JP2009129130A - 現金管理システム - Google Patents

現金管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009129130A
JP2009129130A JP2007302412A JP2007302412A JP2009129130A JP 2009129130 A JP2009129130 A JP 2009129130A JP 2007302412 A JP2007302412 A JP 2007302412A JP 2007302412 A JP2007302412 A JP 2007302412A JP 2009129130 A JP2009129130 A JP 2009129130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cash
data
reader
writer
pos register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007302412A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5230169B2 (ja
Inventor
Hiroaki Harada
浩昭 原田
Shinji Numaki
真志 沼木
Koji Higuchi
樋口  浩二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Glory Ltd
Original Assignee
Glory Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glory Ltd filed Critical Glory Ltd
Priority to JP2007302412A priority Critical patent/JP5230169B2/ja
Publication of JP2009129130A publication Critical patent/JP2009129130A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5230169B2 publication Critical patent/JP5230169B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

【課題】ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくても、POSレジスタ21の現金を管理可能な現金管理システム11を提供する。
【解決手段】POSレジスタ21のリーダライタ25は、電子マネー媒体に対して電子マネーでの決済に関するデータを読み書きする。既存のリーダライタ25に、データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対してPOSレジスタ21で管理する現金に関するデータを読み書きする機能を追加する。データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体によって、POSレジスタ21の現金に関するデータを入出金機31や両替機41に移動させ、POSレジスタの現金を管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、POSレジスタの現金を管理する現金管理システムに関する。
従来、POSレジスタの現金を管理する現金管理システムでは、売場に設置されるPOSレジスタと、事務所などに設置される両替機や入出金機とを、管理装置に接続してネットワークを構築している。
そして、例えば、POSレジスタの釣銭不足のために両替が必要になったときには、POSレジスタにおいて、係員のIDカードが読み込まれるとともにPOSレジスタから取り出す現金の両替金出金金額が入力されることにより、IDを含む両替依頼データを管理装置へ送信し、また、管理装置から両替依頼データを受信した両替機において、両替依頼データに基づく適正な現金の入金があることにより、両替金を出金し、両替金出金データを管理装置へ送信し、また、管理装置から両替金出金データを受信したレジスタにおいて、両替金出金データに基づく適正な現金の入金があることにより、入金完了データを管理装置に送信しており、管理装置によってPOSレジスタの現金を統括して管理している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−275806号公報(第4−5頁、図1−2)
しかしながら、従来の現金管理システムでは、ネットワークを構築しているため、システム全体を管理するための管理装置が必要となり、大掛かりなシステムとなる問題がある。
また、係員のIDカードを読み込むために専用の入力部を設置しなければならない問題がある。
また、両替時や1日の締め時などの場合、POSレジスタ、両替機あるいは入出金機に対して、現金の出金金額や入金金額を手入力しなければならず、手間がかかる問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくてもPOSレジスタの現金を管理可能で、管理にあたり専用の機器を用いたり現金に関するデータを手入力する必要がない現金管理システムを提供することを目的とする。
請求項1記載の現金管理システムは、現金決済および電子マネー決済により商品の精算処理をし、現金に関するデータを管理するPOSレジスタと、このPOSレジスタと接続され、前記電子マネーでの決済を制御する電子マネー決済端末と、電子マネー媒体に対して前記電子マネーでの決済に関するデータを読み書きするとともに、データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対して前記POSレジスタで管理する現金に関するデータを読み書きするリーダライタとを具備しているものである。
請求項2記載の現金管理システムは、請求項1記載の現金管理システムにおいて、前記リーダライタは、前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取ることにより、そのデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に現金に関するデータを書き込むものである。
請求項3記載の現金管理システムは、請求項1または2記載の現金管理システムにおいて、前記POSレジスタと接続され、現金決済時に釣銭を払い出す自動釣銭機を具備し、前記電子マネー決済端末は、前記自動釣銭機に設けられているものである。
請求項4記載の現金管理システムは、請求項1ないし3いずれか記載の現金管理システムにおいて、現金に関するデータは、釣銭準備金の明細データ、売上金の出金明細データ、釣銭準備金の不足金種および不足金種の金額データの少なくともいずれか1つであるものである。
請求項5記載の現金管理システムは、請求項1ないし4いずれか記載の現金管理システムにおいて、前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対してデータを読み書きするリーダライタが接続され、このリーダライタで前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取って現金の入出金処理をする入出金機を具備しているものである。
請求項6記載の現金管理システムは、請求項1ないし5いずれか記載の現金管理システムにおいて、前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対してデータを読み書きするリーダライタが接続され、このリーダライタで前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取って現金の両替処理をする両替機を具備しているものである。
請求項1記載の現金管理システムによれば、POSレジスタの現金に関するデータをデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体によって移動させることができ、ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくてもPOSレジスタの現金を管理することが可能となり、しかも、専用のリーダライタを用いることなく、電子マネー媒体に対して電子マネーでの決済に関するデータを読み書きする既存のリーダライタを用いることができるとともに、現金に関するデータを手入力することなく、必要なデータをデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対して読み書きできる。
請求項2記載の現金管理システムによれば、請求項1記載の現金管理システムの効果に加えて、リーダライタでデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取ることにより、特別な操作をすることなく、そのデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に現金に関するデータを書き込むことができる。
請求項3記載の現金管理システムによれば、請求項1または2記載の現金管理システムの効果に加えて、電子マネー決済端末を自動釣銭機に設けたため、自動釣銭機で現金、電子マネーの両方の決済データを管理できる。
請求項4記載の現金管理システムによれば、請求項1ないし3いずれか記載の現金管理システムの効果に加えて、現金に関するデータは、釣銭準備金の明細データ、売上金の出金明細データ、釣銭準備金の不足金種および不足金種の金額データの少なくともいずれか1つであり、電子マネーでの決済に関するデータと関係のないデータを処理できる。
請求項5記載の現金管理システムによれば、請求項1ないし4いずれか記載の現金管理システムの効果に加えて、POSレジスタの現金に関するデータをデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体によってPOSレジスタと入出金機との間で移動でき、ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくてもPOSレジスタの現金を管理することが可能となり、しかも、入出金機のリーダライタでデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取れるため、現金に関するデータを手入力する手間がかからず、現金の入出金処理ができる。
請求項6記載の現金管理システムによれば、請求項1ないし5いずれか記載の現金管理システムの効果に加えて、POSレジスタの現金に関するデータをデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体によってPOSレジスタと両替機との間で移動でき、ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくてもPOSレジスタの現金を管理することが可能となり、しかも、両替機のリーダライタでデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取れるため、現金に関するデータを手入力する手間がかからず、現金の両替処理ができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1および図2に第1の実施の形態を示す。
図1に示すように、現金管理システム11は、スーパーマーケットなど小売店の売場に設置されるPOSレジスタ装置12、事務所などに設置される入出金装置13および両替装置14を備えている。これらPOSレジスタ装置12、入出金装置13および両替装置14は、ネットワークによって接続されていないが、互いのデータのやりとりによってPOSレジスタ装置12の現金の管理などが可能となっている。
そして、POSレジスタ装置12は、現金決済および電子マネー決済あるいはクレジットカード決済により商品の精算処理を可能とし、現金に関するデータを管理するPOSレジスタ21を備えている。
このPOSレジスタ21には、現金決済時に釣銭を払い出すための自動釣銭機22が接続されている。この自動釣銭機22は、現金として紙幣および硬貨が取り扱え、顧客から受け取った現金や両替用および補充用の現金などの入金と、釣銭や例えば1日の締めで回収する現金などの出金が可能となっており、入金する現金を識別して金種別に分類収納するとともに金種別に現金を払い出し可能となっている。この自動釣銭機22に収納されている現金の金種別の収納量データが自動釣銭機22およびPOSレジスタ21で管理されている。
自動釣銭機22には、電子マネー決済センター23と通信し、電子マネーでの決済を制御する電子マネー決済端末24が設けられている。この電子マネー決済端末24には、非接触ICを内蔵した電子マネーカードや携帯電話などの電子マネー媒体に対して、電子マネーでの決済に関するデータを読み書きする非接触式のリーダライタ25が接続されている。
このリーダライタ25は、このリーダライタ25にかざされて読み取られた特定のデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体(以下、データ管理用ICカードと呼ぶ)に対して、POSレジスタ21で管理する現金に関するデータ(以下、現金データと呼ぶ)を読み書きする機能を有している。この現金データとしては、釣銭準備金の補充時における釣銭準備金の不足金種および不足金種の金額データ、両替時における両替金額データ、締め時における残置する釣銭準備金の明細データおよび売上金の出金明細データなどであり、電子マネーでの決済に関するデータと関係のないデータである。
また、入出金装置13は、現金の入金、出金が可能な入出金機31を備え、この入出金機31にデータ管理用ICカードに対してデータを読み書きするリーダライタ32が接続されている。入出金機31は、リーダライタ32でデータ管理用ICカードを読み取って現金の入出金処理をする機能を有している。
また、両替装置14は、現金の入金、出金が可能な両替機41を備え、この両替機41にデータ管理用ICカードに対してデータを読み書きするリーダライタ42が接続されている。両替装置14は、リーダライタ42でデータ管理用ICカードを読み取って現金の両替処理をする機能を有している。
次に、現金管理システム11の運用について説明する。
まず、通常のPOSレジスタ21の運用について説明する。
POSレジスタ21では、現金決済、電子マネー決済、あるいはクレジットカード決済のいずれかによって、商品の精算処理をする。
現金決済の場合には、顧客から商品の代金として受け取った現金を係員が確認してPOSレジスタ21に入力し、釣銭の必要な場合には自動釣銭機22から釣銭を自動的に払い出す。あるいは、顧客から商品の代金として受け取った現金を自動釣銭機22に入金してこの自動釣銭機22で識別し、釣銭の必要な場合には自動釣銭機22から釣銭を自動的に払い出す。そして、自動釣銭機22内の現金の金種別の収納量データを更新して管理する。
電子マネー決済の場合には、顧客が電子マネー媒体をリーダライタ25にかざし、この電子マネー媒体をリーダライタ25で読み取って電子マネー決済端末24により決済する。
クレジットカード決済の場合には、顧客から受け取ったクレジットカードを係員がPOSレジスタ21のカードリーダに通して決済する。
次に、自動釣銭機22内の釣銭準備金が不足した場合の釣銭準備金の補充について説明する。
この釣銭準備金とは、釣銭用に自動釣銭機22内に残置しておく金種別の現金であり、金種別の釣銭準備金量が予め設定されている。
自動釣銭機22内の釣銭準備金が予め設定された釣銭準備金量より不足している状態では、それを確認しているPOSレジスタ21や自動釣銭機22で表示する。この表示を確認した係員により釣銭準備金を補充することになる。
係員がデータ管理用ICカードをPOSレジスタ21のリーダライタ25にかざす。
このデータ管理用ICカードをリーダライタ25で読み取り、データ管理用ICカードであることを確認する。その確認がとれれば、例えば、図2(a)に示すように、予め設定されている釣銭準備金に対して自動釣銭機22内にある現在の釣銭準備金の不足金種およびその枚数、合計金額、係員コード(店員コード)などを含む釣銭準備金不足データを求め、この釣銭準備金不足データをリーダライタ25によってデータ管理用ICカードに自動的に書き込む。なお、釣銭準備金の補充であることを確実に指令するために、POSレジスタ21に設けられた釣銭準備金確認ボタンを押下した後、データ管理用ICカードをリーダライタ25にかざすようにしてもよい。
その書き込み完了後、係員はデータ管理用ICカードを持って事務所の入出金機31の設置場所に行き、入出金機31のリーダライタ32にデータ管理用ICカードをかざす。
このデータ管理用ICカードをリーダライタ32が読み取り、データ管理用ICカードであること、および釣銭準備金不足データを確認する。それらの確認がとれて釣銭準備金不足データを取得すれば、入出金機31から釣銭準備金不足データに対応した釣銭準備金補充分の現金を自動的に出金し、釣銭準備金補充分出金データをリーダライタ32によってデータ管理用ICカードに自動的に書き込む。
その書き込み完了後、係員は入出金機31から出金された釣銭準備金補充分の現金およびデータ管理用ICカードを持って売場のPOSレジスタ21の設置場所に戻り、POSレジスタ21のリーダライタ25にデータ管理用ICカードをかざし、釣銭準備金補充分の現金を自動釣銭機22に入金する。
データ管理用ICカードをリーダライタ25で読み取り、データ管理用ICカードであること、および釣銭準備金補充分出金データを確認する。それらの確認がとれれて釣銭準備金補充分出金データを取得すれば、自動釣銭機22に入金された現金と釣銭準備金補充分出金データとを確認し、一致すれば補充完了となり、一致しなければ報知するなどのエラー処理をする。
次に、自動釣銭機22内にある現金を両替する場合について説明する。
この両替は、例えば、自動釣銭機22内のある金種の釣銭準備金が予め設定された釣銭準備金量より不足している状態で、他の金種の釣銭準備金の両替によって不足を解消可能な場合に可能としている。
係員が、両替であることを指令するためにPOSレジスタ21に設けられた両替確認ボタンを押下し、両替のために出金する金種およびその枚数を入力し、データ管理用ICカードをリーダライタ25にかざす。
このデータ管理用ICカードをリーダライタ25で読み取り、データ管理用ICカードであることを確認する。その確認がとれれば、入力された両替用の現金を自動釣銭機22から自動的に出金し、例えば、図2(b)に示すように、両替金種およびその枚数、合計金額、係員コード(店員コード)などを含む両替要求データをリーダライタ25によってデータ管理用ICカードに自動的に書き込む。
その両替用の現金の出金および書き込み完了後、係員は自動釣銭機22から出金された両替用の現金およびデータ管理用ICカードを持って事務所の両替機41の設置場所に行き、両替機41のリーダライタ42にデータ管理用ICカードをかざし、両替用の現金を両替機41に入金する。
このデータ管理用ICカードをリーダライタ42が読み取り、データ管理用ICカードであること、および両替要求データを確認する。それらの確認がとれて両替要求データを取得すれば、さらに、両替機41に入金された両替用の現金と両替要求データとを確認し、その確認もとれれば、両替要求データの金種から予め設定された金種に両替する現金を自動的に出金し、この出金した両替分出金データをリーダライタ42によってデータ管理用ICカードに自動的に書き込む。
その書き込み完了後、係員は両替機41から出金された両替分の現金およびデータ管理用ICカードを持って売場のPOSレジスタ21の設置場所に戻り、POSレジスタ21のリーダライタ25にデータ管理用ICカードをかざし、両替分の現金を自動釣銭機22に入金する。
データ管理用ICカードをリーダライタ25で読み取り、データ管理用ICカードであること、および両替分出金データを確認する。それらの確認がとれて両替分出金データを取得すれば、さらに、自動釣銭機22に入金された現金と両替分出金データとを確認し、一致すれば両替完了となり、一致しなければ報知するなどのエラー処理をする。
次に、例えば1日の締め処理について説明する。
この締めでは、自動釣銭機22内に予め設定された釣銭準備金を残置し、それ以外の売上金を回収する。
係員が、POSレジスタ21で締めを指令し、データ管理用ICカードをPOSレジスタ21のリーダライタ25にかざす。
このデータ管理用ICカードをリーダライタ25で読み取り、データ管理用ICカードであることを確認する。その確認がとれれば、例えば、図2(c)に示すように、自動釣銭機22に残置する予め設定されている釣銭準備金の金種およびその枚数、合計金額、係員コード(店員コード)などを含む釣銭準備金の残置明細データと、図2(d)に示すように、自動釣銭機22に残置する釣銭準備金を除いた売上金の金種およびその枚数、合計金額、係員コード(店員コード)などを含む売上金の出金明細データを求め、これら釣銭準備金の残置明細データおよび売上金の出金明細データをリーダライタ25によってデータ管理用ICカードに自動的に書き込む。
その書き込み完了後、係員は自動釣銭機22から出金された回収分の現金およびデータ管理用ICカードを持って事務所の入出金機31の設置場所に行き、入出金機31のリーダライタ32にデータ管理用ICカードをかざし、回収分の現金を入出金機31に入金する。
このデータ管理用ICカードをリーダライタ32が読み取り、データ管理用ICカードであること、釣銭準備金の残置明細データおよび売上金の出金明細データを確認する。それらの確認がとれて各データを取得すれば、入出金機31に入金された回収分の現金と売上金の出金明細データとを確認し、一致すれば締め処理の完了となり、一致しなければ報知するなどのエラー処理をする。
このように、POSレジスタ21の現金データをデータ管理用ICカードによって移動させることができ、ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくてもPOSレジスタ21の現金を管理することが可能となり、しかも、専用のリーダライタを用いることなく、電子マネー媒体に対して電子マネーでの決済に関するデータを読み書きする既存のリーダライタ25を用いることができるとともに、現金データを手入力することなく、必要なデータをデータ管理用ICカードに対して読み書きできる。
また、リーダライタ25でデータ管理用ICカードを読み取ることにより、そのデータ管理用ICカードに現金データを書き込むようにすれば、特別な操作をすることがなく、操作性を向上できる。
また、POSレジスタ21の現金データをデータ管理用ICカードによってPOSレジスタ21と入出金機31との間、および両替機41との間で移動でき、ネットワークによる大掛かりなシステムを構築しなくてもPOSレジスタ21の現金を管理することが可能となり、しかも、入出金機31のリーダライタ32、および両替機41のリーダライタ42でデータ管理用ICカードを読み取れるため、現金データを手入力する手間がかからず、現金の入出金処理、および両替処理ができる。
また、入出金機31と両替機41との間で現金を移動させる場合にも、データ管理用ICカードを利用することによって現金の移動を管理できる。
また、電子マネー決済端末24を自動釣銭機22に設けることにより、自動釣銭機22で現金、電子マネーの両方の決済データを管理できる。
ただし、図3の第2の実施の形態に示すように、電子マネー決済端末24を自動釣銭機22とは別体に設け、POSレジスタ21に接続するようにしてもよい。
本実施の形態では、データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体として、ICカードを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、携帯電話等の記憶領域を持つ非接触ICタグが内蔵されている媒体であればなんでもよい。
本発明の第1の実施の形態を示す現金管理システムの構成図である。 同上現金管理システムで取り扱う現金に関するデータの例を示し、(a)は釣銭準備金補充時の例、(b)は両替時の例、(c)は締め処理時の釣銭準備金の残置明細データの例、(d)は締め処理時の売上金の出金明細データの例である。 本発明の第2の実施の形態を示す現金管理システムの一部を省略した構成図である。
符号の説明
11 現金管理システム
21 POSレジスタ
22 自動釣銭機
24 電子マネー決済端末
25 リーダライタ
31 入出金機
41 両替機

Claims (6)

  1. 現金決済および電子マネー決済により商品の精算処理をし、現金に関するデータを管理するPOSレジスタと、
    このPOSレジスタと接続され、前記電子マネーでの決済を制御する電子マネー決済端末と、
    電子マネー媒体に対して前記電子マネーでの決済に関するデータを読み書きするとともに、データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対して前記POSレジスタで管理する現金に関するデータを読み書きするリーダライタと
    を具備していることを特徴とする現金管理システム。
  2. 前記リーダライタは、前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取ることにより、そのデータ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に現金に関するデータを書き込む
    ことを特徴とする請求項1記載の現金管理システム。
  3. 前記POSレジスタと接続され、現金決済時に釣銭を払い出す自動釣銭機を具備し、
    前記電子マネー決済端末は、前記自動釣銭機に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2記載の現金管理システム。
  4. 現金に関するデータは、釣銭準備金の明細データ、売上金の出金明細データ、釣銭準備金の不足金種および不足金種の金額データの少なくともいずれか1つである
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の現金管理システム。
  5. 前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対してデータを読み書きするリーダライタが接続され、このリーダライタで前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取って現金の入出金処理をする入出金機を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の現金管理システム。
  6. 前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体に対してデータを読み書きするリーダライタが接続され、このリーダライタで前記データ管理用の非接触ICタグ内蔵記憶媒体を読み取って現金の両替処理をする両替機を具備している
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれか記載の現金管理システム。
JP2007302412A 2007-11-22 2007-11-22 現金管理システムおよび自動釣銭機 Active JP5230169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007302412A JP5230169B2 (ja) 2007-11-22 2007-11-22 現金管理システムおよび自動釣銭機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007302412A JP5230169B2 (ja) 2007-11-22 2007-11-22 現金管理システムおよび自動釣銭機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013057056A Division JP5529993B2 (ja) 2013-03-19 2013-03-19 現金管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009129130A true JP2009129130A (ja) 2009-06-11
JP5230169B2 JP5230169B2 (ja) 2013-07-10

Family

ID=40819993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007302412A Active JP5230169B2 (ja) 2007-11-22 2007-11-22 現金管理システムおよび自動釣銭機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5230169B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142034A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 グローリー株式会社 現金管理システムおよび現金管理方法
JP2017010407A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社寺岡精工 商品販売データ処理システムおよび商品販売データ処理装置
JP2018116715A (ja) * 2012-10-17 2018-07-26 株式会社寺岡精工 入出金指示装置及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1011634A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Omron Corp 取引カートリッジ、取引処理装置、取引処理システムおよび取引処理方法
JP2004145472A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Sanden Corp 自動販売機
JP2006215969A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Ishida Co Ltd 販売システム
JP2006344123A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Toshiba Tec Corp 決済端末装置およびチェックアウトシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1011634A (ja) * 1996-06-21 1998-01-16 Omron Corp 取引カートリッジ、取引処理装置、取引処理システムおよび取引処理方法
JP2004145472A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Sanden Corp 自動販売機
JP2006215969A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Ishida Co Ltd 販売システム
JP2006344123A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Toshiba Tec Corp 決済端末装置およびチェックアウトシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011142034A1 (ja) * 2010-05-14 2011-11-17 グローリー株式会社 現金管理システムおよび現金管理方法
JP5722316B2 (ja) * 2010-05-14 2015-05-20 グローリー株式会社 現金管理システムおよび現金管理方法
JP2018116715A (ja) * 2012-10-17 2018-07-26 株式会社寺岡精工 入出金指示装置及びプログラム
JP2017010407A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 株式会社寺岡精工 商品販売データ処理システムおよび商品販売データ処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5230169B2 (ja) 2013-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016091485A (ja) 貨幣管理システム及び貨幣管理方法
JP2010086162A (ja) レジ精算システム
JP2010086159A (ja) レジ精算システム
JP4452109B2 (ja) 資金管理システム及び資金管理方法
US20200410826A1 (en) Money dispensing management apparatus, money dispensing management system, and money dispensing management method
JP5230169B2 (ja) 現金管理システムおよび自動釣銭機
JP2005275805A (ja) 資金管理システム
WO2019181426A1 (ja) 顧客誘導装置、現金払出システム、顧客誘導方法およびプログラム
JP5529993B2 (ja) 現金管理システム
JP4706346B2 (ja) 自動取引装置
JP2011243045A (ja) 自動取引制御装置及び自動取引制御プログラム
KR20180134438A (ko) 금융기기 및 자동정산 서비스 시스템
JP7007835B2 (ja) 電子マネー端末装置、電子マネー管理システム及び電子マネーチャージ方法
JP6694999B2 (ja) Posシステム及び支払方法
JP5023817B2 (ja) 自動取引装置および自動取引システム
JP2005275804A (ja) 資金管理システム
JP7134281B2 (ja) 入出金管理システム、入出金管理装置及び入出金管理方法
JP7348684B2 (ja) 管理システム及びプログラム
JP6831749B2 (ja) 貨幣処理システム及び貨幣処理方法
WO2023190033A1 (ja) 現金処理装置
KR101900846B1 (ko) 무인 포스시스템
KR101102661B1 (ko) 잔돈교환 기능을 제공하는 금융자동화기기 및 금융자동화기기를 통해 잔돈교환 기능 제공 방법
JP2022012167A (ja) 余剰金管理システム
JP4137012B2 (ja) 精算機及び精算システム
JP2023126941A (ja) システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121108

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130319

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160329

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5230169

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150