JP2009119137A - 液体濾過装置、及びこの液体濾過装置を備えた内視鏡洗浄消毒装置。 - Google Patents
液体濾過装置、及びこの液体濾過装置を備えた内視鏡洗浄消毒装置。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 縦置き、及び横置きによる配置方向の制限を受けることなく、液体の濾過効率を維持することのできる液体濾過装置の提供。
【解決手段】 本発明による液体濾過装置17は、排出管路9bに接続され、液体を濾過するフィルタ84と、液体を供給する供給管路9aに接続され、フィルタを水密に内包する収縮膨張自在な袋状のケース83と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図6
【解決手段】 本発明による液体濾過装置17は、排出管路9bに接続され、液体を濾過するフィルタ84と、液体を供給する供給管路9aに接続され、フィルタを水密に内包する収縮膨張自在な袋状のケース83と、を具備することを特徴とする。
【選択図】図6
Description
本発明は、液体を濾過する液体濾過装置、特に、内視鏡を自動的に洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置等の装置内に設けられる液体濾過装置に関する。
近年、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて内視鏡が具備する処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
医療分野の内視鏡は、特に検査及び治療を目的として体腔内に挿入されて使用されるものであるため、使用後、再度使用するためには洗浄消毒が必要となる。この使用済みの内視鏡を洗浄消毒は、例えば、特許文献1に開示されるような内視鏡洗浄消毒装置によって行われることが周知である。
このような内視鏡洗浄消毒装置は、使用済みの内視鏡を洗浄、消毒、濯ぎ等するために、水道水、洗浄液、消毒液等の液体が装置内部に供給されて、液体を装置内で循環する。また、装置内に供給される流体は、不純物除去などのため、装置内、又は装置外に設けられた水フィルタによって濾過される。
特開平11−76144号公報
上述したような液体を濾過する従来の水フィルタは、内部に空気が溜まらないように濾過した液体の排液側の流路が鉛直上方に位置するように設置される。これにより、水フィルタは、内部に空気が無い状態で、濾過フィルタ全体に流体が浸透するほうが、効率よく流体を濾過することができる。つまり、水フィルタは、液体が濾過フィルタ全体を浸漬するように、濾過した液体の排液側の流路を鉛直上方に位置させて、内部の空気を排出する縦置き型の構造となっている。
そのため、水フィルタが設けられる特許文献1の内視鏡洗浄消毒装置のような装置では、内部に、水フィルタを排液側の流路が鉛直上方に位置する縦置きに配置スペースを確保しなければならない。つまり、このような装置では、水フィルタの配置レイアウトが縦置きのみに制限されてしまうという問題があった。
ところで、水フィルタは、横置き、つまり、排液側の流路が鉛直方向に直交した方向を向くように配置した場合、内部の空気が排出されず、供給された液体が濾過フィルタの一部にしか浸漬しないため、濾過効率が低下してしまう。また、濾過フィルタは、液体が浸漬する一部が目詰まりし易く、流体を濾過する耐用回数、及び時間が短縮されてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縦置き、及び横置きによる配置方向の制限を受けることなく、液体の濾過効率を維持することのできる液体濾過装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明による液体濾過装置は、排出管路に接続され、液体を濾過するフィルタと、上記液体を供給する供給管路に接続され、上記フィルタを水密に内包する収縮膨張自在な袋状のケースと、を具備することを特徴とする。
また、本発明の内視鏡洗浄消毒装置は、使用済みの内視鏡を洗浄消毒し、装置本体内に、上記液体濾過装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、縦置き、及び横置きによる配置方向の制限を受けることなく、液体の濾過効率を維持することのできる液体濾過装置を実現することができる。
以下、図面を参照して本発明について説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、図1〜図6に基づいて、本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1〜図6は、本発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡洗浄消毒装置の斜視図、図2は図1のトップカバーが開放され、洗浄消毒槽に内視鏡が収納自在な状態を示す内視鏡洗浄消毒装置の斜視図、図3は内視鏡洗浄消毒装置の内部を示す概略構成図、図4は横置きに配置した液体濾過装置の外観斜視図、図5は横置きに配置した液体濾過装置の断面図、図6は横置きに配置した液体濾過装置による液体の濾過作用を説明するための断面図である。
(第1の実施の形態)
先ず、図1〜図6に基づいて、本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1〜図6は、本発明の第1の実施の形態に係り、図1は内視鏡洗浄消毒装置の斜視図、図2は図1のトップカバーが開放され、洗浄消毒槽に内視鏡が収納自在な状態を示す内視鏡洗浄消毒装置の斜視図、図3は内視鏡洗浄消毒装置の内部を示す概略構成図、図4は横置きに配置した液体濾過装置の外観斜視図、図5は横置きに配置した液体濾過装置の断面図、図6は横置きに配置した液体濾過装置による液体の濾過作用を説明するための断面図である。
図1、及び図2に示すように、内視鏡洗浄消毒装置1は、使用済みの内視鏡100を洗浄、消毒するための装置であり、装置本体2と、その上部に、例えば図示しない蝶番を介して開閉自在に接続された蓋体であるトップカバー3とにより、主要部が構成されている。
内視鏡洗浄消毒装置1は、トップカバー3が装置本体2に閉じられている状態において、装置本体2とトップカバー3とが装置本体2及びトップカバー3の互いに対向する位置に配設された、例えばラッチ8により固定される構成となっている。
装置本体2の操作者が近接する図中前面(以下、前面と称す)であって、例えば左半部の上部に、洗剤/アルコールトレー11が、装置本体2の前方へ引き出し自在に配設されている。
洗剤/アルコールトレー11には、内視鏡100を洗浄する際に用いる液体である洗浄剤が貯留された洗剤タンク11a、及び洗浄消毒後の内視鏡100を乾燥する際に用いられる液体であるアルコールが貯留されたアルコールタンク11bが収納されており、洗剤/アルコールトレー11が、引き出し自在なことにより、各タンク11a,11bに、所定に液体が補充できるようになっている。
尚、洗剤/アルコールトレー11には、2つの窓部11mが設けられており、該窓部11mにより、各タンク11a,11bに注入されている洗浄剤及びアルコールの残量が操作者によって確認できるようになっている。この洗浄剤は、給水フィルタにより滅菌処理がされた水道水により所定の濃度に希釈される濃縮洗剤である。本実施の形態では、以下の説明において、前記洗浄剤と前記水道水との混合液を洗浄液という。
また、装置本体2の前面であって、例えば右半部の上部に、カセットトレー12が、装置本体2の前方へ引き出し自在に配設されている。カセットトレー12には、内視鏡100を消毒する際に用いる、液体である、例えば過酢酸等の消毒液が注入された薬液ボトル12aが収納されており、カセットトレー12が、引き出し自在なことにより、薬液ボトル12aを所定にセットできるようになっている。
さらに、装置本体2の前面であって、カセットトレー12の上部に、洗浄消毒時間の表示や、消毒液を加温するための指示釦等が配設されたサブ操作パネル13が配設されている。また、装置本体2の図中前面の下部に、装置本体2の上部に閉成されたトップカバー3を、操作者の踏み込み操作により、図2に示すように、装置本体2の上方に開くためのペダルスイッチ14が配設されている。
また、図2に示すように、装置本体2の上面の、例えば操作者が近接する前面側の両端寄りに、装置本体2の洗浄,消毒動作スタートスイッチ、及び洗浄,消毒モード選択スイッチ等の設定スイッチ類が配設されたメイン操作パネル25が設けられている。
また、装置本体2の上面であって、操作者が近接する前面に対向する側に、装置本体2に水道水を供給するための、水道栓に接続されたホースが接続される給水ホース接続部31が配設されている。尚、給水ホース接続部31には、水道水を濾過するフィルタが配設されていてもよい。
さらに、装置本体2の上面の略中央部に、内視鏡収納口をトップカバー3によって開閉される、内視鏡100が収納自在な洗浄消毒槽4が設けられている。洗浄消毒槽4は、槽本体50と該槽本体50の内視鏡収納口の外周縁に連続して周設されたテラス部51とにより構成されている。
槽本体50は、使用後の内視鏡100が洗浄消毒される際、該内視鏡100が収納自在であり、槽本体50の槽内の面である底面50tには、槽本体50に供給された洗浄液,水,アルコール,消毒液等を槽本体50から排水するための排水口55が設けられている。
また、槽本体50の槽内の面である周状の側面50sの任意の位置に、槽本体50に供給された洗浄液,水,アルコール,消毒液等を、槽本体50から、後述する手段を介して内視鏡100の内部に配設された各管路に供給する、またはフィルタ等を介し、後述する給水循環ノズル24から槽本体50に再度上記液体を供給するための循環口56が設けられている。尚、循環口には、洗浄液,水,アルコール,消毒液等を濾過するフィルタが設けられていても良い。
尚、上述した循環口56は、槽本体50の底面50tに設けられていてもよい。循環口56が槽本体50の底面50tに設けられていれば、側面50sに設けるよりも、槽本体50に供給された洗浄液,水,アルコール,消毒液等を、槽本体50から、早急に排出することができる。
さらに、内視鏡100の各管路、または再度槽本体50への、洗浄液,水,アルコール,消毒液等の供給を早めることができる。さらに、ユーザが循環口56に設けられたフィルタ等を交換するに際し、底面に設けられていると、操作者がアプローチし易くなるといった利点がある。
洗浄消毒槽4には、槽本体50の背面側に図2では不図示の超音波振動子、不図示のヒータと、槽本体50の底面50tの略中央部に管路消毒用ポート7が配設された洗浄ケース6が配設されている。この超音波振動子は洗浄消毒槽4に貯留される洗浄水、或いは水道水に振動を与えて、内視鏡100の外表面を超音波洗浄、或いはすすぐものである。また、ヒータは、洗浄消毒槽4内に貯留される洗浄液、水道水等を所定の温度に加熱するためのものである。
洗浄ケース6は、これに内視鏡100の各スコープスイッチ等のボタン類、内視鏡100に併設されている取り外し可能な部品を収容して、内視鏡100と一緒に洗浄、消毒させるものである。洗浄ケース6の管路消毒用ポート7は、後述するように、洗浄消毒ホースを介して、装置内部の管路に消毒液を供給し、この給水管を消毒するものである。
槽本体50の側面50sの任意の位置に、槽本体50に供給された洗浄液、水、アルコール、消毒液等の水位を検出するカバー付き水位センサ32が設けられている。
テラス部51のテラス面51t以外の面、即ち槽本体50の底面50tと平行な面に、槽本体50に対し、洗剤タンク11aから、図示しないポンプにより、水道水により所定の濃度に希釈される洗浄剤を供給するための洗剤ノズル22及び、薬液ボトル12aから、図示しないポンプにより、消毒液を供給するための消毒液ノズル23が配設されている。
テラス部51のテラス面51t以外の面、即ち槽本体50の底面50tと平行な面に、槽本体50に対し、洗剤タンク11aから、図示しないポンプにより、水道水により所定の濃度に希釈される洗浄剤を供給するための洗剤ノズル22及び、薬液ボトル12aから、図示しないポンプにより、消毒液を供給するための消毒液ノズル23が配設されている。
さらに、テラス部51の槽本体50の底面50tと平行な面に、槽本体50に対し、アルコールタンク11bから、図2では不図示のポンプにより、アルコールを供給する、または槽本体50の循環口56から排出した洗浄液,水,アルコール,消毒液等を、再度槽本体50に供給するための給水循環ノズル24が配設されている。
尚、洗剤ノズル22、消毒液ノズル23及び給水循環ノズル24は、テラス面51tに配設されていても良い。
また、テラス部51のテラス面51tの操作者近接位置4kに対向する側の面51fに、内視鏡100の内部に設けられた後述する管路に、洗浄液,水,アルコール,消毒液、エア等を供給するための複数、ここでは2つの送気送水/鉗子口用ポート33と、鉗子起上用ポート34と、漏水検知用ポート35とが配設されている。
次に、図3に基づいて、本実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1の内部構成について説明する。図3は、内視鏡洗浄消毒装置1の内部構成を示す図である。
図3に示すように、内視鏡洗浄消毒装置1は、給水ホース接続部31が給水ホース31aの一端と接続され、この給水ホース31aの他端が外部の水道蛇口5に接続されることにより、水道水が供給されている。
図3に示すように、内視鏡洗浄消毒装置1は、給水ホース接続部31が給水ホース31aの一端と接続され、この給水ホース31aの他端が外部の水道蛇口5に接続されることにより、水道水が供給されている。
給水ホース接続部31は、給水管路9の一端と連通している。この給水管路9は、他端が3方電磁弁10に接続されており、管路の中途において、給水ホース接続部31側から順に、給水電磁弁15、逆止弁16及び液体濾過装置を構成する給水フィルタ17が介装されている。尚、給水フィルタ17は、定期的に交換できるように、カートリッジタイプの滅菌フィルタである。従って、上述したように、水道水は、給水フィルタ17を通過することにより滅菌される。
3方電磁弁10は、流液管路18の一端と接続されており、給水循環ノズル24への給水管路9、又は流液管路18との連通を内部の弁によって切替動作を行う。つまり、給水循環ノズル24は、3方電磁弁10の切替動作により、給水管路9、又は流液管路18のどちらか一方と連通する。また、流液管路18の他端側には、流液ポンプ19が介装されている。
洗浄消毒槽4に配設された循環口56は、循環管路20の一端に接続されている。循環管路20の他端は、前記流液管路18の他端、及びチャンネル管路21の一端と連通するように、2つに分岐している。このチャンネル管路21の他端は、上述した各送気送水/鉗子口用ポート33に連通している(尚、図3においては、各送気送水/鉗子口用ポート33は1つのみ図示している)。
前記チャンネル管路21は、管路の中途において、前記一端側から順に、チャンネルポンプ26、チャンネルブロック27、CH(チャンネル)電磁弁28、及び逆止弁29が介装されている。チャンネルブロック27とCH電磁弁28の間におけるチャンネル管路21には、洗浄ケース6と一端が接続しているケース用管路30の他端が接続されている。このチャンネル管路21には、逆止弁36が介装されている。
また、洗浄ケース6の管路消毒用ポート7には、消毒用管路37の一端が接続されており、この消毒用管路37の他端は給水フィルタ17と逆止弁16との間において、給水管路9に接続されている。また、消毒用管路37には、管路消毒用ポート7側に逆止弁38が介装されている。
洗剤ノズル22は、洗浄剤管路39の一端と接続されており、洗浄剤管路39の他端は、洗剤タンク11aに接続されている。この洗浄剤管路39には、その中途に洗浄剤供給ポンプ40が介装されている。
アルコールタンク11bは、アルコール管路41の一端と接続されており、このアルコール管路41はチャンネル管路21と所定に連通するように、チャンネルブロック27に接続されている。このアルコール管路41には、アルコールタンク11b側にアルコール供給ポンプ42と、チャンネルブロック27側に逆止弁43が介装されている。
また、チャンネルブロック27には、エアポンプ45からの空気を供給するためのエア管路44の一端が所定にチャンネル管路21と連通するように接続されている。このエア管路44は、他端が前記エアポンプ45に接続されており、チャンネルブロック27側に逆止弁47と、エアポンプ45側に定期的に交換されるエアフィルタ46が介装されている。
洗浄消毒槽4の排水口55には、弁の切替動作により、外部へ洗浄液等を排出したり、薬液タンク58に消毒液を回収したりするための切替弁57が配設されている。この切替弁57は、外部排水口へ接続される不図示の排水ホースと一端が接続されて連通する排水管路59の他端と接続されており、この排水管路59には排水ポンプ60が介装されている。また、切替弁57は、薬液回収管路61の一端と接続され、この薬液回収管路61の他端は薬液タンク58に接続されている。
薬液タンク58は、薬液ボトル12aからの消毒液が供給されるように、薬液供給管路62の一端とも接続されている。この薬液供給管路62の他端は、カセットトレー12に所定に接続されている。
また、薬液タンク58内には、一端に吸引フィルタ63が設けられた薬液管路64の前記一端部分が所定に収容されている。この薬液管路64は、他端が消毒液ノズル23に接続されており、薬液ポンプ65が介装されている。
尚、洗浄消毒槽4の底面50tの背面には、上述したように、複数の、本実施の形態においては2つの超音波振動子52と、ヒータ53とが配設されている。
尚、洗浄消毒槽4の底面50tの背面には、上述したように、複数の、本実施の形態においては2つの超音波振動子52と、ヒータ53とが配設されている。
内視鏡洗浄消毒装置1の内部には、外部のACコンセントから電力が供給される電源71と、この電源71と電気的に接続される制御部70が設けられている。この制御部70は、メイン操作パネル25及びサブ操作パネル13からの各種信号が供給され、上述した各ポンプ、各電磁弁などを駆動制御する。
次に、図1、及び図4〜図6に基づいて、本実施の形態の液体濾過装置について、詳しく説明する。
図1に示したように、本実施の形態の液体濾過装置である給水フィルタ17は、給水ホース接続部31に連通する給水側で供給管路となる一次側管路9a、及び濾過した濾過水の排水側(排液側)で排出管路となる二次側管路9bが水平方向から接続され、内視鏡洗浄消毒装置1の装置本体2内に横置きに配置される。尚、一次側管路9aと二次側管路9bは、上述した給水管路9(図3参照)を構成している。
図1に示したように、本実施の形態の液体濾過装置である給水フィルタ17は、給水ホース接続部31に連通する給水側で供給管路となる一次側管路9a、及び濾過した濾過水の排水側(排液側)で排出管路となる二次側管路9bが水平方向から接続され、内視鏡洗浄消毒装置1の装置本体2内に横置きに配置される。尚、一次側管路9aと二次側管路9bは、上述した給水管路9(図3参照)を構成している。
この給水フィルタ17は、図4、及び図5に示すように、一次側管路9a、及び二次側管路9bが挿通固定された、略円盤形状のヘッド部81と、このヘッド部81に着脱自在な円環状のコネクタ管82と、このコネクタ管82と接続された伸縮自在な袋体である袋状ケース83と、この袋状ケース83内に設けられ、二次側管路9bに着脱自在に接続されたフィルタカートリッジ84と、を有して主に構成されている。尚、図4に示す、矢印Xは、鉛直方向を示し、矢印Yは水平方向を示している。
ヘッド部81には、一次側管路9a、及び二次側管路9bが夫々、略90度に屈折した端部が挿設されており、これら一次側管路9a、及び二次側管路9bの開口部が水平方向を臨んだ状態となっている。また、本実施の形態においては、一次側管路9aが鉛直下方側に位置し、二次側管路9bが鉛直上方となるように、ヘッド部81に接続固定されている。
このヘッド部81には、一次側管路9a、及び二次側管路9bの開口部を収容するように、袋状ケース83の端部開口が水密に固着されたコネクタ管82と水密が保持された状態で螺着されている。つまり、このヘッド部81とコネクタ管82は、互いの螺子構造により、着脱自在な構成となっている。
袋状ケース83は、伸縮性のある工業用プラスチック、ゴム、エラストマ等の合成樹脂から形成された薄膜状の袋体である。つまり、給水フィルタ17は、ヘッド部81とコネクタ管82が接続された状態において、袋状ケース83の内部が水密に閉塞された空間Sが形成される。
また、給水フィルタ17の上記空間S内には、二次側管路9bの開口端部と着脱自在に螺着固定されるフィルタカートリッジ84が内包されている。このフィルタカートリッジ84は、円筒状のフィルタ85と、このフィルタ85の一端面を覆うように固着された略円盤形状の管路接続体86と、フィルタ85の他端面に固着され封止する円盤状の封止体87と、から構成されている。
また、管路接続体86は、フィルタ85の内孔と連通するように、水平方向で開口する二次側管路9bと螺着されている。つまり、この管路接続体86と二次側管路9bとは、互いの螺子構造により着脱自在な構成となっている。
尚、上述の袋状ケース83は、収縮時にフィルタカートリッジ84の外表面に接触、又は近接した状態で、フィルタカートリッジ84を覆った状態となっている。
以上に説明したように、本実施の形態の給水フィルタ17は、袋状ケース83が設けられたコネクタ管82とヘッド部81が着脱自在な構成であり、フィルタカートリッジ84と二次側管路9bが着脱自在な構成となっている。これにより、給水フィルタ17は、コネクタ管82をヘッド部81から外して、二次側管路9bと接続されるフィルタカートリッジ84の交換が行える構成となっている。
以上のように構成された給水フィルタ17には、図6に示すように、一次側管路9aを介して、濾過する液体である、ここでは水道水W1が水平方向から供給され、この水道水W1が給水フィルタ17の空間S内に流れ込む。このとき、袋状ケース83は、水道水W1の水圧によって、膨張する。すると、フィルタカートリッジ84のフィルタ85は、周囲全体が水道水W1に浸漬される。
つまり、袋状ケース83は、図5に示したように、収縮した状態で、給水フィルタ17の周囲を覆っていた状態から、図6に示すように、空間S内に流入された水道水W1の水圧によって膨張した状態となる。このとき、空間S内にあった空気は、一部がフィルタカートリッジ84を介して、二次側管路9b内に流れる。また、空間S内に僅かに残った空気は、図6に示すように、膨張した袋状ケース83内(空間S内)の上方にエア溜りAとなる。
この状態において、フィルタカートリッジ84は、水道水W1によって、全体が浸漬した状態となり、フィルタ85の外周から水道水W1が内部へ浸透する。このフィルタ85に浸透した水道水W1は、フィルタ85の全体で濾過されて不純物除去が行われ、管路接続体86と水平方向に接続された二次側管路9bへ濾過水W2として供給される。
また、給水フィルタ17は、水道水W1の供給が停止された場合、袋状ケース83がフィルタ85側に収縮して、図5に示した状態となる。このとき、空間S内の水道水W1は、フィルタ85を介して、濾過水W2として、二次側管路9bへ押し流がされる。
以上から本実施の形態による給水フィルタ17は、水平方向の横置きに設置されたとしても、水道水W1が供給前に、袋状ケース83がフィルタ85の周囲で収縮した状態となるため、空間S内に溜まる空気が少なくなる。そして、給水フィルタ17は、濾過する水道水W1が供給されると、その水圧によって袋状ケース83が膨張して、水道水W1がフィルタカートリッジ84のフィルタ85全体に浸透する構成となっている。
これにより、給水フィルタ17は、横置き、つまり、濾過水W2の排液側となる二次側管路9bの流路が鉛直方向に直交した方向を向く水平方向に配置した場合でも、濾過前の水道水W1をフィルタカートリッジ84のフィルタ85全体に浸透して濾過させることができる。その結果、本実施の形態の給水フィルタ17は、横置きにしても、フィルタカートリッジ84のフィルタ85による水道水W1の濾過効率を低下することがない構成とすることができる。
尚、以上の説明では、横置きの給水フィルタ17を例示したが、勿論、給水フィルタ17を縦置きにしても使用できることは言うまでもなく、この給水フィルタ17は、横置き、縦置きの配置に関係なく濾過する液体である水道水W1の濾過効率を均一に保つことができる。すなわち、給水フィルタ17を設置する装置、ここでは内視鏡洗浄消毒装置1は、装置本体2への給水フィルタ17の設置方向が横置き、及び縦置きのいずれにしても、水道水W1の濾過効率が低下されることがない。
従って、本実施の形態の給水フィルタ17は、設置する装置への縦置き、及び横置きによる配置方向の制限を受けることなく、液体の濾過効率を維持することができる構成となる。
(第2の実施の形態)
次に、図7〜図9に基づいて、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7〜図9は、本発明の第2の実施の形態に係り、図7は横置きに配置した液体濾過装置の外観斜視図、図8は横置きに配置した液体濾過装置の断面図、図9は横置きに配置した液体濾過装置による液体の濾過作用を説明するための断面図である。
次に、図7〜図9に基づいて、本発明の第2の実施の形態について説明する。図7〜図9は、本発明の第2の実施の形態に係り、図7は横置きに配置した液体濾過装置の外観斜視図、図8は横置きに配置した液体濾過装置の断面図、図9は横置きに配置した液体濾過装置による液体の濾過作用を説明するための断面図である。
尚、以下の説明において、上述した第1の実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1、及び給水フィルタ17と同一の構成について同じ符号を用い、それら構成の詳細な説明を省略する。
図7〜図9に示すように、本実施の形態の給水フィルタ17は、第1の実施の形態の構成に、袋状ケース83の外周を覆うように硬質なケース体91が設けられている。
本実施の形態のケース体91は、一端が開口した中空の外形円柱形状をしており、全体に空気抜け用の複数の孔部92が形成されている。このケース体91は、図8に示すように、袋状ケース83を内包するように、開口部側の一端部がコネクタ管82の外周部と着脱自在に螺着固定されている。すなわち、ケース体91とコネクタ管82は、互いが螺子機構により着脱自在な構成となっている。
本実施の形態のケース体91は、一端が開口した中空の外形円柱形状をしており、全体に空気抜け用の複数の孔部92が形成されている。このケース体91は、図8に示すように、袋状ケース83を内包するように、開口部側の一端部がコネクタ管82の外周部と着脱自在に螺着固定されている。すなわち、ケース体91とコネクタ管82は、互いが螺子機構により着脱自在な構成となっている。
このように袋状ケース83を覆うようにケース体91が配設された給水フィルタ17は、図9に示すように、濾過する水道水W1が一次側管路9aから空間S内に供給されて、水圧によって袋状ケース83が膨張したとき、ケース体91内面にて、袋状ケース83の膨張を規制する。また、このとき、ケース体91と袋状ケース83の間の空気は、ケース体91の複数の孔部92から抜ける。
以上から、本実施の形態の給水フィルタ17は、水道水W1の水圧によって、膨張した袋状ケース83がケース体91内面に接触して、それ以上、膨張することが規制されるため、袋状ケース83が水圧によって破裂することを防止することができる。
さらに、給水フィルタ17は、袋状ケース83が膨張しても、ケース体91に内包された状態となっているため、内視鏡洗浄消毒装置1の装置本体2内の他の構成部品に接触することが防止される。つまり、袋状ケース83は、膨張時に装置本体2内の他の構成部品に引っ掛かったり、無理な圧力で接触したりして、破損することも防止される。
以上から、本実施の形態の給水フィルタ17は、第1の実施の形態の効果に加え、水圧により膨張した袋状ケース83の破裂、破損等を防止することができる。
(第3の実施の形態)
次に、図10〜図11に基づいて、本発明の第3の実施の形態について説明する。図10、及び図11は、本発明の第3の実施の形態に係り、図10は横置きに配置した液体濾過装置の断面図、図11は横置きに配置した液体濾過装置による液体の濾過作用を説明するための断面図である。
次に、図10〜図11に基づいて、本発明の第3の実施の形態について説明する。図10、及び図11は、本発明の第3の実施の形態に係り、図10は横置きに配置した液体濾過装置の断面図、図11は横置きに配置した液体濾過装置による液体の濾過作用を説明するための断面図である。
尚、以下の説明において、上述した第1、及び第2の実施の形態の内視鏡洗浄消毒装置1、及び給水フィルタ17と同一の構成について同じ符号を用い、それら構成の詳細な説明を省略する。
図10、及び図11に示すように、本実施の形態の給水フィルタ17は、第2の実施の形態の構成に、袋状ケース83とケース体91の間に伸縮部材であるスポンジ95が設けられている。
図10に示すように、スポンジ95は、袋状ケース83の外表面をフィルタカートリッジ84の外表面側に向けて押圧するように、袋状ケース83とケース体91の間の空間に設けられている。つまり、スポンジ95は、給水フィルタ17内に濾過する水道水W1が供給されていない状態において、袋状ケース83が収縮した状態でフィルタカートリッジ84との間に形成される空間Sを極力小さくして内部の空気を二次側管路9bへ排出するため、袋状ケース83の全体をフィルタカートリッジ84側へ押圧する。
図10に示すように、スポンジ95は、袋状ケース83の外表面をフィルタカートリッジ84の外表面側に向けて押圧するように、袋状ケース83とケース体91の間の空間に設けられている。つまり、スポンジ95は、給水フィルタ17内に濾過する水道水W1が供給されていない状態において、袋状ケース83が収縮した状態でフィルタカートリッジ84との間に形成される空間Sを極力小さくして内部の空気を二次側管路9bへ排出するため、袋状ケース83の全体をフィルタカートリッジ84側へ押圧する。
また、図11に示すように、給水フィルタ17内に濾過する水道水W1が一次側管路9aから空間S内に供給されると、水圧によって袋状ケース83が膨張してスポンジ95が収縮する。この袋状ケース83の膨張とスポンジ95の収縮過程において、空間S内の空気は、大部分が二次側管路9bへ排出される。そのため、袋状ケース83内のエア溜りAを少なくすることができる。
すなわち、本実施の形態の給水フィルタ17は、袋状ケース83内のエア溜りAが少なくすることができるため、供給された水道水W1がフィルタカートリッジ84のフィルタ85全体に浸漬する。
以上の結果、本実施の形態の給水フィルタ17は、第1、及び第2の実施の形態の効果に加え、より確実に、濾過する水道水W1をフィルタカートリッジ84のフィルタ85全体に浸透させて濾過することができる構成となる。
以上の各実施の形態に記載した発明は、夫々の実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…内視鏡洗浄消毒装置
2…装置本体
4…洗浄消毒槽
5…水道蛇口
9…給水管路
9a…一次側管路
9b…二次側管路
17…給水フィルタ
31a…給水ホース
31…給水ホース接続部
81…ヘッド部
82…コネクタ管
83…袋状ケース
84…フィルタカートリッジ
85…フィルタ
86…管路接続体
87…封止体
91…ケース体
92…孔部
95…スポンジ
100…内視鏡
2…装置本体
4…洗浄消毒槽
5…水道蛇口
9…給水管路
9a…一次側管路
9b…二次側管路
17…給水フィルタ
31a…給水ホース
31…給水ホース接続部
81…ヘッド部
82…コネクタ管
83…袋状ケース
84…フィルタカートリッジ
85…フィルタ
86…管路接続体
87…封止体
91…ケース体
92…孔部
95…スポンジ
100…内視鏡
Claims (5)
- 排出管路に接続され、液体を濾過するフィルタと、
上記液体を供給する供給管路に接続され、上記フィルタを水密に内包する伸縮自在な袋状のケースと、
を具備することを特徴とする液体濾過装置。 - 上記ケースを内包して、上記液体が供給された該ケースの膨張を規制する硬質ケースを備えたことを特徴とする請求項1に記載の液体濾過装置。
- 上記ケースと上記硬質ケースの間に設けられ、上記ケース全体を上記フィルタ側へ押圧する伸縮部材を具備することを特徴とする請求項2に記載の液体濾過装置。
- 使用済みの内視鏡を洗浄消毒する内視鏡洗浄消毒装置において、
装置本体内に、上記請求項1から請求項3の何れか1項に記載の液体濾過装置を備えたことを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置 - 濾過した流体を水平方向へ排液するように上記フィルタが横置きに配置された上記液体濾過装置を備えたことを特徴とする請求項4に記載の内視鏡洗浄消毒装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007298313A JP2009119137A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 液体濾過装置、及びこの液体濾過装置を備えた内視鏡洗浄消毒装置。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007298313A JP2009119137A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 液体濾過装置、及びこの液体濾過装置を備えた内視鏡洗浄消毒装置。 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009119137A true JP2009119137A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40811952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007298313A Pending JP2009119137A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | 液体濾過装置、及びこの液体濾過装置を備えた内視鏡洗浄消毒装置。 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2009119137A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013226478A (ja) * | 2012-04-24 | 2013-11-07 | Toyota Auto Body Co Ltd | アキュムレータ内蔵フィルタ機器 |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007298313A patent/JP2009119137A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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