JP2009125856A - 工作機械、センサモジュール、および計測方法 - Google Patents

工作機械、センサモジュール、および計測方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ワークの寸法を機内計測する工作機械であって、ワークの直径を正確に計測でき、かつ、小型化が可能な工作機械を提供すること。
【解決手段】主軸2に把持されたワークを加工するタレット旋盤1であって、複数の工具取り付け面10を有するタレット刃物台7と、ワークの寸法を計測するためのセンサ24と、センサ24を保持し、複数の工具取り付け面10のうちの1つに取り付けられ、当該工具取り付け面10とセンサ24との間のタレット刃物台7の径方向の距離であるセンサ距離を伸縮させる支柱22とを備え、支柱22の径方向の長さは、センサ距離を縮めた状態では、タレット刃物台7が回転した場合に、支柱22及びセンサ24がタレット旋盤1の他の構成部に干渉しない長さである。
【選択図】図1

Description

本発明は、タレット刃物台に設置された刃物で金属加工を行う工作機械に関し、特に加工対象物であるワークの寸法を計測する技術に関する。
従来、工作機械の1つとして、回転式の工具選択機構であるタレットを備えたタレット旋盤が使用されている。
図21は、一般的な従来のタレット旋盤の一例を示す外観斜視図である。図21に示すようにタレット旋盤200は、主軸2及びタレット3を備える。
主軸2は、ベッド4に設けられる主軸台5に支持され、主軸チャック6にてワーク(図示せず)を把持し回転する。
タレット3は、タレット刃物台7、インデックス機構8、及びタレットスライド9からなる。
タレット刃物台7は、回転軸の周囲に複数の工具取り付け面10を有し、インデックス機構8によって回転可能に支持されている。工具取り付け面10には、バイトやドリルなどの工具11が工具ステーション11aを介して装着される。
なお、主軸2の回転軸とタレット刃物台7の回転軸とを結ぶ直線はX軸に平行である。
インデックス機構8は、タレットスライド9に設置され、モータ駆動によって、タレット刃物台7を回転させることで特定の工具取り付け面10をワーク側に位置させることができる。
図22は、タレット旋盤200におけるタレット刃物台7と主軸2との位置関係を示す正面図である。
図22に示すように、ワーク12の加工を行うための工具11が、主軸2の回転軸を通りX軸に平行な直線上のワーク12側の位置に来るようにタレット刃物台7を回転させる。なお、この回転位置にバイト等の工具11を位置させることを、一般に、工具11を「割り出す」ともいう。
また、インデックス機構8は、モータ駆動によりタレット刃物台7を主軸2の回転軸に平行な方向であるZ軸方向に移動させることができる。
タレットスライド9は、ベッド4上に、Z軸方向と直交するX軸方向に移動可能に設置され、モータ駆動によって、タレット刃物台7及びインデックス機構8と共にX軸方向に移動する。
このようにタレット刃物台7がX軸方向及びZ軸方向に移動することで、回転する主軸2に把持されたワーク12を、ワーク12側に割り出された工具11で加工することができる。
以上説明した構成は、通常は筐体(図示せず)に収められ、筐体内にてワークの加工が行われる。
ここで、タレット旋盤などの工作機械には、ワークの寸法を機内で計測する機能が設けられることがある。この機能を用いて、ワークを機外に取り出すことなく寸法計測を行うことで作業効率を向上できる。
また温度変化などの機内の環境変化によるワークや機体の変位を計測し工作機械に対する制御量を校正することで高い寸法精度を維持できる。
例えば、タレット刃物台の工具取り付け面に工具ステーションまたは同様の取付具を介してセンサを取り付け、ワークの直径を計測する機能を有するタレット旋盤が存在する。
この場合、主軸の回転軸よりタレット刃物台側のワークの外周の1点以上の位置をセンサを用いて計測し、計測した値から直径を算出する。
このような算出方法を採用するのは、工具ステーション及び工具を含むタレット刃物台の最大回転半径を大きくできないことに起因する。
図23は、一般的なタレット旋盤における、工具ステーションを含むタレット刃物台の最大回転半径と可動範囲とを示す図である。
図23に示すように、従来のタレット旋盤200では、タレット刃物台7は、切削位置にある工具11が、主軸2の回転軸をわずかに越える程度の範囲でX軸方向に移動する。
タレット刃物台7のX軸方向の可動範囲がこのような範囲であることは、ワーク12の外周の切削及び中ぐり加工等を行う上では何ら問題はない。
しかし、工具ステーション11a等の取付具にセンサを取り付けた場合、実質的には主軸2の回転軸を挟んでタレット刃物台7とは反対側の位置を計測することはできない。
勿論、取付具の径方向の長さが長ければ、主軸2の回転軸より向こう側のワークの側面位置を計測することも可能である。
しかしながら、工具ステーション11a等の取付具及び取り付けられる工具等を含むタレット刃物台7の最大回転半径Rは短くすることが望まれる。
これは、タレット刃物台7が回転する際に取付具及び工具等が機内の他の構成部に干渉しないため、タレット旋盤200の全体のコンパクト化のため、及び、工具のタレット刃物台7に対する位置精度を担保するため等の理由による。
このように、主軸2の回転軸より一方の側のワークの外周位置を計測することで直径を算出した場合、温度変化などの機内の環境変化によるワークや機体の歪み等により、正確な値を得ることは困難である。
そこで、ワークの直径の両端の位置を計測することでワークの直径を直接的に計測する機構を有するタレット旋盤も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図24は、ワークの直径を直接的に計測するための機構を備えた従来のタレット刃物台の一例を示す概要図である。図24(A)は前面図であり、図24(B)は上面図である。
図24(A)及び図24(B)に示すタレット旋盤50は、タレット刃物台7の前方でタレット刃物台7中心の非回転部材に旋回可能に支持されるアーム31を備えている。また、アーム31の先端部にはセンサ22が取り付けられている。
このアーム31の長さは、タレット刃物台7が主軸2に近接した際に、ワーク12の直径の両端(P1とP2)のうち、主軸2の回転軸を挟んでタレット刃物台7とは反対側の一端(P2)の位置をセンサ32が計測可能な長さである。
タレット旋盤50は、このような構成を採用することにより、図24(B)に示すように、ワーク12の直径の両端であるP1およびP2の位置を計測することができる。このようにして得たP1とP2との差分からワーク12の直径を求めることができる。
実開平7−3902号公報
しかしながら、従来の技術によれば、センサを取り付けるためのアームをタレット刃物台とは別体に設けるので、タレット旋盤の小型化は困難である。
また、図24(A)及び図24(B)に示すように、アームの回転半径は比較的大きなものになるため、アームの設置自体が不可能な場合もある。
さらに、アームをタレット刃物台の前方に設けるので、工具交換の際にアームが邪魔になりやすい。
本発明は、上記従来の課題を考慮し、ワークの寸法を機内計測する工作機械であって、ワークの直径を正確に計測でき、かつ、小型化が可能な工作機械を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、工作機械に取り付けられるセンサモジュールであって、ワークの直径を正確に計測でき、工作機械の小型化を可能とするセンサモジュールを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するため、本発明の工作機械は、主軸に把持されたワークを加工する工作機械であって、複数の工具取り付け面を有するタレット刃物台と、前記ワークの寸法を計測するためのセンサと、前記センサを保持し、前記複数の工具取り付け面のうちの1つに取り付けられ、当該工具取り付け面と前記センサとの間の前記タレット刃物台の径方向の距離であるセンサ距離を伸縮させる距離伸縮機構とを備え、前記距離伸縮機構の前記径方向の長さは、前記センサ距離を縮めた状態では、前記タレット刃物台が回転した場合に、前記距離伸縮機構及び前記センサが前記工作機械の他の構成部に干渉しない長さである。
この構成によれば、センサは、距離伸縮機構を介してタレット刃物台の工具取り付け面に取り付けられる。また、センサ距離が縮められた状態では、距離伸縮機構及びセンサがタレット刃物台の回転の邪魔となることがない。
また、センサ距離が伸ばされることにより、タレット刃物台から見て主軸の回転軸よりも向こう側にセンサを位置させることが可能となる。結果として、主軸に把持されたワークの直径の両端の位置計測が可能となる。
従って、本発明は、ワークの寸法を機内計測する工作機械であって、ワークの直径を正確に計測でき、かつ、小型化が可能な工作機械を提供できる。
また、前記距離伸縮機構は、回動するアームを有し、前記アームが、端部に前記センサを保持した状態で回動することにより前記センサ距離を伸縮させるとしてもよい。
また、前記距離伸縮機構は、前記径方向に伸縮する支柱を有し、前記支柱が、工具取り付け面とは反対側の端部に前記センサを保持した状態で伸縮することにより、前記センサ距離を伸縮させるとしてもよい。
このように、本発明における距離伸縮機構は、センサ距離の伸縮、すなわちセンサの径方向の位置変更を、回転運動により行う機構であってもよく、直線運動により行う機構であってもよい。
また、前記距離伸縮機構の前記径方向の長さは、前記センサ距離を伸ばした状態では、前記主軸が把持可能な最大直径のワークを前記主軸が把持した場合に、前記ワークを挟んで前記タレット刃物台とは反対側に前記センサを位置させる長さであり、前記センサは、前記距離伸縮機構が前記センサ距離を伸ばした状態で、前記タレット刃物台が移動することにより前記タレット刃物台の回転軸と前記主軸の回転軸を含む平面上にある、前記ワークの直径の両端の位置を検出するとしてもよい。
このように、工作機械が加工の対象とするワークの最大径に応じて伸縮機構の伸びた状態での長さを決定することで、どのようなワークが主軸に把持された場合であっても、その直径を正確に計測することができる。
また、さらに、前記タレット刃物台の回転位置が、前記センサが前記ワーク側に位置する回転位置であるとき、前記距離伸縮機構に前記センサ距離を伸ばさせ、前記センサと前記ワークとの距離を変更するように前記タレット刃物台を移動させる制御部を備えるとしてもよい。
このような、タレット刃物台の回転位置及び伸縮機構の伸縮等の動作を制御する制御部を備えることで、例えばワークの直径の正確な計測を効率よく行うことができる。
また、本発明は、このような工作機械として実現できるだけでなく、このような工作機械に用いられるセンサモジュールとして実現することも可能である。
さらに、本発明は、本発明の工作機械及びセンサモジュールにおける特徴的な動作ステップを含む、ワークの直径の計測方法として実現することもできる。また、それら各ステップを工作機械及びセンサモジュールに実行させる制御プログラムとして実現することもできる。
本発明の工作機械によれば、伸縮機構を介してタレット刃物台に取り付けられたセンサにより、ワークの直径を直接的に計測することができる。また、伸縮機構等が不要に機内空間を消費することなく、かつ伸縮機構等がタレット刃物台の回転の妨げとなることはない。
このように、本発明は、機内でワークの直径を正確に計測でき、かつ、小型化が可能な工作機械を提供することができる。計測方法を提供することができる。また、本発明は、工作機械にこのような効果をもたらすセンサモジュールおよび計測方法を提供することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1における、工作機械の一例としてのタレット旋盤について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、実施の形態1のタレット旋盤の構成について図1〜図3を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1のタレット旋盤の外観を示す斜視図である。
図1に示すように、タレット旋盤1の基本的な構成は、図4に示される従来の一般的なタレット旋盤200と同様であり、ワークを把持して回転する主軸2及び回転式の工具選択機構であるタレット3等を備えている。
しかしながら、タレット旋盤1は、特徴的な構成部としてさらにセンサモジュール20を備えている。
センサモジュール20は、タレット刃物台7の径方向に伸縮する支柱22とワークの寸法を計測するためのセンサ24とを有し、全体として伸縮が可能である。
また、センサモジュール20は、工具ステーション11aと同様にタレット刃物台7の工具取り付け面10に取り付けられている。
つまり、センサ24はあたかも1つの工具かのような態様でタレット刃物台7に取り付けられている。
なお、本実施の形態のタレット旋盤1において、主軸2の回転軸とタレット刃物台7の回転軸とは平行であり、これら2つの回転軸を含む平面はX軸に平行である。
図2は、実施の形態1におけるセンサモジュール20が縮んだ状態の外観を示す拡大斜視図である。
図2に示すように、センサモジュール20は、工具取り付け面10に取り付けられる基台21と、基台21からタレット刃物台7の径方向に起立する支柱22と、計測を行う際の姿勢で支柱22に固定されるセンサ24とを有する。
支柱22は、分離された支柱脚部22aと支柱頭部22bとからなる。支柱脚部22aは、支柱22の起立方向に往復動する可動部32を持つアクチュエータ(図示せず)を有している。支柱頭部22bは、アクチュエータの可動部32に取り付けられる。
このアクチュエータにより支柱22が伸縮する。つまり、センサモジュール20全体としてタレット刃物台7の径方向に伸縮する。
また、センサ24は、径方向に伸縮する支柱22の工具取り付け面10とは反対側の端部に保持されている。
これにより、工具取り付け面10とセンサ24との間のタレット刃物台7の径方向の距離であるセンサ距離を伸縮させることができる。
なお、支柱22およびアクチュエータにより、本発明の工作機械およびセンサモジュールにおける距離伸縮機構が実現される。
また、本実施の形態においてはアクチュエータとしてエアシリンダを採用している。
ここで、タレット刃物台7には、切粉のブロー等のためにエアーが供給されている場合がある。この場合は、このタレット刃物台7に供給されるエアーを利用してエアシリンダを駆動させ、センサモジュール20を伸縮させることができる。
図3は、実施の形態1におけるセンサモジュール20が伸びた状態の外観を示す拡大斜視図である。
図3に示すように、支柱22が伸長することにより、センサモジュール20が全体として伸長する。
センサ24は、本実施の形態においては、物体との接触を検出するいわゆるタッチ式のセンサである。
センサ24は、センサモジュール20が伸びた状態でタレット刃物台7が移動することで、ワーク12の直径の両端の位置を検出することができる。
タレット旋盤1またはタレット旋盤1に接続されたコンピュータ等は、このようにして得られるワーク12の直径の両端の位置の差分を求めることで、ワーク12の直径を得ることができる。
このようなセンサモジュール20の伸縮及びタレット刃物台7の移動等の動作はタレット旋盤1が備える制御部により制御される。
図4は、実施の形態1のタレット旋盤1の主要な機能構成を示すブロック図である。
図4に示すように、タレット旋盤1は、主要な機能構成として上述のタレット刃物台7等を含む機構部40と、制御部41とを備えている。
制御部41は、機構部40の動作を制御する機能を有し、例えば、中央演算装置(CPU)、記憶装置、及び情報の入出力を行うインターフェース等を有するコンピュータにより実現される。
例えば、ワークの直径を計測する場合、制御部41は、タレット刃物台7の回転位置が、センサ24がワーク側に位置する回転位置であるとき、センサモジュール20を縮んだ状態から伸びた状態に変化させる。さらに、センサ24とワークとの距離を変更するように前記タレット刃物台7を移動させる。
このような制御に従いセンサモジュール20が伸び、タレット刃物台7が移動することで、当該ワークの直径の両端位置が計測される。
なお、ワークの加工前、加工の途中、または加工後など、所定のタイミングでワークの直径の計測が行われるようにプログラミングすることも可能である。
次に、図5及び図6を用いてセンサモジュール20が伸縮することによる効果を説明する。
図5は、実施の形態1におけるセンサモジュール20が縮んだ状態の外観を示す拡大正面図である。
なお、図5に示す、ワーク12の外周上の2点であるP1及びP2は、主軸2の回転軸(=ワーク12の回転軸)とタレット刃物台7の回転軸とを含む平面上にあり、P1とP2との距離がワークの直径となる。
当該平面は、図5においては主軸2の回転軸とタレット刃物台7の回転軸とを通る直線で表されており、X軸に平行である。
また、P1は、本発明の計測方法における位置計測の対象である第1端の一例であり、P2は第2端の一例である。
図5に示すように、支柱22のタレット刃物台7の径方向の長さは、支柱22が縮んだ状態、つまりセンサ距離を縮めた状態では、タレット刃物台7が回転した場合に、支柱22及びセンサ24がタレット旋盤1の他の構成部に干渉しない長さである。つまりセンサモジュール20の全体が他の構成部に干渉しない長さである。
例えば、工具が取り付けられた場合のタレット刃物台7の最大回転半径(R1)内になる長さであれば、タレット刃物台7が回転してもセンサモジュール20が他の構成部に干渉することはない。
従って、このように支柱22が縮んだ状態、つまり、センサ距離を縮めた状態であれば、タレット刃物台7は、センサモジュール20の存在に影響されることなく、ワークの加工または工具の交換等のために自由に回転することができる。
なお、図5に示すように、R1をタレット刃物台7の回転軸から工具ステーション11aの先端までの距離と規定した場合、センサモジュール20の一部がR1を越える場合も考えられる。
このような場合であっても、タレット刃物台7が回転したときに、センサモジュール20が他の構成部に干渉しない領域(非干渉領域)内に納まっていればタレット刃物台7の回転動作に何ら影響を与えない。
つまり、支柱22が縮んだ状態の長さは、支柱22及びセンサ24が非干渉領域内に収まる長さであればよい。
言い換えると、センサ距離を縮めた場合の支柱22の長さは、タレット刃物台7の回転を妨げることのない長さであればよい。
ここで、タレット刃物台7は、R1が主軸2の回転軸をわずかに越える程度までX軸方向に移動することができる。そのため、支柱22が縮んだ状態でも、ワーク12の直径の両端のうち、タレット刃物台7に近いP1の位置を計測することはできる。
しかし、当該両端のうち、タレット刃物台7から遠いP2の位置を計測することはできない。
そこで、本実施の形態のタレット旋盤1は、支柱22を伸長させることでセンサ24によるP2の位置計測を可能としている。
図6は、実施の形態1におけるセンサモジュール20が伸びた状態の外観を示す拡大正面図である。
図6に示すように、支柱22が伸びることでセンサモジュール20が径方向に伸びた場合、センサ24はR1の外に位置することになる。
このようにセンサモジュール20が伸びている状態であり、かつ、タレット刃物台7が主軸2方向に接近することにより、センサ24を、主軸2の回転軸よりも向こう側、つまり当該回転軸についてタレット刃物台7とは反対側に位置させることができる。
これにより、ワーク12の直径の両端のうち、タレット刃物台7から遠いP2の位置を計測することが可能となる。
例えば、主軸2が把持可能なワークの最大直径が100mm程度である場合を想定する。この場合、支柱22が伸びた状態でセンサ24がR1から外に60mm程度外に位置すれば、センサ24によりP2の位置を計測することが可能である。
つまり、支柱22の径方向の長さは、センサ距離を伸ばした状態では、主軸2が把持可能な最大直径のワークを主軸2が把持した場合に、当該ワークを挟んでタレット刃物台7とは反対側にセンサ24を位置させる長さである。
支柱22が伸びた状態の長さがこのような長さであれば、例えば、様々な大きさのワークを順次加工するような場合でも、それらワークの直径の計測が可能である。
次に、図7を用いてタレット旋盤1がワークの直径を計測する際の動作の流れについて説明する。
図7は、実施の形態1のタレット旋盤1がワーク12の直径を計測する際の動作の流れの一例を示す動作概要図である。なお、図7に示す一連の動作は、上述の制御部41によって制御されている。
まず、[1]タレット刃物台7が回転することにより、センサモジュール20がワーク12側に位置する。
このときのタレット刃物台7の回転位置は、主軸2の回転軸とタレット刃物台7の回転軸とを通る直線上にセンサ24が位置する回転位置である(図5参照)。
次に、[2]センサ距離を伸ばした状態でタレット刃物台7がX軸に平行に主軸2の方向に移動する。この移動の結果、センサ24がワーク12との接触を検出することによりP1の位置が計測される。
次に、[3]タレット刃物台7は、Z軸に平行に前方向(図7において下方向)に移動する。さらに、X軸に平行に、主軸2の回転軸を挟んでP1とは逆の方向(図7において左方向)に移動する。この移動により、センサ24はワーク12を越えた位置に来る。
次に、[4]タレット刃物台7は、Z軸に平行に後ろ方向(図7において上方向)に移動する。さらに、X軸に平行に、主軸2の方向(図7において右方向)に移動する。この移動の結果、センサ24がワーク12との接触を検出することによりP2の位置が計測される。
本実施の形態のタレット旋盤1はこのような動作により、主軸2に把持されたワークの直径を計測することができる。
具体的には、ワークの直径の両端の位置を直接計測することにより直径を計測することができる。これにより、正確な直径の値を得ることができる。
また、このような計測を行うセンサモジュール20は、バイト等の工具と同じく、タレット刃物台7の工具取り付け面10に取り付けられている。
つまり、センサモジュール20は、タレット旋盤1内の空間を不要に消費することなく、ワークの直径の正確な計測を可能とする態様でタレット旋盤1に備えられている。
また、センサモジュール20は、ワークの直径を計測するとき以外は縮んだ状態であり、タレット刃物台7の回転を妨げることはない。
さらには、センサモジュール20は独立して開発が可能であり、基台21の形状または大きさ等を変更すれば、様々なタレット旋盤でワーク寸法の機内計測に用いることができる。
このように、本実施の形態のタレット旋盤1は、ワークの直径を正確に計測でき、かつ、小型化が可能な工作機械である。また、本実施の形態のセンサモジュール20は、このような効果を工作機械にもたらすことのできるセンサモジュールである。
以上、本発明の工作機械の一例であるタレット旋盤1について説明した。しかしながら、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、本実施の形態において、センサモジュール20が計測するワークの寸法は、ワークの直径であるとし、具体的には図7に示すようにワークの外径であるとした。
しかしながら、センサモジュール20を用いてワークの他の寸法を計測してもよい。例えば、中ぐり加工により形成される穴の直径である穴の内径を計測してもよい。
センサモジュール20は、上述のように、センサ24を主軸2に把持されたワークの外径の両端に位置させることができる。つまり、ワークの外径よりも短い長さである内径の両端にセンサ24を位置させることは可能であり、これにより内径の値を正確に得ることができる。
また、本実施の形態においては、エアシリンダをアクチュエータとして採用している。しかしながら、ソレノイドや電気モータをアクチュエータとして採用してもよい。
また、センサ24はタッチ式のセンサでなくてもよく、光学的にワークの形状及び位置等を計測するセンサでもよく、さらには、寸法以外の温度等の物性値を計測するセンサであってもよい。
また、回転式の工具選択機構としてのタレット刃物台を備える工作機械には、タレット旋盤以外にも、マシニングセンタなどがあり得る。従って、タレット旋盤以外の工作機械においても、本発明のセンサモジュールを用いて加工対象物の寸法を計測することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2として、端部にセンサ24を備えるアーム122が回動することにより、センサ距離を伸縮させることのできるセンサモジュール120を備えるタレット旋盤100について説明する。タレット旋盤100は、本発明の工作機械の別の一例である。
なお、実施の形態2のタレット旋盤100の基本的な構成は、実施の形態1のタレット旋盤1と同じである。そこで、実施の形態2において特徴的な構成部であるセンサモジュール120を中心に説明する。
まず、図8〜図11を用いて、実施の形態2におけるセンサモジュール120の基本的な構成について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2におけるセンサモジュール120の外観を示す拡大斜視図である。
センサモジュール120は、基台121と、基台121に取り付けられ回動するアーム122と、アーム122と一体に回動するギアボックス123と、アーム122の回動を駆動する駆動部124と、センサ24(図8に図示せず)を覆う第1カバー片125と第2カバー片126と、アーム122の先端部に取り付けられた後部カバー127とを有する。
図8は、アーム122を内側に収めてセンサ距離を縮めた状態のセンサモジュール120を示している。この状態から駆動部124は、アーム122を180度回動させることができる。
アーム122の端部に保持されているセンサ24は、アーム122が回動することにより、工具取り付け面10との距離が伸ばされることになる。
図9は、図8に示す状態からアーム122が90度回動した状態のセンサモジュール120の外観を示す拡大斜視図である。
図10は、図9に示す状態からアーム122がさらに90度回動した状態のセンサモジュール120の外観を示す拡大斜視図である。
図9に示すように、アーム122の回動に伴い、第1カバー片125と第2カバー片126とが開く。
また、図10に示すように、アーム122が図8に示す状態から180度回動すると、センサ距離が伸ばされた状態となり、第1カバー片125と第2カバー片126とが完全に開く。
このように、センサモジュール120は、アーム122を回動させることにより、センサ24の径方向の位置を、工具取り付け面10から遠い位置へ持っていくことができる。つまり、センサ距離を伸ばすことができる。
このようにセンサ距離を伸ばすことにより、センサ24によりワークの直径の両端の位置を直接計測することが可能となる。
なお、駆動部124は、例えば、エアシリンダとラック・アンド・ピニオンとで構成されており、エアシリンダを駆動源としてアーム122を回動させることができる。
また、駆動部124にエアシリンダを用いた場合は、上述のように、切粉のブロー等のためにタレット刃物台7に供給されるエアーを利用することができる。
また、アーム122と駆動部124とにより本発明の工作機械およびセンサモジュールにおける距離伸縮機構が実現される。
また、図10に示す状態から、アーム122が逆に180度回動すると、図8に示す状態、つまり、センサ距離を縮め、かつ、第1カバー片125と第2カバー片126とが閉じた状態となる。
このような第1カバー片125および第2カバー片126の開閉動作は、本実施の形態においてはギアボックス123およびリンク機構により実現されている。リンク機構の詳細については後述する。
なお、センサモジュール120がセンサ距離を縮めた状態にある場合、センサモジュール120の径方向の長さは、工作機械の他の構成部に干渉しない長さである。
図11は、実施の形態2におけるセンサモジュール120がセンサ距離を縮めた状態の外観を示す拡大正面図である。
図11に示すように、センサモジュール120がセンサ距離を縮めた状態にある場合、本実施の形態においては、センサモジュール120の一部が、上述の最大回転半径であるR1を越えている。
しかしながら、センサモジュール120は、非干渉領域(図11のR2に示される円内)に収まっているため、センサモジュール120がタレット刃物台7の回転動作の妨げとなることはない。
このように、実施の形態2のセンサモジュール120も、実施の形態1のセンサモジュール20と同じく、タレット刃物台7の回転の妨げとならない態様でタレット刃物台7に取り付けられている。
また、センサモジュール120がワーク側の切削位置にあるときにアーム122が回動することでセンサ距離が伸長される。これにより、ワークの直径の直接的な計測を可能としている。
次に、図12〜図18を用いて、実施の形態2のセンサモジュール120の構成および動作の詳細を説明する。
図12は、実施の形態2のセンサモジュール120の構成を示す平面図である。
図12に示すように、センサモジュール120は、上述のアーム122等の構成部の他に、カム128とスライド部材129とを備えている。
また、駆動部124は、タレット刃物台7の回転軸と平行、つまりZ軸に平行な方向の駆動軸124aを有する。
アーム122は駆動軸124aと連結されており、駆動部124は駆動軸124aを介してアーム122を回動させることができる。
このとき、アーム122に取り付けられているギアボックス123は、アーム122とともに回動する。この回動に伴いギアボックス123内のギアが回転し、カム128をZ軸方向に平行な方向に移動させる。
このようにカム128が移動することにより、カム128に連結されたスライド部材129が同じ方向に移動する。
なお、スライド部材129は、アーム122およびギアボックス123に対してZ軸方向に平行な方向にのみスライド可能である。これにより、スライド部材129に連結されたカム128は、アーム122およびギアボックス123に対して回転しない。
図13は、カム128の外観を示す斜視図である。
カム123は、ギアボックス123内のギアの内周の突起が係合し摺動するカム溝128aと、スライド部材取付部128bが取り付けられる部位であるスライド部材取付部128bとを有する。
図14は、ギアボックス123の内部構造の概要を示す図である。
図14に示すように、ギアボックス123は、ギアケース123aと、第1ギア123bと、第2ギア123cと、第3ギア123dとを有する。
これら3つのギアのうち、第1ギア123bのみが、基台121に対して回転しない。具体的には、基台121の円筒部121a(図12参照)に固定されている。
そのため、ギアボックス123が駆動軸124aを中心に回動すると、第1ギア123bは、ギアケース123aに対して相対的に回転することになる。
また、第3ギア123dの内周には突起123eが設けられており、第3ギア123dの内側の孔に挿入されたカム128のカム溝128aと係合している。また、カム溝128aの方向は、第3ギア123dの回転面に対して斜めの方向である。
この構造において、第3ギア123dが回転することにより、ギアボックス123に対して回転しないカム128は、Z軸に平行な方向、つまり、図14の奥方向または手前方向に移動する。
例えば、駆動軸124aが図14に示すように時計回りに回動すると、それに伴い、ギアボックス123が同じ方向に回動する。
このとき、基台121に固定された第1ギア123bは、ギアケース123aに対しては反時計回りに回転する。
この第1ギア123bの回転力は第2ギア123cを介して、第3ギア123dに伝わり、第3ギア123dは反時計回りに回転する。これにより、カム128はZ軸に平行な方向に移動する。
図15は、カム128が移動する様子を示す模式図である。
図15に示すように、突起123eは、カム溝128aをなぞりながらZ軸に垂直な方向に移動する。これにより、カム128はZ軸に平行な方向へ移動する。
例えば、図15の左方向が、図14の奥方向である場合、ギアボックス123が時計回りに回動することで、第3ギア123dは反時計回りに回転する。これにより、カム128は、図14の手前方向(図15の右方向)に移動する。
また、ギアボックス123が反時計回りに回動すると、カム128は、図14の奥方向(図15の左方向)に移動する。
このようなカム128の移動に伴ってスライド部材129が移動し、リンク機構により第1カバー片125および第2カバー片126が開閉する。
図16は、第1カバー片125および第2カバー片126が閉じた状態を示す図である。
図16に示すように、第1カバー片125は、後部カバー127と第1ピン125aで回動可能に連結されており、第1ピン125aを回動軸として回動することができる。
また、第2カバー片126は、後部カバー127と第2ピン126aで回動可能に連結されており、第2ピン126aを回動軸として回動することができる。
また、第1カバー片125および第2カバー片126のそれぞれはスライド部材129とリンクで連結されている。
図16に示す状態から、カム128が、センサ24が存在する方向、つまり図16における右方向に移動すると、スライド部材129も右方向に移動する。
スライド部材129が右方向に移動すると、リンク機構により、第1カバー片125が図16の上方向に回動する。また、第2カバー片126が下方向に回動する。つまり、第1カバー片125および第2カバー片126が開くように回動する。
このようにカム128の右方向への移動に伴い、第1カバー片125および第2カバー片126が次第に開いていき、図17に示す状態を経て図18に示す状態になる。
図17は、第1カバー片125および第2カバー片126が完全に開く前の状態を示す図であり、図18はこれらが完全に開いた状態を示す図である。
図18に示すように、第1カバー片125および第2カバー片126のそれぞれが略90度だけ回動することにより、センサ24によるワークの寸法の計測時にこれらカバー片が邪魔になることがない。
また、これらカバー片内に切粉等のごみが存在する場合でも、そのごみをカバー片内から外部に排出することができる。つまり、これらカバー片内にごみが堆積することを防ぐことが出来る。
なお、図18に示す状態から、カム128の左方向へ移動することにより、第1カバー片125および第2カバー片126は図16に示す位置まで戻る。
図19は、第1カバー片125および第2カバー片126が開く際のセンサモジュール120の動作の流れを示す図である。
なお、図19の上段は、図16に対応する図であり、図19の中段は、図17に対応する図であり、図19の下段は、図18に対応する図である。
図19の上段は、センサ距離が最も短い状態であり、この状態からアーム122が90度回動すると図19の中段に示す状態になる。さらにアーム122が90度回動すると図19の下段に示す状態になる。
このように、アーム122が回動することにより、上述のリンク機構により第1カバー片125および第2カバー片126が次第に開いていく。
また、図19の下段に示すように、センサ距離が伸ばされた状態になると、アーム122は回動を停止し、ワーク12の寸法の計測が開始される。
図20は、ワーク12の直径を計測する際の、センサモジュール120とワーク12との位置関係の一例を示す図である。
図20に示すように、アーム122が回動し、センサ距離を伸ばすことにより、タレット刃物台7から近いP1の位置のみならずタレット刃物台7から遠いP2の位置の計測も可能となる。つまり、ワーク12の直径を直接計測することができる。
ワーク12の直径の計測の際のタレット刃物台7の動きは図7に示すものと同じである。
すなわち、センサ距離を伸ばした状態で、タレット刃物台7がX軸に平行な方向への移動およびZ軸に平行な方向への移動を繰り返すことにより、P1とP2の位置を計測する。
なお、このようなアーム122の回動およびタレット刃物台7の移動は、実施の形態1における支柱22の伸縮等と同じく、制御部41によって制御される。
実施の形態2のタレット旋盤100はこのような動作により、実施の形態1のタレット旋盤1と同じく、主軸2に把持されたワークの直径を直接計測することができる。これにより、正確な直径の値を得ることができる。
また、実施の形態2におけるセンサモジュール120は、実施の形態1におけるセンサモジュール20と同じく、タレット旋盤100内の空間を不要に消費することなく、かつ、タレット刃物台7の回転を妨げることはない。
また、必要なときにのみ、アーム122を回動させてセンサ距離を伸ばすことで、ワークの寸法を直接計測することができる。
また、センサモジュール120も独立して開発が可能であり、基台121の形状または大きさ等を変更すれば、様々なタレット旋盤でワーク寸法の機内計測に用いることができる。
このように、実施の形態2のタレット旋盤100は、ワークの直径を正確に計測でき、かつ、小型化が可能な工作機械である。また、本実施の形態のセンサモジュール120は、このような効果を工作機械にもたらすことのできるセンサモジュールである。
なお、本実施の形態において、センサモジュール120のアーム122の回動軸となる駆動軸124aは、タレット刃物台7の回転軸と平行であるとした。しかしながら、駆動軸124aは別の方向を向いていてもよい。
要するに、駆動軸124aの方向は、アーム122を回動させることで、タレット刃物台7の回転の妨げとならず、計測対象のワークの直径を直接計測できるようにセンサ距離を伸縮させることが可能な方向であればよい。
また、センサモジュール120を用いてワークの直径以外の寸法を計測してもよい。例えば、中ぐり加工により形成される穴の直径である穴の内径を計測してもよい。
また、駆動部124の駆動源としてエアシリンダに換えてソレノイドや電気モータを駆動源として採用してもよい。
また、センサ24はタッチ式のセンサでなくてもよく、光学的にワークの形状及び位置等を計測するセンサでもよい。さらには、寸法以外の温度等の物性値を計測するセンサであってもよい。
また、タレット旋盤以外の工作機械においても、実施の形態2のセンサモジュールを用いて加工対象物の寸法を計測することができる。
本発明の工作機械は、例えばタレット旋盤やマシニングセンタといった、工具選択機構としてのタレットを有する工作機械として広く利用できる。
また、本発明のセンサモジュールは、工具選択機構としてのタレットを有する工作機械におけるワークの寸法の計測機構として広く利用できる。
本発明の実施の形態1のタレット旋盤の外観を示す斜視図である。 実施の形態1におけるセンサモジュールが縮んだ状態の外観を示す拡大斜視図である。 実施の形態1におけるセンサモジュールが伸びた状態の外観を示す拡大斜視図である。 実施の形態1のタレット旋盤の主要な機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるセンサモジュールが縮んだ状態の外観を示す拡大正面図である。 実施の形態1におけるセンサモジュールが伸びた状態の外観を示す拡大正面図である。 実施の形態1のタレット旋盤がワークの直径を計測する際の動作の流れの一例を示す動作概要図である。 本発明の実施の形態2におけるセンサモジュールの外観を示す拡大斜視図である。 図8に示す状態からアームが90度回動した状態のセンサモジュールの外観を示す拡大斜視図である。 図9に示す状態からアームがさらに90度回動した状態のセンサモジュールの外観を示す拡大斜視図である。 実施の形態2におけるセンサモジュールがセンサ距離を縮めた状態の外観を示す拡大正面図である。 実施の形態2のセンサモジュールの構成を示す平面図である。 カムの外観を示す斜視図である。 ギアボックスの内部構造の概要を示す図である。 カムが移動する様子を示す模式図である。 第1カバー片および第2カバー片が閉じた状態を示す図である。 第1カバー片および第2カバー片が完全に開く前の状態を示す図である。 第1カバー片および第2カバー片が完全に開いた状態を示す図である。 第1カバー片および第2カバー片が開く際のセンサモジュールの動作の流れを示す図である。 ワークの直径を計測する際の、センサモジュールとワークとの位置関係の一例を示す図である。 一般的なタレット旋盤の主要部の一例を示す外観斜視図である。 一般的なタレット旋盤におけるタレット刃物台と主軸との位置関係を示す正面図である。 一般的なタレット旋盤におけるタレット刃物台の最大回転半径と可動範囲とを示す図である。 ワークの直径を計測するための機構を備えた従来のタレット刃物台の一例を示す概要図である。
符号の説明
1、100 タレット旋盤
2 主軸
3 タレット
4 ベッド
5 主軸台
6 主軸チャック
7 タレット刃物台
8 インデックス機構
9 タレットスライド
10 工具取り付け面
11 工具
11a 工具ステーション
12 ワーク
20、120 センサモジュール
21、121 基台
22 支柱
22a 支柱脚部
22b 支柱頭部
24 センサ
32 可動部
40 機構部
41 制御部
122 アーム
123 カム
123 ギアボックス
123a ギアケース
123b 第1ギア
123c 第2ギア
123d 第3ギア
123e 突起
124 駆動部
124a 駆動軸
125 第1カバー片
126 第2カバー片
127 後部カバー
128 カム
128a カム溝
128b スライド部材取付部
129 スライド部材

Claims (11)

  1. 主軸に把持されたワークを加工する工作機械であって、
    複数の工具取り付け面を有するタレット刃物台と、
    前記ワークの寸法を計測するためのセンサと、
    前記センサを保持し、前記複数の工具取り付け面のうちの1つに取り付けられ、当該工具取り付け面と前記センサとの間の前記タレット刃物台の径方向の距離であるセンサ距離を伸縮させる距離伸縮機構とを備え、
    前記距離伸縮機構の前記径方向の長さは、前記センサ距離を縮めた状態では、前記タレット刃物台が回転した場合に、前記距離伸縮機構及び前記センサが前記工作機械の他の構成部に干渉しない長さである
    ことを特徴とする工作機械。
  2. 前記距離伸縮機構は、回動するアームを有し、前記アームが、端部に前記センサを保持した状態で回動することにより前記センサ距離を伸縮させる
    請求項1記載の工作機械。
  3. 前記距離伸縮機構は、前記径方向に伸縮する支柱を有し、前記支柱が、前記工具取り付け面とは反対側の端部に前記センサを保持した状態で伸縮することにより、前記センサ距離を伸縮させる
    ことを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  4. 前記距離伸縮機構の前記径方向の長さは、前記センサ距離を伸ばした状態では、前記主軸が把持可能な最大直径のワークを前記主軸が把持した場合に、前記ワークを挟んで前記タレット刃物台とは反対側に前記センサを位置させる長さであり、
    前記センサは、前記距離伸縮機構が前記センサ距離を伸ばした状態で、前記タレット刃物台が移動することにより前記タレット刃物台の回転軸と前記主軸の回転軸を含む平面上にある、前記ワークの直径の両端の位置を検出する
    ことを特徴とする請求項1記載の工作機械。
  5. さらに、前記タレット刃物台の回転位置が、前記センサが前記ワーク側に位置する回転位置であるとき、前記距離伸縮機構に前記センサ距離を伸ばさせ、前記センサと前記ワークとの距離を変更するように前記タレット刃物台を移動させる制御部を備える
    ことを特徴とする請求項4記載の工作機械。
  6. タレット刃物台に複数設けられる工具取り付け面の1つに取り付けられるセンサモジュールであって、
    前記ワークの寸法を計測するためのセンサと、
    前記センサを保持し、前記センサモジュールが工具取り付け面に取り付けられた場合の前記工具取り付け面と前記センサとの間の前記タレット刃物台の径方向の距離であるセンサ距離を伸縮させる距離伸縮機構とを備え、
    前記距離伸縮機構の前記径方向の長さは、前記センサ距離を縮めた状態では、前記タレット刃物台が回転した場合に、前記距離伸縮機構及び前記センサが前記工作機械の他の構成部に干渉しない長さである
    ことを特徴とするセンサモジュール。
  7. 前記距離伸縮機構は、回動するアームを有し、前記アームが、端部に前記センサを保持した状態で回動することにより前記センサ距離を伸縮させる
    ことを特徴とする請求項6記載のセンサモジュール。
  8. 前記距離伸縮機構は、前記径方向に伸縮する支柱を有し、前記支柱が、前記工具取り付け面とは反対側の端部に前記センサを保持した状態で伸縮することにより、前記センサ距離を伸縮させる
    ことを特徴とする請求項6記載のセンサモジュール。
  9. 主軸に把持されたワークをタレット刃物台に取り付けられた工具によって加工する工作機械における、センサを用いた前記ワークの直径の計測方法であって、
    前記タレット刃物台の複数の工具取り付け面のうちの1つには、前記センサを保持し、当該工具取り付け面と前記センサとの間の前記タレット刃物台の径方向の距離であるセンサ距離を伸縮させる距離伸縮機構が備えられており、
    前記計測方法は、
    前記センサが前記ワーク側に位置するように前記タレット刃物台を回転させる回転ステップと、
    前記距離伸縮機構が前記センサ距離を伸ばす伸長ステップと、
    前記センサ距離が伸びた状態で前記タレット刃物台を移動させることにより、前記タレット刃物台の回転軸と前記主軸の回転軸を含む平面上にある、前記ワークの直径の両端である第1端及び第2端のうち、前記タレット刃物台に近い前記第1端の位置を前記センサを用いて計測する第1計測ステップと、
    前記センサ距離が伸びた状態で前記タレット刃物台を移動させることにより、前記第2端の位置を前記センサを用いて計測する第2計測ステップと
    を含むことを特徴とする計測方法。
  10. 前記伸縮機構は、回動するアームを有し、前記センサは前記アームの端部に保持されており、
    前記伸長ステップでは、前記アームが回動することにより前記センサ距離を伸ばす
    ことを特徴とする請求項9記載の計測方法。
  11. 前記伸縮機構は、伸縮する支柱を有し、前記センサは前記支柱の前記工具取り付け面とは反対側の端部に保持されており、
    前記伸長ステップでは、前記支柱が伸長することにより前記センサ距離を伸ばす
    ことを特徴とする請求項9記載の計測方法。
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