JP2009117512A - 電子部品の実装方法 - Google Patents

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誠 洞
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Abstract

【課題】リフロー炉による加熱温度が高い場合でも、FPCの変形を防止することのできる電子部品の実装方法を提供する。
【解決手段】リフローはんだ付けによって、FPC1に対して電子部品3を実装する電子部品3の実装方法において、クリームはんだ2が塗布された領域に開口部41を有する熱遮蔽板(第1熱遮蔽板4及び第2熱遮蔽板5)によってFPC1を挟み込んだ状態でリフローはんだ付けを行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、フレキシブルプリントサーキットへの電子部品の実装方法に関するものである。
フレキシブルプリントサーキット(以下、FPCと称する)への電子部品の実装方法として、リフローはんだ付けが良く用いられている。リフローはんだ付けは、実装する電子部品が小さい場合や電子部品を高密度に実装しなければならない場合に好適に対応することができる。
リフローはんだ付けは、FPCに電子部品を配置させた状態で、リフロー炉によって全体を加熱するため、FPCには少なくともリフロー炉による加熱温度に対して耐熱性が要求される。
近年、環境への影響を考慮して、鉛フリーはんだが広く用いられるようになっている。この鉛フリーはんだは、鉛を含有したはんだに比べて融点が高い。そのため、鉛フリーはんだを用いてリフローはんだ付けを行う場合には、リフロー炉による加熱温度を、鉛を含有したはんだを用いる場合に比べて高く設定しなければならない。
ここで、FPCのベースフィルムとしてポリイミド(以下、PIと称する)製のフィルムを用いる場合、PIは耐熱性が非常に高いため問題は生じない。しかしながら、PIは高価であることから、ベースフィルムとしてポリエチレンナフタレート(以下、PENと称する)製のフィルムを用いることがある。PENはPIに比べると耐熱性が低く、PEN製のベースフィルムを採用したFPCに対して鉛フリーはんだを用いてリフローはんだ付けを行うと、FPCが熱によって変形してしまう。そのため、PEN製のベースフィルムを採用したFPCに対して鉛フリーはんだを用いて電子部品を実装する場合には、リフローはんだ付けを採用できていないのが実情である。
なお、関連する技術として、特許文献1に開示されたものがある。
特開2007−221003号公報
本発明の目的は、リフロー炉による加熱温度が高い場合でも、FPCの変形を防止することのできる電子部品の実装方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明の電子部品の実装方法は
リフローはんだ付けによって、FPCに対して電子部品を実装する電子部品の実装方法において、
クリームはんだが塗布された領域に開口部を有する熱遮蔽板によってFPCを挟み込んだ状態でリフローはんだ付けを行うことを特徴とする。
本発明によれば、熱遮蔽板によってFPCを挟み込んだ状態でリフローはんだ付けを行うので、熱遮蔽板を挟み込んだ部分の加熱を抑制できる。また、FPCのうち熱遮蔽板に
挟み込まれた部分は、加熱が抑制されることに加えて、熱遮蔽板によって姿勢が維持された状態となるため、相乗的に変形が抑制される。また、熱遮蔽板のうちクリームはんだが塗布された領域は開口部を有するので、熱遮蔽板がはんだ付けに影響を与えることはない。
このように、リフローはんだ付けの際にFPCが変形してしまうことが抑制される。従って、FPCのベースフィルムとして、安価なポリエチレンナフタレート製のフィルムを用いることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、リフロー炉による加熱温度が高い場合でも、FPCの変形を防止することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
図1〜図5を参照して、本発明の実施例に係る電子部品の実装方法について説明する。図1は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの際に必要な部材の部品展開図である。図2は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの際に必要な部材を組み立てた状態を示す斜視図である。図3は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの際に必要な部材を組み立てた状態を示す模式的断面図である。図4は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの様子を示す模式的断面図である。図5はリフローはんだ付け後における熱遮蔽板を用いた場合と用いない場合の実験後の様子を示す斜視図である。
<電子部品の実装方法>
特に、図1〜図3を参照して、本発明の実施例に係る電子部品の実装工程におけるリフローはんだ付け工程前までについて説明する。
本実施例においても、一般的なリフローはんだ付けを行う場合と同様に、まず、FPC1における所望の位置にクリームはんだ2を塗布する。クリームはんだ2の塗布については、例えば、スクリーン印刷によって好適に行うことができる。次に、クリームはんだ22が塗布された領域の上に電子部品3を配置する。
そして、本実施例においては、一対の熱遮蔽板(以下、適宜、第1熱遮蔽板4及び第2熱遮蔽板5と称する)によって、FPC1を挟み込む。なお、一対の熱遮蔽板によってFPC1を挟み込む工程は、電子部品3を配置する工程の前でも良いし、後でも良い。
以上のようにして組み立てられたものが、図2及び図3に示すものである。
ここで、第1熱遮蔽板4には、クリームはんだ2が塗布された領域に開口部41が設けられている。なお、本実施例では、図2から明らかなように、クリームはんだ2が塗布された領域付近のみに開口部41が設けられ、当該領域付近のみが露出するようにしている。
次に、図4を参照して、リフローはんだ付け工程について説明する。図4はリフロー炉内において、上記のようにして組み立てられたもの(図2及び図3に示すもの)を搬送し
ている様子を断面的に示した説明図である。
リフロー炉内には、複数の加熱器6が設けられており、上記のようにして組み立てられたものは、図中矢印A方向に搬送される過程で加熱される。このとき、FPC1のうち第1熱遮蔽板4に設けられた開口部41によって露出された部分が集中的に加熱され、その他の部分は第1熱遮蔽板4及び第2熱遮蔽板5により加熱が抑制される。そして、開口部41によって露出された部分が加熱されることで、クリームはんだ2は溶融する。その後、冷却されることではんだが硬化して、電子部品3がFPC1における導電部(銅箔など)に電気的に接続される。なお、図中符号21は硬化後のはんだを示している。
以上のように、本実施例に係る電子部品の実装方法によれば、一対の熱遮蔽板(第1熱遮蔽板4及び第2熱遮蔽板5)によってFPC1を挟み込んだ状態でリフローはんだ付けを行うので、熱遮蔽板を挟み込んだ部分の加熱を抑制できる。また、FPC1のうち熱遮蔽板に挟み込まれた部分は、加熱が抑制されることに加えて、熱遮蔽板によって姿勢が維持された状態となるため、相乗的に変形が抑制される。また、第1熱遮蔽板4のうちクリームはんだ2が塗布された領域は開口部41を有するので、第1熱遮蔽板4がはんだ付けに影響を与えることはない。
このように、リフローはんだ付けの際にFPC1が変形してしまうことを抑制することができる。従って、クリームはんだ2として鉛フリーはんだを採用する場合のように、リフロー炉の加熱温度を高く設定しなければならない場合でも、FPC1のベースフィルムとして、安価なポリエチレンナフタレート製のフィルムを用いることもできる。
図5は、リフローの加熱条件として、予備加熱を温度120℃で120秒、本加熱を温度200℃で30秒間行った場合に、熱遮蔽板を用いた場合(図5(A))と用いない場合(図5(B))の実験結果を示したものである。図示のように、熱遮蔽板を用いない場合には、FPC1が大きく変形してしまうことが分かる。
図1は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの際に必要な部材の部品展開図である。 図2は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの際に必要な部材を組み立てた状態を示す斜視図である。 図3は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの際に必要な部材を組み立てた状態を示す模式的断面図である。 図4は本発明の実施例に係るリフローはんだ付けの様子を示す模式的断面図である。 図5はリフローはんだ付け後における熱遮蔽板を用いた場合と用いない場合の実験後の様子を示す斜視図である。
符号の説明
1 FPC(フレキシブルプリントサーキット)
2 クリームはんだ
21 (硬化した)はんだ
3 電子部品
4 第1熱遮蔽板
41 開口部
5 第2熱遮蔽板
6 加熱器

Claims (2)

  1. リフローはんだ付けによって、フレキシブルプリントサーキットに対して電子部品を実装する電子部品の実装方法において、
    クリームはんだが塗布された領域に開口部を有する熱遮蔽板によってフレキシブルプリントサーキットを挟み込んだ状態でリフローはんだ付けを行うことを特徴とする電子部品の実装方法。
  2. 前記フレキシブルプリントサーキットを構成するベースフィルムは、ポリエチレンナフタレート製のフィルムであることを特徴とする請求項1に記載の電子部品の実装方法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6293991A (ja) * 1985-10-21 1987-04-30 帝人株式会社 フレキシブル回路用基板
JPH08222820A (ja) * 1995-02-13 1996-08-30 Sony Corp 印刷配線基板の補強板

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