JP2009118259A - 画像処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】MFPで実行したい処理、及び、当該処理に係わる詳細な設定情報を情報端末から入力し、入力した情報に基づいた処理を任意のMFPが実行できる画像処理システムを提供すること。
【解決手段】処理・設定情報取得部39は、サーバ20にネットワークNを介して接続した後、サーバ20の処理・設定情報記録部25に記録された設定情報記録テーブルを取得する。実行制御部40は、ユーザからの指示を受け、処理・設定情報取得部39が取得した設定情報記録テーブルに基づいて実行される各種データ処理を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】処理・設定情報取得部39は、サーバ20にネットワークNを介して接続した後、サーバ20の処理・設定情報記録部25に記録された設定情報記録テーブルを取得する。実行制御部40は、ユーザからの指示を受け、処理・設定情報取得部39が取得した設定情報記録テーブルに基づいて実行される各種データ処理を制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像処理システム、特に、ネットワークを介して接続される端末装置、サーバ、画像形成装置からなる画像処理システムに関する。
ネットワークを介して接続される端末装置とMFP(Multi Function Printer)とからなる画像処理システム、例えば、印刷システムにおいて、ユーザXが、MFPに備わっているタッチパネルを介して、当該ユーザXがMFPに実行させる処理に係わる設定情報、データを入力する場合、その入力作業は時間がかかる場合があるため、前記ユーザXが入力作業を実行している間は、他のユーザYは、当該MFPを使用できなくなる。そこで、ユーザのMFPの使用効率を向上させるべく様々な技術が提案されている。
特許文献1には、ユーザがMFPで実行したい処理、及び、当該処理に基づく設定情報を端末装置に事前に登録すると、以後、前記ユーザが、MFPの操作パネルに表示された前記登録した情報を選択するためのマーキング情報(アイコン)を操作すると、当該MFPが、前記端末装置に登録された設定情報を読み出し、読み出した設定情報に基づいた処理を実行する画像形成装置システムが開示されている。
特開2006−36698号公報
特許文献1に開示された画像形成装置システムにおいては、操作パネルに表示されたアイコンを操作するだけで、端末装置に登録された設定情報に係わるMFPの処理を実行することができる。
しかし、特許文献1の画像形成装置システムは、特定のMFPαから端末装置に登録された設定情報を読み出すことができるが、他のMFPβ、つまり任意のMFPから当該設定情報を読み出し、読み出した設定情報に基づいた処理を実行するものではない。
しかし、特許文献1の画像形成装置システムは、特定のMFPαから端末装置に登録された設定情報を読み出すことができるが、他のMFPβ、つまり任意のMFPから当該設定情報を読み出し、読み出した設定情報に基づいた処理を実行するものではない。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、MFPで実行したい処理、及び、当該処理に係わる詳細な設定情報を情報端末から入力し、入力した情報に基づいた処理を任意のMFPが実行できる画像処理システムを提供することを目的とする。
第1の技術手段は、複数の端末装置と複数の画像形成装置がネットワークを介して接続された画像処理システムにおいて、前記端末装置の中の所定の端末装置に、任意の前記端末装置から予め入力された前記画像形成装置で実行する処理に係わる設定情報を当該処理毎に登録し、任意の画像形成装置により、前記所定の端末装置から前記登録した前記処理毎の設定情報を取得し、当該設定情報に基づいた処理が実行されることを特徴とする画像処理システムである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記設定情報をユーザ毎に登録することを特徴とするものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記設定情報には、ユーザ認証を行うためのパスワード情報を含むことを特徴とするものである。
第4の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記設定情報には、当該設定情報に係わるデータを含むことを特徴とするものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段の前記画像形成装置は、多機能画像形成装置(MFP)であることを特徴とするものである。
本発明により、MFPで実行したい処理、及び、当該処理に係わる詳細な設定情報を情報端末から入力し、入力した情報に基づいた処理を任意のMFPが実行できるので、詳細な設定情報を入力する場合における、ユーザのMFPの使用効率及び前記処理を実行する際の操作性を向上させることができる。
図1は、本発明に係わる画像処理システム1の概略を説明するための図である。
画像処理システム1は、端末装置として機能する複数のPC10(10a…10d…)と、PC10の中の所定の端末装置である、後述のMFPで実行する処理、及び、当該処理の設定情報を記録するサーバ20と、画像形成装置、例えば、スキャナ、プリント、ファックス処理等を実行する複数の多機能画像形成装置、MFP(30a…30g…)とを有し、PC10、サーバ20、MFP30はネットワークNに接続している。
画像処理システム1は、端末装置として機能する複数のPC10(10a…10d…)と、PC10の中の所定の端末装置である、後述のMFPで実行する処理、及び、当該処理の設定情報を記録するサーバ20と、画像形成装置、例えば、スキャナ、プリント、ファックス処理等を実行する複数の多機能画像形成装置、MFP(30a…30g…)とを有し、PC10、サーバ20、MFP30はネットワークNに接続している。
PC10は、MFP30の操作用メニュー画面、すなわち、MFP30が有する各種データ処理機能(例えば、スキャン、プリント)を選択するボタン、及び、当該処理の設定情報(例えば、スキャン時の解像度、スキャンデータのファイル形式)を入力するボタン等からなるメニュー画面(処理・設定情報入力画面)を、モニタに表示する。
MFP30が有する各種データ処理機能の実行を所望するユーザは、任意のPCのモニタに表示される前記メニュー画面を介して、実行したい処理、当該処理の設定情報、ユーザ認証用のパスワード情報(以下、処理・設定情報と記す)を入力する。入力終了後、PC10は、入力された処理・設定情報をサーバ20に送信し、送信された処理・設定情報を受信したサーバ20は、受信した処理・設定情報をサーバ20内の記録部に記録する。
MFP30が有する各種データ処理機能の実行を所望するユーザは、任意のPCのモニタに表示される前記メニュー画面を介して、実行したい処理、当該処理の設定情報、ユーザ認証用のパスワード情報(以下、処理・設定情報と記す)を入力する。入力終了後、PC10は、入力された処理・設定情報をサーバ20に送信し、送信された処理・設定情報を受信したサーバ20は、受信した処理・設定情報をサーバ20内の記録部に記録する。
その後、ユーザが、ネットワークNに接続しているMFP30(30a…30d…30g…)の中から、前記ユーザにとって最適なMFP(例えば、ユーザが会議中であれば、会議室にあるMFP)の操作パネルを操作して、前記ユーザが前述のメニュー画面を介して入力した処理・設定情報に基づいた処理の実行を当該MFPに指示する。
前記指示を受けたMFPは、ユーザ認証実行後、サーバ20に登録された処理・設定情報を取得し、当該処理・設定情報に基づく処理を実行する。
前記指示を受けたMFPは、ユーザ認証実行後、サーバ20に登録された処理・設定情報を取得し、当該処理・設定情報に基づく処理を実行する。
図2は、本発明に係わる画像処理システム1の機能をより詳細に説明するためのブロック図である。
(PC10)
11は、NIC(Network Interface Card)等のネットワークNに接続するためのネットワークインターフェイス機能を提供するネットワークI/F、12は、各種制御情報等を記憶するメモリ、13は、大容量記録装置、つまり、HDD(Hard Disk Drive)、14は、各機能ブロックを制御するCPUである。
(PC10)
11は、NIC(Network Interface Card)等のネットワークNに接続するためのネットワークインターフェイス機能を提供するネットワークI/F、12は、各種制御情報等を記憶するメモリ、13は、大容量記録装置、つまり、HDD(Hard Disk Drive)、14は、各機能ブロックを制御するCPUである。
15は、処理・設定情報登録部で、MFP30の操作用メニュー画面、すなわち、MFP30が有する各種データ処理機能を選択するボタン、及び、当該処理の設定情報を入力欄等からなるメニュー画面(処理・設定情報入力画面)を、モニタ(図示しない)に表示し、ユーザが当該メニュー画面を介して入力した、当該ユーザがMFP30に実行させたい処理、及び、当該処理の設定情報等を後述のサーバ20に送信、つまり、サーバ20の記録部に登録(記録)する。
ここでは、前記処理・設定情報は、処理毎/ユーザ毎に登録することができる。また、設定情報として、当該設定情報に係わるデータを含むことができる。
ここでは、前記処理・設定情報は、処理毎/ユーザ毎に登録することができる。また、設定情報として、当該設定情報に係わるデータを含むことができる。
図3は、前記メニュー画面の一例で、ユーザが、MFP30が有する各種データ処理機能の中からスキャン処理を選択した場合に表示される画面を示した図である。
メニュー画面50には、例えば、ユーザ名入力欄50a、スキャンデータの解像度を入力する解像度入力欄50b、スキャンデータのファイル名を入力するファイル名入力欄50c、スキャンデータのファイル形式を選択するファイル形式選択ボックス50d、スキャンデータの保存先(保存先フォルダへのファイルパス)を入力する保存先入力欄50e、ユーザ認証用のパスワードを入力するパスワード入力欄50f、登録ボタン50gが表示される。
メニュー画面50には、例えば、ユーザ名入力欄50a、スキャンデータの解像度を入力する解像度入力欄50b、スキャンデータのファイル名を入力するファイル名入力欄50c、スキャンデータのファイル形式を選択するファイル形式選択ボックス50d、スキャンデータの保存先(保存先フォルダへのファイルパス)を入力する保存先入力欄50e、ユーザ認証用のパスワードを入力するパスワード入力欄50f、登録ボタン50gが表示される。
なお、ユーザ認証用のパスワードの入力は、ユーザXが登録した処理・設定情報に基づく処理を、他のユーザYが実行できないようにして、セキュリティレベルを向上させるためのものであるので、セキュリティを考慮しない場合には、当該パスワードの入力は不要であり、後述のユーザ認証処理は実行されない。
ユーザが、前述の各欄(50a〜50f)にユーザ名等を入力し、登録ボタン50gを押すと、処理・設定情報登録部15は、入力された情報を、ネットワークI/F11を介して、サーバ20に送信し、送信された情報を受信したサーバ20は、当該受信情報を記録部に記録する。なお、前記記録の詳細については、後述する。
(サーバ20)
21〜24は、PC10のネットワークI/F11〜CPU14と同種の機能を有する機能ブロックである。
HDD23には、MFP30がスキャンしたスキャンデータ、MFP30で印刷する電子データなどを記録することができる。
21〜24は、PC10のネットワークI/F11〜CPU14と同種の機能を有する機能ブロックである。
HDD23には、MFP30がスキャンしたスキャンデータ、MFP30で印刷する電子データなどを記録することができる。
25は、PC10が送信した処理・設定情報を記録(登録)する処理・設定情報記録部で、当該処理・設定情報を、例えば、図4、図5に示すテーブルに記録する。
図4は、図3のメニュー画面50を介して入力したスキャン処理に係わる設定情報を記録するスキャン設定情報記録テーブル60である。
同テーブル60には、図からも明らかなように、前記メニュー画面50に表示された処理・設定情報入力欄(50a〜50f)に対応するように、ユーザ名欄60a、解像度欄60b、ファイル名欄60c、フォーマット欄60d、スキャンデータを保存するフォルダ欄60e、パスワード欄60fが設けられ、各欄(60a〜60f)に、前記メニュー画面50を介して入力された処理・設定情報及びパスワード情報が記録される。
図4は、図3のメニュー画面50を介して入力したスキャン処理に係わる設定情報を記録するスキャン設定情報記録テーブル60である。
同テーブル60には、図からも明らかなように、前記メニュー画面50に表示された処理・設定情報入力欄(50a〜50f)に対応するように、ユーザ名欄60a、解像度欄60b、ファイル名欄60c、フォーマット欄60d、スキャンデータを保存するフォルダ欄60e、パスワード欄60fが設けられ、各欄(60a〜60f)に、前記メニュー画面50を介して入力された処理・設定情報及びパスワード情報が記録される。
その他にも、例えば、ユーザがプリント処理を選択した場合には、プリント用の処理・設定情報入力メニュー画面を介して、入力されたプリント処理に係わる設定情報を、図5に示すプリント設定情報記録テーブル61に記録することができる。
なお、この場合には、サーバ20のHDD23に記録された電子データ(設定情報に係わるデータ)のプリント処理を実行することができる。
なお、この場合には、サーバ20のHDD23に記録された電子データ(設定情報に係わるデータ)のプリント処理を実行することができる。
(MFP30)
MFP30は、ユーザの操作によって、サーバ20の処理・設定情報記録部25から、処理・設定情報が記述された前記テーブル(60、61)を、ネットワークNを介して取得し、ユーザ認証実行後、取得した処理・設定情報に基づいて各種データ処理を実行する。
31は、ネットワークインターフェイス機能を提供するネットワークI/F、32は、MFP30を操作するための操作パネルである。
MFP30は、ユーザの操作によって、サーバ20の処理・設定情報記録部25から、処理・設定情報が記述された前記テーブル(60、61)を、ネットワークNを介して取得し、ユーザ認証実行後、取得した処理・設定情報に基づいて各種データ処理を実行する。
31は、ネットワークインターフェイス機能を提供するネットワークI/F、32は、MFP30を操作するための操作パネルである。
33は、スキャナ(図示しない)で読み取った原稿を電子データに変換するスキャン部、34は、スキャン部33で変換した電子データ、サーバ20のHDD23等に記録された電子データを印刷するプリント部、35は、いわゆるファクシミリ処理を実行するファックス部である。
36は、サーバ20のアドレス情報(IPアドレス)、各種制御情報等を記憶するメモリ、37は、スキャン部33がスキャンしたデータ等を記録するHDD、38は、各機能ブロックを制御するCPUである。
36は、サーバ20のアドレス情報(IPアドレス)、各種制御情報等を記憶するメモリ、37は、スキャン部33がスキャンしたデータ等を記録するHDD、38は、各機能ブロックを制御するCPUである。
39は、処理・設定情報取得部で、後述する実行制御部の制御を受けて、メモリ36に記録されているサーバ20のアドレス情報を参照し、当該サーバ20にネットワークNを介して接続した後、サーバ20の処理・設定情報記録部25に記録された設定情報記録テーブル(60、61)を取得する。
実行制御部40は、ユーザからの指示を受け、処理・設定情報取得部39が取得した設定情報記録テーブルに基づいて実行される各種データ処理を制御する。
ここで、実行制御部40の機能について詳細に説明する。
まず、図3に示したメニュー画面50等を介して処理・設定情報を入力したユーザが、操作パネル32を操作して、登録(予約)した処理の実行を指示するための操作画面を表示するように実行制御部40に指示すると、当該指示を受けた実行制御部40は、当該操作パネル32に当該操作画面を表示する。
ここで、実行制御部40の機能について詳細に説明する。
まず、図3に示したメニュー画面50等を介して処理・設定情報を入力したユーザが、操作パネル32を操作して、登録(予約)した処理の実行を指示するための操作画面を表示するように実行制御部40に指示すると、当該指示を受けた実行制御部40は、当該操作パネル32に当該操作画面を表示する。
図6は、前述の操作画面の一例を示した図である。
操作画面51には、MFP30が実行できるデータ処理の中から、登録(予約)したデータ処理を選択する選択ボックス51a、前記ユーザの名前を入力するユーザ名入力欄51b、パスワード入力欄51c、実行ボタン51dが表示される。
前記ユーザが、例えば、選択ボックス51aのスキャンボタンを選択し(チェック)、ユーザ名として“Yamada”を、ユーザ名入力欄51bに、パスワードとして、“1A2B3C”を、パスワード入力欄51cに入力し、実行ボタン51dを操作すると、実行制御部40は、処理・設定情報取得部39に、スキャン用のスキャン設定情報記録テーブル60(図4参照)を取得するように指示する。
操作画面51には、MFP30が実行できるデータ処理の中から、登録(予約)したデータ処理を選択する選択ボックス51a、前記ユーザの名前を入力するユーザ名入力欄51b、パスワード入力欄51c、実行ボタン51dが表示される。
前記ユーザが、例えば、選択ボックス51aのスキャンボタンを選択し(チェック)、ユーザ名として“Yamada”を、ユーザ名入力欄51bに、パスワードとして、“1A2B3C”を、パスワード入力欄51cに入力し、実行ボタン51dを操作すると、実行制御部40は、処理・設定情報取得部39に、スキャン用のスキャン設定情報記録テーブル60(図4参照)を取得するように指示する。
前記指示を受けた処理・設定情報取得部39は、前記テーブル60が記録されているサーバ20のアドレス情報をメモリ36から取得し、取得したアドレス情報を参照して、サーバ20に接続する。
接続後、処理・設定情報取得部39は、サーバの処理・設定情報記録部25に記録されているスキャン設定情報記録テーブル60を取得する。
接続後、処理・設定情報取得部39は、サーバの処理・設定情報記録部25に記録されているスキャン設定情報記録テーブル60を取得する。
処理・設定情報取得部39がスキャン設定情報記録テーブル60を取得すると、実行制御部40は、当該テーブル60を参照し、操作画面51のユーザ名入力欄51bに入力されたユーザ(Yamada)の認証処理を実行する。
具体的には、操作画面51のパスワード入力欄51cに入力されたパスワード(1A2B3C)と、取得した前記テーブル60における、前記入力されたユーザ(Yamada)に対応するパスワード欄60fに記録されたパスワード(1A2B3C)とが一致するか判定する。
一致する場合には、スキャン処理を実行し、 前述の例では、“Yamada”に対応する設定情報に基づき、スキャン処理を実行するように、スキャン部33に指示する。
前記指示を受けた、スキャン部33は、前記設定情報に基づきスキャン処理を実行する。図4に示した例では、解像度“600dpi”で原稿をスキャンし、当該スキャンにより生成した電子データをファイル名“ABCD”、ファイル形式“PDF”で、サーバ名“Server1”、同サーバのフォルダ“data”(\\server1\data)に記録する。
なお、一致しない場合には、スキャン処理を実行しない。
具体的には、操作画面51のパスワード入力欄51cに入力されたパスワード(1A2B3C)と、取得した前記テーブル60における、前記入力されたユーザ(Yamada)に対応するパスワード欄60fに記録されたパスワード(1A2B3C)とが一致するか判定する。
一致する場合には、スキャン処理を実行し、 前述の例では、“Yamada”に対応する設定情報に基づき、スキャン処理を実行するように、スキャン部33に指示する。
前記指示を受けた、スキャン部33は、前記設定情報に基づきスキャン処理を実行する。図4に示した例では、解像度“600dpi”で原稿をスキャンし、当該スキャンにより生成した電子データをファイル名“ABCD”、ファイル形式“PDF”で、サーバ名“Server1”、同サーバのフォルダ“data”(\\server1\data)に記録する。
なお、一致しない場合には、スキャン処理を実行しない。
ここでは、前記ユーザが、操作画面51を介して、スキャンを選択した場合を説明したが、例えば、プリントを選択した場合には、処理・設定情報取得部39は、サーバ20の処理・設定情報記録部25からプリント設定情報記録テーブル61を取得し、実行制御部40は、当該テーブル61に基づいてプリント処理を実行するように、プリント部34に指示する。なお、予めデータをサーバに蓄積してある場合には、当該データを取得してプリント処理を実行する。
また、同一ユーザに対して、複数の処理・設定情報がある場合には、当該複数の処理・設定情報を選択する画面が表示される。
また、同一ユーザに対して、複数の処理・設定情報がある場合には、当該複数の処理・設定情報を選択する画面が表示される。
図7は、PC10を利用して、サーバ20に処理・設定情報を記録し、その後、ユーザ認証し、記録した処理・設定情報に基づいた処理をMFP30によって実行するまでを説明するためのフロー図である。
まず、ユーザは、PC10を操作して、MFP30の操作用メニュー画面(図3参照)をPC10のモニタに表示させ(ステップS1)、当該操作用メニュー画面を介して処理・設定情報及びパスワード情報を入力する(ステップS2)。
そして、PC10の処理・設定情報登録部15は、入力された処理・設定情報及びパスワード情報をサーバ20に送信する(ステップS3)。
まず、ユーザは、PC10を操作して、MFP30の操作用メニュー画面(図3参照)をPC10のモニタに表示させ(ステップS1)、当該操作用メニュー画面を介して処理・設定情報及びパスワード情報を入力する(ステップS2)。
そして、PC10の処理・設定情報登録部15は、入力された処理・設定情報及びパスワード情報をサーバ20に送信する(ステップS3)。
サーバ20は、PC10が送信した処理・設定情報及びパスワード情報を受信し(ステップS4)、受信した処理・設定情報及びパスワード情報を処理・設定情報記録部25に記録する(ステップS5)。
その後、前記ユーザは、操作画面51をMFP30に表示させ(ステップS6)、表示された操作画面51にパスワードを入力し、操作画面51を操作し、前記処理・設定情報に基づいた処理の実行を指示する(ステップS7)。
すると、MFPの処理・設定情報取得部39は、サーバ20の処理・設定情報記録部25から前記処理・設定情報及びパスワード情報を取得し(ステップS8)、MFPの実行制御部40は、取得したパスワードとMFP30に表示させた操作画面に入力したパスワードとが一致するか否かを判定するユーザ認証を実行する(ステップS9)。
すると、MFPの処理・設定情報取得部39は、サーバ20の処理・設定情報記録部25から前記処理・設定情報及びパスワード情報を取得し(ステップS8)、MFPの実行制御部40は、取得したパスワードとMFP30に表示させた操作画面に入力したパスワードとが一致するか否かを判定するユーザ認証を実行する(ステップS9)。
パスワードが一致、すなわち、ユーザ認証ができた場合(ステップS10/YES)、MFPの実行制御部40は、取得した処理・設定情報に基づいた処理を実行する(ステップS11)。
パスワードが一致しない場合、すなわち、ユーザ認証ができない場合(ステップS10/NO)、前記処理を実行せず終了する。
パスワードが一致しない場合、すなわち、ユーザ認証ができない場合(ステップS10/NO)、前記処理を実行せず終了する。
なお、本実施例では、PC10とサーバ20とを別装置にしたが、一体化してもよい。
前述したように、パスワードの入力処理、及び、ユーザ認証処理は、必要に応じて省略してもよい。
前述したように、パスワードの入力処理、及び、ユーザ認証処理は、必要に応じて省略してもよい。
1…画像処理システム、10…PC、11…ネットワークI/F、12…メモリ、13…HDD、14…CPU、15…処理・設定情報登録部、20…サーバ、21…ネットワークI/F、22…メモリ、23…HDD、24…CPU、25…処理・設定情報記録部、30…MFP、31…ネットワークI/F、32…操作パネル、33…スキャン部、34…プリント部、35…ファックス部、36…メモリ、37…HDD、38…CPU、39…処理・設定情報取得部、40…実行制御部、50…メニュー画面、51…操作画面、60…スキャン設定情報記録テーブル、61…プリント設定情報記録テーブル。
Claims (5)
- 複数の端末装置と複数の画像形成装置がネットワークを介して接続された画像処理システムにおいて、
前記端末装置の中の所定の端末装置に、任意の前記端末装置から予め入力された前記画像形成装置で実行する処理に係わる設定情報を当該処理毎に登録し、
任意の画像形成装置により、前記所定の端末装置から前記登録した前記処理毎の設定情報を取得し、当該設定情報に基づいた処理が実行されることを特徴とする画像処理システム。 - 前記設定情報をユーザ毎に登録することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
- 前記設定情報には、ユーザ認証を行うためのパスワード情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
- 前記設定情報には、当該設定情報に係わるデータを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
- 前記画像形成装置は、多機能画像形成装置(MFP)であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載の画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007289951A JP2009118259A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 画像処理システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010131744A1 (ja) | 2009-05-15 | 2010-11-18 | 旭硝子株式会社 | 紫外線吸収膜形成用塗布液および紫外線吸収ガラス物品 |
JP2011170203A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2018125583A (ja) * | 2017-01-30 | 2018-08-09 | コニカミノルタ株式会社 | ネットワークシステム、画像処理装置、および、プログラム |
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2007
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010131744A1 (ja) | 2009-05-15 | 2010-11-18 | 旭硝子株式会社 | 紫外線吸収膜形成用塗布液および紫外線吸収ガラス物品 |
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