JP2009118433A - 放送用送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力増幅器が故障した場合でも励振器へのフィードバック信号の変動を回避して、励振器の非線形歪み補償を確実に実行させる。
【解決手段】放送信号を2系統の電力増幅器で増幅して合成出力する場合に、フィードバック信号生成部60において、各増幅器の増幅信号1,2を取り込み、両信号の有無を監視して、いずれも正常に入力されるときは各増幅信号1,2を減衰器63−1,63−2に導き、信号のレベルを1/2に減少した後、合成器64で合成して、フィードバック信号として励振器10に出力する。増幅信号1,2の一方がダウンすると、正常に入力される増幅信号のみを伝送線62−1または62−2を通じて導出し、フィードバック信号として励振器10に出力する。このようにして、増幅信号1,2のいずれか一方がダウンした場合でも、正常時と同じ特性のフィードバック信号を励振器10に出力し、フィードバック信号の変動を回避する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばテレビジョン放送信号の送信に用いられる放送用送信装置に関する。
従来から、放送信号を電力増幅器で増幅させて出力する放送用送信装置にあっては、電力増幅器の持つ非線形歪みを補償するために、電力増幅器の前段にエキサイタと称される励振器が設けられている。この励振器は、電力増幅器の出力をフィーバック信号として入力し、放送信号にフィードバック信号に応じた非線形歪み補償を施すもので、この励振器の出力を電力増幅器に入力することで、当該増幅器から非線形歪み補償された信号が出力されるようになされている。(例えば、特許文献1参照。)。
ここで、放送用送信装置では、電力変換効率、増幅器コストを考慮して、利得の大きい増幅器を単体で使用するよりも、利得はそれほど大きくはない増幅器を複数用いて合成出力する構成とすることが一般的である。このように複数の増幅器を用いている場合には、上記励振器から出力される放送信号を複数の増幅器に分配し、各増幅器で増幅された放送信号を合成して出力すると共に、各増幅器から出力される放送信号を合成してフィードバック信号として励振器に出力するようにしている。
しかしながら、実際には、増幅器の故障や断線等により、増幅器から信号が出力されない場合がある。このような場合、合成するはずの増幅信号の系統が存在しないため、励振器に入力するフィードバック信号のレベルが低下してしまう。変動したフィードバック信号が励振器に入力されると、励振器は、そのフィードバック信号に追随して補償処理を行うため、補償処理が不完全となり、増幅器から歪んだ放送信号が送出されてしまう。
特開2007−208644号公報
以上のように、従来の放送用送信装置では、増幅器の故障等によるフィードバック信号の変動が生じた場合、励振器の非線形歪み補償処理が不完全となり、歪んだ放送信号が送信されてしまうおそれがあった。
そこで、本発明の目的は、増幅器に故障等が生じた場合でも、励振器へのフィードバック信号の変動を回避して、励振器の非線形歪み補償を確実に実行させることのできる放送用送信装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る放送用送信装置は、放送信号にフィードバック信号に応じた非線形歪み補償を施す励振器と、前記励振器から出力される放送信号をN(Nは2以上の自然数)系統に分配する分配器と、前記N系統に分配された放送信号をそれぞれ同一利得で増幅するN個の増幅器と、前記N個の増幅器から出力される放送信号を合成して出力する合成器と、前記N個の増幅器の出力をそれぞれ1/Nに減衰し合成して前記フィードバック信号として前記励振器に出力するフィードバック信号生成手段とを具備し、前記フィードバック信号生成手段は、前記N個の増幅器それぞれの出力状態を監視し、いずれかの出力に異常を検知したとき、前記合成出力に代わって正常出力の1系統のみを前記フィードバック信号として出力することを特徴とする。
これにより、いずれかの系統の増幅器に故障等が生じてフィードバック信号生成手段に入力される増幅信号が減少した場合でも、フィードバック信号生成手段からは一定のレベルのフィードバック信号が継続して励振器に供給されるようになり、励振器では増幅器の非線形歪みを確実に補償することが可能となる。
この発明によれば、増幅器に故障等が生じた場合でも、励振器へのフィードバック信号の変動を回避して、励振器の非線形歪み補償を確実に実行させることのできる放送用送信装置を提供することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る放送用送信装置の構成を示すブロック図である。図1において、入力される放送信号は、励振器10でフィードバック信号に基づいて非線形歪み補償が施された後、分配器20で2系統に分岐され、各系統に設けられた同一特性、同一利得の電力増幅器30−1,30−2で電力増幅される。これらの電力増幅器30−1,30−2から出力される放送信号は、帯域通過フィルタ(BPF:Band-pass filter)40−1,40−2によって所定の帯域に制限された後、合成器50で合成されて送信出力される。
また、上記電力増幅器30−1,30−2で増幅された放送信号は、それぞれフィードバック信号生成部60にも供給される。このフィードバック信号生成部60は、2系統の電力増幅器30−1,30−2で電力増幅された放送信号を取り込み、それぞれ1/Nに減衰した後に合成し、フィードバック信号として励振器10に出力するものである。そして、各系統の電力増幅器30−1,30−2それぞれの出力状態を監視し、いずれかの系統の出力に異常を検知したとき、上記合成出力に代わって正常出力の1系統のみをフィードバック信号として出力する。
図2は上記フィードバック信号生成部60の具体的な構成を示すもので、入力側切替器61−1,61−2と、伝送線62−1,62−2と、減衰器63−1,63−2と、合成器64と、出力側切替器65と、制御部66とを備える。
入力側切替器61−1は、制御部66からの指示に従って、電力増幅器30−1からの増幅信号1を伝送線62−1、減衰器63−1のいずれかに選択的に導出する。同様に、入力側切替部61−2は、制御部66からの指示に従って、電力増幅器30−2からの増幅信号2を伝送線62−2、減衰器63−2のいずれかに選択的に導出する。
上記減衰器63−1,63−2は、増幅信号1,2をそれぞれ取り込み、1/2(3dB)に減衰する。減衰された信号は、合成器64で合成されて出力される。すなわち、減衰器63−1,63−2における減衰量は、増幅信号の系統数に基づいて設定される。本実施形態ではその系統数が2系統であるため、減衰器63−1,63−2は、入力される増幅信号1,2のレベルをそれぞれ1/2に減少(3dB減衰)するように設定されている。
出力側切替器65は、制御部66からの指示に従って、伝送線62−1からの信号、合成器64からの信号、伝送線62−2からの信号を選択的に導出するもので、その導出信号はフィードバック信号として励振器10に供給される。
上記制御部66は、入力される増幅信号1,2の有無を判断することで異常発生を監視し、その監視結果に基づいて図3に示すテーブルに従って切替器61−1,61−2,65を切替制御する。すなわち、増幅信号1,2がいずれも正常に入力されるときは、入力側切替器61−1,61−2に対し、それぞれ増幅信号1,2を減衰器63−1,63−2に導出するように切替制御し、出力側切替器65に対し、合成器64の出力を選択出力するように切替制御する。増幅信号1のみが入力され、増幅信号2がダウンしている場合には、入力側切替器61−1に対し、増幅信号1を伝送線62−1に導出するように切替制御すると共に、出力側切替器65に対し、伝送線62−1からの増幅信号1を選択出力するように切替制御する。逆に、増幅器1がダウンし、増幅信号2のみが入力される場合、入力側切替器61−2に対し、増幅信号2を伝送線62−2に導出するように切替制御すると共に、出力側切替器65に対し、伝送線62−2からの増幅信号2を選択出力するように切替制御する。尚、ダウンしている経路については、入力側切替器61−1,61−2の接続は減衰器側、伝送線側のどちらであってもよい。
以上のように、上記一実施形態の構成によれば、電力増幅器30−1,30−2からの増幅信号1,2をフィードバック信号生成部60に取り込み、両信号の有無を監視して、いずれも正常に入力されるときは各増幅信号1,2を入力側切替器61−1,61−2によって減衰器63−1,63−2に導き、信号のレベルを1/2に減少した後、合成器64で合成して、フィードバック信号として励振器10に出力する。電力増幅器30−1又は増幅器30−2の故障等により増幅信号1又は増幅信号2の一方がダウンすると、フィードバック信号生成部60では、これを検知して、正常に入力される増幅信号のみを伝送線を通じて導出し、フィードバック信号として励振器10に出力する。これにより、増幅信号1,2のいずれか一方がダウンした場合でも、共に正常に入力される場合と同じレベルのフィードバック信号を励振器10に出力することが可能となる。
したがって、電力増幅器30−1,30−2のいずれかが故障した場合でも、フィードバック信号の変動を回避することができ、励振部10における非線形歪み補償を確実に実行することができ、非線形歪みを生じた放送信号が送信させる危険性を回避することができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、放送信号を2系統の電力増幅器で増幅し合成する例を説明しているが、放送信号を2系統以上で増幅する場合であっても同様に実施可能である。
さらに、この発明は実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
本発明に係る放送用送信装置の一実施形態の構成を示すブロック図。 上記実施形態のフィードバック信号生成部の構成を示すブロック図。 上記実施形態の制御部の切替制御内容をテーブルとして示す図。
符号の説明
10…励振部、20…分配器、30−1,30−2…電力増幅器、40−1,40−2…BPF、50…合成器、60…フィードバック信号生成部、61−1,61−2…入力側切替器、62−1,62−2…伝送線、63−1,63−2…減衰器、64…合成器、65…出力側切替器、66…制御部。

Claims (2)

  1. 放送信号にフィードバック信号に応じた非線形歪み補償を施す励振器と、
    前記励振器から出力される放送信号をN(Nは2以上の自然数)系統に分配する分配器と、
    前記N系統に分配された放送信号をそれぞれ同一利得で増幅するN個の増幅器と、
    前記N個の増幅器から出力される放送信号を合成して出力する合成器と、
    前記N個の増幅器の出力をそれぞれ1/Nに減衰し合成して前記フィードバック信号として前記励振器に出力するフィードバック信号生成手段と
    を具備し、
    前記フィードバック信号生成手段は、前記N個の増幅器それぞれの出力状態を監視し、いずれかの出力に異常を検知したとき、前記合成出力に代わって正常出力の1系統のみを前記フィードバック信号として出力することを特徴とする放送用送信装置。
  2. 前記フィードバック信号生成手段は、
    前記N個の増幅器の出力をそれぞれ1/Nに減衰し合成出力する主経路と、
    前記N個の増幅器それぞれの出力を前記主経路とは分岐して個別に伝送するN個の副経路と、
    前記主経路及びN個の副経路の中からいずれか1経路を選択してその経路の信号を前記フィードバック信号として出力する切替器と、
    前記N個の増幅器それぞれの出力状態を監視して全て正常の場合には前記切替器に前記主経路を選択させ、いずれかの増幅器の出力に異常が生じた場合には前記切替器に前記副経路を選択させる制御部と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の放送用送信装置。
JP2007292426A 2007-11-09 2007-11-09 放送用送信装置 Withdrawn JP2009118433A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012075081A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Hitachi Kokusai Electric Inc 電力増幅装置

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