JP2009121132A - テールクリアランス測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】測定効率の向上を図れると共に、作業員の負担の軽減を図る上で有利なテールクリアランス測定装置を提供する。
【解決手段】テールクリアランス測定装置30は、カメラ部32と、コンピュータ34とを含んで構成されている。カメラ部32は、テール部14の内周面1402および該内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002を撮影して画像データを生成するものである。カメラ部32は、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向に90度の間隔をおいた4個所を撮影するように4個設けられている。コンピュータ34は、ケーブルを介してカメラ部32から供給される画像データに基づいてテール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出する。
【選択図】図1

Description

本発明はテールクリアランス測定装置に関する。
テール部の内側でセグメントを円筒壁状に組み立てつつ掘進することでセグメントトンネルを組み立てるシールドマシンがある。
シールドマシンのテール部の内周面と、テール部の内側に位置するセグメントの外周面とのクリアランス(テールクリアランス)は、シールドマシンの掘進方向と既に組み立てられたセグメントとの相対的な関係に応じて変化する。
したがって、テールクリアランスを測定し、その測定値をシールドマシンの掘進方向を制御するためのデータとして用いたり、あるいは、セグメント組み立て制御を行うためのデータとして用いている。
従来、テールクリアランスの測定は、シールドマシンによる掘進作業の前後に、作業員が巻尺を用いて行うか、あるいは、専用の計測装置をセグメントに位置決め固定し、計測装置から突出する測針をスキンプレートに当て付け、測針の突出量に基づいてテールクリアランスを測定していた(特許文献1参照)。
特開2000−352298
しかしながら、上述した従来の技術では、測定に際しては掘進動作を停止した状態で作業員による測定作業を行う必要があるため、掘進中の測定データを得ることが困難であり、測定効率の低下を招く不利があった。
また、セグメント内部が大口径の場合は高所作業が必要となり、また、セグメント内部が小口径の場合は狭小スペースでの作業が必要となることから、作業員の身体的な負担が大きなものとなる不利があった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、その目的は、測定効率の向上を図る上で、また、作業員の負担の軽減を図る上で有利なテールクリアランス測定装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明は、シールドマシンのテール部の内周面と、前記内周面の内側に位置するセグメントの外周面とのクリアランスを測定するテールクリアランス測定装置であって、前記テール部の内周面および該内周面に対向する前記セグメントの外周面を撮影して画像データを生成するカメラ部と、前記カメラ部から供給される前記画像データに基づいて前記テール部の内周面と該内周面に対向する前記セグメントの外周面とのクリアランスを導出する画像解析部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、カメラ部によって生成されたテール部の内周面および内周面に対向するセグメントの外周面の画像データから画像解析部によってテールクリアランスを導出するようにしたので、シールドマシンの掘進動作を停止することなく掘進中の測定データを連続して得ることができ、また、作業員の身体的な負担が軽減される。
(第1の実施の形態)
次に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は第1の実施の形態のテールクリアランス測定装置30が搭載されたシールドマシン10の全体図、図2(A)は第1の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図、図3は第1の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の制御系の構成を示すブロック図である。
まず、シールドマシン10について説明する。
図1、図2に示すように、シールドマシン10は、前胴部12と、テール部(後胴部)14と、後方台車16などを含んで構成され、前胴部12は、掘削部12と、その後方に設けられた後部室12Cとを有している。
掘削部12Aは、カッタ装置1202、外装壁(トンネル18の内壁1802に臨む前スキンプレート)12Bなどから構成されている。
後部室12Cは、前スキンプレート12Bの内側で掘削部12Aの後方の箇所であり、後部室12Cには、不図示のコンベア装置(排土装置)、ジャッキ装置などが配置されている。
カッタ装置1202は、円盤状のカッタを掘進方向と平行な軸線回りに回転することで地山を掘削するように構成されている。
コンベア装置は、カッタ装置1202による地山の掘削で排出された土砂を後方に運搬するように構成されている。
ジャッキ装置は、カッタ装置1202によって掘削されたトンネル18に環状に組み付けられるセグメント20の箇所を上記掘進方向の後方に向けて押圧することでカッタ装置1202とコンベア装置を掘進方向に推進させるように構成されている。
後部室12Cとテール部14との間には、環状の壁部12Dが設けられている。
テール部14は、トンネル18の内壁1802に臨むスキンプレート(後スキンプレート)14Aなどを備えている。
スキンプレート14Aは円筒状を呈し、トンネル18の内壁1802に臨む外周面と該外周面と対向しセグメント20の外壁面2002に臨む内周面1402を有している。
テール部14のスキンプレート14Aは、掘削部12Aの外装壁(前スキンプレート)12Bの前記掘進方向の後端部に屈曲可能に接続されている。
後方台車16は、シールド機10を動作させるものであり、テール部14の後方に設けられている。
本実施の形態では、後方台車16は、複数の台車16A,16B、16C、16Dを備え、これら台車には、掘削部12Aとテール部14を動作させるための制御ユニット、駆動源、油タンクなどが分散して配設されている。
後方台車16は、トンネル18の長手方向に延在するレール19上を移動可能に設けられている。
セグメント20は、トンネル18の半径方向に延在する厚みと、トンネル18の周方向に延在する長さと、トンネル18の内壁1802に臨ませて配設される円筒面状の外壁面2002と、トンネル18の中心に臨む円筒面状の内壁面とを有して構成されている。
セグメント20は、シールド機10によって掘削されたトンネル18の内壁1802に、環状に組み付けられることによって、言い換えると坑内に組み付けられることによって、内壁1802を支える作用を果たす。
セグメント20が内壁1802に組み付けられることによってセグメントトンネルが構築される。
図1、図2(A)に示すように、テールクリアランス測定装置30は、カメラ部32と、コンピュータ34(図3)とを含んで構成されている。
カメラ部32は、テール部14の内周面1402および該内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002を撮影して画像データを生成するものである。
本実施の形態では、カメラ部32は、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向に90度の間隔をおいた4個所を撮影するように4個設けられており、具体的には、鉛直方向の上下2箇所と、鉛直方向と直交する水平方向の左右2箇所に設けられている。
カメラ部32は、カメラ本体32Aを有し、カメラ本体32Aには撮影光学系が組み込まれたレンズ鏡筒32Bが設けられている。
カメラ本体32Aには、前記撮影光学系によって導かれた被写体像を撮像して撮像信号を生成するCCDやC−MOSセンサなどの撮像素子と、撮像素子から供給される撮像信号を処理することによりデジタルデータとしての画像データを生成する信号処理部とが組み込まれ、各カメラ部32のカメラ本体32Aが後部室12C内で壁部12Dに取着されている。
コンピュータ34は、図1に示すように、後方台車16の台車16Aに設けられ、カメラ部32とケーブル33(図3)を介して接続され、該ケーブル33を介してカメラ部32から供給される画像データに基づいてテール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出するものである。
コンピュータ34は、図3に示すように、CPU36と、不図示のインターフェース回路およびバスラインを介して接続されたROM38、RAM40、ハードディスク装置42、ディスク装置44、キーボード46、マウス48、ディスプレイ50、プリンタ52、インターフェース54などを有している。
ROM38は制御プログラムなどを格納し、RAM40はワーキングエリアを提供するものである。
ハードディスク装置42は従来公知の画像解析プログラムを格納している。
ディスク装置44はCDやDVDなどの記録媒体に対してデータの記録および/または再生を行うものである。
キーボード46およびマウス48は、操作者による操作入力を受け付けるものである。
ディスプレイ50はデータを表示出力するものであり、プリンタ52はデータを印刷出力するものであり、ディスプレイ50およびプリンタ52によってデータを出力する。
インターフェース54は、外部装置とデータの授受を行うためのものであり、本実施の形態では、複数のカメラ部32から供給される画像データを入力するものである。
CPU36はハードディスク装置42に格納されている画像解析プログラムを実行することにより、インターフェース54から入力された画像データに基づいて、図2(B)に示すように、テール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスTcを導出する画像処理を実行し、得られたテールクリアランスTcをディスプレイ50あるいはプリンタ52あるいはインターフェース54を介して出力する。
本実施の形態では、コンピュータ34によって特許請求の範囲の画像解析部が構成されている。
次にテールクリアランス測定装置30の作用効果について説明する。
まず、テールクリアランス測定装置30の複数のカメラ部32およびコンピュータ34を起動させ、各カメラ部32で生成された画像データがコンピュータ34に供給される状態としておく。
次いで、シールドマシン10によって地山の掘進およびセグメントトンネルの組み立てを開始する。
コンピュータ34は、各カメラ部32から供給される画像データのそれぞれに基づいてテール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスTcを導出する。
本実施の形態では、4台のカメラ部32を用いていることから、4箇所のテールクリアランスTcがディスプレイ50やプリンタ52を介して出力される。
出力されたテールクリアランスTcは、シールドマシンの掘進方向を制御するためのデータとして用いられ、あるいは、セグメント組み立て制御を行うためのデータとして用いられる。
以上説明したように本実施の形態によれば、カメラ部32によって生成されたテール部14の内周面1402および内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002の画像データからコンピュータ34によってテールクリアランスTcを導出するようにした。
したがって、シールドマシン10の掘進動作を停止することなく掘進中の測定データを連続して得ることができるため、測定効率の向上を図る上で有利となる。
また、作業員による測定作業が不要となるため、作業員の身体的な負担の軽減を図る上でも有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態はカメラ部32の配置が第1の実施の形態と異なっている。
図4は第2の実施の形態のテールクリアランス測定装置30が搭載されたシールドマシン10の全体図、図5(A)は第2の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。なお、以下の実施の形態において第1の実施の形態と同様の部分、部材には同一の符号を付してその説明を省略する。
図5(A)、(B)に示すように、カメラ部32は、第1の実施の形態と同様に4台設けられている。
4台のカメラ部32のうち、3台のカメラ部32は、第1の実施の形態と同様に構成され、カメラ本体32Aとレンズ鏡筒32Bを有している。
それら3台のカメラ部32は、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向に90度の間隔をおいた3個所を撮影するように設けられ、具体的には、鉛直方向の上方1箇所と、鉛直方向と直交する水平方向の2箇所に設けられている。各カメラ部32のカメラ本体32Aは第1の実施の形態と同様に後部室12C内で壁部12Dに取着されている。
4台のカメラ部32のうち、残りの1台のカメラ部32は、カメラ本体32Aと、被写体像をカメラ本体32Aに組み込まれている撮像素子に導く光ファイバー36と、光ファイバーの先端に取着された不図示の撮影光学系とを有している。
残りの1台のカメラ部32のカメラ本体32Aは後部室12C内で壁部12Dから離れた箇所に配置されている。
前記撮影光学系は後部室12C内で壁部12Dに取着されており、具体的には、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向において鉛直方向の下方の箇所に設けられている。
前記撮影光学系により撮影されたテール部14の内周面1402および該内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002の画像が光ファイバー36を介してカメラ本体32Aに導かれる。
図4に示すように、コンピュータ34は、第1の実施の形態と同様に、後方台車16の台車16Aに設けられ、4台のカメラ部32とケーブル33(図3)を介して接続され、該ケーブルを介してカメラ部32から供給される画像データに基づいてテール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出する。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、光ファイバー36を介して画像をカメラ本体32Aに導くことでカメラ本体32Aを後部室12C内で壁部12Dから離れた箇所に配置できるため、シールドマシン10の掘進に伴い発生する地下水などがカメラ本体32Aに直接かかることを防止でき、カメラ本体32Aの保護、耐久性の向上を図る上で有利となる。
また、光ファイバー36を用いるため、後部室12C内におけるカメラ部32(カメラ本体32A)のレイアウトの自由度を確保する上で有利となる。
なお、第2の実施の形態では、4台のカメラ部32のうちの1台のカメラ部32が光ファイバー36を用いて撮影を行う場合について説明したが、光ファイバー36を用いて撮影を行うカメラ部32の配置や数は任意である。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態は第2の実施の形態の変形例であり、カメラ本体32Aの配置が第2の実施の形態と異なっている。
図6は第3の実施の形態のテールクリアランス測定装置30が搭載されたシールドマシン10の全体図、図7(A)は第3の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。
図6に示すように、シールドマシン10の後部で組み立てられたセグメントトンネル内に後方台車16が設けられている。
4台のカメラ部32は、カメラ本体32Aと、光ファイバー36と、光ファイバーの先端に取着された不図示の撮影光学系とを有している。
前記各撮影光学系は後部室12C内で壁部12Dに取着されており、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向に90度の間隔をおいた4個所を撮影するように設けられている。
具体的には、鉛直方向の上下2箇所と、鉛直方向と直交する水平方向の2箇所に設けられている。
4台のカメラ本体32Aとコンピュータ34は後方台車16(台車16A)に配置されている。
各光ファイバー36は、後部室12C内から台車16Aの各カメラ本体32Aまで敷設されている。
撮影光学系により撮影されたテール部14の内周面1402および該内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002の画像は光ファイバー36を介してカメラ本体32Aに導かれる。
第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、光ファイバー36を介して画像をカメラ本体32Aに導くことでカメラ本体32Aをシールドマシン10から離れた箇所に配置できるため、シールドマシン10の掘進に伴い発生する地下水などがカメラ本体32Aに直接かかることを確実に防止でき、カメラ本体32Aの保護、耐久性の向上を図る上でより一層有利となる。
また、カメラ本体32Aを後部室12Cから離れた後方台車16に配置し、かつ、後部室12C内に光ファイバー36とそれらの先端に設けられた撮影光学系のみを配置したので、テールクリアランス測定装置30が後部室12C内に占有するスペースがごく僅かなもので済むため、後部室12Cにスペースの余裕がない小型のシールドマシン10にテールクリアランス測定装置30を搭載する上で有利となる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について説明する。
第4の実施の形態は、単一のカメラ部32を使用してテールクリアランスを測定するものである。
図8(A)は第4の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。
テールクリアランス測定装置30は、カメラ部32、コンピュータ34、ストロークセンサ42を備えている。
カメラ部32は、後部室12C内のテール部14寄りの箇所で後部室12Cの円形断面の中央に適宜支持部材を介して取着されており、撮影光学系は、壁部12Dに設けられた開口12Eを介してテール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の全周を撮影可能に設けられている。
ストロークセンサ40は、掘進部12の複数のジャッキ装置にそれぞれ取着され、ジャッキ装置がセグメント20を掘進方向と反対方向に押圧する際のストローク量を測定し、それら測定データをコンピュータ34に供給するものである。
コンピュータ34は、第1の実施の形態と同様に後方台車16の台車16A(図1参照)に設けられカメラ部32とケーブル33を介して接続され、ストロークセンサ40とケーブル41を介して接続されている。
コンピュータ34は、各ストロークセンサ42から得られるストローク量の測定データに基づいてセグメント20が掘進方向に対してなす傾き(傾斜角度)のデータを求める。
次いで、コンピュータ34は、カメラ部32から供給されるテール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の全周にわたる画像データを、前記傾きのデータに基づいて修正した上で、テール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出する。
第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、1台のカメラ部32で撮影された画像データをセグメント20の傾きのデータに基づいて修正することで正確なテールクリアランスを求めることができることから、カメラ部32が1台で足りるためコストを削減する上で有利となり、しかも、カメラ部32が後部室12C内に占有するスペースがごく僅かなもので済み、したがって、後部室12Cにスペースの余裕がない小型のシールドマシン10にテールクリアランス測定装置30を搭載する上で有利となる。
(第5の実施の形態)
次に第5の実施の形態について説明する。
第5の実施の形態は第4の実施の形態の変形例であり、光ファイバー36を有する単一のカメラ部32を用いてテールクリアランスを測定するものである。
図9(A)は第5の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。
カメラ部32は1台設けられ、カメラ部32は、カメラ本体32Aと、光ファイバー36と、光ファイバーの先端に取着された不図示の撮影光学系とを有している。
撮影光学系は後部室12C内のテール部14寄りの箇所で後部室12Cの円形断面の中央に適宜支持部材を介して取着されており、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の全周を撮影可能に設けられている。
カメラ本体32Aとコンピュータ34は後方台車16(台車16A)に配置されている。
撮影光学系により撮影されたテール部14の内周面1402および該内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002の全周にわたる画像は光ファイバー36を介してカメラ本体32Aに導かれる。
ストロークセンサ40は、第4の実施の形態と同様に、掘進部12の複数のジャッキ装置にそれぞれ取着され、ストローク量の測定データをコンピュータ34に供給する。
コンピュータ34は、第1の実施の形態と同様に後方台車16の台車16A(図1参照)に設けられカメラ部32とケーブル33を介して接続され、ストロークセンサ40とケーブル41を介して接続されている。
コンピュータ34は、各ストロークセンサ42から得られるストローク量の測定データに基づいてセグメント20が掘進方向に対してなす傾き(傾斜角度)のデータを求める。
次いで、コンピュータ34は、カメラ部32から供給されるテール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の全周にわたる画像データを、前記傾きのデータに基づいて修正した上で、テール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出する。
第5の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、1台のカメラ部32で撮影された画像データをセグメント20の傾きのデータに基づいて修正することで正確なテールクリアランスを求めることができることから、カメラ部32が1台で足りコストを削減する上で有利となる。
また、光ファイバー36を介して画像をカメラ本体32Aに導くことでカメラ本体32Aをシールドマシン10から離れた箇所に配置できるため、シールドマシン10の掘進に伴い発生する地下水などがカメラ本体32Aに直接かかることを確実に防止でき、カメラ本体32Aの保護、耐久性の向上を図る上でより一層有利となる。
また、1台のカメラ本体32Aを後部室12Cから離れた後方台車16に配置し、かつ、後部室12C内に1束の光ファイバー36とその先端に設けられた撮影光学系のみを配置したので、テールクリアランス測定装置30が後部室12C内に占有するスペースがごく僅かなもので済むため、後部室12Cにスペースの余裕がない小型のシールドマシン10にテールクリアランス測定装置30を搭載する上でより一層有利となる。
(第6の実施の形態)
次に第6の実施の形態について説明する。
第6の実施の形態は、第4の実施の形態の変形例である。
図10(A)は第6の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。
テールクリアランス測定装置30は、カメラ部32、コンピュータ34、ストロークセンサ40に加えて内径測定部42を備えている。
内径測定部42はテール部14に搭載され、トンネル18(図1)に組みつけられたセグメント20のうち掘進方向の前端に位置するセグメント20の内径を少なくとも2箇所測定してコンピュータ34に供給するものである。
内径測定部42としては、従来公知のさまざまな距離センサが採用可能である。
カメラ部32は1台設けられ、後部室12C内で壁部12Dに取着されている。
カメラ部32は、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の1箇所を撮影可能に設けられている。
コンピュータ34は、第1の実施の形態と同様に後方台車16の台車16A(図1参照)に設けられカメラ部32とケーブル33を介して接続され、内径測定部42とケーブル43を介して接続されている。
コンピュータ34は、各ストロークセンサ42から得られるストローク量の測定データに基づいてセグメント20が掘進方向に対してなす傾き(傾斜角度)のデータを求める。
次いで、コンピュータ34は、カメラ部32から供給されるテール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の1箇所の画像データを、前記傾きのデータと、内径測定部42から供給されるセグメント20の内径の測定データとに基づいて修正した上で、テール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出する。
第6の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、1台のカメラ部32で撮影された画像データをセグメント20の傾きのデータおよびセグメント20の内径のデータに基づいて修正することで正確なテールクリアランスを求めることができることから、カメラ部32が1台で足りるためコストを削減する上で有利となり、しかも、カメラ部32が後部室12C内に占有するスペースがごく僅かなもので済み、したがって、後部室12Cにスペースの余裕がない小型のシールドマシン10にテールクリアランス測定装置30を搭載する上で有利となる。
(第7の実施の形態)
次に第7の実施の形態について説明する。
第7の実施の形態は、第6の実施の形態の変形例であり、光ファイバー36を有する単一のカメラ部32を用いてテールクリアランスを測定するものである。
図11(A)は第7の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。
カメラ部32は1台設けられ、カメラ部32は、カメラ本体32Aと、光ファイバー36と、光ファイバーの先端に取着された不図示の撮影光学系とを有している。
撮影光学系は後部室12C内で壁部12Dに取着されており、テール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の1箇所を撮影可能に設けられている。
カメラ本体32Aとコンピュータ34は後方台車16(台車16A)に配置されている。
撮影光学系により撮影されたテール部14の内周面1402および該内周面1402に対向するセグメント20の外周面2002の全周にわたる画像は光ファイバー36を介してカメラ本体32Aに導かれる。
ストロークセンサ40は、第6の実施の形態と同様に、掘進部12の複数のジャッキ装置にそれぞれ取着され、ストローク量の測定データをコンピュータ34に供給する。
内径測定部42は、第6の実施の形態と同様にテール部14に搭載され、トンネル18(図1)に組みつけられたセグメント20のうち掘進方向の前端に位置するセグメント20の内径を少なくとも2箇所測定してコンピュータ34に供給する。
コンピュータ34は、第1の実施の形態と同様に後方台車16の台車16A(図1参照)に設けられカメラ部32とケーブル33を介して接続され、ストロークセンサ40とケーブル41を介して接続され、内径測定部42とケーブル43を介して接続されている。
コンピュータ34は、各ストロークセンサ42から得られるストローク量の測定データに基づいてセグメント20が掘進方向に対してなす傾き(傾斜角度)のデータを求める。
次いで、コンピュータ34は、カメラ部32から供給されるテール部14の内周面1402およびセグメント20の外周面2002の周方向の1箇所の画像データを、前記傾きのデータと、内径測定部42から供給されるセグメント20の内径の測定データとに基づいて修正した上で、テール部14のスキンプレート14Aの内周面1402とセグメント20の外壁面2002とのテールクリアランスを導出する。
第7の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、1台のカメラ部32で撮影された画像データをセグメント20の傾きのデータおよびセグメント20の内径のデータに基づいて修正することで正確なテールクリアランスを求めることができることから、カメラ部32が1台で足りるためコストを削減する上で有利となる。
また、光ファイバー36を介して画像をカメラ本体32Aに導くことでカメラ本体32Aをシールドマシン10から離れた箇所に配置できるため、シールドマシン10の掘進に伴い発生する地下水などがカメラ本体32Aに直接かかることを確実に防止でき、カメラ本体32Aの保護、耐久性の向上を図る上でより一層有利となる。
また、1台のカメラ本体32Aを後部室12Cから離れた後方台車16に配置し、かつ、後部室12C内に1束の光ファイバー36とその先端に設けられた撮影光学系のみを配置したので、テールクリアランス測定装置30が後部室12C内に占有するスペースがごく僅かなもので済むため、後部室12Cにスペースの余裕がない小型のシールドマシン10にテールクリアランス測定装置30を搭載する上でより一層有利となる。
第1の実施の形態のテールクリアランス測定装置30が搭載されたシールドマシン10の全体図である。 (A)は第1の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。 第1の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の制御系の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態のテールクリアランス測定装置30が搭載されたシールドマシン10の全体図である。 (A)は第2の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。 第3の実施の形態のテールクリアランス測定装置30が搭載されたシールドマシン10の全体図である。 (A)は第3の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。 (A)は第4の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。 (A)は第5の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。 (A)は第6の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。 (A)は第7の実施の形態のテールクリアランス測定装置30の設置状態を示す説明図、(B)は(A)のBB線断面図である。
符号の説明
10……シールドマシン、14……テール部、1402……内周面、20……セグメント、2002……外周面、30……テールクリアランス測定装置、32……カメラ部、34……コンピュータ。

Claims (9)

  1. シールドマシンのテール部の内周面と、前記内周面の内側に位置するセグメントの外周面とのクリアランスを測定するテールクリアランス測定装置であって、
    前記テール部の内周面および該内周面に対向する前記セグメントの外周面を撮影して画像データを生成するカメラ部と、
    前記カメラ部から供給される前記画像データに基づいて前記テール部の内周面と該内周面に対向する前記セグメントの外周面とのクリアランスを導出する画像解析部と、
    を備えることを特徴とするテールクリアランス測定装置。
  2. 前記カメラ部は、前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の周方向に間隔をおいた複数個所を撮影するように複数設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  3. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記カメラ部は前記後部室内で前記壁部に取着されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  4. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記カメラ部は、被写体像を撮像する撮像素子が組み込まれると共に前記撮像素子から供給される撮像信号を処理することにより前記画像データを生成する信号処理部が組み込まれたカメラ本体と、前記被写体像を前記撮像素子に導く光ファイバーと、前記光ファイバーの先端に取着された撮影光学系とを有し、
    前記カメラ本体は前記後部室内で前記壁部から離れた箇所に配置され、
    前記撮影光学系が前記後部室内で前記壁部に取着され、
    前記撮影光学系により撮影された前記テール部の内周面および該内周面に対向する前記セグメントの外周面の画像が前記光ファイバーを介して前記撮像素子に導かれる、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  5. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記シールドマシンの後部で組み立てられたセグメントトンネル内に後方台車が設けられ、
    前記カメラ部は、被写体像を撮像する撮像素子が組み込まれると共に前記撮像素子から供給される撮像信号を処理することにより前記画像データを生成する信号処理部が組み込まれたカメラ本体と、前記被写体像を前記撮像素子に導く光ファイバーと、前記光ファイバーの先端に取着された撮影光学系とを有し、
    前記撮影光学系が前記後部室内で前記壁部に取着され、
    前記カメラ本体と前記画像解析部は前記後方台車に配置され、
    前記撮影光学系により撮影された前記テール部の内周面および該内周面に対向する前記セグメントの外周面の画像が前記光ファイバーを介して前記撮像素子に導かれる、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  6. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室に前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する複数のジャッキ装置が設けられ、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記カメラ部は、前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の周方向の全周にわたって撮影するように1台設けられ、
    前記カメラ部は前記後部室内に取着され、
    前記複数のジャッキ装置の少なくとも2台に取着され、前記ジャッキ装置が前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する際のストローク量を測定し、その測定データを前記画像解析部に供給するストロークセンサを設け、
    前記画像解析部による前記クリアランスの導出は、前記画像データを前記ストローク量の測定データに基づいて修正することによってなされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  7. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室に前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する複数のジャッキ装置が設けられ、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記カメラ部は、被写体像を撮像する撮像素子が組み込まれると共に前記撮像素子から供給される撮像信号を処理することにより前記画像データを生成する信号処理部が組み込まれた1台のカメラ本体と、前記被写体像を前記撮像素子に導く1束の光ファイバーと、前記光ファイバーの先端に取着された撮影光学系とを有し、
    前記カメラ本体は前記後部室内で前記壁部から離れた箇所に配置され、
    前記撮影光学系が前記後部室内で前記テール部寄りの箇所に取着され、前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の周方向の全周にわたって撮影するように設けられ、
    前記撮影光学系により撮影された前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の周方向の全周の画像が前記光ファイバーを介して前記撮像素子に導かれ、
    前記複数のジャッキ装置の少なくとも2台に取着され、前記ジャッキ装置が前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する際のストローク量を測定し、その測定データを前記画像解析部に供給するストロークセンサを設け、
    前記画像解析部による前記クリアランスの導出は、前記画像データを前記ストローク量の測定データに基づいて修正することによってなされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  8. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室に前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する複数のジャッキ装置が設けられ、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記カメラ部は、前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の周方向の1箇所を撮影するように1台設けられ、
    前記カメラ部は前記後部室内に取着され、
    前記複数のジャッキ装置の少なくとも2台に取着され、前記ジャッキ装置が前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する際のストローク量を測定し、その測定データを前記コンピュータに供給するストロークセンサを設け、
    前記シールドマシンによって坑内に組みつけられたセグメントのうち掘進方向の前端に位置するセグメントの内径を少なくとも2箇所測定して、内径の測定データを前記画像解析部に供給する内径測定部を設け、
    前記画像解析部による前記クリアランスの導出は、前記画像データを前記ストローク量の測定データおよび前記セグメントの内径の測定データに基づいて修正することによってなされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
  9. 前記シールドマシンは前胴部とテール部とを有し、
    前記前胴部は、カッターが配置された掘削部と、前記掘削部の後方に位置する後部室とを有し、
    前記後部室に前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する複数のジャッキ装置が設けられ、
    前記後部室と前記テール部との間に壁部が設けられ、
    前記カメラ部は、被写体像を撮像する撮像素子が組み込まれると共に前記撮像素子から供給される撮像信号を処理することにより前記画像データを生成する信号処理部が組み込まれた1台のカメラ本体と、前記被写体像を前記撮像素子に導く1束の光ファイバーと、前記光ファイバーの先端に取着された撮影光学系とを有し、
    前記カメラ本体は前記後部室内で前記壁部から離れた箇所に配置され、
    前記撮影光学系が前記後部室内で前記壁部に取着され、前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の周方向の1箇所を撮影するように設けられ、
    前記撮影光学系により撮影された前記テール部の内周面および前記セグメントの外周面の1箇所の画像が前記光ファイバーを介して前記撮像素子に導かれ、
    前記複数のジャッキ装置の少なくとも2台に取着され、前記ジャッキ装置が前記セグメントを掘進方向と反対方向に押圧する際のストローク量を測定し、その測定データを前記画像解析部に供給するストロークセンサを設け、
    前記シールドマシンによって坑内に組みつけられたセグメントのうち掘進方向の前端に位置するセグメントの内径を少なくとも2箇所測定して、内径の測定データを前記画像解析部に供給する内径測定部を設け、
    前記画像解析部による前記クリアランスの導出は、前記画像データを前記ストローク量の測定データおよび前記セグメントの内径の測定データに基づいて修正することによってなされる、
    ことを特徴とする請求項1記載のテールクリアランス測定装置。
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