JP2009125359A - シャトル - Google Patents

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Abstract

【課題】スピン量をより増加させたシャトルを提供する。
【解決手段】スカート部40により中心軸を中心に回転方向に回転可能であり、(A)前記中心軸の軸方向において前記スカート部と隣接するキャップ部と、(B)前記スカート部の、前記軸方向において前記キャップ部20とは反対側に位置する後端部、に設けられ、該スカート部の周方向において互いに隣り合う一方の外表面が空気力を受けて前記回転方向への回転力を発生させ、他方の外表面が空気力を受けて前記回転方向とは逆方向への回転力を発生させる一対の外表面と、(C)前記一方の外表面の、前記他方の外表面に対する面積比を増加させるように、前記軸方向において前記スカート部の後端に形成された切り込みと、(D)前記一対の外表面の双方に架かるように前記周方向に沿って形成された、前記切り込みにより途切れた横リブ43と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、バトミントン用のシャトルに関する。
スカート部により中心軸を中心にして回転方向に回転可能なシャトルは、バトミントン用に広く使用されている。このようなシャトルの中には、前記中心軸の軸方向において前記スカート部と隣接するキャップ部が備えられている一方で、前記スカート部の、前記軸方向においてキャップ部とは反対側に位置する後端部に、該スカート部の周方向において互いに隣り合う一対の外表面、が設けられているものもある。当該一対の外表面のうち、一方の外表面は、空気力を受けて前記回転方向への回転力を発生させ、他方の外表面は、空気力を受けて前記回転方向とは逆方向への回転力を発生させる。
ところで、空気中を飛行するシャトルが単位時間当たりに回転する回転数(以下、スピン量とも言う)が大きいほど、バトミントンのプレーヤーにとって該シャトルを望み通りにコントロールし易くなる。(例えば、特許文献1参照)。
特表2004−525679号公報
前記スピン量は、一方の外表面の他方の外表面に対する面積比、に応じて増加する。このため、従来、前記スカート部の後端に切り込みを形成することにより前記面積比を増加させて、前記スピン量を増加させることが行われていた。
一方、近年、シャトルのコントロール性を更に向上させる理由から、前記スピン量については、より増加させることが求められている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スピン量をより増加させることである。
上記課題を解決するために、主たる本発明は、スカート部により中心軸を中心に回転方向に回転可能なシャトルであって、前記中心軸の軸方向において前記スカート部と隣接するキャップ部と、前記スカート部の、前記軸方向において前記キャップ部とは反対側に位置する後端部、に設けられ、該スカート部の周方向において互いに隣り合う一方の外表面が空気力を受けて前記回転方向への回転力を発生させ、他方の外表面が空気力を受けて前記回転方向とは逆方向への回転力を発生させる一対の外表面と、前記一方の外表面の、前記他方の外表面に対する面積比を増加させるように、前記軸方向において前記スカート部の後端に形成された切り込みと、前記一対の外表面の双方に架かるように前記周方向に沿って形成された、前記切り込みにより途切れた横リブと、を有することを特徴とするシャトルである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
先ず、スカート部により中心軸を中心に回転方向に回転可能なシャトルであって、前記中心軸の軸方向において前記スカート部と隣接するキャップ部と、前記スカート部の、前記軸方向において前記キャップ部とは反対側に位置する後端部、に設けられ、該スカート部の周方向において互いに隣り合う一方の外表面が空気力を受けて前記回転方向への回転力を発生させ、他方の外表面が空気力を受けて前記回転方向とは逆方向への回転力を発生させる一対の外表面と、前記一方の外表面の、前記他方の外表面に対する面積比を増加させるように、前記軸方向において前記スカート部の後端に形成された切り込みと、前記一対の外表面の双方に架かるように前記周方向に沿って形成された、前記切り込みにより途切れた横リブと、を有するシャトル。
かかるシャトルでは、シャトル強度を確保しつつ前記切り込みをより長くすることにより、前記面積比がより増加する。この結果、スピン量がより増加することとなる。
また、上記のシャトルにおいて、前記切り込みは前記一対の外表面の双方に亘って形成され、前記切り込みと前記一対の外表面との境界線のうち、前記切り込みと前記一対の外表面との境界線のうち、前記切り込みの先端より前記一方の外表面側に位置する部分が、前記他方の外表面側に位置する部分側に屈曲していることとしてもよい。かかる構成であれば、前記一方の外表面がより広くなり、前記面積比がより増加することになる。さらに、シャトルの外観も良好なものとなる。
また、上記のシャトルにおいて、前記切り込みは、該切り込みの先端部が丸みを有するように形成されたこととしてもよい。かかる構成であれば、切り込みの先端部が先細りしている場合に、シャトルがラケットによる打撃を受けた際に切り込みの先端から亀裂が発生することを抑制することが可能になる。
また、上記のシャトルにおいて、前記切り込みにより途切れた横リブは、前記スカート部において前記軸方向に並ぶように形成された複数の横リブのうち、最も前記後端側に位置する横リブであり、前記切り込みは、前記後端から、前記切り込みにより途切れた横リブと隣り合う横リブ、の位置まで形成されたこととしてもよい。かかる構成であれば、前記切り込みが形成されたスカート部であっても、十分な強度を維持することが可能になる。
===本実施形態のシャトルの概要===
先ず、本実施形態のシャトル10の基本構成について図1乃至図3を用いて説明する。図1及び図2は、本実施形態のシャトル10の外観図である。図1は、シャトル10を側方から見た図である。図中には、シャトル10の中心軸が示されている。また、図中には、矢印にてスカート部40の母線方向(すなわち、中心軸方向において前方から後方にかけて拡がっていくスカート部40の拡がり方向)が示されている。図2は、シャトル10を前方から見た正面図であり、図中、矢印にてスカート部40の周方向(より正確には、前記中心軸を中心とするスカート部40の外周面の周方向)が示されている。図3は、図2中のA−A平面にて切断したシャトル10を矢視方向から見た図であり、図中、矢印にて前記母線方向が示されている。また、図3に示された各横リブ43には、後端側に位置する横リブ43ほど小さい数の番号が付されている(#1〜#12)。例えば、最も後端側に位置する横リブ43には#1が付されている。なお、以下の説明では、シャトル10の中心軸方向において、キャップ20が設けられた方を前方とし、スカート部40の裾部40aが設けられた方を後方とする。
本実施形態のシャトル10は、図1に示すように、キャップ部に相当するキャップ20及び羽根部30を有する。キャップ20は、シャトル10の先端に取り付けられた略半球状の部材であり、シャトル10の中心軸方向において後述のスカート部40と隣接する。羽根部30は、ポリエーテルエステルアミド、ポリアミド、ポリエステルなどの合成樹脂により成形された部材であり、結合部32(図3参照)と、該結合部32の後方に設けられたスカート部40とを有する。
結合部32は、キャップ20と羽根部30とを結合させるためのものである。この結合部32がキャップ20に設けられた穴(不図示)に嵌入されることにより、キャップ20と羽根部30とが結合し、該キャップ20とスカート部40が隣接するようになる。スカート部40は、図1に示すように、円錐台型の外形形状を有する。このスカート部40の、前記中心軸方向における両端部のうち、キャップ20と隣接する側の端部は、外径がより小さく、該スカート部40の先端部に相当する。つまり、スカート部40の後端部40bは、前記中心軸方向において前記キャップ20とは反対側に位置することになる。なお、後端部40bについては後述する。
また、スカート部40は、複数の主幹41、複数の縦リブ42、複数の横リブ43、及び、縁部45からなる。これらの構成要素は、上記の合成樹脂により一体成形されている。さらに、本実施形態に係るスカート部40は所謂フレアスカート型であり、後述の裾部40aがスカート部40の周方向に沿って波打っている。
主幹41は、スカート部40の母線方向に沿って、キャップ20(より正確には、キャップ20の、スカート部40との対向面)からスカート部40の後端に向かって放射状に伸びた部分である。また、主幹41の根元部41a(前端部)には、主幹41の間を連結している連結部41bがスカート部40の周方向に沿って設けられている。なお、主幹41の形状については後述する。縦リブ42は、主幹41の間に配置され、スカート部40の母線方向に沿って形成された補強用リブである。
横リブ43は、スカート部40の周方向に沿って形成された補強用リブであり、図1や図3に示すように、中心軸方向(より正確には、スカート部40の母線方向)に複数個並んでいる。また、最も後端側に位置する横リブ43(すなわち、#1の横リブ43)を除いた横リブ43は、いずれもスカート部40の周方向において全周に亘って形成されている。
縁部45は、スカート部40の後端側に位置する縁を縁取った部分であり、該スカート部40の周方向において鋸歯状に形成されている。すなわち、スカート部40の後端には、切り込み220(例えば、図6参照)が形成されている。当該切り込み220については後述する。
そして、上記4つの構成要素(すなわち、主幹41、縦リブ42、横リブ43、縁部45)により構成されたスカート部40は、図1などに示すように、網目構造を備えている。つまり、スカート部40には、空気の気流が該スカート部40の内外を出入りする際に通過する通過孔44、が複数形成されている。なお、本実施形態において、スカート部40の外表面は、前記4つの構成要素(より正確には、当該4つの構成要素の各々が有する表面のうち、スカート部40の外側に面する面)及び前記通過孔44によって構成された面である。
また、前述したように、スカート部40の裾部40aは、該スカート部40の周方向に沿って波打っている。ここで、裾部40aとは、スカート部40の母線方向中央よりも幾分後端側に位置する位置(より正確には、母線方向における#7の横リブ43の後端が位置する位置)からスカート部40の後端までの部分である。
具体的に説明すると、前記主幹41の間には、互いに異なる傾斜角度にて傾斜して対向し合う一対の傾斜面が形成されるように、前記縦リブ42、前記横リブ43、及び、前記縁部45が配置されている。前記一対の傾斜面は、スカート部40の周方向において互いに隣り合い(より正確には、隣接している)、裾部40aの外表面を構成する面になっている。つまり、裾部40aの外表面は、主幹41の間に形成された一対の傾斜面が前記周方向に複数並ぶことにより形成されている。さらに、前記一対の傾斜面の各々には、前述の切り込み220が形成されている。
以上のような構造を有するシャトル10は、ラケット(不図示)による打撃を受けると、前記スカート部40の外表面が該スカート部40の周りを流れる気流から空気力を受けることにより、中心軸を中心にして図2に矢印にて示す回転方向(キャップ20側から見て時計回りとなる方向であって、以下、正回転方向)に回転しながら空気中を飛行する。そして、シャトル10が中心軸を中心に回転することにより、前記打撃を受けて飛行する該シャトル10の飛行速度が次第に減速するようになる(すなわち、シャトル10にブレーキが掛かるようになる)。
===シャトルを回転させるための形状===
本実施形態のシャトル10は、前述したように、空気中を飛行する間に正回転方向に回転する。そして、前記シャトル10(特に、スカート部40)の形状は、該シャトル10の正回転方向への回転を促すように決められている。以下、当該形状について説明する。
<<主幹41の形状について>>
先ず、シャトル10の正回転方向への回転を促すための第一の形状として、主幹41の形状について図4を用いて説明する。図4は、主幹41の形状を示した模式図であり、図1のA−A平面にて切断したときの断面(以下、単に断面)を示す図である。なお、図中、矢印にて正回転方向と、正回転方向とは逆方向(以下、逆回転方向)とが示されている。
本実施形態の主幹41は、互いに接合された一対の略三角錐状部材からなる。当該一対の略三角錘状部材の一方は、両部材の接合面100a、110cを境にしてスカート部40の内側に位置しており、以下、内側部100と呼ぶ。他方は、前記接合面100a、110cを境にしてスカート部40の外側に位置しており、以下、外側部110と呼ぶ。
内側部100は、図4に示すように、その断面が略二等辺三角形であり、該断面における頂角に相当する角部(以下、頂角相当部)がスカート部40の最も内側に位置している。
外側部110は、主幹41の外側に位置する一対の面110a、110bと、内側部100との接合面110cとを有する。そして、前記接合面110cは、図4に示すように、内側部100が備えた接合面100aよりも正回転方向側に幾分はみ出ている。また、前記接合面110cから最も離れ、スカート部40の最も外側に位置した角部(以下、最外角部)は、図4に示すように、シャトル10の中心軸から見たときに、前記頂角相当部よりも正回転方向側にずれた位置に位置している。換言すると、中心軸から最外角部に向かう向きは、中心軸から頂角相当部に向かう向きより、ある角度(図4中、記号tにて示す)だけ正回転方向にずれている。さらに、前記一対の面110a、110bのうち、より逆回転方向側に位置する面110aと接合面110cとが成す角度(図4中、記号αにて示す)は、より正回転方向側に位置する面110bと接合面110cとが成す角度(図4中、記号βにて示す)より小さくなっている。
以上のような形状を有する主幹41では、前記一対の面110a、110bのうち、より逆回転方向側に位置した面110aの方が、より正回転方向側に位置した面110bよりも広くなっている。つまり、スカート部40に向かってくる気流は、より正回転方向側に位置した面110bよりも、より逆回転方向側に位置した面110aの方に当たり易くなっている。このため、より逆回転方向側に位置した面110aを正回転方向に向けて押す空気力が、より正回転方向側に位置した面110bを逆回転方向に向けて押す空気力より発生し易くなっている。ここで、より逆回転方向側に位置した面110aを正回転方向に向けて押す空気力は、シャトル10を正回転方向に回転させるための回転力となる。他方、より正回転方向側に位置した面110bを逆回転方向に向けて押す空気力は、シャトル10を逆回転方向に回転させるための回転力となる。したがって、前記主幹41には、正回転方向への回転力の方がより作用し易くなる。すなわち、前記主幹41に作用する回転力については正回転方向への回転力の方が逆回転方向への回転力に勝る結果、シャトル10が正回転方向に回転可能となる。
<<裾部40aの形状について>>
次に、シャトル10の正回転方向への回転を促すための第二の形状として、スカート部40の裾部40aの形状について図5を用いて説明する。図5は、裾部40aの形状を示した模式図である。同図は、裾部40aのうち、スカート部40の周方向における一部(正確には、互いに隣り合う主幹41の間に位置した部分)を該スカート部40の後端側から見た図である。また、図中、矢印にて正回転方向と逆回転方向とが示されている。
互いに隣り合う主幹41の間には、前述したように、互いに異なる傾斜角度にて傾斜して対向し合う一対の傾斜面が形成されている。なお、本実施形態において、主幹41の間隔は、互いに隣り合う主幹41の各々の配置位置とシャトル10の中心軸の位置とを結ぶ線が成す角度(所謂中心角に相当する角度であり、図5中、記号θにて示す)が約22.5度になるような間隔になっている。
一対の傾斜面の一方は、当該一対の傾斜面のうち、より逆回転方向側に位置した傾斜面であり、以下、正回転面200と呼ぶ。この正回転面200に向かってきた気流が該正回転面200に当たると、該正回転面200は、前記気流からの空気力(図5中、記号fにて示す)を受けるようになる。そして、図5に示すように、前記空気力fは、正回転方向に正回転面200を押すように作用する。これにより、シャトル10を正回転方向に回転させる回転力が発生する。すなわち、正回転面200とは、前記一対の傾斜面のうち、空気力fを受けて正回転方向への回転力を発生させる面である。
これに対し、一対の傾斜面のうちの他方は、より正回転方向側に位置した傾斜面であり、以下、逆回転面210と呼ぶ。この逆回転面210に向かってきた気流が該逆回転面210に当たると、該逆回転面210は前記気流からの空気力fを受けるようになる。そして、図5に示すように、前記空気力fは、逆回転方向に逆回転面210を押すように作用する。これにより、シャトル10を逆回転方向に回転させる回転力が発生する。すなわち、逆回転面210とは、空気力fを受けて逆回転方向への回転力を発生させる面である。
そして、本実施形態では、正回転面200が逆回転面210より広く確保されている。すなわち、前記正回転面200の前記逆回転面210に対する面積比は1よりも大きくなっている。具体的に説明すると、図5に示すように、スカート部40の母線方向における裾部40aのいずれの位置においても、正回転面200の傾斜方向における長さ(図5中、記号w1にて示す)が、逆回転面210の傾斜方向における長さ(図5中、記号w2にて示す)よりも長くなっている。これにより、正回転面200は、逆回転面210よりも空気力fを受け易くなる。すなわち、裾部40aには、正回転方向への回転力の方が逆回転方向への回転力よりも作用し易くなる。この結果、シャトル10が正回転方向に回転可能となる。
なお、正回転面200及び逆回転面210の各々の傾斜角度は裾部40aの前端から後端に向かうにつれて次第に大きくなっており、正回転面200及び逆回転面210の境界が前記後端に向かうほどスカート部40の内側に入り込んでいる。換言すると、正回転面200及び逆回転面210により形成される窪みの深さ(図5中、記号dにて示す)は、前記後端に向かうほど深くなっている。
<<切り込みについて>>
シャトル10が空気中を飛行する間に回転すると、前述したように、該シャトル10にはブレーキが掛かる。当該ブレーキの掛かり易さは、シャトル10のコントロール性に影響を及ぼし、スピン量が増加するほど向上する。一方、スピン量は、正回転面200の逆回転面210に対する面積比に依存する。つまり、当該面積比が増加すると、正回転方向への回転力がスカート部40の裾部40aにより作用し易くなる結果、スピン量が大きくなる。また、裾部40aの外表面は後端に向かうほど広がっている。すなわち、正回転面200及び逆回転面210の面積はともに後端側ほど大きいため、前記面積比の前記スピン量に対する影響度合いも後端側ほど高くなる。
そこで、本実施形態では、裾部40aの後端部(すなわち、スカート部40の後端部40b)における前記面積比を増加させるように、スカート部40の後端に前述の切り込み220が形成されている。当該切り込み220について図6を用いて説明する。図6は、スカート部40の後端部40bを示す拡大図である。なお、本実施形態において、後端部40bは、シャトル10の中心軸方向において、該スカート部40の後端(図6中、破線にて示す)から切り込み220の先端までの部分である。また、図6中、切り込み220にはハッチングが施されている。
本実施形態の切り込み220は、先細りした切り込みであり、後端部40bにおいて正回転面200及び逆回転面210の双方に亘って形成されている。ここで、正回転面200及び逆回転面210の双方において後端部40bに位置する部分が、スカート部40の後端部40bに設けられ、該スカート部40の周方向において互いに隣り合う一対の外表面に相当し、以下、後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aと呼ぶ。
そして、図6に示すように、切り込み220のうち、正回転面200と逆回転面210との境界線(図6中、破線にて示す)よりも逆回転面210側に位置する部分は、正回転面200側に位置する部分よりも大きくなっている。換言すると、切り込み220により切り欠かれた部分の面積については、後端側正回転面200a側に位置する分よりも後端側逆回転面210a側に位置する分の方が大きくなっている。
以上のような切り込み220が設けられることにより、該切り込み220を設けない場合に比して、後端側正回転面200aの後端側逆回転面210aに対する面積比が大きくなる。すなわち、前記切り込み220は、前記面積比を増加させるように形成されている。
なお、前記面積比を求める上で、後端側正回転面200aの面積は、正回転面200と逆回転面210との境界線と、切り込み220の後端側正回転面200aとの境界線と、該後端側正回転面200aに隣接する主幹41の中心線と、中心軸方向において切り込み220の先端位置を規定する線(すなわち、当該先端からスカート部40の周方向に伸ばした線)とによって囲まれた部分(図6中、実線にて囲まれた部分)の面積とする。後端側逆回転面210aの面積は、正回転面200と逆回転面210との境界線と、切り込み220の後端側逆回転面210aとの境界線と、該後端側逆回転面210aに隣接する主幹41の中心線と、切り込み220の先端位置を規定する線とによって囲まれた部分(図6中、一点鎖線にて囲まれた部分)の面積とする。
また、切り込み220は、図6に示すように、シャトル10の中心軸方向において該スカート部40の後端から、最も後端側に位置する横リブ43(#1の横リブ43)と隣り合う横リブ43(#2の横リブ43)の形成位置、まで形成されている。より具体的に説明すると、切り込み220は、その先端位置が前記中心軸方向において#2の横リブ43の後端が位置する位置と一致するように形成されている。このことは、前記切り込み220が前記中心軸方向(より正確には、スカート部40の母線方向)において#1の横リブ43を横切っていることを意味している。換言すると、#1の横リブ43は、切り込み220により途切れた横リブ43に相当する。ここで、#1の横リブ43は、後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aの双方に架かる横リブ43(より正確には、その外表面が後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aの各々の一部を成した横リブ43)に相当する。したがって、前記切り込み220は、前記中心軸方向において、後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aの双方に架かる横リブ43、を越えるように形成されていると言える。
以上のように、切り込み220が横リブ43(#1の横リブ43)を越えるように形成されたことにより、該切り込み220が前記横リブ43を越えない場合と比して、該切り込み220の長さ(母線方向における長さであって、図6中、記号lにて示す)が長くなる。そして、当該長さlを長くするほど(正確には、切り込み220の形状が一様に拡大していくように前記長さlを長くするほど)、後端部40bにおける前記面積比をより増加させることが可能になる。これにより、シャトル10のスピン量をより増加させることが可能になる。なお、図6に示されたケースでは、前記長さlが約7mmであり、後端側正回転面200aの後端側逆回転面210aに対する面積比が約2.1となる。そして、本実施形態の切り込み220が形成されたことによって実現されるシャトル10のスピン量(より正確には、風速20m/hの下でシャトル10が飛行する際のスピン量)は、約500rpmとなる。
また、切り込み220の、後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aとの境界線のうち、切り込み220の先端よりも後端側正回転面200a側に位置した部分(以下、正回転面側境界線220a)は、図6に示すように、前記先端よりも後端側逆回転面210a側に位置した部分(以下、逆回転面側境界線220b)側に屈曲した屈曲部220d、を有している。このように正回転面側境界線220aが逆回転面側境界線220b側に屈曲するように切り込み220が形成されると、例えば、正回転面側境界線220aが屈曲していない場合(すなわち、直線である場合)に比して、後端側正回転面200aの面積をより広くすることが可能になる。さらに、正回転面側境界線220aが前記屈曲部220dを有する場合、シャトル10の外観も良好なものとなる。一方、逆回転面側境界線220bは、図6に示すように、正回転面側境界線220a側に膨むように緩やかにカーブした曲線となっている。
また、本実施形態の切り込み220は、図6に示すように、その先端部220cが丸みを有するように形成されている。これにより、シャトル10がラケットからの打撃を受けた際に切り込み220の先端から亀裂が発生することを適切に抑制することが可能となる。具体的に説明すると、本実施形態のように先細りの切り込み220が形成されている場合、先端部220cが尖っているほど前記亀裂が生じ易くなる。これに対し、本実施形態のように前記先端部220cが丸みを有していれば、前記亀裂の発生を抑制することが可能になる。なお、本実施形態では、前記丸みの曲率半径が0.5mmよりも大きくなっている。
===本実施形態のシャトル10の有効性について===
本実施形態のシャトル10において、該シャトル10の中心軸方向において後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aの双方に架かる横リブ43(#1の横リブ43)を越えるように形成された切り込み220、がスカート部40の後端部40bに設けられている。そして、当該切り込み220により、後端側正回転面200aの後端側逆回転面210aに対する面積比をより増加させることが可能になる。この結果、シャトル10のスピン量をより増加させることが可能になる。
具体的に説明すると、前述したように、スカート部40の後端部40bにおける前記面積比を増加させるほど、スピン量がより大きくなる。そして、前記面積比は、切り込み220の長さlを長くすることによって増加させることが可能である。
ところで、従来のシャトル10において、切り込み220は、該切り込み220の先端位置が最も後端側に位置する横リブ43の形成位置よりも後端側に位置するように形成されていた。すなわち、従来では、前記中心軸方向に複数並んだ横リブ43のいずれもが切り込み220により途切れることなく、スカート部40の周方向において全周に亘って形成されていた。これは、横リブ43による補強効果を適切に発揮させるためである。
これに対し、本実施形態のシャトル10では、切り込み220がシャトル10の中心軸方向において#1の横リブ43を越えるように形成されており、その長さlは、従来の切り込み220の長さよりも長くなっている。つまり、本実施形態では、前記面積比の増加とシャトル10の強度確保とのうち、前記面積比の増加を優先させている。つまり、#1の横リブ43を途切れさせてしまうこと、すなわち、シャトル10の強度を低下させてしまうことを代償に、前記長さlをより長くして前記面積比をより増加させている。これにより、スピン量をより増加させることが可能になる。この結果、ラケットによる打撃により飛行速度が付与されたシャトル10にはブレーキが適切に掛かるようになり、該シャトル10は適正な飛行距離だけ飛行することとなる。また、スピン量がより増加することに伴いシャトル10の飛行性も向上して、該シャトル10をバトミントンのプレーヤーにとって所望の飛行方向に飛行させることがより容易になる。以上のような効果により、本実施形態に係るシャトル10は、プレーヤーにとって望み通りにコントロールし易いものとなる。
なお、前記中心軸方向において切り込み220が越える横リブ43の数(すなわち、切り込み220によって途切れる横リブ43の数)が増えるほど、該切り込み220の長さlが長くなり前記面積比が増加する反面、シャトル10の強度については低下する。このことを考慮して、本実施形態では、前記面積比の増加を優先させながらも、シャトル10の強度の低下を極力抑える観点から、切り込み220によって途切れる横リブ43を1つに制限している。このために、本実施形態では、切り込み220の形成範囲(中心軸方向における形成範囲)が、スカート部40の後端から、#1の横リブ43と中心軸方向において隣り合う横リブ43(#2の横リブ43)の位置までの範囲となっている。この結果、従来のシャトルと比して、前記面積比をより大きくしながらも、十分な強度を確保することが可能になる。
===その他の実施形態===
以上、上記実施の形態に基づき本発明に係るシャトル10について説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、上記実施の形態では、切り込み220の、後端側正回転面200a及び後端側逆回転面210aとの境界線のうち、正回転面側境界線220aは、逆回転面側境界線220b側に屈曲していることとした。一方、逆回転面側境界線220bは、正回転面側境界線220a側に膨らむように緩やかにカーブした曲線となっていることとした。但し、正回転面側境界線220a及び逆回転面側境界線220bは、上記実施の形態(以下、本件例)に限定されるものではなく、例えば、図7乃至図10に示すような形態も考えられる。以下、図7乃至図10を参照しながら、切り込み220の変形例について説明する。図7乃至図10は、当該変形例の説明図であり、図6に対応した図である。なお、下記変形例に係る切り込み220の長さlは、いずれも約7mmである。
第一の変形例は、図7に示すように、逆回転面側境界線220bが略直線である例である。当該第一の変形例では、後端側正回転面200aの後端側逆回転面210aに対する面積比が約2.5となっており、約550rpmのスピン量(風速20m/hの下でシャトル10が飛行する際のスピン量であり、以下、スピン量については同様とする)にてシャトル10を回転させることが可能である。
第二の変形例は、図8に示すように、正回転面側境界線220aが略円弧であり、逆回転面側境界線220bが略直線である例である。当該第二の変形例では、前記面積比が約2.1となっており、約490rpmのスピン量にてシャトル10を回転させることが可能である。
第三の変形例は、図9に示すように、正回転面側境界線220a及び逆回転面側境界線220bがともに略直線である例である。当該第三の変形例では、前記面積比が約1.5となっており、約470rpmのスピン量にてシャトル10を回転させることが可能である。
第四の変形例は、図10に示すように、正回転面側境界線220a及び逆回転面側境界線220bがともに略円弧である例である。当該第四の変形例では、前記面積比が約1.2となっており、約430rpmのスピン量にてシャトル10を回転させることが可能である。
なお、水鳥や陸鳥の羽を用いて製造される高級シャトル(天然シャトルとも言う)は、約450rpmのスピン量にて回転することが可能である。したがって、合成樹脂を用いて製造されるシャトル10について前記高級シャトルと同等のスピン量を実現するためには、長さlが約7mmである切り込み220については、前記面積比を1.5以上にさせるように形成されることが望ましい。
本実施形態のシャトル10の外観図である。 本実施形態のシャトル10の外観図である。 図2中のA−A平面にて切断したシャトル10を示す図である。 主幹41の形状を示す模式図である。 裾部40aの形状を示す模式図である。 スカート部40の後端部40bを拡大した図である。 切り込み220の第一変形例を示した図である。 切り込み220の第二変形例を示した図である。 切り込み220の第三変形例を示した図である。 切り込み220の第四変形例を示した図である。
符号の説明
10 シャトル、20 キャップ、30 羽根部、
32 結合部、40 スカート部、40a 裾部、40b 後端部、
41 主幹、41a 根元部、41b 連結部、
42 縦リブ、43 横リブ、44 通過孔、45 縁部、
100 内側部、100a 接合面、110 外側部、
110a より逆回転方向側に位置した面、
110b より正回転方向側に位置した面、110c 接合面、
200 正回転面、200a 後端側正回転面、
210 逆回転面、210a 後端側逆回転面、
220 切り込み、220a 正回転面側境界線、
220b 逆回転面側境界線、220c 先端部、220d 屈曲部

Claims (4)

  1. スカート部により中心軸を中心に回転方向に回転可能なシャトルであって、
    前記中心軸の軸方向において前記スカート部と隣接するキャップ部と、
    前記スカート部の、前記軸方向において前記キャップ部とは反対側に位置する後端部、
    に設けられ、該スカート部の周方向において互いに隣り合う一方の外表面が空気力を受けて前記回転方向への回転力を発生させ、他方の外表面が空気力を受けて前記回転方向とは逆方向への回転力を発生させる一対の外表面と、
    前記一方の外表面の、前記他方の外表面に対する面積比を増加させるように、前記軸方向において前記スカート部の後端に形成された切り込みと、
    前記一対の外表面の双方に架かるように前記周方向に沿って形成された、前記切り込みにより途切れた横リブと、
    を有することを特徴とするシャトル。
  2. 請求項1に記載のシャトルであって、
    前記切り込みは前記一対の外表面の双方に亘って形成され、
    前記切り込みと前記一対の外表面との境界線のうち、前記切り込みの先端より前記一方の外表面側に位置する部分が、前記他方の外表面側に位置する部分側に屈曲していることを特徴とするシャトル。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載のシャトルであって、
    前記切り込みは、該切り込みの先端部が丸みを有するように形成されたことを特徴とするシャトル。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシャトルであって、
    前記切り込みにより途切れた横リブは、
    前記スカート部において前記軸方向に並ぶように形成された複数の横リブのうち、最も前記後端側に位置する横リブであり、
    前記切り込みは、前記後端から、前記切り込みにより途切れた横リブと隣り合う横リブ、の位置まで形成されたことを特徴とするシャトル。
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