JP2009126380A - 操舵角補正装置 - Google Patents

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【課題】補正された補正操舵角の微係数が、不感帯の両端において連続な微係数を与える操舵角補正装置を提供する。
【解決手段】原点0を中心として横軸上に±符号が異なるだけで所定の大きさの点A〜Aを第1の操舵角区間R(不感帯)として設定する。第1の操舵角区間Rのプラス側の外側の第2の操舵角区間R2Rでは、点Aよりやや右上の点Bを起点として、操舵角θの変化量と補正操舵角θ’の変化量との関係が1対1、つまり、傾きが+1の直線lを設定してある。また、点Aと点Bの中間に、点Bから直線lを横軸に向けて延長した線より左側で、かつ、点AとB点とを結ぶ直線より下方で、θ’が正の所定の点Cを設定し、点Aと点CとB点とを通り、両端が直線のスプライン補間を行なう。第1の操舵角区間Rのマイナス側の外側の第2の操舵角区間R2Lでも同様に、原点0を中心に、点対称に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用の操舵制御装置に用いられる操舵角補正装置に係り、特に、操向ハンドルの操舵角に応じて実際の制御に用いられる補正舵角を出力する操舵角補正装置に係る。
自動車等の車両において、例えば、特許文献1に記載されているような、操向ハンドルの操作量である操舵角の変化量に対する転舵輪の転舵角変化量の比である操舵伝達比を変化させて、車両の操舵特性を制御したり、オーバーステア状態やアンダーステア状態が過大になった場合のような車両の走行状態が不安定になったときに、転舵輪を修正転舵したりするアクティブ操舵機能を有する車両用の操舵制御装置が知られている。
そのような操舵制御装置においては、操舵角センサにより検出された操舵角にもとづいて転舵輪である前輪の目標転舵角を設定する過程で、操舵角の時間微分である操舵角速度を用いる比例制御(微分制御とも言う)を行なっている場合がある。
また、図4に示すように、特許文献2には操向ハンドル11の操作に応じて、転舵輪である前輪13,13とともに後輪15,15も転舵させる車両用の四輪操舵装置が知られている。この例を少し詳しく説明する。
図4は特許文献2の図1に記載された四輪操舵装置の全体模式構成図である。図4に示すように、操向ハンドル11と連結した前輪操舵装置12で前輪13,13を転舵し、又、後輪操舵装置14で後輪15,15を転舵する。前輪操舵装置12は、ラックアンドピニオンギア機構を有し、操向ハンドル11と前輪13,13とを機械的に連結する。
操向ハンドル11には、操向ハンドル11の操作量、つまり、操舵角を検出する主前輪舵角センサ16(後記する実施形態における操舵角センサ16Aに対応する)が、又、前輪操舵装置12には前輪13,13の舵角を検出する副前輪舵角センサ17が取り付けられ、主前輪舵角センサ16、副前輪舵角センサ17がコントローラ18(図4中では、ECUと表示)に接続されている。
なお、19a、19bは車速センサであり、車速センサ19aは、各車輪13,13,15,15の回転速度を、車速センサ19bは、トランスミッションの出力軸の回転速度を検出する。
主前輪舵角センサ16、副前輪舵角センサ17の2系統、車速センサ19a,19bの2系統がそれぞれ用意されているのは故障診断のためである。
後輪転舵装置14は、後輪転舵用のアクチュエータとしての電動機20を有し、この電動機20の回転軸がボールねじ機構等を介し左右の後輪15,15と接続する。電動機20は、コントローラ18に接続され、コントローラ18から給電されて後輪15,15を転舵する。後輪操舵装置14には、後輪15,15の舵角を検出する主後輪舵角センサ22と副後輪舵角センサ23とが設けられ、又、ボールねじ機構のねじ軸等に後輪15,15を中立位置に付勢するスプリング21が取り付けられる。これらの主後輪舵角センサ22、副後輪舵角センサ23は、コントローラ18に接続される。主後輪舵角センサ22と、副後輪舵角センサ23の2つ設けられているのは、故障診断のためである。
コントローラ18は、図示しないマイクロコンピュータやインタフェース回路等から構成される制御部と、図示しないバッテリからの電力を前記制御部によりPWM制御されて、電動機20を駆動する図示しない半導体スイッチのブリッジ回路等から構成されるモータ駆動回路を有している。前記した主前輪舵角センサ16、副前輪舵角センサ17、車速センサ19a,19b、主後輪舵角センサ22、副後輪舵角センサ23や、電動機20の駆動電流を検出する図示しない電流センサの信号は、前記したコントローラ18の制御部に入力される。
このような四輪操舵装置においては、主前輪舵角センサ16により検出された前輪舵角(実施形態における操舵角に対応)や、車速センサ19aからの車速にもとづいて、コントローラ18の制御部において後輪舵角が制御される。例えば、後輪15,15の目標舵角を設定する過程で、前輪舵角の時間微分である前輪舵角速度を用いる場合がある。
ところで、操舵制御装置においては、通常、操向ハンドルの中立付近での操向ハンドルのふらつきによって、車両が左右にぶれることを防止するため、操向ハンドルの中立付近の操舵角の変化が実際の転舵輪の転舵角の変化として伝達されないように、図5に示すように不感帯を設けている(特許文献3参照)。
図5は、特許文献3における図6に対応するものであり、操舵角と目標制御量との関係を示すグラフである。
図5において、横軸は操舵角センサが検出する操舵角θの値を示し、縦軸は転舵輪の制御のために、検出された操舵角を補正して出力される目標制御量である補正操舵角θ’の値を示す。
特開2006−182249号公報 特開平5−39046号公報(図1参照) 特開平10−291484号公報(図2参照)
しかしながら、前記した図5に示すような操舵角と補正操舵角の関係を示す補正関数は、不感帯の両端のa,a点において、補正操舵角の微係数が不連続となり、補正操舵角の時間微分(操舵角速度)を制御パラメータに用いた車両の前輪の操舵制御や四輪操舵制御において、乗員に違和感を与える車両運動を生じるという問題があった。
そこで、本発明は、補正された補正操舵角の微係数が、不感帯の両端において連続な微係数を与える操舵角補正装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明は、操舵角センサの値を補正し、補正操舵角を出力する操舵角補正装置において、操舵角センサの値の変化量に対する補正操舵角の変化量の比が、操舵角センサの値のゼロ点においては緩やかであり、比が前記操舵角センサの値のゼロ点からずれるに応じて連続的に増加していることを特徴とする。
好ましくは、操舵角センサの値のゼロ点近傍で補正操舵角が0となる第1の操舵角区間を有し、第1の操舵角区間の外側の第2の操舵角区間では、操舵角センサの値のゼロ点から遠ざかるに応じて連続的に補正操舵角が増加するように、予めスプライン補間で補正操舵角を算出した補正関数データを記憶格納し、操舵角センサの値にもとづき、補正関数データを参照し、補正操舵角を出力することを特徴とする。
または、操舵角センサの値のゼロ点近傍で補正操舵角が0となる第1の操舵角区間と、第1の操舵角区間の外側に第2の操舵角区間と、更に第2の操舵角区間の外側に操舵角センサの値の変化量に対する補正操舵角の変化量の比が一定となる第3の操舵角区間を有し、第2の操舵角区間内では、第1の区間と第3の区間とを3次のベジェ曲線で補正操舵角を予め内挿算出した補正関数データを記憶格納し、操舵角センサの値にもとづき、補正関数データを参照し、補正操舵角を出力することを特徴とする。
本発明の操舵角補正装置によれば、操舵角センサの値に応じて出力される補正操舵角が、操舵角センサの値のゼロ点近傍の不感帯の前後において連続で滑らかな関数とすることができ、操舵角の時間微分(操舵角速度)を制御パラメータとして用いる場合に、操舵角センサの値のゼロ点近傍の不感帯の前後を通過時にも、連続的に変化するので、操舵角速度比例制御ができる。また、その場合に、操舵角センサの値のゼロ点近傍の不感帯の前後を通過した場合に、車両挙動に違和感がなくなる。
以下に、本発明に係る操舵角補正装置の実施形態について図1、図2を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る操舵角補正装置に用いられる、操舵角センサの値θと、操舵角センサの値θに応じた、実際の制御に用いられる補正操舵角θ’の関係を示す補正関数の第1の例のグラフである。
図1に示すように操舵角センサの値(以下、単に操舵角と称する)θを横軸に、実際の制御に用いられる補正操舵角θ’を縦軸にとる。そして、原点0を中心として横軸上に±符号が異なり、絶対値が同じ所定の大きさの点A,Aの間を第1の操舵角区間Rとして設定してある。第1の操舵角区間Rは不感帯であり、対応する補正操舵角θ’=0である。そして、第1の操舵角区間Rのプラス側の外側の第2の操舵角区間R2Rでは、点Aよりやや右上の点Bを起点として、操舵角θの変化量と補正操舵角θ’の変化量との関係が1対1、つまり、傾きが+1の直線lを設定してある。
また、点Aと点Bの中間に、点Bから直線lを横軸に向けて延長した線より左側で、かつ、点Aと点Bとを結ぶ直線より下方で、θ’が正の所定の点Cを設定し、点Aと点Cと点Bとを通り、両端が直線のスプライン補間を行なう。
同様に第1の操舵角区間Rのマイナス側の外側の第2の操舵角区間R2Lでは、点Aよりやや左下の点Bを起点として、操舵角θの変化量と補正操舵角θ’の変化量との関係が1対1、つまり、傾きが+1の直線lを設定してある。
また、点Aと点Bの中間に、点Bから直線lを横軸に向けて延長した線より右側で、かつ、点Aと点Bとを結ぶ直線より上方で、θ’が負の所定の点Cを設定し、点Aと点Cと点Bとを通り、両端が直線のスプライン補間を行なう。
なお、点A,C,Bと点A,C,Bとは、原点0を中心に回転対称の関係に設定してある。
点C,Cは、スプライン補間を滑らかに行なうための入力パラメータであり、点A,Aに接近させてそれぞれ設定することが望ましい。
このように、不感帯の第1の操舵角区間Rの外に、不感帯の直線A−Aから滑らかにかつ一様に補正操舵角θ’の+側に増加する第2の操舵角区間R2Rと、不感帯の直線A−Aから滑らかにかつ一様に補正操舵角θ’の−側に増加する第2の操舵角区間R2Lを設定することができる。
図2の(a)は、本実施形態に係る操舵角補正装置に用いられる、操舵角センサの値θと、操舵角センサの値θに応じた、実際の制御に用いられる補正操舵角θ’の関係を示す補正関数の第2の例のグラフであり、(b)は(a)の不感帯の右端近傍の拡大図である。
図2に示すように操舵角θを横軸に、実際の制御に用いられる補正操舵角θ’を縦軸にとる。そして、原点0を中心として横軸上に±符号が異なり、絶対値が同じ所定の大きさの点〈A〉,〈A〉の間を第1の操舵角区間Rとして設定してある。第1の操舵角区間Rは不感帯であり、対応する補正操舵角θ’=0である。
なお、図2においては、横軸θ、縦軸θ’の座標で表示したベクトル表示の点とし、ベクトル表示を示すため、例えば、点Aのベクトル符号表示は〈A〉と明細書中の文章では表示し、明細書中の数式や図面中では符号Aの上に右→を付してベクトル符号表示とする。
そして、第1の操舵角区間Rのプラス側の外側に所定の幅の第2の操舵角区間R2Rを設け、第2の操舵角区間R2Rのプラス側の外側の第3の操舵角区間R3Rでは、点〈A〉よりやや右上の点〈B〉を起点として、操舵角θの変化量と補正操舵角θ’の変化量との関係が1対1、つまり、傾きが+1の直線lを設定してある。
また、点〈A〉と点〈B〉の中間に、点〈B〉から直線lを横軸に向けて延長した線より左側で、かつ、点〈A〉と〈B〉点とを結ぶ直線より下方で、θ’が正の所定の点〈A’〉,〈B’〉を設定し、点〈A〉,〈B〉を通る3次のベジェ曲線を引く。
ここで、点〈P〉は前記した点〈A〉,〈B〉を通る3次のベジェ曲線上の点である。
ベジェ曲線上の点〈P〉は、以下のように決まる。
Figure 2009126380
であり、点〈A’〉,〈B’〉,〈B〉は操舵角θの不感帯の端の点〈A〉の前後で補正操舵角θ’が滑らかに変化するように適宜設定されるパラメータである。
ここでは、a=0,γ=0である。
同様に第1の操舵角区間Rのマイナス側の外側の第2の操舵角区間R2Lでは、点Aよりやや左下の点Bを起点として、操舵角θの変化量と補正操舵角θ’の変化量との関係が1対1、つまり、傾きが+1の直線lを設定してある。
前記した式(1)を、点〈A〉,〈B〉を通る3次のベジェ曲線上の点〈P〉にも同様に適用でき、第1の操舵角区間Rのマイナス側の外側に所定の幅の第2の操舵角区間R2Lを設け、第2の操舵角区間R2Lのマイナス側の外側の第3の操舵角区間R3Lでは、点〈A〉よりやや右下の点〈B〉を起点として、操舵角θの変化量と補正操舵角θ’の変化量との関係が1対1、つまり、傾きが+1の直線lを設定してある。
また、点〈A〉と点〈B〉の中間に、点〈B〉から直線lを横軸に向けて延長した線より右側で、かつ、点〈A〉と〈B〉点とを結ぶ直線より上方で、θ’が負の所定の点〈A’〉,〈B’〉を設定し、点〈A〉,〈B〉を通る3次のベジェ曲線を引く。
ただし、点〈A〉,〈A’〉,〈B’〉,〈B〉は、原点0に対して、点〈A〉,〈A’〉,〈B’〉,〈B〉それぞれと回転対称の点である。
このように3次のベジェ曲線を点〈A〉,〈B〉間、又は点〈A〉,〈B〉間に引くことにより、それぞれのベジェ曲線は、点〈A〉,〈A〉において直線A−Aに接し、点〈B〉,〈B〉において直線l又は直線lに接する形となり、操舵角θの変化に対して補正操舵角θ’の変化は滑らかになる。
図3は、本実施形態の操舵角補正装置を適用した四輪操舵装置のコントローラの機能ブロック構成の一部を示した図である。
例えば、前記した特許文献2に記載された四輪操舵装置(図4参照)において、コントローラ18に代えてコントローラ18Aとして、図3に示すような機能ブロックを含めることで、例えば、後輪目標舵角のような制御量を算出でき、その過程で制御量を滑らかに変化させることができる。
図3を用いて具体的に説明する。コントローラ18Aは、マイクロコンピュータや、ROM、RAM等のメモリや、周辺回路、モータ駆動回路等を含んで構成され、ROMに記憶された四輪操舵用プログラム及び操舵角θに対する補正操舵角θ’を算出するプログラムをマイクロコンピュータがメモリから読み出して四輪操舵の制御を実行する。
そして、コントローラ18Aは、機能構成として、図示しない操向ハンドルのハンドル軸に設けられて操舵角θを検出する操舵角センサ16からの信号にもとづいて、前記した図1又は図2に示したような、不感帯の前後で滑らかな補正操舵角θ’を出力する操舵角補正部(操舵角補正装置)18aと、その出力された補正操舵角θ’を時間微分して操舵角速度θ’dを算出する操舵角速度算出部18bと、車速Vを検出する車速センサ19aからの信号にもとづいて、前記したROMに予め記憶されたデータテーブルを参照してゲインKを算出するゲイン算出部18cと、算出された操舵角速度θ’dと算出されたゲインKと乗じて制御量θ’d・Kを算出する乗算器18dとを含んでいる。
そして、得られた制御量θ’d・Kを図4に示すように後輪の目標舵角の決定に用いる。
ちなみに、操舵角補正部18aは、操舵角θと補正操舵角θ’の対応関係が定義されたマップ、テーブル、又は関数の形の情報(補正関数データ)を用いて、操舵角θを入力として補正操舵角θ’を出力することで、補正操舵角算出を行なうことができる。
この結果、本実施形態によれば、操舵角θに対して不感帯の前後で出力される補正操舵角θ’が滑らかに変化するので、補正操舵角の時間微分も滑らかとなり、前記した補正操舵角の時間微分、つまり操舵角速度にもとづいて四輪操舵制御における後輪の目標舵角を決定する場合に、後輪の目標舵角を操舵角の不感帯の前後においても連続的に滑らかな値に決定することができる。そして、そのように制御された後輪の舵角により車両の挙動が滑らかになり、乗員に違和感を与えることがない。
なお、本実施形態では前記した特許文献1の四輪操舵装置を例に説明したが、それに限定されるものではなく、左右の後輪15,15を独立に転舵する後輪操舵装置を備える四輪操舵装置にも適用できる。
また、このように補正操舵角を不感帯の前後で滑らかに出力する本発明は、前輪をアクティブ操舵する操舵制御装置やステア・バイ・ワイヤ方式の操舵制御装置において、制御量として操舵角速度を用いる場合にも適用でき、四輪操舵の場合と同様に、そのように制御された前輪の舵角により、不感帯の前後における車両挙動が滑らかになり、乗員に違和感を与えることがない。
なお、本実施形態においては、操舵角補正装置を、コントローラ18Aの機能の一部として説明したが、それに限定されることは無く、例えば、操舵角センサ16Aと一体に、マイクロコンピュータやメモリ、インタフェース回路等を組み合わせて、補正操舵角を出力するようにしても良い。
実施形態に係る操舵角補正装置に用いられる、操舵角センサの値θと、操舵角センサの値θに応じた、実際の制御に用いられる補正操舵角θ’の関係を示す補正関数の第1の例のグラフである。 (a)は、実施形態に係る操舵角補正装置に用いられる、操舵角センサの値θと、操舵角センサの値θに応じた、実際の制御に用いられる補正操舵角θ’の関係を示す補正関数の第2の例のグラフであり、(b)は(a)の不感帯の右端近傍の拡大図である。 実施形態の操舵角補正装置を適用したコントローラの機能ブロック構成の一部を示した図である。 特許文献2に記載の四輪操舵装置を説明する機能ブロック図である。 従来の操舵角θに対する補正操舵角θ’の関係を示す補正関数のグラフである。
符号の説明
11 操向ハンドル
12 前輪操舵装置
13 前輪
14 後輪操舵装置
15 後輪
16 主前輪舵角センサ(操舵角センサ)
16A 操舵角センサ
18,18A コントローラ
18a 操舵角補正部(操舵角補正装置)
18b 操舵角速度算出部
18c ゲイン算出部
18d 乗算器
19a 車速センサ

Claims (2)

  1. 操舵角センサの値を補正し、補正操舵角を出力する操舵角補正装置において、
    前記操舵角センサの値の変化量に対する前記補正操舵角の変化量の比が、前記操舵角センサの値のゼロ点においては緩やかであり、前記比が前記操舵角センサの値のゼロ点からずれるに応じて連続的に増加していることを特徴とする操舵角補正装置。
  2. 前記操舵角センサの値のゼロ点近傍で前記補正操舵角が0となる第1の操舵角区間を有し、前記第1の操舵角区間の外側の第2の操舵角区間では、前記操舵角センサの値のゼロ点から遠ざかるに応じて連続的に前記補正操舵角が増加するように、予めスプライン補間で補正操舵角を算出した補正関数データを記憶格納し、
    前記操舵角センサの値にもとづき、前記補正関数データを参照し、前記補正操舵角を出力することを特徴とする請求項1に記載の操舵角補正装置。
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