JP2009128581A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの増大をできる限り抑制しつつ、間違いシートを検出することが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】記録シートとして利用すべき裏紙を、誤って表裏反転状態で給紙した場合に、当該間違いシートを検出する光学センサ68を備えた画像形成装置10において、画像形成時は、循環走行する搬送ベルト40によって搬送されて来る記録シートに対し画像形成し、画像安定化処理時は、搬送ベルト40の搬送面に直接トナーパターンを形成する画像形成部12を備え、光学センサ68を、搬送ベルト40のシート搬送面に面する位置であって、給紙部14から繰り出された記録シートが画像形成部12に達するまでの画像形成部上流側に設け、画像安定化処理時は、搬送ベルト40の循環走行によって画像形成部12上流まで循環搬送されたトナーパターンも、光学センサ68を用いて検出することとした。
【選択図】図1
【解決手段】記録シートとして利用すべき裏紙を、誤って表裏反転状態で給紙した場合に、当該間違いシートを検出する光学センサ68を備えた画像形成装置10において、画像形成時は、循環走行する搬送ベルト40によって搬送されて来る記録シートに対し画像形成し、画像安定化処理時は、搬送ベルト40の搬送面に直接トナーパターンを形成する画像形成部12を備え、光学センサ68を、搬送ベルト40のシート搬送面に面する位置であって、給紙部14から繰り出された記録シートが画像形成部12に達するまでの画像形成部上流側に設け、画像安定化処理時は、搬送ベルト40の循環走行によって画像形成部12上流まで循環搬送されたトナーパターンも、光学センサ68を用いて検出することとした。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関し、特に、片面に印刷済みの記録シート(以下、「裏紙」と称する。)を再利用する場合における、当該片面への二重印刷を防止するための技術に関する。
画像形成装置、例えばプリンタを使用している企業等においては、経費削減や資源の有効利用といった観点から、裏紙の未だ印刷に供されていない裏面を利用して印刷することが行われている。この場合に、プリンタの給紙トレイに裏紙の表裏を誤ってセットしたまま給紙されてしまうと、当該間違いシートにおける印刷済み面の表面(オモテめん)に重ねて印刷してしまうといった二重印刷がなされてしまう不都合が生じる。
この二重印刷を防止するため、特許文献1、2に開示されているプリンタは、給紙トレイから印字部に至る用紙搬送路を搬送される記録シートの印刷予定面における印刷情報の有無を専用のセンサで検出する構成を有している。そして、印刷予定面に印刷情報が検出されると(間違いシートが検出されると)、二重印刷を防止するための所定の処理を講じている。
特開平7−137406号公報
特開平10−293505号公報
しかしながら、間違いシートを検出するためのみに新たにセンサを設けることは、プリンタの製造コストを増大させることとなるため、好ましくない。
なお、この課題は、プリンタに限らず、他の画像形成装置、例えば、コピー機、ファクシミリ装置、あるいは、少なくともこれら三つの機能を併せ持つ複合機(MFP)に共通するものである。
なお、この課題は、プリンタに限らず、他の画像形成装置、例えば、コピー機、ファクシミリ装置、あるいは、少なくともこれら三つの機能を併せ持つ複合機(MFP)に共通するものである。
上記した課題に鑑み、本発明は、製造コストの増大をできる限り抑制しつつ、間違いシートを検出することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、記録シートとして利用すべき裏紙を、誤って表裏反転状態で給紙した場合に、当該間違いシートを検出する光学センサを備えた画像形成装置であって、循環走行する搬送体と、画像形成時は、搬送体に載せて搬送されて来る記録シートに対し画像形成し、画像安定化処理時は、搬送体の搬送面に直接トナーパターンを形成する画像形成部と、を備え、前記光学センサは、前記搬送体のシート搬送面上であって、給紙部から繰り出された記録シートが画像形成部に達するまでの画像形成部上流側に設けられ、画像安定化処理時は、搬送体の循環走行によって画像形成部上流まで循環搬送されたトナーパターンを検出するよう前記光学センサを切り替えて用いることを特徴とする。
また、画像形成時に、間違いシートが検出されると、当該間違いシートへの画像形成を中止し、記録シート排出部へ排出する制御部を有することを特徴とする。この場合に、当該制御部は、中止された前記画像形成に係る画像の形成を、前記給紙部から次に給紙される記録シートへ再度試みることとしても構わない。
さらに、前記制御部は、画像形成時に、間違いシートが検出されると、通知手段により、その旨を使用者に通知することを特徴とする。
さらに、前記制御部は、画像形成時に、間違いシートが検出されると、通知手段により、その旨を使用者に通知することを特徴とする。
また、前記光学センサは、記録シートの搬送方向と直交する方向において、当該記録シートの通過領域の略中央を検知する位置に設けられていることを特徴とする。
複数個の光学センサを設ける場合に、各々の光学センサを、その検知領域が記録シートの搬送方向と交差する方向にずれるように配することとしても良い。
複数個の光学センサを設ける場合に、各々の光学センサを、その検知領域が記録シートの搬送方向と交差する方向にずれるように配することとしても良い。
上記構成からなる画像形成装置によれば、画像形成時に間違いシートを検出する光学センサが、画像安定化処理には、搬送体の搬送面に直接形成されたトナーパターンを検出するよう切り替えて用いられる、すなわち、前記光学センサが、間違いシートの検出と前記トナーパターンの検出とに兼用されるため、間違いシートの検出のためにのみ新たに光学センサを設ける場合と比較して、当該画像形成装置の製造コストの増大を可能な限り抑制することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について、カラープリンタを例にとり、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態に係るタンデム型カラープリンタ10(以下、単に「プリンタ10」という。)の概略構成を示す図である。
プリンタ10は、大きく分けて、画像形成部12、給紙部14、および記録シート搬送部16から構成される。
図1は、実施の形態に係るタンデム型カラープリンタ10(以下、単に「プリンタ10」という。)の概略構成を示す図である。
プリンタ10は、大きく分けて、画像形成部12、給紙部14、および記録シート搬送部16から構成される。
画像形成部12は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各再現色に対応して設けられた4個の作像ユニット18Y,18M,18C,18Kと定着ユニット20とを有する。
各作像ユニット18Y,18M,18C,18Kは、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kと、これを中心にしてその周囲に配された帯電ローラ24C,24M,24Y,24K、LEDアレイ26Y,26M,26C,26K、現像器28Y,28M,28C,28K、転写ローラ30Y,30M,30C,30K、およびクリーナ32Y,32M,32C,32Kなどからなる。また、転写ローラ30Y,30M,30C,30Kの各々には、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kとの間で転写電界を発生させるため、転写ローラ30Y,30M,30C,30Kに高電圧を印加するための高圧電源31Y,31M,31C,31Kが設けられている。
各作像ユニット18Y,18M,18C,18Kは、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kと、これを中心にしてその周囲に配された帯電ローラ24C,24M,24Y,24K、LEDアレイ26Y,26M,26C,26K、現像器28Y,28M,28C,28K、転写ローラ30Y,30M,30C,30K、およびクリーナ32Y,32M,32C,32Kなどからなる。また、転写ローラ30Y,30M,30C,30Kの各々には、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kとの間で転写電界を発生させるため、転写ローラ30Y,30M,30C,30Kに高電圧を印加するための高圧電源31Y,31M,31C,31Kが設けられている。
給紙部14は、記録シートを収納する給紙カセット34と記録シートを給紙カセット34から繰り出すためピックアップローラ36と繰り出された記録シートを記録シート搬送部16に送り出すタイミングをとるためのタイミングローラ38などからなる。
搬送部16は、記録シート搬送体としての無端ベルトである搬送ベルト40とこれを張架する駆動ローラ42および従動ローラ44とを有するベルト式搬送ユニット46を備えている。搬送ベルト40の外周面が記録シートの搬送面となり、当該搬送面が循環走行することによって、搬送面の一部に静電吸着された(搬送ベルト40に載せられた)記録シートが搬送されることとなる。ベルト式搬送ユニット46は、給紙部14から記録シート排出部である排紙トレイ48に至る搬送路50に沿って、作像ユニット18Y,18M,18C,18Kと対向する位置に設けられている。搬送路50には、この他に、給紙部14から送出された記録シートをベルト式搬送ユニット46へ送る搬送ローラ52、記録シートを排紙トレイ48へ排出する排紙ローラ54が設けられている。
搬送部16は、記録シート搬送体としての無端ベルトである搬送ベルト40とこれを張架する駆動ローラ42および従動ローラ44とを有するベルト式搬送ユニット46を備えている。搬送ベルト40の外周面が記録シートの搬送面となり、当該搬送面が循環走行することによって、搬送面の一部に静電吸着された(搬送ベルト40に載せられた)記録シートが搬送されることとなる。ベルト式搬送ユニット46は、給紙部14から記録シート排出部である排紙トレイ48に至る搬送路50に沿って、作像ユニット18Y,18M,18C,18Kと対向する位置に設けられている。搬送路50には、この他に、給紙部14から送出された記録シートをベルト式搬送ユニット46へ送る搬送ローラ52、記録シートを排紙トレイ48へ排出する排紙ローラ54が設けられている。
搬送部16は、さらに、両面印刷の際に用いる再給紙路56を有しており、再給紙路56に沿って、搬送ローラ58〜64が設けられている。
また、排紙ローラ54の排紙トレイ48側直後の近傍に、記録シートの排紙完了を検出するための排紙センサ66が設けられている。排紙センサ66には、発光素子と受光素子を備えた公知の反射型光電センサが用いられる。検知領域に記録シートが存在するときは、発光素子からの光が記録シートで反射されて受光素子に入射し、排紙センサ66から出力される信号がONとなる。一方、検知領域に記録シートが存在しないときは、発光素子からの光は受光素子には入射されず、排紙センサ66からの信号はOFFとなる。この信号を後述する制御部88によりモニターし、排紙センサ66からの信号がONからOFFに切り替わったことをもって記録シートの排紙の完了が検出された(搬送方向における記録シートの後端が検出された)こととしている。
また、排紙ローラ54の排紙トレイ48側直後の近傍に、記録シートの排紙完了を検出するための排紙センサ66が設けられている。排紙センサ66には、発光素子と受光素子を備えた公知の反射型光電センサが用いられる。検知領域に記録シートが存在するときは、発光素子からの光が記録シートで反射されて受光素子に入射し、排紙センサ66から出力される信号がONとなる。一方、検知領域に記録シートが存在しないときは、発光素子からの光は受光素子には入射されず、排紙センサ66からの信号はOFFとなる。この信号を後述する制御部88によりモニターし、排紙センサ66からの信号がONからOFFに切り替わったことをもって記録シートの排紙の完了が検出された(搬送方向における記録シートの後端が検出された)こととしている。
さらに、搬送ベルト40の従動ローラ44に対する巻き掛け部近傍の、搬送ベルト40の平坦面が検知できる位置に、発光素子と受光素子を備えた公知の反射型光電センサからなる濃度センサ68が設けられている。換言すると、濃度センサ68は、搬送ベルト40の記録シート搬送面に面する位置であって、給紙部14から繰り出された記録シートが画像形成部12に達するまでの画像形成部12上流側に設けられている。また、図2に示すように、濃度センサ68は、矢印Aで示す記録シートの搬送方向と直交する方向においては、搬送ベルト40のほぼ中央位置(搬送される記録シートの幅方向中央位置)である。なお、図2は、作像ユニット18Y,18M,18C,18Kを取り除いた状態で搬送ベルト40を作像ユニット18Y,18M,18C,18K設置側から見た図である。濃度センサ68の利用方法については後述する。
図1に戻り、上記の構成からなるプリンタ10において、感光体ドラム22Y,22M,22C,22Kの各々は、LEDアレイ26Y,26M,26C,26Kによる露光を受ける前に、クリーナ32Y,32M,32C,32Kで表面の残存トナーが除去された後帯電ローラ24C,24M,24Y,24Kにより一様に帯電されており、一様に帯電した状態でLEDアレイ26Y,26M,26C,26Kによる露光を受けると、その表面に静電潜像が形成される。
各静電潜像は、それぞれ各色の現像器28Y,28M,28C,28Kにより現像され、感光体ドラム22Y,22M,22C,22K表面にC、M、Y、Kのトナー像が形成さる。各色のトナー像は、記録シート搬送部16により搬送され、感光体ドラム22Y,22M,22C,22K(作像ユニット18Y,18M,18C,18K)を通過する記録シート上に順次転写されていく。この際、各色の作像動作は、搬送される記録シートの同じ位置にそのトナー像が重ね合わせて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
各色のトナー像が多重転写された記録シートは、搬送ベルト40により定着ユニット20にまで搬送され、ここにおいて高熱下で加圧されて、その表面のトナー粒子がシート表面に融着して定着する。その後、記録シートは排紙トレイ48上に排出される。
なお、両面印刷がなされる場合には、記録シート後端が搬送路分岐部72と排紙ローラ54との間にくるタイミングで、排紙ローラ54を逆転させ、記録シートをスイッチバックさせるとともに、搬送路分岐部72近傍に設けられた切換つめ(不図示)を切り換えて、記録シートを再給紙路56に導入し、反転させて、再びベルト式搬送ユニット46へと導く。
なお、両面印刷がなされる場合には、記録シート後端が搬送路分岐部72と排紙ローラ54との間にくるタイミングで、排紙ローラ54を逆転させ、記録シートをスイッチバックさせるとともに、搬送路分岐部72近傍に設けられた切換つめ(不図示)を切り換えて、記録シートを再給紙路56に導入し、反転させて、再びベルト式搬送ユニット46へと導く。
また、筐体70内には、ブザー73が設置されている。
さらに、プリンタ10の筐体70における上面の操作し易い位置には、操作パネル74が設けられている。図3(a)に、操作パネル74の平面図を示す。操作パネル74は、液晶表示部76や各種キーを有している。メニュー選択キー78は、液晶表示部76に設定メニューを表示したり、設定メニューの設定項目を選択したりするのに用いられる。カーソルキー79〜82は、設定メニューの設定項目を切換えたり、各メニュー画面を移動したりするのに用いられる。キャンセルキー84は、設定メニューで変更中の操作をキャンセルするのに用いられる。ストップキー86は、プリンタ10のプリント動作を停止させるのに用いられる。
さらに、プリンタ10の筐体70における上面の操作し易い位置には、操作パネル74が設けられている。図3(a)に、操作パネル74の平面図を示す。操作パネル74は、液晶表示部76や各種キーを有している。メニュー選択キー78は、液晶表示部76に設定メニューを表示したり、設定メニューの設定項目を選択したりするのに用いられる。カーソルキー79〜82は、設定メニューの設定項目を切換えたり、各メニュー画面を移動したりするのに用いられる。キャンセルキー84は、設定メニューで変更中の操作をキャンセルするのに用いられる。ストップキー86は、プリンタ10のプリント動作を停止させるのに用いられる。
図4は、画像形成部12、給紙部14、記録シート搬送部16、および操作パネル74各部の動作を制御する制御部88の概略構成を示すブロック図である。
制御部88は、CPU96を中心として、画像信号処理部90、画像メモリ92、LEDアレイ駆動部94、RAM98、およびROM100を有する。
画像信号処理部90は、パソコン等の外部装置から受け取ったプリントジョブから、Y,M,C,Kの再現色の画像データを生成して画像メモリ92に出力し、上記画像データを再現色ごと、およびページごとに格納させる。画像メモリ92内の画像データは、ページ毎にページ番号で区別される。例えば、外部装置から10頁分のプリントジョブを受信した場合、画像データは第1頁〜第10頁のページ番号で区別される。
制御部88は、CPU96を中心として、画像信号処理部90、画像メモリ92、LEDアレイ駆動部94、RAM98、およびROM100を有する。
画像信号処理部90は、パソコン等の外部装置から受け取ったプリントジョブから、Y,M,C,Kの再現色の画像データを生成して画像メモリ92に出力し、上記画像データを再現色ごと、およびページごとに格納させる。画像メモリ92内の画像データは、ページ毎にページ番号で区別される。例えば、外部装置から10頁分のプリントジョブを受信した場合、画像データは第1頁〜第10頁のページ番号で区別される。
LEDアレイ駆動部94は、CPU96からの制御を受けて、画像メモリ92から走査ラインごとに、画像形成対象ページの画像データを読み出して、各LEDアレイを駆動する。
また、CPU96は、給紙部14における給紙カセット34からの給紙動作、画像形成部12や記録シート搬送部16の動作などを、同期をとりながら統一的に制御し、上述したような画像形成動作を実行させる。
また、CPU96は、給紙部14における給紙カセット34からの給紙動作、画像形成部12や記録シート搬送部16の動作などを、同期をとりながら統一的に制御し、上述したような画像形成動作を実行させる。
RAM98は、各種制御変数および操作パネル74から設定された設定項目や、後述するエラーフラグの状態、エラー回数、プリント枚数を一時的に記憶すると共に、プログラム実行中のワークエリアを提供する。
ROM100は、画像形成部12、給紙部14、記録シート搬送部16に指示して統一的に画像形成動作(プリント動作)を実行させるための制御プログラム、トナー濃度制御などの画像安定化制御のためのプログラムの他、トナー濃度制御のため、最終的に搬送ベルト40の記録シート搬送面に形成するトナーパターンの印字用データ等が格納されている。
ROM100は、画像形成部12、給紙部14、記録シート搬送部16に指示して統一的に画像形成動作(プリント動作)を実行させるための制御プログラム、トナー濃度制御などの画像安定化制御のためのプログラムの他、トナー濃度制御のため、最終的に搬送ベルト40の記録シート搬送面に形成するトナーパターンの印字用データ等が格納されている。
次に、画像安定化制御の一環として実施される画像濃度制御について説明する。なお、画像濃度制御自体は、周知の技術であるので、ここでは簡単に説明するにとどめる。画像濃度制御の際は、各作像ユニット18C,18M,18Y,18K(図1)を用いて、図5に示すように、搬送ベルト40の幅方向中央部に、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナーパターン102K,102Y,102M,102Cを形成する。搬送ベルト40の走行に伴い、駆動ローラ42位置、従動ローラ44位置を経由して、濃度センサ68の検知領域に搬送されるトナーパターン102K,102Y,102M,102Cの各濃度を画像濃度制御に必要な情報として、濃度センサ40を用いて検出する。検出結果に基づき、各作像ユニット18C,18M,18Y,18K(図1)における、帯電ローラ24K,24Y,24M,24Cによる感光体ドラム22K,22Y,22M,22Cの帯電量や現像器28K,28Y,28M,22Cにおける現像バイアス等を制御して、記録シートへの画像形成の際に適正な画像濃度が得られるようにしている。
濃度センサ40の検知領域を通過した後のトナーパターン102K,102Y,102M,102C(を構成するトナー)は、以下のようにして搬送ベルト40から除去される。高圧電源31K,31Y,31M,31Cを用い、転写ローラ30K,30Y,30M,30Cに、記録シートへの画像形成時と逆バイアスの電圧を印加する。これにより、走行駆動される搬送ベルト40上のトナーは、回転する感光体ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面に戻される(逆転写される)。感光体ドラム22K,22Y,22M,22C上に逆転写されたトナーは、クリーナ32K,32Y,32M,32Cによって除去され、結果的に、搬送ベルト40上からトナーパターン102K,102Y,102M,102Cが除去されることとなる。なお、転写ローラに逆バイアス電圧を印加しトナーを逆転写して除去する方法は公知の技術なので、その詳細な説明は省略し簡単に言及するにとどめた。
濃度センサ40は、また、給紙部14から給紙され記録シート搬送部16で搬送される記録シートの画像形成予定面にすでに画像が形成されているか否かを検出するのに用いられる。すなわち、給紙部14から給紙された裏紙が、給紙部14の給紙カセット34に表裏正しく収納されていたか否かを検出するのに用いられる。なお、言うまでもなく、図1において、裏紙が給紙カセット34に正しく収納されている状態とは、既画像形成面が下向きにセットされている状態である。一方、既画像形成面が上向きにセットされている状態は、間違って収納されている状態であり、このように収納された記録シートを「間違いシート」と称することとする。ここで、以下、給紙部14から給紙され記録シート搬送部16で搬送される記録シートの画像形成予定面にすでに画像が形成されていることを検出することを「間違いシートの検出」と言うこととする。
濃度センサ40の受光素子(不図示)からの出力は、制御部88(図1、図4)でモニターされる。濃度センサ40が、記録シートの生地部分(画像が形成されていない部分)を検知しているときの出力を100[%]とする。濃度センサ40が、記録シートにおける画像形成部分を検知すると、当該部分からの反射光量は生地部分を検知しているときよりも減少するため、受光素子からの出力は低下する。本例では、受光素子からの出力が例えば60[%]以下になると、記録シートにおける画像形成部分(既形成画像部分)を検知しているとみなすこととしている。
ただし、受光素子からの出力が60[%]以下の状態が僅かの間でも検出された場合に、間違いシートを検出したとみなすと、誤検出を招く結果となりかねない。そこで、本例では、受光素子からの出力が60[%]以下の状態の累積検出時間が所定の時間を越えると、間違いシートを検出したと判定することとしている。なお、この所定の時間の長短は、記録シートの搬送速度(画像形成部12におけるプロセススピード)に依って定められるものである。また、記録シートにおける画像形成部分(既形成画像部分)を検知しているとみなす場合の閾値も上記60[%]に限られるものではなく、適宜、他の値に設定可能である。
上記検出手法により、間違いシートが検出される態様について図6を参照しながら説明する。
図6(a)、図6(b)共に、横軸に時間、縦軸に受光素子の出力[%]を採ったグラフである。
図6(a)は、例えば、文字が形成されている部分を検知しているときの例である。文字を構成する線が検知領域を通過するごとに受光素子の出力が低下する。出力が60[%]以下の時間T1,T2,T3,…を累積していき、累積時間が判定時間Tjを超えた時点をもって、間違いシートを検出したものする。
図6(a)、図6(b)共に、横軸に時間、縦軸に受光素子の出力[%]を採ったグラフである。
図6(a)は、例えば、文字が形成されている部分を検知しているときの例である。文字を構成する線が検知領域を通過するごとに受光素子の出力が低下する。出力が60[%]以下の時間T1,T2,T3,…を累積していき、累積時間が判定時間Tjを超えた時点をもって、間違いシートを検出したものする。
図6(b)は、例えば、イラストなどの比較的トナー付着面積の大きい画像が形成されている場合の例である。この場合も、出力が60[%]以下の時間を累積していき、累積時間が判定時間Tjを超えた時点で、間違いシートを検出したものする。
なお、間違いシートの検出に関する上述した処理は、次に説明する図7のフローチャートに基づく処理と並行して実行される。
なお、間違いシートの検出に関する上述した処理は、次に説明する図7のフローチャートに基づく処理と並行して実行される。
続いて、片面印刷が行われる際に、制御部で実行される処理手順について、図7に示すフローチャートに基づき、図1に示す全体構成を適宜参照しながら説明する。
このフローチャートに基づく制御プログラムは、片面印刷の際に起動される。
先ず、変数「n」、「P」を「1」に、変数「R」を「0」に初期設定し、フラグ「E」を「0」にリセットする(ステップS2)。
このフローチャートに基づく制御プログラムは、片面印刷の際に起動される。
先ず、変数「n」、「P」を「1」に、変数「R」を「0」に初期設定し、フラグ「E」を「0」にリセットする(ステップS2)。
変数「n」は、給紙部14からの給紙枚数をカウントするためのものである。
変数「P」は、画像形成対象ページを特定するためのものである。
変数「R」は、間違いシートを検出した連続回数をカウントするためのものである。
フラグ「E」は、間違いシートを検出した場合にセットされ(E=1)、その間違いシートが排紙トレイ48に排出されるタイミングでリセットされる(E=0)フラグである。
変数「P」は、画像形成対象ページを特定するためのものである。
変数「R」は、間違いシートを検出した連続回数をカウントするためのものである。
フラグ「E」は、間違いシートを検出した場合にセットされ(E=1)、その間違いシートが排紙トレイ48に排出されるタイミングでリセットされる(E=0)フラグである。
次に、フラグEをチェックし、E=1の場合は(ステップS4でYes)、ステップS6〜S12をスキップしてステップS14へ進み、E=0の場合は(ステップS4でNo)は、ステップS6に進み間違いシートが検出されたか否かを確認する。
間違いシートが検出されない場合は(ステップS6でNo)、ステップS14に進む。
一方、間違いシートが検出された場合は(ステップS6でYes)、画像形成動作を中止する(ステップS8)と共に、警告表示1をして(ステップS10)、フラグEを「1」にセットする(ステップS12)。
間違いシートが検出されない場合は(ステップS6でNo)、ステップS14に進む。
一方、間違いシートが検出された場合は(ステップS6でYes)、画像形成動作を中止する(ステップS8)と共に、警告表示1をして(ステップS10)、フラグEを「1」にセットする(ステップS12)。
ここで、「画像形成動作の中止」とは、LEDアレイ26C,26M,26Y,26Kによる感光体ドラム22C,22M,22Y,22Kの露光のみを中止することをいう。したがって、既に、形成された静電潜像は、現像器28C,28M,28Y,28Kでトナー像に現像され、当該トナー像は搬送ベルト40によって搬送される記録シート上に、転写ローラ30C,30M,30Y,30Kによって発生する転写電界の作用を受けて転写される。そして、定着ユニット20で定着された後、排紙トレイ48へと排出されることとなる。
また、警告表示として、ブザー73を所定時間(例えば、5秒間)鳴らすと共に、操作パネル74の液晶表示部76(図3(a))に、図3(b)に示すような、『n枚目(図示例では、「1枚目」)の用紙は、印刷面に既に画像が存在しました。』といった旨の表示をする。
続いて、操作パネル74のストップキー86(図3(a))の押下により、装置の停止指示がなされたか否かをチェックし(ステップS14)、停止指示のなされない間は(ステップS14でNo)、記録シートの排紙トレイ48への排出完了が確認されるまで(ステップS16でYes)、上記ステップS4〜S12の処理を繰り返す。なお、停止指示があった場合の(ステップS14でYes)の装置の停止処理(ステップS38)については後述する。
続いて、操作パネル74のストップキー86(図3(a))の押下により、装置の停止指示がなされたか否かをチェックし(ステップS14)、停止指示のなされない間は(ステップS14でNo)、記録シートの排紙トレイ48への排出完了が確認されるまで(ステップS16でYes)、上記ステップS4〜S12の処理を繰り返す。なお、停止指示があった場合の(ステップS14でYes)の装置の停止処理(ステップS38)については後述する。
記録シートの排紙トレイ48への排出完了が確認されると(ステップS16でYes)、フラグEをチェックする(ステップS18)。
フラグE=0の場合(ステップS18でNo)、すなわち排紙トレイ48へ排出された記録シートが間違いシートではないとみなされた場合には、当該記録シートに形成された第P頁目の画像のデータを画像メモリ92(図4)から消去する(ステップS22)と共に、画像形成対象を次頁の画像とすべく変数「P」を一つインクリメントした後(ステップS24)、間違いシートを検出した連続回数をカウントするための変数「R」をリセットする(ステップS24)。
フラグE=0の場合(ステップS18でNo)、すなわち排紙トレイ48へ排出された記録シートが間違いシートではないとみなされた場合には、当該記録シートに形成された第P頁目の画像のデータを画像メモリ92(図4)から消去する(ステップS22)と共に、画像形成対象を次頁の画像とすべく変数「P」を一つインクリメントした後(ステップS24)、間違いシートを検出した連続回数をカウントするための変数「R」をリセットする(ステップS24)。
そして、全頁の印刷が終了したか否かを判断して(ステップS26)、未印刷ページが残っていれば(ステップS26でNo)、変数「n」を一つインクリメントして、次の画像形成を開始する(ステップS30)。
一方、ステップS18において、フラグE=1の場合(ステップS18でYes)、すなわち排紙トレイ48へ排出されたのが間違いシートであった場合は、変数「R」を1つインクリメントし(ステップS26)、フラグEをリセットして(ステップS28)、「R≧3」か否か、すなわち、間違いシートの給紙が3回連続したか否かをチェックする(ステップS30)。
一方、ステップS18において、フラグE=1の場合(ステップS18でYes)、すなわち排紙トレイ48へ排出されたのが間違いシートであった場合は、変数「R」を1つインクリメントし(ステップS26)、フラグEをリセットして(ステップS28)、「R≧3」か否か、すなわち、間違いシートの給紙が3回連続したか否かをチェックする(ステップS30)。
3回未満であれば(ステップS36でNo)、ステップS26へ進み、全頁の印刷が終了したか否かを判断し、未印刷ページが残っていれば(ステップS26でNo)、変数「n」を一つインクリメントして、次の画像形成を開始する(ステップS30)。この場合、画像形成対象頁を特定する変数「P」は変更されていないので、次に給紙される記録シートに、再度、ステップS8において画像形成が中止された画像の形成が試みられることとなる。
間違いシートが3回連続して検出されると(ステップS36でYes)、ステップS38に進み装置の停止処理を実行すると共に、警告表示2をする。ここで、装置の停止処理とは、画像メモリ92(図4)に未形成画像データが残存しているといないとにかかわらず、一切の画像形成動作を停止することをいう。また、警告表示2として、ブザー73を所定時間(警告表示1と区別するため、例えば、警告表示1の場合よりも長めの10秒間)鳴らすと共に、操作パネル74の液晶表示部76(図3(a))に、図3(c)に示すような、『給紙カセット内の用紙の表裏を確認して下さい。』といった旨の表示をする。
<変形例>
上記の例では、画像安定化処理のため1個設けられた濃度センサ68を、間違いシートの検出に兼用することとしたが、画像安定化処理のために、複数個の濃度センサが設けられる場合には、当該複数の濃度センサを間違いシートの検出に兼用することとしても構わない。
上記の例では、画像安定化処理のため1個設けられた濃度センサ68を、間違いシートの検出に兼用することとしたが、画像安定化処理のために、複数個の濃度センサが設けられる場合には、当該複数の濃度センサを間違いシートの検出に兼用することとしても構わない。
図8に示すのは、画像安定化制御の一環として実行される色ずれ補正等の処理のために2個の濃度センサ68A,68Bを設けた例である。なお、図8および後述する図9は、図2に準じて描いた図である。
図8において、符号104A,104Bで指し示すのは、色ずれ補正や画像の傾き補正等のために作像ユニット18C,18M,18Y,18K(図1)によって、搬送ベルト40の搬送面に形成されたトナーパターンである。
図8において、符号104A,104Bで指し示すのは、色ずれ補正や画像の傾き補正等のために作像ユニット18C,18M,18Y,18K(図1)によって、搬送ベルト40の搬送面に形成されたトナーパターンである。
濃度センサ68A,68Bはそれぞれ、搬送ベルト40の走行に伴ってトナーパターン68A,68Bが通過する位置に対応する位置、すなわち、トナーパターン68A,68Bを検知し得る位置に設けられている。
また、言うまでもなく、濃度センサ68A,68Bの各々が設けられる位置は、図9に示すように、記録シートSの画像形成予定面における既形成画像を検知し得る位置でもある。一般的に、記録シートに画像を形成する際は、その4辺から内側に一定幅の余白が設けられることが多い。よって、余白部の通過領域に濃度センサ68A,68Bの検知領域を合致させても、間違いシートが検出できる確率は非常に低くなる。したがって、破線106で示す領域、すなわち余白部内側の画像形成がなされる蓋然性の高い領域の通過位置に対応する位置に濃度センサ68A,68Bが設けられている。
また、言うまでもなく、濃度センサ68A,68Bの各々が設けられる位置は、図9に示すように、記録シートSの画像形成予定面における既形成画像を検知し得る位置でもある。一般的に、記録シートに画像を形成する際は、その4辺から内側に一定幅の余白が設けられることが多い。よって、余白部の通過領域に濃度センサ68A,68Bの検知領域を合致させても、間違いシートが検出できる確率は非常に低くなる。したがって、破線106で示す領域、すなわち余白部内側の画像形成がなされる蓋然性の高い領域の通過位置に対応する位置に濃度センサ68A,68Bが設けられている。
濃度センサ1個で間違いシート検出を行うよりも、当該変形例のように複数個の(本例では、2個の)濃度センサで検出した方が、全体として検知領域が拡大されるため、間違いシートが検出できる確率が向上する。
なお、略「V」字状のトナーパターン104A,104Bを形成し、トナーパターン104A,104Bから濃度センサ68A,68Bをもちいて、色ずれ補正や画像の傾き補正に必要な情報として色ずれ量や傾き量を検出することは、特開平11−231725号公報、特開2003−263002号公報、特開2003−263089号公報等で開示されているように公知の技術なので、当該補正方法等の説明については省略する。
なお、略「V」字状のトナーパターン104A,104Bを形成し、トナーパターン104A,104Bから濃度センサ68A,68Bをもちいて、色ずれ補正や画像の傾き補正に必要な情報として色ずれ量や傾き量を検出することは、特開平11−231725号公報、特開2003−263002号公報、特開2003−263089号公報等で開示されているように公知の技術なので、当該補正方法等の説明については省略する。
以上、説明したように、実施の形態に係るプリンタ10によれば、画像安定化処理時に、搬送ベルト上に形成されたトナーパターンの検出に用いる濃度センサが、画像形成時には、間違いシートの検出用に切り替えられる、逆に言えば、間違いシートの検出に用いる濃度センサが、画像安定化処理時には、搬送ベルト上に形成されたトナーパターンの検出用に切り替えられる。すなわち、濃度センサが間違いシートの検出と前記トナーパターンの検出とに兼用されるため、間違いシートの検出のための専用センサを新たに設ける場合と比較して、プリンタの製造コストを可能な限り抑制することができる。
なお、両面印刷する場合は、そもそも、給紙カセット34に裏紙がセットされていること事態が問題となる。片面印刷の際に給紙カセットに裏紙が正しくセットされていたとしても、そのまま両面印刷してしまうと、第1面(両面の内、最初に印刷する側の面)の印刷が全く無駄になってしまう。そこで、両面印刷の際には、図7のフローチャートに基づくプログラムは起動させない方が好ましい。
ここまで、本発明に係る画像形成装置を実施の形態に基づいて説明してきたが、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような形態としても構わない。
(1)上記実施の形態では、画像安定化制御として、画像濃度制御、色ずれ補正、画像の傾き補正を例に説明したが、本願発明は、他の画像安定化処理にも適用可能である。要は、搬送ベルトにトナーパターンを形成し、当該トナーパターンを検知する光学センサを用いて、画像安定化制御に必要な情報を検出する構成を備えた画像形成装置であれば適用できるのである。
(2)上記実施の形態では、画像形成装置の一例としてカラープリンタを例にとって説明したが、本願発明は、他の画像形成装置、例えば、コピー機、ファクシミリ装置、複合機(MFP)にも適用可能である。
(1)上記実施の形態では、画像安定化制御として、画像濃度制御、色ずれ補正、画像の傾き補正を例に説明したが、本願発明は、他の画像安定化処理にも適用可能である。要は、搬送ベルトにトナーパターンを形成し、当該トナーパターンを検知する光学センサを用いて、画像安定化制御に必要な情報を検出する構成を備えた画像形成装置であれば適用できるのである。
(2)上記実施の形態では、画像形成装置の一例としてカラープリンタを例にとって説明したが、本願発明は、他の画像形成装置、例えば、コピー機、ファクシミリ装置、複合機(MFP)にも適用可能である。
また、カラー印刷機能を有する画像形成装置のみならず、モノクロ印刷専用の画像形成装置にも適用可能である。
本発明に係る画像形成装置は、裏紙が使用される、例えば、プリンタ、コピー機、ファクシミリ装置、あるいは、少なくともこれら三つの機能を併せ持つ複合機(MFP)に好適に利用可能である。
10 タンデム型カラープリンタ
12 画像形成部
14 給紙部
40 搬送ベルト
48 排紙トレイ
68,68A,68B 濃度センサ
73 ブザー
76 液晶表示部
102Y,102M,102C,102K、104A,104B トナーパターン
12 画像形成部
14 給紙部
40 搬送ベルト
48 排紙トレイ
68,68A,68B 濃度センサ
73 ブザー
76 液晶表示部
102Y,102M,102C,102K、104A,104B トナーパターン
Claims (6)
- 記録シートとして利用すべき裏紙を、誤って表裏反転状態で給紙した場合に、当該間違いシートを検出する光学センサを備えた画像形成装置であって、
循環走行する搬送体と、
画像形成時は、搬送体に載せて搬送されて来る記録シートに対し画像形成し、画像安定化処理時は、搬送体の搬送面に直接トナーパターンを形成する画像形成部と、
を備え、
前記光学センサは、前記搬送体のシート搬送面上であって、給紙部から繰り出された記録シートが画像形成部に達するまでの画像形成部上流側に設けられ、
画像安定化処理時は、搬送体の循環走行によって画像形成部上流まで循環搬送されたトナーパターンを検出するよう前記光学センサを切り替えて用いることを特徴とする画像形成装置。 - 画像形成時に、間違いシートが検出されると、当該間違いシートへの画像形成を中止し、記録シート排出部へ排出する制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、中止された前記画像形成に係る画像の形成を、前記給紙部から次に給紙される記録シートへ再度試みることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、画像形成時に、間違いシートが検出されると、通知手段により、その旨を使用者に通知することを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
- 前記光学センサは、記録シートの搬送方向と直交する方向において、当該記録シートの通過領域の略中央を検知する位置に設けられていることを特徴とする1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 複数個の光学センサを設ける場合に、各々の光学センサを、その検知領域が記録シートの搬送方向と交差する方向にずれるように配したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302792A JP2009128581A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 画像形成装置 |
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Family Applications (1)
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JP2007302792A Pending JP2009128581A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012008331A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Ricoh Elemex Corp | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007302792A patent/JP2009128581A/ja active Pending
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