JP2009125391A - スノコ状床マット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明のスノコ状床マットは、マット部材と、桟部材と、前記桟部材を連結する連結部材とから構成されている。前記桟部材に設けられた嵌合凹部には、前記マット部材が嵌合されている。前記桟部材の両側部には、断面がほぼ円形で、一方に開放部を有する凹部からなる連結溝が成形されている。前記連結部材は、前記連結溝に成形された凹部に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材から構成されている。
【選択図】 図1
Description
第1発明のスノコ状床マットは、
マット部材と;
前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、前記嵌合凹部の両側部の側面に設けられた断面ほぼ円形の凹部からなる連結溝と、前記連結溝の下方に連設された基台部と、前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部とが成形されている桟部材と;
前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材からなる連結部材と;
を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とする。
第2発明のスノコ状床マットは、
マット部材と;
前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、前記嵌合凹部の両側部に連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している傾斜面からなる凹部を備えている連結溝と、前記連結溝の下方に連設された基台部と、前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部とが成形されている桟部材と;
前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結する連結部材と;
を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とする。
第3発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明または第2発明の桟部材は、真鍮またはアルミニウム合金から成形され、前記連結部材は、ロックウェル硬度がR102ないしR118からなるポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材であることを特徴とする。
第4発明のスノコ状床マットにおいて、第2発明または第3発明の連結溝に成形されている下方に向かっている傾斜面は、ゴミ、砂等の異物が重力、振動、あるいは水で落下するものであることを特徴とする。
第5発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明から第4発明の連結部材は、連結部において、開口部を有するとともに、下方に向かった傾斜面を有することを特徴とする。
第1発明のスノコ状床マットは、たとえば、合成樹脂製繊維が植設されて滑り止めとなるマット部材と、前記マット部材が上部に取り付けられている桟部材と、前記桟部材を連結する連結部材とから構成され、折り畳みまたは丸めることができる。前記マット部材は、歩行者が滑らないように、ゴム帯材、カーペット帯材、ブラシ帯材、人工芝等の合成樹脂製、または金属製(滑り止め加工が施されている)等から構成されている。前記桟部材は、嵌合凹部と、前記嵌合凹部に連設された連結溝を有する両側部と、下部に連設されて一体となっている基台部から構成されている。
第2発明のスノコ状床マットは、連結溝および連結部材の形状が異なっている。前記連結溝は、桟部材の両側部に凹部が連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している傾斜面を備え、前記連結部材の厚さより僅かに広い開放部から構成されている。また、前記連結部材は、前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備えている。すなわち、前記連結部材の両端部の膨出部は、前記連結溝における凹部の断面形状に近似している。さらに、前記連結部材の膨出部の形状は、断面が略円形、あるいは、ほぼ円形の断面の外端部を1/4切り落とすことも可能である。前記端部の切り落としは、防音と清掃で有効な異物を一時貯える利点、あるいは前記連結部材の材料を節約するという利点がある。
第3発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明または第2発明の桟部材は、真鍮またはアルミニウム合金からなり、連結部材は、ポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材から構成されている。また、前記連結部材の硬度は、ロックウェル硬度がR102からR118とした。前記硬度は、好ましくは、R105からR115である。前記真鍮またはアルミニウム合金からなる桟部材は、ロックウェル硬度がR102からR118の連結部材によって連結した場合、砂利等が連結溝等に入った場合であっても、歩行者がスノコ状床マットの上を歩行した際にキシミ音等を少なくする。本発明のスノコ状床マットは、敷く部分に不陸があっても、たとえば、ポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材等からなる連結部材と真鍮またはアルミニウム合金との間で発生する音を吸収することができるため、「ガチャガチャ」音、「ギュギュ」音を少なくすることができる。
第4発明のスノコ状床マットにおいて、第2発明または第3発明の連結部材は、たとえば、雨水等を抜く開口部を備えた板状部材で連結されており、前記板状部材の両端に断面がほぼ円形であり、下部が前記連結溝の下方に向かう傾斜に合った形状の膨出部を備えている。前記連結溝と前記膨出部との間には、空間が形成されており、スノコ状床マットを折り畳みまたは丸めるのを容易にすることができる。
第5発明のスノコ状床マットにおいて、第1発明から第4発明の連結部材は、水はけを良くするための開口部が備えられている。また、前記連結部材は、前記開口部が形成されていない連結部において、下方に向かって中央が一番低くなった傾斜面または曲面を備えている。前記スノコ状床マットは、歩行者が踏む垂直力の他に、水平力が働いた場合、全体で受けると雑音が発生するが、前記桟部材と連結部材の間にある谷部の伸縮により、一部分で水平力を吸収することができるので、防音効果および耐久性が増加する。前記連結部材の形状は、連結部における雨水等のはけを良好にすることができる。
12・・・桟部材
121・・・嵌合凹部
122・・・側部
123・・・連結溝
124・・・基台部
125・・・空洞部
13・・・マット部材
14、24、25・・・連結部材
141、241、251・・・膨出部
142、242、252・・・連結部
243、253・・・開口部
245・・・折り曲げ部
255・・・湾曲部
Claims (5)
- マット部材と;
前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、
前記嵌合凹部の両側部の側面に設けられた断面ほぼ円形の凹部からなる連結溝と、
前記連結溝の下方に連設された基台部と、
前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部と、
が成形されている桟部材と;
前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結するとともに、前記桟部材より硬度の低い部材からなる連結部材と;
を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とするスノコ状床マット。 - マット部材と;
前記マット部材を上部に嵌合する嵌合凹部と、
前記嵌合凹部の両側部に連設されているとともに、断面において、上部がほぼ円形で、下部が下方に向かって傾斜している傾斜面からなる凹部を備えている連結溝と、
前記連結溝の下方に連設された基台部と、
前記嵌合凹部、両側部からなる連結溝、および前記基台部によって囲まれた空洞部と、
が成形されている桟部材と;
前記連結溝に遊嵌する膨出部を両端部に備え、前記桟部材を互いに連結する連結部材と;
を少なくとも備え、前記マット部材が嵌合された桟部材を複数個、前記連結部材によって連結して構成されることを特徴とするスノコ状床マット。 - 前記桟部材は、真鍮またはアルミニウム合金から成形され、前記連結部材は、ロックウェル硬度がR102ないしR118からなるポリ塩化ビニルまたはポリアミド系樹脂部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたスノコ状床マット。
- 前記連結溝に成形されている下方に向かっている傾斜面は、ゴミ、砂等の異物が重力、振動、あるいは水等で落下するものであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載されたスノコ状床マット。
- 前記連結部材は、連結部において、開口部を有するとともに、下方に向かった傾斜面を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載されたスノコ状床マット。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007304897A JP4759555B2 (ja) | 2007-11-26 | 2007-11-26 | スノコ状床マット |
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JP2007304897A JP4759555B2 (ja) | 2007-11-26 | 2007-11-26 | スノコ状床マット |
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JP2007304897A Active JP4759555B2 (ja) | 2007-11-26 | 2007-11-26 | スノコ状床マット |
Country Status (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107847103A (zh) * | 2015-08-05 | 2018-03-27 | 美利肯公司 | 可清洗多部件磁性地板垫 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0893191A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-09 | Moriroku Kk | すのこ |
JP2005201969A (ja) * | 2004-01-13 | 2005-07-28 | Matteii Japan:Kk | 盲人用標識 |
JP2006061550A (ja) * | 2004-08-30 | 2006-03-09 | Matteii Japan:Kk | スノコ状床マット用桟部材着脱方法、およびスノコ状床マット |
-
2007
- 2007-11-26 JP JP2007304897A patent/JP4759555B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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