JP2009119167A - 遊技機 - Google Patents

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【課題】遊技機の設定を不正に変更するといった行為を防止しながら、手軽に設定変更できる遊技機を提供する。
【解決手段】検知センサ46は、下扉14bが最大開き角度まで開放されるとこれを検知して開放検知信号を制御部76に出力する。制御部76は、開放検知信号が入力されると、設定変更許容フラグをRAM80に書き込んだ後、電源回路90に電源遮断信号を出力してスロットマシン10の電源を遮断させる。また、制御部76は、設定変更キー53が設定位置に回動させた状態で電源スイッチ52がオンされると、設定変更許容フラグの有無を調べ、設定変更許容フラグがRAM80に書き込まれている場合にスロットマシン10を設定変更モードで駆動する。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場で使用される遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機の1つとしてパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技を行うための遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはパチンコ玉など他の媒体も含む。また、「メダルのベット」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどにより投入することを含む。さらに、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを決定する抽選を当選役抽選、当選役を構成する図柄を入賞有効ライン上に揃えた状態を入賞、当選役抽選により当選役に当選し、これが入賞するまでの状態を内部当選とする。
パチンコ店で使用されるスロットマシンはパチスロ機と称されている。パチスロ機は、本体を開閉する前面扉を備え、前面扉の背後には、設定変更キーを差し込むための差し込み口が設けられている。そして、パチスロ機は、電源をオフした後、差し込み口に設定変更キーを差し込んで所定の位置まで回動させた状態で電源をオンすることで設定変更モードへ移行する。設定変更モードでは、設定変更ボタンを押下して予め設定された複数種類の設定のいずれかを選択した後、スタートレバーなどを操作して選択した設定を確定させることで、設定変更できる。
しかし、遊技者の中には、遊技機の設定を不正に変更するといった行為を行う者もあり問題であった。このため、下記特許文献1には、前述した手順を実行することに加えて、前面扉が最大開き角度まで開放された際に、設定変更を許容するようにした装置が記載されている。この装置によれば、設定変更を行う際に前面扉を最大開き角度まで移動させる必要があり、設定変更を行う行為が目立つため、遊技機の設定を不正に変更するといった行為を防止できる。
特開2000−51435号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、設定変更を可能とするまでに手順がかかってしまい、煩わしいといった問題があった。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、遊技機の設定を不正に変更するといった行為を防止しながら、手軽に設定変更できる遊技機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技機の電源をオフした後、設定変更部に設定変更キーを差し込んで所定位置まで回動し、この状態で遊技機の電源をオンすることで、遊技機の設定変更を行うための設定変更モードへと移行するとともに、遊技機本体に開閉自在に保持された前面扉の背後に前記設定変更部が配置されており、前記設定変更モードへ移行させるために、電源のオフと前面扉の開放とが行われる遊技機において、前記前面扉が最大開き角度まで開放された際に遊技機の電源をオフする電源遮断手段を備えたことを特徴としている。
前記前面扉を前記最大開き角度まで開放することなく前記電源をオフするための電源オフスイッチと、遊技機の電源をオフする際に、この電源オフが、前記前面扉が前記最大開き角度まで開放されたことに基づくものであるか、前記電源オフスイッチが操作されたことに基づくものであるかを記憶する記憶手段と、前記設定変更部に前記設定変更キーが差し込まれて所定位置まで回動された状態で電源がオンされた際に、前記記憶手段を参照し、前記前面扉が前記最大開き角度まで開放されたことに基づいて電源がオフされた後に電源がオンされた場合にのみ前記設定変更モードへの移行を許容するモード制御手段とを備えていることが好ましい。
本発明によれば、前面扉を最大開き角度まで開放することによって自動的に電源がオフとなるので、オペレータなどが電源スイッチを操作して電源をオフする場合と比較して、手軽に設定変更できる。また、設定変更時には、電源をオフするために前面扉を最大開き角度まで開放する必要があり、設定変更を行う行為が目立つため、遊技機の設定を不正に変更するといった行為を防止できる。
さらに、前面扉の位置によらず電源をオフするための電源スイッチを設ければ、例えば、営業時間終了後など設定変更を行わずに遊技機の電源をオフする際に、前面扉を全開にする必要がなく便利である。
図1に示すように、スロットマシン(遊技機)10は、収納箱12と前扉14とを備えている。収納箱12は、前面に開口が形成されており、内部にはスロットマシン10を構成する各種部品が収められている。前扉14は、上扉14aと下扉(前面扉)14bとからなり、これらは収納箱12の前面に軸着されて閉じ位置と開き位置との間で開閉自在に保持されている。閉じ位置は、上扉14aや下扉14bが収納箱12の前面に対して略平行となる位置である。また、開き位置は、上扉14aや下扉14bが閉じ位置から最大開き角度まで開放された位置であり、このとき、上扉14aや下扉14bは、収納箱12の前面に対して略垂直に配置される。
上扉14aには表示窓16が設けられている。表示窓16の奥には第1リール20a、第2リール20b、第3リール20cが設けられている。第1〜第3リール20a〜20cの外周面には複数種類の図柄が配列されており、リールが停止すると表示窓16を通して1リール当たり3個の図柄が表示される。スロットマシン10では、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横に3本、斜めに2本の合計5本設定されている。そして、第1〜第3リール20a〜20cが停止したときに有効化されている入賞ライン上に停止した図柄の組み合わせによって当選役が入賞したか否かが表示される。
また、上扉14aには、表示装置22が設けられている。スロットマシン10は、第1〜第3リール20a〜20cを回転させて遊技を行う遊技モードと、ベット枚数に対する払い出し枚数の比率(ペイアウト率)の設定変更を行う設定変更モードとを備えている。そして、設定変更モードでは、表示装置22にペイアウト率の設定が表示されるようになっている。スロットマシン10では、ペイアウト率の設定として、設定1〜6の6段階の設定が用意されており、表示装置22には、設定1〜6に対応する「1」〜「6」の数値のいずれかが表示される。
下扉14bには、遊技の開始に先立ってメダル(遊技媒体)を投入するメダル投入口24、スタートレバー28、回転しているリールを停止させるストップボタン30a〜30c、メダルをメダル受け皿32に払い出す払い出し口34などが設けられている。スタートレバー28は、第1〜第3リール20a〜20cの回転を開始させる際に操作される。また、スタートレバー28は、設定変更モードにおいて、ペイアウト率の設定を決定する際に操作される。
また、下扉14bには、下扉14bを開放するためのドアキーが差し込まれるシリンダ36が設けられている。下扉14bは、閉じ位置に移動された際に自動的に施錠されて係止されるようになっており、シリンダ36にドアキー(図示せず)を差し込んで回転させることで施錠を解除して開放可能となる(図2参照)。なお、下扉14bの上端部は、上扉14aの下端部よりも高い位置で、かつ、上扉14aの下端部よりも前面側に配置されている。これにより、上扉14aは、下扉14bが閉じ位置に移動されると、下端部が下扉14bの上端部によって押さえ付けられて閉じ位置に係止される。また、上扉14aは、下扉14bが開放されると、この開放角度の範囲内で開閉可能となる。
図2に示すように、下扉14bの背面には、略円弧状に形成されたアーム40が設けられている。他方、収納箱12には、下扉14bを閉じ位置に移動させた際にアーム40が差し込まれる差し込み部42、スロットマシン10を設定変更モードへ移行させる際、及び、設定変更モードにおいてペイアウト率の設定を選択する際に操作される設定装置(設定変更部)44が設けられている。
図3(A)、同図(B)に示すように、アーム40は、下扉14bの開閉方向に沿って湾曲するように形成されている。アーム40は、基端部40aが下扉14bの背面に固定されており、図3(A)に示すように、下扉14bが閉じ位置に移動されると、先端部40bが差し込み部42の内部に収納される。また、アーム40は、下扉14bが閉じ位置から開き位置へ向けて移動されると、この移動に伴って差し込み部42から引き出される。そして、アーム40は、同図(B)に示すように、下扉14bが最大開き角度まで開放されると、先端部40bが完全に差し込み部42から引き出される。
差し込み部42の入口42aには、差し込み部42にアーム40が差し込まれているか否かを検知する検知する検知センサ46が設けられている。検知センサ46は、入口42aを挟んで上下に対向する位置に配置された発光部46aと受光部46bとを備え、アーム40が差し込み部42に差し込まれると、発光部46aからの光がアーム40によって遮られて受光部46bに到達できず、アーム40が差し込み部42から完全に引き出されると、発光部46aからの光が遮られることなく受光部46bに到達するように構成されている。そして、検知センサ46は、発光部46aからの光を受光部46bが受光した際、すなわち、下扉14bが最大開き角度まで開放された際に、この旨を示す開放検知信号を出力する。
図4に示すように、設定装置44は略箱状に形成されており、前面には、スロットマシン10の電源をオンオフするための電源スイッチ(電源オフスイッチ)52、設定変更キー53が差し込まれるキーシリンダ54、設定変更モードにおいてペイアウト率の設定を選択するための設定ボタン56が設けられている。設定変更キー53は、キーシリンダ54に差し込まれた後、設定位置と遊技位置との2つの位置間で回動される。
図5に示すように、スロットマシン10の内部には制御基板70が設けられており、スロットマシン10の動作は制御基板70によって管制される。制御基板70は、CPU72とメモリ74とを備えている。CPU72は、制御部76を備え、この制御部76によって動作が管制される。
メモリ74には、ROM78と、RAM(記憶手段)80とが設けられている。ROM78には、遊技の実行処理で使用される遊技実行プログラムや遊技実行データ、各種設定情報など記憶されている。RAM80は、作業用メモリであり、当選役抽選の結果を示すフラグ、ペイアウト率の設定などの各種情報が一時的に記憶される。また、RAM80の少なくとも一部は、電源が遮断(オフ)されても記憶された情報が消去されない領域となっており、この領域に、後述する設定変更許容フラグが記憶される。制御部76は、これらROM78やRAM80に記憶された情報に基づいて、スロットマシン10の各部の駆動制御を行う。
前述のように、スロットマシン10は、遊技モードと設定モードとを備えており、制御部76は、モードに応じてスロットマシン10の各部を駆動制御する。また、制御部76は、電源が遮断(オフ)された際、及び、電源が投入(オン)された際の状態に応じて、スロットマシン10を遊技モードで駆動するか、または、設定モードで駆動するかを決定する。以下、遊技モードにおける制御部76の動作、設定モードにおける制御部76の動作、電源遮断時及び電源投入時の制御部76の動作について場合を分けて順に説明する。
初めに、遊技モードにおける制御部76の動作について説明する。遊技モードにおいて制御部76は、スタートレバー28の操作に応答して、当選役決定部(当選役決定手段)82を作動させる。当選役決定部82は、当選役抽選を行って、複数種類の当選役のいずれかまたはハズレを決定する。
当選役決定部82には、乱数発生器と、複数の抽選テーブルとが設けられている。各抽選テーブルは、乱数発生器によって発生される乱数値に複数種類の当選役のいずれかまたはハズレが割り当てられている。また、各抽選テーブルは、ペイアウト率の設定に応じて当選役の当選確率が異なるように、各当選役に割り当てられる乱数の値が互いに異なるように設定されている。そして、当選役抽選では、RAM80に記憶されたペイアウト率の設定に応じて使用する抽選テーブルを決定した後、乱数発生器により発生させた乱数値をこの抽選テーブルと照合し、照合した乱数値に割り当てられた当選役又はハズレを識別することによって、当選役の種類又はハズレが決定される。
当選役の種類又はハズレが決定されると、制御部76は、リール駆動コントローラ84を駆動し、第1〜第3リール20a〜20cを一斉に回転させるとともに、第1〜第3リール20a〜20cの回転開始から所定時間が経過して、第1〜第3リール20a〜20cの回転速度が一定になった時点でストップボタン30a〜30cを有効化する。この後、制御部76は、ストップボタン30a〜30cの操作に応答して、リール駆動コントローラ84を介して対応するリールの停止制御を行う。停止制御では、当選した当選役を入賞させるように、リールを停止させる周知の引き込み制御が行われる。そして、制御部76は、全ての全てのリールが停止された際に当選役が入賞した場合、入賞した当選役に応じた枚数のメダルを払い出す払い出し処理を行う。
次に、設定変更モードにおける制御部76の動作について説明する。設定変更モードにおいて制御部76は、RAM80から現在のペイアウト率の設定を読み出して表示装置22に表示する。また、制御部76は、設定ボタン56が押下される毎に表示装置22に表示する数値を「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→・・・の順番で切り替える。そして、制御部76は、スタートレバー28が押下されると、このとき表示装置22に表示されているペイアウト率の設定をRAM80に上書き記録する。これにより、ペイアウト率の設定が変更される。
続いて、電源遮断時の制御部76の動作について説明する。スロットマシン10の内部には、スロットマシン10の各部に対して電源の供給及び遮断を行う電源回路90が設けられている。電源回路90には、電源スイッチ52及び制御部76が接続されており、電源回路90は、電源スイッチ52のオンオフに連動して電源の供給及び遮断を行う他、制御部76から電源遮断信号が入力されるとこれに応答して電源の遮断(オフ)を行う。
制御部76には、検知センサ46が接続されている。そして、制御部76は、図6に示すように、下扉14bが最大開き角度まで開放され、検知センサ46から開放検知信号が入力された場合、RAM80に設定変更許容フラグを書き込んだ後、電源回路90に電源遮断信号を出力して電源を遮断(オフ)させることにより電源遮断手段として機能する。
このように、スロットマシン10では、下扉14bが最大開き角度まで開放された場合、制御部76が電源の遮断に関与してRAM80に設定変更許容フラグが書き込まれた後、電源が遮断される。また、電源スイッチ52がオフされた際には、制御部76が関与することなく(設定変更許容フラグの書き込みが行われることなく)電源が遮断される。これにより、スロットマシン10では、設定変更許容フラグの有無により、下扉14bが最大開き角度まで開放されたことにより電源が遮断されたか、または、電源スイッチ52により電源が遮断されたかを判別できる。
最後に、電源投入時の制御部76の動作について説明する。制御部76は、図7に示すように、電源スイッチ52がオンされて電源回路90から電源が供給されると、スロットマシン10の各部を起動する起動処理を行う。起動処理において、制御部76は、設定変更キー53が設定位置にセットされているか否かを調べ、設定変更キー53が設定位置にセットされていない場合、すなわち、設定変更キー53が遊技位置にセットされている場合、スロットマシン10を遊技モードで駆動する。他方、制御部76は、設定変更キー53が設定位置にセットされている場合、RAM80を参照して設定許容フラグが書き込まれているか否かを調べる。
そして、制御部76は、設定許容フラグが書き込まれていない場合、すなわち、直前の電源遮断が、電源スイッチ52のオフに基づくものである場合、スロットマシン10を遊技モードで駆動する。また、制御部76は、設定許容フラグが書き込まれている場合、すなわち、直前の電源遮断が、下扉14bが最大開き角度まで開放されたことに基づくものである場合、設定変更許容フラグを消去した後、スロットマシン10を設定変更モードで駆動する。このように、制御部76は、前述したように電源遮断手段として機能する他、モード制御手段としても機能する。
以下、上記構成による本発明の作用について説明する。スロットマシン10は、電源スイッチ52のオフと、下扉14bを最大開き角度まで開放することとのいずれによっても電源を遮断できる。また、スロットマシン10は、電源スイッチ52をオンすることで起動処理が行われ、遊技モードまたは設定変更モードのいずれかで駆動される。
スロットマシン10を設定モードで駆動する場合は、先ず、下扉14bを最大開き角度まで開放させて電源を遮断する。そして、設定変更キー53をキーシリンダ54に差し込んで設定位置に回動させた状態で電源スイッチ52をオンすればよい。なお、これ以外の状態で電源スイッチ52がオンされた場合、スロットマシン10は、遊技モードで駆動される。
このように、スロットマシン10では、下扉14bを最大開き角度まで開放しないと設定変更できないので、設定変更を行う行為が目立つ。これにより、不正な設定変更を防止できる。また、スロットマシン10では、下扉14bを最大開き角度まで開放すると自動的に電源が遮断されるため、従来のように、オペレータが電源スイッチを操作して電源を遮断する場合と比較して速やかに設定変更を行うことができる。さらに、スロットマシン10では、下扉14bを最大開き角度まで開放することなく、電源スイッチ52をオフすることでも電源を遮断できる。このため、例えば、営業時間終了後など、設定変更を行わずに電源を遮断する際に便利である。
なお、上記実施形態では、電源スイッチによっても電源を遮断できる例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、電源スイッチとして、電源を投入する機能のみを備えたものを用い、前面扉を最大開き角度まで開放することによってのみ電源を遮断できる構成としてもよい。この場合、電源を遮断する場合は、設定変更を行うか否かによらず常に前面扉を最大開き角度まで開放しなければならない。しかし、どのように電源が遮断されたかを判別することなく、設定変更キーが設定位置に回動された状態で電源がオンされた場合は、常に設定変更モードに移行させればよいので、設定変更許可フラグの書き込みや消去、並びに、設定変更許可フラグの有無の判定などの処理を省略できるといった利点がある。
また、前述した例と同様に、電源スイッチとして、電源を投入する機能のみを備えたものを用いるとともに、上記実施形態で用いた検知センサのように、前面扉が最大開き角度まで開放されたか否かを検知する検知センサ(以降、第1検知センサと称する)と、前面扉が閉じ位置にあるか否かを検知する第2検知センサと、スロットマシン10が設置される店舗の営業時間を設定するための設定手段と、設定された営業時間内であるか否かを監視するための内蔵時計とを設ける。そして、営業時間中は、第1検知センサにより前面扉が最大開き角度まで開放されたことが検知された場合に電源を遮断し、営業時間外は、第2検知センサにより前面扉が閉じ位置に無いことが検知された場合に電源を遮断するようにしてもよい。こうすることで、前述した例と比較して、営業時間外は、前面扉を最大開き角度まで開放することなく電源を遮断できるといった利点がある。
なお、上記実施形態では、赤外光を用いた検知センサにより、前面扉の位置を検知する例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、アームの所定位置に金属片を埋設するとともに、前面扉が所定位置に回動された際にこの金属片に近接または当接する近接センサを収納箱に設置し、近接センサが金属片を検知したか否かによって、前面扉の位置を検知してもよい。また、前面扉が所定位置に回動された際に前面扉によって押圧されて弾性変形する第1接片と、第1接片が弾性変形した際にこの第1接片と当接する第2接片とを収納箱に設け、第1接片と第2接片間の電気抵抗を検出することによって前面扉の位置を検知してもよい。もちろん、これ以外の周知の各種機構やセンサを用いて前面扉の位置を検知してもよい。
また、上記実施形態では、リールを駆動させるスロットマシンに本発明を適用したが、例えば液晶ディスプレイによって表示されたリールを回転させる(液晶ディスプレイ上で図柄の変動表示を行わせる)スロットマシン、遊技球を遊技媒体として用いるスロットマシンなど他の遊技機に本発明を適用してもよい。さらに、パチンコ機など、スロットマシン以外の遊技機に本発明を適用してもよい。
スロットマシンの外観図である。 下扉を最大開き角度まで開放した状態を示すスロットマシンの外観図である。 下扉が最大開き角度まで開放されたことを検知する機構の説明図である。 設定変更装置の外観図である。 スロットマシンの電気的な構成を示すブロック図である。 設定許容フラグがRAMに書き込まれる流れを示すフローチャートである。 電源投入時の制御部の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン(遊技機)
44 設定装置(設定変更部)
46 検出センサ
52 電源スイッチ(電源オフスイッチ)
53 設定変更キー
54 キーシリンダ
56 設定ボタン
76 制御部
80 RAM(記憶手段)
90 電源回路

Claims (2)

  1. 遊技機の電源をオフした後、設定変更部に設定変更キーを差し込んで所定位置まで回動し、この状態で遊技機の電源をオンすることで、遊技機の設定変更を行うための設定変更モードへと移行するとともに、遊技機本体に開閉自在に保持された前面扉の背後に前記設定変更部が配置されており、前記設定変更モードへ移行させるために、電源のオフと前面扉の開放とが行われる遊技機において、
    前記前面扉が最大開き角度まで開放された際に遊技機の電源をオフする電源遮断手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記前面扉を前記最大開き角度まで開放することなく前記電源をオフするための電源オフスイッチと、
    遊技機の電源をオフする際に、この電源オフが、前記前面扉が前記最大開き角度まで開放されたことに基づくものであるか、前記電源オフスイッチが操作されたことに基づくものであるかを記憶する記憶手段と、
    前記設定変更部に前記設定変更キーが差し込まれて所定位置まで回動された状態で電源がオンされた際に、前記記憶手段を参照し、前記前面扉が前記最大開き角度まで開放されたことに基づいて電源がオフされた後に電源がオンされた場合にのみ前記設定変更モードへの移行を許容するモード制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014226502A (ja) * 2013-05-27 2014-12-08 京楽産業.株式会社 遊技機
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JP2015126959A (ja) * 2015-04-08 2015-07-09 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2015213689A (ja) * 2014-05-13 2015-12-03 株式会社三共 遊技機

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