JP2009125210A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃分離集塵ユニット室から塵埃分離集塵ユニットを容易に取り出すことが可能であり、かつ、掃除機本体に形成された接続管に塵埃分離集塵ユニットを確実に連通可能な電気掃除機を提案する。
【解決手段】掃除機本体2に形成された接続管組立16は、接続口2aを一端として形成され、塵埃分離集塵ユニット室12側へ突出した集塵ホース接続管部26と、集塵ホース接続管部26の外周に設けられ、掃除機本体2の前後方向へ摺動可能な摺動管部27と、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14の前縁部14aと摺動管部27との間を封止する封止部材28とから構成される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、掃除機本体内に設けられた吸込風路の途中に、塵埃と空気とを分離する塵埃分離集塵ユニットが設けられた電気掃除機に関する。
従来から集塵容器を有する塵埃分離集塵ユニットが、掃除機本体に着脱自在に設けられた電気掃除機が知られている。
この従来の電気掃除機は、塵埃分離集塵ユニット室が内部に形成された掃除機本体と、この塵埃分離集塵ユニット室に着脱自在に装着される塵埃分離集塵ユニット等を備える。
塵埃分離集塵ユニットが塵埃分離集塵ユニット室に装着されると、塵埃分離集塵ユニットに形成された吸込接続管は掃除機本体に形成された接続管と連通される。
また、従来の電気掃除機は、床面等から塵埃を吸引する吸込開口が形成された吸込口体と、この吸込口体に一端が着脱自在に接続された延長管と、この延長管の他端に着脱自在に接続された手元操作管と、この手元操作管の他端に設けられた集塵ホースとを備える。この集塵ホースの他端は、掃除機本体に形成された接続管に接続され、吸込口体と延長管と手元操作管とを掃除機本体に連通させる。
図8は、従来の電気掃除機の塵埃分離集塵ユニットの吸込接続管と掃除機本体の接続管との接続部に形成された開口の一例を示す部分的な縦断面図である。
図8に示すように、従来の電気掃除機40の掃除機本体2を構成する本体ケース10には、塵埃分離集塵ユニット11を着脱可能に収容する塵埃分離集塵ユニット室12が形成される。また、本体ケース10に形成された接続管13の開口13aは、上方に向かうにつれて前方側に傾けられて形成される。他方、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14の前縁部14aは、開口13aの傾斜に対応させて、上方に向かうにつれて前方に傾けられて形成される。
塵埃分離集塵ユニット11と塵埃分離集塵ユニット室12とは寸法公差、幾何公差といった公差を有する。したがって、塵埃分離集塵ユニット11を塵埃分離集塵ユニット室12に装着すると、接続管13の開口13aと吸込接続管14の前縁部14aとが確実に連通されずに隙間が生じ、この隙間から外気を吸い込む恐れがある。従来の電気掃除機40では、接続管13の開口13aと吸込接続管14の前縁部14aとを傾斜させて形成させて、開口13aと前縁部14aとの間にゴムやシリコンなどの弾力性のある封止部材15を挟持させて押圧させることによって、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14と掃除機本体2の接続管13との軸心が一致しない場合であっても、塵埃分離集塵ユニット11を装着する際の各管の連通の確実性が保たれていた(特許文献1)。
また、吸込接続管14の前縁部14aと、接続管13の開口13aとを各管の長手軸に略直交させて形成させる場合には、開口13aと前縁部14aとの間にゴムやシリコンなどの弾力性のある封止部材を挟持して接続部に隙間が生じないように構成されていた。
特開2007−216055号公報
塵埃分離集塵ユニット11に塵埃が溜められて電気掃除機の吸込性能が低下してくると、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を取り出して、塵埃分離集塵ユニット11に溜められた塵埃を廃棄する必要がある。
従来の電気掃除機40では、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14の前縁部14aと、掃除機本体2の接続管13の開口13aとの間には弾力性のある封止部材15が挟持され、押圧されているため、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を取り出す際に、取り外しにくくなったり、取り外しに大きな力を必要とする。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を容易に取り出すことが可能であり、かつ、掃除機本体2に形成された接続管13に塵埃分離集塵ユニット11を確実に連通可能な電気掃除機を提案する。
前記の課題を解決するため本発明では、掃除機本体に形成された接続口と前記掃除機本体に着脱可能な塵埃分離集塵ユニットと、前記接続口と前記塵埃分離集塵ユニットとを連通させる接続管を備えた電気掃除機において、前記接続管は、内管と外管とを有し、伸縮可能に形成され、前記塵埃分離集塵ユニットが前記掃除機本体に収容されると、前記接続管が伸ばされて前記塵埃分離集塵ユニットの吸込接続管に連通されることを特徴とする。
本発明によれば、塵埃分離集塵ユニット室から塵埃分離集塵ユニットを容易に取り出すことが可能であり、かつ、掃除機本体に形成された接続管に塵埃分離集塵ユニットを確実に連通可能な電気掃除機を提供することができる。
本発明に係る電気掃除機の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明に係る電気掃除機の第1実施形態について、図1から図5を参照して説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の外観を示した斜視図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る電気掃除機1は、掃除機本体2と、掃除機本体2に設けられた接続口2aに一端が着脱白在に接続された集塵ホース3と、集塵ホース3の他端に一端が設けられた手元操作管4と、手元操作管4の他端に一端が着脱自在に接続された延長管5と、延長管5の他端に着脱自在に接続された吸込口体6とを備える。
なお、説明を容易にするために以下、図1に示す姿勢を基本姿勢とし、掃除機本体2に集塵ホース3が接続された側を前部、これに対向する側を後部とし、さらに後部から前部を見た状態で上下および左右の方向説明を行う。
掃除機本体2は、本体ケース10と、本体ケース10の前面に形成された接続口2aを一端とする接続管組立16と、本体ケース10の上部面を覆い、開閉自在に設けられた蓋体18と、本体ケース10の下部面に設けられた前輪(図示省略)と、本体ケース10の左右面に設けられた車軸に回動可能に装着された後輪19とを備える。
蓋体18の後部は本体ケース10にヒンジ結合され、このヒンジ結合部を中心に揺動することで蓋体18は上下方向に開閉可能に設けられる。
手元操作管4には操作部4aが設けられ、操作部4aには掃除機本体2に収容された電動送風機の駆動を停止する切スイッチ4bや電動送風機の送風力を設定する強弱スイッチ4cなどが設けられる。
吸込口体6には、下面に塵埃を吸引する吸込開口(塵埃吸込口、図示省略)が形成され、吸込口体6内部に形成された吸込室(図示省略)に連通される。この吸込室は延長管5と手元操作管4と集塵ホース3とを介して接続口2aから掃除機本体2内へ連通される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の蓋体と塵埃分離集塵ユニットとを外した掃除機本体の外観を示した斜視図である。
図2に示すように、掃除機本体2の本体ケース10の前方側には、上部開口12aを有する塵埃分離集塵ユニット室12が形成される。塵埃分離集塵ユニット室12は、本体ケース10の前面に形成された接続口2aに接続管組立16を介して連通される。また、塵埃分離集塵ユニット室12には、塵埃分離集塵ユニット11が着脱可能に収容される。塵埃分離集塵ユニット室12の後面壁には、開口20aを有する接続風路部20が形成される。接続風路部20は電動送風機(図示省略)の吸込開口に連通される。
図3は、本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に収容される塵埃分離集塵ユニットの外観を示した斜視図である。
図3に示すように、塵埃分離集塵ユニット11は、本体ケース10の塵埃分離集塵ユニット室12に収容されると、本体ケース10に形成された接続管組立16に連通される吸込接続管14と、本体ケース10に収容された電動送風機に連通された接続風路部20に連通される後面開口11aとが形成される。
塵埃分離集塵ユニット11が塵埃分離集塵ユニット室12に装着されると、塵埃分離集塵ユニット11の後面開口11aが塵埃分離集塵ユニット室12の接続風路部20の開口20aに連通される。
塵埃分離集塵ユニット11には、吸込口体6から吸い込まれる塵埃を含んだ空気が延長管5と手元操作管4と集塵ホース3と掃除機本体2の接続管組立16とを介して案内される吸込接続管14を有し、吸込接続管14は前縁部(吸込接続口部)14aが形成される。この塵埃分離集塵ユニット11に案内された塵埃を含んだ空気は、塵埃分離集塵ユニット11内で塵埃と空気とに分離される。分離された塵埃は、塵埃分離集塵ユニット11に形成された集塵室部23に溜められ、空気は後面開口11aから接続風路部20を介して電動送風機に吸い込まれる。また、塵埃分離集塵ユニット11は、集塵室部23で集塵できない細塵を濾過するフィルタ体(図示省略)が設けられる。
なお、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を取り外すと、蓋体18が塵埃分離集塵ユニット11とともに掃除機本体2から取り外されるよう、蓋体18が塵埃分離集塵ユニット11の上面に設けられた構成にすることもできる。
図4は、本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図である。
図4に示すように、掃除機本体2に形成された接続管組立16は、接続口2aを一端として本体ケース10の前面壁に一体的に形成され、塵埃分離集塵ユニット室12側へ突出した集塵ホース接続管部26と、集塵ホース接続管部26の外周に設けられ、掃除機本体2の前後方向へ摺動可能な摺動管部27と、摺動管部27の塵埃分離集塵ユニット室12側の端部の開口27aに設けられ、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14の前縁部14aと摺動管部27との間を封止する封止部材28とから構成される。
集塵ホース接続管部26は、本体ケース10に形成された接続口2aを一方の開口端とし、他方の開口端が摺動管部27の管内に設けられる。すなわち、集塵ホース接続管部26と摺動管部27とは、集塵ホース接続管部26を内管とし、摺動管部27を外管として多重管状に形成され、集塵ホース接続管部26に対して摺動管部27が摺動することで、伸縮可能に構成されている。この摺動による伸縮量は、少なくとも塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aから封止部材28を引き離して隙間を生じさせるものである。また、塵埃分離集塵ユニット11の前面にリブなどの突起が形成されている場合には、塵埃分離集塵ユニット11を塵埃分離集塵ユニット室12から取り出すときに障害とならない距離を確保することが望ましい。集塵ホース接続管部26と摺動管部27との間には、封止部材30が挟持される。封止部材30は、摺動管部27の内面に保持され、摺動管部27が摺動する際は摺動管部27とともに移動する。
摺動管部27の外周部であって上部側前縁部には、掃除機本体2の後方に向かって管の長手方向軸に略垂直な壁面27bと、掃除機本体2の前方側へ向かって下方に傾斜する傾斜面27cとが形成されたテーパ部27dが一体的に形成される。
テーパ部27dの壁面27bは、本体ケース10の前面壁から掃除機本体2の後方に向かって突出して形成され、断面「状に形成された摺動管部付勢部31の前面31aと対向し、壁面27bと前面31aとの間にはバネやゴムなどの弾性体32が挟持される。弾性体32は、テーパ部27dの壁面27bを介して掃除機本体2の前方へ向かって摺動管部27を付勢している。
本体ケース10の上部面を覆う蓋体18の前縁部には、掃除機本体2の下方に向かって摺動管部押圧部18aが突出して形成される。摺動管部押圧部18aの下端部は摺動管部27に形成されたテーパ部27dの傾斜面27cに対応させてテーパ状に形成される。蓋体18によって本体ケース10の上部開口12aが閉じられると、摺動管部押圧部18aの下端部は、摺動管部27のテーパ部27dの傾斜面27cを押圧し、弾性体32により付勢された力に抗して掃除機本体2の後方側へ摺動管部27を摺動させる。そうすると、接続管11Aは伸ばされて、摺動管部27は塵埃分離集塵ユニット11に近づく。
封止部材28は、蓋体18が閉じられ、摺動管部27が掃除機本体2の後方側へ摺動されて塵埃分離集塵ユニット11へ近づくと、摺動管部27の後方側開口端と塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間に押圧されて変形し、摺動管部27の開口27aと塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間は封止される。
次に、電気掃除機1の動作について説明する。
先ず、図1に示すように、集塵ホース3が掃除機本体2の接続口2aに接続されるとともに吸込口体6が延長管5を介して手元操作管4に接続される。
次に、図2に示すように、掃除機本体2に備えられた本体ケース10に形成された塵埃分離集塵ユニット室12に、塵埃分離集塵ユニット11が装着される。そうすると、塵埃分離集塵ユニット11の後面開口11aが塵埃分離集塵ユニット室12の接続風路部20の開口20aに連通される。他方、塵埃分離集塵ユニット11の前方側に設けられた吸込接続管14は、掃除機本体2の接続口2aに連通された摺動管部27の開口27aに対向する。
次に、蓋体18が閉じられる。そうすると、図4に示すように、蓋体18の前縁部に形成された摺動管部押圧部18aによって摺動管部27のテーパ部27dの傾斜面27cが押圧され、摺動管部27は集塵ホース接続管部26に沿って塵埃分離集塵ユニット11側へ摺動される。
摺動管部27が摺動されて塵埃分離集塵ユニット11へ近づけられると、摺動管部27の開口27aに設けられた封止部材28は、塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aに当接し、さらに押圧されて変形し、摺動管部27の開口27aと塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間が封止される。摺動管部27は、テーパ部27dの壁面27bを介して弾性体32によって掃除機本体2の前方へ向かって付勢され、テーパ部27dを介して蓋体18の前縁部に形成された摺動管部押圧部18aによって拘束される。
すなわち、塵埃分離集塵ユニット室12に塵埃分離集塵ユニット11を装着して、塵埃分離集塵ユニット室12を覆う蓋体18を閉じる一連の動作によって掃除機本体2の接続口2aから塵埃分離集塵ユニット11までの風路が連通される。したがって、塵埃分離集塵ユニット室12に塵埃分離集塵ユニット11を装着する際は、従来の電気掃除機40のように封止部材15を変形させる力を必要とすることなく容易に装着できる。また、塵埃分離集塵ユニット11の装着後は、掃除機本体2の蓋体18を閉じることで掃除機本体2の接続口2aから塵埃分離集塵ユニット11までの風路を確実に連通し、接続管組立16を構成する各部材間で隙間を生じることもない。
さらに、商用電源を供給するコンセント(図示省略)に掃除機本体2の電源プラグ(図示省略)を接続する。
次に、手元操作管4の操作部4aの強弱スイッチ4cが操作されると、電動送風機が駆動される。電動送風機の駆動により、電動送風機の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、接続風路部20を介して塵埃分離集塵ユニット11内に負圧が作用する。この負圧が塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14から摺動管部27と集塵ホース接続管部26とを介して集塵ホース3、延長管5および吸込口体6に作用し、吸込口体6から空気とともに塵埃が吸引される。
吸込口体6に形成された吸込室の底面に形成された吸込開口から吸引された塵埃および空気は、吸込口体6と延長管5と集塵ホース3とを介して掃除機本体2へ吸引される。掃除機本体2では、接続口2aから集塵ホース接続管部26と摺動管部27とを介して吸込接続管14から塵埃分離集塵ユニット11に塵埃および空気が吸引される。塵埃分離集塵ユニット11へ吸引された塵埃および空気は分離される。分離された空気は、接続風路部20を介して吸込開口から電動送風機に吸引される。他方、分離された塵埃は、集塵室部23へ溜められる。
手元操作管4の操作部4aの切スイッチ4bが操作されると、電動送風機が停止される。
塵埃分離集塵ユニット11の集塵室部23に塵埃が溜まり、またはフィルタ体に細塵が溜まって電気掃除機1の吸引力が弱まると塵埃分離集塵ユニット11を清掃する必要が生じる。
図5は、本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図であり、蓋体が開いた状態を説明する図である。
図5に示すように、蓋体18を上方に揺動させると塵埃分離集塵ユニット室12が開かれる。そうすると、摺動管部27は、蓋体18の前縁部に形成された摺動管部押圧部18aによってテーパ部27dの傾斜面27cを介して掃除機本体2の後方へ向かう拘束力を失い、テーパ部27dの壁面27bを介して弾性体32によって付勢されて掃除機本体2の前方へ向かって摺動させられる。すなわち、接続管組立16は縮められて短くなる。
摺動管部27が摺動させられて塵埃分離集塵ユニット11から離れると、摺動管部27の開口27aに設けられた封止部材28は、塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aから離れ、摺動管部27の後方側開口と塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間には隙間が形成される。
塵埃分離集塵ユニット室12に収容された塵埃分離集塵ユニット11は、吸込接続管14の前縁部14aから摺動管部27によって印加されていた拘束力を失い、塵埃分離集塵ユニット室12内において前後方向に移動可能な隙間(空間)が確保されることとなり、容易に取り外しできる。
次に、塵埃分離集塵ユニット室12から取り外した塵埃分離集塵ユニット11を清掃する。
本実施形態における電気掃除機1によれば、塵埃分離集塵ユニット11に塵埃が溜められて電気掃除機1の吸込性能が低下し、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を取り出して、集塵室部23やフィルタ体に溜められた塵埃を廃棄する際に、従来の電気掃除機40のように、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14の前縁部14aと、掃除機本体2の接続管13の開口13aとの間に挟持される封止部材15に相当する封止部材28が蓋体18を開く動作によって吸込接続管14の前縁部14aから離されるため、塵埃分離集塵ユニット11を取り外しにくくなったり、取り外しに大きな力を必要としない。
本実施形態における電気掃除機1によれば、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を容易に取り出すことが可能であり、かつ、掃除機本体2に形成された接続管組立16に塵埃分離集塵ユニット11を確実に連通できる。
[第2の実施形態]
本発明に係る電気掃除機の第2実施形態について、図6から図7を参照して説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図である。
この電気掃除機1Aにおいて第1実施形態の電気掃除機1と同じ構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図4に示すように、電気掃除機1Aの掃除機本体2に形成された接続管組立16Aは、接続口2aを一端として本体ケース10の前面壁に一体的に形成され、塵埃分離集塵ユニット室12側へ突出した集塵ホース接続管部26と、集塵ホース接続管部26の外周に設けられ、掃除機本体2の前後方向へ摺動可能な摺動管部27Aと、摺動管部27Aの塵埃分離集塵ユニット室12側の端部の開口27aに設けられ、塵埃分離集塵ユニットの吸込接続管14の前縁部14aと摺動管部27Aとの間を封止する封止部材28とから構成される。
集塵ホース接続管部26は、本体ケース10に形成された接続口2aを一方の開口端とし、他方の開口端が摺動管部27Aの管内に設けられる。すなわち、集塵ホース接続管部26と摺動管部27Aとは、集塵ホース接続管部26を内管とし、摺動管部27Aを外管として多重管状に形成され、集塵ホース接続管部26に対して摺動管部27Aが摺動することで、伸縮可能に構成されている。この摺動による伸縮量は、少なくとも塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aから封止部材28を引き離して隙間を生じさせるものである。また、塵埃分離集塵ユニット11の前面に形成された突起等について塵埃分離集塵ユニット11を塵埃分離集塵ユニット室12から取り出すときに障害とならない距離を確保することが望ましい。集塵ホース接続管部26と摺動管部27Aとの間には、封止部材30が挟持される。封止部材30は、摺動管部27Aの内面に保持され、摺動管部27Aが摺動する際は摺動管部27Aとともに移動する。
摺動管部27Aの外周部であって上部側前縁部には、掃除機本体2の前方側へ向かって下方に傾斜する傾斜面27cが形成されたテーパ部27dが一体的に形成される。また、テーパ部27dの前方側には鍔状の突起部27eが形成される。テーパ部27dの傾斜面27cと突起部27eの後面27fとの間はテーパ状の凹部を構成している。
本体ケース10の上部面を覆う蓋体18Aの前縁部には、掃除機本体2の下方に向かって摺動管部押圧部18bが突出して形成される。摺動管部押圧部18bの下端部は摺動管部27Aに形成されたテーパ部27dの傾斜面27cに対応させてテーパ状に形成される。また、摺動管部押圧部18bのテーパ状に形成された先端には、掃除機本体の前下方へ向かう鍔状の凸部18cが突出して形成される。蓋体18Aによって本体ケース10の上部開口12aが閉じられると、摺動管部押圧部18bの下端部は、摺動管部27Aのテーパ部27dの傾斜面27cを押圧して掃除機本体2の後方側へ摺動管部27Aを摺動させる。そうすると、接続管組立16Aは伸ばされて、摺動管部27Aは塵埃分離集塵ユニット11に近づく。また、摺動管部押圧部18bに形成された凸部18cは、摺動管部27Aに形成されたテーパ部27dの傾斜面27cと突起部27eの後面27fとの間に形成された凹部に挿入される。
蓋体18Aによって本体ケース10の上部開口12aが開かれると、摺動管部押圧部18bに形成された凸部18cの前面18dは、摺動管部27Aに形成された突起部27eの後面27fを掃除機本体2の前方へ向かって押圧して掃除機本体2の前方側へ摺動管部27Aを摺動させる。そうすると、摺動管部27Aは塵埃分離集塵ユニット11から離れる。
封止部材28は、蓋体18Aが閉じられ、摺動管部27Aが掃除機本体2の後方側へ摺動されて塵埃分離集塵ユニット11へ近づくと、摺動管部27Aの後方側開口端と塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間に押圧されて変形し、摺動管部27Aの開口27aと塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間は封止される。
次に、電気掃除機1Aの動作について説明する。
先ず、図1に示すように、集塵ホース3が掃除機本体2の接続口2aに接続されるとともに吸込口体6が延長管5を介して手元操作管4に接続される。
次に、図2に示すように、掃除機本体2に備えられた本体ケース10に形成された塵埃分離集塵ユニット室12に、塵埃分離集塵ユニット11が装着される。そうすると、塵埃分離集塵ユニット11の後面開口11aが塵埃分離集塵ユニット室12の接続風路部20の開口20aに連通される。他方、塵埃分離集塵ユニット11の前方側に設けられた吸込接続管14は、掃除機本体2の接続口2aに連通された摺動管部27の開口27aに対向する。
次に、蓋体18Aが閉じられる。そうすると、図4に示すように、蓋体18の前縁部に形成された摺動管部押圧部18bによって摺動管部27のテーパ部27dの傾斜面27cが押圧され、摺動管部27Aは集塵ホース接続管部26に沿って塵埃分離集塵ユニット11側へ摺動される。
摺動管部27Aが摺動されて塵埃分離集塵ユニット11へ近づけられると、摺動管部27の開口27aに設けられた封止部材28は、塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aに当接し、さらに押圧されて変形し、摺動管部27の開口27aと塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間が封止される。摺動管部27Aは、テーパ部27dの傾斜面27cと突起部27eの後面27fによって形成される凹部に挿入された蓋体18Aの摺動管部押圧部18bに形成された凸部18cによって拘束される。
すなわち、塵埃分離集塵ユニット室12に塵埃分離集塵ユニット11を装着して、塵埃分離集塵ユニット室12を覆う蓋体18Aを閉じる一連の動作によって掃除機本体2の接続口2aから塵埃分離集塵ユニット11までの風路が連通される。したがって、塵埃分離集塵ユニット室12に塵埃分離集塵ユニット11を装着する際は、従来の電気掃除機40のように封止部材15を変形させる力を必要とすることなく容易に装着できる。また、塵埃分離集塵ユニット11の装着後は、掃除機本体2の蓋体18Aを閉じることで掃除機本体2の接続口2aから塵埃分離集塵ユニット11までの風路を確実に連通し、接続管組立16Aを構成する各部材間で隙間を生じることもない。
さらに、商用電源を供給するコンセント(図示省略)に掃除機本体2の電源プラグ(図示省略)を接続する。
次に、手元操作管4の操作部4aの強弱スイッチ4cが操作されると、電動送風機が駆動される。電動送風機の駆動により、電動送風機の吸込開口24Aから空気が吸い込まれて、接続風路部20を介して塵埃分離集塵ユニット11内に負圧が作用する。この負圧が塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14から摺動管部27と集塵ホース接続管部26とを介して集塵ホース3、延長管5および吸込口体6に作用し、吸込口体6から空気とともに塵埃が吸引される。
吸込口体6に形成された吸込室の底面に形成された吸込開口から吸引された塵埃および空気は、吸込口体6と延長管5と集塵ホース3とを介して掃除機本体2へ吸引される。掃除機本体2では、接続口2aから集塵ホース接続管部26と摺動管部27Aとを介して吸込接続管14から塵埃分離集塵ユニット11に塵埃および空気が吸引される。塵埃分離集塵ユニット11へ吸引された塵埃および空気は分離される。分離された空気は、接続風路部20を介して吸込開口24Aから電動送風機に吸引される。他方、分離された塵埃は、集塵室部23へ溜められる。
手元操作管4の操作部4aの切スイッチ4bが操作されると、電動送風機が停止される。
塵埃分離集塵ユニット11の集塵室部23に塵埃が溜まり、またはフィルタ体に細塵が溜まって電気掃除機1の吸引力が弱まると塵埃分離集塵ユニット11を清掃する必要が生じる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図であり、蓋体が開いた状態を説明する図である。
図7に示すように、蓋体18Aを上方に揺動させると塵埃分離集塵ユニット室12が開かれる。そうすると、摺動管部27Aは、蓋体18Aの前縁部に形成された摺動管部押圧部18bによってテーパ部27dの傾斜面27cを介して掃除機本体2の後方へ向かう拘束力を失う。また、摺動管部押圧部18bに形成された凸部18cの前面18dは、摺動管部27Aに形成された突起部27eの後面27fを掃除機本体2の前方へ向かって押圧し、摺動管部27Aは掃除機本体2の前方側へ摺動させられる。すなわち、接続管組立16Aは縮められて短くなる。
摺動管部27Aが摺動させられて塵埃分離集塵ユニット11から離れると、摺動管部27の開口27aに設けられた封止部材28は、塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aから離れ、摺動管部27Aの後方側開口と塵埃分離集塵ユニット11に形成された吸込接続管14の前縁部14aとの間には隙間が形成される。
塵埃分離集塵ユニット室12に収容された塵埃分離集塵ユニット11は、吸込接続管14の前縁部14aから摺動管部27Aによって印加されていた拘束力を失い、塵埃分離集塵ユニット室12内において前後方向に移動可能な隙間(空間)が確保されることとなり、容易に取り外しできる。
次に、塵埃分離集塵ユニット室12から取り外した塵埃分離集塵ユニット11を清掃する。
本実施形態における電気掃除機1Aによれば、塵埃分離集塵ユニット11に塵埃が溜められて電気掃除機1Aの吸込性能が低下し、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を取り出して、集塵室部23やフィルタ体に溜められた塵埃を廃棄する際に、従来の電気掃除機40のように、塵埃分離集塵ユニット11の吸込接続管14の前縁部14aと、掃除機本体2の接続管組立16Aの開口13aとの間に挟持される封止部材15に相当する封止部材28が蓋体18Aを開く動作によって吸込接続管14の前縁部14aから離されるため、塵埃分離集塵ユニット11を取り外しにくくなったり、取り外しに大きな力を必要としない。
本実施形態における電気掃除機1Aによれば、塵埃分離集塵ユニット室12から塵埃分離集塵ユニット11を容易に取り出すことが可能であり、かつ、掃除機本体2に形成された接続管組立16Aに塵埃分離集塵ユニット11を確実に連通できる。
本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の外観を示した斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の蓋体と塵埃分離集塵ユニットとを外した掃除機本体の外観を示した斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に収容される塵埃分離集塵ユニットの外観を示した斜視図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図。 本発明の第1実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図であり、蓋体が開いた状態を説明する図。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図。 本発明の第2実施形態に係る電気掃除機の掃除機本体に形成された接続管の構成を示した部分的な縦断面図であり、蓋体が開いた状態を説明する図。 従来の電気掃除機の塵埃分離集塵ユニットの吸込接続管と掃除機本体の接続管との接続部に形成された開口の一例を示す部分的な縦断面図。
符号の説明
1 電気掃除機
2 掃除機本体
2a 接続口
3 集塵ホース
4 手元操作管
4a 操作部
4b 切スイッチ
4c 強弱スイッチ
5 延長管
6 吸込口体
10 本体ケース
11 塵埃分離集塵ユニット
11a 後面開口
12 塵埃分離集塵ユニット室
12a 上部開口
13 接続管
13a 開口
14 吸込接続管
14a 前縁部
15、28、30 封止部材
16、16A 接続管組立
18、18A 蓋体
18a、18b 摺動管部押圧部
18b 摺動管部押圧部
18c 凸部
18d 前面
19 後輪
20 接続風路部
20a 開口
23 集塵室部
26 集塵ホース接続管部
27、27A 摺動管部
27a 開口
27b 壁面
27c 傾斜面
27d テーパ部
27e 突起部
27f 後面
31 摺動管部付勢部
31a 前面
32 弾性体
40 従来の電気掃除機

Claims (3)

  1. 掃除機本体に形成された接続口と、
    前記掃除機本体に着脱可能な塵埃分離集塵ユニットと、
    前記接続口と前記塵埃分離集塵ユニットとを連通させる接続管組立を有し、
    前記接続管組立は、内管と摺動可能な外管とを有し、
    前記塵埃分離集塵ユニットが前記掃除機本体に収容されると、前記接続管組立の外管が摺動させられて前記塵埃分離集塵ユニットの吸込接続口部に連通されることを特徴とする電気掃除機。
  2. 前記掃除機本体に設けられた前記塵埃分離集塵ユニットを収容する塵埃分離集塵ユニット室の蓋体が閉じられると、前記接続管組立の外管が摺動させられて前記塵埃分離集塵ユニットの吸込接続口部に連通されることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記接続管組立の外管が前記塵埃分離集塵ユニットから離れる方向に付勢する弾性体が設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の電気掃除機。
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