JP2009130574A - 撮像装置及び固体撮像素子の駆動方法 - Google Patents

撮像装置及び固体撮像素子の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2フィールドで全ての電荷を読み出し可能な固体撮像素子であって、片方のフィールドだけでもカラー画像データを生成することが可能な構成を持つ固体撮像素子の新しい駆動方法を提供する。
【解決手段】R光を検出する光電変換素子51R、G光を検出する光電変換素子51G、B光を検出する光電変換素子51BからなるRGB光電変換素子群と、光の輝度成分を検出する光電変換素子51WからなるW光電変換素子群とを備える固体撮像素子と、RGB光電変換素子群から電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第一の駆動と、W光電変換素子群から電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第二の駆動とを分けて行う2フィールド駆動を行う際、第一の駆動又は第二の駆動において、光電変換素子から電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する駆動を行う撮像素子駆動部10を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、多数の光電変換素子を備え、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を電荷転送路に読み出して転送し、転送した電荷に応じた信号を出力する電荷転送型の固体撮像素子と、前記固体撮像素子を駆動する駆動手段とを備える撮像装置に関する。
従来、赤色(R)の光を透過するRカラーフィルタが受光面上方に設けられた光電変換素子と、緑色(G)の光を透過するGカラーフィルタが受光面上方に設けられた光電変換素子と、青色(B)の光を透過するBカラーフィルタが受光面上方に設けられた光電変換素子と、光の輝度成分と相関のある分光特性を持つ輝度フィルタが受光面上方に設けられた光電変換素子とを二次元状に配列した固体撮像素子が提案されている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開平11−355790号公報 特開2007−258686号公報 特開2003−318375号公報
特許文献1〜3に開示されている固体撮像素子では、例えば、1フィールド目で、カラーフィルタが受光面上方に設けられた光電変換素子からカラー成分の電荷を読み出し、2フィールド目で、輝度フィルタが受光面上方に設けられた光電変換素子から輝度成分の電荷を読み出し、それぞれのフィールドで得られた撮像信号を処理することで、高画質の画像データを生成することが可能である。
本発明は、上記特許文献1〜3に挙げられるように、2フィールドで全ての電荷を読み出し可能な固体撮像素子であって、片方のフィールドだけでもカラー画像データを生成することが可能な構成を持つ固体撮像素子の新しい駆動方法を提案するものである。
本発明の撮像装置は、多数の光電変換素子を備え、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を電荷転送路に読み出して転送し、転送した電荷に応じた信号を出力する電荷転送型の固体撮像素子を備える撮像装置であって、前記多数の光電変換素子が、第一の光電変換素子群と第二の光電変換素子群とからなり、前記第一の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、前記第一の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第一の駆動と、前記第二の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第二の駆動とを分けて行う2フィールド駆動を行う際、前記第一の駆動と前記第二の駆動のいずれかにおいて、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する駆動を行う駆動手段を備える。
本発明の撮像装置は、前記第二の光電変換素子群が、輝度成分と相関のある輝度フィルタが受光面上方に設けられた輝度検出用光電変換素子のみで構成されている。
本発明の撮像装置は、前記駆動手段が、前記2フィールド駆動を行う際、前記第二の駆動において、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する。
本発明の撮像装置は、前記多数の光電変換素子が半導体基板上に正方格子状に配列されており、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが市松状に配置されている。
本発明の撮像装置は、前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている。
本発明の撮像装置は、前記第二の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列と、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列とが、それぞれ同じであり、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている。
本発明の撮像装置は、前記固体撮像素子の電荷転送路が、垂直電荷転送路と水平電荷転送路からなり、前記固体撮像素子が、前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間に設けられた、前記垂直電荷転送路を転送されてきた電荷を一時的に蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部に電圧を印加する電極とを備え、前記第一の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極と、前記第二の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極とには、それぞれ独立に電圧が印加可能であり、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とのいずれかのみから信号を読み出す駆動を行う際、前記信号を読み出す必要のない光電変換素子群から電荷が読み出される前記垂直電荷転送路からの前記電荷を前記水平電荷転送路に転送しないように前記電極の電圧を制御する制御手段を備える。
本発明の撮像装置は、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタ配列がベイヤー配列となっている。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、多数の光電変換素子を備え、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を電荷転送路に読み出して転送し、転送した電荷に応じた信号を出力する電荷転送型の固体撮像素子を駆動する方法であって、前記多数の光電変換素子が、第一の光電変換素子群と第二の光電変換素子群とからなり、前記第一の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、前記第一の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第一の駆動と、前記第二の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第二の駆動とを分けて行う2フィールド駆動を行う際、前記第一の駆動と前記第二の駆動のいずれかにおいて、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記第二の光電変換素子群が、輝度成分と相関のある輝度フィルタが受光面上方に設けられた輝度検出用光電変換素子のみで構成されている。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記2フィールド駆動を行う際、前記第二の駆動において、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記多数の光電変換素子が半導体基板上に正方格子状に配列されており、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが市松状に配置されている。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記第二の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列と、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列とが、それぞれ同じであり、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記固体撮像素子の電荷転送路が、垂直電荷転送路と水平電荷転送路からなり、前記固体撮像素子が、前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間に設けられた、前記垂直電荷転送路を転送されてきた電荷を一時的に蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部に電圧を印加する電極とを備え、前記第一の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極と、前記第二の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極とには、それぞれ独立に電圧が印加可能であり、前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とのいずれかのみから信号を読み出す駆動を実行する際、前記信号を読み出す必要のない光電変換素子群から電荷が読み出される前記垂直電荷転送路からの前記電荷を前記水平電荷転送路に転送しないように前記電極の電圧を制御する。
本発明の固体撮像素子の駆動方法は、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタ配列がベイヤー配列となっている。
本発明によれば、2フィールドで全ての電荷を読み出し可能な固体撮像素子であって、片方のフィールドだけでもカラー画像データを生成することが可能な構成を持つ固体撮像素子の新しい駆動方法を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態を説明するための撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示す図である。
図示するデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、CCD型の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御し、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行ったりし、絞り駆動部9を介し絞り2の開口量を制御して露光量調整を行う。
又、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体画像を色信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備え、これらはシステム制御部11によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行って画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、測光データを積算しデジタル信号処理部17が行うホワイトバランス補正のゲインを求める積算部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部23が接続される表示制御部22とを備え、これらは、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
図2は、図1に示す固体撮像素子5の一構成例を示した平面模式図である。
固体撮像素子5は、半導体基板50上の行方向Xとこれに直交するY方向とに正方格子状に配列されたR光を検出する光電変換素子51R(図中に“R”の文字を付してある)、G光を検出する光電変換素子51G(図中に“G”の文字を付してある)、B光を検出する光電変換素子51B(図中に“B”の文字を付してある)からなるRGB光電変換素子群と、半導体基板50上の行方向Xとこれに直交するY方向とに正方格子状に配列された光の輝度成分を検出する光電変換素子51W(図中に“W”の文字を付してある)からなるW光電変換素子群とを備え、これらが、それぞれの光電変換素子配列ピッチの略1/2だけ、行方向X及び列方向Yにずれた位置に配置されている。尚、RGB光電変換素子群の各光電変換素子とW光電変換素子群の各光電変換素子の配列ピッチは同じである。
RGB光電変換素子群の各光電変換素子の上方にはカラーフィルタが設けられており、このカラーフィルタの配列はベイヤー配列となっている。
W光電変換素子群の各光電変換素子の上方には、光の輝度情報と相関のある分光特性を持ったフィルタすなわち輝度フィルタが設けられている。この輝度フィルタは、NDフィルタや、透明フィルタ、白色フィルタ、グレーのフィルタ等が該当するが、光電変換素子の受光面上方に何も設けずに光が直接該受光面に入射する構成も、輝度フィルタを設けたということができる。
RGB光電変換素子群の各光電変換素子と、W光電変換素子群の各光電変換素子とは、それぞれ同一構造となっている。
RGB光電変換素子群の各光電変換素子の配列は、列方向Yに並ぶ光電変換素子51Gと光電変換素子51Rとからなる光電変換素子列であるGR光電変換素子列と、列方向Yに並ぶ光電変換素子51Bと光電変換素子51Gとからなる光電変換素子列であるBG光電変換素子列とを、行方向Xに交互に配列したものと言うことができる。又、RGB光電変換素子群の各光電変換素子の配列は、行方向Xに並ぶ光電変換素子51Gと光電変換素子51Bとからなる光電変換素子行であるGB光電変換素子行と、行方向Xに並ぶ光電変換素子51Rと光電変換素子51Gとからなる光電変換素子行であるRG光電変換素子行とを、列方向Yに交互に配列したものと言うこともできる。
W光電変換素子群の各光電変換素子の配列は、列方向Yに並ぶ光電変換素子51Wからなる光電変換素子列であるW光電変換素子列を行方向Xに複数配列したものと言うことができる。又、W光電変換素子群の各光電変換素子の配列は、行方向Xに並ぶ光電変換素子51WからなるW光電変換素子行を、列方向Yに複数配列したものと言うこともできる。
各光電変換素子列の右側部には、各光電変換素子列に対応させて、各光電変換素子列を構成する光電変換素子に蓄積された電荷を列方向Yに転送するための垂直電荷転送路54(図2では一部のみ図示してある)が形成されている。垂直電荷転送路54は、例えば、n型シリコン基板上に形成されたpウェル層内に注入されたn型不純物によって形成されている。
垂直電荷転送路54上方には、垂直電荷転送路54に読み出された電荷の転送を制御するための8相の転送パルスが撮像素子駆動部10によって印加される転送電極V1〜V8が形成されている。
転送電極V1〜V8は、それぞれ、各光電変換素子行の間を、これらを構成する光電変換素子を避けるように行方向Xに蛇行して配設されている。
各光電変換素子と、それに対応する垂直電荷転送路54との間には、各光電変換素子で発生した電荷を、該垂直電荷転送路54に読み出すための電荷読出し部55が設けられている。電荷読出し部55は、例えば、n型シリコン基板上に形成されたpウェル層の一部分によって形成されている。電荷読出し部55は、各光電変換素子に対して同一の方向(図中の斜め右下方向)に設けられている。
光電変換素子51Wに対応する電荷読出し部55上方には転送電極V2又はV6が形成されており、ここに読み出しパルスを印加することで、光電変換素子51Wで発生して蓄積された電荷を、該光電変換素子51Wの右側部にある垂直電荷転送路54に読み出すことができる。
GB光電変換素子行の各光電変換素子に対応する電荷読出し部55上方には転送電極V4が形成されており、ここに読み出しパルスを印加することで、GB光電変換素子行の各光電変換素子で発生して蓄積された電荷を、各光電変換素子の右側部にある垂直電荷転送路54に読み出すことができる。
RG光電変換素子行の各光電変換素子に対応する電荷読出し部55上方には転送電極V8が形成されており、ここに読み出しパルスを印加することで、RG光電変換素子行の各光電変換素子で発生して蓄積された電荷を、各光電変換素子の右側部にある垂直電荷転送路54に読み出すことができる。
垂直電荷転送路54には、垂直電荷転送路54を転送されてきた電荷を行方向Xに転送するための水平電荷転送路57が接続され、水平電荷転送路57には、水平電荷転送路57を転送されてきた電荷を電圧信号に変換して出力する出力アンプ58が接続されている。
撮像素子駆動部10は、RGB光電変換素子群から電荷を読み出し、該電荷に応じた信号を出力させる第一の駆動と、W光電変換素子群から電荷を読み出し、該電荷に応じた信号を出力させる第二の駆動とを分けて行う2フィールド駆動を行う。この2フィールド駆動には、第二の駆動において、垂直電荷転送路54に読み出した電荷のうち隣接する電荷同士を該垂直電荷転送路54上で混合して転送する混合駆動と、第二の駆動において、垂直電荷転送路54に読み出した電荷のうち隣接する電荷同士を該垂直電荷転送路54上で混合しないで転送する通常駆動との2種類が含まれる。
以下、混合駆動時の動作を説明する。
露光期間が終了すると、撮像素子駆動部10は、転送電極V4,V8に読み出しパルスを印加して、RGB光電変換素子群の各光電変換素子で発生した電荷を、該各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に読み出す。そして、該電荷を水平電荷転送路57まで転送し、該電荷を水平電荷転送路57で出力アンプ58まで転送し、ここから該電荷に応じた信号を出力させる。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V2,V6に読み出しパルスを印加して、W光電変換素子群の各光電変換素子で発生した電荷を、該各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に読み出す。次に、撮像素子駆動部10は、垂直電荷転送路54に読み出した電荷のうち、隣接する2つの電荷を垂直電荷転送路54上で混合してから、混合後の電荷を水平電荷転送路57まで転送し、該電荷を水平電荷転送路57で出力アンプ58まで転送し、ここから該電荷に応じた信号を出力させる。
このような駆動を行った場合、固体撮像素子5からは、図2中のRGB光電変換素子群を構成する光電変換素子の総数と同じ数のカラー信号と、図2中のW光電変換素子群を構成する光電変換素子の総数の半分の輝度信号とが得られる。
そこで、デジタル信号処理部17が、カラー信号を1/2に間引いて輝度信号と同じ数にした後、カラー信号のある位置に、その位置にない色のカラー信号と輝度信号を、周囲のカラー信号及び輝度信号を用いて補間し、輝度信号のある位置に、その位置にないカラー信号を、周囲のカラー信号を用いて補間する信号処理を行うことで、固体撮像素子5の全光電変換素子数の半分の数の画素データからなるカラー画像データを生成することができる。
このような画素数の画像データは、例えば、通常駆動を行って得られたカラー信号と輝度信号をそれぞれ1/2に間引いた撮像信号からも生成することができる。混合駆動を行うことの利点は、輝度信号を間引いて総数を1/2にするのではなく、混合して1/2にしているために、輝度信号のレベルを上げることができ、より解像感の高い画像を生成することができることにある。
このように、混合駆動を行った場合に生成されるカラー画像データは画素数が少なくなるため、撮像素子駆動部10は、ユーザから設定された解像度によって、上述した混合駆動を行うのか、通常駆動を行うのかを選択することで、撮影条件に応じた最適な駆動を実施することができる。又、上記混合駆動は、通常駆動と比べると、2フィールド目の駆動時間を短縮することができる。このため、連写モード等のように高速駆動が求められる場合には、混合駆動を選択して実行するといったことも可能となる。又、駆動時間を短縮することができるため、消費電力の低減も図ることができる。
尚、以上の説明では、混合駆動において、RGB光電変換素子群から信号を出力させる際に、RGB光電変換素子群を構成する全ての光電変換素子からカラー信号を出力させ、その後の信号処理でカラー信号の数を1/2にするものとしている。しかし、これに限らず、RGB光電変換素子群から信号を出力させる際に、電荷を1/2に間引いて読み出す間引き駆動を行うようにしても良い。この場合には、更なる高速駆動が可能となる。
又、間引き駆動を行う場合には、カラー信号の間引き数に応じて、輝度信号の混合数を変えることが好ましい。例えばカラー信号を1/4に間引いて出力させる駆動を行った場合には、垂直電荷転送路54に読み出された輝度成分の電荷のうち、隣接する4つの電荷を混合して転送するようにすれば良い。このように、カラー信号の間引き数に応じて輝度成分の電荷の混合数を変えることで、駆動を早めながら解像感を向上させることができるようになる。
又、以上の説明では、混合駆動において、W光電変換素子群から読み出した電荷を垂直電荷転送路54で混合するものとしているが、W光電変換素子群から読み出した電荷ではなく、RGB光電変換素子群から読み出した電荷のうちの隣接する同色成分の電荷同士を垂直電荷転送路54で混合して転送するようにしても良い。この場合には、カラー信号の総数と同じになるように輝度信号を間引いてからカラー画像データを生成したり、カラー成分の電荷の混合数に応じて、W光電変換素子群から電荷を間引いて読み出すようにしたりすれば良い。
又、以上の説明では、RGB光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタが原色フィルタの例を示した。しかし、このカラーフィルタは、RGB光電変換素子群から得られる信号のみでカラー画像データを生成することができるようなフィルタであれば良く、例えば補色フィルタを用いても構わない。
(第二実施形態)
第一実施形態で説明した混合駆動は、図2に示した構成の固体撮像素子に限らず、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子からなる光電変換素子群と、それとは別の光電変換素子群とを備え、これら光電変換素子群からの信号を別々に読み出すことが可能な固体撮像素子であれば適用することができる。本実施形態では、このような固体撮像素子として図2に示した構成以外の構成例について説明する。
図3は、本発明の第二実施形態の撮像装置に搭載される固体撮像素子の一構成例を示した平面模式図である。図3において図2に示した構成と同様の構成には同一符号を付してある。
図3に示す固体撮像素子5は、図2に示した固体撮像素子5のW光電変換素子群を構成する光電変換素子51W上方に設けるフィルタを、ベイヤー配列であるカラーフィルタとしたものである。以下、このカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子からなる光電変換素子群をrgb光電変換素子群という。
図3に示すように、rgb光電変換素子群は、Rカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子51rと、Gカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子51gと、Bカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子51bとを含む。
RGB光電変換素子群の各光電変換素子と、rgb光電変換素子群の各光電変換素子は、それぞれ検出感度が異なり、例えばRGB光電変換素子群の各光電変換素子の検出感度の方が低くなっている。光電変換素子の検出感度を変化させるには、光電変換素子の受光面の面積を変化させてもよいし、光電変換素子上方に設けたマイクロレンズによって、集光面積を変化させてもよいし、2つの光電変換素子の各々で露光時間を変えても良い。これらの方法は公知であるため、説明を省略する。
尚、図3に示した光電変換素子配列については、特開2004−055786号公報にも詳細が開示されているので、これを参照されたい。
以下、混合駆動時の動作を説明する。
露光期間が終了すると、撮像素子駆動部10は、転送電極V4,V8に読み出しパルスを印加して、RGB光電変換素子群の各光電変換素子で発生した電荷を、該各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に読み出す。そして、該電荷を水平電荷転送路57まで転送し、該電荷を水平電荷転送路57で出力アンプ58まで転送し、ここから該電荷に応じた信号を出力させる。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V2,V6に読み出しパルスを印加して、rgb光電変換素子群の各光電変換素子で発生した電荷を、該各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に読み出す。次に、撮像素子駆動部10は、垂直電荷転送路54に読み出した電荷のうち、同色成分の隣接する2つの電荷を垂直電荷転送路54上で混合してから、混合後の電荷を水平電荷転送路57まで転送し、該電荷を水平電荷転送路57で出力アンプ58まで転送し、ここから該電荷に応じた信号を出力させる。
このような駆動を行った場合、固体撮像素子5からは、図3中のRGB光電変換素子群を構成する光電変換素子の総数と同じ数のカラー信号と、図3中のrgb光電変換素子群を構成する光電変換素子の総数の半分のカラー信号とが得られる。
そこで、デジタル信号処理部17が、RGB光電変換素子群から得られたカラー信号(RGBカラー信号という)を1/2に間引いて、rgb光電変換素子群から得られたカラー信号(rgbカラー信号という)と同じ数にした後、RGBカラー信号とrgbカラー信号の近接同色画素同士の信号を合成してダイナミックレンジを拡大する処理を行い、合成して得られたカラー信号を用いてカラー信号を補間する信号処理を行うことで、固体撮像素子5の全光電変換素子数の1/4の数の画素データからなるカラー画像データを生成することができる。
以上のように、W光電変換素子群をrgb光電変換素子群に変更した構成であっても、第一実施形態で述べた混合駆動を適用することができ、高速駆動、高解像感、広ダイナミックレンジ、低消費電力を実現するデジタルカメラを提供することができる。
尚、以上の説明では、rgb光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタが原色フィルタの例を示した。しかし、このカラーフィルタは、rgb光電変換素子群から得られる信号のみでカラー画像データを生成することができるようなフィルタであれば良く、例えば補色フィルタを用いても構わない。
又、以上の説明では、RGB光電変換素子群からの電荷は混合せずに転送し、rgb光電変換素子群からの電荷を混合して転送するようにしているが、これは逆であっても良い。
(第三実施形態)
本実施形態では、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子からなる光電変換素子群と、それとは別の光電変換素子群とを備え、これら光電変換素子群からの信号を別々に読み出すことが可能な固体撮像素子のもう1つの構成例を説明する。
図4は、本発明の第三実施形態の撮像装置に搭載される固体撮像素子の一構成例を示した平面模式図である。尚、図4では、光電変換素子の配列のみを示してある。
図4に示す固体撮像素子は、Rカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子61Rと、Gカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子61Gと、Bカラーフィルタが上方に設けられた光電変換素子61Bと、輝度フィルタが上方に設けられた光電変換素子61Wとが半導体基板上の水平方向とこれに直交する垂直方向に正方格子状に配列されたものとなっている。光電変換素子61R,61G,61Bと、光電変換素子61Wとは市松状に配置されている。
図4には図示していないが、図4の垂直方向に並ぶ光電変換素子からなる光電変換素子列の右隣には、この光電変換素子列の各光電変換素子で発生した電荷を垂直方向に転送する垂直電荷転送路が設けられ、該垂直電荷転送路の終端には、該垂直電荷転送路を転送されてきた電荷を水平方向に転送する水平電荷転送路が設けられ、該水平電荷転送路の終端には、該水平電荷転送路を転送されてきた電荷に応じた信号を出力する出力アンプが設けられている。
図4に示す固体撮像素子は、光電変換素子61R,61G,61Bからの電荷の読み出しと、光電変換素子61Wからの電荷の読み出しとを独立に行うことができるように、各光電変換素子から垂直電荷転送路に電荷を読み出すための電荷読み出し領域が形成されている。
尚、図4に示した固体撮像素子の詳細については、特開2003−318375号公報に記載されているので、これを参照されたい。
このような構成の固体撮像素子であっても、上述した混合駆動を適用することができる。即ち、第1フィールドで光電変換素子61R,61G,61Bから電荷を読み出して転送し、第2フィールドで光電変換素子61Wから電荷を読み出して転送するものとし、どちらかのフィールドにおいて、隣接する同色成分の電荷同士を垂直電荷転送路上で混合して転送するようにすれば良い。
(第四実施形態)
第一実施形態や第二実施形態で説明した構成の固体撮像素子では、RGB光電変換素子群に対応する垂直電荷転送路と、W光電変換素子群(又はrgb光電変換素子群)に対応する垂直電荷転送路とが別になっている。このため、一方の光電変換素子群から電荷を読み出して転送しているときには、他方の光電変換素子群に対応する垂直電荷転送路には電荷が存在しないことになる。しかし、該垂直電荷転送路の駆動は他の垂直電荷転送路と同様に行われるため、水平電荷転送路57には該垂直電荷転送路から暗電流成分等のノイズ電荷が転送されてしまう。つまり、水平電荷転送路57に1ライン分の電荷が転送された状態では、その電荷の並びが、信号電荷とノイズ電荷の繰り返しとなる。この状態で電荷が水平方向に転送されると、信号電荷にノイズ電荷が漏れこんでしまい、SN比が劣化してしまう。そこで、本実施形態では、このようなノイズ電荷の漏れこみを防止するための固体撮像素子の構成について説明する。
図5は、本発明の第四実施形態の撮像装置に搭載される固体撮像素子の構成例を示す平面模式図である。図5において図2と同様の構成には同一符号を付してある。
図5に示す固体撮像素子5は、図2に示す固体撮像素子5の垂直電荷転送路54と水平電荷転送路57との間に、電荷を一時的に蓄積するための電荷蓄積部60を設け、RGB光電変換素子群の各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に接続された電荷蓄積部60上方に、この電荷蓄積部60のポテンシャルを制御するための電極59aを設け、W光電変換素子群の各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に接続された電荷蓄積部60上方に、この電荷蓄積部60のポテンシャルを制御するための電極59bを設けた構成となっている。
電極59aには制御パルスφLM2が印加され、電極59bには制御パルスφLM1が印加されるようになっている。
以下、混合駆動時の動作を説明する。
露光期間が終了すると、撮像素子駆動部10は、転送電極V4,V8に読み出しパルスを印加して、RGB光電変換素子群の各光電変換素子で発生した電荷を、該各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に読み出す。そして、該電荷を電荷蓄積部60を介して水平電荷転送路57まで転送し、該電荷を水平電荷転送路57で出力アンプ58まで転送し、ここから該電荷に応じた信号を出力させる。電荷蓄積部60に蓄積された電荷は、制御パルスφLM1,φLM2をローレベルにすることで水平電荷転送路57に転送することができる。
尚、電荷を水平電荷転送路57に転送する際、撮像素子駆動部10は、制御パルスφLM1をハイレベルに維持し、制御パルスφLM2だけをローレベルとハイレベルに切り替えることで、電極59a下方の電荷蓄積部60に蓄積されたカラー成分の電荷を水平電荷転送路57に転送しつつ、電極59b下方の電荷蓄積部60に蓄積されたノイズ電荷を水平電荷転送路57に転送しないように制御する。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V2,V6に読み出しパルスを印加して、W光電変換素子群の各光電変換素子で発生した電荷を、該各光電変換素子に対応する垂直電荷転送路54に読み出す。次に、撮像素子駆動部10は、垂直電荷転送路54に読み出した電荷のうち、隣接する2つの電荷を垂直電荷転送路54上で混合してから、混合後の電荷を、電荷蓄積部60を介して水平電荷転送路57まで転送し、該電荷を水平電荷転送路57で出力アンプ58まで転送し、ここから該電荷に応じた信号を出力させる。
尚、電荷を水平電荷転送路57に転送する際、撮像素子駆動部10は、制御パルスφLM2をハイレベルに維持し、制御パルスφLM1だけをローレベルとハイレベルに切り替えることで、電極59b下方の電荷蓄積部60に蓄積された輝度成分の電荷を水平電荷転送路57に転送しつつ、電極59a下方の電荷蓄積部60に蓄積されたノイズ電荷を水平電荷転送路57に転送しないように制御する。
このような駆動を採用することで、水平電荷転送路57上にノイズ電荷が転送されなくなるため、RGB光電変換素子群から得られた信号のSN比と、W光電変換素子群から得られた信号のSN比とが劣化してしまうのを防ぐことができる。
尚、図5に示したW光電変換素子群をrgb光電変換素子群に変更した構成でも、同様に、SN比の劣化を防止することができる。
本発明の第一実施形態を説明するための撮像装置の一例であるデジタルカメラの概略構成を示す図 図1に示す固体撮像素子の一構成例を示した平面模式図 本発明の第二実施形態の撮像装置に搭載される固体撮像素子の一構成例を示した平面模式図 本発明の第三実施形態の撮像装置に搭載される固体撮像素子の一構成例を示した平面模式図 本発明の第四実施形態の撮像装置に搭載される固体撮像素子の構成例を示す平面模式図
符号の説明
5 固体撮像素子
50 半導体基板
51R,51G,51B,51W 光電変換素子
55 電荷読出し部
54 垂直電荷転送路
57 水平電荷転送路
58 出力アンプ
V1〜V8 転送電極

Claims (16)

  1. 多数の光電変換素子を備え、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を電荷転送路に読み出して転送し、転送した電荷に応じた信号を出力する電荷転送型の固体撮像素子を備える撮像装置であって、
    前記多数の光電変換素子が、第一の光電変換素子群と第二の光電変換素子群とからなり、
    前記第一の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、
    前記第一の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第一の駆動と、前記第二の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第二の駆動とを分けて行う2フィールド駆動を行う際、前記第一の駆動と前記第二の駆動のいずれかにおいて、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する駆動を行う駆動手段を備える撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記第二の光電変換素子群が、輝度成分と相関のある輝度フィルタが受光面上方に設けられた輝度検出用光電変換素子のみで構成されている撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記駆動手段が、前記2フィールド駆動を行う際、前記第二の駆動において、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する撮像装置。
  4. 請求項2又は3記載の撮像装置であって、
    前記多数の光電変換素子が半導体基板上に正方格子状に配列されており、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが市松状に配置されている撮像装置。
  5. 請求項2又は3記載の撮像装置であって、
    前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている撮像装置。
  6. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記第二の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、
    前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、
    前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列と、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列とが、それぞれ同じであり、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている撮像装置。
  7. 請求項5又は6記載の撮像装置であって、
    前記固体撮像素子の電荷転送路が、垂直電荷転送路と水平電荷転送路からなり、
    前記固体撮像素子が、前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間に設けられた、前記垂直電荷転送路を転送されてきた電荷を一時的に蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部に電圧を印加する電極とを備え、
    前記第一の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極と、前記第二の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極とには、それぞれ独立に電圧が印加可能であり、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とのいずれかのみから信号を読み出す駆動を行う際、前記信号を読み出す必要のない光電変換素子群から電荷が読み出される前記垂直電荷転送路からの前記電荷を前記水平電荷転送路に転送しないように前記電極の電圧を制御する制御手段を備える撮像装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の撮像装置であって、
    前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタ配列がベイヤー配列となっている撮像装置。
  9. 多数の光電変換素子を備え、前記多数の光電変換素子で発生した電荷を電荷転送路に読み出して転送し、転送した電荷に応じた信号を出力する電荷転送型の固体撮像素子を駆動する方法であって、
    前記多数の光電変換素子が、第一の光電変換素子群と第二の光電変換素子群とからなり、
    前記第一の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、
    前記第一の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第一の駆動と、前記第二の光電変換素子群から前記電荷を読み出して該電荷に応じた信号を出力させる第二の駆動とを分けて行う2フィールド駆動を行う際、前記第一の駆動と前記第二の駆動のいずれかにおいて、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する固体撮像素子の駆動方法。
  10. 請求項9記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記第二の光電変換素子群が、輝度成分と相関のある輝度フィルタが受光面上方に設けられた輝度検出用光電変換素子のみで構成されている固体撮像素子の駆動方法。
  11. 請求項10記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記2フィールド駆動を行う際、前記第二の駆動において、前記電荷転送路に読み出した電荷のうち、隣接する同色成分の電荷同士を該電荷転送路上で混合して転送する固体撮像素子の駆動方法。
  12. 請求項10又は11記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記多数の光電変換素子が半導体基板上に正方格子状に配列されており、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが市松状に配置されている固体撮像素子の駆動方法。
  13. 請求項10又は11記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている固体撮像素子の駆動方法。
  14. 請求項9記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記第二の光電変換素子群が、カラー画像データを生成するのに必要な色成分の光を検出する光電変換素子で構成されており、
    前記第一の光電変換素子群に含まれる光電変換素子と前記第二の光電変換素子群に含まれる光電変換素子とが、それぞれ半導体基板上の行方向とこれに直交する列方向に正方格子状に配列されており、
    前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列と、前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタの配列とが、それぞれ同じであり、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とが、各光電変換素子の配列ピッチの1/2前記行方向及び前記列方向にずれて配置されている固体撮像素子の駆動方法。
  15. 請求項13又は14記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記固体撮像素子の電荷転送路が、垂直電荷転送路と水平電荷転送路からなり、
    前記固体撮像素子が、前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間に設けられた、前記垂直電荷転送路を転送されてきた電荷を一時的に蓄積する電荷蓄積部と、前記電荷蓄積部に電圧を印加する電極とを備え、
    前記第一の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極と、前記第二の光電変換素子群からの電荷が読み出される前記垂直電荷転送路と前記水平電荷転送路との間にある前記電荷蓄積部上方の前記電極とには、それぞれ独立に電圧が印加可能であり、
    前記第一の光電変換素子群と前記第二の光電変換素子群とのいずれかのみから信号を読み出す駆動を実行する際、前記信号を読み出す必要のない光電変換素子群から電荷が読み出される前記垂直電荷転送路からの前記電荷を前記水平電荷転送路に転送しないように前記電極の電圧を制御する固体撮像素子の駆動方法。
  16. 請求項9〜15のいずれか1項記載の固体撮像素子の駆動方法であって、
    前記第一の光電変換素子群を構成する光電変換素子の上方に設けられるカラーフィルタ配列がベイヤー配列となっている固体撮像素子の駆動方法。
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