JP2008019938A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】厚さが異なる複数の部品に適合でき、クリップに対して横方向の強い外力等が加わっても、取付孔にしっかりと固定できるクリップを提供する。
【解決手段】このクリップ10は、弾性部材28を有するフランジ部21と、このフランジ部から延出された柱部30と、この柱部の先端から錨足状に伸びる一対の第1係止脚35,35と、この第1係止脚に直交して柱部の先端から錨足状に伸びる一対の第2係止脚40,40とを有する本体部20と、第1係止脚及び第2係止脚の間に配設される横ずれ規制脚55を有するキャップ20とを備えている。第1係止脚には第1係止段部36が形成され、第2係止脚には、第2係止段部41及び第3係止段部43が、第1係止段部36とは異なる高さで形成されている。なお、係止脚は、複数対設けられていればよく、2対に限定されない。
【選択図】図1

Description

本発明は、部品に形成された取付孔に挿入されて固定されるクリップに関する。
例えば、自動車の車体パネル等の部品に対して、内装部品や外装部品等の部品を取付ける際には、クリップが用いられている。この場合、適用する部品の取付孔周縁の厚さに応じて、それぞれ適合するクリップが製造されていた。しかしながら、そのような従来のクリップでは、部品毎にクリップを成形する必要があり、クリップのコストが高くなり、部品の種類が多くなって管理も大変になるという問題点があった。
このため、下記特許文献1には、固定すべき部材を保持するための保持部材と、該保持部材の下方に形成された環状のフランジ部と、該フランジ部の下方から筒状に延設されたアンカーフットと、該アンカーフットの対向する両側面に、窓状の破断部を介して形成された係止脚(ばねアーム)とを有するクリップ(固定部材)であって、前記係止脚は、アンカーフットの対向する各側面に、長く伸びるものと、短く伸びるものとの2つが隣り合って各々形成されていて、合計で4つの係止脚が形成されており、更に各係止脚の先端部には、階段状をなした高さの異なる係合部が形成されている。
したがって、上記クリップによれば、適用される部品の取付孔周縁の厚さに応じて、取付孔の裏面側に係合させる係合部を選択することにより、1つのクリップで取付孔周縁の厚さが異なる複数の部品に適合させることができる。
特表2006−500538号公報
上記特許文献1のクリップの場合、例えば取付孔にクリップの係止脚を係合させた状態で、クリップに対して横方向の強い外力が作用したとき、上記外力が加わった方向に位置する係止脚が内側に撓み、それと反対側に位置する係止脚が取付孔の内周から離れて、係合が解除されてしまう可能性があった。
また、アンカーフットの対向する両側面のみに各係止脚が設けられ、各係止脚の撓み方向が一方向に限定されているので、各係止脚の撓み方向以外の方向に、振動や衝撃等の外力が作用した場合には、クリップが傾いたり、グラ付いたりする虞れがあった。
したがって、本発明の目的は、取付孔周縁の厚さが異なる複数の部品に適合でき、クリップに対して横方向の強い外力等が加わっても、取付孔にしっかりと固定することができるクリップを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、
部品に形成された取付孔に挿入されて固定されるクリップであって、
前記取付孔の表側周縁に当接するフランジ部と、
該フランジ部の下面から延出され前記取付孔に挿入される柱部と、
該柱部の先端部から外周の対向する方向に対をなして、かつ、異なる対同士で交差するように延出され、前記フランジ部に向かって錨足状に伸びる複数対の係止脚とを備え、
前記複数対の係止脚の少なくとも二対以上には、前記取付孔の裏側周縁に係合する係合部が、前記柱部の軸方向に沿った高さを各対毎に異ならせて形成されており、
前記部品の厚さに適合する特定の対の係止脚が前記取付孔の裏側周縁に係合するとき、他の対の係止脚は前記取付孔内周に圧接されるように構成されており、
前記柱部の外周であって前記係止脚同士の間に位置する部分には、前記柱部の軸方向に沿って伸びる横ずれ規制脚がそれぞれ設けられており、これらの横ずれ規制脚は、前記取付孔内に挿入できると共に、隣接する係止脚が最大限内方に撓んだ状態で、該係止脚の先端部外周よりも外側に突出するように形成されていることを特徴とするクリップを提供するものである。
上記発明によれば、柱部、第1係止脚及び第2係止脚を取付孔に挿入して、フランジ部が取付孔の表側周縁に当接するまでクリップを押し込むことにより、取付孔内周に各係止脚が押圧されて撓みつつ挿入され、部品の厚さに応じた高さに係合部を有する特定の対の係止脚が、取付孔の裏側周縁に係合して、取付孔にクリップが固定される。この場合、少なくとも二対の係止脚の係合部が異なる高さに形成されているので、1つのクリップで厚さが異なる複数の部品に適合させることができる。
また、特定の対の係止脚が取付孔の裏側周縁に係合するとき、該係止脚とは交差する方向に延出された他の対の係止脚は、取付孔内周に圧接されるように構成されているので、外力が作用しても、取付孔に対してクリップが傾いたり、ガタ付いたりすることを抑制することができる。
更に、クリップを取付孔に固定した状態で、クリップに対して横方向の外力が作用し、取付孔の裏面側周縁に係合している一対の係止脚の一方が内方に撓み、他方が取付孔内周から離れて係合が解除されそうになっても、横ずれ規制脚がクリップの取付孔に対する横ずれを規制するため、クリップが取付孔から外れてしまうことを確実に防止することができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記複数対の係止脚のうち、前記柱部の軸方向に沿って前記フランジ部から最も離れた位置に係合部を有する係止脚は、内側への撓みに対する反発力が前記係止脚の中で最も弱くなるように形成されているクリップを提供するものである。
複数対の係止脚のうち、柱部の軸方向に沿ってフランジ部から最も離れた位置に係合部を有する係止脚は、当該係合部が取付孔の裏側周縁に係合できるようにするため、他の係止脚に比べて基部側(柱部の先端側)での開き角度が大きくなる。このため、取付孔への挿入時に、上記係止脚は、他の係止脚に比べてより大きく内側に撓む必要があり、挿入抵抗が大きくなる傾向がある。そこで、複数対の係止脚のうち、柱部の軸方向に沿ってフランジ部から最も離れた位置に係合部を有する方の係止脚は、他の係止脚に対して、内側への撓みに対する反発力が弱くなるようにすることにより、挿入抵抗の増大を抑えて挿入しやすさを維持することができる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記クリップは、前記フランジ部、前記柱部、及び前記複数対の係止脚を有する本体部と、この本体部の前記フランジ部の上面に被せられるキャップとを備え、このキャップの下面から前記横ずれ規制脚が延出されており、前記フランジ部には、前記横ずれ規制脚を挿通させる挿通孔が形成されているクリップを提供するものである。
上記発明によれば、横ずれ規制脚が、フランジ部の外面に被せられるキャップから延出されているので、各部品を容易に製造することができると共に、該キャップをフランジ部の上面に装着することにより、フランジ部に形成された型抜き孔等を覆うことができるので、見栄えを向上させることが可能となる。
本発明の第4は、前記第1〜3の発明のいずれか1つにおいて、前記フランジ部は、前記取付孔の表側周縁に弾性的に当接する弾性部を有するクリップを提供するものである。
上記発明によれば、取付孔の孔径にバラツキがあっても、錨足状に伸びる係止脚の開き角度によって、上記孔径のバラツキを吸収することができる。この場合、係止脚の開き角度が変わると、それぞれの係合部の、柱部の軸方向に沿った高さが多少変化するが、フランジ部が取付孔の表側周縁に弾性的に当接する弾性部を有しているので、この弾性部の伸縮によって上記係合位置の変化が吸収され、部品に対してガタ付きなくしっかりと固定することができる。
本発明のクリップによれば、複数対の係止脚の係合部が異なる高さに形成されているので、1つのクリップで厚さが異なる複数の部品の取付孔に係合させることができる。
また、前記一対の係止脚が取付孔の裏側周縁に係合するとき、前記一対の係止脚とは交差する方向に延出された他の対の係止脚は、取付孔内周に圧接されるように構成されているので、外力が作用しても、取付孔に対してクリップが傾いたり、ガタ付いたりすることを抑制することができる。
更に、クリップを取付孔に固定した状態で、クリップに対して横方向の外力が作用しても、横ずれ規制脚がクリップの取付孔に対する横ずれを規制するため、クリップが取付孔から外れてしまうことを確実に防止することができる。
以下、図面を参照して本発明のクリップの一実施形態について説明する。図1は、本発明のクリップの一実施形態を示す分解斜視図、図2は、同クリップの使用状態を示す分解斜視図、図3は、同クリップを構成する本体部を示しており、(A)は正面図、(B)は右側面図、図4は、同クリップを構成する本体部を示しており、(A)は平面図、(B)は底面図、図5は、同クリップを構成する本体部を示しており、(A)は図4(A)のA−A矢視線における断面図、(B)は図4(A)のB−B矢視線における断面図、図6は、同クリップを構成するキャップを示しており、(A)は正面図、(B)は右側面図、図7は、同クリップを構成するキャップを示しており、(A)は平面図、(B)は底面図、図8は、同クリップを構成するキャップを示しており、(A)は図6(A)のE−E矢視線における断面図、(B)は図7(A)のD−D矢視線における断面図、図9は、同クリップを示しており、(A)は正面図、(B)は右側面、図10は、同クリップの第2係止脚が最大限内方に撓んだ状態を示す説明図、図11は、同クリップを示しており、(A)は平面図、(B)は底面図、図12は、同クリップを示しており、(A)は斜視図、(B)は図11(B)のF−F矢視線における断面図、図13は、同クリップの第1の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図、図14は、同クリップの第2の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図、図15は、同クリップの第3の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図、図16は、同クリップの第4の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図である。
本発明のクリップは、取付孔を有する各種部品に取付けることができる。この場合、取付孔を塞ぐ等の目的で1つの部品の取付孔に取付けることもあるし、複数の部品のそれぞれに取付孔を設けて、それらの部品の取付孔を整合させて重ね合わせ、この取付孔にクリップを装着して複数の部品を固定することもできる。
図2には、本発明の一実施形態によるクリップ10を用いて、デフレクター等の第2部品5を、車体パネル等の第1部品1に取付ける例が示されている。ここで、デフレクターは、略板状をなしていて、リアタイヤの前方に位置するように車体パネルの下面に垂設され、リアタイヤに空気が直接当ることを防止して空気の整流を図り、自動車の空力性能を向上させるための部品である。
この実施形態における第1部品1には、丸孔状の取付孔2、3が所定間隔をおいて形成され、第2部品5には、上記取付孔2に整合する丸孔状の取付孔6と、上記取付孔3に整合する長孔状の取付孔7とが形成されている。そして、第1部品1の取付孔2、3と第2部品の取付孔6,7とがそれぞれ整合するように、第1部品1に第2部品2を重ね合わせ、各取付孔にクリップ10,10をそれぞれ挿入して係合させることによって、第1部品1に第2部品2を固定できるようになっている。
また、デフレクター等の第2部品を取付ける必要がないときは、クリップ10,10を第1部品1の取付孔2,3に固定して、取付孔2,3を塞ぐこともできる。
更に、本発明のクリップ10は、上記態様に限らず、ガーニッシュやトリムボード等の内装部品を車体パネル等に固定したり、複数のパネル部品を連結したりするために用いることもできる。また、本発明における部品とは、上記の第1部品1、及び、第2部品5の両者を意味するものであり、更に、本発明における取付孔も、各部品1,5に形成された取付孔2,3,6,7の全てを意味している。
図1に示すように、上記クリップ10は、本体部20と、キャップ50と、弾性部材28とから構成されている。ここで、弾性部材28は、合成樹脂を発泡させてスポンジ状にした弾性材料から形成され、伸縮可能とされた環状パッドからなっている。
次に、図3〜5を参照して、本体部20について説明する。本体部20は、取付孔の表側周縁に当接する円板状のフランジ部21を有している。このフランジ部21の外周の表面側には、テーパ面22aを有する環状リブ22が設けられている。この環状リブ22は、後述するキャップ50の係合リブ54に係合する部分となる(図12(B)参照)。
図4(A),(B)を参照すると、前記フランジ部21は、中央部に円形状の孔部24が形成されており、該孔部24の孔縁の対向する部分からは、後述する第1係止脚35の第1係止段部36を型抜きするための、一対の型抜き孔25,25がコ字状に切欠かれて形成されている。更に、前記孔部24内には、フランジ部21の中心部を横切るようにして直線状壁部26が形成され、該直線状壁部26により孔部24が左右に分割されて、半円形状をなした挿通孔27,27が形成されている。この挿通孔27,27には、後述するキャップ50の横ずれ規制脚55が挿通されるようになっている(図11,12参照)。
図1及び図2に示した前記弾性部材28は、フランジ部21の下面に装着されるようになっている。この弾性部材28は、取付孔の表側周縁に弾性的に当接する部分となり、これが本発明における弾性部をなしている。なお、弾性部としては、この実施形態の弾性部材28のように、フランジ部21に対して別体としてもよく、或いは、ゴム状の弾性部材をフランジ部21の下面にインサート成形して、フランジ部21に一体的に形成してもよく、更には、フランジ部21を斜め下方にスカート状に広がるような形状としてもよく、フランジ部21の下面に位置する部分が、取付孔の表側周縁に弾性的に当接するように構成されていればよい。
また、図5に示すように、フランジ部21の直線状壁部26の下面中央からは、柱部30が延出している。この実施形態の場合、柱部30は、軸方向に沿った断面が略四角形とされた角柱状をなしているが、円柱状でもよく、各種の形状を採用できる。
図3(A)及び図5(A)を参照すると、前記柱部30には、前記型抜き孔25,25側の対向する両側面から延出し、フランジ部21に向かって錨足状に伸びる一対の第1係止脚35,35が形成されている。各第1係止脚35の先端部外周には、取付孔の裏側周縁に係合する第1係止段部36が形成されている。また、第1係止段部36よりも更に先端側の外周には、第1係止段部36が取付孔の裏側周縁に係合したときに、取付孔の内周に弾性的に当接する第1当接部37が形成されている。前記第1係止段部36は、柱部30の軸方向に沿って所定高さで、すなわち、柱部30の先端部からH1の高さで形成されている(図5(A)参照)。この第1係止段部36が、本発明における第1の係合部をなしている。更に、柱部30の軸方向の中心線をC1とした場合に、各第1係止脚35は、前記中心線C1に対して、開き角度θ1で外方に開いて形成されている。
また、柱部30の先端部には、第1係止脚35,35が延出していない側の対向する両側面から、第1係止脚35,35に対してほぼ90度の角度をなして延出され、フランジ部21に向かって錨足状に伸びる一対の第2係止脚40,40が形成されている(図3(B)及び図5(B)参照)。その結果、柱部30の先端部から、第1係止脚35,35と第2係止脚40,40とが、十字状に交差する方向に延出されている。なお、第1係止脚35,35に対する第2係止脚40,40の交差角度は、ほぼ90度であればよい。
一対の第2係止脚40には、第2係止脚40の先端側から、柱部30の軸方向に沿って異なる高さで、第2係止段部42と、第3係止段部43とが形成されている。第2係止段部41よりも更に先端側の外周には、第2係止段部41が取付孔の裏側周縁に係合したときに、取付孔の内周に弾性的に当接する第2当接部42が形成されている。そして、第2係止段部41は、柱部30の先端部からH2の高さで形成され、第3係止段部43は、柱部30の先端部からH3の高さで形成されている(図5(B)参照)。
また、第2係止段部41の高さH2、第3係止段部43の高さH3は、前記第1係止段部36の高さH1に対して、いずれも異なる高さとなっており、具体的には、第3係止段部43が最も低い位置に形成され(すなわち、第3係止段部43がフランジ部21から最も離れた位置に形成されている)、それよりも高い位置に第2係止段部41が形成され、第1係止段部36が最も高い位置に形成されていて、H3<H2<H1の関係となっている。
このように、各係止段部を3つの異なる高さとなるように形成したため、3種類の異なる厚さの部品に適用することができる。具体的には、第3係止段部43は、第1部品1と、第2部品5とを重ねた厚さに対応し(図13(B)及び図14(B)参照)、第2係止段部42は、板厚の厚い第1部品1の厚さに対応し(図15(B)参照)、第1係合段部41は、板厚の薄い第1部品1の厚さに対応している(図16(A)参照)。
なお、適用できる部品の厚さの数は、第1係止脚35に形成された第1の係合部の高さ方向の数と、第2係止脚40に形成された第2の係合部の高さ方向の数とを合わせた数となり、この実施形態においては、上記のように第1係止脚35に一つ、第2係止脚40に二つの係合部を設けたので、3種類の厚さの異なる部品に固定可能となっているが、それぞれの係合部の数を変えることによって、適応できる厚さの数を適宜設定することができる。
また、各第2係止脚40は、柱部30の軸方向の中心線C1に対して、開き角度θ2で外方に開いて形成されており、前記の柱部30の中心線C1に対する各第1係止脚35の開き角度θ1よりも大きく開いた状態となっている。すなわち、第1係止脚35の場合は、その先端側に第1係止段部36が形成されているので、各第1係止脚35,35の開き角度θ1が小さくとも取付孔に係合可能となっているが、第2係止脚40の場合は、柱部30の先端部側に第3係止段部43が設けられているので、第1係止脚35と同じ開き角度とすると、取付孔に係合せず通り抜けてしまうため、第2係止脚40,40を大きく開いた状態に形成したものである。
上記のように開き角度θ1,θ2を設定した結果、一方の第3係止段部43から他方の第3係止段部43に至る長さを、第2係止脚40,40間の開き幅W1(図5(B)参照)とした場合に、該開き幅W1は、第3係止段部43と同一高さにおける第1係止脚35,35の開き幅W2(図5(A)参照)よりも大きくなっている。その結果、各係止脚35、40を取付孔に挿入するとき、特に挿入初期の状態において第2係止脚40の方が大きく内側に撓む必要がある。
これに関して、図5(A),(B)に示すように、第2係止脚40の柱部30への連結部をなす基端部40aの断面積は、第1係止脚35の同基端部35aの断面積よりも小さくなるように形成されている。その結果、第2係止脚40の方が、第1係止脚35よりも撓みやすく形成されており、上記挿入時において第2係止脚40の方が大きく内側に撓んでも、その反発力が弱いために、挿入抵抗が軽減されるようになっている。なお、第2係止脚40の撓みに対する反発力を弱くするための手段としては、例えば、第2係止脚40の基端部40aに切欠きを形成したり、或いは、基端部40aを幅狭形状にしたりしてもよく、特に限定されるものではない。
次に、図6〜8を参照して、本体部20に装着されるキャップ50について説明する。このキャップ50は、円板状の蓋板51を有している。図7(B)及び図8(A)を参照すると、この蓋板51の外周縁部から所定高さで環状壁部52が突設されており、該環状壁部52の対向する部分には、マイナスドライバ等の工具を差込可能な工具差込溝53,53が形成されている。また、環状壁部52の開口部内周には、円弧状をなした係合リブ54,54が対向して形成されており、この係合リブ54が、本体部20のフランジ部21の前記環状リブ33に係合して、本体部20にキャップ50が装着されるようになっている(図12(B)参照)。更に、図8(A)に示すように、係合リブ54,54の上下両面には、上側テーパ面54a及び下側テーパ面54bが形成されており、キャップ50を本体部20に装着しやすく、かつ、本体部20からキャップ50を取外しやすくしている。
図7(B)に示すように、蓋板51の下面の所定箇所から、4本の横ずれ規制脚55が延設されている。この横ずれ規制脚55は、円形状を4分割したような断面形状をなし(図8(B)参照)、直角状の角部を蓋板51の中心C2に向けて、蓋板51の中心C2に対して周方向に均等な間隔をおいて配設されていて、前記柱部40の軸方向に沿ってほぼ平行に伸びた形状をなしている。
各横ずれ規制脚55は、図11(B)に示すように、一対の第1係止脚35,35と、それに直交する一対の第2係止脚40,40との間に配設されると共に、半円形状をなした一対の挿通孔27,27の内周に位置して挿入されるようになっている。また、各横ずれ規制脚55の先端部外周には、テーパ部55aが形成されており、本体部20にキャップ50を装着する際に、一対の挿通孔27,27内に、各横ずれ規制脚55が引っ掛からずスムーズに挿入できるようになっている。
図10には、一対の第2係止脚40,40が内方に最大限撓んだ状態が示されているが、このとき、各横ずれ規制脚55は、各第2係止脚40の先端部外周よりも、外側に突出するような大きさで形成されている。なお、図示はしないが、各横ずれ規制脚55は、第1係止脚35,35が最大限内方に撓んだときにも、各第1係止脚35の先端部外周よりも突出するようになっている。
次に、上記クリップ10の使用方法について説明する。
まず、各横ずれ規制脚55を一対の挿通孔27,27に整合させて、フランジ部21の上面側からキャップ50を押し込むことにより、一対の第1係止脚35,35と、一対の第2係止脚40,40との間に形成された隙間に、4本の横ずれ規制脚55がそれぞれ配設されていく。更に、キャップ50を押し込んでいくと、フランジ部21のテーパ面22aが、係合リブ54の下側テーパ面54bを押圧して環状壁部52を外側に撓ませ、フランジ部21が係合リブ54の頂部を乗り越えると、環状壁部52が弾性復帰して上側テーパ面54aがフランジ部21の下面周縁に係合し、図12(A),(B)に示すように、本体部20にキャップ50を装着させることができる。このとき、フランジ部21に形成された孔部24、型抜き孔25等を、キャップ50の蓋板51によって覆うことができるので、見栄えを向上させることが可能となる。
そして、本発明のクリップ10は、各係止脚35,40に対して、異なる高さで係止段部36,41,43をそれぞれ設けたので、厚さの異なる複数種類の部品の取付孔に係合させることができるようになっている。以下、部品の厚さごとに説明する。
図13には、最も厚い部品にクリップ10を取付ける場合が示されている。すなわち、図13には、車体パネル等の第1部品1に、デフレクター等の第2部品5を取付けたるために、クリップ10を用いた状態が示されているが、この場合には、まず、第2部品5の丸孔状の取付孔6及び長孔状の取付孔7を、第1部品1の丸孔状の取付孔2、3にそれぞれ整合させて、第1部品1の上面に第2部品5を当接させて配設する。その状態で第2部品5側から、上下に整合した取付孔6、2及び取付孔7、3に、クリップ10をそれぞれ挿入していく。図13には、取付孔6,2にクリップ10が装着された状態が示されている。クリップ10を第2部品5の取付孔6に挿入していくと、各係止脚35,40が取付孔6の内周に押圧されて内方に撓み、柱部30の先端部が取付孔2から抜け出て、第3係止段部43が取付孔2の裏側に至ると、一対の第2係止脚40,40が弾性復帰して、図13(B)に示すように、第1部品1の取付孔2の裏側周縁に第3係止段部43が係合する。このとき、取付孔2に係合していない他方の第1係止脚35は、図13(A)に示すように、その先端部が第2部品5の取付孔6の内周に圧接された状態となるので、取付孔2に対してクリップ10が傾いたり、ガタ付いたりすることなく装着させることができる。また、第2部品5の取付孔6の表側周縁には、フランジ部21下面の弾性部材28が弾性的に当接して、第2係止脚40,40との間で、第1部品1と第2部品5とが挟持された状態となっている。
また、上記の取付孔2,6へのクリップ10の挿入の際には、第2係止脚40の開き幅W1の方が、第1係止脚35の開き幅W2よりも大きくなっているため(図5(A),(B)参照)、第2係止脚40を第1係止脚35よりも内側に大きく撓ませる必要があるが、前述したように、第2係止脚40の方が第1係止脚35よりも撓みやすく形成され、第2係止脚40,40の内側への撓みに対する反発力が、第1係止脚35,35の内側への撓みに対する反発力よりも弱くなるように設定されているので、挿入抵抗の増大を抑えて挿入しやすさを維持することができる。
ところで、図13(A),(B)においては、取付孔2の中心C3に対して、取付孔2の左側の孔径をR1とし、右側の孔径をR2としたとき、左側の孔径R1の方が右側の孔径R2よりも大きくなるようにして、孔径にバラツキがある場合の取付孔2に対するクリップ10の取付状態が示されている。本発明のクリップ10においては、このように取付孔2の孔径にバラツキがあっても、錨足状に伸びる第1係止脚35及び第2係止脚40の開き角度θ1,θ2(図5参照)によって、上記孔径のバラツキを吸収することができるようになっている。また、第1係止脚35及び第2係止脚40の開き角度θ1,θ2が変わると、第3係止段部43の高さH3が多少変化する。この実施形態の場合、小さな孔径R2に係合する第3係止段部43の係合位置が、大きな孔径R1に係合する場合よりも若干高い位置になるが、フランジ部21の下面に、取付孔6の表側周縁に弾性的に当接する弾性部材28が装着されているので、この弾性部材28の伸縮によって上記係合位置の変化が吸収され、第1部品1及び第2部品5に対してガタ付きなくしっかりと固定することができる。なお、後述する図14,15,16においても、図面中の中心Cに対して左側は孔径がR1の場合、右側は孔径がR2の場合を示している。
また、各第1係止脚35,35と、各第2係止脚40,40との間に配設された4本の横ずれ規制脚55が、各係止脚35,40が内方に最大限撓んだときに、各第係止脚35,40の先端部外周よりも、外側に突出するような大きさで形成されているので(図10参照)、クリップ10が取付孔2に固定された状態で、クリップ10に対して横方向の外力が作用し、取付孔2の裏面側周縁に係合している一対の第2係止脚40,40の一方が内方に撓み、他方の第2係止脚40が取付孔2の内周から離れて係合が解除されそうになっても、4本の横ずれ規制脚がクリップ10の取付孔2に対する横ずれを規制するため、クリップ10が取付孔2から外れてしまうことを確実に防止することができる。
図14には、図13に示す第1部品1及び第2部品5に対して、厚さが異なった第1部品1及び第2部品5が示されている。すなわち、図14に示す第1部品1は、図13に示す第1部品1よりも厚く形成されていて、一方、図14に示す第2部品5は、図13に示す第2部品1よりも薄く形成されている。但し、第1部品1及び第2部品5を合わせた厚さは、図13の場合と同じ厚さとなっている。この場合は、実質的な部品の厚さは、前記の図13に示す場合と変わらないため、前記と同様にクリップ10が取付孔2に固定される(図14(A),(B)参照)。
図15には、図13及び図14よりも薄い部品にクリップ10を取付ける場合が示されている。すなわち、図15には、第2部品5を第1部品1に取付ける必要がなく、第1部品1の取付孔2,6に、直接クリップ10を装着する場合が示されている。この場合は、取付孔2にクリップ10を挿入していくと、各係止脚35,40が取付孔6の内周に押圧されて内方に撓んでいき、更に、弾性部材28が取付孔2の表側周縁に当接するまで、クリップ10を押し込むと、取付孔2の裏側を第3係止段部43が通過して、第2係止段部41が取付孔2の裏側周縁に係合するようになっている(図15(B)参照)。また、この状態では、図15(A)に示すように、取付孔2に係合しない第1係止脚35の先端部が、取付孔2の内周に圧接された状態となっているので、取付孔2に対してクリップ10がガタツキなく、しっかりと装着される。
図16には、最も薄い部品にクリップ10を取付ける場合が示されている。すなわち、図16は、図15の第1部品1に比べて、厚さが薄くなった第1部品1に、クリップ10を装着する場合である。この場合も、取付孔2にクリップ10を挿入していくと、各係止脚35,40が取付孔6の内周に押圧されて内方に撓み、弾性部材28が取付孔2の表側周縁に当接するまで、クリップ10を押し込むと、取付孔2の裏側を第3係止段部43及び第2係止段部41の両者が通過して、図16(A)に示すように、第1係止脚35の第1係止段部36が取付孔2の裏側周縁に係合するようになっている。この状態では、上記の図13〜15とは逆に、取付孔2に係合しない第2係止脚40の先端部が、取付孔2の内周に圧接された状態となって、取付孔2に対してクリップ10がガタツキなく、しっかりと装着されることとなる(図16(B)参照)。
以上説明したように、このクリップ10によれば、第1係止脚35に設けた第1係止段部36、及び、第2係止脚40に設けた第2係止段部41及び第3係止段部43を、それぞれ異なる高さとなるように設定したので、厚さの異なる複数種類の部品の取付孔に係合させることができ、しかも、一方の係止脚が取付孔に係合したとき、取付孔に係合していない他方の係止脚は、取付孔の内周に圧接された状態となるので、取付孔に対して傾いたりガタ付いたりすることなく、クリップ10をしっかりと取付孔に装着させることができる。また、クリップ10が取付孔2に固定された状態で、クリップ10に対して横方向の外力が作用しても、4本の横ずれ規制脚がクリップ10の取付孔2に対する横ずれを規制するため、クリップ10が取付孔2から外れてしまうことを確実に防止できる。更に、孔径に多少のバラツキがあっても、各係止脚35,40の開き角度と、弾性部材28の伸縮によって、孔径のバラツキを吸収することができる。
なお、上記実施形態のクリップ10では、第1係止脚35及び第2係止脚40の2対の係止脚を有しているが、係止脚は複数対設けられていればよく、例えば柱部40の先端部から3対の係止脚が60度間隔で交差して外方に延出されていてもよい。
また、上記実施形態のクリップ10では、横ずれ規制脚55が本体部20とは別体のキャップ50に取付けられているが、横ずれ規制脚55を本体部20と一体に設けることもできる。
本発明のクリップの一実施形態を示す分解斜視図である。 同クリップの使用状態を示す分解斜視図である。 同クリップを構成する本体部を示しており、(A)は正面図、(B)は右側面図である。 同クリップを構成する本体部を示しており、(A)は平面図、(B)は底面図である。 同クリップを構成する本体部を示しており、(A)は図4(A)のA−A矢視線における断面図、(B)は図4(A)のB−B矢視線における断面図である。 同クリップを構成するキャップを示しており、(A)は正面図、(B)は右側面図である。 同クリップを構成するキャップを示しており、(A)は平面図、(B)は底面図である。 同クリップを構成するキャップを示しており、(A)は図6(A)のE−E矢視線における断面図、(B)は図7(A)のD−D矢視線における断面図である。 同クリップを示しており、(A)は正面図、(B)は右側面である。 同クリップの第2係止脚が最大限内方に撓んだ状態を示す説明図である。 同クリップを示しており、(A)は平面図、(B)は底面図である。 同クリップを示しており、(A)は斜視図、(B)は図11(B)のF−F矢視線における断面図である。 同クリップの第1の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図である。 同クリップの第2の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図である。 同クリップの第3の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図である。 同クリップの第4の使用状態を示しており、(A)は一方向から見た場合の説明図、(B)は(A)に直交する方向から見た場合の説明図である。る。
符号の説明
1 第1部品
2,3 取付孔
5 第2部品
6,7 取付孔
10 クリップ
20 本体部
21 フランジ部
27 挿通孔
28 弾性部材(弾性部)
30 柱部
35 第1係止脚
36 第1係止段部(第1の係合部)
40 第2係止脚
41 第2係止段部(第2の係合部)
43 第3係止段部(第2の係合部)

Claims (4)

  1. 部品に形成された取付孔に挿入されて固定されるクリップであって、
    前記取付孔の表側周縁に当接するフランジ部と、
    該フランジ部の下面から延出され前記取付孔に挿入される柱部と、
    該柱部の先端部から外周の対向する方向に対をなして、かつ、異なる対同士で交差するように延出され、前記フランジ部に向かって錨足状に伸びる複数対の係止脚とを備え、
    前記複数対の係止脚の少なくとも二対以上には、前記取付孔の裏側周縁に係合する係合部が、前記柱部の軸方向に沿った高さを各対毎に異ならせて形成されており、
    前記部品の厚さに適合する特定の対の係止脚が前記取付孔の裏側周縁に係合するとき、他の対の係止脚は前記取付孔内周に圧接されるように構成されており、
    前記柱部の外周であって前記係止脚同士の間に位置する部分には、前記柱部の軸方向に沿って伸びる横ずれ規制脚がそれぞれ設けられており、これらの横ずれ規制脚は、前記取付孔内に挿入できると共に、隣接する係止脚が最大限内方に撓んだ状態で、該係止脚の先端部外周よりも外側に突出するように形成されていることを特徴とするクリップ。
  2. 前記複数対の係止脚のうち、前記柱部の軸方向に沿って前記フランジ部から最も離れた位置に係合部を有する係止脚は、内側への撓みに対する反発力が前記係止脚の中で最も弱くなるように形成されている請求項1記載のクリップ。
  3. 前記クリップは、前記フランジ部、前記柱部、及び前記複数対の係止脚を有する本体部と、この本体部の前記フランジ部の上面に被せられるキャップとを備え、このキャップの下面から前記横ずれ規制脚が延出されており、前記フランジ部には、前記横ずれ規制脚を挿通させる挿通孔が形成されている請求項1又は2記載のクリップ。
  4. 前記フランジ部は、前記取付孔の表側周縁に弾性的に当接する弾性部を有する請求項1〜3のいずれか1つに記載のクリップ。
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