JP2009125391A - スノコ状床マット - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ホテルやビルのエントランスに敷くことにより、カーペットの豪華な重厚感と、金属マットの機能性を兼ね備え、かつ、歩行者が歩いた際に、不快な音が発生しないスノコ状床マットに関するものである。
【解決手段】 本発明のスノコ状床マットは、マット部材と、桟部材と、前記桟部材を連結する連結部材とから構成されている。前記桟部材に設けられた嵌合凹部には、前記マット部材が嵌合されている。前記桟部材の両側部には、断面がほぼ円形で、一方に開放部を有する凹部からなる連結溝が成形されている。前記連結部材は、前記連結溝に成形された凹部に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材から構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スノコ状床マットに関するものである。特に、本発明は、ホテルやビルのエントランスに敷くことにより、カーペットの豪華な重厚感と、金属マットの機能性を兼ね備え、かつ、歩行者が歩いた際に、不快な音が発生しないスノコ状床マットに関するものである。
本出願人は、マット部材を取り付けた桟部材を連結部材で接続することにより、折り畳みまたは丸めるようにしたスノコ状床マットを数多く出願している。たとえば、前記スノコ状床マットは、靴で踏まれた際に、靴底に泥等が付着している場合、マット部材に泥等が一旦付着した後、綺麗な靴底に付着して他の箇所に汚れを広める。
図3は従来例におけるスノコ状床マットを説明するための斜視図である。図3において、スノコ状床マット31は、桟部材32、マット部材33、前記桟部材32を連結する連結部材34とから構成されている。前記桟部材32は、前記マット部材33を上部に嵌合させる嵌合凹部321と、前記連結部材34によって連結する連結溝323を有する側部322と、基台部324とから少なくとも構成されている。
前記桟部材32は、前記嵌合凹部321と、側部322と、基台部324を金型で一体に成形するとともに、これらによって囲まれた空洞部325から構成されている。また、前記連結部材34は、両端部に成形されている断面ほぼ円形の膨出部341を前記連結溝323に嵌合することにより、前記桟部材32が互いに連結される。また、基台部324に設けられた孔326および連結部材34に設けられた開口部343は、水はけ等に使用される。前記孔326は、固定用のビス口とすることもできる。
前記スノコ状床マットは、汚れが広がるのを防止するために、泥を水によって除去する際に、特別の汚水排水手段を備えたものがある。前記汚水排水手段を備えたスノコ状床マットは、たとえば、特願2002−143246号(特開2003−325304号公報)に記載されている。
特開2003−325304号公報
前記スノコ状床マットは、寒暖の差による連結部材の変形、あるいは、長期間の使用による変形によって、形状が変形することがある。変形したスノコ状床マットは、豪華な重厚感を有するマットとしての価値を下げるだけでなく、歩行者が歩く際に連結部において不快音が発生していた。また、前記スノコ状床マットは、変形しなくとも、施工時の不陸により、前記連結部等で不快音を発生する場合があることが判った。前記施工時の不陸は、工事を行なう者によって差があり、完全に無くすことができない。さらに、前記スノコ状床マットは、長期間の使用による経年変化により、前記不快音が増加することも判った。
前記スノコ状床マットは、「桟部材」と「連結部材」が摩擦し、特に、同じ材質の場合、互いに擦れて不快音が発生する。また、前記スノコ状床マットは、前記連結部材に、歩行者の泥あるいはゴミ、砂等の異物が入ることによっても、「ジャリ・ジャリ」、「ギュ・ギュ」、「ガチャ・ガチャ」、「キン・キン」といった不快音が発生することが判った。前記スノコ状床マットが発生する前記不快音は、夜遅くなり、周囲が静かになると、目立つものである。前記スノコ状床マットは、経年変化、施工時の不陸、砂利等の異物の浸入によって、不快音が増加するため、高級ホテル等に対する需要の伸びが低下するという問題があった。
豪華な重厚感を有する前記スノコ状床マットは、規格品ではなく、受注生産の場合が多く、高品質で早い納期が要求される。そこで、前記スノコ状床マットは、ゴミ、砂等の異物が入っても、また、熱膨張や長期間の使用によっても、不快音の発生が少なく豪華であることが必要とされている。
以上のような課題を解決するために、本発明は、どのような条件で使用されてもスノコ状床マットから不快音の発生が少なく、足踏みによる音の少ない豪華な重厚感と、金属マットの機能性を兼ね備えたスノコ状床マットを提供することを目的とする。
(第1発明)
第1発明のスノコ状床マットは、
マット部材と;
前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、前記嵌合凹部の両側部の側面に設けられた断面ほぼ円形の凹部からなる連結溝と、前記連結溝の下方に連設された基台部と、前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部とが成形されている桟部材と;
前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材からなる連結部材と;
を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とする。
(第2発明)
第2発明のスノコ状床マットは、
マット部材と;
前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、前記嵌合凹部の両側部に連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している傾斜面からなる凹部を備えている連結溝と、前記連結溝の下方に連設された基台部と、前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部とが成形されている桟部材と;
前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結する連結部材と;
を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とする。
(第3発明)
第3発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明または第2発明の桟部材は、真鍮またはアルミニウム合金から成形され、前記連結部材は、ロックウェル硬度がR102ないしR118からなるポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材であることを特徴とする。
(第4発明)
第4発明のスノコ状床マットにおいて、第2発明または第3発明の連結溝に成形されている下方に向かっている傾斜面は、ゴミ、砂等の異物が重力、振動、あるいは水で落下するものであることを特徴とする。
(第5発明)
第5発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明から第4発明の連結部材は、連結部において、開口部を有するとともに、下方に向かった傾斜面を有することを特徴とする。
本発明によれば、施工時の不陸あるいは経年変化による浮き上がりが発生した場合、人体の荷重により、桟部材の側部に設けられた連結溝内等で発生する不快音を少なくすることができるとともに、長期間の使用によっても、スノコ状床マットの変形が防止できるとともに、折り畳みあるいは丸めることができる。
本発明によれば、前記桟部材に成形された連結溝内にゴミ、砂等の異物が入っても、重力、振動、あるいは水により、直ちに落下するため、この部分における不快音が発生しないだけでなく、前記砂利あるいは異物等による磨耗で連結部が破壊されることもない。
本発明によれば、前記桟部材と連結部材の硬度を変えることにより、不快音の発生を少なくすることができる。また、施工時において、スノコ状床マットの載置する面に不陸があっても、前記桟部材と連結部材との硬度を変えることにより、前記不快音を減少させることができる。
本発明によれば、前記桟部材を真鍮またはアルミニウム合金とし、連結部材をロックウエル硬度でR102ないしR118とすることで、前記不快音をほぼ解消することができる。
本発明によれば、スノコ状床マットから不快音が発生せず、形が変形することもないので、カーペットの豪華な重厚感と金属マットの機能性を兼ね備え、長期間にわたって、ホテルやビルのエントランスに設置することができる。
本発明によれば、重量のあるスノコ状床マットを折り畳みあるいは丸めることができるため、少ない人数で、前記スノコ状床マットの下部の清掃が容易にできるようになる。
(第1発明)
第1発明のスノコ状床マットは、たとえば、合成樹脂製繊維が植設されて滑り止めとなるマット部材と、前記マット部材が上部に取り付けられている桟部材と、前記桟部材を連結する連結部材とから構成され、折り畳みまたは丸めることができる。前記マット部材は、歩行者が滑らないように、ゴム帯材、カーペット帯材、ブラシ帯材、人工芝等の合成樹脂製、または金属製(滑り止め加工が施されている)等から構成されている。前記桟部材は、嵌合凹部と、前記嵌合凹部に連設された連結溝を有する両側部と、下部に連設されて一体となっている基台部から構成されている。
前記嵌合凹部は、桟部材の上部に成形されており、前記マット部材等を嵌合できる凹部から構成されている。前記桟部材の両側部には、断面がほぼ円形で、一方に開放部を有する凹部からなる連結溝が一体に成形されている。前記嵌合凹部および両側部は、下部に基台部が連設されている。前記桟部材は、前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部から構成されている。
前記桟部材は、たとえば、アルミニウム合金または合成樹脂製部材の押し出し加工によって成形される。前記連結部材は、前記連結溝に成形された凹部に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材から構成されている。また、前記連結部材は、たとえば、合成樹脂部材を金型にいれて成形する。さらに、前記連結部材は、連結部の両端から上方に向かって膨出した断面ほぼ円形から構成することもできる。
前記桟部材は、前記連結部材の両端部に成形された膨出部が前記凹部に遊嵌することにより、清掃する場合、あるいはスノコ状床マットを使用しない場合に、折り畳みまたは丸めて清掃、保管、あるいは運搬が可能である。前記連結溝は、断面がほぼ円形の凹部からなるため、連結部材の膨出部が遊嵌でき、しかも、前記桟部材より硬度の低い部材を使用することにより、前記桟部材と連結部材との間による摩擦で発生する「キンキン」、「ギュギュ」、「ザラザラ」等のキシミ音を減少させることができる。
(第2発明)
第2発明のスノコ状床マットは、連結溝および連結部材の形状が異なっている。前記連結溝は、桟部材の両側部に凹部が連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している傾斜面を備え、前記連結部材の厚さより僅かに広い開放部から構成されている。また、前記連結部材は、前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備えている。すなわち、前記連結部材の両端部の膨出部は、前記連結溝における凹部の断面形状に近似している。さらに、前記連結部材の膨出部の形状は、断面が略円形、あるいは、ほぼ円形の断面の外端部を1/4切り落とすことも可能である。前記端部の切り落としは、防音と清掃で有効な異物を一時貯える利点、あるいは前記連結部材の材料を節約するという利点がある。
前記スノコ状床マットは、前記連結部材を嵌合する連結溝の形状が、断面ほぼ円形で、下方に向かって傾斜しているため、雨水、ゴミ、あるいは砂等の異物が入っても、重力、振動、あるいは水で自然に落下する形状になっている。前記形状は、前記桟部材と連結部材との間に前記異物が溜まることがないため、スノコ状床マット上を歩行する者が歩くことにより不快な音を発生することがない。また、前記スノコ状床マットは、下部に不陸等があっても、前記桟部材と連結部材との間による摩擦で発生する「キンキン」、「ギュギュ」、「ザラザラ」等のキシミ音を減少させることができる。
(第3発明)
第3発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明または第2発明の桟部材は、真鍮またはアルミニウム合金からなり、連結部材は、ポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材から構成されている。また、前記連結部材の硬度は、ロックウェル硬度がR102からR118とした。前記硬度は、好ましくは、R105からR115である。前記真鍮またはアルミニウム合金からなる桟部材は、ロックウェル硬度がR102からR118の連結部材によって連結した場合、砂利等が連結溝等に入った場合であっても、歩行者がスノコ状床マットの上を歩行した際にキシミ音等を少なくする。本発明のスノコ状床マットは、敷く部分に不陸があっても、たとえば、ポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材等からなる連結部材と真鍮またはアルミニウム合金との間で発生する音を吸収することができるため、「ガチャガチャ」音、「ギュギュ」音を少なくすることができる。
(第4発明)
第4発明のスノコ状床マットにおいて、第2発明または第3発明の連結部材は、たとえば、雨水等を抜く開口部を備えた板状部材で連結されており、前記板状部材の両端に断面がほぼ円形であり、下部が前記連結溝の下方に向かう傾斜に合った形状の膨出部を備えている。前記連結溝と前記膨出部との間には、空間が形成されており、スノコ状床マットを折り畳みまたは丸めるのを容易にすることができる。
(第5発明)
第5発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明から第4発明の連結部材は、水はけを良くするための開口部が備えられている。また、前記連結部材は、前記開口部が形成されていない連結部において、下方に向かって中央が一番低くなった傾斜面または曲面を備えている。前記スノコ状床マットは、歩行者が踏む垂直力の他に、水平力が働いた場合、全体で受けると雑音が発生するが、前記桟部材と連結部材の間にある谷部の伸縮により、一部分で水平力を吸収することができるので、防音効果および耐久性が増加する。前記連結部材の形状は、連結部における雨水等のはけを良好にすることができる。
図1(イ)は本発明の実施例で、スノコ状床マットを説明するための図で、(ロ)は異なる連結部材を説明するための図である。図1(イ)において、スノコ状床マット11は、桟部材12と、マット部材13と、前記複数の桟部材12を連結する連結部材14とから少なくとも構成されており、前記マット部材13は、歩行者が滑らない部材であれば、合成樹脂部材、金属部材、その他の部材から構成されている。前記桟部材12は、嵌合凹部121と、前記嵌合凹部121に連設された連結溝123を有する両側部122と、下部に連設されて一体となっている基台部124とから構成されている。
前記嵌合凹部121は、前記桟部材12の上部に成形されており、前記マット部材13等を嵌合できる形状であれば、特に、限定されるものではない。前記桟部材12の両側部122には、断面がほぼ円形で、一方に前記連結部材14の厚さより僅かに広い開放部を有する凹部からなる連結溝123が一体に成形されている。前記嵌合凹部121および両側部122は、下部に基台部124が一体に連設されている。前記桟部材12は、前記嵌合凹部121、両側部122からなる連結溝123、および前記基台部124によって囲まれた空洞部125が金型等によって一体に押出成形される。
前記桟部材12は、たとえば、真鍮、アルミニウム合金、または合成樹脂製部材とすることができる。前記連結部材14は、たとえば、合成樹脂部材の成形品からなり、両端が前記連結溝123の形状にほぼ合い、遊嵌できる膨出部141を備えているとともに、前記膨出部141を連結する連結部142から構成されている。前記連結部材14は、図1に示すように、連結部142の上に断面ほぼ円形の膨出部141を設けている。また、前記連結部142は、断面ほぼ円形の膨出部を連結部の両端に取り付けるようにすることもできる。
図1(ロ)において、前記スノコ状床マット11は、連結溝123の形状が異なっている。前記連結溝123は、桟部材12の両側部122に連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している下方傾斜部1231を備え、前記連結部材14の厚さより僅かに広く開放されるように構成されている。また、前記連結部材14は、前記連結溝123に遊嵌する膨出部141を両端部に備えている。すなわち、前記連結部材14の両端部に成形されている膨出部141は、前記連結溝123における断面形状に近似している。さらに、前記連結部材14の膨出部141の形状は、断面が略円形、あるいは、ほぼ円形の断面の外端部を1/4切り落とすことも可能である。前記端部の切り落としは、前記連結部材14の材料を節約することができる。
前記連結部材14は、嵌合する連結溝123の断面形状がほぼ円形部と、下方に向かって傾斜している下方傾斜部1231とが連設されているため、雨水、あるいは、砂利等が入っても、重力で自然に落下することができ、前記連結部材14と連結溝123との間で発生する音を低下させることができる。なお、前記連結部材14の膨出部141の形状は、前記下方傾斜部1231に合わせることもできる。
前記桟部材12は、たとえば、真鍮またはアルミニウム合金からなる。前記連結部材14は、たとえば、ポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材から構成されている。また、前記連結部材14は、ロックウェル硬度がR102からR118、好ましくは、R105からR115の硬度からなる材料、たとえば、6−ナイロンが好ましい。前記真鍮またはアルミニウム合金からなる桟部材12は、ロックウェル硬度がR102からR118の連結部材14によって連結した場合、砂利等が連結溝123等に入った場合であっても、歩行者がスノコ状床マット11の上を歩行した際にキシミ音等が少なくなる。
前記桟部材12および連結部材14によって発生するキシミ等の音は、前記連結部材14のロックウエル硬度がR115を超えると、両者の間で音が互いに反射・共振することにより大きくなる。また、前記両者の間の音は、前記連結部材14のロックウエル硬度がR102により小さい場合、強い引っ張り強度に耐えることができないか、あるいは、連結溝123から抜けることがある。
図2は連結部材の他の例で、(イ)および(ロ)は断面図、(ハ)および(ニ)は斜視図である。図2(イ)および(ハ)において、連結部材24の連結部242は、両端に断面ほぼ円形の膨出部241と、折り曲げ部245および開口部243が備えられている。図2(ロ)および(ニ)において、連結部材25の連結部252は、両端に断面ほぼ円形の膨出部251と、湾曲部255および開口部253が備えられている。前記連結部材24、25は、前記折り曲げ部245部、湾曲部255の傾斜、および開口部243、253により、水はけを良好にしている。
前記連結部材14、24、25は、連結溝123(図1参照)に挿入し易いように、先端部および/または後端部をテーパー状(図示されていない)に形成することができる。前記連結部材14、24、25に成形されたテーパーは、連結部材の両端部に設けられた膨出部のみ、または前記膨出部および連結部に及ぼすことができる。
以上、本実施例を詳述したが、本発明は、前記本実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たとえば、本発明の桟部材および連結部材は、アルミニウム、アルミニウム合金、その他の金属、あるいは合成樹脂部材から構成することができ、押し出しまたは引き抜き加工等、あるいは、金型成形等の公知または周知の技術により成形できる。
(イ)は本発明の実施例で、スノコ状床マットを説明するための図で、(ロ)は異なる連結部材を説明するための図である。(実施例1) 連結部材の他の例で、(イ)および(ロ)は断面図、(ハ)および(ニ)は斜視図である。(実施例2) 従来例におけるスノコ状床マットを説明するための斜視図である。
符号の説明
11・・・スノコ状床マット
12・・・桟部材
121・・・嵌合凹部
122・・・側部
123・・・連結溝
124・・・基台部
125・・・空洞部
13・・・マット部材
14、24、25・・・連結部材
141、241、251・・・膨出部
142、242、252・・・連結部
243、253・・・開口部
245・・・折り曲げ部
255・・・湾曲部

Claims (5)

  1. マット部材と;
    前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、
    前記嵌合凹部の両側部の側面に設けられた断面ほぼ円形の凹部からなる連結溝と、
    前記連結溝の下方に連設された基台部と、
    前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部と、
    が成形されている桟部材と;
    前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材からなる連結部材と;
    を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とするスノコ状床マット。
  2. マット部材と;
    前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、
    前記嵌合凹部の両側部に連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している傾斜面からなる凹部を備えている連結溝と、
    前記連結溝の下方に連設された基台部と、
    前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部と、
    が成形されている桟部材と;
    前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結する連結部材と;
    を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とするスノコ状床マット。
  3. 前記桟部材は、真鍮またはアルミニウム合金から成形され、前記連結部材は、ロックウェル硬度がR102ないしR118からなるポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたスノコ状床マット。
  4. 前記連結溝に成形されている下方に向かっている傾斜面は、ゴミ、砂等の異物が重力、振動、あるいは水等で落下するものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載されたスノコ状床マット。
  5. 前記連結部材は、連結部において、開口部を有するとともに、下方に向かった傾斜面を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載されたスノコ状床マット。
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