JP2009117770A - 保持具 - Google Patents

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Tatsuya Nakamura
達哉 中村
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Abstract

【課題】コンデンサを確実に基板に固定することができる保持具を提供すること。
【解決手段】保持具1は、コンデンサ45の本体部47を保持する保持部3、5、7を備え、基板に取り付けられる。コンデンサ45は、基板に取り付けた当初は、本体部47が立った状態であるが、本体部47が保持具1に近づくように、リード部49を屈曲させる。すると、本体部47は、保持具1の底面部3、第1側面部5、及び第2側面部7で包み込まれる状態となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板に実装されるコンデンサを固定するために用いられる保持具に関する。
液晶テレビ等の基板では、薄型化が求められている。コンデンサの本体部は縦方向に長いため、そのまま基板に実装すると、薄型化の障害となってしまう。そこで、図9に示すように、基板101のうち、コンデンサ103のリード部105を接続する部分の近傍に孔106を開けておき、リード部105を折り曲げ、基板101に実装されたコンデンサ103の本体部107を、基板101と平行となるように寝かし、本体部107をその孔106に収めることにより、基板101の薄型化を行うことが提案されている。
ところで、コンデンサの本体部107は大きく、重量があるため、この本体部107が振動すると、リード部105に大きな負荷がかかり、場合によっては、リード部105と基板101との接続が外れてしまう。そこで、図9に示すように、本体部107を基板101に対し接着剤109で固定する手法が提案されている。
関連する特許文献は発見できていない
しかしながら、接着剤による本体部の固定は作業者が手作業で行うため、固定の状態にばらつきが生じ易い。固定の状態が不十分な場合は、落下衝撃等により、リード部が破損してしまうおそれがある。
本発明は以上の点に鑑みなされたものであり、コンデンサを確実に基板に固定することができる保持具を提供することを目的とする。
本発明は、コンデンサの本体部を保持する保持部を備え、基板に取り付けられる保持具を要旨とする。
本発明の保持具は、コンデンサの本体部を、基板に対する位置が一定となるように保持するので、コンデンサの固定の状態が十分となり、基板が振動しても、コンデンサのリード部に過大な負荷がかかることがない。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
1.保持具1の構成
保持具1の構成を図1に基づいて説明する。保持具1は、底面部3、第1側面部5、第2側面部7、第3側面部9、及び金属接続部11から構成される。金属接続部11の材質は、錫メッキ鋼板である。また、他の部分の材質はナイロン66である。
底面部3は板状部材であり、その中央にダンパー部13が形成されている。このダンパー部13は、底面部3の一部が斜め上方に飛び出した円弧状部材であり、接続辺15においてのみ、底面部3における他の部分と接続している。よって、ダンパー部13は、下方向の力を加えると、下方向に弾性変形することができる。また、底面部3の両側面には、基板当接部17が立設されている。基板当接部17は、底面部3の両側面にそれぞれ2個ずつ設けられ、上に凸となるように屈曲しつつ、略水平方向に沿って伸びている。また、底面部3の下面における両端部には、基板接続部19が形成されている。この基板接続部19は、鉛直方向に沿って延びる板状部材である本体部21と、本体部21の下端において外側に突出する係止部23とから成る。また、底面部3には、樹脂成形用の孔25が形成されている。
第1側面部5は、底面部3における一方の端部に立設された板状部材である。第1側面部5は、その上端付近に、やや内側方向に傾斜した一対の傾斜部27を備えている。また、第1側面部5は、その奥側(図1における右奥方向)の端部付近に、やや内側に傾斜した傾斜部29を備えている。第1側面部5における傾斜部27、29以外の部分は、底面部3に対して直交している。
第2側面部7は、底面部3において、第1側面部5が立設された側とは反対側の端部に立設されている。第2側面部7は、第1側面部5とは面対称の形状を有している。第2側面部7における傾斜部27、29以外の部分は、底面部3に対して直交している。
第3側面部9は、底面部3における手前側(図1における左手前側)の端部に立設された部材である。第3側面部9は、その外側に、それぞれ水平方向に沿って延びる一対の突出部31、33を備えている。下側の突出部33には、一対の切り欠き部35が形成されている。
金属接続部11は、水平方向に沿って延びる板状部材である本体部37と、本体部37の下面から下方に延びる一対の接続部39とから成る。本体部37は、第3側面部9における突出部31と突出部33との間にはめ込まれ、接続部39は、突出部33に形成された切り欠き部35を通り、下方に突出する。
2.保持具1の使用方法
図2及び図3に基づいて保持具1の使用方法を説明する。
図2において、保持具1は基板に取り付けられている。保持具1の基板への取り付けは次のようにする。図3に示すように、基板41に形成された一対の孔43に、一対の基板接続部19をそれぞれ差し込む。このとき、係止部23が基板43の裏面に引っかかることにより、保持具1の脱落が防止される。また、基板当接部17が基板41の上面に当接する。基板当接部17の先端部は、基板41により上方向に押され、基板当接部17は弾性変形しており、しっかりと基板41に当接する。このことにより保持具1が基板41に対しぐらついてしまうようなことがない。また、金属接続部11の接続部39は、基板41に形成された孔(図示略)に差し込まれ、基板41の裏面においてはんだで固定される。
保持具1の取り付け位置は、図2に示すように、基板におけるコンデンサ45の取り付け位置の近傍であって、保持具1を取り付ける向きは、第3側面部9の反対側が、コンデンサ45に対向する向きである。
コンデンサ45は、基板に取り付けた当初は、図2に示すように、本体部47が立った状態(図2において点線で示す位置)であるが、本体部47が保持具1に近づくように、リード部49を屈曲させる。すると、本体部47は、保持具1の底面部3、第1側面部5、及び第2側面部7で包み込まれる状態(図2において実線で示す位置)となる。
このとき、底面部3のダンパー部13は、本体部47の下面と当接し、下側に、或る程度弾性変形している。また、第1側面部5及び第2側面部7の傾斜部27は本体部47を上側から押さえ込み、本体部47の脱落を防止している。また、第1側面部5及び第2側面部7の傾斜部29は、内側に入り込んでいるため、本体部47の側面に対し、強く押し当てられる。
3.保持具1が奏する効果
(i) 保持具1は、コンデンサ45の本体部47を、基板41に対する位置が一定となるように保持するので、基板が振動しても、コンデンサ45のリード部49に過大な負荷がかかることがない。
(ii)保持具1は、弾性変形可能なダンパー部13により、コンデンサ45の本体部47を下側から支えている。そのため、上下方向の強い衝撃がコンデンサ45の本体部47に加わったときは、ダンパー部13を弾性変形させることにより、その衝撃を和らげることができる。その結果として、コンデンサ45の破損を防止することができる。
(iii)保持具1は、内側に傾斜した傾斜部29を、コンデンサ45の本体部47における側面に押し当てる。そのため、振動等により、保持具1に保持された本体部47の長手方向(図2における矢印A方向)の力が加わっても、本体部47は、その方向に動きにくい。そのことにより、コンデンサ45のリード部49に過大な負荷がかかることがない。
本実施例2における保持具1は、基本的には前記実施例1と同様であるが、図4に示すように、さらに、エラストマーから成る緩衝部材51、53を備えている。エラストマーの材質としては、例えば、ゴム、ゴム弾性を有する熱可塑性エラストマーが挙げられる。
上記のゴムとしては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエン・スチレンゴム、ブタジエン・アクリロニトリルゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、エチレン・酢ビゴム、多硫化物系ゴム、ウレタンゴム、エチレンプロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ターポリマー、ガタパーチャ、クロロスルホン化ポリエチレン、シリコーンゴム、ブタジエンゴム、ふっ素ゴム、ポリイソブチレン、アクリルゴム等が例示される。
上記の熱可塑性エラストマーとしては、例えば、スチレンブロック共重合体(SBC)、サーモポリオレフィン(TPO)、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、熱可塑性加硫エラストマー(TPV)等が例示される。
緩衝部材51は、第1側面部5の内側であって、傾斜部27の下方に取り付けられている。また、緩衝部材53は、第2側面部7の内側であって、傾斜部27の下方に取り付けられている。緩衝部材51、53は、コンデンサ45の本体部47を保持具1で保持したとき、本体部47の側面に当接する。水平方向の強い衝撃がコンデンサ45の本体部47に加わったときは、緩衝部材51、53を弾性変形させることにより、その衝撃を和らげることができる。その結果として、コンデンサ45の破損を防止することができる。
本実施例3における保持具1は、基本的には前記実施例1と同様であるが、図5に示すように、第3側面部9に突出部31、33が形成されておらず、金属接続部11が取り付けられていない。本実施例3における保持具1は、その構造が簡単であるので、製造が容易である。
本実施例4における保持具1は、図6(a)に示すように、基板41に形成された孔55に差し込まれた、金属製の棒状部材である。保持具1は、その長手方向が鉛直方向となるように取り付けられ、その一方の側面に、切り欠き部57を備えている。
保持具1は、以下のようにして使用することができる。まず、図6(a)に示すように、保持具1を、基板41と平行になった状態にある本体部47の頭頂部59(リード部49を取り出す側とは反対側)に接する位置に取り付ける。このとき、切り欠き部57は、コンデンサ45とは反対側に位置し、その高さは、本体部47の高さとほぼ等しい。次に、図6(b)に示すように、保持具1を、切り欠き部57において、切り欠き部57が外側となるように折り曲げる。この折り曲げは、保持具1のうち、切り欠き部57よりも先端方向の部分である先端部61が本体部47の上側に当接するまで行われる。
保持具1は、コンデンサ45の本体部47における上側を先端部61で抑える。また、本体部47における下側は基板41に当接している。よって、保持具1を用いることにより、本体部47の上下方向の移動を抑制することができる。また、保持具1が本体部47の頭頂部59に当接することにより、本体部47の左右方向の移動も抑制することができる。このように、保持具1を用いることにより、基板41に対する本体部47の位置が一定となるので、基板41が振動しても、コンデンサ45のリード部49に過大な負荷がかかることがない。
保持具1は、図7に示すように、第1側面部63、第2側面部65、第3側面部9、及び金属接続部11から構成される。第1側面部63及び第2側面部65は、ともに、内側に向けて湾曲した板状部材である。湾曲の程度は、円筒形をしたコンデンサの本体部における円周部と密着可能なものである。第1側面部63と第2側面部65とは、それらの一方の端部において、第3側面部9により連結されている。第1側面部63及び第2側面部65のうち、第3側面部9と接続する部分の上下方向における位置は、略中央である。第3側面部9、及び金属接続部11の構成は前記実施例1と同様である。
保持具1は、次のように使用される。図8に示すように、基板66には、横に寝かした状態のコンデンサの本体部が入る大きさの切り欠き部67が形成されている。保持具1を、第3側面部9における突出部33の下面が、基板66のうち、切り欠き部67の縁68に当接する位置に取り付ける。このとき、第1側面部63及び第2側面部65の下半分は、切り欠き部67に入り込んでいる。また、金属接続部11の接続部39(図7参照)は、基板66に形成された孔71に差し込まれ、基板66の裏面においてはんだで固定される。
基板66のうち、切り欠き部67を挟んで保持具1とは反対側の領域69にコンデンサのリード部を取り付け、コンデンサの本体部が保持具1に近づくように、リード部を屈曲させる。すると、コンデンサの本体部は、第1側面部63及び第2側面部65で左右から包み込まれる状態となる。第1側面部63及び第2側面部65は、上述したように、基板66の切り欠き部67に半ば入り込んでいるから、それらに保持されるコンデンサの本体部も、基板66の切り欠き部67に半ば入り込んだ状態となる。よって、保持具1を用いれば、コンデンサの本体部をしっかりと保持できることに加えて、コンデンサの高さを抑えることができる。
尚、本発明は前記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明を逸脱しない範囲において種々の態様で実施しうることはいうまでもない。
例えば、実施例1〜3、5における保持具1(金属接続部11以外の部分)の材質としては、ナイロン66の他にも、エンジニアリングプラスチックを広く用いることができるが、フロー工程に適した樹脂であることが好ましい。
保持具1の構成を表す斜視図である。 保持具1の使用方法を表す説明図である。 保持具1を基板41に取り付ける方法を表す説明図である。 保持具1の構成を表す斜視図である。 保持具1の構成を表す斜視図である。 保持具1の構成を表す説明図であり、(a)は保治具1を折り曲げる前の状態を表し、(b)は保持具1を折り曲げた後の状態を表す。 保持具1の構成を表す斜視図である。 保持具1の使用方法を表す説明図である。 従来のコンデンサの固定方法を表す説明図である。
符号の説明
1・・・保持具、3・・・底面部、5、63・・・第1側面部、
7、65・・・第2側面部、9・・・第3側面部、11・・・金属接続部、
13・・・ダンパー部、15・・・接続辺、17・・・基板当接部、
19・・・基板接続部、21・・・本体部、23・・・係止部、
25、43、55、106・・・孔、27、29、53・・・傾斜部、
31、33・・・突出部、35・・・切り欠き部、37、107・・・本体部、
39・・・接続部、41、101・・・基板、45、103・・・コンデンサ、
47・・・本体部、49、105・・・リード部、51・・・緩衝部材、
57・・・切り欠き部、59・・・頭頂部、61・・・先端部、109・・・接着剤

Claims (1)

  1. コンデンサの本体部を保持する保持部を備え、基板に取り付けられる保持具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012099709A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Kitagawa Ind Co Ltd コンデンサ保持具
JPWO2012077459A1 (ja) * 2010-12-07 2014-05-19 ルビコン株式会社 コンデンサ、コンデンサの製造方法および回路付き基板
JP2015122405A (ja) * 2013-12-24 2015-07-02 カヤバ工業株式会社 電子機器

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