、自動車ガラスが湾曲形状であるために、ぐらついてこれを安定して支持できない。
【0005】
このため、従来は、たとえば、図1に示す構造の作業台の上に自動車ガラスGを載置して、この作業台で自動車ガラスGを水平に支持する状態として周縁部に接着剤を塗布していた。この図に示す作業台は、折り畳みできる一対のXフレーム91の対向する上端を支持パイプ92で連結すると共に、対向する下端を連結パイプ93で連結している。この構造の作業台は、Xフレーム91を開いた状態で、両側の支持パイプ92の上に自動車ガラスGを載せて水平に支持できる。さらに、この作業台は、作業後には、Xフレーム91を折り畳みして便利に運搬できる。
【0006】
ただ、この構造の作業台は、支持パイプが直接に自動車ガラスに接触するので、この接触部分で自動車ガラスを傷つける恐れがある。支持パイプを緩衝部材で被覆することもできるが、自動車ガラスを傷つける弊害を皆無にはできない。また、支持パイプが自動車ガラスに接触すると、自動車ガラスを汚してしまう恐れもある。新しい自動車ガラスが汚れると、この汚れを落とす必要があるので、作業の手間が増えて作業効率が悪くなる。
【0007】
さらに、自動車ガラスは車のタイプや車種によって湾曲形状や大きさが種々に異なるので、図に示す作業台では、全ての自動車ガラスを安定して支持できない。自動車ガラスを安定して支持できない作業台は、作業中に重い自動車ガラスが傾いたりぐらついて危険であると共に、正確に作業できなくなる。さらに、この作業台は、接着剤を塗布する作業が終わった後、自動車ガラスを移動させるのにも苦労する。それは、図において自動車ガラスの下側の面を吸盤で吸着して、この吸盤を手でもって自動車ガラスを移動する必要があるからである。とくに、周縁部に接着剤を塗布した自動車ガラスは、この部分に触れないように移動する必要があるので、このことも自動車ガラスの移動を難しくしている。
【0008】
本発明は、このような欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、種々の形状のガラスを安定して水平に支持して安全に作業できると共に、ガラスを傷つけたり汚したりすることなく極めて能率良く作業できる自動車ガラスの作業台を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、重いガラスであっても簡単かつ容易に移動できると共に、窓枠に正確かつ安全に装着できる自動車ガラスの作業台を提供することにある。
さらにまた、本発明の他の大切な目的は、便利に持ち運びできると共に、現場等で機能的に使用して作業の能率を向上できる自動車ガラスの作業台を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のガラスの作業台は、ガラスGの表面に脱着できるように吸着される複数の吸盤40と、これ等の吸盤40を連結しているフレーム50と、このフレーム50を水平に載せる載台60とを備える。さらに、作業台は、載台60の上面に、吸盤40でガラスGを吸着しているフレーム50を水平に載せるようにしている。
【0010】
フレーム50は、第1縦枠51と第2縦枠52からなる一対の縦枠を横枠で連結した構造とすることができる。このフレーム50は、第1縦枠51に複数の吸盤40をガラスGの表面に沿って回動できるように連結すると共に、第2縦枠52には吸盤40を脱着できるように連結することができる。さらに、フレーム50は、第1縦枠51と第2縦枠52の中間に、一対の中間枠54を連結し、載台60には一対の中間枠54を支持する支持部63を上部に設けることができる。この作業台は、中間枠54を支持部63に載せて、フレーム50を載台60に水平に載置することができる。第1縦枠51は、中間枠54の外側に複数の吸盤40を連結することができ、第2縦枠52は、一対の中間枠54の間に吸盤40を連結することができる。載台60は、折り畳みできる一対の脚61と、一対の脚61の上端に連結している載プレート62とで構成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための自動車ガラスGの脱着装置を例示するものであって、本発明は脱着装置を下記のものに特定しない。
【0012】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0013】
図2ないし図5に示す作業台は、ガラスGの表面に脱着できるように吸着される複数の吸盤40と、これ等の吸盤40を連結しているフレーム50と、このフレーム50を水平に載せる載台60とを備える。この作業台は、載台60の上面に、フレーム50を水平に載せることができるようにしている。
【0014】
吸盤40は、ガラスGの表面に密着される吸着面41Aを前面に有する吸盤本体41を備える。さらに、吸盤40は、この吸盤本体41の背面に固定プレート42を固定しており、この固定プレート42を介してフレーム50に連結している。固定プレート42は、図5に示すように、断面形状がL字状となるように折曲されたプレートで、プレート本体42Aを吸盤本体41の背面に固定して、折曲部42Bを背面に突出させている。図に示す吸盤40は、この折曲部42Bをフレーム50に連結している。さらに、吸盤40は、この固定プレート42にグリップ43を連結している。グリップ43は、手で握ることができる太さのロッドを湾曲成形したもので、その両端をプレート本体42Aと折曲部42Bの先端にそれぞれ固定している。このように、吸盤本体41の背面にグリップ43を備える吸盤40は、このグリップ43を手でもって吸盤本体41の吸着面41AをガラスGに正確に脱着できる特長がある。ただ、吸盤は、必ずしもグリップを連結する必要はない。グリップのない吸盤は、フレームを持って吸盤本体をガラスに脱着できる。さらに、吸盤40は、吸盤本体41の背面に、吸盤本体41の吸着面41A側の空気を排気するエアーポンプ44を備える。このエアーポンプ44は、吸盤本体41の吸着面41AをガラスGの表面に密着させた状態で、吸着面41A側の空気を排気して吸着部分の圧力を下げて、吸盤40をガラス表面に吸着させる。
【0015】
フレーム50は、第1縦枠51と第2縦枠52からなる一対の縦枠を複数の横枠で連結した構造としている。図に示すフレーム50は、第1縦枠51と第2縦枠52を4本の横枠で連結している。横枠は、第1縦枠51と第2縦枠52の両端を連結する一対の外枠53と、第1縦枠51と第2縦枠52の中間を連結する一対の中間枠54とからなる。第1縦枠51と第2縦枠52の中間を一対の中間枠54で連結しているフレーム50は、フレーム全体の強度を強くできると共に、図2に示すように、この中間枠54を載台60に連結して載台60の上面に水平に載せることができる。したがって、小さな載台60で大きなフレーム50を支持できる特長がある。ただ、フレームは、図示しないが、第1縦枠と第2縦枠とを載台に連結して載置することもできる。第1縦枠と第2縦枠とを載台に連結する作業台は、複数の載台でフレームを支持することもできる。
【0016】
縦枠の全長は、好ましくは、吸着するガラスGの幅とほぼ等しくあるいは大きくする。縦枠の両端に連結された外枠53をガラスGの両側から手で持つ状態で載台60に脱着できるようにするためである。ガラスGの両側から手で持つことができるフレーム50は、ガラスGに触れることなくフレーム50を持って載台60に脱着できると共に、便利に移動できる特長がある。ただ、フレーム50の全長は、図に示すように、ガラスGの幅よりも短くすることもできる。
【0017】
第1縦枠51は、複数の吸盤40を連結している。図に示す第1縦枠51は、中間枠54の外側であって左右に各々1つの吸盤40を連結している。これらの吸盤40は、図4に示すように、フレーム面をガラスGに対向させた状態で、ガラスGを吸着できる姿勢で第1縦枠51に連結される。さらに、第1縦枠51は、これらの吸盤40を、図4の矢印で示すように、ガラスGの表面に沿って回動できるように連結している。第1縦枠51は、図5に示すように、連結片55を固定しており、この連結片55と固定プレート42の折曲部42Bとをピン56で連結して吸盤40を回動できるように連結している。図4の矢印で示す方向に回動できる吸盤40は、湾曲された形状の自動車ガラスGの表面に沿う姿勢に回動して、湾曲形状の自動車ガラスGの表面に密着して吸着できる特長がある。
【0018】
第2縦枠52は、一対の中間枠54の間に位置して1つの吸盤40を連結している。この吸盤40は、第2縦枠52に脱着できるように連結している。第2縦枠52に脱着されるこの吸盤40は、第2縦枠52を案内して脱着自在に連結させる連結フック45を備える。連結フック45は、図5に示すように、U字状に湾曲された金属板で、先端の開口部を外側に向けた状態で、湾曲部の底面を吸盤40の固定プレート42の折曲部42Bに固定している。連結フック45は、吸盤40の吸着面41Aに対して第2縦枠52を平行に連結できるように固定プレート42に固定している。連結フック45の開口部は、第2縦枠52を挿入できる大きさである。この吸盤40は、連結フック45の開口部に第2縦枠52を挿入して、第2縦枠52に連結される。このように、U字状の連結フック45を介して第2縦枠52に連結される吸盤40は、図5の矢印で示すように、第2縦枠52を中心として回動できる。このため、湾曲形状のガラスGを吸着するときに回動して、図5において上下に位置する吸盤40の吸着面41Aの相対的な向きを最適な角度となるように微調整できる特長がある。
【0019】
ただ、第2縦枠は、必ずしも吸盤を脱着できる構造で連結する必要はなく、吸盤を固定することもできる。第2縦枠に脱着できないように連結される吸盤は、好ましくは、図5の矢印で示す方向に回動できるように連結される。このフレームは、第2縦枠に連結された吸盤を回動させて、上下に位置する複数の吸盤を湾曲形状の自動車ガラスの表面に沿う姿勢として密着させて吸着できる。
【0020】
さらに、以上のフレーム50は、第1縦枠51に2つの吸盤40を連結し、第2縦枠52に1つの吸盤40を連結している。このように、3つの吸盤40でガラスGを吸着する構造は、吸盤40の数を最小にしながら、ガラスGを安定して確実に吸着できる特長がある。ただ、本発明は、フレームに連結する吸盤の数を3つに特定しない。たとえば、第1縦枠は、3つ以上の吸盤を連結することができ、また第2縦枠は、2つ以上の吸盤を連結することもできる。さらに、フレームは、外枠や中間枠にも吸盤を連結することができる。
【0021】
載台60は、図2と図6に示すように、折り畳みできる一対の脚61と、一対の脚61の上端に連結している載プレート62とを備える。この載台60は、フレーム50を水平に支持する支持部63を載プレート62に設けている。図6に示す載プレート62は、縦方向の両端から外側に突出して突出片64を設けており、この突出片64の上面と載プレート62の端面とでフレーム50の中間枠54を支持する支持部63を構成している。載プレート62の縦方向の幅は、図3に示すように、一対の中間枠54の内側の間隔にほぼ等しくしており、一対の中間枠54の内側に載プレート62を嵌入する状態で中間枠54を載プレート62の両端の支持部63に装着して支持する構造としている。突出片64は、その上面に中間枠54を載せて安定して支持できる充分な長さと突出量を有する。図に示す突出片64は、載プレート62の横幅とほぼ等しい全長を有する。突出片は、載プレートの横幅よりも長くして、中間枠をより安定して支持することもできる。以上のように、載プレート62の両端に設けた突出片64で構成する支持部63は、載プレート62の上面を平面状にできるので、載台60を踏み台等に併用できる特長がある。ただ、フレームを支持する支持部は、必ずしも突出片とする必要はなく、載プレートの両端部に設けたフックとすることも、載プレートの上面に設けた溝や位置決凸部とすることもできる。さらに、この載台60は、図6の矢印で示すように、一対の脚61を折り畳みできる構造としているので、コンパクトに折り畳んで便利に持ち運びできる特長がある。
【0022】
以上の構造の作業台は、以下のようにして使用する。
(A) ガラスに吸盤を吸着させてフレームを連結する
(1) 連結フック45を備える吸盤40を、図3に示すように、ガラスGの中央上部に吸着させる。吸盤40は、図5に示すように、連結フック45の開口部が上向きの姿勢となるようにガラスGに吸着させる。
(2) ガラスGに吸着させた吸盤40の連結フック45にフレーム50の第2縦枠52を連結する。このとき、フレーム50は、図5に示すように、第2縦枠52を上側、第1縦枠51を下側とすると共に、第1縦枠51に連結された吸盤40の吸着面41AがガラスGの表面に対向する姿勢で連結する。
(3) 第2縦枠52に連結された吸盤40をガラスGに吸着させる。この状態で、ガラスGは、3点に吸着された3つの吸盤40を介してフレーム50に連結される。
以上のようにして、ガラスGにフレーム50を連結する。フレーム50は、割れて取り外されるガラスに連結され、あるいは新しく装着されるガラスに連結される。割れたガラスを取り外すとき、ガラスに連結したフレームを手でもって、あるいは、後述する脱着装置を使用して割れたガラスを窓枠から取り外す。新しいガラスを装着するときは、ガラスに連結されたフレームを載台に載せて水平に支持した状態で、接着剤を塗布する等の作業をする。
【0023】
とくに、新しいガラスは、汚れたり傷ついたりするのを防止するために、あらかじめ表面にプラスチックシートを被覆している。本発明の作業台は、吸盤をガラスに吸着させるときに、このプラスチックシートを除去することなく、すなわち、吸着面とガラス表面との間にプラスチックシートを介在させた状態で吸盤を吸着させることができる。常識的に考えると、このようにプラスチックシートを介在させて重いガラスを吸着させると、吸盤がガラスから外れやすく、ガラスが落下する恐れがあり危険である。しかしながら本発明の作業台では、プラスチックシートを介在させてガラスを吸着しても、ガラスが吸盤から外れて落下するのを有効に防止できる。それは、本発明の作業台が、ガラスに吸着させた吸盤を直接持ってガラスを移動させるのではなく、フレームに連結された吸盤をガラスに吸着させて、このフレームを持ってガラスを移動させるからである。ガラスに吸着させた複数の吸盤を直接持ってガラスを移動させようとすると、各吸盤に作用する力の向きや大きさが一定方向とはならず、吸盤がガラスから外れやすくなる。これに対して、吸盤でガラスを吸着しているフレームを持ってガラスを移動させると、フレームに連結された複数の吸盤に作用する力の向きを一定にできると共に、作用する力を各々の吸盤にバランス良く分配できるので吸盤がガラスから外れるのを有効に防止できる。このように、プラスチックシートで被覆した状態でガラスを吸着する方法は、ガラスが汚れたり傷ついたりするのを有効に防止して極めて能率良く作業できると共に、質の高い作業が実現できる。
【0024】
(B) ガラスに連結したフレームを載台に載せて水平に支持する
(1) 吸盤40を介してガラスGに連結されたフレーム50を載台60の上方まで移動させる。このとき、ガラスに触れることなく、フレーム50を持ってガラスGを持ち運びできる。
(2) フレーム50の中間枠54を、載台60の載プレート62に設けた支持部63に連結して、吸盤40でガラスGを吸着しているフレーム50を、図2に示すように載台60に水平に載せる。
この状態で、ガラスGは、載台60に水平の姿勢で支持されており、周縁部に接着剤を塗布する等の作業を行う。とくに、プラスチックシートで被覆されているガラスは、周縁部のプラスチックシートを除去した後、接着剤を塗布する。周縁部に接着剤が塗布されたガラスは、フレームを手で持って窓枠に装着され、あるいは、後述する脱着装置を使用して窓枠に装着される。
【0025】
さらに、図7と図8に示す自動車ガラスの脱着装置は、自動車ガラスGを連結しているフレーム50を所定の位置に移動させて、自動車ガラスGを自動車の窓に配置する脱着機構80を備える。脱着機構80は、貨物自動車1と、この貨物自動車1の荷台2に装着している前後台3と、この前後台3に傾動できるように連結されて作業台のフレーム50を連結する傾動アーム5と、この傾動アーム5を傾動させる傾動機構6と、傾動アーム5を荷台2の横方向に移動させる横駆動機構7とを備える。
【0026】
貨物自動車1は、上下駆動機構8で上下に移動される荷台2を有する。上下駆動機構8は、荷台2を水平の姿勢に保持して上下に移動させる。また、荷台2を所定の高さに停止させる。図の上下駆動機構8は、貨物自動車1のシャーシ9と荷台2との間に連結している一対のXフレーム10と、上下シリンダー11とを備える。Xフレーム10は、図において右端を垂直面内で回転できるようにシャーシ9と荷台2に連結して、左端にはローラー12を設けている。ローラー12は、シャーシ9と荷台2に設けたレール13に沿って水平方向に移動する。上下シリンダー11は、下端をシャーシ9に連結して、ロッド11Aの上端を荷台2の下面に垂直面内で回転できるように連結している。この上下駆動機構8は、上下シリンダー11のロッド11Aを伸長して荷台2を持ち上げ、ロッド11Aを収縮して荷台2を降下させる。上下シリンダー11のロッド11Aを伸縮させる位置を制御して、荷台2の高さを調整する。上下シリンダー11は、油圧シリンダーまたは電動シリンダーである。油圧シリンダーは、制御弁を介して油圧ポンプに連結され、制御弁を開いて油圧ポンプでロッド11Aを伸長させて荷台2を上昇させる。また、油圧シリンダーは、制御弁を介してリターン回路に連結され、この制御弁を開いてロッド11Aを収縮させて荷台2を降下させる。電動シリンダーは、サーボモーターでロッドを伸縮させる。
【0027】
前後台3は、貨物自動車1の上下する荷台2に、前後に移動できるように搭載される。前後台3は、荷台2に脱着できるように装着され、あるいは脱着できないように連結される。図の前後台3は、本体フレーム3Aと、この本体フレーム3Aの後端から突出している突出アーム3Bとを備える。本体フレーム3Aは、荷台2に連結して設けているレール15に沿って走行する車輪14を両側に有する。この車輪14がレール15を走行して、本体フレーム3Aは荷台2の前後に移動される。レール15は、荷台2に連結される方形状の回動フレーム16の内側に設けている。すなわち、前後台3は、内側にレール15を備える回動フレーム16を介して荷台2に連結している。
【0028】
回動フレーム16は、内側にレール15を有する一対の縦フレーム16Aを複数の横フレーム16Bで連結した構造としている。回動フレーム16は、水平面内で回動できるように、水平回動機構33を介して荷台2に連結している。図8に示す回動フレーム16は、一対の縦フレーム16Aの前端を連結する横フレーム16Bの中央を回動軸34を介して荷台2に連結すると共に、各々の縦フレーム16Aの後端部を移動台車35と走行レール36を介して荷台2に連結している。移動台車35は、ベアリングを介して走行レール35に連結されており、回動フレーム16を走行レール35に沿ってスムーズに移動できるようにしている。移動台車35は、回動フレーム16を無理なく回動できるように、縦フレーム16Aの下面に、回転できるように連結している。さらに、移動台35車は、多少遊びのある状態で縦フレーム16Aに連結して、回動フレーム16をよりスムーズに回動できる。走行レール36は、移動台車35を走行させるレールで、ボルト止して、あるいは溶接して荷台2に固定している。この水平回動機構33は、回動軸34を中心として、回動フレーム16を図8の矢印Aで示す方向に回動させる。
【0029】
回動フレーム16は、たとえば、手で回動させることができる。手で移動される回動フレーム16は、図示しないが、位置決機構で所定の位置に停止させることができる。位置決機構は、回動フレーム16を特定の位置で停止させる機構で、回動した回動フレームを最適な位置で停止させて、動かないように一時的に固定する。ただ、回動フレームは、電動で回動させることもできる。以上のように、水平面内で回動する回動フレーム16は、前後台3の向きを微調整でき、より正確な位置に前後台3を移動できる特長がある。さらに、回動軸34と移動台車35と走行レール36とからなる水平回動機構33は、最も簡単な機構で回動フレーム16を回動できる。ただ、水平回動機構は、回動フレームを荷台に対して回動できる他の全ての機構とすることができる。
【0030】
さらに、図の脱着機構80は、本体フレーム3Aを前後に移動させるために、回動フレーム16と本体フレーム3Aとの間に前後シリンダー17を連結している。この前後シリンダー17は、ロッド17Aの先端を本体フレーム3Aに連結して、後端を回動フレーム16に連結している。前後シリンダー17は、油圧シリンダーや電動シリンダーで、制御回路で伸縮位置を制御する。この脱着装置は、前後シリンダー17を伸縮させて本体フレーム3Aを前後に移動できるので便利に使用できる。ただ、脱着装置は、本体フレームを手動で前後に移動させることもできる。
【0031】
図の前後台3は、荷台2の前後方向に配設された一対の縦筒18を横フレーム19で連結して本体フレーム3Aとしている。縦筒18は、荷台2の前後方向に延びる金属製の角パイプで、後端と先端と中央部に横フレーム19を溶接して固定している。本体フレーム3Aは、縦筒18の両側に車輪14を固定している。さらに、縦筒18には、伸縮ロッド20を伸縮できるように連結して、この伸縮ロッド20の後端に作業台のフレーム50を連結できるようにしている。
【0032】
伸縮ロッド20は、縦筒18に出し入れできるように挿入された金属製の角パイプで、一対の縦筒18にそれぞれ挿入されている。一対の伸縮ロッド20は、先端側を縦筒18に挿入すると共に、後端を連結ロッド27で連結している。さらに、伸縮ロッド20は、後端に、フレーム50を連結して支持するフック37を連結している。図9に示す伸縮ロッド20は、フック37を脱着できるように連結している。さらに、図に示すフック37は、弾性体38であるコイルスプリングを介して、弾性的に伸縮できるように伸縮ロッド20に連結している。伸縮ロッド20は、後端にフック37を連結した状態で、図7に示すように、フック37に第1縦枠51を挿入してフレーム50の下部が連結される。さらに、伸縮ロッド20に連結されたフレーム50の上部は、線材39を介して傾動アーム5に連結される。すなわち、フレーム50は、伸縮ロッド20の後端のフック37で第1縦枠51が支持されると共に、傾動アーム5に連結された線材39で第2縦枠52が張支されて、自動車ガラスGを図に示す傾斜姿勢に保持する。
【0033】
さらに、この脱着機構80は、伸縮ロッド20の後端のフック37にフレーム50の下部を連結した状態で、図7の矢印Cで示す方向にフレーム50を傾斜させて、伸縮ロッド20を作業台として使用することもできる。この状態で、自動車ガラスGは、水平に近い姿勢で支持されるので、周縁部に接着剤を塗布する等の作業を行うことができる。伸縮ロッド20の後端に連結されるフック37は、連結したフレーム50を図の矢印Cで示す方向に傾斜させても、フレーム50が外れない形状とすることができる。
【0034】
突出アーム3Bは、本体フレーム3Aから後方に突出するように、本体フレーム3Aの後端に溶接して固定される。突出アーム3Bは、後方に向かって上り勾配に傾斜する姿勢で、本体フレーム3Aに固定される。突出アーム3Bは、傾動アーム5を短くするために、前後台3に設けている。したがって、突出アーム3Bのある前後台3は、傾動アーム5を短くして強靭な構造にできる。ただ、本発明の脱着装置は、前後台に突出アームを設けることなく、本体フレームに直接に傾動アームを連結することもできる。
【0035】
傾動アーム5は、前後台3である突出アーム3Bの後端部に、傾動できると共に横方向に移動できるように装着される。図の脱着機構80は、2本の傾動アーム5を突出アーム3Bに連結している。傾動アーム5は、回転軸21を介して突出アーム3Bに連結される。回転軸21の両端に、回転軸21に直交して傾動アーム5を連結している。回転軸21は、前後台3である突出アーム3Bの後端部に設けている貫通孔に、回転できると共に軸方向に移動できるように挿入している。回転軸21が回転されると、これに固定している傾動アーム5が傾動される。また、回転軸21が軸方向に移動されると、傾動アーム5は横方向に移動される。
【0036】
傾動アーム5の先端は、フレーム50に連結している。図に示す傾動アーム5は、線材39を介してフレーム50の上部に連結している。ただ、傾動アームの先端は、図示しないが、ロッドを介してフレームに連結することもできる。線材39は、たとえば、ワイヤー等の充分な強度を有する線材で、フック等の連結具を介して、脱着できるように傾動アーム5とフレーム50とに連結される。傾動アーム5は、先端に連結リングやフック等の連結具24を設けて、線材39を脱着できるように連結している。さらに、フレーム50は、上側に連結した吸盤40に線材39を連結して、この吸盤40を介して線材39を連結している。フレーム50の上側に連結される吸盤40は、図5に示すように、固定プレート42に連結リング46を固定して設けており、この連結リング46に線材39を連結している。ただ、線材は、直接にフレームに連結することもできる。
【0037】
傾動機構6は、傾動アーム5を傾動させて、伸縮ロッド20の先端に連結しているフレーム50の水平面に対する角度、すなわち傾斜角を調整する。自動車のフロントガラスは、ほとんど例外なく傾斜して固定される。このため、脱着機構80は、吸着する自動車ガラスGを自動車の窓枠に合わせて傾斜させる必要がある。図の傾動機構6は、回転軸21に回転しないように固定している駆動アーム28と、この駆動アーム28に連結している傾動シリンダー29とを備える。傾動シリンダー29は、ロッド29Aの先端を駆動アーム28に連結して、後端を前後台3の本体フレーム3Aに垂直面内で回動できるように連結している。傾動シリンダー29は、油圧シリンダーや電動シリンダーである。これ等のシリンダーは、前述した前後シリンダー17と同じように、制御回路で伸縮する長さが制御されて、回転軸21の回転角を制御する。すなわち、傾動シリンダー29は、駆動アーム28を駆動して、回転軸21を回動し、回動する回転軸21が傾動アーム5を所定の角度に傾動させる。
【0038】
傾動機構6は、傾動アーム5を傾動させて、フレーム50の傾斜角を調整する。傾動アーム5が、図7の矢印Aで示す方向に傾動されると、フレーム50は、図の矢印Bで示す方向に傾動されて、自動車ガラスが傾斜した姿勢になる。逆に、傾動アーム5が、図7の矢印Aと反対の方向に傾動されると、フレーム50は、図の矢印Bと反対の方向に傾動されて、自動車ガラスが垂直の姿勢に近ずく。ただし、フレーム50の傾斜角は、傾動アーム5の傾動角だけでなく、線材39の長さと、伸縮ロッド20を引き出す長さによっても決定される。たとえば、伸縮ロッド20の引き出し量を小さくし、あるいは線材39を長くすると、フレーム50の水平面に対する傾斜角は小さくなり、逆に、伸縮ロッド20の引き出し量を大きくし、あるいは線材39を短くすると、フレーム50の傾斜角は大きくなる。したがって、脱着機構80は、自動車ガラスを脱着する自動車のタイプに応じてフレーム50の傾斜角が最適となるように、伸縮ロッド20の引き出し量と線材39の長さを決定し、傾動機構6で傾動アーム5を傾動させて、フレーム50の傾斜角を微調整することができる。
【0039】
さらに、図に示す傾動アーム5は、先端にホルダー25を設けている。このように、先端にホルダー25を備える傾動アーム5は、図示しないが、このホルダー25に吸盤を連結して、この吸盤でガラスを吸着して脱着することもできる。このように、先端に吸盤を連結できる傾動アーム5は、弾性的に伸縮できるように回転軸21の両端に連結される。図に示す傾動アーム5は、軸方向に移動できる直動ベアリング22と弾性体23を介して回転軸21に連結される。直動ベアリング22は、回転軸21の両端に固定されて、傾動アーム5を軸方向に移動させる。弾性体23は、コイルスプリングで、傾動アーム5をコイルスプリングに挿入している。コイルスプリングである弾性体23は、傾動アーム5を弾性的に伸縮させる。ただ、先端に吸盤を連結しない傾動アームは、必ずしも弾性的に伸縮できるように回転軸の両端に連結する必要はない。
【0040】
横駆動機構7は、回転軸21を軸方向に移動させる。横方向に移動する傾動アーム5は、先端に連結された線材39でフレーム50を引っ張る状態で、フレーム50を横方向に移動させる。回転軸21の軸方向は、水平で横方向となるので、この横駆動機構7は、フレーム50を荷台2に対して横方向に移動させる。フレーム50に連結している自動車ガラスGを、装着しようとする自動車の窓枠にピッタリと一致させるためである。貨物自動車1の停止位置を調整して、自動車ガラスGとこれを装着する自動車との横方向の位置調整はできる。しかしながら、現実に貨物自動車1の位置を正確にピッタリと一致させるのは極めて難しい。自動車ガラスGを連結したフレーム50を自動車の窓枠に接近させて、横駆動機構7でフレーム50を横方向に移動して自動車ガラスGを正確に装着位置に一致させる。
【0041】
図の横駆動機構7は、回転軸21と平行に配設しているネジ棒30と、このネジ棒30にねじこまれて回転軸21に連結しているナット材31と、ネジ棒30を回転するモーター32とを備える。ナット材31は、回転軸21に移動しないように連結している。モーター32はサーボモーターで、ネジ棒30を回転させてナット材31をネジ棒30に沿って軸方向に移動させる。ナット材31は、回転軸21に連結しているので、回転軸21はナット材31と一緒に軸方向、すなわち横方向に移動する。モーター32は、制御回路(図示せず)で制御されて、正逆に回転される。モーター32の回転位置を制御して、ナット材31の位置を制御できる。
【0042】
以上の脱着装置は、ボンネットタイプの自動車ガラスG、いいかえると3ボックスカーや2ボックスカー等の乗用車タイプのフロントガラスの脱着に便利に使用できる。とくに、ボンネットタイプの自動車は、フロントガラスがボンネットから後退する位置にあるので、このタイプの自動車に自動車ガラスGを脱着するときは、伸縮ロッド20を伸長して自動車ガラスGを脱着する。
【0043】
以上の脱着装置は、以下のようにして、自動車ガラスを自動車に装着する。
(1) 図3ないし図5に示すように、自動車ガラスGに吸盤40を介してフレーム50を連結する。フレーム50は、前述の(A)に記載する工程で自動車ガラスGに連結される。
(2) 自動車ガラスGに連結したフレーム50を、図2に示すように載台60に載せて水平に支持する。この状態で、自動車ガラスGの周縁部に接着剤を塗布する。プラスチックシートで被覆されているガラスは、周縁部のプラスチックシートを除去した後、接着剤を塗布する。
(3) 貨物自動車1を自動車の前方に移動させて、縦筒18から伸縮ロッド20を引き出す。伸縮ロッド20の後端に、フック37を装着する。フレーム50の下部を伸縮ロッド20の後端のフック37に引っかけて、フレーム50を伸縮ロッド20の後端に連結する。フレーム50は、たとえば、第1縦枠51をフック37に挿入して連結される。
(4) フレーム50の上部を傾動アーム5の先端に連結する。フレーム50の上部と傾動アーム5の先端は、たとえば、線材39を張設して連結する。
(5) 水平回動機構33で回動フレーム16を回動させて、前後台3の向きを調整する。
(6) 傾動機構6で傾動シリンダー29のロッド29Aを出し入れして、フレーム50の傾斜角を調整する。この工程で、自動車ガラスGの傾斜角を自動車の窓枠に調整する。
(7) フレーム50を横方向に移動して、自動車ガラスGの横位置を正確に調整する。このとき、横駆動機構7を駆動して、自動車ガラスGを連結しているフレーム50を楽に移動して横位置を調整できる。
(8) 荷台2を上下させて、自動車ガラスGの上下位置を調整する。
ただし、(5)〜(8)の工程は、必ずしもこの順番に行う必要はなく、これらの工程を順不同に行って、自動車ガラスの姿勢と位置を調整する。
(9) 自動車ガラスGを窓枠の前方の接近位置に配設した後、前後台3を後退させて、自動車ガラスGを窓枠の正確な位置に装着する。
(10) 自動車ガラスGを窓枠に固定した後、吸盤40の吸着を解除し、前後台3を前進させてフレーム50を自動車ガラスGから分離する。
【0044】
割れた自動車ガラスを外すときは、以下のようにする。
(1) 前述の(A)に記載する工程で、自動車ガラスGに吸盤40を介してフレーム50を連結する。
(2) 貨物自動車1を自動車の前方に移動させて、縦筒18から伸縮ロッド20を引き出す。伸縮ロッド20の後端に、フック37を装着する。その後、荷台2を上下させて上下位置を、水平回動機構33で前後台3の向きを調整して、伸縮ロッド20の後端のフック37をフレーム50の下部に位置させる。
(3) フレーム50の下部を伸縮ロッド20の後端のフック37に引っかけて、フレーム50を伸縮ロッド20の後端に連結すると共に、フレーム50の上部を傾動アーム5の先端に連結する。フレーム50の上部と傾動アーム5の先端は、たとえば、線材39を張設して連結する。
(4) 自動車ガラスGを自動車の窓枠から外した後、前後台3を前進させて自動車ガラスGを窓枠から引き離す。
【0045】
さらに、本発明の脱着装置は、図9に示すように、伸縮ロッドの後端部に、水平台70を脱着できるように連結することもできる。この水平台70は、方形状に枠組みされた枠材71の上面に平板72を固定している。水平台70の横幅は、伸縮ロッド20の間隔よりも十分に広く、この上に作業者が立って作業できる広さとしている。伸縮ロッド20は、この水平台70を脱着自在に連結するために、後端部に連結部26を設けている。図に示す連結部26は、伸縮ロッド20の上方に平行に配設された角パイプで、この角パイプの後端を伸縮ロッド20の後端に溶着して固定している。連結部26である角パイプは、伸縮ロッド20に平行であって、離れた状態で伸縮ロッド20に固定されている。また、水平台70は、この連結部26を挿入するために、横方向に延長された一対の枠材71の対向する位置に連結孔73を開口して設けている。
【0046】
この構造の水平台70は、伸縮ロッド20を引き出した状態で、伸縮ロッド20の上側に固定した連結部26を枠材71の連結孔73に挿入して伸縮ロッド20に連結される。したがって、連結部26は、対向して開口された一対の連結孔73に挿入できる充分な長さを有する。この構造で連結される水平台70は、伸縮ロッド20に確実に連結できる。さらに、水平台70は、使用後、伸縮ロッド20から取り外されると共に、伸縮ロッド20は、縦筒18に挿入して収納される。図9に示す縦筒18は、上下2段の角パイプで構成されており、下段のパイプを伸縮ロッド20の挿入部とすると共に、上段の角パイプを連結部26の挿入部としている。この構造の縦筒18は、連結部26を備える伸縮ロッド20をコンパクトに収納できる。
【0047】
このように、伸縮ロッド20に連結される水平台70は、高所作業する時の足場として極めて便利に使用できる特長がある。それは、貨物自動車1で移動できると共に、荷台2の上下を操作して水平台70の上下位置を極めて簡単に調整できるからである。とくに、バスやトラックは、運転席が高い位置にあるため、フロントガラスの位置も高く、この高い位置での作業は困難である。このように水平台70を装着して上下に移動できる脱着装置は、従来のように足場を組む必要がなく、簡単に実現できるな足場として極めて便利に使用できる。
【0048】
【発明の効果】
本発明のガラスの作業台は、種々の形状のガラスを安定して水平に支持して安全に作業できると共に、ガラスを傷つけたり汚したりすることなく極めて能率良く作業できる特長がある。それは、本発明の作業台が、ガラスの表面に吸着される複数の吸盤を連結しているフレームと、このフレームを水平に載せる載台とを備え、吸盤でガラスを吸着しているフレームを載台の上面に水平に載せるようにしているからである。この構造の作業台は、ガラスを直に台に載せるではなく、吸盤でガラスを吸着しているフレームを載台に載せて水平に支持している。このため、ガラスを載台に接触させて傷つけたり汚したりすることなく、しかも種々の形状のガラスであっても安定して支持できる。さらに、本発明の作業台は、吸盤とフレームと載台とで構成されるので、便利に持ち運びできると共に、現場等で機能的に使用して作業の能率を向上できる特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のガラスの作業台の一例を示す正面図
【図2】 本発明の一実施例にかかるガラスの作業台の使用例を示す斜視図
【図3】 図2に示すガラスの作業台の平面図
【図4】 吸盤でガラスを吸着する状態を示す平面図
【図5】 吸盤でガラスを吸着する状態を示す側面図
【図6】 図2に示すガラスの作業台の載台を示す斜視図
【図7】 本発明の一実施例にかかる自動車ガラスの脱着装置の使用例を示す側面図
【図8】 図7に示す自動車ガラスの脱着装置の平面図
【図9】 伸縮ロッドの後端部に水平台を連結する状態を示す底面斜視図
【符号の説明】
1…貨物自動車
2…荷台
3…前後台 3A…本体フレーム 3B…突出アーム
5…傾動アーム
6…傾動機構
7…横駆動機構
8…上下駆動機構
9…シャーシ
10…Xフレーム
11…上下シリンダー 11A…ロッド
12…ローラー
13…レール
14…車輪
15…レール
16…回動フレーム 16A…縦フレーム 16B…横フレーム
17…前後シリンダー 17A…ロッド
18…縦筒
19…横フレーム
20…伸縮ロッド
21…回転軸
22…直動ベアリング
23…弾性体
24…連結具
25…ホルダー
26…連結部
27…連結ロッド
28…駆動アーム
29…傾動シリンダー 29A…ロッド
30…ネジ棒
31…ナット材
32…モーター
33…水平回動機構
34…回動軸
35…移動台車
36…走行レール
37…フック
38…弾性体
39…線材
40…吸盤
41…吸盤本体 41A…吸着面
42…固定プレート 42A…プレート本体 42B…折曲部
43…グリップ
44…エアーポンプ
45…連結フック
50…フレーム
51…第1縦枠
52…第2縦枠
53…外枠
54…中間枠
55…連結片
56…ピン
60…載台
61…脚
62…載プレート
63…支持部
64…突出片
70…水平台
71…枠材
72…平板
73…連結孔
80…脱着機構
91…Xフレーム
92…支持パイプ
93…連結パイプ
G…ガラス[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention Car Work used to remove and remove the lath On the table Related.
[0002]
[Prior art]
Automobile glass may break during travel. The broken car glass is replaced with a new one. At this time, it is necessary to remove the broken automobile glass and install a new one. The windshield of an automobile glass is most easily broken. Unfortunately, the windshield is the largest and heaviest glass. In particular, the windshields of buses and trucks are extremely heavy, and the replacement work is extremely hard work. The largest and heaviest windshield is for sightseeing buses, and the main car glass is about 100kg or more.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Heavy automobile glass has a suction cup fixed to the surface, and the operator removes the suction cup from the automobile with the operator and moves it to a fixed position of the automobile. This work is not only very hard work, but it can damage the body when broken glass comes into contact with the car and it can break when new glass is dropped. For this reason, it is necessary to work very carefully, and the actual situation is that it takes a lot of time and effort. Furthermore, since automobile glass is extremely heavy, it is actually difficult to set it in place accurately. In the automobile manufacturing process, you can use a robot to set the car glass at a fixed position, but because the removal and removal of broken car glass is an on-site work, the robot, etc. cannot be used. It is the actual situation.
[0004]
Furthermore, in the operation | work which mounts a new vehicle glass in a motor vehicle, the motor vehicle glass is fixed to the window frame of a motor vehicle with the adhesive agent. At this time, the automobile glass is preliminarily coated with an adhesive. However, this operation cannot be performed with the glass upright. This is because the adhesive cannot be applied to the lower end of the glass. Therefore, the operation of applying the adhesive needs to be performed with the automobile glass in a horizontal posture. However, if the vehicle glass is placed on the upper surface of a table or the like in order to horizontally support the vehicle glass, the vehicle glass has a curved shape and cannot be supported stably.
[0005]
For this reason, conventionally, for example, an automobile glass G is placed on a work table having the structure shown in FIG. 1, and an adhesive is applied to the peripheral portion so that the car glass G is horizontally supported by the work table. It was. In the work table shown in this figure, opposed upper ends of a pair of
[0006]
However, in the work table having this structure, since the support pipe is in direct contact with the automobile glass, the automobile glass may be damaged at the contact portion. The support pipe can be covered with a buffer member, but it cannot completely eliminate the harmful effect of damaging the automobile glass. Further, when the support pipe comes into contact with the automobile glass, the automobile glass may be soiled. When new automobile glass becomes dirty, it is necessary to remove the dirt, which increases the labor of the work and decreases the work efficiency.
[0007]
Furthermore, since the car glass has various curved shapes and sizes depending on the type of car and the car type, the work table shown in the figure cannot stably support all the car glass. A work table that cannot stably support automobile glass is dangerous because heavy automobile glass is tilted or wobbled during work, and it cannot work accurately. Furthermore, this work table also has a hard time moving the automobile glass after the work of applying the adhesive is finished. This is because it is necessary to adsorb the lower surface of the automobile glass with a suction cup in the figure and move the automobile glass with the suction cup. In particular, since the automobile glass having an adhesive applied to the peripheral portion needs to move so as not to touch this portion, this also makes the movement of the automobile glass difficult.
[0008]
The present invention has been developed for the purpose of solving such drawbacks. An important object of the present invention is that the glass of various shapes can be supported stably and horizontally to work safely, and the work can be done very efficiently without damaging or soiling the glass. Automobile Glass work Stand It is to provide.
Another important object of the present invention is that it can be easily and easily moved even with heavy glass, and can be accurately and safely mounted on a window frame. Automobile Glass work Stand It is to provide.
Furthermore, another important object of the present invention is that it can be conveniently carried and can be used functionally in the field to improve work efficiency. Automobile Glass work Stand It is to provide.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The glass work table of the present invention includes a plurality of
[0010]
The
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. However, the embodiment shown below exemplifies the desorbing device for the automobile glass G for embodying the technical idea of the present invention, and the present invention does not specify the desorbing device as described below.
[0012]
Further, in this specification, in order to facilitate understanding of the scope of claims, the numbers corresponding to the members shown in the embodiments are referred to as “claims” and “means for solving the problems”. It is added to the member shown by. However, the members shown in the claims are not limited to the members in the embodiments.
[0013]
The work table shown in FIGS. 2 to 5 has a plurality of
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The total length of the vertical frame is preferably substantially equal to or larger than the width of the glass G to be adsorbed. This is because the
[0017]
The first
[0018]
The second
[0019]
However, it is not always necessary to connect the second vertical frame with a structure that allows the suction cup to be attached and detached, and the suction cup can also be fixed. The suction cups connected so as not to be detachable from the second vertical frame are preferably connected so as to be rotatable in the direction indicated by the arrow in FIG. This frame can be sucked by rotating the suction cups connected to the second vertical frame so that a plurality of suction cups located above and below are brought into close contact with the curved automotive glass surface.
[0020]
Further, in the
[0021]
As shown in FIGS. 2 and 6, the mounting table 60 includes a pair of
[0022]
The work table having the above structure is used as follows.
(A) Connect the frame by adsorbing the suction cup to the glass.
(1) The
(2) The second
(3) The
As described above, the
[0023]
In particular, new glass is pre-coated with a plastic sheet to prevent it from becoming dirty or damaged. The work bench of the present invention can adsorb the suction cup without removing the plastic sheet when the suction cup is adsorbed to the glass, that is, with the plastic sheet interposed between the adsorption surface and the glass surface. it can. From a common sense, if a heavy glass is adsorbed through a plastic sheet in this way, the suction cup is likely to come off from the glass, and there is a danger that the glass may fall. However, in the workbench of the present invention, even if the glass is adsorbed by interposing a plastic sheet, the glass can be effectively prevented from falling off the suction cup. It is because the work table of the present invention does not directly move the glass by holding the suction cup adsorbed on the glass, but adsorbs the suction cup connected to the frame to the glass and moves the glass by holding this frame. It is. If an attempt is made to move the glass by directly holding a plurality of suction cups adsorbed on the glass, the direction and magnitude of the force acting on each suction cup will not be a fixed direction, and the suction cups will easily come off the glass. On the other hand, when the glass is moved while holding the frame that adsorbs the glass with the suction cups, the direction of the force acting on the plurality of suction cups connected to the frame can be made constant, and the acting force can be applied to each suction cup. Therefore, it is possible to effectively prevent the suction cup from being detached from the glass. As described above, the method of adsorbing glass in a state where it is covered with a plastic sheet can effectively prevent the glass from being stained or damaged, and can work very efficiently, and can realize high-quality work.
[0024]
(B) Place the frame connected to the glass on the platform to support it horizontally
(1) The
(2) The
In this state, the glass G is supported on the mounting table 60 in a horizontal posture, and performs an operation such as applying an adhesive to the peripheral edge. In particular, the glass coated with the plastic sheet is coated with an adhesive after the peripheral plastic sheet is removed. The glass whose adhesive is applied to the peripheral edge is attached to the window frame by holding the frame by hand, or is attached to the window frame using a desorption device described later.
[0025]
7 and 8 includes a
[0026]
The lorry 1 has a
[0027]
The front and
[0028]
The rotating
[0029]
The rotating
[0030]
Further, the
[0031]
The front /
[0032]
The
[0033]
Further, the
[0034]
The
[0035]
The
[0036]
The tip of the
[0037]
The tilting mechanism 6 tilts the tilting
[0038]
The tilt mechanism 6 adjusts the tilt angle of the
[0039]
Furthermore, the tilting
[0040]
The
[0041]
The illustrated
[0042]
The above-described detaching apparatus can be conveniently used for detaching a bonnet type automobile glass G, in other words, a passenger car type windshield such as a 3-box car or a 2-box car. In particular, since the bonnet type automobile is located at a position where the windshield retracts from the bonnet, when the automobile glass G is detached from this type of automobile, the
[0043]
The above demounting apparatus attaches the automobile glass to the automobile as follows.
(1) As shown in FIGS. 3 to 5, the
(2) The
(3) Move the lorry 1 to the front of the car and pull out the
(4) Connect the upper part of the
(5) The
(6) The tilt angle of the
(7) The
(8) The
However, the steps (5) to (8) are not necessarily performed in this order, and these steps are performed in random order to adjust the posture and position of the automobile glass.
(9) After the automobile glass G is disposed at the approach position in front of the window frame, the front and
(10) After the automobile glass G is fixed to the window frame, the suction of the
[0044]
When removing the broken car glass, do as follows.
(1) The
(2) Move the lorry 1 to the front of the car and pull out the
(3) Hook the lower part of the
(4) After the automobile glass G is removed from the window frame of the automobile, the front and
[0045]
Furthermore, as shown in FIG. 9, the detaching apparatus of the present invention can be connected to the rear end of the telescopic rod so that the
[0046]
The
[0047]
Thus, the
[0048]
【The invention's effect】
The glass worktable of the present invention has the feature that it can work safely by supporting various shapes of glass stably and horizontally, and can work very efficiently without damaging or soiling the glass. The work table of the present invention comprises a frame connecting a plurality of suction cups adsorbed on the surface of the glass and a mounting table on which the frame is placed horizontally, and a frame on which the glass is adsorbed by the suction cups. This is because it is placed horizontally on the upper surface of the table. The work table having this structure does not place the glass directly on the table, but supports the frame by sucking the glass with a suction cup on the table and horizontally supporting it. For this reason, even if it is glass of various shapes, it can support stably, without making glass contact a mounting table and being damaged or soiling. Furthermore, the present invention Workbench Since it is composed of a suction cup, a frame, and a platform, it can be conveniently carried and has the advantage that it can be used functionally at the site to improve work efficiency.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view showing an example of a conventional glass work table.
FIG. 2 is a perspective view showing an example of use of a glass work table according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a plan view of the glass work table shown in FIG.
FIG. 4 is a plan view showing a state in which glass is adsorbed by a suction cup.
FIG. 5 is a side view showing a state in which glass is adsorbed by a suction cup.
6 is a perspective view showing the glass work table shown in FIG. 2. FIG.
FIG. 7 is a side view showing an example of use of an automobile glass desorption apparatus according to an embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a plan view of the automobile glass desorption apparatus shown in FIG.
FIG. 9 is a bottom perspective view showing a state in which a horizontal base is connected to the rear end portion of the telescopic rod.
[Explanation of symbols]
1 ... Lorry
2. Loading platform
3 ... Front and
5 ... Tilting arm
6 ... Tilt mechanism
7 ... Lateral drive mechanism
8 ... Vertical drive mechanism
9 ... Chassis
10 ... X frame
11 ... Upper and
12 ... Roller
13 ... Rail
14 ... wheel
15 ... Rail
16 ... Rotating
17 ...
18 ... Vertical cylinder
19 ... Horizontal frame
20 ... telescopic rod
21 ... Rotating shaft
22 ... Linear motion bearing
23 ... Elastic body
24 ... Connector
25 ... Holder
26 ... connection part
27 ... Connecting rod
28 ... Drive arm
29 ...
30 ... Screw rod
31 ... Nut material
32 ... Motor
33 ... Horizontal rotation mechanism
34 ... Rotating shaft
35 ... Moving cart
36 ... Running rail
37 ... Hook
38 ... Elastic body
39 ... Wire
40 ... sucker
41 ...
42 ... Fixed
43 ... Grip
44 ... Air pump
45 ... Connecting hook
50 ... Frame
51 ... 1st vertical frame
52 ... Second vertical frame
53 ... Outer frame
54 ... Intermediate frame
55. Connecting piece
56 ... pin
60 ... stage
61 ... Leg
62 ... Loading plate
63 ... support part
64 ... protruding piece
70 ... Horizontal stand
71 ... Frame material
72 ... Flat plate
73. Connecting hole
80 ... Desorption mechanism
91 ... X frame
92 ... Support pipe
93 ... Connection pipe
G ... Glass
Claims (5)
フレーム (50) は、一対の縦枠を横枠で連結して、縦枠の中間に、一対の中間枠 (54) を連結しており、
載台 (60) には一対の中間枠 (54) を支持する支持部 (63) を設けて、中間枠 (54) を支持部 (63) に載せて、フレーム (50) を載台 (60) に載置するようにしており、
さらに載台 (60) は、一対の脚 (61) と、一対の脚 (61) の上端に連結している載プレート (62) とを備え、
かつ、載プレート (62) は上面を平面状として、縦方向の両端から外側に突出して突出片 (64) を設けて、この突出片 (64) の上面と載プレート (62) の端面とでフレーム (50) の中間枠 (54) を支持する支持部 (63) を構成しており、
さらに、載プレート (62) の縦方向の幅は、一対の中間枠 (54) の内側の間隔にほぼ等しくして、一対の中間枠 (54) の内側に載プレート (62) を嵌入する状態で中間枠 (54) を載プレート (62) の両端の支持部 (63) に装着して支持する構造としており、 載台(60) に、吸盤(40)でガラス(G)を吸着しているフレーム(50)を水平に載せるようにしてなる自動車ガラスの作業台。A plurality of suction cups (40) adsorbed so as to be detachable from the surface of the glass (G), a frame (50) connecting these suction cups (40), and a mounting on which the frame (50) is mounted horizontally (60) and
The frame (50) connects a pair of vertical frames with a horizontal frame, and connects a pair of intermediate frames (54) in the middle of the vertical frame ,
The mounting table (60) is provided with a support portion (63) that supports the pair of intermediate frames (54) , the intermediate frame (54) is mounted on the support portion (63) , and the frame (50) is mounted on the mounting table (60 ) has to be placed on,
The mounting table (60) further includes a pair of legs (61) and a mounting plate (62) connected to the upper ends of the pair of legs (61) .
The mounting plate (62) has a flat upper surface and protrudes outward from both ends in the vertical direction to provide a protruding piece (64) .The upper surface of the protruding piece (64) and the end surface of the mounting plate (62) It constitutes a support part (63) that supports the intermediate frame (54 ) of the frame (50) ,
Furthermore, the width in the vertical direction of the mounting plate (62) is substantially equal to the inside width between the pair of intermediate frame (54), fitting the plate (62) mounting the inner side of the pair of intermediate frame (54) state The intermediate frame (54) is attached to and supported by the support portions (63) at both ends of the mounting plate (62) .The glass (G) is adsorbed to the mounting table (60) by the suction cup (40). An automotive glass workbench in which the frame (50) is placed horizontally.
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