JP2009124898A - 旋回駆動制御装置及びこれを含む建設機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】旋回駆動制御装置の主制御部に含まれる許容値切替部61は、判定部62と切替スイッチ部63及び64を含む。判定部62には、速度指令と回転速度が入力される。速度指令が表す回転速度と、実際の回転速度との偏差が第1閾値よりも大きい時間が所定時間以上継続すると、切替スイッチ63又は64を切り替えてトルク制限部54のトルク許容値を絶対値で増大させる。このため、作業中に、上部旋回体を旋回させながらバケット等の作業要素で土砂や岩石等を押し退けるときにトルク不足を補うことができ、これにより、作業性を各段に良好なものとすることができる。
【選択図】図5
Description
図2は、本実施の形態の旋回駆動制御装置を含む建設機械の構成を表すブロック図である。この図2では、機械的動力系を二重線、高圧油圧ラインを実線、パイロットラインを破線、電気駆動・制御系を一点鎖線でそれぞれ示す。
エンジン11は、例えば、ディーゼルエンジンで構成される内燃機関であり、その出力軸は減速機13の一方の入力軸に接続される。このエンジン11は、建設機械の運転中は常時運転される。
コントローラ30は、本実施の形態の建設機械の駆動制御を行う制御装置であり、速度指令変換部31、駆動制御装置32、及び旋回駆動制御装置40を含む。このコントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)及び内部メモリを含む演算処理装置で構成され、速度指令変換部31、駆動制御装置32、及び旋回駆動制御装置40は、コントローラ30のCPUが内部メモリに格納される駆動制御用のプログラムを実行することにより、
実現される装置である。
図3は、本実施の形態の建設機械の速度指令変換部31において操作レバー26Aの操作量を速度指令(上部旋回体3を旋回させるために旋回用電動機21を回転させるための速度指令)に変換する変換特性を示す図である。この変換特性は、操作レバー26Aの操作量に応じて、不感帯領域、零速度指令領域(左旋回用及び右旋回用)、左方向旋回駆動領域、及び右方向旋回駆動領域の5つの領域に区分される。
この変換特性に示すように、不感帯領域は、レバー26Aの中立点付近に設けられている。この不感帯領域では、速度指令変換部31から速度指令は出力されず、旋回駆動制御装置40による旋回用電動機21の駆動制御は行われない。また、不感帯領域では、メカニカルブレーキ23によって旋回用電動機21が機械的に停止された状態となる。
零速度指令領域は、レバー26Aの操作方向における不感帯領域の両外側に設けられている。この零速度指令領域は、不感帯領域における上部旋回体3の停止状態と、左右方向の旋回駆動領域における旋回状態とを切り替える際に操作性を良くするために設けられる緩衝領域である。
左方向旋回駆動領域は、上部旋回体3を左方向に旋回させるための速度指令が速度指令変換部31から出力される領域である。
右方向旋回駆動領域は、上部旋回体3を右方向に旋回させるための速度指令が速度指令変換部31から出力される領域である。
図4は、本実施の形態の旋回駆動制御装置40の構成を示す制御ブロック図である。
駆動指令生成部50は、減算器51、PI制御部52、トルク制限部53、トルク制限部54、減算器55、PI制御部56、電流変換部57、及び旋回動作検出部58を含む。この駆動指令生成部50の減算器51には、レバー26Aの操作量に応じた旋回駆動用の速度指令(rad/s)が入力される。
図6は、許容値切替部61の判定部62によって実行されるトルク許容値の切り替え処理の手順を示す図である。
判定部62は、速度指令が正であると判定した場合は、正転側の制御処理を行うために、回転速度が正又は零であるか否かを判定する(ステップS2)。すなわち、レバー26Aの操作量が右方向旋回駆動領域にある場合に、回転速度≧0が成立するか否かを判定する。
判定部62は、速度指令が負であると判定した場合は、逆転側の制御処理を行うために、回転速度が負又は零であるか否かを判定する(ステップS9)。すなわち、レバー26Aの操作量が左方向旋回駆動領域にある場合に、回転速度≦0が成立するか否かを判定する。
図7は、速度指令変換部31から出力される速度指令、旋回動作検出部58で検出される実際の回転速度、及び旋回用電動機21を駆動するために最終的に駆動指令生成部50から出力されるトルク電流指令の関係を示す特性図であり、(a)は正転側、(b)は逆転側の特性を示す。
1A、1B 走行機構
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
11 エンジン
12 電動発電機
13 減速機
14 メインポンプ
15 パイロットポンプ
16 高圧油圧ライン
17 コントロールバルブ
18 インバータ
19 バッテリ
20 インバータ
21 旋回用電動機
23 メカニカルブレーキ
24 旋回減速機
25 パイロットライン
26 操作装置
26A、26B レバー
26C ペダル
27 油圧ライン
28 油圧ライン
29 圧力センサ
30 コントローラ
31 速度指令変換部
32 駆動制御装置
40 旋回駆動制御装置
50 駆動指令生成部
51 減算器
52 PI制御部
53 トルク制限部
54 トルク制限部
55 減算器
56 PI制御部
57 電流変換部
58 旋回動作検出部
60 主制御部
61 許容値切替部
62 判定部
63、64 切替スイッチ部
Claims (6)
- 電動機で旋回駆動される建設機械の旋回機構を駆動制御する旋回駆動制御装置であって、
建設機械の操作手段の操作量に基づき、前記電動機の回転速度を制御するための速度指令を出力する速度指令出力手段と、
前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出手段と、
前記速度指令出力手段から出力される速度指令と、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度とに基づき、前記電動機を駆動するための駆動指令を生成する駆動指令生成手段と、
前記速度指令出力手段から速度指令が出力されているときに、前記速度指令で表される回転速度と、前記回転速度検出手段によって検出される回転速度との偏差の絶対値が所定速度以上である場合は、前記駆動指令生成手段によって生成される駆動指令の値を絶対値で増大させる駆動指令増大手段と
を含む、旋回駆動制御装置。 - 前記駆動指令増大手段は、前記偏差が所定時間以上にわたって前記所定値以上である場合に、前記駆動指令生成手段によって生成される駆動指令の値を増大させる、請求項1に記載の旋回駆動制御装置。
- 前記駆動指令増大手段は、所定の短時間の間、前記駆動指令生成手段によって生成される駆動指令の値を絶対値で増大させる、請求項1又は2に記載の旋回駆動制御装置。
- 前記駆動指令生成手段は、前記駆動指令によって前記電動機で発生する駆動トルクが許容値以下になるように前記駆動指令の値を絶対値で制限する制限手段を含み、
前記駆動指令増大手段は、前記制限手段の許容値を増大させることにより、前記駆動指令生成手段によって生成される駆動指令の値を絶対値で増大させる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の旋回駆動制御装置。 - 前記駆動指令増大手段は、前記制限手段の許容値を前記電動機の連続定格トルクを表す駆動指令値よりも大きく、かつ、短時間定格トルクを表す駆動指令値以下の値にまで増大させる、請求項4に記載の旋回駆動制御装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の旋回駆動制御装置を含む建設機械。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0654582A (ja) * | 1992-07-27 | 1994-02-25 | Asmo Co Ltd | ブラシレスモータの駆動制御回路 |
JPH0654581A (ja) * | 1992-07-24 | 1994-02-25 | Toshiba Corp | モータの駆動回路 |
JPH09294388A (ja) * | 1996-04-25 | 1997-11-11 | Mitsubishi Electric Corp | モータのベクトル制御方法およびベクトル制御インバータ装置 |
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2007
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