JP2009118118A - リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット - Google Patents

リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2009118118A
JP2009118118A JP2007288199A JP2007288199A JP2009118118A JP 2009118118 A JP2009118118 A JP 2009118118A JP 2007288199 A JP2007288199 A JP 2007288199A JP 2007288199 A JP2007288199 A JP 2007288199A JP 2009118118 A JP2009118118 A JP 2009118118A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ribbon
diaphragm
microphone unit
assembly
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007288199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5038097B2 (ja
Inventor
Yutaka Akino
裕 秋野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Audio Technica KK
Original Assignee
Audio Technica KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Audio Technica KK filed Critical Audio Technica KK
Priority to JP2007288199A priority Critical patent/JP5038097B2/ja
Priority to CN200810172861.2A priority patent/CN101431711B/zh
Priority to US12/265,477 priority patent/US8275156B2/en
Publication of JP2009118118A publication Critical patent/JP2009118118A/ja
Priority to HK09109872.5A priority patent/HK1133516A1/xx
Application granted granted Critical
Publication of JP5038097B2 publication Critical patent/JP5038097B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/02Details
    • H04R9/04Construction, mounting, or centering of coil
    • H04R9/046Construction
    • H04R9/047Construction in which the windings of the moving coil lay in the same plane
    • H04R9/048Construction in which the windings of the moving coil lay in the same plane of the ribbon type
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R31/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
    • H04R31/006Interconnection of transducer parts
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2307/00Details of diaphragms or cones for electromechanical transducers, their suspension or their manufacture covered by H04R7/00 or H04R31/003, not provided for in any of its subgroups
    • H04R2307/027Diaphragms comprising metallic materials
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R9/00Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
    • H04R9/08Microphones

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

【課題】
磁石を備えた磁気回路組立体に対して、着脱可能なリボン型振動板組立体を構成することにより、振動板の張力を調整可能にし、リボン型振動板組立体を交換することにより、ユーザ側でメンテナンス実施可能とするリボン型マイクロホンユニットを得る。
【解決手段】
磁石30を備えた磁気回路組立体90と、リボン形振動板60を備えたリボン型マイクロホンユニット10であって、リボン形振動板60は両端部に回路パターン22が形成された基板20と、回路パターン22にリボン形振動板60の端部を圧着させるための金具50と、この金具50を基板20に向かって圧着させるねじ55と共に振動板組立体80を構成し、磁気回路組立体90に振動板組立体80が固定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニットに関するものである。
リボン型マイクロホンは、磁界を形成する磁石と、リボン形振動板を主たる構成部材としている。上記磁石は、リボン形振動板を挟んで両側に配置され、両側の磁石間に磁界が形成される。上記リボン形振動板は、適宜の張力が与えられて長さ方向両端部が押さえられるとともに上記磁界内に配置されている。リボン形振動板が音波を受けて磁界内で振動することにより、リボン形振動板に音波に応じた電流が流れ、音波が電気信号に変換される。従来、上記リボン形振動板の素材としてアルミニウム箔が広く用いられている。アルミニウムは、他の金属素材と比較して導電性が良好で比重が軽いため、リボン型マイクロホンのリボン形振動板として適している。
リボン型マイクロホンは質量制御であり、低域側の再生限界はリボン形振動板の共振周波数が低いほど、より低い周波数まで電気音響変換することができる。しかし、リボン形振動板の共振周波数が低くすぎると、リボン形振動板に風が当たり、あるいは、振動が加わったときに、リボン形振動板が容易に動いて、磁界を形成する磁極に接触するというような不具合を生じる。このため、リボン形振動板を取り付けるに際し、その長手方向両端部を互いに適宜の力で引っ張り、適度に張力を加えた状態で両端部を固定し、共振周波数を適度な周波数まで高める必要がある。
そこで、従来のリボンマイクロホンの製造工程、または、調整工程においては、作業者がリボン形振動板に軽く息を吹きかけ、そのときのリボン形振動板の撓み具合を目視により観察して確認し、適度の張力に調整していた。上記のとおりリボンマイクロホンのリボン形振動板にはアルミニウム箔が適しているが、アルミニウム箔は極薄で、かつ、軽量であり、張力を調整しながら張設するとき、ちぎれてしまうことがある。したがって、製品の出来不出来が作業者の技量に大きく依存し、良好なリボン型マイクロホンを安定して製造するには熟練を要していた。
本発明はリボン型マイクロホンに関連するものであるが、構造はリボン形スピーカの構造に似ている。リボン形スピーカは、リボン形振動板に信号電流を流し磁石が発生させる磁界との協働で、リボン形振動板を振動させ音声を発生するものである。以下に、リボン形スピーカも含めて、本発明に関連する特許文献記載の発明について説明する。
特許文献1記載の発明は、リボン型マイクロホンのリボン形振動板の張力調整方法に関するものである。この従来のリボン型マイクロホンユニットは、四角形の枠型に形成されたヨークと、このヨークの幅方向中央部に、ヨークの長さ方向に沿って配置されたリボン形振動板を備えている。ヨークは長さ方向両端部近くに受け板を一体に有し、これらの受け板の下面側には押さえ板が配置されている。押さえ板は、ねじの締め付けにより、それぞれ受け板に固定されるようになっている。リボン形振動板を軽く押さえる程度に上記ねじを調節しておき、振動手段によりリボン形振動板を振動させ、その振幅を観察しながらリボン形振動板の張力を調整し、上記ねじを締め付けることで、リボン形振動板を固定するようにしたものである。リボン形振動板の固定手段として、上記ねじを用いているので、リボン形振動板の張力の調整を繰り返し行うことができる。
特許文献2記載の発明は、リボン形スピーカ用のリボン形振動板を含む振動板組立体を組み立てる方法に関するものである。この従来例は、ロール状に捲回されたリボン形振動板と、長手方向にスリットが形成され、表面に接着層が形成されたマガジン構成材と、上記スリットより幅広の圧接ローラとを備えている。上記マガジン構成材は、非磁性体のアルミニウム素材からなり、上記スリットの長手方向と平行にリボン振動板が配置される。振動板組立体の組み立て方法は、上記マガジン構成材を長手方向に移動させながら、マガジン構成材に上記接着層を介して上記リボン形振動板を圧接ローラの圧接により連続的に圧接させ、リボン振動板の長手方向の両端部をマガジン構成材へ接着させるというものである。この従来例である振動板組立体の組み立て方法によれば、手作業の組み立てによって発生していたリボン形振動板の仕損率を減少させ、自動的、かつ、連続的に振動板組立体を製造することができる。
特許文献3記載の発明は、リボン形スピーカに関するものである。この従来例は、マグネットと共に磁気回路を構成するヨークの磁気空隙形成部分を分割したヨークと、リボン振動板を備えた振動系組立体からなる。上記振動系組立体は、非磁性体、例えばアルミニウム素材を用いて上記分割したヨークの間に介在させることで、分割したヨークを互いに接触させないスペーサとして機能する。また、分割したヨークの間に発生する平行磁界中に上記振動系組立体を介在させることで、良好な周波数特性を得ることができる。上記振動系組立体に備えられた振動板に信号電流を流し、振動板を振動させて音を出力させる。上記分割した各ヨークを分解することで、振動系組立体が着脱可能となる。したがって、上記振動板が破損した場合は、上記振動系組立体の着脱によって、破損の修理や部品交換を容易に実施することができる。
特許文献4記載の発明は、リボン形スピーカに関するものである。リボン形振動板の軸長方向の両端部を固定端子により支持すると共に、軸長方向の縁部とリボン形振動板が配置される磁気ギャップ内に配置されるプレートの壁面に紫外線硬化型樹脂を塗布し、紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して反応させることにより上記振動板を磁気回路の磁気ギャップ内に取り付けている。自然硬化形の接着剤では、硬化時間が長くかかり、また、硬化条件のばらつきによって硬化状態が不安定のため、リボン形振動板の性能を左右する欠点があった。これに対して紫外線硬化形樹脂は、紫外線硬化形樹脂を塗布した部分に紫外線を照射することで、硬化状態や硬化時間にムラやばらつきがなく、安定した硬化状態を得ることができる。
特開2006−319595号公報 特開昭57−171900号公報 実開昭57−163892号公報 実開昭57−119989号公報
リボン型マイクロホンのリボン形振動板は、強い風が当たることにより、あるいは衝撃が加わることによって弛みやすく、弛み量がある程度以上になると張力を再調整し、さらには交換する必要がある。上記特許文献1記載の発明によれば、リボン形振動板の固定手段にねじを用いることで、リボン形振動板の張力を再調整することが可能である。しかし、特許文献1記載の発明を含む従来のリボン型マイクロホンによれば、リボン型振動板が磁気回路組立体に直接固定されてマイクロホンユニットを構成しているため、リボン型マイクロホンに習熟した技術者でなければメンテナンスができないという難点がある。したがって、リボン型振動板の調整あるいは交換が必要な場合、マイクロホンごとメーカーに送らなければならない。
上記特許文献2ないし4記載の発明は、リボン形振動板をマガジン構成材、あるいは、プレートに接着する方法として、接着剤や加熱圧着、あるいは紫外線硬化形樹脂による接着を用いている。これらの発明はリボン型スピーカの振動板に関するものであり、本願発明のように、アルミニウム箔のような極薄い素材からなる振動板に適用しても、音波を受けて振動する振動板として機能させることは不可能である。仮に、上記従来のリボン型スピーカの構成を参考にしてこれをリボン型マイクロホンの振動板に適用したとしても、リボン形振動板をプレートなどに一度接着すると、取り外すことが困難である。例えば、自然硬化形接着剤などを用いて振動板を接着したものにおいては、接着部分を再度加熱処理して取り外す必要があり、場合によっては振動板自体を破損させてしまうことがある。さらに、リボン型スピーカにおいては、その振動板を一旦組み込んでしまうと、張力を再調整する必要がなく、リボン形振動板を交換するという発想もない。
本発明は、以上述べたような従来技術を鑑み、磁気回路組立体に対して着脱可能なリボン型振動板組立体を構成する、という発想を採り入れ、磁気回路組立体からリボン型振動板組立体を取り外して振動板の張力を調整することを可能にし、また、リボン型振動板組立体を交換することにより、リボン形振動板のメンテナンスをユーザ側で行うことを可能にしたリボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニットを提供することを目的とする。
本発明は、磁石を含み磁気ギャップを有する磁気回路組立体と、上記磁気ギャップ内に配置され音波によって振動するリボン形振動板と、を備えたリボン型マイクロホンユニットであって、上記磁気回路組立体は、窓孔を有するヨークと、上記窓孔の壁面に固定された磁石を有してなり、上記リボン形振動板は、窓孔を有するとともにこの窓孔の両端部に回路パターンが形成された基板と、上記回路パターンに上記リボン形振動板の端部を圧着させるための金具と、この金具を上記基板に向かって圧着させるねじと共にリボン形振動板組立体を構成し、上記磁気回路組立体に上記リボン形振動板組立体が固定されていることを最も主要な特徴とする。
本発明にかかるリボン型マイクロホンユニットは、上記磁気回路組立体と、上記リボン型振動板組立体(以下「振動板組立体」ともいう)から構成され、それぞれが着脱可能である。この構造により、ユーザ側で、上記磁気回路組立体から上記振動板組立体を取り外して、リボン形振動板の張力の調整や交換などのメンテナンスを行うことができる。特に、上記振動板組立体の交換は、上記磁気回路構成部から上記振動板組立体を取り外し、新たな振動板組立体を取り付けることによって容易に行うことができ、上記磁気回路組立体は交換の必要がない。また、上記磁気回路組立体の交換は、磁気回路組立体から上記振動板組立体を取り外すことで容易に行うことができる。さらに、リボン形振動板のみのメンテナンスも可能で、リボン形振動板を固定している上記金具を介して固定しているねじを緩めることで、リボン形振動板の張力の調整や、着脱が可能である。
また、本発明にかかるリボン型マイクロホンユニットは、上記振動板組立体の窓孔に防塵布や磁石を付設させることも可能である。この構造により、リボン型マイクロホンの外部からマイクロホンユニットの内部に入り込もうとする微細な鉄粉や異物が、上記防塵布で侵入が阻止され、あるいは、上記磁石に付着することで不具合が生じるのを防止することができる。
以下、本発明にかかるリボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニットの実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1において、符号1はマイクロホンケースを示している。マイクロホンケース1は円筒状で、この壁面には、互いに表裏の関係をなす位置において、中央部から先端部にかけて、長さ方向に長い長方形状の窓孔がそれぞれ2個ずつ、マイクロホンケース1の長手方向に並んで形成されている。これらの窓孔にはメッシュ2が貼付されている。マイクロホンケース1の外部からの音声はメッシュ2を通過し、マイクロホンケース1の内部に配置されているマイクロホンユニットに到達する。図2において符号10は上記マイクロホンユニットを示している。マイクロホンユニット10は、マイクロホンケース1の内部の中心位置に、かつ、メッシュ2の貼付位置に対応して設置されている。
図3(a)(b)(c)に示すように、マイクロホンユニット10は、符号80で示す振動板組立体と、符号90で示す磁気回路組立体で構成されている。振動板組立体80は、図5に示すように、基板20、スペーサ40、リボン形振動板60、金具50、および、ねじ55から構成される。基板20は長方形をなしており、中央には長さ方向に長い長方形状の窓孔24が形成されている。窓孔24を縦断してリボン形振動板60が配置されている。リボン形振動板60の幅は窓孔24の幅より小さい。基板20の長さ方向両端部の近傍には、基板20の幅方向に長い長方形状の回路パターン22が形成されている。リボン形振動板60の長さ方向両端部は、回路パターン22を跨いでいて、スペーサ40と金具50とねじ55からなる固定手段によって固定されている。この固定手段については後で説明する。
図8において、基板20の平面上四隅には、磁気回路組立体90にねじを用いて振動板組立体80を固定するために、ねじを通す孔28が形成されている。振動板組立体80は、リボン形振動板60を張設した面をヨーク70側に向けて設置する。図5(b)に示すように、側面からみた振動板組立体80は、金具50、リボン形振動板60、スペーサ40が基板20の表面から突出し、これらの部材が、ヨーク70の窓孔72に納まる。振動板組立体80に張設されたリボン形振動板60は、磁気回路組立体80に固着された2個の磁石30により形成される平行磁束の磁気ギャップ内に位置にする。図8(a)(b)に示すように、基板20には回路パターン22形成面の裏面側にも、回路パターン23が形成されている。回路パターン23は十字形状をなしており、回路パターン22を貫通した孔26が回路パターン23を貫通し、回路パターン23には電極の接続部が位置している。上記電極の接続部は外部回路に接続される。
図10は、前記スペーサを示す。スペーサ40は導電性の素材からなり、長方形状で、両端部にねじを通す孔42が形成されている。図11に示す金具50は導電性の素材からなり、長方形で、両端部にねじを通す孔52が形成されている。金具50の厚みはスペーサ40の厚みよりも僅かに厚い。
リボン形振動板60の上記固定手段について図6と図7を参照しながら説明する。基板20には回路パターン22の長さ方向両端部において回路パターン22を貫通して孔26が形成されている。これらの孔26には、図6において下側からねじ55が挿入されている。回路パターン22の上面にはスペーサ40が配置され、スペーサ40の上面には、リボン形振動板60が配置され、さらにその上面には金具50が配置されている。ねじ55はスペーサ40の孔42に下側から上側に向かって挿入される。ねじ55が金具50のねじ孔52に締め付けられることにより、リボン形振動板60とスペーサ40が、ねじ55と金具50の間に圧着されて固定されている。
次に、前記磁気回路組立体90の具体的な構成を説明する。図4に示すように、磁気回路組立体90は、ヨーク70と磁石30を有してなる。ヨーク70は長方形で適度に厚みを有しており、中央には長さ方向に長い長方形の窓孔72が形成され、この窓孔72の長さ方向と平行で、相対向する内壁面には、それぞれ磁石30が固着されている。図9に示されているとおり、磁石30は細長の角柱状をなしており、幅方向に着磁されている。相対向する磁石30相互間には空隙が形成されている。各磁石30の対向面は異なる磁極になるよう配置されている。ヨーク70と一対の磁石30によって磁気回路を構成し、磁石30相互間の空隙は平行磁束の磁気ギャップを形成している。磁石30はネオジム素材からなり、比較的強力な磁力を発生させる。
図4(b)において、ヨーク70の平面の四隅には、ねじ孔74がそれぞれ形成されており、窓孔72の長さ方向両端部で、かつ、ヨーク70の幅方向両端部においても、ねじ孔76がそれぞれ4箇所に形成されている。図13(a)に示すように、ヨーク70の正面には長さ方向の両端部近傍にねじ孔78が形成されている。ねじ孔74とねじ孔78は、マイクロホンケースに固定するためのものであり、ねじ孔76は後に説明する振動板組立体80を固定するためのものである。
図3に示すマイクロホンユニット10の実施例では、1個の磁気回路組立体90に対して、2個の振動板組立体80を用いている。2個の振動板組立体80は、その裏面を向かい合わせにして磁気回路組立体90を両面から挟む構成になっている。磁気回路組立体90を構成するヨーク70は前述のように長方形状で適度に厚みを有している。磁気回路組立体90と振動板組立体80は幅方向の寸法がほぼ同じであり、長さ方向の寸法は振動板組立体80より磁気回路組立体90の方が長い。磁気回路組立体90は、後で説明する固定方法を用いてマイクロホンケース1に固定されている。
リボン形振動板60のメンテナンス方法について説明する。マイクロホンユニット10から振動板組立体80を取り外し、ねじ55を緩めてリボン形振動板60を取り外す。交換用のリボン形振動板は通常使用する長さより長めに用意しておく。基板20には、回路パターン22上にスペーサ40を配置し、ねじ55を基板20の下側から回路パターンの孔26と、スペーサ40の孔42に挿通させる。リボン形振動板60は、基板20の長さ方向の中心軸線で窓孔24を縦断させ、基板20の長さ方向両端部にある各スペーサ40の上面に配置する。リボン形振動板60の上から金具50を緩めに締め、各スペーサ40から左右方向に伸びたリボン形振動板60の余り部分を左右方向に引きながら張力を調整し、金具50を締め付け、リボン形振動板60の余り部分を切除する。再度、振動板組立体80を磁気回路組立体90に取り付ける。また、振動板組立体80自体の交換が必要であれば、マイクロホンユニット10から振動板組立体80を取り外して、振動板組立体80ごと交換することが可能である。
図14は振動板組立体を構成する基板の変形例を示す。図14において、基板120は前に説明した実施例における基板20の窓孔24の代わりに、長さ方向中心線に沿って円形の孔122を複数形成したものである。このような構成にすると、リボン形振動板60の対向位置にある孔の面積を制限して、音響共振を発生させるように設計することができ、周波数特性を高域まで伸ばすことができる。これにより、高音の音波も電気信号に変換することができる。図示の例では、複数からなる円形の孔を想定しているが、この形態でなくても構わない。基板の窓孔が音響共振を発生させるような形状の孔、数、大きさ、位置であればよい。
磁石30は、ネオジム素材などの強力な磁力を有するものを用いると、微細な鉄粉や異物などが付着することがあり、リボン型マイクロホンとして所期の音響特性が失われて故障の原因ともなる。図15と図16は上記故障の原因を回避するための対策を施した例を示している。図15において符号130は防塵布を示している。図示のとおり、基板20の窓孔24を塞ぐ位置にメッシュ状の防塵布130を貼付させることも可能である。
図16に示す例は、防塵対策として鉄粉吸着用磁石を使用した例を示している。図示のとおり、細長の四角柱状の鉄粉吸着用磁石140を、基板20のリボン型振動板60を張設する面の裏側から、窓孔24を塞ぐ位置に固着している。鉄粉吸着用磁石140は、磁気回路組立体90の磁石30に対して弱い磁力を想定しており、磁気ギャップ中の平行磁界を極力変位させないよう、幅方向の両面に対向する磁極を備えている。この防塵布130や鉄粉吸着用磁石140の設置により、リボン型マイクロホンの外部からマイクロホンユニット10の内部に、微細な鉄粉や異物の侵入を防止することが可能である。
以上のとおり本発明のリボン型マイクロホンユニットによれば、振動板組立体と磁気回路組立体からなり、それぞれが着脱可能な構成を有していることで、リボン形振動板のメンテナンスに際し、ユーザ側で張力の再調整や、振動板組立体または磁気回路組立体の交換を容易に実施することができる。
また、リボン形振動板を備えた振動板組立体を2個用いた場合、それぞれを直列に接続することで、マイクロホンの感度を向上させることができる。さらに、本発明の実施例によれば、基板の窓孔に防塵布や鉄粉吸着用磁石などを付設することで、マイクロホンユニットの内部へ微細な鉄粉や異物が侵入することを防止することができる。
以上説明したリボン型マイクロホンユニットをマイクロホンケース内に組み込んでリボン型マイクロホンを構成すれば、上に述べたような効果を奏するリボン型マイクロホンを得ることができる。
本発明にかかるリボン型マイクロホンの実施例を示す(a)は概略平面図、(b)は概略正面図である。 上記実施例にかかるリボン型マイクロホンを示す(a)は平面断面図、(b)は正面断面図、(c)は側面断面図である。 上記実施例中のマイクロホンユニットを示す(a)は正面からみた断面図、(b)は平面図、(c)は側面からみた断面図である。 上記実施例中の磁気回路組立体を示す(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面からみた断面図である。 上記実施例中の振動板組立体を示す(a)は平面図、(b)側面からみた断面図、(c)は底面図である。 上記実施例中の振動板組立体を示す(a)は側面からみた分解断面図、(b)は側面からみた分解断面図である。 上記実施例中の振動板組立体を示す(a)は分解平面図、(b)は平面図である。 上記実施例中の基板を示す(a)は平面図、(b)は底面図である。 上記実施例中の磁石を示す(a)は平面図、(b)は正面図である。 上記実施例中のスペーサを示す(a)は平面図、(b)は側面図である。 上記実施例中の金具を示す(a)は平面図、(b)は側面図である。 上記実施例中のリボン形振動板を示す(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 上記実施例中のヨークを示す(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面からみた断面図である。 本発明に適用可能な振動板組立体の変形例を示す平面図である。 本発明に適用可能な振動板組立体の別の変形例を示す平面図である。 本発明に適用可能な振動板組立体のさらに別の変形例を示す(a)は平面図、(b)は側面図である。
符号の説明
1 マイクロホンケース
2 メッシュ
10 マイクロホンユニット
20 基板
22 回路パターン
24 窓孔
30 磁石
40 スペーサ
50 金具
55 ねじ
60 リボン形振動板
70 ヨーク
80 振動板組立体
90 磁気回路組立体
130 防塵布
140 鉄粉吸着用磁石

Claims (12)

  1. 磁石を含み磁気ギャップを有する磁気回路組立体と、上記磁気ギャップ内に配置され音波によって振動するリボン形振動板と、を備えたリボン型マイクロホンユニットであって、
    上記磁気回路組立体は、窓孔を有するヨークと、上記窓孔の壁面に固定された磁石を有してなり、
    上記リボン形振動板は、窓孔を有するとともにこの窓孔の両端部に回路パターンが形成された基板と、上記回路パターンに上記リボン形振動板の端部を圧着させるための金具と、この金具を上記基板に向かって圧着させるねじと共にリボン形振動板組立体を構成し、
    上記磁気回路組立体に上記リボン形振動板組立体が固定されているリボン型マイクロホンユニット。
  2. 回路パターンとリボン形振動板の間にスペーサが介在している請求項1記載のリボン型マイクロホンユニット。
  3. リボン形振動板は、回路パターンとの間にスペーサが介在することにより基板面から浮いている請求項2記載のリボン型マイクロホンユニット。
  4. 振動板組立体は、磁気回路組立体の両面に固定されている請求項3記載のリボン形マイクロホンユニット。
  5. 基板は、長方形で中央には長さ方向に長い窓孔が形成されている請求項1記載のリボン型マイクロホンユニット。
  6. 金具は導電性の素材からなる請求項1記載のリボン型マイクロホンユニット。
  7. ヨークは、長方形で中央には長さ方向に長い窓孔が形成されている請求項1記載のリボン型マイクロホンユニット。
  8. 磁石は、ヨークの窓孔の長さ方向と平行な内壁に固着されている請求項1記載のリボン型マイクロホンユニット。
  9. 基板は、窓孔に代えて複数の孔が形成されている請求項1記載のリボン型マイクロホンユニット。
  10. 基板の窓孔を塞ぐ位置に、防塵布が貼付されている請求項1から9のいずれかに記載のリボン型マイクロホンユニット。
  11. 基板の窓孔を塞ぐ位置に、磁石が固着されている請求項1から10のいずれかに記載のリボン型マイクロホンユニット。
  12. 請求項1から11のいずれかに記載のリボン型マイクロホンユニットがマイクロホンケース内に組み込まれてなるリボン型マイクロホン。
JP2007288199A 2007-11-06 2007-11-06 リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット Active JP5038097B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007288199A JP5038097B2 (ja) 2007-11-06 2007-11-06 リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット
CN200810172861.2A CN101431711B (zh) 2007-11-06 2008-11-05 带式麦克风及带式麦克风单元
US12/265,477 US8275156B2 (en) 2007-11-06 2008-11-05 Ribbon microphone and ribbon microphone unit
HK09109872.5A HK1133516A1 (en) 2007-11-06 2009-10-24 Ribbon microphone and ribbon microphone unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007288199A JP5038097B2 (ja) 2007-11-06 2007-11-06 リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009118118A true JP2009118118A (ja) 2009-05-28
JP5038097B2 JP5038097B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=40588117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007288199A Active JP5038097B2 (ja) 2007-11-06 2007-11-06 リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8275156B2 (ja)
JP (1) JP5038097B2 (ja)
CN (1) CN101431711B (ja)
HK (1) HK1133516A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011199724A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Audio Technica Corp 接話型マイクロホン
JP2011234103A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Audio Technica Corp リボンマイクロホンユニット及びリボンマイクロホン
US8442243B2 (en) 2010-01-29 2013-05-14 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Ribbon microphone
JP2016006934A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 株式会社オーディオテクニカ リボン型マイクロホン

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5015027B2 (ja) * 2008-02-15 2012-08-29 株式会社オーディオテクニカ リボン型マイクロホン用リボン、その製造方法およびリボン型マイクロホン
DE102012008135A1 (de) * 2012-04-23 2013-10-24 Jörg Bohne Magnetantriebsvorrichtung für elektromagnetische Dipol-Bandschallwandler
WO2015077099A1 (en) * 2013-11-21 2015-05-28 Ghaffari Mohsen Tunable ribbon microphone
JP6628255B2 (ja) 2014-10-06 2020-01-08 オーアールエイ グラフェン オーディオ インク 酸化グラフェンベースの音響トランスデューサの方法及び装置
JP6693844B2 (ja) * 2016-09-12 2020-05-13 アルパイン株式会社 スピーカ装置およびマイクロホン装置
US10573291B2 (en) 2016-12-09 2020-02-25 The Research Foundation For The State University Of New York Acoustic metamaterial
CN108924707B (zh) * 2018-08-24 2024-06-14 苏州三色峰电子有限公司 一种受话器及其制作方法
US11297437B1 (en) * 2020-12-21 2022-04-05 Tyler Campbell Ribbon microphone

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525231A (en) * 1978-08-10 1980-02-22 Audio Technica Corp Vibration unit for ribbon-type electroacoustic converter
JPS5811397U (ja) * 1981-07-14 1983-01-25 日本ビクター株式会社 リボン形スピ−カ
JP2005252440A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Audio Technica Corp 可動リボン型マイクロホン
JP2005260561A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Hosiden Corp スピーカー
JP2006067136A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Pioneer Electronic Corp ディフューザ、スピーカ装置、及びスピーカ装置の製造方法
JP2006253859A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Sony Corp マイクロホン
JP2006319595A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Audio Technica Corp リボンマイクロホンの製造方法
JP2007049324A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Audio Technica Corp リボン型マイクロホン用リボンの製造方法および製造装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2064316A (en) * 1932-12-14 1936-12-15 Rca Corp Electroacoustic device
US2130946A (en) * 1936-12-29 1938-09-20 William A Brune Microphone
US2346395A (en) * 1942-05-04 1944-04-11 Rca Corp Sound pickup device
US2963557A (en) * 1954-06-01 1960-12-06 Rca Corp Magnetic structure
JPS56172091U (ja) * 1980-05-21 1981-12-18
JPS57119989U (ja) 1981-01-21 1982-07-26
JPS57163892U (ja) 1981-04-06 1982-10-15
JPS57171900A (en) 1981-04-16 1982-10-22 Pioneer Electronic Corp Adhesion method of ribbon vibration diaphragm to lower magazine constituting material
JP3148520B2 (ja) * 1994-06-06 2001-03-19 株式会社ケンウッド スピーカ構造
US6104825A (en) * 1997-08-27 2000-08-15 Eminent Technology Incorporated Planar magnetic transducer with distortion compensating diaphragm
US6321197B1 (en) * 1999-01-22 2001-11-20 Motorola, Inc. Communication device and method for endpointing speech utterances
JP2001333492A (ja) * 2000-05-23 2001-11-30 Pioneer Electronic Corp リボンスピーカ
US20060078135A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 Royer David E Ribbon-microphone transducer
WO2006047048A2 (en) * 2004-10-21 2006-05-04 Crowley Robert J Acoustic ribbon transducer arrangements
JP2006254037A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピーカ
JP4931510B2 (ja) 2006-08-08 2012-05-16 株式会社オーディオテクニカ リボン型マイクロホン
JP2008199336A (ja) 2007-02-14 2008-08-28 Audio Technica Corp リボンマイクロホンユニット、及びリボンマイクロホン

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525231A (en) * 1978-08-10 1980-02-22 Audio Technica Corp Vibration unit for ribbon-type electroacoustic converter
JPS5811397U (ja) * 1981-07-14 1983-01-25 日本ビクター株式会社 リボン形スピ−カ
JP2005252440A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Audio Technica Corp 可動リボン型マイクロホン
JP2005260561A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Hosiden Corp スピーカー
JP2006067136A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Pioneer Electronic Corp ディフューザ、スピーカ装置、及びスピーカ装置の製造方法
JP2006253859A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Sony Corp マイクロホン
JP2006319595A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Audio Technica Corp リボンマイクロホンの製造方法
JP2007049324A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Audio Technica Corp リボン型マイクロホン用リボンの製造方法および製造装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8442243B2 (en) 2010-01-29 2013-05-14 Kabushiki Kaisha Audio-Technica Ribbon microphone
JP2011199724A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Audio Technica Corp 接話型マイクロホン
JP2011234103A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Audio Technica Corp リボンマイクロホンユニット及びリボンマイクロホン
JP2016006934A (ja) * 2014-06-20 2016-01-14 株式会社オーディオテクニカ リボン型マイクロホン

Also Published As

Publication number Publication date
CN101431711A (zh) 2009-05-13
US8275156B2 (en) 2012-09-25
HK1133516A1 (en) 2010-03-26
JP5038097B2 (ja) 2012-10-03
US20090116670A1 (en) 2009-05-07
CN101431711B (zh) 2014-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5038097B2 (ja) リボン型マイクロホンおよびリボン型マイクロホンユニット
KR101318235B1 (ko) 슬림형 스피커 및 이의 조립 방법
CN108271108B (zh) 一种静电扬声器结构
US8275157B2 (en) Ribbon microphone and ribbon microphone unit
JP5545833B2 (ja) リボンマイクロホンユニット及びリボンマイクロホン
KR101134612B1 (ko) 장방형 스피커 모듈
US9565498B2 (en) Audio driver and method for transforming an electrical signal into air movement
JP3961902B2 (ja) 電気音響変換装置
KR200408289Y1 (ko) 바 형상의 스피커
KR20060093412A (ko) 이중 진동판 구조의 마이크로 스피커
US10993031B2 (en) Transducer vibrating diaphragm structure, flat panel speaker and earphone therewith
JP2003032787A (ja) 電気音響変換装置
KR20110002043U (ko) 홀더 일체형 스피커
WO2005079107A1 (ja) 骨伝導デバイス及びその製造方法
US20160381461A1 (en) Acoustic Driver Tensioner
JP5080346B2 (ja) リボンマイクロホンユニットおよびリボンマイクロホン
CN219718479U (zh) 压电陶瓷发声模块及应用该发声模块的压电陶瓷扬声器
CN214177495U (zh) 一种新型扬声器
CN216852335U (zh) 便于安装的扬声器盆架
JP5201578B2 (ja) リボンマイクロホン
JP4961954B2 (ja) スピーカユニット、およびこれを用いた音響設備
KR200295347Y1 (ko) 스피커의 진동판
KR20070108687A (ko) 필름스피커
JP4785197B2 (ja) 受話装置
JP2008306333A (ja) スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101013

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5038097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250