JP2009126925A - 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム - Google Patents
接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009126925A JP2009126925A JP2007302602A JP2007302602A JP2009126925A JP 2009126925 A JP2009126925 A JP 2009126925A JP 2007302602 A JP2007302602 A JP 2007302602A JP 2007302602 A JP2007302602 A JP 2007302602A JP 2009126925 A JP2009126925 A JP 2009126925A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive composition
- adhesive
- mass
- film
- borofluoride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
Abstract
【解決手段】(A)エポキシ樹脂:100質量部、(B)カルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジエンゴム:5〜200質量部、(C)アミン系硬化剤:1〜80質量部、(D)ホウフッ化型硬化促進剤:0.1〜10質量部、及び(E)無機充填剤:(A)〜(D)成分の合計に対して5〜100質量%、を含有してなる接着剤組成物であって、該接着剤組成物中に含まれる(C)成分のモル数及び(D)成分のモル数をそれぞれ、m1及びm2としたとき、m1/m2=5〜20となることを特徴とする接着剤組成物;前記接着剤組成物からなる層と、該接着剤組成物からなる層を被覆する離型基材層とを有する接着シート;並びに電気絶縁性フィルムと、該電気絶縁性フィルムに設けられた前記接着剤組成物からなる層とを有するカバーレイフィルム。
【選択図】なし
Description
(A)エポキシ樹脂:100質量部、
(B)カルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジエンゴム:5〜200質量部、
(C)アミン系硬化剤:0.1〜80質量部、
(D)ホウフッ化型硬化促進剤:0.1〜10質量部、及び
(E)無機充填剤:(A)〜(D)成分の合計に対して5〜100質量%となる量、
を含有してなる接着剤組成物であって、該接着剤組成物中に含まれる(C)成分のモル数及び(D)成分のモル数をそれぞれ、m1及びm2としたとき、m1/m2=5〜20となることを特徴とする接着剤組成物を提供する。
<接着剤組成物>
本発明の接着剤組成物は、熱硬化性接着剤組成物であり、例えば、接着シート及びカバーレイフィルムの製造等に用いられる。また、本発明の接着剤組成物は、上記の(A)〜(E)成分を有してなるものであり、必要に応じて、溶剤等の任意成分を有していてもよい。なお、本発明の接着剤組成物は、場合によっては加えられる成分を更に含み得、該組成物が溶剤を含む場合には、通常、溶剤は有機樹脂成分に含めない。
(A)成分であるエポキシ樹脂は、通常、重量平均分子量が10,000未満のエポキシ樹脂が好ましく、具体的には、1分子中に2個又は3個以上のエポキシ基を有するものであれば特に限定されず、シリコーン、ウレタン、ポリイミド、ポリアミド等で変性されてもよい。また、難燃性を付与させるために臭素化エポキシ樹脂を使用することも可能である。さらに、分子骨格内にリン原子、硫黄原子、窒素原子等を含んでいてもよい。
(B)成分であるカルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジエンゴム(以下、「カルボキシル基含有NBR」という)は、本成分中のアクリロニトリル含有量が好ましくは20〜50質量%、更に好ましくは25〜45質量%であり、かつ、カルボキシル基含有量が好ましくは0.001〜10質量、更に好ましくは0.005〜5質量%である。アクリロニトリル含有量が、20質量%未満である場合には、硬化物の接着性が低下することがあり、50質量%を超える場合には、硬化物の電気特性が著しく低下し、さらに、他成分(特に樹脂、および、場合により配合される有機溶剤)との相溶性が悪くなるため、硬化物の保存性が悪くなることがある。カルボキシル基含有量が0.001質量%未満である場合には、組成物の反応性が低下するため、硬化物の耐溶剤性及び半田耐熱性が劣ることがあり、10質量%を超える場合には、硬化物の接着性および電気特性が低下することがある。
(C)成分であるアミン系硬化剤は、エポキシ樹脂の硬化剤として用いられる公知のものでよい。かかる硬化剤としては、例えば、ジエチレントリアミン、テトラエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、テトラメチルヘキサンジアミン、ジメチルベンジルアミン等の脂肪族アミン系硬化剤;イソホロンジアミン等の脂環式アミン系硬化剤;ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジフェニルスルホン、フェニレンジアミン等の芳香族アミン系硬化剤等が挙げられ、好ましくは、脂肪族アミン系硬化剤、又は芳香族アミン系硬化剤、特に好ましくは、芳香族アミン系硬化剤が挙げられる。
(D)成分であるホウフッ化型硬化促進剤は、(A)エポキシ樹脂と(C)アミン系硬化剤との反応を促進するものであり、例えば、ホウフッ化亜鉛、ホウフッ化ニッケル、ホウフッ化錫等が挙げられる。これらの中でも、特に好ましくは、ホウフッ化錫が挙げられる。
(E)成分である無機充填剤は、硬化物の難燃性の補助、剥離状態の安定性(接着剤の凝集剥離)の向上、耐吸湿性の安定化等を目的として配合される成分である。この無機充填剤は、従来、カバーレイフィルムまたは接着シートに使用されているものであれば特に限定されない。無機充填剤としては、例えば、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の金属水酸化物;酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化モリブデン等の金属酸化物;ホウ酸亜鉛、ホウ酸マグネシウム等のホウ酸化合物等が挙げられ、好ましくは、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の金属水酸化物、およびホウ酸亜鉛、ホウ酸マグネシウム等のホウ酸化合物であり、特に好ましくは、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウムおよびホウ酸亜鉛である。これらの無機充填剤の樹脂マトリックスへの密着性や耐水性を向上させ、硬化物の耐熱性、耐吸湿性等を向上させるために、該無機充填剤の表面が、シラン系カップリング剤、チタネート系カップリング剤等により疎水化処理されていることが好ましい。
上記(A)〜(E)成分以外にも、必要に応じて、接着剤組成物およびそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムの特性を低下させない範囲で、溶剤、難燃剤、カップリング剤、酸化防止剤、イオン吸着剤等の任意成分を添加してもよい。
・構成
本発明の接着剤組成物からなる接着剤層を有する接着シートの構成は、離型基材層と、該離型基材層に設けられた該接着剤層とを有するものである。具体的には、例えば、離型基材層と接着剤層とを有する2層構造、もしくは接着剤層と、該接着剤層の両面に設けられた離型基材層とを有する3層構造等が挙げられる。接着シートの2層構造および3層構造はフレキシブル印刷配線板製造時の加工方法等により、適宜、選択すればよい。この接着剤層の厚さは、使用目的により任意の厚さを選択できるが、乾燥状態で、通常、10〜50μmが好ましく、更に好ましくは15〜35μm、特に好ましくは15〜25μmである。
・製造方法
次に、本発明の接着シートの製造方法について、好ましい実施形態である有機溶剤を用いた場合を一例として説明する。
まず、予め調製された有機溶剤を含有する接着剤溶液を、リバースロールコーター、コンマコーター等を用いて離型基材片面に塗布する。この接着剤組成物を塗布した離型基材をインラインドライヤーに通して40〜160℃で2〜20分間加熱処理して、接着剤組成物中の有機溶剤を除去することにより、接着剤組成物を半硬化状態とし、2層構造の接着シートとする。さらに必要に応じて、この接着シートの接着剤組成物の塗布面に別の離型基材を、加熱ロールにより、線圧0.2〜20kg/cm、温度40〜120℃の条件で圧着させ、3層構造の接着シートとする。離型基材は使用に際して剥離される。
・構成
本発明の接着剤組成物からなる接着剤層を有するカバーレイフィルムは、電気絶縁性フィルム層と、該フィルム層上に設けられた接着剤層とを有するものである。具体的には、例えば、電気絶縁性フィルム層と、接着剤層と、該接着剤層上に設けられた離型基材層とを有する3層構造が挙げられる。この接着剤層の厚さは、使用目的により任意の厚さを選択できるが、乾燥状態で、通常、10〜50μmが好ましく、更に好ましくは15〜35μm、特に好ましくは15〜25μmである。
電気絶縁性フィルム層を構成する電気絶縁性フィルムとしては、例えば、ポリイミドフィルム、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム、ポリエステルフィルム、ポリパラバン酸フィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、アラミドフィルム;ガラス繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維等をベースにして、これにマトリックスとなるエポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、又はジアリルフタレート樹脂を含浸して、フィルム状またはシート状にして銅箔と貼り合わせたもの等が挙げられ、耐熱性、寸法安定性、機械特性(弾性率、伸び等)等の点から、ポリイミドフィルム、ポリパラバン酸フィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルムが好ましく、ポリイミドフィルムが特に好ましい。
この電気絶縁性フィルム層の厚さは、使用目的により任意の厚さを選択してよいが、通常、12.5〜75μmが好ましく、更に好ましくは12.5〜50μm、特に好ましくは12.5〜25μmである。また、接着剤層との密着性向上、フィルム表面の洗浄、寸法安定性の向上等のために、このフィルムの片面または両面に、低温プラズマ処理、コロナ放電処理、サンドブラスト処理等の表面処理を施してもよい。
離型基材層を構成する材料は、前記接着シートの項で説明したとおりである。
次に、本発明のカバーレイフィルムの製造方法について、好ましい実施形態である有機溶剤を用いた場合を一例として説明する。
まず、予め調製された有機溶剤を含有する接着剤溶液を、リバースロールコーター、コンマコーター等を用いて電気絶縁性フィルム片面に塗布する。この接着剤組成物を塗布した該フィルムをインラインドライヤーに通して40〜160℃で2〜20分間加熱処理して、接着剤組成物中の有機溶剤を除去することにより、接着剤組成物を半硬化状態とする。次いで、このフィルムの接着剤組成物の塗布面と離型基材とを、加熱ロールにより、線圧0.2〜20kg/cm、温度40〜120℃の条件で圧着させ、カバーレイフィルムとする。離型基材は使用に際して剥離される。なお、「半硬化状態」とは、組成物が乾燥した状態、乃至、その一部において硬化反応が進行している状態を意味する。
(A)エポキシ樹脂
・エピコート604(商品名)(ジャパンエポキシレジン製、重量平均分子量:約500、エポキシ当量:約109g/eq、一分子中のエポキシ基:4個)
・エピコート828(商品名)(ジャパンエポキシレジン製、重量平均分子量:約300、エポキシ当量:約189g/eq、一分子中のエポキシ基:2個)
・エピコート1001(商品名)(ジャパンエポキシレジン製、重量平均分子量:約1,000、エポキシ当量:約475g/eq、一分子中のエポキシ基:2個)
・エピコート5050(商品名)(ジャパンエポキシレジン製、重量平均分子量:約800、エポキシ当量:約395g/eq、臭素含有率:約50質量%、一分子中のエポキシ基:2個)
(B)カルボキシル基含有NBR
・ニポール1072B(商品名)(日本ゼオン製、アクリロニトリル含有量:約27.0質量%、カルボキシル基含有量:約3.0質量%)
・DN631(商品名)(日本ゼオン製、アクリロニトリル含有量:約33.5質量%、カルボキシル基含有量:約0.045質量%)
・XER-91(商品名)(JSR製、アクリロニトリル含有量:約20.0質量%、カルボキシル基含有量:約0.8質量%)
(C)アミン系硬化剤
・DDS(4,4'−ジアミノジフェニルスルホン、重量平均分子量:約248、活性水素当量約62g/eq)
・DDM(4,4'−ジアミノジフェニルメタン、重量平均分子量:約198、活性水素当量約50g/eq)
(D)ホウフッ化型硬化促進剤
・ホウフッ化錫45質量%水溶液(ホウフッ化錫分子量:約292)
・ホウフッ化亜鉛45質量%水溶液(ホウフッ化亜鉛分子量:約239)
(E)無機充填剤
・H43STE(商品名)(昭和電工製水酸化アルミニウム)
・キスマ5A(商品名)(協和化学製水酸化マグネシウム)
(F)その他成分
・ニポール1043(商品名)(日本ゼオン製NBR、アクリロニトリル含有量:約29.0質量%)
・フェノライトJ-325(商品名)(大日本インキ化学工業製レゾール型フェノール樹脂)
・2E4MZ−CN(商品名)(四国化成製イミダゾール)
・カプトン100H(商品名)(東レデュポン製、ポリイミドフィルム、厚さ:25μm)
・Y7TF(商品名)(リンテック製、離型紙、厚さ:約130μm)
・PET38X(商品名)(リンテック製、離型フィルム、厚さ:約38μm)
・HTE(商品名)(三井金属製、電解銅箔)
・RAS22S47(商品名)(信越化学製、フレキシブル印刷配線用基板、カプトン50H/接着剤層の厚さ:13μm/圧延銅箔1/2oz(オンス))
表1に示す配合比(質量部)で、接着剤組成物の各成分を混合し、混合物を調製した。この混合物を、MEK/トルエンの混合溶剤(MEK:トルエン=80:20(質量比))に溶解させ、均一になるようにボールミルを用いて十分に攪拌し、不揮発性成分の合計濃度が35質量%の接着剤組成物(溶液状態)を調製した。
次に、この接着剤組成物を、離型フィルム(商品名:PET38X)上に、乾燥後の接着剤層の厚さが25μmとなるようにリバースロールコーターを用いて塗布した。その後、140℃、10分の加熱乾燥条件でMEKおよびトルエンを除去することにより、該接着剤組成物を半硬化状態とした。この半硬化状態の該接着剤組成物の付いたフィルムの接着剤面に、離型紙(商品名:Y7TF)を温度70℃、線圧2kg/cmの条件でロールラミネーターを用いて圧着し、接着シートを作製した。
また、離型フィルムをポリイミドフィルム(商品名:カプトン100H、厚さ:25μm)に変更した以外は、接着シートの作製と同様の工程により、カバーレイフィルムを作製した。
これらの接着シートおよびカバーレイフィルムについて、下記の評価・測定方法に従って、物性の評価・測定を行った。その結果を表1に示す。
(評価用サンプルの構成)
以下のサンプル1及び2を、160℃、5.0MPa、60分のプレス加工条件で加熱圧着し、剥離強度、半田耐熱性およびガラス転移温度の評価用サンプルとして用いた。なお、離型基材は剥離してからサンプルの作製に用いた。
サンプル1:接着シートの両面を2枚のRAS22S47のフィルム面で被覆したもの
サンプル2:カバーレイフィルムの接着剤層とHTE箔1oz(1オンス)の光沢面とを接着したもの
(物性評価・測定方法)
1.剥離強度(JIS C6471に準ずる)
・剥離強度A:サンプル1を10mm幅にカットして試験片1を作製し、該試験片1について、25℃の条件下でRAS22S47を90度の方向に50mm/分の速度で連続的に50mm引き剥がしたときの荷重の最低値を測定し、剥離強度とした。
・剥離強度B:サンプル2を10mm幅にカットして試験片2を作製し、該試験片2について、25℃の条件下でHTE箔を90度の方向に50mm/分の速度で連続的に50mm引き剥がしたときの荷重の最低値を測定し、剥離強度とした。
2.半田耐熱性(JIS C6471に準ずる)
・常態半田耐熱性:サンプル2を25mm角にカットして試験片3を作製し、該試験片3を80℃で10分間乾燥した後、半田浴上に30秒間浮かべた。その後、該試験片3の外観を目視により確認し、膨れ、剥がれ等の有無を調べた。半田浴の温度を変えて、この操作を繰り返し、該サンプルに膨れ、剥がれ等が生じない最高温度を測定した。
・吸湿半田耐熱性:サンプル2を25mm角にカットして試験片4を作製し、該試験片4を40℃、90%RHで1時間静置した後、半田浴上に30秒間浮かべた。その後、常態半田耐熱性の項と同様にして最高温度を測定した。
3.保存安定性
接着剤シート及びカバーレイフィルムを40℃で3ヶ月間保存し、これまでと同様の方法で剥離強度と半田耐熱性を評価した。
4.加工性
接着剤シートから離型材を除去した後、該接着剤シートを180度方向に折り曲げて開いて、接着剤層の折れ、欠けを目視により確認した。接着剤層に折れおよび欠けが認められなかった場合を加工性が良好と評価して○と示し、接着剤層に折れまたは欠けの少なくとも一方が認められた場合を加工性が不良と評価して×と示した。
(m1/m2算出方法)
m1/m2の値は(C)成分であるアミン系硬化剤の分子量、(D)成分であるホウフッ化型硬化促進剤の分子量を用いて計算した。
実施例1〜5で調製した組成物は、本発明の要件を満足するものであって、優れた保存安定性、接着性、半田耐熱性及び加工性を有していた。
一方、比較例1〜5で調製した組成物は、本発明の要件を満足しないものであって、保存安定性、接着性、半田耐熱性及び加工性の少なくとも一種の特性が、実施例で調製した組成物と比べて劣っていた。
Claims (7)
- (A)エポキシ樹脂:100質量部、
(B)カルボキシル基含有アクリロニトリル−ブタジエンゴム:5〜200質量部、
(C)アミン系硬化剤:0.1〜80質量部、
(D)ホウフッ化型硬化促進剤:0.1〜10質量部、及び
(E)無機充填剤:(A)〜(D)成分の合計に対して5〜100質量%となる量、
を含有してなる接着剤組成物であって、該接着剤組成物中に含まれる(C)成分のモル数及び(D)成分のモル数をそれぞれ、m1及びm2としたとき、m1/m2=5〜20となることを特徴とする接着剤組成物。 - 前記(C)アミン系硬化剤が脂肪族アミン系硬化剤、脂環式アミン系硬化剤、及び芳香族アミン系硬化剤から選ばれる1種又は2種以上である請求項1に記載の接着剤組成物。
- 前記(D)ホウフッ化型硬化促進剤がホウフッ化亜鉛、ホウフッ化ニッケル及びホウフッ化錫から選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の接着剤組成物。
- 離型基材層と、該離型基材層に設けられた請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着剤組成物からなる接着剤層とを有する接着シート。
- 電気絶縁性フィルムと、該電気絶縁性フィルム上に設けられた請求項1〜3のいずれか1項に記載の接着剤組成物からなる接着剤層とを有するカバーレイフィルム。
- 前記電気絶縁性フィルムがポリイミドフィルムである請求項5に記載のカバーレイフィルム。
- 前記接着剤層上に設けられた離型基材層を更に有する請求項5又は6に記載のカバーレイフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302602A JP2009126925A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007302602A JP2009126925A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009126925A true JP2009126925A (ja) | 2009-06-11 |
Family
ID=40818199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007302602A Pending JP2009126925A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009126925A (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169446A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 接着剤組成物およびカバーレイフィルム |
JP2006316234A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-11-24 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006328114A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006328112A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006328113A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006342319A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-12-21 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006342333A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-12-21 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007302602A patent/JP2009126925A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006169446A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 接着剤組成物およびカバーレイフィルム |
JP2006316234A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-11-24 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006342319A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-12-21 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006342333A (ja) * | 2005-04-13 | 2006-12-21 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006328114A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006328112A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
JP2006328113A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6054509A (en) | Adhesive of epoxy resin, nitrile rubbers and curing agent | |
JP2009007424A (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP2006232985A (ja) | 非ハロゲン系接着剤組成物ならびにそれを用いたカバーレイフィルムおよび接着シート | |
JP2008088302A (ja) | 難燃性接着剤組成物、ならびにそれを用いた接着剤シート、カバーレイフィルムおよびフレキシブル銅張積層板 | |
KR20100134622A (ko) | 구리박 부착 수지 시트, 다층 프린트 배선판, 다층 프린트 배선의 판 제조 방법 및 반도체 장치 | |
JP2008291171A (ja) | 難燃性接着剤組成物、及びそれを用いたカバーレイフィルム | |
JP2007305963A (ja) | 応力緩和層付半導体素子搭載用基板並びにその製造方法 | |
JP2010248380A (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP5008536B2 (ja) | 接着剤組成物ならびにそれを用いたカバーレイフィルムおよび接着シート | |
JP2012097197A (ja) | 難燃性接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP2010144081A (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP3504500B2 (ja) | 熱硬化性接着剤及びそれを用いたフレキシブル印刷配線板材料 | |
JP2012241147A (ja) | 難燃性接着剤組成物、それを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP2009149829A (ja) | 難燃性接着剤組成物ならびにそれを用いたカバーレイフィルムおよび接着シート | |
JP2009167396A (ja) | 接着剤組成物、それを用いた銅張り積層板、カバーレイフィルムおよび接着剤シート | |
JP2006232984A (ja) | 接着剤組成物ならびにそれを用いたカバーレイフィルムおよび接着シート | |
JP2007051211A (ja) | 接着剤組成物ならびにそれを用いたカバーレイフィルムおよび接着シート | |
JP2006169446A (ja) | 接着剤組成物およびカバーレイフィルム | |
JP2012097195A (ja) | 難燃性接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP2010006921A (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP3824101B2 (ja) | 多層配線板及びその製造法 | |
JP2004331783A (ja) | 難燃性接着剤組成物、フレキシブル銅張積層板、カバーレイおよび接着フィルム | |
JP2003105167A (ja) | 難燃性樹脂組成物とそれを用いた半導体装置用接着剤シート、カバーレイフィルム並びにフレキシブルプリント配線基板 | |
JP5278179B2 (ja) | 接着剤組成物、並びにそれを用いた接着シート及びカバーレイフィルム | |
JP2005307152A (ja) | 熱硬化性接着剤用組成物及びそれを用いた電子部品用接着テープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120423 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120515 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Effective date: 20120827 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Effective date: 20120828 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130108 |