JP2009124478A - 移動通信端末及び移動通信端末における送信電力制御方法 - Google Patents

移動通信端末及び移動通信端末における送信電力制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】回線品質の劣化を最小限に抑制しつつ、適切に送信電力の低減を図る。
【解決手段】移動通信端末1では、通常は、基地局装置2からの要求に応じて送信電力を制御し、監視期間Taにおける送信電力の平均値である平均送信電力Waがしきい値THより小さければ引き続き基地局装置2からの要求に応じて送信電力を制御する。平均送信電力Waがしきい値TH以上であれば、監視期間Taに続く送信電力抑制期間Tbでは、監視期間Ta及び送信電力抑制期間Tbを合わせた制御期間Tcにおける送信電力の平均値が、しきい値TH以下となるように送信電力を制御し、制御期間Tc全体における送信電力の平均値を低減する。
【選択図】図2

Description

本発明は、移動通信端末及び移動通信端末における送信電力制御方法に関する。
従来、携帯電話等の移動通信システムにおいては、基地局と移動通信端末との無線通信に対する送信電力制御が行われている。この送信電力制御は、回線品質に応じて行われることが一般的である。例えば、移動通信端末と基地局との距離が短い場合には、回線品質が比較的良好となることから送信電力は低く抑えられる。これによりバッテリの減少が抑えられると共に、他の通信端末への干渉が低減される。一方で、移動通信端末と基地局との距離が長い場合、すなわち移動通信端末がサービスエリア端部に位置する場合等には、送信電力を高くすることで回線品質が確保される。このように回線品質の状況に応じて送信電力を増減させることにより、移動通信端末の回線品質が確保されると共に、バッテリ持続時間の長期化を図ることができる。
この回線品質を確保するように送信電力を制御する方法として、例えば特許文献1或いは特許文献2に記載された技術が知られている。
前記特許文献1には、第1の無線通信機で伝搬路利得の低下を検出したときには通信先の第2の無線通信機の送信電力を減少させ、逆に伝搬路利得の増大を検出したときには送信電力を増加させることにより、平均送信電力の増加を防止しつつ所望の回線品質を達成するようにした方法が記載されている。
また、前記特許文献2には、送信側で送信成功率を検出し、この送信成功率が許容範囲内に収まるように送信出力を増減させることにより、回線品質を維持可能な最小レベルとなるまで送信出力を減少させる方法が記載されている。
特開2005−51819号公報 特開2006−165742号公報
しかしながら、上述のように、第1の無線通信機により伝搬路利得を検出し、これに応じて通信先の第2の無線通信機の送信電力を制御する方法にあっては、第1の無線通信機での受信状況によって第2の無線通信機の送信電力の電力値が決定されることになる。このため、場合によっては第2の無線通信機の送信電力が高い状態が継続し、消費電力を増加させてしまいバッテリの消耗を早めてしまう可能性がある。また、第2の無線通信機の近傍に障害物が存在し、無用な送信電力の上昇を回避すべき状況であっても、第2の無線通信機の送信電力が上昇してしまう可能性がある。
逆に、第2の無線通信機側で独自の送信電力制御を行うようにした場合には、回線品質を観測していないことから、回線品質が低下することにより回線の切断が生じたり、或いは過剰な消費電力となってバッテリ持続時間が短縮したりすることになる。また、上述のように送信成功率を送信電力制御に反映させるようにしたとしても、送信成功率の低い状態が継続すると送信電力の高い状態が継続することになり、この場合もバッテリ持続時間の短縮や他の移動通信端末への干渉が生じる可能性がある。
本発明の課題は、回線品質の劣化を最小限に抑制しつつ適切に送信電力の低減を行うことである。
以上の課題を解決するため、本発明は、移動通信システムにおける基地局装置と無線通信を行う移動通信端末であって、送信電力が目標値となるように送信電力制御を行う送信電力制御手段と、設定された監視期間における送信電力の平均値を算出する平均送信電力算出手段と、前記平均送信電力算出手段によって算出された平均送信電力がしきい値以上であるとき、設定された制御期間における送信電力の平均値がしきい値以下となるように送信電力の低減制御を行う送信電力抑制手段と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、送信電力制御手段により例えば回線品質を確保するように送信電力が制御され、監視期間における送信電力の平均値がしきい値以上であるときには、送信電力抑制手段により送信電力の制御が行われる。そして、この送信電力抑制手段により、制御期間における送信電力の平均値がしきい値以下となるように制御されるため、回線品質の劣化を最小限に抑制しつつ消費電力を低減することができる。
また、本発明の移動通信端末は、前記制御期間は前記監視期間と当該監視期間に続く送信電力抑制期間とを含み、前記送信電力抑制手段は、前記監視期間の平均送信電力がしきい値以上であるとき、前記制御期間における前記送信電力の平均値がしきい値以下となるように前記送信電力抑制期間における送信電力を低減することを特徴としている。
この発明によれば、制御期間の初期の期間である監視期間の平均送信電力に基づき、監視期間に続く送信電力抑制期間における送信電力が制御される。このため、制御期間における平均送信電力を効率よく低減することができる。
また、本発明の移動通信端末は、前記平均送信電力算出手段は、時間的にずらして重複させた状態の前記監視期間それぞれについて平均送信電力を算出し、前記送信電力抑制手段は、前記平均送信電力算出手段で算出された複数の平均送信電力のうち最大の値となる監視期間に対応して前記制御期間における前記送信電力の低減制御を行うことを特徴としている。
この発明によれば、時間的にずらして重複させた状態の監視期間のうち、その平均送信電力が最大の値となる監視期間に対応して、制御期間における送信電力の低減制御が行われる。このため、送信電力をより効果的に低減することができる。
また、本発明の移動通信端末は、自端末の使用状態を検出する使用状態検出手段を備え、前記送信電力抑制手段は、前記使用状態検出手段によって検出された使用状態に応じて前記しきい値を変化させることを特徴としている。
この発明によれば、自端末の使用状態に応じたしきい値に基づき送信電力の低減制御が行われるため、通信内容への影響を考慮しつつ送信電力の低減を図ることができる。
さらに、本発明は、移動通信システムにおける基地局装置と無線通信を行う移動通信端末であって、送信電力が目標値となるように送信電力制御を行う送信電力制御ステップと、設定された監視期間における送信電力の平均値を算出する平均送信電力算出ステップと、前記送信電力制御ステップで前記送信電力制御が行われる際に、前記平均送信電力算出ステップで算出された平均送信電力がしきい値以上であるとき、設定された制御期間における送信電力の平均値がしきい値以下となるように送信電力の低減制御を行う送信電力抑制ステップと、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、送信電力制御ステップで例えば回線品質を確保するように送信電力が制御され、その際、平均送信電力算出ステップで算出された監視期間における送信電力の平均値がしきい値以上であるときには、送信電力抑制ステップで送信電力の低減制御が行われる。このため、回線品質の劣化を最小限に抑制しつつ消費電力を低減することができる。
本発明によれば、監視期間における送信電力の平均値がしきい値以上であるときには、制御期間における送信電力の平均値がしきい値以下となるように送信電力の低減制御を行うため、回線品質の劣化を最小限に抑制しつつ消費電力の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明における移動通信端末を適用した移動通信システムの一例を示す構成図である。図1において、移動通信端末1は、基地局装置2と無線通信を行う。
移動通信端末1は、図1に示すように、電波を送受信するアンテナ11と、通信処理部12と、通信制御部13と、データ処理部14と、使用環境設定部15と、メモリ16と、を備える。
通信処理部12は、デジタル信号とベースバンド信号との間で信号変換を行うベースバンド処理部、アンテナ11を介して受信した高周波信号を中間周波数に変換して復調しベースバンド信号を生成すると共にベースバンド信号を変調し中間周波数から高周波信号に変換してアンテナ11から送信するRF回路、及び送信電力を調整するパワーアンプを備える。そして通信処理部12は、アンテナ11を介して受信した高周波数信号をデジタル信号に変換してこれを受信データとしてデータ処理部14に出力する。また、通信処理部12は、データ処理部14からのデジタル信号からなる送信データを高周波数のアナログ信号に変換し、これを、アンテナ11を介して送信する。また、通信処理部12は、データ送信時には、通信制御部13からの送信電力制御信号に応じて送信電力を増減させる。
通信制御部13は、送信電力制御部101と、送信電力設定部102と、を有する。
送信電力制御部101は、送信電力設定部102で決定された送信電力指令に応じて通信処理部12を制御するための送信電力制御信号を生成し、これを通信処理部12及び送信電力設定部102に出力する。
送信電力設定部102は、信号受信部111と、演算処理部112と、判定部113と、信号送信部114と、TPCコマンド処理部115と、を備える。
信号受信部111には、送信電力制御部101で生成した送信電力制御信号が入力される。
演算処理部112は、後述のTPCコマンド処理部115からの送信電力指令に基づき、この送信電力指令に応じた送信電力を通信処理部12で発生させるための送信電力指令信号を生成しこれを信号送信部114に出力する。
また、演算処理部112は、信号受信部111に入力された送信電力制御信号に基づき、予め設定したタイミングで、予め設定した監視期間Taにおける移動通信端末1の送信電力の時間平均(以下、平均送信電力Waという。)を算出する。また、演算処理部112は、後述の判定部113での判定の結果、平均送信電力Waが平均送信電力のしきい値TH以上と判定されたときには、予め設定した制御期間Tcにおける送信電力の平均値が、前記しきい値TH以下となる送信電力を算出する。
ここで、制御期間Tcは、監視期間Taの開始時点からこの監視期間Taに続く後述の送信電力抑制期間Tbの終了時点までの期間を表す。そして、演算処理部112は、このようにして算出した送信電力に応じた送信電力を発生させるための平均値抑制用の指令信号を生成し、送信電力抑制期間Tb中は、平均値抑制用の指令信号を送信電力指令信号として後述の信号送信部114に出力する。
判定部113は、メモリ16に格納されている、使用環境の種類とこれに対応するしきい値との対応情報に基づきしきい値THを設定する。使用環境として、例えば基本環境と低送信電力環境との2種類が設定されている。基本環境は、例えば送信電力の上昇を許容する環境である。一方、低送信電力環境は周囲に障害物が存在する場合等、無用な送信電力の上昇が予測されるため、送信電力を低減する必要のある環境である。
判定部113は、使用環境設定部15から、使用環境は基本環境であると通知されたときには、メモリ16の対応情報に基づき、基本環境用の第1のしきい値を設定する。一方、使用環境設定部15から、使用環境は低送信電力環境であると通知されたときには、低送信電力環境用の第2のしきい値を設定する。この第2のしきい値は、前記第1のしきい値よりも小さな値に設定される。
そして判定部113は、このようにして設定したしきい値THと演算処理部112で演算した平均送信電力Waとを比較し、その比較結果を演算処理部112に通知する。
信号送信部114は、演算処理部112で演算された送信電力指令信号を送信電力制御部101に出力する。
TPCコマンド処理部115は、通信処理部12で得た受信データに含まれる移動通信端末1の送信電力の値を指定するTPCコマンドを獲得して解析を行う。そして、通信先である基地局装置2により指定された送信電力指令を検出し、これを演算処理部112に出力する。
データ処理部14は、通信処理部12でデジタル信号に変換された受信データをもとに所定の処理を実行すると共に、通信先の基地局装置2への送信データを生成し、これを通信処理部12に出力する。
使用環境設定部15は、例えば環境設定用キーを有し、環境設定用キーにより低送信電力環境を指定する操作が行われたときには、低送信電力環境が指定されたと判定し、起動時等、環境設定用キー操作が行われていないとき及び環境設定用キーにより低送信電力環境の解除操作が行われたときには、基本環境が設定されたと判定する。そして、その判定結果を、判定部113に出力する。
メモリ16には、使用環境の種類毎にしきい値が予め設定されて格納されている。
なお、ここでは、説明上、通信処理部12と通信制御部13とに分けて記載しているが、通信制御部13の機能は通信処理部12に含まれる場合もある。
一方、前記基地局装置2は、電波を送受信するアンテナ21と、通信処理部22と、データ処理部23と、送信電力設定部24と、を備える。
通信処理部22は、アンテナ21を介して移動通信端末1と無線通信によりデータの送受信処理を行う。また通信処理部22は、後述の送信電力設定部24で設定されたTPCコマンドを送信データと共に移動通信端末1に送信する。
データ処理部23は、移動通信端末1からの受信データに基づき所定の処理を実行すると共に、移動通信端末1への送信データを生成する。
送信電力設定部24は、移動通信端末1からの受信信号の受信強度を検出し、これに基づき移動通信端末1の送信電力を決定する。例えば、移動通信端末1からの受信信号の受信強度が一定となるように移動通信端末1の送信電力を設定する。そして、設定した送信電力を指定するコマンドであるTPCコマンドを生成し、これを通信処理部22に出力する。
次に、上記実施の形態の動作を、図2のフローチャートを伴って説明する。
移動通信端末1は、予め設定されたタイミングで、図2に示す平均送信電力低減処理を実行する。移動通信端末1は、例えば、通話/データ送信などの通信開始時、待ち受け開始時等といった、予め設定した平均送信電力低減処理の開始事象が生じた時に平均送信電力低減処理を実行し、また予め設定された一の開始事象が生じたとき、或いは、複数の開始事象のうちの何れかが生じたときに実行する。
移動通信端末1は、平均送信電力低減処理の開始事象が生じていない場合は、基地局装置2からの受信信号に含まれるTPCコマンドを、TPCコマンド処理部115で解析する。そして、基地局装置2で指定された送信電力指令に応じた送信電力を発生させるための送信電力制御信号が送信電力制御部101で生成され、これに応じて通信処理部12において送信電力が制御されて、基地局装置2からの指令に応じた送信電力で送信データの送信が行われる(以後、通常送信出力制御という)。
このため、基地局装置2では、移動通信端末1からの信号を良好に受信することができる。
この状態から、移動通信端末1で通話を開始する等、平均送信電力低減処理の開始事象が生じた場合には、移動通信端末1では、図2に示す平均送信電力低減処理を開始し、まず、使用環境を検出する(ステップS1)。
このとき使用環境として、低送信電力環境の設定操作が行われていなければ、使用環境設定部15では基本環境下にあると判断し、この判断結果を判定部113に通知する。判定部113では、メモリ16の記憶情報に基づきしきい値THとして基本環境用の第1のしきい値を設定する。
そして、この時点を監視期間Taの開始時点として送信電力の観測を開始し、送信電力の変化に対して時間平均を逐次演算し(ステップS2)、監視期間Ta全体における時間平均を算出したとき、これを監視期間Taにおける平均送信電力Waとする(ステップS3)。
次いでステップS3で算出した平均送信電力Waとしきい値THとを比較する(ステップS4)。そして、平均送信電力Waがしきい値THよりも小さいときには、そのまま処理を終了し、以後、通常送信出力制御を行う。
これにより、移動通信端末1では、引き続き基地局装置2からのTPCコマンドに応じた送信電力で送信データの送信を行う。したがって、送信電力が低減されることはなく、送信電力が比較的低い状態でデータ送信が行われているにも関わらず、送信電力が不必要に低減されることはない。
一方、ステップS3で検出される平均送信電力Waがしきい値TH以上であるときには、ステップS4からステップS5に移行し、制御期間Tcにおける送信電力の平均値がしきい値TH(すなわち基本環境用の第1のしきい値)より小さくなる目標平均送信電力Wsを算出する。そして、以後、送信電力抑制期間Tbでは、この送信電力抑制期間Tbにおける送信電力の平均値が、目標平均送信電力Wsとなるように送信電力制御を行う(ステップS6)。
この送信電力抑制期間Tbにおける送信電力の指令値として、例えば図3(a)に示すように一定値、すなわち目標平均送信電力Wsに設定すればよい。また、図3(b)に示すように、送信電力が一定の傾きで減少するように設定してもよく、逆に、図3(c)に示すように、送信電力が一定の傾きで増加するように設定してもよい。また、予め設定した関数で変化させるようにしてもよく、要は、送信電力抑制期間Tbにおける送信電力の平均値が、目標平均送信電力Ws以下となればどのような値であってもよい。
図4は、監視期間Taにおける平均送信電力Waがしきい値TH以上となる場合の、移動通信端末1の送信電力の変化状況と、制御期間Tcの開始時点t1からの送信電力の時間平均の変化状況とを表すタイムチャートである。
図4に示すように、時点t1から時点t2の監視期間Taにおいては、基地局装置2からのTPCコマンドに応じて送信電力を制御する通常送信電力制御が行われる。このため、送信電力はTPCコマンドに応じて増減する。
そして、時点t2で監視期間Taが終了すると、この時点で監視期間Taにおける平均送信電力Waが確定する。この場合、監視期間Taにおける平均送信電力Waはしきい値TH以上であるため、時点t2から時点t3の送信電力抑制期間Tbでは、基地局装置2からのTPCコマンドに関係なく、送信電力は例えばしきい値TH以下の一定値に制御される。
このため、監視期間Taの開始時点t1からの送信電力の時間平均は、送信電力抑制期間Tbの開始時点t2から徐々に減少し、送信電力抑制期間Tbの終了時点t3に達するまでにしきい値TH以下となる。つまり、時点t1から時点t3の制御期間Tcにおける送信電力の平均値はしきい値TH以下に抑制されることになる。
したがって、移動通信端末1の送信電力として基地局装置2から指定された送信電力がしきい値TH以上となる状態が継続するときには、基地局装置2からの指令に関わらず、送信電力の平均値を低減することができる。このため、送信電力が比較的大きい状態が継続することによりバッテリの持続時間が短縮されることを回避し、バッテリの持続時間の長期化を図ることができる。
一方、周囲に障害物が存在し、このまま通信を行うと送信電力の上昇が生じるとともに、障害物に対して無用な電力放射を行ってしまうため、この無用な送信電力の上昇を回避すべき環境下で移動通信端末1を利用する場合には、利用者は環境設定用キーにより低送信電力環境を指定する操作を行う。
これによって、使用環境設定部15では、低送信電力環境が指定されたため第1のしきい値よりも値の小さい低送信電力環境用の第2のしきい値をしきい値THとして設定する。
このため、制御期間Tcにおける送信電力の平均値は、第2のしきい値以下となるように制御されることになり、送信電力の平均値は、基本環境下よりも、より低い値に抑えられることになる。
したがって、送信電力の強度をより配慮すべき低送信電力環境下においては、制御期間Tcにおける送信電力の平均値をより抑制することができる。このため、移動通信端末1の周囲環境に応じて的確に送信電力を抑制することができ、且つ消費電力の削減を図ることができる。
また、このように制御期間Tcの送信電力の平均値の抑制を図る際に、監視期間Taとして移動通信端末1に対して基地局装置2から要求される送信電力の平均的な値を算出可能な期間に設定し、送信電力抑制期間Tbとして平均的な通話時間等、平均送信電力低減処理の開始事象に応じた期間相当に設定する。これによって、例えば通話中の送信電力の平均値をしきい値TH以下に抑制することができる。また、このとき、送信電力抑制期間Tbを比較的短い期間に設定し、低送信電力制御処理を所定周期毎に実行し、平均送信電力Waの検出と平均送信電力の制御とを繰り返し実行する。これによって、基地局装置2での移動通信端末1からの送信データの受信強度の変化に応じて、移動通信端末1での送信電力の平均値の抑制を図ることができる。
(応用例1)
上記実施の形態において、低送信電力制御処理が終了した時に、基地局装置2からTPCコマンドで指定される送信電力に一致させるようにしてもよい。具体的には、例えば低送信電力制御処理が終了した後、一旦、通常送信電力制御処理を所定時間実行し、その後、再度低送信電力制御処理を行うようにしてもよい。
このようにすることによって、低送信電力制御処理が終了する毎に、基地局装置2から要求される送信電力となるように送信電力が制御されるため、送信電力が抑制された状態でのデータ送信と、基地局装置2からの要求に応じた送信電力でのデータ送信とが繰り返し行われることになって、基地局装置2との回線品質の回復を図りつつ送信電力の抑制を図ることができる。
(応用例2)
上記実施の形態においては、低送信電力制御処理の開始事象が生じた時点を起点として監視期間Taを設定し、この期間における平均送信電力Waに基づき送信電力の抑制を図る場合について説明したが、これに限るものではない。
例えば、無作為に選んだ複数の時点を起点とする監視期間Taにおける平均送信電力Waを検出し、これら複数の平均送信電力Waのうち最大値を採用し、この平均送信電力Waの最大値がしきい値TH以上であるときに、以後の送信電力抑制期間Tbにおける送信電力を抑制するようにしてもよい。この場合には、平均送信電力の観測開始タイミングをずらして平均送信電力の観測処理を並列に実行し、すべての観測処理が終了したときにそれぞれの監視期間Taにおける平均送信電力Waの最大値を検出する。そして、この平均送信電力Waの最大値に基づき送信電力抑制期間Tbにおける目標平均送信電力を算出し、送信電力抑制期間Tbにおける送信電力の平均値が、目標平均送信電力となるように制御すればよい。
このようにすることによって、送信電力をより効果的に低減することができる。
(応用例3)
上記実施の形態においては、制御期間Tcにのみ、送信電力の低減を図る場合について説明したが、これに限るものではない。
例えば、所定の制御期間Tcが経過した時点で、引き続き通話中である場合等、平均送信電力低減処理の開始事象が継続している場合には、引き続き低減処理を継続するようにしてもよい。この場合には、例えば送信電力抑制期間Tcが終了した時点で、開始事象が継続しているかどうかを判断し、継続している場合には送信電力をしきい値THとなるように制御すればよい。
(応用例4)
上記実施の形態においては、移動通信端末1において利用者が環境設定キー操作を行うことで、環境設定を行う場合について説明したがこれに限るものではない。例えば、基地局装置2側で、移動通信端末1の位置情報を獲得し、この位置情報と予め保持している地図情報とから移動通信端末1の使用環境を推測する。また、基地局装置2側で、移動通信端末1との通信状況に基づき、移動通信端末1が待ち受け状態にあるか等といった移動通信端末1の状態を検出する。そして、この推測した移動通信端末1の状況に応じてしきい値THを設定し、また、使用環境や待ち受け状態等に対応した、監視期間Ta、送信電力抑制期間Tbといった各種諸元を設定し、これらしきい値TH及び各種諸元を移動通信端末1側に送信する。そして、移動通信端末1側で、この通知されたしきい値THや各種諸元を用いて送信電力の制御を行うようにしてもよい。
(応用例5)
上記実施の形態においては、周囲環境として基本環境と低送信電力環境との2種類の環境に応じたしきい値THを設定可能に構成した場合について説明したが、これに限るものではない。例えば基本環境に応じたしきい値THのみを設定可能に構成してもよく、また、3種類以上の環境に応じたしきい値THを設定可能に構成してもよい。
また、利用者が環境設定キー操作を行うことで、環境状況に対応したしきい値THを設定する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば環境設定キーに替えてしきい値THを設定するためのしきい値設定キーを設ける。そして、このしきい値設定キーで選択されたしきい値THを用いて平均送信電力低減処理を行うようにしてもよい。このようにしきい値THを設定するためのしきい値設定キーを設けることによって、移動通信端末1の周囲環境に応じてしきい値THを変更することができると共に、例えば、移動通信端末1のバッテリの残存量に応じて利用者がしきい値THの設定を行うことによって、バッテリの残存量に応じて送信電力を調整することができる。
(応用例6)
上記実施の形態においては、通信開始時、また待ち受け開始時等といった平均送信電力低減処理の開始事象の種類に関わらず、しきい値TH、監視期間Ta、送信電力抑制期間Tb等を共通として、平均送信電力の低減を図る場合について説明したがこれに限るものではない。
例えば、各開始事象の種類毎に、しきい値、監視期間Ta、送信電力抑制期間Tbを設定しておき、何れかの開始事象が生じたときにこの開始事象に対応する各種諸元を検出し、これに基づき処理を行うようにしてもよい。また、音声通信、データ通信、TV電話通信、等、移動通信端末1の使用状態毎に各種諸元を設定しておき、通信開始時には、使用状態に対応する諸元を読み出し、これに基づき処理を行うようにしてもよい。
この場合には、例えば、図5に示すように、音声通信、データ通信、TV電話通信、待ち受け開始、等といった、平均送信電力低減処理の開始事象毎に、しきい値TH、監視期間Ta、送信電力抑制期間Tbを設定する。さらに、これらを使用環境毎に設定し、これら諸元情報からなる対応テーブルをメモリ16に記憶しておく。
そして、移動通信端末1では、図6に示すフローチャートに基づいて、平均送信電力低減処理を実行する。なお、図2に示すフローチャートと同一処理部には同一符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
すなわち、まず、ステップS1で使用環境を検出し、続いて、ステップS1aに移行し、平均送信電力低減処理の開始事象のうちいずれの開始事象が実行されたか、また、音声通信、データ通信、TV電話通信の何れの使用状態で通信が行われるのかを判断する。
次いでステップS1bに移行し、ステップS1及びステップS1aで特定した、使用環境、発生事象及び使用状態に対応した各種諸元を、メモリ16の対応テーブルから読み出す。
次いで、送信電力の観測を開始して送信電力の時間平均を逐次算出し(ステップS2)、ステップS1bで特定した監視期間Taが経過したとき、この時点における送信電力の時間平均を、監視期間Taにおける平均送信電力Waとする(ステップS3)。
次いで、算出した平均送信電力WaとステップS1bで特定したしきい値THとを比較し(ステップS4)、平均送信電力Waがしきい値THより小さければそのまま処理を終了して通常送信出力制御を実行する。一方、平均送信電力Waがしきい値TH以上であればステップS5に移行し、ステップS1bで特定した制御期間Tcにおける平均送信電力を前記しきい値TH以下とし得る、送信電力抑制期間Tbにおける目標平均送信電力Wsを算出し、送信電力抑制期間Tbにおける送信電力の平均値が目標平均送信電力Wsとなるように、送信電力抑制期間Tbでは送信電力の制御を行う(ステップS6)。
これにより、使用環境に応じた諸元であり、且つ使用状態、また、待ち受けといった開始事象に適した諸元に基づき平均送信電力低減処理が実行されることになる。したがって、使用環境だけでなく、使用状態や待ち受けなどといった開始事象の種類に応じた制御が実行されることになり、より的確に送信電力を抑制することができる。
(応用例7)
上記実施の形態においては、移動通信端末1と基地局装置2とで通信を行う場合について説明したが、無線通信可能な通信端末間でデータ通信を行う場合であっても適用することができる。また、このとき、双方の通信端末において、平均送信電力の低減処理を実行することで、それぞれの通信端末における平均送信電力を低減するようにすることも可能である。
(応用例8)
上記実施の形態においては、平均送信電力Waがしきい値TH(THaとする。)以上であるときに、制御期間Tcにおける送信電力の平均値が前記しきい値TH(THcとする)以下となるように低減制御を行う場合について説明したが、これに限るものではない。
低減制御を行う際のしきい値THcは、平均送信電力Waのしきい値THaと同一である必要はなく、しきい値THaよりも小さな値であってもよい。要は、低減制御を行う際のしきい値THcが平均送信電力Waよりも小さな値であればよく、このように平均送信電力Waよりも小さな値となるように低減制御を行うことにより、結果的に制御期間Tcにおける送信電力の平均値を低減することができる。
なお、上記実施の形態において、図1のTPCコマンド処理部115で得た送信電力指令に応じた送信電力制御信号に基づき通信処理部12で送信電力の制御を行う処理が送信電力制御手段及び送信電力制御ステップに対応し、図2のステップS2及びステップS3の処理が平均送信電力算出手段及び平均送信電力算出ステップに対応し、ステップS5及びステップS6の処理が送信電力抑制手段及び送信電力抑制ステップに対応している。
また、図6のステップS1aの処理が使用状態検出手段に対応している。
本発明を適用した移動通信システムの一例を示す概略構成図である。 移動通信端末で実行される平均送信電力低減処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 送信電力抑制期間Tbにおける送信電力の指令値の一例を示すタイムチャートである。 本発明の動作説明に供するタイムチャートである。 対応テーブルの一例である。 平均送信電力低減処理のその他の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 移動通信端末、2 基地局装置、12 通信処理部、13 通信制御部、102 送信電力設定部

Claims (5)

  1. 移動通信システムにおける基地局装置と無線通信を行う移動通信端末であって、
    送信電力が目標値となるように送信電力制御を行う送信電力制御手段と、
    設定された監視期間における送信電力の平均値を算出する平均送信電力算出手段と、
    前記平均送信電力算出手段によって算出された平均送信電力がしきい値以上であるとき、設定された制御期間における送信電力の平均値がしきい値以下となるように送信電力の低減制御を行う送信電力抑制手段と、を備えることを特徴とする移動通信端末。
  2. 前記制御期間は前記監視期間と当該監視期間に続く送信電力抑制期間とを含み、
    前記送信電力抑制手段は、前記監視期間の平均送信電力がしきい値以上であるとき、前記制御期間における前記送信電力の平均値がしきい値以下となるように前記送信電力抑制期間における送信電力を低減することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. 前記平均送信電力算出手段は、時間的にずらして重複させた状態の前記監視期間それぞれについて平均送信電力を算出し、
    前記送信電力抑制手段は、前記平均送信電力算出手段で算出された複数の平均送信電力のうち最大の値となる監視期間に対応して前記制御期間における前記送信電力の低減制御を行うことを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  4. 自端末の使用状態を検出する使用状態検出手段を備え、
    前記送信電力抑制手段は、前記使用状態検出手段によって検出された使用状態に応じて前記しきい値を変化させることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の移動通信端末。
  5. 移動通信システムにおける基地局装置と無線通信を行う移動通信端末における送信電力制御方法であって、
    送信電力が目標値となるように送信電力制御を行う送信電力制御ステップと、
    設定された監視期間における送信電力の平均値を算出する平均送信電力算出ステップと、
    前記送信電力制御ステップで前記送信電力制御が行われる際に、前記平均送信電力算出ステップで算出された平均送信電力がしきい値以上であるとき、設定された制御期間における送信電力の平均値がしきい値以下となるように送信電力の低減制御を行う送信電力抑制ステップと、を備えることを特徴とする移動通信端末における送信電力制御方法。
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