JP2009130885A - リモコン送信機およびこれを備えた放送受信システム - Google Patents

Abstract

【課題】放送受信機等からのＥＰＧ情報の転送を要しないで、ＥＰＧ情報を取得することが可能なリモコン送信機、およびこれを用いた放送受信システムを提供する。
【解決手段】放送を受信する放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機において、該放送に関するＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得する、情報取得部を備えたリモコン送信機、および、このようなリモコン送信機と放送受信機を備えた放送受信システムとする。
【選択図】図２

Description

本発明は、放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機、およびこれを備えた放送受信システムに関し、特に、ＥＰＧ情報を利用するものに関する。

従来、例えば地上波デジタル放送によるサービス等として、ＥＰＧ［Electric Program Guide：電子番組表］情報の放送（ＥＰＧ放送）が行われている。ＥＰＧ放送によれば、ユーザは最新の番組情報を手に入れることが容易となり、利便性を大きく向上させることが可能となっている。

ここで例えばテレビ番組に係るＥＰＧについては、テレビ番組を表示させるためのディスプレイに表示させることが一般的になされている。しかしこの方法では、ＥＰＧの表示によってテレビ番組の視聴が妨げられることから、例えば特許文献１には、番組表示・選択装置にＥＰＧを表示させるものが提案されている。

より具体的には、デジタル放送受信機により取得されたＥＰＧ情報を番組表示・選択装置（リモコン送信機に相当）に赤外線転送し、番組表示・選択装置は、当該転送によって取得したＥＰＧ情報に基づいて、ＥＰＧを表示させることとしている。これによれば、テレビ番組を表示させるためのディスプレイにＥＰＧを表示させなくても良いから、テレビ番組の視聴が妨げられずに済む。また通常ユーザの手元に置かれているリモコン送信機にＥＰＧが表示されるため、ユーザにとって便利が良い。

また特許文献２には、テレビ受信機とリモコンから成る双方向リモコンシステムにおいて、広告情報のような表示時間や回数などの表示条件のある表示情報を、リモコンで表示可能とするものが提案されている。
特開２０００−２２４５０４号公報 特開２００１−４５３２２号公報

上述した特許文献１に提案されているものによれば、先ずリモコン送信機とは別の放送受信機がＥＰＧ放送を受信し、その後に、ＥＰＧ情報をリモコン送信機に転送することで、リモコン送信機がＥＰＧ情報を取得するようになっている。そのため、リモコン送信機にＥＰＧを表示させるまでに比較的多くの時間を要することになる。特にＥＰＧ情報の量が多いような場合に、この問題は顕著となる。

また赤外線を媒体として当該転送を行う場合、転送を確実に実行させるため、放送受信機の送信部とリモコンの受信部とを、互いに転送完了まで対面させておく（通信経路を確保しておく）必要がある。なお特許文献２に提案されているものでは、テレビ受信機とリモコンとの通信方法が限定されていないが、上述の場合と同様の問題を有している。

本発明は上記の問題点に鑑み、放送受信機等からのＥＰＧ情報の転送を要しないで、ＥＰＧ情報を取得することが可能なリモコン送信機、およびこれを用いた放送受信システムの提供を目的とする。

上記目的を達成するため、本発明に係るリモコン送信機は、放送を受信する放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機において、該放送に関するＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得する、情報取得部を備えた構成（第１の構成）とする。

本構成によれば、放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機でありながら、その放送に関するＥＰＧ情報を取得することが可能となる。そして更に、ＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得するから、放送受信機等からのＥＰＧ情報の転送を要しないで、ＥＰＧ情報を取得することが可能である。

また上記第１の構成において、ユーザによって操作がなされる操作部と、該操作の内容に応じて前記ＥＰＧ情報を処理する情報処理部と、を備えた構成（第２の構成）としてもよい。本構成によれば、取得されたＥＰＧ情報の処理において、ユーザの意図を反映させることが可能となる。

また上記第２の構成において、前記ＥＰＧ情報に基づいてＥＰＧを表示する表示部を備えた構成（第３の構成）としてもよい。本構成によれば、放送受信機にＥＰＧを表示させることなく、ＥＰＧを見ることが可能となる。

また上記第３の構成において、前記表示のＯＮ／ＯＦＦを切り替える切替部を備えた構成（第４の構成）としてもよい。本構成によれば、ＥＰＧの表示が必要であるか否かに応じてＯＮ／ＯＦＦを切替可能とすることにより、無駄な表示を抑えることが可能となり、電力消費を極力抑えることが可能となる。なお「ＯＮ」は表示がなされている状態を指し、「ＯＦＦ」は表示がなされていない状態を指すものとする。

また上記第３の構成において、前記操作部において何れの操作もなされない時間が、所定時間に達した場合に前記表示をＯＦＦとする自動切替部を備えた構成（第５の構成）としてもよい。

本構成によれば、例えばＥＰＧ表示の停止が忘れられた場合であっても、いつまでも表示が継続する事態を防ぐことが可能となる。そのため、無駄な電力消費を極力抑えることが可能となる。

また上記第１から第５の何れかの構成に係るリモコン送信機と、前記放送受信機と、を備えた構成（第６の構成）の放送受信システムであれば、上記構成に係る利点を享受することができる。

また上記第６の構成において、前記リモコン送信機は、前記ＥＰＧ情報を、前記放送受信機に無線送信するものであり、前記放送受信機は、該ＥＰＧ情報を無線受信してＥＰＧを表示させる構成（第７の構成）としてもよい。本構成によれば、例えばユーザの指示に応じて、放送受信機がＥＰＧを表示させるようにしておくことで、より利便性を向上させることが可能となる。

また本発明に係るリモコン送信機は、電気機器を遠隔操作するリモコン送信機において、ＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得する情報取得部を備えた構成（第８の構成）とされていてもよい。

上述の通り、本発明に係るリモコン送信機によれば、放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機でありながら、その放送に関するＥＰＧ情報を取得することが可能となる。そして更に、ＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得するから、放送受信機等からのＥＰＧ情報の転送を要しないで、ＥＰＧ情報を取得することが可能である。

本発明の実施形態について、テレビ放送受信システムを例に挙げて、以下に説明する。当該テレビ放送受信システムの構成図を図１に示す。本図に示すようにテレビ放送受信システム９は、リモコン送信機１とテレビ放送受信機２を有している。

リモコン送信機１は、ＥＰＧ放送受信部１０、記憶部１１、音声情報取得部１２、音声出力部１３、映像情報取得部１４、映像表示部１５、データ処理部１６、赤外線送信部１７、操作部１８、および計時部１９などを備えている。

ＥＰＧ放送受信部１０は、備えられているアンテナを介して所定のＥＰＧ放送を受信し、この放送信号に含まれているＥＰＧ情報（ＥＰＧを表す情報）を取得して記憶部１１に出力する。なおここでのＥＰＧ放送は、テレビ放送受信機２が受信するテレビ放送における電子番組表（ＥＰＧ）を無線送信するものである。そのため、例えばテレビ放送受信機２が地上波デジタル放送を受信するものである場合には、ＥＰＧ放送受信部１１は、地上波デジタル放送に係るＥＰＧ放送を受信するように設定されている。

記憶部１１は、例えば書換え可能な不揮発性メモリとして構成されており、ＥＰＧ放送受信部１０から伝送されるＥＰＧ情報を記憶する。またこの記憶内容は、ＥＰＧ放送受信部１０からＥＰＧ情報が伝送されるたびに、最新のものに更新される。

音声情報取得部１２は、データ処理部１６から出力されるＥＰＧ情報を受取るとともに、ＥＰＧ情報に含まれている音声情報を取得する。また音声出力部１３は、スピーカ等を備えており、音声情報取得部１２から音声情報を受取り、この音声情報に基づいて音声を出力する。

映像情報取得部１４は、データ処理部１６から出力されるＥＰＧ情報を受取るとともに、ＥＰＧ情報に含まれている映像情報を取得する。また映像表示部１５は、ディスプレイ（例えば、液晶ディスプレイや有機ＥＬなど）を備えており、映像情報処理部１４から映像情報を受取り、この映像情報に基づいて映像を表示する。

データ処理部１６は、ＭＰＵ［Micro Processing Unit］として構成されており、テレビ放送受信機２を遠隔操作するための遠隔制御情報を生成出力する処理や、記憶部１１からＥＰＧ情報を読み出して後段回路に出力する処理など、各種の処理や制御を実行する。なお主に実行される処理や制御の具体的内容については、改めて説明する。

赤外線送信部１７は、データ処理部１６から伝送された遠隔制御情報やＥＰＧ情報を、赤外線通信が可能な形式に変調して、外部に（テレビ放送受信機２に）赤外線送信する。

操作部１８は、例えばユーザが操作するための押しボタンスイッチ等を備えた、ユーザインタフェースとして構成されている。ユーザによる操作の内容は、データ処理部１６に伝送される。これによりリモコン送信機１は、ユーザの意図を反映させた処理を行うことが可能となっている。また計時部１９は、例えば水晶振動子を備えており、時間を計ることが可能となっている。

またテレビ放送受信機２は、赤外線受信部２１、データ処理部２２、操作部２３、テレビ放送受信部２４、音声信号処理部２５、音声出力部２６、映像信号処理部２７、および映像表示部２８などを備えている。

赤外線受信部２１は、赤外線送信部１７から送信されてきた遠隔制御情報やＥＰＧ情報を受信し、データ処理部２２に伝送する。これによりテレビ放送受信機２は、ＥＰＧ情報を取得することができるとともに、遠隔制御情報に応じた処理を行うことが可能となっている。

データ処理部２２は、ＭＰＵとして構成されており、テレビ放送受信機２においてなされる各種の処理や制御を実行する。なお主に実行される処理や制御の具体的内容については、改めて説明する。

操作部２３は、例えばユーザが操作するための押しボタンスイッチ等を備えた、ユーザインタフェースとして構成されている。ユーザによる操作の内容は、データ処理部２２に伝送される。これによりテレビ放送受信機２は、遠隔制御情報だけでなく、操作部２３における操作の内容にも応じた処理を行うことが可能となっている。

テレビ放送受信部２４は、備えられているアンテナを介して、例えば地上波デジタル放送に係るテレビ放送を受信する。また選局手段（チューナ）を備えており、データ処理部２２によって予め指示された番組（チャンネル）の映像や音声を表すコンテンツ情報を抽出し、ベースバンド信号として後段回路に伝送する。

音声情報取得部２５は、データ処理部２２やテレビ放送受信部２４から伝送される情報に基づいて、音声情報を取得する。また音声出力部２６は、スピーカを有しており、音声情報取得部２５から伝送された音声情報に基づいて、音声を出力する。

映像情報取得部２７は、データ処理部２２やテレビ放送受信部２４から伝送される情報に基づいて、映像情報を取得する。また映像表示部２８は、ディスプレイを有しており、映像情報取得部２７から伝送された映像情報に基づいて、映像を表示する。

ここで、テレビ放送受信システム９において実行される主な処理の流れについて、図２に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。

リモコン送信機１は、ＥＰＧ情報を取得すべきタイミングが到来したか（ステップＳ１０）、映像表示部１５にＥＰＧを表示させる指示がなされたか（ステップＳ１２）、テレビ放送受信機２を遠隔操作する指示がなされたか（ステップＳ１４）、および操作部１８において何れの操作もなされていない期間（無操作期間）が、設定値に達したか（ステップＳ１８）について、継続的に監視している。

そしてＥＰＧ情報を取得すべきタイミングが到来した場合は（ステップＳ１０のＹ）、ＥＰＧ放送受信部１０はＥＰＧ放送を受信する（ステップＳ１１）。これにより最新のＥＰＧ情報が取得され、記憶部１１に記憶されているＥＰＧ情報が、最新のものに更新される。

なおＥＰＧ情報を取得すべきタイミングは、例えば計時部１９によって予め設定された時刻の到来が検知された時や、予め設定された周期ごと（例えば１時間おき）とする。これによりＥＰＧ情報が、自動的に最新のものに更新される。

またユーザが操作部１８において所定の操作（ＥＰＧ情報を更新させるための操作）を行った時にも、ＥＰＧ放送受信部１０はＥＰＧ放送を受信する。これにより、例えばある番組の放送時間の延長により番組表にズレが生じた場合であっても、ユーザが当該操作を行うことにより、リモコン送信機１に最新のＥＰＧ情報を取得させることが可能となっている。

またユーザがＥＰＧの表示を指示した場合（操作部１８において、映像表示部１５にＥＰＧを表示させるための操作を行った場合）には（ステップＳ１２のＹ）、データ処理部１６は、記憶部１１からＥＰＧ情報を読み出し、音声情報取得部１２と映像情報取得部１４に出力する。

これを受けて、音声情報取得部１２はＥＰＧに関する音声情報を取得し、音声出力部１３によってＥＰＧに関する音声が出力される。また映像情報取得部１４はＥＰＧを表す映像情報を取得し、映像表示部１５によってＥＰＧが表示される（ステップＳ１３）。なおＥＰＧの表示は、後述するステップＳ１９の処理がなされる場合を除き、ユーザによってＥＰＧ表示を停止させる指示（操作部１８における、ＥＰＧ表示を停止させるための操作）がなされるまで継続される。

またユーザが操作部１８における所定操作を通じて、テレビ放送受信機２を遠隔操作するよう指示した場合には（ステップＳ１４のＹ）、データ処理部１６は、ユーザによる操作の内容によって特定される遠隔操作情報を生成し、赤外線送信部１７によってこの遠隔操作情報を赤外線送信させる（ステップＳ１６、Ｓ１７）。

なおこのとき、遠隔操作情報が、テレビ放送受信機２にＥＰＧを表示させる情報を含む場合には（ステップＳ１５のＹ）、データ処理部１６は、記憶部１１からＥＰＧ情報を読み出し、赤外線送信部１７によってＥＰＧ情報をも赤外線送信させる（ステップＳ１７）。

また操作部１８における無操作期間が、設定値（例えば３分間）に達している場合には（ステップＳ１８のＹ）、映像表示部１５にＥＰＧが表示されていれば、この表示はＯＦＦとされる（ステップＳ１９）。これにより、ユーザがＥＰＧ表示の停止を忘れていた場合であっても、無操作期間が設定値に達した時に自動的に当該表示がＯＦＦとなるから、リモコン送信機１における無駄な電力消費を極力抑えることが可能となっている。

ここで無操作期間の計測は、計時部１９が、操作部１８において何らかの操作がなされた直後からの時間を計測することによって実現される。なお計測している時間が設定値に達する前に更に何らかの操作がなされた場合には、計測値が一旦リセットされて、再度計測が行われる。

また映像表示部１５におけるＥＰＧ表示の停止や再表示が、ユーザが操作部１８において所定の操作を行うことで、実行されるようにしても良い。つまりユーザが、映像表示部１５におけるＥＰＧ表示のＯＮ／ＯＦＦを、自在に切り替えることが可能であるようにしても良い。これにより、必要に応じてＥＰＧ表示のＯＮ／ＯＦＦを切り替えることができるから、無駄な表示を抑えることが可能となり、電力消費を極力抑えることが可能となる。

また映像表示部１５におけるＥＰＧ表示をＯＦＦとすることは、例えば映像表示部１５への駆動電力の供給を停止させることにより実行される。この場合、映像表示部１５と電源との間に接続／非接続が切替可能なスイッチを設けておき、ＥＰＧ表示をＯＦＦとするときには、このスイッチを非接続状態とすれば良い。また映像表示部１５への駆動電力の供給を停止させるにあたっては、音声出力部１３への駆動電力の供給をも停止させるようにすることで、電力消費をより抑えることが可能である。

一方、テレビ放送受信機２は、通常のテレビ放送受信機と同様、テレビ放送を受信するとともに、テレビ番組に係る映像表示や音声出力を実行する。そして更に、操作部２３において所定の操作がなされたか（ステップＳ２１）、およびリモコン送信機１から遠隔操作情報を受信したか（ステップＳ２２）について、継続的に監視する。

そして所定の操作がなされた場合には（ステップＳ２１のＹ）、データ処理部２２は、この操作により特定される処理を実行する（ステップＳ２３）。また遠隔操作情報が受信された場合には（ステップＳ２２のＹ）、この遠隔操作情報により特定される処理を実行する（ステップＳ２３）。

なおステップＳ２３においてなされる処理としては、電源のＯＮ／ＯＦＦの切替、テレビ放送受信部２４における受信チャンネルの切替、音声出力部２６における音量の変更、映像表示部２８におけるＥＰＧ表示のＯＮ／ＯＦＦの切替などが挙げられるが、これらには限定されない。

ここで、上述した処理に関する具体例として、ユーザがリモコン送信機１に最新のＥＰＧを表示させようとする場合、および、ユーザがテレビ放送受信機２にＥＰＧを表示させようとする場合の処理の流れについて、以下に説明する。

先ず、ユーザがリモコン送信機１に最新のＥＰＧを表示させようとする場合には、ユーザは操作部１８において、ＥＰＧ情報を更新させるための操作を行う。これにより、リモコン送信機１は、ＥＰＧ情報を取得すべきタイミングが到来したと判断し（ステップＳ１０のＹ）、ＥＰＧ放送を受信して、最新のＥＰＧ情報を記憶部１１に記憶させる（ステップＳ１１）。

続いてユーザは操作部１８において、ＥＰＧを表示させるための操作を行う。これにより、リモコン送信機１は、ＥＰＧ表示の指示が有ったと判断し（ステップＳ１２）、記憶部１１に記憶されているＥＰＧ情報に基づいて、ＥＰＧを表示する（ステップＳ１３）。これらの処理がなされることにより、ユーザの要求は満たされることになる。

次に、ユーザがテレビ放送受信機２にＥＰＧを表示させようとする場合には、ユーザは操作部１８において、テレビ放送受信機２にＥＰＧを表示させるための操作を行う。これにより、リモコン送信機１は、テレビ操作の指示が有ったと判断するとともに、その指示には、テレビ放送受信機２にてＥＰＧを表示させる指示が含まれていると判断する（ステップＳ１４のＹ、ステップＳ１５のＹ）。そのためリモコン送信機１は、テレビ放送受信機２にＥＰＧを表示させるための遠隔制御情報を生成し、この遠隔制御情報と、記憶部１１に記憶されているＥＰＧ情報とを、赤外線送信する（ステップＳ１７）。

これを受けてテレビ放送受信機２は、当該遠隔操作情報とＥＰＧ情報を受信し（ステップＳ２２のＹ）、このＥＰＧ情報に基づいてＥＰＧを表示させる（ステップＳ２３）。これらの処理がなされることにより、ユーザの要求は満たされることになる。

以上までに説明した一連の処理がなされることにより、テレビ放送受信システム９では、テレビ放送受信機２がテレビ番組の映像表示や音声出力を行う一方、リモコン送信機１によってテレビ放送受信機２を遠隔操作することが可能となっている。またリモコン送信機１は、ＥＰＧ放送を受信して、ＥＰＧを表示させることが可能となっている。

そのためリモコン送信機とは別の放送受信機がＥＰＧ放送を受信し、その後に、ＥＰＧ情報がリモコン送信機に転送されることで、リモコン送信機がＥＰＧ情報を取得するものに比べて、本実施形態では、リモコン送信機１が最新のＥＰＧ情報をより早く取得することが可能となっており、また転送の処理を省くことが可能となっている。

また本実施形態では、放送受信機からリモコンにＥＰＧ情報を転送させるために、放送受信機の送信部とリモコンの受信部とを、互いに転送完了まで対面させておく（通信経路を確保しておく）といった必要も無い。

更に、テレビ放送受信機２よりも処理負担の小さいリモコン送信機１においてＥＰＧを表示するため、テレビ放送受信機においてＥＰＧを表示するものに比べて、番組表の表示やページ送りをスムーズに行わせることが容易となっている。またリモコン送信機１側でＥＰＧ情報の処理を行っているので、ユーザは、番組表の確認やチャンネルの選局を、リモコン送信機１側で纏めて行うことができる。

以上、本発明の実施形態について一例を挙げて説明したが、実施形態はこのような内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改変を加えることが可能である。

なおここでは、リモコン送信機１によって遠隔制御される電気機器としてテレビ放送受信機２を例に挙げたが、その他に、ＤＶＤプレーヤやビデオ再生機といった映像再生機器や音響再生機器などとしてもよい。また本実施例では、放送の種類として地上波デジタル放送を例に挙げたが、その他、アナログ放送、デジタル放送、ＢＳ放送、ＣＳ放送などであっても、本発明は同様に適用され得る。

本発明は、テレビ放送受信システムなどの分野において利用可能である。

本発明の実施形態に係るテレビ放送受信システムの構成図である。 本発明の実施形態においてなされる処理の流れ図である。

符号の説明

１ リモコン送信機
２ テレビ放送受信機（放送受信機）
９ テレビ放送受信システム（放送受信システム）
１０ ＥＰＧ放送受信部（情報取得部）
１１ 記憶部
１２ 音声情報取得部
１３ 音声出力部
１４ 映像情報取得部
１５ 映像表示部（表示部）
１６ データ処理部
１７ 赤外線送信部
１８ 操作部
１９ 計時部
２１ 赤外線受信部
２２ データ処理部
２３ 操作部
２４ テレビ放送受信部
２５ 音声情報取得部
２６ 音声出力部
２７ 映像情報取得部
２８ 映像表示部

Claims (8)

1. 放送を受信する放送受信機を遠隔操作するリモコン送信機において、
   該放送に関するＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得する、情報取得部を備えたことを特徴とするリモコン送信機。
2. ユーザによって操作がなされる操作部と、
   該操作の内容に応じて前記ＥＰＧ情報を処理する情報処理部と、
   を備えたことを特徴とする請求項１に記載のリモコン送信機。
3. 前記ＥＰＧ情報に基づいてＥＰＧを表示する表示部
   を備えたことを特徴とする請求項２に記載のリモコン送信機。
4. 前記表示のＯＮ／ＯＦＦを切り替える切替部
   を備えたことを特徴とする請求項３に記載のリモコン送信機。
5. 前記操作部において何れの操作もなされない時間が、所定時間に達した場合に、前記表示をＯＦＦとする自動切替部
   を備えたことを特徴とする請求項３に記載のリモコン送信機。
6. 請求項１から請求項５の何れかに記載のリモコン送信機と、
   前記放送受信機と、
   を備えたことを特徴とする放送受信システム。
7. 前記リモコン送信機は、
   前記ＥＰＧ情報を、前記放送受信機に無線送信するものであり、
   前記放送受信機は、
   該ＥＰＧ情報を無線受信してＥＰＧを表示させることを特徴とする請求項６に記載の放送受信システム。
8. 電気機器を遠隔操作するリモコン送信機において、
   ＥＰＧ放送を受信してＥＰＧ情報を取得する情報取得部を備えたことを特徴とするリモコン送信機。

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