JP2009122929A - 備品管理支援装置および備品管理支援プログラム - Google Patents

備品管理支援装置および備品管理支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】使用する利用者を明確に把握でき、かつ備品の移動を容易に入力できる備品管理支援装置および備品管理支援プログラムを提供する。
【解決手段】医療機器を識別するための備品ナンバーである備品識別情報、医療機器を利用する利用者を識別するための利用者識別情報、この利用者が医療機器を使用する所属を示す利用場所情報、および医療機器の現在の場所を示す現備品場所情報と、医療機器を保管する場所を示す保管場所情報とが登録される記憶手段24と、利用者が入力したログイン情報を利用者識別情報に基づいて認証する認証手段25cと、認証手段25cによって認証された利用者の所属として、例えば「手術室」を移動先とし、現備品場所情報として、例えば保管場所情報が示す「ME室」を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、移動先である「手術室」を新たな現備品場所情報として記憶手段24に登録する管理制御手段25dとを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、企業や施設内に設置される備品の所在を管理する備品管理支援装置および備品管理支援プログラムである。
企業や施設には、様々な備品が設置され、活用されている。特に、医療機関では検査装置や治療機器などの各種の医療機器が備品として設置されている。医療機器は、安全を確保しつつ良質な医療が提供できるよう、厳しい維持管理が求められている。従って、毎日の点検の実施の状況や、定期的な保守の実施日、実施者などの履歴を厳重に管理する必要がある。このような医療機器の管理を行うことができる装置が特許文献1に記載されている。
この特許文献1に記載の医療機器の管理システムは、点検者による点検結果入力を受け付け、検査結果情報を記憶する結果ファイルに、点検者を特定するログイン名および点検機器の各点検項目毎の点検結果が書き換え不可状態で記憶されることで、点検結果の信頼性を確保している。このように医療機関に設置される備品である医療機器の管理には、高い信頼性が要求されている。
備品の管理については、保守点検の結果を履歴として残すことだけでなく、例えば、数ある備品の中で特に高価なものや使用頻度の低いものは、企業内または施設内の各部門の個々に備えずに、共通して使用されることが多いので、備品の所在を明確にすることも重要である。これは、利用者がある備品を使用したいと思ったときに、その備品が現在どこの部門にあるのか不明な状態では問題となるからである。
ここで、備品の貸出や返却を管理する従来の備品管理支援装置の操作の一例を、図13から図15に示す操作画面を参照しながら説明する。
この従来の備品管理支援装置は、医療機関である病院に設置され、医療機器を管理する部門から医療機器を持ち出す「貸出」と、持ち出した医療機器を管理する部門へ返す「返却」とを管理するものである。
図13に示す操作選択画面D1では、備品の貸し出しの手続き行うための「貸出」ボタンB101と、借りた備品の返却の手続きを行うための「返却」ボタンB102とが表示されている。この操作画面を表示している表示面にはタッチパネルが設けられている。利用者は、貸し出しの場合には「貸出」ボタンB101の位置、返却の場合には「返却」ボタンB102の位置に触れていずれかのボタンを押下する。
貸し出しの場合には、図14に示す所属選択画面D2にて医療機器の持ち出し先を入力する。この所属選択画面D2では、利用者の所属に対応する「所属」ボタン群B201のうちの一つを選択することで、その利用者の所属が持ち出し先となる。
持ち出し先の選択が終了すると貸し出し対象の医療機器名称を、図15に示す医療機器選択画面D3にて入力する。医療機器名称は、キーボードから直接入力したり、例えば、医療機器に貼り付けられた医療機器を識別するためのバーコードシールをバーコードリーダで読んだりすることで入力することができる。また、一覧が表示されているので、該当する医療機器の位置をタッチパネルに触れることでも選択することができる。
最後に、図示しない利用者名入力画面にて利用者の名前を入力する。この利用者の名前は、キーボードから直接入力したり、例えば、利用者の名札などに付与された利用者を識別するためのバーコードシールをバーコードリーダで読んだりすることで入力することができる。
このように従来の備品管理支援装置では、貸し出しまたは返却のいずれかの操作を選択し、貸し出しまたは返却をする医療機器名称、貸し出しであれば貸し出し先、および利用者名を入力することで、貸し出しまたは返却の操作が完了する。
特開2002−132925号公報
しかし、従来の備品管理支援装置では、タッチパネルを使用することで操作が容易であるものの、いくつもの画面を操作する必要があるので、利用者にとっては更なる操作性の向上が望まれている。そして、操作性の向上を図りつつ、現在使用している利用者が誰であるかをしっかりと管理できるものが望まれている。
そこで本発明は、使用する利用者を明確に把握でき、かつ備品の移動を容易に入力できる備品管理支援装置および備品管理支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の備品管理支援装置は、備品を識別するための備品識別情報、前記備品を利用する利用者を識別するための利用者識別情報、前記利用者が備品を使用する場所を示す利用場所情報、および前記備品の現在の場所を示す現備品場所情報とが登録される記憶手段と、前記利用者が入力したログイン情報を前記利用者識別情報に基づいて認証する認証手段と、前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、前記現備品場所情報を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、移動先である利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録する管理制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の備品管理支援プログラムは、コンピュータを、備品を識別するための備品識別情報、前記備品を利用する利用者を識別するための利用者識別情報、前記利用者が備品を使用する場所を示す利用場所情報、および前記備品の現在の場所を示す現備品場所情報とが登録される記憶手段、前記利用者が入力したログイン情報を前記利用者識別情報に基づいて認証する認証手段、前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、前記現備品場所情報を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、移動先である利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録する管理制御手段として機能させることを特徴とする。
備品を利用する利用者は、まず認証手段によって認証を得る。この認証は、利用者が入力したログイン情報と、記憶手段に登録された利用者識別情報とを比較することで行われる。従って、認証手段によって認証された利用者のみに操作を許諾することできるので、使用する利用者を明確にすることができる。管理制御手段は、この利用者が備品を使用する場所を示す利用場所情報を移動先とし、備品の現在の場所を示す現備品場所情報を移動元とした移動管理画面を表示する。従って、利用者は、認証を得るだけで移動先の入力が不要である。そして、移動した備品は利用場所情報が示す場所で使用されるので、管理制御手段は、移動先とした利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて記憶手段に登録する。そうすることで、次回、同じ備品を他の利用者が移動させるときに、最新の備品のある場所を表示することができる。
ここで、前記記憶手段には、前記備品を保管する場所を示す保管場所情報が、前記備品識別情報に関連付けられて登録され、前記管理制御手段は、移動する備品に対応する現備品場所情報が前記保管場所情報と異なるときに、返却である旨のメッセージを移動種別とし、前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動元とし、前記保管場所情報を移動先とした移動管理画面を表示すると共に、前記保管場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録することが望ましい。
備品を管理する場所がある場合には、この場所への移動は返却となる。従って、管理制御手段が、移動する備品に対応する現備品場所情報が保管場所情報と異なると判定した場合には、返却である旨のメッセージを移動種別とし、認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動元とし、保管場所情報を移動先とした移動管理画面を表示することで、利用者は返却である旨の操作をする必要がない。
また、前記記憶手段には、前記備品を保管する場所を示す保管場所情報が、前記備品識別情報に関連付けられて登録され、前記管理制御手段は、移動する備品に対応する現備品場所情報が前記保管場所情報と同じであるときに、貸し出しである旨のメッセージを移動種別とし、前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、前記保管場所情報を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、当該利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録するようにしてもよい。
備品を管理する場所からの移動は貸し出しとなるので、管理制御手段が、移動する備品に対応する現備品場所情報が保管場所情報と同じであると判定した場合には、貸し出しである旨のメッセージを移動種別とし、認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、保管場所情報を移動元とした移動管理画面を表示することで、利用者は貸し出しである旨の操作をする必要がない。
更に、前記管理制御手段は、前記記憶手段に新たな現備品場所情報を登録するときに、移動する備品を示す備品識別情報と、移動元を示す移動元情報と、移動先を示す移動先情報と、前記認証手段によって認証された利用者の利用者識別情報とを履歴情報として前記記憶手段に蓄積するのが望ましい。
管理制御手段が記憶手段に履歴情報を蓄積することで、誰がどこからどこへ移動したということの履歴を管理することができるので、備品の使用に対する責任の所在や備品の使用頻度などを明確にすることができる。
本発明は、認証が得られた利用者のみ操作を許諾し、利用者が認証を得るだけで移動先の設定が不要であり、かつ次回、同じ備品を他の利用者が移動させるときに、最新の備品のある場所を表示することができるので、使用する利用者を明確に把握でき、かつ備品の移動を容易に入力できる。
本発明の実施の形態に係る備品管理支援システムを、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る備品管理支援システムの構成を示す図である。
図1に示す本発明の実施の形態に係る備品管理支援システム1は、病院H1〜H3に設置される備品である医療機器Dを管理するものである。この備品管理支援システム1は、備品の管理として、病院内の備品の移動だけでなく、日々行われる医療機器Dの点検や定期的な保守などの管理を行うことができるものである。本実施の形態では医療機器Dとして輸液ポンプを例に説明する。
備品管理支援システム1は、データセンターCに設置された管理サーバ2と、病院H1〜H3に設置された病院用コンピュータ3とを備え、それぞれがネットワークの一例であるインターネットWを介してアクセス可能に接続されている。図1においては、各病院H1〜H3に2台ずつ病院用コンピュータ3が設置されているが、例えばME室や、院長室などに1台のみ設置されていても、各部門に設置されることで3台以上設置されていてもよい。
管理サーバ2は、備品管理支援プログラムが動作することで備品管理支援装置として機能するコンピュータであり、備品管理するための操作画面をページ情報として提供するASP(Application Service Provider)機能を有している。
病院用コンピュータ3は、管理サーバ2から送信されるページ情報を、病院用コンピュータ3上で動作させた閲覧ソフト(ブラウザ)により表示することができるパーソナルコンピュータである。病院H1〜H3の利用者は、管理サーバ2を指すURL(Uniform Resource Locator)を閲覧ソフトに入力してアクセスする。この病院用コンピュータ3には、医療機器Dに付与されたラベルを読み取る読取装置が接続されているのが望ましい。詳細には後述するが、読取装置は、医療機器Dを識別するための備品ナンバーがバーコードやQRコードで表されたラベルであれば、光学的に読み取る機能を有するもの、また、備品ナンバーが電磁誘導により供給された電力で動作するRFID(Radio Frequency Identification)タグなどの非接触情報記録媒体の内部に記憶された情報であれば、無線式に読み取る機能を有するものである。
ここで、管理サーバ2の構成について図2に基づいて詳細に説明する。図2は、図1に示す管理サーバ2の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、管理サーバ2は、通信手段21と、表示手段22と、入力手段23と、記憶手段24と、制御手段25とを備えている。
通信手段21は、インターネットWと接続して通信する機能を備えている。通信手段21は、高速でインターネットWと通信可能なLANとするのが望ましい。
表示手段22は、CRT(Cathode Ray Tube)や、LCD(Liquid Crystal Display)などが使用でき、制御手段25からの表示データを表示する。入力手段23は、キーボード、マウスとすることができ、入力されたデータは制御手段25へ出力される。
記憶手段24は、不揮発性で、かつ高速で読み書きすることができる大容量のハードディスクドライブとすることができる。この記憶手段24には、利用者に関する情報である利用者関連情報と、医療機器に関する情報である機器関連情報と、メンテナンスに関する保守関連情報と、医療機器の移動に関する情報である移動管理関連情報とが格納されている。また、記憶手段24には、OSや備品管理支援プログラムの他、その他のアプリケーションソフトが格納されている。
制御手段25は、管理サーバ2全体を統括制御するものであり、ページ生成手段25aと、登録手段25bと、認証手段25cと、管理制御手段25dと、時計手段25eとを備えている。
ページ生成手段25aは、備品管理するための操作画面をページ情報として生成する機能を備えている。
登録手段25bは、ページ生成手段25aにより生成されたユーザ登録ページに基づいて登録要求のあった利用者に関する各種の情報を、利用者関連情報として記憶手段24に登録する機能を備えている。また、登録手段25bは、ページ生成手段25aにより生成された機器登録ページに基づいて登録要求のあった医療機器に関する各種の情報を機器関連情報として記憶手段24に登録する機能を備えている。
認証手段25cは、ページ生成手段25aにより生成されたログインページにおいて利用者により入力されたユーザIDおよびパスワードを、記憶手段24に登録された利用者関連情報のうち利用者識別情報および暗唱情報に基づいて認証を行う機能を備えている。
管理制御手段25dは、医療機器の移動の管理と、医療機器のメンテナンスの管理と、医療機器の資産管理とを行う機能を備えている。
時計手段25eは、管理制御手段25dからの要求により年月日、時分秒の日時情報を出力する機能を備えている。
以上のように構成された備品管理支援システムの動作を、図面に基づいて説明する。図3は、ログインページの一例を示す図である。図4は、トップページの一例を示す図である。図5は、ユーザ登録ページの一例を示す図である。図6および図7は、機器登録ページの一例を示す図である。図8は、移動選択ページの一例を示す図である。図9は、管理部門用移動ページの一例を示す図であり、貸し出しの場合を示す図である。図10は、管理部門用移動ページの一例を示す図であり、返却の場合を示す図である。図11は、部門間移動ページの一例を示す図であり、移動前を示す図である。図12は、部門間移動ページの一例を示す図であり、移動後を示す図である。
まず、病院H1〜H3の管理者が、利用者に関する各種の情報の登録を行う。但し、管理者については、予め利用者関連情報が記憶手段24に登録されているものとする。
管理者は、まず、病院用コンピュータ3を操作して管理サーバ2にアクセスする。このアクセスにより、図3に示すログインページP1がページ生成手段25aにより生成され、通信手段21を介してアクセスした病院用コンピュータ3へ送信される。管理者はユーザIDをユーザID入力欄R11へ、パスワードをパスワード入力欄R12へそれぞれに入力し、マウスなどを操作してログインボタンB1を押下する。
病院用コンピュータ3は、入力されたユーザIDをログイン情報とし、パスワードをパスワード情報として管理サーバ2へ送信する。
認証手段25cは、受信したログイン情報とパスワード情報とを、予め記憶手段24に登録された利用者関連情報のうち利用者識別情報および暗唱情報に基づいて認証を行う。
認証が得られログインすると、図4に示すトップページP2がページ生成手段25aにより生成され病院用コンピュータ3へ送信される。
次に管理者は、トップページP2の上部に設けられたメニューボタン群Mの中から「システム管理」ボタンB21を押下することで「システム管理」ボタンB21の下端から表示されるメニュー(図示せず)の中から「ユーザマスタ保守」を選択する。
「ユーザマスタ保守」を選択したことが病院用コンピュータ3から管理サーバ2へ通知されることで、管理サーバ2から図5に示すユーザ登録ページP3がページ生成手段25aにより生成され、病院用コンピュータ3へ送信される。
ユーザ登録ページP3は、利用者に関する各種の情報を登録するための画面である。管理者は、まず3つのラジオボタンで構成される処理区分選択ボタン群B31により処理区分を決める。今回は、利用者の新規の登録なので「追加」を選択する。そして、管理者は、ユーザID入力欄R31に利用者識別情報となるユーザIDを、名前入力欄R32に利用者の氏名を入力する。また、病院識別入力欄R33に利用者が属する病院を示す番号および病院名を、所属部門入力欄R34にプルダウンメニューの中から選択することでこの利用者の所属を、パスワード入力欄R35にパスワードを、そして、その他の入力欄に所定の設定をそれぞれ入力する。図5に示すユーザ登録ページP3の例では、「病院H1」の「手術室」に属する「特許太郎」は、ユーザIDを「99999」としている。
管理者は、ユーザ登録ページP3の入力が完了すると、病院用コンピュータ3のキーボードのファンクションキー「F5」に割り当てられた「追加」ボタンを押下することで、ユーザ登録ページP3にて入力されたユーザIDは利用者識別情報、利用者の氏名は利用者氏名情報、所属は所属情報(利用場所情報)、パスワードは暗唱情報として、その他の入力欄に入力された情報と共に、管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2では、登録手段25bによりこれらの情報が記憶手段24に利用者関連情報として、それぞれが関連付けられて登録される。このようにして、管理者は、全ての利用者の登録を行う。
次に、管理者は、医療機器D(図1参照)の登録を行う。本実施の形態では、利用者の登録を行ってから医療機器Dの登録を行っているが、この順序は逆でもよい。
医療機器Dの登録は、管理者が一度ログアウトした場合には、再度ログインし直したときに表示される図4に示すトップページP2の「マスタ保守」ボタンB22を押下することで、「マスタ保守」ボタンB22の下端から表示されるメニュー(図示せず)から「備品マスタ保守」を選択することで、機器登録ページへ移行することができる。また図5に示すユーザ登録ページP3の上部に表示されている「マスタ保守」ボタンB22を押下することでも、同様に機器登録ページへ移行することができる。
図6に示す機器登録ページP4では、購入またはリースした医療機器を管理するために、医療機器に関する各種の情報を登録するための画面である。図6では、医療機器Dとして輸液ポンプを登録する例を図示している。
管理者は、まず4つのラジオボタンで構成される処理区分選択ボタン群B41により処理区分を決める。今回は、新規に購入した医療機器の登録なので「新規追加」を選択する。そして、管理者は、品名入力欄R41に医療機器Dの品名を、規格入力欄R42に医療機器Dの型名を入力する。なお、医療機器を識別するための備品ナンバー欄R43は、自動発生された番号が備品ナンバーとして表示されているので入力する必要はない。本実施の形態では、輸液ポンプを識別する番号として備品ナンバー「38」が割り当てられている。
そして、詳細設定領域A4に設けられた「備品情報1」タブT41には、厚生労働省が割り当てた医療機器の一般的名称を入力する一般名称入力欄R44が設けられている。また、「備品情報1」タブT41では、購入日、製造番号、日常点検の要否、購入区分、購入価格、取得価格、現在簿価、償却するまでの耐用年数を示す耐久年数、メーカが規定する耐用年数、などが設定できる。このような情報を設定して管理制御手段25dにより医療機器の資産管理の処理をさせることで、購入した医療機器の簿価を自動的に算出することができる。
また、管理者は、図7に示す詳細設定領域A4として設けられた「備品情報2」タブT42を選択して、この医療機器Dを管理する責任部門を管理責任部門入力欄R45へ、現在この医療機器Dがある場所を示す現設置部門を現設置部門入力欄R46へそれぞれ入力する。図7に示す機器登録ページP4では、医療機器Dを管理する管理責任部門を「ME室」、現設置部門を「ME室」としているので、この輸液ポンプは管理するME室に配置されていることを示している。
「備品情報2」タブT42では、その他の情報として、この医療機器が契約に基づく保守を外部に委託する場合には、保守契約期限、保守契約番号、保守契約書の番号、保守契約金額、委託先の企業名などを登録することができる。また、この医療機器が定期点検を行う場合には、定期点検の期間を登録することできる。定期点検の期間を登録することで、管理サーバ2の管理制御手段25dでは、登録日付を基準として次回点検日を算出すると共に、各医療機器の年間の点検計画書を一覧表として作成することができる。
管理者は、機器登録ページP4の入力が完了すると、病院用コンピュータ3のキーボードのファンクションキー「F5」に割り当てられた「処理実行」ボタンを押下することで、機器登録ページP4にて入力された医療機器の品名は品名情報、医療機器の型名は型名情報、備品ナンバーは備品識別情報、責任部門は保管場所情報、現設置部門は現備品場所情報として、その他の入力欄に入力された情報と共に、管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2では、登録手段25bによりこれらの情報が記憶手段24に機器関連情報として、それぞれが関連付けられて登録される。このようにして、管理者は、全ての医療機器の登録を行う。
なお、医療機器Dには、少なくとも機器登録ページP4で登録した備品ナンバーを記したラベルを付与しておけば、備品ナンバーを覚える必要がなくなるので望ましい。また、ラベルに品名や型名なども記しておくのがより望ましい。備品ナンバーは、文字として表記すると共に、バーコードで示したり、二次元バーコードであるQRコードで示したり、RFIDタグ内に記憶させたりすることができる。
利用者の登録と医療機器の登録とが完了すれば運用に入ることができる。本実施の形態では、最初に、「手術室」に属する特許太郎が、「ME室」に管理保管されている医療機器Dである輸液ポンプを借り出すことを例に説明する。
病院H1に属する利用者である特許太郎は、図3に示すログインページP1に、ユーザIDとパスワードを入力してログインボタンB1を押下することで、管理サーバ2の認証手段25cによる認証を得る。
認証が得られることで図4に示すトップページP2が管理サーバ2より送信される。トップページP2では、「移動」ボタンB23を押下することで、図8に示す移動選択ページP5が管理サーバ2から送信され表示される。
移動選択ページP5では、「部門間移動処理」ボタンB51と、「管理部門用貸出」ボタンB52との他に、2つのボタンが設けられると共に、この移動選択ページP5を終了させる「閉じる」ボタンB53が設けられている。
「部門間移動処理」とは、医療機器Dを管理する部門がなく、常にどこかの部門に置かれている状態の病院において、医療機器Dを使用するために現配置部門から自部門に移動する場合に使用される。「管理部門用貸出」とは、医療機器Dを常に保管管理する部門があるような病院において、医療機器Dを使用するために管理部門から自部門に移動(貸し出し)したり、自部門から管理部門へ移動(返却)したりする場合に使用する。本実施の形態では、図7に示す機器登録ページ4において管理責任部門が「ME室」であることを登録しているので、医療機器Dの移動には「管理部門用貸出」を使用するため、移動選択ページP5の「部門間移動処理」ボタンB51はグレイアウトして使用ができないようになっている。
従って、利用者は医療機器Dの移動を入力する際には「管理部門用貸出」ボタンB52を押下する。「管理部門用貸出」ボタンB52を押下することで、管理部門用移動ページが表示される。
管理部門用移動ページが表示されると、利用者は備品ナンバーを入力する。この入力は、医療機器Dに付与されたラベルの備品ナンバーを見て手入力したり、レベルのバーコードまたはQRコードを光学的読取装置で読み取ったり、RFIDタグからの信号を無線式読取装置で読み取ったりすることができる。
入力された備品ナンバーは病院用コンピュータ3から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2では、管理制御手段25dが記憶手段24から受信した備品ナンバーに対応する備品識別情報を検索し、この備品識別情報に関連付けられた品名情報、型名情報、現備品場所情報などを読み出す。また、管理制御手段25dは、利用者がログインページP1(図3参照)にてログインしたときの利用者識別情報から所属情報(利用場所情報)を読み出す。
次に、管理制御手段25dは、読み出した現備品場所情報と保管場所情報とを比較する。その結果、一致していれば医療機器Dは保管場所である管理責任部門にあり、医療機器Dの移動は管理責任部門から利用者が所属する場所への貸し出しとなるので、貸し出しである旨のメッセージを管理部門用移動ページ内に表示するためにページ生成手段25aに指示する。ページ生成手段25aは、これらの情報およびメッセージを含む管理部門用移動ページを通信手段21を介して病院用コンピュータ3へ送信する。
このようにして病院用コンピュータ3にて表示される管理部門用移動ページを図9に示す。管理部門用移動ページP6では、備品ナンバー表示欄R61には利用者によって手入力、あるいは読取装置により入力された備品ナンバー「38」が表示されている。
また、備品セット内容領域A6内には、品名表示欄R62に品名情報である「輸液ポンプ」が、規格表示欄R63に型名情報である「TP−2200」が、そして、現配置部門表示欄R64に医療機器Dの現在の場所を示す現備品場所情報である「ME室」が表示されている。また、新配置部門表示欄R65に利用者の所属を示す所属情報である「手術室」が表示されている。更に、貸し出しである旨のメッセージMS1を移動種別として上部に他の文字より大きいフォントで表示されている。
この内容で問題がなければ、病院用コンピュータ3のキーボードのファンクションキー「F5」に割り当てられた「更新」ボタンを押下する。管理サーバ2の管理制御手段25dは、移動先である「手術室」を新たな現備品場所情報として移動する医療機器Dに対応する備品識別情報である備品ナンバー「38」に関連付けて、記憶手段24に登録する。
また、管理制御手段25dは、備品ナンバー「38」によって識別される医療機器Dが「ME室」(移動元情報)から「手術室」(移動先情報)へ利用者「特許太郎」によって貸し出したことを、時計手段25eから読み出された日時情報と共に、移動管理関連情報の履歴情報として記憶手段24に蓄積する。
このように管理部門用移動ページP6で示される移動管理画面では、医療機器Dを保管する保管場所情報「ME室」が医療機器Dの現在の場所を示す現備品場所情報となるので、この現備品場所情報を移動元とすることで、移動元の入力が不要である。また、認証手段25cによって認証された利用者の利用場所情報「手術室」を移動先としているので、利用者は認証を得るだけで移動先の入力や貸し出しであることの入力が不要である。更に、認証手段25cによって事前に認証された利用者のみに操作を許諾することできるので、セキュリティ性を高めることができると共に、使用する利用者を明確にすることができる。
次に、利用者が「手術室」で使用した医療機器Dを管理責任部門である「ME室」へ返却する場合を示す。なお、利用者が図3に示すログインページP1によるログインをした後に、図8に示す移動選択ページP5にて「管理部門用貸出」ボタンB52を押下することで管理部門用移動ページが表示され、備品ナンバーを入力するところまでは、貸し出しと同じなので説明は省略する。
医療機器Dが「手術室」へ貸し出されているため「ME室」にはない。従って、貸し出しと異なる点は、現在の場所を示す現備品場所情報と、医療機器Dを保管する場所を示す保管場所情報とを比較した結果が不一致となる点である。このような場合には、図10に示すような管理部門用移動ページP6が表示される。
管理部門用移動ページP6では、備品セット内容領域A6内の品名表示欄R62、規格表示欄R63など医療機器Dに関する情報は、図9に示す貸し出しの際の管理部門用移動ページP6と同じである。しかし、現配置部門表示欄R64には、医療機器Dの現在の場所を示す現備品場所情報として利用者の所属情報である「手術室」が表示され、新配置部門表示欄R65には医療機器Dを保管する場所を示す保管場所情報である「ME室」が表示されている。更に、返却である旨のメッセージMS2を移動種別として上部に他の文字より大きいフォントで表示されている。
つまり、医療機器Dの現在の場所を示す現備品場所情報と医療機器Dを保管する場所を示す保管場所情報とが一致しない場合には、医療機器Dの返却であることがわかる。従って、認証手段25cによって認証された利用者の所属を示す所属情報である「手術室」を移動元とすることで、利用者は認証を得るだけで移動元の入力や返却であることの入力が不要である。また、医療機器Dを保管する保管場所情報(ME室)が医療機器Dの移動先となるので、この保管場所情報を移動元とすることで、移動元の入力が不要である。
図10に示すような管理部門用移動ページP6の内容で問題がなければ、病院用コンピュータ3のキーボードのファンクションキー「F5」に割り当てられた「更新」ボタンを押下する。管理サーバ2の管理制御手段25dは、移動先である「ME室」を新たな現備品場所情報として、移動する医療機器Dに対応する備品識別情報である備品ナンバー「38」に関連付けて、記憶手段24に登録する。
また管理制御手段25dは、医療機器D、移動元、移動先、利用者の氏名など返却に関する情報を、時計手段25eから読み出された日時情報と共に履歴情報として記憶手段24に蓄積する。
なお、図9および図10における管理部門用移動ページP6での貸し出しや返却について、移動させる理由を履歴情報の一つとして残したい場合には、理由入力ラジオボタンB61の「する」を選択することで、テキストで入力可能なテキスト入力欄(図示せず)が表示される。このテキスト入力欄に医療機器Dを移動する理由を入力して保存することで、医療機器Dの移動に対する信頼性を高めることができる。
次に、医療機器Dを管理する部門がないために、図7に示す機器登録ページ4において管理責任部門に何も設定がされていない場合を説明する。つまり、医療機器Dを現配置部門から自部門へ移動させる場合である。本実施の形態では、現在「2階病棟」に置いてある医療機器Dを、「手術室」に属する利用者(特許太郎)が使用するために、「手術室」へ移動させる例を説明する。
このような場合には、利用者はログインページP1(図3参照)によるログインをした後に、図8に示す移動選択ページP5で「部門間移動処理」ボタンB51を押下する。なお、「管理部門用貸出」ボタンB52はグレイアウトして使用できないようになっている。
「部門間移動処理」ボタンB51を押下することで、部門間移動ページが表示される。
部門間移動ページが表示されると、備品ナンバーを、手入力または読取装置で読み取って入力する。
入力された備品ナンバーは病院用コンピュータ3から管理サーバ2へ送信される。管理サーバ2では、管理制御手段25dが記憶手段24から受信した備品ナンバーに対応する備品識別情報を検索し、この備品識別情報に関連付けられた品名情報、型名情報、現備品場所情報などを読み出す。また、利用者がログインページP1(図3参照)にてログインしたときの利用者識別情報から所属情報(利用場所情報)を読み出す。ページ生成手段25aは、これらの情報を含む部門間ページを通信手段21を介して病院用コンピュータ3へ送信する。
このようにして病院用コンピュータ3にて表示される部門間移動ページを図11に示す。部門間移動ページP7では、備品ナンバー表示欄R71には利用者によって手入力、あるいは読取装置により入力された備品ナンバー「38」が表示されている。
もし、備品ナンバーが不明であれば、検索条件領域A7の品名欄R72に医療機器Dの品名を入力し、検索ボタンB71を押下して調べることも可能である。
本実施の形態では、備品ナンバーは明らかであるので、備品ナンバー表示欄R71に備品ナンバー「38」を入力することで、検索条件領域A7の品名欄R72や、規格欄R73には管理サーバ2から送信された品名情報および型名情報が自動的に表示される。
そして、移動元表示欄R74には、移動元として現備品場所情報である「2階病棟」が表示されている。また、移動先表示欄R75には、移動先として認証手段25cによって認証された利用者の利用場所情報「手術室」が表示されている。
この移動元表示欄R74の下には移動元に所在する備品を示す移動元備品リストL71が表示され、移動先表示欄R75の下には移動先に所在する備品を示す移動先備品リスト72が表示されている。本実施の形態では、移動元である「2階病棟」には医療機器Dである輸液ポンプが1台あり、移動先である「手術室」には医療機器は何もない状態である。
この内容で問題がなければ、病院用コンピュータ3のキーボードのファンクションキー「F5」に割り当てられた「更新」ボタンを押下する。管理サーバ2の管理制御手段25dは、移動先である「手術室」を新たな現備品場所情報として、移動する医療機器Dに対応する備品識別情報である備品ナンバー「38」に関連付けて、記憶手段24に登録する。
部門間移動ページP7では、医療機器Dが「2階病棟」から「手術室」へ移動したことにより、移動元備品リストL71に表示されていた医療機器Dである輸液ポンプが、図12に示すように移動先備品リストL72に移動して表示されることで、利用者に移動の操作が完了したことを容易に把握させることができる。
また、管理制御手段25dは、備品ナンバー「38」によって識別される医療機器Dが「2階病棟」(移動元情報)から「手術室」(移動先情報)へ利用者「特許太郎」によって貸し出したことを、時計手段25eから読み出された日時情報と共に、履歴情報として記憶手段24に蓄積する。
このように、部門間移動ページP7で示される移動管理画面では、医療機器Dの現在の場所を示す現備品場所情報「2階病棟」を移動元とすることで、移動元の入力が不要である。また、認証手段25cによって認証された利用者の利用場所情報「手術室」を移動先とすることで、利用者は認証を得るだけで移動先の入力が不要である。また、更に、認証手段25cによって事前に認証された認証された利用者のみに操作を許諾することできるので、セキュリティ性を高めることができると共に、使用する利用者を明確にすることができる。
なお、部門間移動ページP7においても、理由入力ラジオボタンB72の「する」を選択することで、テキストで入力可能なテキスト入力欄が表示されるので、このテキスト入力欄に医療機器Dを移動する理由を入力して保存することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本実施の形態では、管理サーバ2から備品管理するための操作画面をページ情報として送信し、病院用コンピュータ3は閲覧ソフトによりこのページ情報を表示することで、遠隔にある病院用コンピュータ3での操作を可能としているが、管理制御手段からの移動管理画面が表示可能なソフトが病院用コンピュータ上で動作していればよいので、操作画面がウェブ形式でなくてもよい。
また、本実施の形態では、ネットワークを介して複数の病院H1〜H3の管理を1台の管理サーバ2で行っているが、それぞれの病院H1〜H3に管理サーバ2に相当するコンピュータを設けるようにしてもよい。
本発明は、備品の移動の内容が容易な操作で入力できるので、企業や施設に設置される備品の管理に好適である。特に医療機関に設置される医療機器の管理に最適である。
本発明の実施の形態に係る備品管理支援システムの構成を示す図である。 図1に示す管理サーバ2の構成を示すブロック図である。 ログインページの一例を示す図である。 トップページの一例を示す図である。 ユーザ登録ページの一例を示す図である。 機器登録ページの一例を示す図である。 機器登録ページの一例を示す図である。 移動選択ページの一例を示す図である。 管理部門用移動ページの一例を示す図であり、貸し出しの場合を示す図である。 管理部門用移動ページの一例を示す図であり、返却の場合を示す図である。 部門間移動ページの一例を示す図であり、移動前を示す図である。 部門間移動ページの一例を示す図であり、移動後を示す図である。 従来の備品管理支援装置の操作画面の一例を示す図であり、操作選択画面を示す図である。 従来の備品管理支援装置の操作画面の一例を示す図であり、移動先選択画面を示す図である。 従来の備品管理支援装置の操作画面の一例を示す図であり、医療機器選択画面を示す図である。
符号の説明
1 備品管理支援システム
2 管理サーバ
21 通信手段
22 表示手段
23 入力手段
24 記憶手段
25 制御手段
25a ページ生成手段
25b 登録手段
25c 認証手段
25d 管理制御手段
25e 時計手段
3 病院用コンピュータ
D 医療機器

Claims (5)

  1. 備品を識別するための備品識別情報、前記備品を利用する利用者を識別するための利用者識別情報、前記利用者が備品を使用する場所を示す利用場所情報、および前記備品の現在の場所を示す現備品場所情報とが登録される記憶手段と、
    前記利用者が入力したログイン情報を前記利用者識別情報に基づいて認証する認証手段と、
    前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、前記現備品場所情報を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、移動先である利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録する管理制御手段とを備えたことを特徴とする備品管理支援装置。
  2. 前記記憶手段には、前記備品を保管する場所を示す保管場所情報が、前記備品識別情報に関連付けられて登録され、
    前記管理制御手段は、移動する備品に対応する現備品場所情報が前記保管場所情報と異なるときに、返却である旨のメッセージを移動種別とし、前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動元とし、前記保管場所情報を移動先とした移動管理画面を表示すると共に、前記保管場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録する請求項1記載の備品管理支援装置。
  3. 前記記憶手段には、前記備品を保管する場所を示す保管場所情報が、前記備品識別情報に関連付けられて登録され、
    前記管理制御手段は、移動する備品に対応する現備品場所情報が前記保管場所情報と同じであるときに、貸し出しである旨のメッセージを移動種別とし、前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、前記保管場所情報を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、当該利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録する請求項1記載の備品管理支援装置。
  4. 前記管理制御手段は、前記記憶手段に新たな現備品場所情報を登録するときに、移動する備品を示す備品識別情報と、移動元を示す移動元情報と、移動先を示す移動先情報と、前記認証手段によって認証された利用者の利用者識別情報とを履歴情報として前記記憶手段に蓄積する請求項1から3のいずれかの項に記載の備品管理支援装置。
  5. コンピュータを、
    備品を識別するための備品識別情報、前記備品を利用する利用者を識別するための利用者識別情報、前記利用者が備品を使用する場所を示す利用場所情報、および前記備品の現在の場所を示す現備品場所情報とが登録される記憶手段、
    前記利用者が入力したログイン情報を前記利用者識別情報に基づいて認証する認証手段、
    前記認証手段によって認証された利用者の利用場所情報を移動先とし、前記現備品場所情報を移動元とした移動管理画面を表示すると共に、移動先である利用場所情報を新たな現備品場所情報として、移動する備品に対応する備品識別情報に関連付けて、前記記憶手段に登録する管理制御手段として機能させることを特徴とする備品管理支援プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011065481A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Terumo Corp 医療機器通信管理システム
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