JP2009123056A - Icタグ対応型ラベルプリンタ用金属アタッチメント、昇降装置、及びそれらを備えたicタグ対応型ラベルプリンタ - Google Patents

Icタグ対応型ラベルプリンタ用金属アタッチメント、昇降装置、及びそれらを備えたicタグ対応型ラベルプリンタ Download PDF

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Abstract


【課題】 金属非対応型ICタグを実装したICタグラベル、及び金属対応型ICタグを実装したICタグラベルの両方に、ICタグとリーダライタ間の通信性能を悪化させずに所望のデータを書き込むことができる、金属アタッチメント及び昇降装置を備えたICタグ対応ラベルプリンタを提供する。
【解決手段】 開口部4aには固定棒6aを、開口部4bには固定棒6bを挿入し、金属アタッチメント5を固着板7に接するまで押し込み、金属アタッチメント取り付け治具8に金属アタッチメント5を装着する。更に、開口部4a及び開口部4bから固定棒6a及び固定棒6bを抜き、金属アタッチメント取り付け治具8から金属アタッチメント本体5を分離する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ICタグ対応型ラベルプリンタに関するものである。
近年、情報の記録や演算をするためにICチップの小型化、高機能化が進み、ICチップとアンテナからなるICタグとリーダライタとから構成されるRFID(Radio Frequency Identification)システムが普及してきている。ICタグは、電波を利用することにより非接触で情報すなわちデータを読み書きできることから様々な分野において利用されている。
特に、大量の情報を正確に高速で処理することを望まれている倉庫管理、物流管理等の用途においては、従来のバーコード管理システムからマイクロ波を用いた無線通信によるICタグ管理システムへの置き換えが図られている。
マイクロ波を用いた無線通信による一般的なICタグ管理システムとして、例えばポリエチレンテレフタレート(以下、PETと表記する)等の樹脂からなるシート、あるいは紙でICタグを挟み積層したICタグラベルがある。前記ICタグラベルは、前記ICタグラベルの一方の面に専用プリンタで印刷ができる印刷層を設け、もう一方の面には管理対象物品に貼り付ける為の粘着層が設けてある。つまり、予め前記ICタグラベル内部の前記ICタグに物品情報を書込み、更に前記印刷層に物品情報を印刷し、管理対象物品に前記粘着層を介して貼り付け、専用の無線通信リーダを用いて前記ICタグの物品情報を読み出すことができ、大量な物品を高速で処理することが可能である。また、前記印刷層に印刷された物品情報から、個々の物品情報を目視確認でき、物品個々の識別も容易に行えることが知られており、この様なICタグ管理システムにおいて、ICタグラベルのICタグへの物品情報の書き込みと印刷層への物品情報の印刷を行う装置としてICタグ対応型ラベルプリンタが普及している。このような装置は、例えば特許文献1に示されている。
ICタグは、例えばICチップとアンテナから構成され、ICチップとアンテナは電気的に接合してなり、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合をとる必要がある。具体的には、ICチップの入力インピーダンスがR−jX[Ω]であった場合、アンテナインピーダンスをR+jX[Ω]にしなければならない。
ICタグは、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合を取ることで、リーダライタから供給される無線電力をアンテナを介してICチップに効率よく供給できる。しかし、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合が不完全である場合、両者の接合点において高周波電流が反射し、リーダライタから供給される無線電力をアンテナを介してICチップに十分供給できず、通信ができなくなるという問題があった。
上記問題に対し、最適化した幅と長さを有するスリットをアンテナに設け、前記スリットの端子部分にICチップを接合した後、レーザー加工機等でスリットの長さを調節して、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスを整合させる技術が開示されている。このようなICタグは、例えば特許文献2に示されている。
ところで、ICタグは、様々な物品に貼り付け用いられることが想定される。特に金属に近接して貼り付けられた場合、予めICチップの入力インピーダンスと整合をとったアンテナインピーダンスが大きく変化し、ICチップの入力インピーダンスと不整合が生じ、ICチップへ充分な電力が供給できず、ICタグの通信性能が劣化する問題があった。
上記問題に対し、例えば樹脂からなる直方体のような特定厚みを有する誘電体の一面に金属体を貼り付け、前記金属体と対峙する前記誘電体の面を、電波を受信するICタグのアンテナ面の一方の面に接して配置し、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合をとる技術が開示されている。このように金属が近傍にある環境下で使用可能なICタグ(以下、金属対応型ICタグと表記する。)は、例えば特許文献3に示されている。
特開2005−332318号公報 特開2005−167813号公報 特開2004−164055号公報
金属対応型ICタグは、上述のように、特定厚みを有する誘電体からなるスペーサに金属体を貼り付けたインピーダンス整合部材を、ICタグの電波を受信するアンテナの一方の面に配置した状態で、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合がとられている。よって、金属もしくは金属が近傍に存在する物品に、前記スペーサを介さずに前記金属対応型ICタグを貼り付けた場合、アンテナインピーダンスが大きく変化し、ICタグとリーダライタ間の通信性能が大幅に劣化する。
特に、従来技術のICタグ対応型ラベルプリンタ内部のリーダライタで金属対応型ICタグに所望のデータを書き込む際、前記ICタグと前記リーダライタ間の通信性能の劣化は顕著となる。それは、従来技術のICタグ対応型ラベルプリンタは、前記インピーダンス整合部材を使用せずにICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合をとり、金属が近傍にない環境限定で使用されるICタグ(以下、金属非対応型ICタグと表記する)用に設計されているからである。
金属対応型ICタグは、前記インピーダンス整合部材を、ICタグの電波を受信するアンテナの一方の面に配置した状態で、ICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスとの整合をとり、ICタグラベル内部に実装されている。ところが、従来技術のICタグ対応型ラベルプリンタ内部には前記インピーダンス整合部材が配置されておらず、アンテナインピーダンスが大きく変化する為にICタグとリーダライタ間の通信性能が大幅に劣化し、所望のデータを書き込むことができない、または誤ったデータを書き込む可能性があるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、前記金属非対応型ICタグを実装したICタグラベル、及び前記金属対応型ICタグを実装したICタグラベルの両方に、ICタグとリーダライタ間の通信性能を悪化させずに所望のデータを書き込むことができる、金属アタッチメント及び昇降装置を備えたICタグ対応ラベルプリンタを提供することを目的とする。
本発明は、ICタグの近傍に金属が存在し、金属がICタグから入射した電波を反射し、ICタグで発生する電波を打ち消してしまい通信できなくなるという問題に対し、ICタグとリーダライタとの無線通信に用いる電波の波長をλとした場合、ICタグと金属間の距離をλ/4±50%とすれば金属の影響を受けず、更に、ICタグと金属の間に誘電体を設ける事で、ICタグとリーダライタとの無線通信に用いる電波の周波数を変えずに電波の波長を短くできるという知見に基づくものである。
本発明は、誘電体の誘電率が高いほど、ICタグとリーダライタとの無線通信に用いる電波の波長を短くできるという知見から、誘電体の材質を選定し、ICタグ対応型ラベルプリンタ内部の限られた空間に誘電体と金属の設置を実現し、更に、誘電体と金属を着脱可能にし、金属対応型ICタグを実装したタグラベルと金属非対応型ICタグを実装したタグラベルを、ひとつのICタグ対応型ラベルプリンタで使用可能にする共有化を実現したものである。
本発明によれば、剥離紙に設けられたICタグラベルにマイクロ波を用いた無線通信により、アンテナを介して、書込み、読み出しを行うICタグリーダライタを内蔵したICタグ対応型ラベルプリンタに用いる金属アタッチメントであって、誘電体からなる直方体のスペーサ部と、金属板からなる金属部と、樹脂または金属からなる直方体の対向する側面に開口部を複数設けた固定部からなり、前記金属部を前記スペーサ部と前記固定部で挟み積層してなる金属アタッチメント本体と、前記ICタグ対応型ラベルプリンタに固定する樹脂製の固定板と、前記固定部の開口部に挿入して前記金属アタッチメント本体を固定する樹脂製の固定棒からなり、前記固定板の面内に前記固定棒を垂直に設けてなる金属アタッチメント取り付け部により構成されることを特徴とする金属アタッチメントが得られる。
本発明によれば、剥離紙に設けられたICタグラベルにマイクロ波を用いた無線通信により、アンテナを介して書込み、読み出しを行うICタグリーダライタを内蔵したICタグ対応型ラベルプリンタに用いる昇降装置であって、エアーシリンダに樹脂製棒からなるロットの一端を接続し、前記ロットの他端を樹脂製板からなるプレートの裏面に接続し、前記プレートの表面の両端に非金属素材からなる昇降ローラ及び支柱を設けてなることを特徴とする昇降装置が得られる。
本発明によれば、前記金属アタッチメントと前記昇降装置を備えたことを特徴とするICタグ対応型ラベルプリンタが得られる。
本発明によれば、前記アンテナと前記スペーサ部が対向し、前記金属アタッチメント取り付け部を介して、前記アンテナの上方に前記金属アタッチメント本体を設置し、前記昇降装置を用いて前記スペーサ部に前記ICタグラベルを接触させ、前記ICタグリーダライタと前記ICタグラベル間の無線通信を行い、前記金属アタッチメント本体が前記金属アタッチメント取り付け部から着脱可能なことを特徴とする前記ICタグ対応型ラベルプリンタが得られる。
本発明によれば、前記昇降装置を前記金属アタッチメント本体の下方に配置し、前記プレートの表面に前記アンテナを設置し、前記剥離紙を前記昇降ローラ上に渡し、前記アンテナと前記金属アタッチメント本体間に前記ICタグラベルを配置し、前記エアーシリンダーにエアーを供給し、前記プレート及び前記昇降ローラを上昇し、前記アンテナ及び前記剥離紙を上方に移動し、前記ICタグラベルを前記金属アタッチメント本体に接触させ、前記ICタグリーダライタと前記ICタグラベル間の無線通信を行うことを特徴とする前記ICタグ対応型ラベルプリンタが得られる。
本発明によれば、金属非対応型ICタグを実装したICタグラベル、及び金属対応型ICタグを実装したICタグラベルの両方に、ICタグとリーダライタ間の通信性能を悪化させずに所望のデータを書き込むことができる、誘電体と金属からなるインピーダンス整合部材が着脱可能な金属アタッチメント、及び昇降装置を備えたICタグ対応型ラベルプリンタが得られる。
本発明によるICタグ対応型ラベルプリンタ用金属アタッチメントは、誘電体からなる直方体のスペーサ部と、金属板からなる金属部と、樹脂または金属からなる直方体の側面の一対に開口部を複数設けた固定部から構成される金属アタッチメント本体、及び前記ICタグ対応型ラベルプリンタに固定する固定板と、前記固定部の開口部に挿入して前記金属アタッチメント本体を固定する固定棒から構成される金属アタッチメント取り付け部からなり、前記金属アタッチメント取り付け部に前記金属アタッチメント本体を装着し、ICタグラベルを支持し上下動する昇降装置を介して、前記金属アタッチメント本体と前記ICタグラベルを接触させ、リーダライタと通信を行うものである。
ICタグ対応型ラベルプリンタ用金属アタッチメントは、スペーサ部上面に、例えば、
エポキシ接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ウレタン系接着剤等の接着手段を介して金属部の底面を積層し、更に前記金属部の上面に、例えば、エポキシ接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ウレタン系接着剤等の接着手段を介して固定部の底面を積層して得る。
スペーサ部は、誘電率が高いほどICタグとリーダライタとの無線通信に用いる電波の波長を短くでき、誘電体の厚みを薄くできることから、誘電率の高い樹脂であれば、PET、アクリル、ポリカーボネート等のいずれの樹脂でも良く、加工性及び取り扱いを考慮すればPETが好ましい。スペーサ部の面積は、ICタグ全体を覆えれば良い。スペーサ部の厚みは、選定した誘電体の比誘電率と次の式(1)から波長λを算出し、λ/4±50%の範囲にあればいずれの厚みでも良く、適宜選択するのが良い。
λ=λ0/√(μr×εr) ・・・・・ (1)
上記式(1)は、誘電体内でのマイクロ波の波長λを表す一般式で、λ0は真空中の波長であり、μrは誘電体の比透磁率であり、εrは誘電体の比誘電率である。ここで、誘電体の比透磁率μrは1として取り扱われるのが一般的である。例えば、電波の周波数を950MHzとし、比誘電率εr=3.2のPETを誘電体として用いた場合、真空中での波長λ0=315.8mmであり、比誘電率εr=3.2の誘電体内部の波長λは、上記式(1)より、λ=176.5mmと算出される。従って、λ/4±50%の範囲内の厚みは、44.1mm±22.1mmとなり、設置する空間を考慮し、小型化を図るのであれば、22.0mmが好ましい。
金属部は、電波を反射する金属であれば、銅、鉄、アルミニウム等のいずれの素材でも良く、加工性及び取り扱いを考慮すれば銅板が好ましい。金属部の面積は、スペーサ部の面積と一致させるのが好ましい。金属部の厚みは、いずれの厚みでも良く、加工性及び取り扱いを考慮すれば、1mm程度が好ましい。
固定部は、例えば、アクリロニトリル・ブタジエンスチレン(以下、ABSと表記する)、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂、またはアルミニウム等の金属いずれの素材でも良く、加工性、軽量化を考慮すれば、ABS樹脂製板材が好ましい。固定部の面積は、スペーサ部の面積と一致させるのが好ましい。固定部の厚みは、開口部の大きさを考慮し、適宜選択するのが良い。
固定部の開口部の形状は、四角、円、三角いずれの形状でも良く、加工性及び金属アタッチメント本体の脱着性を考慮すれば、円が好ましい。開口部の大きさは、固定棒の太さを考慮し適宜選択するのが良く、金属アタッチメント本体の脱着性を考慮し、固定棒の太さの10%程度を加算した大きさにするのが好ましく、例えば、直径3.0mmの円柱の固定棒に対しては、直径3.3mmの円状の開口部を設けるのが好ましい。開口部の個数は、複数個であれば金属アタッチメント本体を保持でき、金属アタッチメント本体の脱着性を考慮すれば数が少ない方が良く、2個が好ましい。開口部を設ける面は、固定部の厚さを成す4面、つまり側面の4面のいずれでも良く、ICタグ対応型ラベルプリンタの設置空間及び金属アタッチメント本体との着脱性を考慮し、側面の内、長辺を含む側面に配置するのが好ましい。開口部の位置は、側面の面内であればいずれでも良く、固定部の機械的強度及び金属アタッチメント本体の支持安定性を考慮すれば、側面の短辺長さの2分の一、かつ短辺近傍に配置するのが好ましい。
金属アタッチメント取り付け部は、金属アタッチメント本体に設けた開口部の大きさ及び位置に合わせて固定板に開口部を設け、前記固定板の開口部に固定棒を挿入し、例えば、エポキシ接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ウレタン系接着剤等の接着手段を介して固定して得る。
固定板は、例えば、ABS、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂であればいずれの素材でも良く、加工性を考慮すればABS樹脂製板材が好ましい。固定板の面積は、固定部の開口部の位置及び接着強度を考慮し、適宜選択するのが良い。固定板の厚みは、いずれの厚みでも良く、加工性及び取り扱いを考慮すれば、5mm程度が好ましい。
固定棒は、例えば、ABS、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂であればいずれの素材でも良く、加工性及び寸法安定性を考慮すればABS樹脂製棒材が好ましい。固定棒の形状は、四角柱、円柱、三角柱いずれの形状でも良く、固定部の開口部の加工性及び金属アタッチメント本体との着脱性を考慮すれば、円柱が好ましい。固定棒の個数は、複数個であれば良く、金属アタッチメント本体の着脱しやすさを考慮すれば、2個が好ましい。固定棒の太さは、金属アタッチメント本体の重量を考慮し、適宜選択するのが良い。固定棒の長さは、固定部の開口部を装着した際に固定棒の先端が突出していれば良い。また、突出する側の固定棒の先端は、金属アタッチメント本体の着脱しやすさを考慮し、切断面のエッジを落とし、丸めるのが好ましい。
昇降装置は、エアーシリンダ内部にロットの一端を挿入して接続し、前記ロットの他端をプレート裏面中央部に、例えば、エポキシ接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ウレタン系接着剤等の接着手段を介して接着し、更に、前記プレートの表面の両端に、昇降ローラを接続した支柱を、例えば、エポキシ接着剤、シアノアクリレート系接着剤、ウレタン系接着剤等の接着手段を介して接着して得る。前記エアーシリンダは、エアーが供給されると前記ロットを押し上げ、前記プレートを上方へ持ち上げ、前記プレートの表面の両端に設けた前記支柱及び前記昇降ローラを上方移動させる。
昇降装置は、前記プレートの表面にリーダライタを設置し、ICタグラベルを設けた剥離紙を前記左右両端の昇降ローラ上に渡した状態で、前記金属アタッチメント本体の下方に設置する。前記エアーシリンダによって上方に移動される前記昇降ローラは、前記ICタグラベルを前記金属アタッチメント本体に接触させる。つまり、ICタグラベルは、金属アタッチメント本体の誘電体のみを介して金属体と対峙しており、空気の影響を受けない。更に、前記プレートが上下しても、前記リーダライタと前記昇降ローラの位置は一定である。つまり、前記リーダライタと前記ICタグラベルの通信距離も一定であり、ICタグラベルが金属アタッチメント本体に接触する際に通信距離が変化することはない。
昇降ローラは、近傍にリーダライタのアンテナを設置することから金属を避ける必要があり、例えば、ゴム、ABS、アクリル等の樹脂であればいずれの素材でも良く、搬送性を考慮すれば、ローラはゴム製ローラで、ローラ軸部及び支柱取り付け部はABS樹脂製部品であることが好ましい。昇降ローラの大きさは、設置する空間を考慮し小型のものが良く、直径20mm程度のゴム製ローラが好ましい。
支柱は、近傍にリーダライタのアンテナを設置することから金属を避ける必要があり、例えば、ABS、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂であればいずれの素材でも良く、加工性を考慮すればABS樹脂が好ましい。支柱の大きさは、設置する空間とICタグとリーダライタの通信距離を考慮し、適宜選択するのが良い。
プレートは、プレート上にリーダライタを設置することから金属を避ける必要があり、例えば、ABS、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂であればいずれの素材でも良く、加工性を考慮すればABS樹脂が好ましい。プレートの面積は、リーダライタの大きさをを考慮し、適宜選択するのが良い。プレートの厚みは、いずれの厚みでも良く、加工性及び取り扱いを考慮すれば、5mm程度が好ましい。
エアーシリンダは、いずれのシリンダ径、及びストローク長のエアーシリンダを用いても良く、設置するICタグ対応型ラベルプリンタ内部の空間を考慮すれば、シリンダ径30mm程度、ストローク長20mm程度のエアーシリンダが好ましい。
ロットは、ロット近傍にリーダライタのアンテナを設置することから金属を避ける必要があり、例えば、ABS、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂であればいずれの素材でも良く、加工性を考慮すればABS樹脂が好ましい。ロットの太さは、いずれの太さでも良く、接続するエアーシリンダの大きさを考慮すれば、直径20mm程度が好ましい。ロットの長さは、接続するエアーシリンダのストローク長に10mm程度加えた長さが好ましい。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1は、本発明の実施例を示す図で、図1(a)は金属アタッチメント本体を示す斜視図、図1(b)は金属アタッチメント取り付け部を示す斜視図、図1(c)は金属アタッチメント本体と金属アタッチメント取り付け部の実施形態を示す斜視図である。
本発明による金属アタッチメント本体5は、インピーダンス整合部17を構成するスペーサー部1、金属部2と、固定部3からなる。
スペーサー部1は、厚さ22mmのPETを縦100mm、横50mmの寸法に裁断して得た。
金属部2は、厚さ1mmの銅板を縦50mm、横100mmの寸法に裁断して得た。
固定部3は、厚さ20mmのABS樹脂製板材を縦50mm、横100mmの寸法に裁断し、前記板材の厚さを成す4面、つまり側面の4面の内、横100mmの寸法を含む側面に対し、前記横寸法100mmの対を成す辺の一方から10mmの距離にあって、前記縦寸法50mmの対を成す辺のそれぞれから10mmの距離にある2箇所の位置に、直径3.3mmのドリルで開口部4a及び開口部4bを設けて得た。
次に、前記スペーサー部1の上面にエポキシ接着剤を介して前記金属部2の底面を積層し、更に前記金属部2の上面にエポキシ接着剤を介して前記固定部3の底面を積層して、本発明の金属アタッチメント本体5を得た。
本発明による金属アタッチメント取り付け部8は、固定板7、固定棒6a及び固定棒6bからなる。
固定板7は、厚さ5mmのABS樹脂製板材を縦50mm、横130mmの寸法に裁断し、前記板材の縦50mmと横130mmの寸法で構成される面に対し、前記横寸法130mmの対を成す辺の一方から25mmの距離にあって、前記縦寸法50mmの対を成す辺のそれぞれから10mmの距離にある2箇所の位置に、直径3.0mmのドリルで開口部4c及び開口部4dを設けて得た。
固定棒6a及び固定棒6bは、直径3.0mmのABS樹脂製の棒材を長さ60mmに切断し、前記棒材の端部内、一方の端部のエッジをヤスリがけし、丸みを出して得た。
次に、前記開口部4cに前記固定棒6aを、丸みを持たせた端部が前記固定板7から長さ55mm突出するように挿入し、エポキシ接着剤を介して前記固定板7に固定した。更に、前記開口部4dに前記固定棒6bを、丸みを持たせた端部が前記固定板7から長さ55mm突出するように挿入し、エポキシ接着剤を介して前記固定板7に固定し、本発明の金属アタッチメント取り付け部8を得た。
前記開口部4aには前記固定棒6aを、前記開口部4bには前記固定棒6bを挿入し、前記金属アタッチメント本体5が前記固定板7に接するまで押し込み、前記金属アタッチメント取り付け部8に前記金属アタッチメント本体5を装着できた。また、前記開口部4a及び前記開口部4bから前記固定棒6a及び固定棒6bを抜き、前記金属アタッチメント取り付け部8から前記金属アタッチメント本体5を分離できた。
(実施例2)
図2は、本発明の実施例を示す図で、図2(a)は昇降装置の構成を示す図、図2(b)は昇降装置の降下時の状態を示す図、図2(c)は昇降装置の上昇時の状態を示す図である。
本発明による昇降装置13は、昇降ローラ11a、昇降ローラ11b、支柱21a、支柱21b、プレート20、ロット19、エアーシリンダ18からなる。
昇降ローラ11a及び昇降ローラ11bは、ローラー軸部、軸受け部及び支柱取り付け部がABS樹脂製で、直径20mmのゴム製ローラを用いた。
支柱21a及び支柱21bは、直径10mmのABS樹脂製の棒材を長さ20mmに切断して得た。
プレート20は、厚さ10mmのABS樹脂製の板材を縦100mm、横150mmに裁断して得た。
ロット19は、直径20mmのABS樹脂製の棒材を長さ30mmに切断して得た。
エアーシリンダ18は、シリンダ径30mmでストローク長が20mmのエアーシリンダを用いた。
エアーシリンダ18内部にロット19の一端を挿入してネジ止めして接続し、前記ロット19の他端を、プレート20の裏面中央部にエポキシ接着剤を介して接着した。更に、支柱21aの一端と昇降ローラ11aの支柱取り付け部をエポキシ接着剤を介して接着し、支柱21bの一端と昇降ローラ11bの支柱取り付け部をエポキシ接着剤を介して接着し、前記プレート20の表面の前記横寸法150mmの対を成す辺の左側から10mmの距離にあって、前記縦寸法100mmの対を成す辺の上側から50mmの位置に、前記支柱21aの他端をエポキシ接着剤を介して接着し、前記プレート20の表面の前記横寸法150mmの対を成す辺の右側から10mmの距離にあって、前記縦寸法100mmの対を成す辺の上側から50mmの位置に、前記支柱21bの他端をエポキシ接着剤を介して接着して、本発明の昇降装置13を得た。
前記昇降装置13の前記プレート20上に、リーダライタ9に接続したアンテナ10を配置し、前記エアーシリンダ18にエアーを供給しない状態では、前記ロット19が前記エアーシリンダ18内部に収納され、前記プレート20は、前記エアーシリンダ18の上方近傍にあり、前記エアーシリンダ18にエアーを供給すると、前記ロット19が前記エアーシリンダ18から突出し、前記プレート20を持ち上げ、前記エアーシリンダ18からエアーを抜くと、前記ロット19が前記エアーシリンダ18内部に収納され、前記プレート20が下がり、前記エアーシリンダ18の上方近傍に戻った。つまり、前記エアーシリンダ18へのエアーの供給と排出によって、前記プレート20に設置した前記昇降ローラ11a、前記昇降ローラ11b、及び前記アンテナ10を上下させることができた。
(実施例3)
図3は、本発明の実施例を示す図で、図3(a)は昇降装置の降下時の状態を示す図、図3(b)は昇降装置の上昇時の状態を示す図である。
ICタグ対応型ラベルプリンタ16は、金属アタッチメント本体5、金属アタッチメント取り付け部8、昇降装置13、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cを剥離紙23上に複数設置しロール状に巻き取ったラベルロール14、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及び剥離紙23を搬送する搬送ローラ15a、搬送ローラ15b、搬送ローラ15c、搬送ローラ15d、搬送ローラ15e、搬送ローラ15f、搬送ローラ15g、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cと無線通信を行うリーダライタ9及びアンテナ10、印字装置22からなる。
ラベルロール14をICタグ対応型ラベルプリンタ16内部上方に配置し、前記ラベルロール14の斜め下方に、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及び剥離紙23を送り出す、搬送ローラ15eと搬送ローラ15fを上下に対向し接触させて配置し、前記搬送ローラ15e及び搬送ローラ15fの斜め上方に、搬送ローラ15cと搬送ローラ15dを上下に対向し接触させて配置し、前記搬送ローラ15c及び搬送ローラ15dと水平の位置に、搬送ローラ15aと搬送ローラ15bを上下に対向し接触させて配置し、前記搬送ローラ15aと水平の位置に搬送ローラ15gを配置し、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cを設置した剥離紙23を前記ラベルロール14から順に、前記搬送ローラ15eと前記搬送ローラ15fの間、前記搬送ローラ15cと前記搬送ローラ15dの間、前記搬送ローラ15aと前記搬送ローラ15bの間、そして前記搬送ローラ15gへと引き回した。
前記搬送ローラ15a及び搬送ローラ15bと、前記搬送ローラ15c及び搬送ローラ15d間の中間地点に、前記剥離紙23上に設置したICタグラベル12bが位置し、前記ICタグラベル12bの下方に昇降装置13を配置し、前記昇降装置13のプレート20上にリーダライタ9と接続したアンテナ10を配置し、前記ICタグラベル12bの上方に金属アタッチメント取り付け部8を配置し、前記金属アタッチメント取り付け部8に金属アタッチメント本体5を装着した。
前記搬送ローラ15a及び搬送ローラ15bと、前記搬送ローラ15g間には、前記剥離紙23上に設置したICタグラベル12aが位置し、前記ICタグラベル12aの上方に印字装置22を配置した。
ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及びラベルロール14の剥離紙23に設置したICタグラベルは、図1(a)に示したインピーダンス整合部17と同様の構成を持つインピーダンス整合部材をICタグに接触させた状態でICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスを整合させた、金属対応型ICタグを実装して得た。
図3(a)では、昇降装置13にエアを供給せず、昇降ローラ11a、昇降ローラ11bが降下した状態にあり、ICタグラベル12bは金属アタッチメント本体5から離れている状態を示しており、その結果、リーダライタ9はアンテナ10を介してICタグラベル12bと無線通信ができなかった。
図3(b)では、昇降装置13にエアを供給し、昇降ローラ11a、昇降ローラ11bが上昇し、ICタグラベル12b及び剥離紙23を持ち上げ、ICタグラベル12bと金属アタッチメント本体5が接触している状態を示しており、その結果、リーダライタ9はアンテナ10を介してICタグラベル12bと無線通信ができた。
(実施例4)
図4は、本発明の実施例を示す図で、金属アタッチメント取り付け部から金属アタッチメント本体を取り外した状態を示している。
ICタグ対応型ラベルプリンタ16は、金属アタッチメント取り付け部8、昇降装置13、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cを剥離紙23上に複数設置しロール状に巻き取ったラベルロール14、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及び剥離紙23を搬送する搬送ローラ15a、搬送ローラ15b、搬送ローラ15c、搬送ローラ15d、搬送ローラ15e、搬送ローラ15f、搬送ローラ15g、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cと無線通信を行うリーダライタ9及びアンテナ10、印字装置22からなり、図3(a)に示したICタグ対応型ラベルプリンタ16の構成から金属アタッチメント本体5を取り除いた構成と同様である。
ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及びラベルロール14の剥離紙23に設置したICタグラベルは全て、図1(a)に示したインピーダンス整合部17と同様の構成を持つインピーダンス整合部材を使用せずにICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスを整合させた、金属非対応型ICタグを実装して得た。
図4では、昇降装置13にエアを供給せず、昇降ローラ11a、昇降ローラ11bが降下した状態にあり、ICタグラベル12bは金属アタッチメント本体5から離れている状態を示しており、その結果、リーダライタ9はアンテナ10を介してICタグラベル12bと無線通信ができた。
(比較例)
図5は、比較例を示す図である。
ICタグ対応型ラベルプリンタ16は、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cを剥離紙23上に複数設置しロール状に巻き取ったラベルロール14、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及び剥離紙23を搬送する搬送ローラ15a、搬送ローラ15b、搬送ローラ15c、搬送ローラ15d、搬送ローラ15e、搬送ローラ15f、搬送ローラ15g、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cと無線通信を行うリーダライタ9及びアンテナ10、印字装置22からなる。
ラベルロール14をICタグ対応型ラベルプリンタ16内部上方に配置し、前記ラベルロール14の斜め下方に、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及び剥離紙23を送り出す、搬送ローラ15eと搬送ローラ15fを上下に対向し接触させて配置し、前記搬送ローラ15e及び搬送ローラ15fの斜め上方に、搬送ローラ15cと搬送ローラ15dを上下に対向し接触させて配置し、前記搬送ローラ15c、15dと水平の位置に搬送ローラ15aと搬送ローラ15bを上下に対向し接触させて配置し、前記搬送ローラ15aと水平の位置に搬送ローラ15gを配置し、ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12cを設置した剥離紙23を前記ラベルロール14から順に、前記搬送ローラ15eと前記搬送ローラ15fの間、前記搬送ローラ15cと前記搬送ローラ15dの間、前記搬送ローラ15aと前記搬送ローラ15bの間、そして前記搬送ローラ15gへと引き回した。
前記搬送ローラ15a及び搬送ローラ15bと前記搬送ローラ15c及び搬送ローラ15d間の中間地点には、前記剥離紙23上に設置したICタグラベル12bが位置し、前記ICタグラベル12bの下方にリーダライタ9と接続したアンテナ10を配置した。
前記搬送ローラ15a及び搬送ローラ15bと前記搬送ローラ15g間には、前記剥離紙23上に設置したICタグラベル12aが位置し、前記ICタグラベル12aの上方に印字装置22を配置した。
ICタグラベル12a、ICタグラベル12b、ICタグラベル12c及びラベルロール14の剥離紙23に設置したICタグラベルは全て、図1(a)に示したインピーダンス整合部17と同様の構成を持つインピーダンス整合部材をICタグに接触させた状態でICチップの入力インピーダンスとアンテナインピーダンスを整合させた、金属対応型ICタグを実装して得た。
前記リーダライタ9は、前記アンテナ10を介して前記ICタグラベル12bと無線通信できなかった。
以上の比較より、本発明の金属アタッチメントによれば、1つのICタグ対応型ラベルプリンタで、金属対応型ICタグを実装したICタグラベル及び金属非対応型ICタグを実装ICタグラベルの両方を使用できることが明確になった。
以上、実施例を用いて、この発明の実施形態を説明したが、この実施例に限られるものでなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。すなわち、当事者であれば、当然なしえるであろう各種変形、修正もまた本発明に含まれることは勿論である。
本発明の金属アタッチメントを用いることにより、倉庫管理や物流管理等の用途において、効率よく正確にICタグラベルを発行することができる。
本発明の実施例を示す図、図1(a)は金属アタッチメント本体を示す斜視図、図1(b)は金属アタッチメント取り付け部を示す斜視図、図1(c)は金属アタッチメント本体と金属アタッチメント取り付け部の実施の形態を示す斜視図。 本発明の実施例を示す図、図2(a)は昇降装置の構成を示す図、図2(b)は昇降装置の降下時の状態を示す図、図2(c)は昇降装置の上昇時の状態を示す図。 本発明の実施例を示す図、図3(a)は昇降装置の降下時の状態を示す図、図3(b)は昇降装置の上昇時の状態を示す図。 本発明の実施例を示す図。 比較例を示す図。
符号の説明
1 スペーサー部
2 金属部
3 固定部
4a、4b、4c、4d 開口部
5 金属アタッチメント本体
6a、6b 固定棒
7 固定板
8 金属アタッチメント取り付け部
9 リーダライタ
10 アンテナ
11a、11b 昇降ローラ
12a、12b、12c ICタグラベル
13 昇降装置
14 ラベルロール
15a、15b、15c、15d、15e、15f、15g 搬送ローラ
16 ICタグ対応型ラベルプリンタ
17 インピーダンス整合部
18 エアーシリンダ
19 ロット
20 プレート
21a、21b 支柱
22 印字装置
23 剥離紙

Claims (5)

  1. 剥離紙に設けられたICタグラベルにマイクロ波を用いた無線通信により、アンテナを介して、書込み、読み出しを行うICタグリーダライタを内蔵したICタグ対応型ラベルプリンタに用いる金属アタッチメントであって、誘電体からなる直方体のスペーサ部と、金属板からなる金属部と、樹脂または金属からなる直方体の対向する側面に開口部を複数設けた固定部からなり、前記金属部を前記スペーサ部と前記固定部で挟み積層してなる金属アタッチメント本体と、前記ICタグ対応型ラベルプリンタに固定する樹脂製の固定板と、前記固定部の開口部に挿入して前記金属アタッチメント本体を固定する樹脂製の固定棒からなり、前記固定板の面内に前記固定棒を垂直に設けてなる金属アタッチメント取り付け部により構成されることを特徴とする金属アタッチメント。
  2. 剥離紙に設けられたICタグラベルにマイクロ波を用いた無線通信により、アンテナを介して書込み、読み出しを行うICタグリーダライタを内蔵したICタグ対応型ラベルプリンタに用いる昇降装置であって、エアーシリンダに樹脂製棒からなるロットの一端を接続し、前記ロットの他端を樹脂製板からなるプレートの裏面に接続し、前記プレートの表面の両端に非金属素材からなる昇降ローラ及び支柱を設けてなることを特徴とする昇降装置。
  3. 請求項1記載の金属アタッチメントと請求項2記載の昇降装置を備えたことを特徴とするICタグ対応型ラベルプリンタ。
  4. 前記アンテナと前記スペーサ部が対向し、前記金属アタッチメント取り付け部を介して、前記アンテナの上方に前記金属アタッチメント本体を設置し、前記昇降装置を用いて前記スペーサ部に前記ICタグラベルを接触させ、前記ICタグリーダライタと前記ICタグラベル間の無線通信を行い、前記金属アタッチメント本体が前記金属アタッチメント取り付け部から着脱可能なことを特徴とする請求項3記載のICタグ対応型ラベルプリンタ。
  5. 前記昇降装置を前記金属アタッチメント本体の下方に配置し、前記プレートの表面に前記アンテナを設置し、前記剥離紙を前記昇降ローラ上に渡し、前記アンテナと前記金属アタッチメント本体間に前記ICタグラベルを配置し、前記エアーシリンダーにエアーを供給し、前記プレート及び前記昇降ローラを上昇し、前記アンテナ及び前記剥離紙を上方に移動し、前記ICタグラベルを前記金属アタッチメント本体に接触させ、前記ICタグリーダライタと前記ICタグラベル間の無線通信を行うことを特徴とする請求項3記載のICタグ対応型ラベルプリンタ。
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