JP2009121327A - 自動二輪車の排気管装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】変速機Mをクランク軸20の後方に備えシリンダを上方に起立させた内燃機関Eの排気を消音器に導く自動二輪車の排気管装置において、シリンダ12の上に重ねられるシリンダヘッド13の後面から排気管18が後方に延出し、排気管18は、シリンダヘッド13から後方に延出した後に変速機Mの上方で車幅方向に湾曲しながら下降してシリンダ12の側方を前方に斜め下向きに延びる自動二輪車の排気管装置。
【選択図】図1
Description
排気管は、シリンダヘッドから後方に延出した後に変速機の上方で湾曲して排気管長をかせいでいるので、消音器を前方に移動することが可能となり、マスの集中を図ることが可能である。
大径の変速クラッチが低い位置にあって変速機の上方に突出しないように配置されて変速機上方空間を広く確保して排気管等のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
本実施の形態に係る内燃機関Eは、内燃機関Eの後方に変速機Mを一体に備えて自動二輪車に搭載される。
なお、本実施の形態において、前後左右は、車両を基準としたときの前後左右に一致するものとする。
左右一対のピボットプレート3p,3pの中央高さ位置に架設されたピボット軸5に、図示しない後輪を支持するリヤフォーク6が揺動自在に前端を軸支されている。
シリンダ12aのシリンダ軸線Lcは、クランク軸20の軸中心より前方に若干オフセットしている。
なお、クランク室Ccの下方のオイルパン室Coは、クランクケース11の下方に延出して一体に形成されたオイルパン15の内側の室である。
また、若干後傾したシリンダヘッド13の後面からは、排気ポート13eの延長である排気通路16eが後方に略水平に延出しており、同排気通路16eに排気管18が左右一対のメインフレーム3,3間で連結されている。
このように、排気管18は、シリンダヘッドから後方に延出した後に変速機Mの上方で湾曲して排気管長をかせいでいるので、その後クランクケース11の下面(オイルパン15の下面)に廻り込んで後方に延びてマフラー19に連結する構成で、マフラー19を前方に移動して内燃機関Eと前後方向位置が重なる内燃機関Eの下面に沿うように配置しても必要な排気管長が確保され、よって同時にマスの集中を図ることができる。
また、シリンダヘッド13および変速機Mにより排気管18の流速の速い上流部を囲ったため、排気管18の保護を良好にすることができる。
そして、後傾したシリンダヘッド13より排気管18が後方に水平に近い姿勢で延出するので、また排気管18の上流連結端18aは、車体の左右方向中心軸Lbに対して右寄りの位置で排気通路16eに連結されるので、その後左側に湾曲しながら下降する際の屈曲量を少なく(大曲り)して排気の流れを円滑にすることができる。
ボディカバー7は内燃機関Eの下方もマフラー19の下面に沿うようにして覆う。
かかるクランク軸20における左右軸体20L,20Rのクランクウエブ20w,20wと隣接する部分が軸受されるジャーナル部20Lj,20Rjである。
左右クランクケース11L,11Rの合体でクランク室Ccの上方に形成された円開口に、シリンダブロック12のシリンダ12aの下部が嵌入され、シリンダ12aのシリンダボア12b内にピストン30が往復摺動自在に嵌合される。
左サイドカバー40は椀状をして、その底面中央から突出した円筒部41がクランク軸20の左端部に被せられて、同円筒部41にボルト26bによりインナステータ26sの固定子鉄心が固着される。
変速クラッチ50は、多数のクラッチ板50pを備え、クラッチ操作機構により操作されて変速機Mへのクランク軸20の動力の伝達および遮断を行う。
右サイドカバー45は、前記変速クラッチ50の周囲を覆い開口する円筒部45a、クランク軸20の軸方向箇所に円開口45bが形成されるとともに、円開口45bの上方に水ポンプ56のポンプボディ45cが形成されており、円筒部45aの開口にはクラッチカバー46が被せられ、円開口45bには蓋部材47が嵌合され、水ポンプボディ45cには水ポンプカバー48が被せられる。
大径の変速クラッチ50が低い位置にあって変速機Mの上方に突出しないように配置されて変速機M上方空間を広く確保して排気管18等のレイアウトの自由度を大きくすることができる。
11…クランクケース、11w…クランクウエイト、Cc…クランク室、Cm…ミッション室、Co…オイルパン室、11L…左クランクケース、11R…右クランクケース、11Lb,11Rb…主軸受部、12…シリンダブロック、12a…シリンダ、13…シリンダヘッド、14…シリンダヘッドカバー、15…オイルパン、16e…排気通路、18…排気管、19…マフラー、20…クランク軸、20p…クランクピン、20Lj,20Rj…ジャーナル部、21…メイン軸、22…カウンタ軸、
30…ピストン、38…ピストンピン、39…コンロッド、50…変速クラッチ、65…動弁装置。
Claims (4)
- 変速機をクランク軸の後方に備えシリンダを上方に起立させた内燃機関の排気を消音器に導く自動二輪車の排気管装置において、
前記シリンダの上に重ねられるシリンダヘッドの後面から排気管が後方に延出し、
前記排気管は、前記シリンダヘッドから後方に延出した後に前記変速機の上方で車幅方向に湾曲しながら下降して前記シリンダの側方を前方に斜め下向きに延びることを特徴とする自動二輪車の排気管装置。 - 前記シリンダは斜め上方であって後方に傾いた後傾姿勢で起立していることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車の排気管装置。
- 前記内燃機関は前記クランク軸を車幅方向に指向させて自動二輪車に搭載され、
前記内燃機関の後方に設けられる前記変速機は変速クラッチを備えるメイン軸とカウンタ軸が前記クランク軸と平行に配設され、
後輪を支持するリヤフォークが変速機の後方で車幅方向に指向したピボット軸を介して車体フレームに揺動自在に軸支され、
前記カウンタ軸と前記ピボット軸が略同じ高さに配置され、
前記クランク軸と前記メイン軸が前記カウンタ軸と前記ピボット軸とを含む平面よりも下方に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動二輪車の排気管装置。 - 前記排気管が配管される内燃機関の側方とは反対側の側方に、前記変速クラッチが配置され、
前記排気管は、前記シリンダの側方からクランクケースの下面に廻り込んで後方に延びて前記消音器に連結されることを特徴とする請求項3記載の自動二輪車の排気管装置。
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Cited By (2)
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WO2015182426A1 (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-03 | スズキ株式会社 | 車両の排気管構造 |
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JPS5990715A (ja) * | 1982-11-16 | 1984-05-25 | Honda Motor Co Ltd | V型エンジンの二次空気供給装置 |
JPS639618A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-16 | Yamaha Motor Co Ltd | 自動二輪車の排気装置 |
JPH11343853A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Yamaha Motor Co Ltd | 内燃機関の排気装置 |
-
2007
- 2007-11-14 JP JP2007295881A patent/JP4728310B2/ja active Active
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