JP2009123030A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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【課題】上位機自体の障害やPOS端末と上位機との間の通信障害等が発生した場合であっても、トランザクションデータを上位機に送信できないことを原因とするデータロスの可能性を極力減少させる。
【解決手段】記憶部に記憶されている取引データをトランザクションデータとしてデータ送受信部によって外部機器に向けて送信出力する構成を有し(第1の処理)、この第1の処理が正しく行なわれているかどうかを確認するために、記憶部に記憶されている未送信トランザクションデータの大きさを計測し(第2の処理、ステップS101)、計測された未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えているかを判定し(第3の処理、ステップS102)、規定値を超えている場合には警告メッセージを表示部に表示出力するようにした(第4の処理、ステップS103)。
【選択図】図5

Description

本発明は、商品販売データ処理の結果として生ずる取引データをトランザクションデータとして上位機に送信する商品販売データ処理装置に関する。
POS端末等の商品販売データ処理装置は、商品販売データ処理の結果として生ずる取引データをトランザクションデータとして記憶部に一時記憶しておき、一時記憶するトランザクションデータを適宜のタイミングで上位機に送信出力するようにしている。このようなトランザクションデータは、取引データであることからその取り扱いには慎重を期する必要があり、何らかの障害によって発生し得るデータロスは可能な限り防止しなければならない。このため、トランザクションデータの取り扱い等については、従来から各種の提案がなされている。
例えば、特許文献1には、ファイルコントローラがトランザクションデータを受信する毎にトランザクションデータの全記憶容量に対するファイルコントローラの現在使用率を算出して表示部に表示し、要求命令に応じてその現在使用率をストアサーバに送信するようにした発明が記載されている。
また、特許文献2には、容量を超えたトランザクションデータの受信を中止するようにした発明が記載されている。
特開平07−065246号公報 特開平05−289917号公報
トランザクションデータは、最初は、POS端末からストアサーバやその他の上位機へと送信出力される。この際、上位機自体の障害やPOS端末と上位機との間の通信障害等が発生すると、POS端末ではトランザクションデータの送信出力をすることができない。この場合、トランザクションデータはPOS端末の記憶部に留まることになる。ところが、このような状況が生ずると、POS端末の記憶部には大量のトランザクションデータが残存した状態となり、いずれ記憶部の記憶容量が不足してしまう。このため、個々のPOS端末の設定にもよるであろうが、古いトランザクションデータが随時削除されてしまったり、あるいは反対に新規のトランザクションデータが記憶部に記憶できなくなってしまったりして、データロスが発生してしまうという問題がある。
このような問題が発生した場合に更に深刻なことは、データロスが発生していることをユーザが知り得ないことがあるということである。一般的な傾向として、取引毎に発生するようなトランザクションデータについては比較的頻繁にチェックをするのに対して、電子ジャーナルのようなデータについてはチェックがなされにくく、気がついた時には既に取り返しがつかない状態でデータロスが発生している可能性が高い。
なお、上記特許文献1、2に記載された発明は、いずれも上位機自体の障害やPOS端末と上位機との間の通信障害等を考慮したものではなく、上記問題に対して何らかの解決策を提供するものではない。
本発明の目的は、上位機自体の障害やPOS端末と上位機との間の通信障害等が発生した場合であっても、トランザクションデータを上位機に送信できないことを原因とするデータロスの可能性を極力減少させることである。
本発明は、情報を入力するための入力部と情報を表示するための表示部とを備え、前記入力部によって入力した商品情報に基づいて商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置において、前記商品販売データ処理に伴い生ずる取引データを一時的に記憶する記憶部と、外部機器との間でデータ送受信を実行するデータ送受信部と、各種処理を実行する制御部とを備え、前記制御部は、前記記憶部に記憶されている取引データをトランザクションデータとして前記データ送受信部によって前記外部機器に向けて送信出力する第1の処理と、前記記憶部に記憶されている未送信トランザクションデータの大きさを計測する第2の処理と、前記計測された未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えているかを判定する第3の処理と、前記未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージを前記表示部に表示出力する第4の処理と、を実行する。
本発明によれば、記憶部に記憶されている未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージを表示部に表示出力するようにしたので、上位機自体の障害やPOS端末と上位機との間の通信障害等が発生した場合であっても、トランザクションデータを上位機に送信できないことを原因とするデータロスの可能性を極力減少させることができる。
本発明の実施の一形態を図1ないし図6に基づいて説明する。本実施の形態は、例えばコンビニエンスストアでの使用に適した商品販売データ処理システムへの適用例である。
図1は、システム全体の概略を示すブロック図である。複数台のPOS端末101が設けられ、これらのPOS端末101は、LAN等の通信ネットワーク201に接続されている。この通信ネットワーク201には、各種の情報にアクセス可能な上位機としてのストアコントローラ301、通信サーバ401等も接続されている。したがって、通信ネットワーク201に接続されたPOS端末101、ストアコントローラ301、通信サーバ401は、互いにデータ送受信可能となっている。また、通信サーバ401は、図示しない外部ネットワークにアクセス可能であり、外部に設置されているホストコンピュータ(図示せず)との間でデータ送受信を実行する。
また、POS端末101は、通信ネットワーク201に接続されているのみならず、外部通信ネットワークCNを介して外部機器である障害サーバ501と直接データ送受信可能に接続されている。
図2は、POS端末101を示す斜視図である。POS端末101は、ドロワ102の上に載置されており、ドロワ102の引出し103の開放動作を制御することができる。POS端末101の上面右側にはキーボード104とオペレータ用表示器105とが配列され、上面左側にはレシートジャーナルプリンタ106が配列されている。オペレータ用表示器105は、情報を表示する表示部として機能し、その表示面105aに例えば液晶表示パネルを有する。そして、表示面105aには、タッチパネルTPが積層配置され、情報のタッチ入力が可能となっている。POS端末101の上面後方には、客用表示器107が立設されている。図2中、POS端末101の右側面近傍に設けられている溝は、カードリーダライタ108(図3参照)によるカード情報の読み取り等をするためにカードをスキャンするためのカード読取溝109である。図2中、POS端末101の上面右側のカード読取溝109よりも奥側に配置されているのは、鍵キーKである。鍵キーKは、個々のユーザが所持するキー(図示せず)の指し込み及び回転操作を受け付け、POS端末101の動作モードを「登録」、「精算」、「点検」、「トレーニング」等に切替える。このようなPOS端末101での各種情報の入力は、入力部として機能するキーボード104及びタッチパネルTPによって可能である。
そして、POS端末101には、バーコードスキャナ110が接続されている。バーコードスキャナ110は、POS端末101が配備されているチェックアウトカウンタに持ち込まれた商品に付されているバーコードを読み取り、バーコードに含まれている商品コードを解析する。バーコードスキャナ110が解析した商品コードは、POS端末101に送信される。したがって、バーコードスキャナ110も、キーボード104と同様に情報を入力するための入力部として機能する。
図3は、POS端末101のハードウェア構成を示すブロック図である。POS端末101は、各種演算処理を実行し各部を制御する情報処理部及び制御部としてのCPU151を備えている。CPU151には、固定データを固定的に記憶保存するROM152と、可変データを書き換え自在に記憶してワークエリアとして使用されるRAM153と、HDD154とがバスライン155を介して接続されている。HDD154は、各種のコンピュータプログラムをインストールしている。これらのコンピュータプログラムは、POS端末101の起動時、その全部又は一部がRAM153にコピーされる。CPU151は、RAM153にコピーされたコンピュータプログラムに従った処理を実行する。
前述したドロワ102、キーボード104、オペレータ用表示器105、レシートジャーナルプリンタ106、客用表示器107、カードリーダライタ108、バーコードスキャナ110は、いずれも各種の入出力回路(全て図示せず)とバスライン155とを介してCPU151に接続され、CPU151によって動作制御される。したがって、CPU151、ROM152及びRAM153等の各部は、それらの動作制御の対象物の物理的性質を利用してコンピュータプログラムが当該制御対象物を制御するために不可欠なハードウェア資源であり、この意味で、各種の処理を実行する制御部を構成する。
POS端末101は、POS端末101が設置される店舗に設けられる通信ネットワーク201に接続するための通信インターフェース156を備えており、この通信インターフェース156も、バスライン155を介してCPU151に接続されている。HDD154にインストールされている各種のコンピュータプログラムは、一例として、通信インターフェース156を介して上位機からダウンロードされたものである。
また、POS端末101が有する通信インターフェース156は、通信ネットワーク201を介しての構内通信を実現させているのみならず、外部通信ネットワークCNを介しての障害サーバ501との間の通信をも実現させている。したがって、通信インターフェース156は、ストアコントローラ301や障害サーバ501等の外部機器との間でデータ送受信を実行するデータ送受信部として機能する。
前述したように、POS端末101のCPU151は、RAM153にコピーされたコンピュータプログラムに従った処理を実行する。このような処理として、CPU151は、商品販売データ処理やトランザクションデータの送信監視処理等の各種処理をPOS端末101に実行させる。
鍵キーKに差し込まれたキーが「登録」位置に位置付けられている場合、登録処理が実行される。登録処理は、一例として、バーコードスキャナ110又はキーボード104によって入力された商品コードに基づいてPLUファイル(図示せず)から対応する単価情報を呼び出して実行される。呼び出した商品コード及び単価は、RAM153のワークエリアに一時記憶される。その後、キーボード104による締め操作、例えば預/現計キー(図示せず)の押下に従い一取引が確定される。そこで、CPU151は、一取引の確定後には、RAM153のワークエリアに一時記憶したデータに基づいて算出した売上合計金額等の取引データをRAM153の仮登録エリアに保存し、そのような取引データに基づく取引情報を印字したレシートを生成して発行する。そして、発行したレシートを顧客に渡し、一取引を終了する。
図4は、リードポインタ及びライトポインタを有するトランザクションファイルを例示する模式図である。前述したように、CPU151は、一取引の確定後に取引データをRAM153の仮登録エリアに保存する。この場合の仮登録エリアは、トランザクションエリア153aである。CPU151は、トランザクションエリア153aに仮登録した取引データを所定時期の到来、例えば登録後二週間が経過したら削除する。
ここで、CPU151は、一取引の終了のタイミングで、トランザクションエリア153aに記憶させた取引データをトランザクションデータとしてストアコントローラ301に送信する。また、CPU151は、鍵キーKに差し込まれたキーが「精算」位置に位置付けられると、精算処理を実行する。精算処理は、例えば業務終了後に実行され、トランザクションエリア153aに記憶させた取引データによって生成される精算レポート等をトランザクションデータとしてストアコントローラ301に送信する処理である。更に、CPU151は、一取引毎の取引データを電子ジャーナルという形態でジャーナルとして保存しており、所定期間、例えば一週間毎に電子ジャーナルをトランザクションデータとしてストアコントローラ301に送信する。このように、CPU151は、記憶部であるRAM153中のトランザクションエリア153aに記憶されているトランザクションデータをデータ送受信部である通信インターフェース156によって外部機器であるストアコントローラ301に向けて送信出力する(第1の処理)。
上記第1の処理として、本実施の形態では、取引データをトランザクションデータとしてPOS端末101からストアコントローラ301に送信出力する一例を示した。これに対して、別の実施の形態としては、ストアコントローラ301をスルーして、あるいは通信サーバ401から直接的に、POS端末101のトランザクションエリア153aに記憶保存されている取引データを通信サーバ401に接続されているホストコンピュータ(図示せず)に送信出力するようにしても良い。この場合、POS端末101は、トランザクションエリア153aに記憶保存されている取引データをトランザクションデータとして通信サーバ401に一端送信し、そのトランザクションデータの送信先をホストコンピュータとして指定する。
CPU151は、トランザクションエリア153aに対するデータリード及びデータライトを、リードポインタ(RP)及びライトポインタ(WP)で管理する。つまり、トランザクションエリア153aに対して取引データが書き込まれたならば、リードポインタ(RP)が示す位置を更新する。トランザクションエリア153aに記録されている取引データが送信されたならば、ライトポインタ(WP)が示す位置を更新する。これらのリードポインタ(RP)及びライトポインタ(WP)は、概ね、一取引の取引データのレコードを1単位として動作する。
図5は、トランザクションデータの送信監視処理の流れを示すフローチャートである。以上説明したように、CPU151は、トランザクションデータをストアコントローラ301に送信出力する。ところが、上位機であるストアコントローラ301やホストコンピュータ(図示せず)等自体の障害やPOS端末101とそのような上位機との間の通信障害等が発生すると、POS端末101ではトランザクションデータの送信出力をすることができない。この場合、CPU151は、必ず上位機との間で通信のアクノレッジをとってから取引データであるトランザクションデータの送信出力を実行するため、そのトランザクションデータはPOS端末101のRAM153に留まることになる。ところが、このような状況が生ずると、RAM153中のトランザクションエリア153aには大量のトランザクションデータが残存した状態となり、いずれはトランザクションエリア153aの記憶容量が不足してしまう。このため、古いトランザクションデータが随時削除されてしまったり、あるいは反対に新規のトランザクションデータが記憶部に記憶できなくなってしまったりして、データロスが発生してしまう。
そこで、本実施の形態では、図5にそのデータ処理の流れを示すトランザクションデータの送信監視処理を実行し、そのようなデータロスの発生が生じないようにしている。つまり、CPU151は、規定のタイミングで図5に示すトランザクションデータの送信監視処理を実行する。この場合の規定のタイミングは、トランザクションデータの送信監視処理用のプログラム中に設定されている。このような送信監視処理を実行する規定のタイミングは、一例として、ユーザ側で所望のタイミングとして設定することが可能である。
CPU151は、トランザクションエリア153a中、トランザクションが処理されていないレコード数を算出する(ステップS101)。この処理は、トランザクションエリア153a中、リードポインタ(RP)とライトポインタ(WP)とが示す位置の差分を判定し、その差分をもって未送信トランザクションデータの大きさ、つまりトランザクションが処理されていないレコード数と判定することによって実行される。このようなステップS101の処理は、トランザクションエリア153a中における未送信トランザクションデータの大きさを計測する第2の処理を構成する。
次いで、CPU151は、計測された未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えているかを判定する第3の処理として、ステップS101で判定した未処理レコード数が閾値を超えているかどうかを判定する(ステップS102)。この場合の閾値は、トランザクションデータの送信監視処理用のプログラム中に設定されている閾値であり、ユーザ側で所望の値として設定することが可能である。
CPU151は、ステップS102の判定処理の結果、ステップS101で判定した未処理レコード数が閾値を超えていないとの判定結果を得た場合には(ステップS102のN)、そのまま処理を終了する。これに対して、未処理レコード数が閾値を超えているとの判定結果を得た場合には(ステップS102のY)、オペレータ用表示器105に警告メッセージを表示する(ステップS103)。つまり、「未送信トランザクションがあります。コールセンターに連絡してください。」という警告メッセージ121を表示する画像データを生成し、これをポップアップ画面122としてオペレータ用表示器105の表示面105aにポップアップ表示する。ここに、未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージ121を表示部であるオペレータ用表示器105に表示出力する第4の処理が実行される。
図6は、未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えている場合に表示される警告メッセージ121のポップアップ画面122を例示する模式図である。図6に示すように、ポップアップ画面122には、警告メッセージ121の他に、確認ボタン123が表示されている。この確認ボタン123は、タッチパネルTPによってタッチ指定が可能で、そのタッチ指定によって確認指定を許容するオブジェクトとして表示されている。
図5に示すフローチャートの処理の説明に戻る。CPU151は、オペレータ用表示器105に警告メッセージを表示したら(ステップS103)、確認ボタン123がタッチパネルTPによってタッチ指定されたかどうかの判定処理に待機する(ステップS104)。そして、確認ボタン123がタッチ指定されたと判定したら(ステップS104のY)、ポップアップ画面122を消去し(ステップS105)、ステップS107の処理に移る。これに対して、確認ボタン123のタッチ指定を判定できないまま(ステップS104のN)、タイムアウトとなった場合には(ステップS106のY)、同様にステップS107の処理に移る。
ステップS107では、POS端末101から障害サーバ501に向けて、その日に障害通知をしていないかどうかを判定する。CPU151は、その日に障害通知をしていると判定すれば(ステップS107のN)、そのまま処理を終了する。これに対して、CPU151は、その日に障害通知をしていないと判定した場合には(ステップS107のY)、通信インターフェース156によって障害サーバ501と直接的にデータ通信を実行し、障害サーバ501に向けて障害通知を送信出力し(ステップS108)、処理を終了する。ここに、未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、データ送受信部である通信インターフェース156によって外部機器である障害サーバ501に向けて障害通知を送信出力する第5の処理が実行される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、CPU151は、記憶部であるRAM153のトランザクションエリア153aに記憶されている未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージ121を表示部であるオペレータ用表示器105に表示出力するようにしたので、ストアコントローラ301や障害サーバ501等の上位機自体の障害やPOS端末101と上位機との間の通信障害等が発生した場合であっても、トランザクションデータを上位機に送信できないことを原因とするデータロスの可能性を極力減少させることができる。
また、CPU151は、未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、データ送受信部である通信インターフェース156によって外部機器である障害サーバ501に向けて障害通知を送信出力するようにしたので、より迅速に障害対応がとられ易くなり、トランザクションデータを上位機に送信できないことを原因とするデータロスの可能性をより確実に減少させることができる。
また、CPU151は、警告メッセージ121の表示画面上に入力部であるタッチパネルTPによる確認指定を許容するオブジェクトである確認ボタン123を表示するようにしたので、警告メッセージ121を見たユーザにトランザクションに関するエラーが生じそうであることを確認した旨の能動動作を行なわせることができ、したがって、トランザクションデータを上位機に送信できないことを原因とするデータロスの可能性をより確実に減少させることができる。
更に、CPU151は、トランザクションデータを記憶する記憶部であるRAM153中のトランザクションエリア153aのデータリード位置とデータライト位置とを管理するリードポインタとライトポインタとが示す位置の差分に応じて未送信トランザクションデータの大きさを計測するようにしたので、既存のリードポインタ及びライトポインタという仕組みを利用して容易かつ確実に未送信トランザクションデータの大きさを計測することができる。
本発明の実施の一形態として、システム全体の概略を示すブロック図である。 POS端末101を示す斜視図である。 POS端末101のハードウェア構成を示すブロック図である。 リードポインタ及びライトポインタを有するトランザクションファイルを例示する模式図である。 トランザクションデータの送信監視処理の流れを示すフローチャートである。 未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えている場合に表示される警告メッセージのポップアップ画面を例示する模式図である。
符号の説明
104…キーボード、105…オペレータ用表示器(表示部)、110…バーコードスキャナ、151…CPU(制御部、情報処理部)、153…RAM(記憶部)、156…通信インターフェース(データ送受信部)、301…ストアコントローラ(外部機器)、501…障害サーバ(外部機器)、TP…タッチパネル(入力部)

Claims (6)

  1. 情報を入力するための入力部と情報を表示するための表示部とを備え、前記入力部によって入力した商品情報に基づいて商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置において、
    前記商品販売データ処理に伴い生ずる取引データを一時的に記憶する記憶部と、
    外部機器との間でデータ送受信を実行するデータ送受信部と、
    前記記憶部に記憶されている取引データをトランザクションデータとして前記データ送受信部によって前記外部機器に向けて送信出力する第1の処理と、前記記憶部に記憶されている未送信トランザクションデータの大きさを計測する第2の処理と、前記計測された未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えているかを判定する第3の処理と、前記未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージを前記表示部に表示出力する第4の処理と、を実行する制御部と、
    を備える、商品販売データ処理装置。
  2. 前記制御部は、前記未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、前記データ送受信部によって前記外部機器に向けて障害通知を送信出力する第5の処理を実行する、
    請求項1記載の商品販売データ処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記警告メッセージの表示画面上に前記入力部による確認指定を許容するオブジェクトを表示し、
    当該オブジェクトによる確認指定後に前記第5の処理を実行する、
    請求項2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 前記制御部は、前記第3の処理として、前記トランザクションデータを記憶する記憶部のデータリード位置とデータライト位置とを管理するリードポインタとライトポインタとが示す位置の差分に応じて未送信トランザクションデータの大きさを計測する、
    請求項1ないし3のいずれか一記載の商品販売データ処理装置。
  5. 情報を入力するための入力部と情報を表示するための表示部とを備え、前記入力部によって入力した商品情報に基づいて商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置において、
    情報処理を実行する情報処理部と、
    前記商品販売データ処理に伴い生ずる取引データをトランザクションデータとして送信出力するまで一時的に記憶する記憶部と、
    外部機器との間でデータ送受信を実行するデータ送受信部と、
    前記情報処理部が、前記記憶部に記憶されているトランザクションデータを前記データ送受信部によって前記外部機器に向けて送信出力する手段と、
    前記情報処理部が、前記記憶部に記憶されている未送信トランザクションデータの大きさを計測する手段と、
    前記情報処理部が、前記計測された未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えているかを判定する手段と、
    前記情報処理部が、前記未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージを前記表示部に表示出力する手段と、
    を備える、商品販売データ処理装置。
  6. 情報を入力するための入力部と情報を表示するための表示部とを備え、前記入力部によって入力した商品情報に基づいて商品販売データ処理を実行する商品販売データ処理装置のコンピュータにインストールされ、当該コンピュータに、
    前記商品販売データ処理に伴い生ずる取引データをトランザクションデータとして送信出力するまで一時的に記憶する記憶部に記憶されているトランザクションデータを、外部機器との間でデータ送受信を実行するデータ送受信部によって前記外部機器に向けて送信出力する機能と、
    前記記憶部に記憶されている未送信トランザクションデータの大きさを計測する機能と、
    前記計測された未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えているかを判定する機能と、
    前記未送信トランザクションデータの大きさが規定値を超えていると判定した場合には、警告メッセージを前記表示部に表示出力する機能と、
    を実行させる、機械読み取り可能なコンピュータプログラム。
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