JP2009117470A - 軟式電気導通体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 導電性能が良く、かつ導電性能の安定性が高い軟式電気導通体を提供する。
【解決手段】 この軟式電気導通体30は、弾力性を有する芯材32の外周を、少なくとも外側の面が導体から成り可撓性を有する導電材34で被覆している。導電材34と芯材32との間に両者を接着する内側接着層36を設けている。導電材34は、その一部分が外側に張り出した張り出し部44を有している。張り出し部44に、当該軟式電気導通体30を固定対象物に接着固定するための固定用接着層46を設けている。
【選択図】 図5

Description

この発明は、例えばテレビ、ディスプレイ、パソコン、携帯電話等の電気製品、医療機器、自動車部品等の電気関連製品において、複数の導体間に挟まれて、複数の導体間を電気的に導通させることに使用される軟式電気導通体に関する。
例えば上記のような電気関連製品を構成する複数(例えば二つ)の導体間に隙間がある場合、この隙間の間隔は、振動、衝撃、温度変化等によって変化する可能性がある。この複数の導体は、例えば、基板の表面に形成された導体(例えばグラウンド導体)と、それに対向する電子部品の表面の導体である。複数の相対向する基板の表面に形成された導体の場合もある。
従って、そのような隙間を挟む複数の導体間を電気的に導通させる電気導通体には弾力性が要求され、当該電気導通体は、複数の導体間に挟まれて使用される。上記のように導通させる目的は、例えば、電子部品をグラウンド(アース)に接地したり、複数の基板表面のグラウンド導体間を電気的に接続して同電位にしたりするため等である。
そのような電気導通体の従来例として、例えば図1に示す例のような硬式フィンガー10がある。この硬式フィンガー10は、弾力性を有する金属から成り、例えば、相対向する二つの導体2、4間に矢印A、Bに示すように挟まれて、両導体2、4間を電気的に導通させる。但し硬式フィンガー10の形状は、図1に示すものに限らない。
なお、この硬式フィンガー10は拡大して図示しており、実物は、図示よりも通常は遥かに小さい。後述するメタルフィルムガスケット20および軟式電気導通体30、50も同様である。
この硬式フィンガー10は、(a)それを形成する金属の硬さがウレタンフォームやゴム等の弾性材に比べて大きいので、変形に対する追随性が良くない、(b)追随性が良くないので、変形時の導体2、4との接触面積を安定して確保するのが難しい、(c)変形時の導体2、4との接触面積をなるべく大きく安定して確保するために、硬式フィンガー10の形状を用途に合わせて用途ごとに決める必要があり汎用性に乏しい、等の課題を有している。
このような硬式フィンガー10の持つ課題を解決するために、本発明者は、特許文献1に記載されている電磁波シールド用ガスケット(以下、これをメタルフィルムガスケットと呼ぶ)を、上記電気導通体として使用することを試みた。このメタルフィルムガスケットの一例を図2に示す。
このメタルフィルムガスケット20は、弾力性を有する芯材22の外周を、導電性フィルム24で、その両側縁が互いに重なって重ね合わせ部25が生じるように被覆し、この重ね合わせ部25の上に両面テープ28を貼り付けた構造をしている。両面テープ28は、当該メタルフィルムガスケット20を相手に貼り付けて固定するためのものであるが、重ね合わせ部25を補強する働きもする。導電性フィルム24と芯材22との間には、両者を接着する接着層26が設けられている。
導電性フィルム24は、図3に示すように、合成樹脂製のフィルム241の外側(即ち芯材22と反対側)の面に金属層242を形成して成る。
なお、後で剥がすことができる状態の接着を特に粘着と呼ぶことがあるが、粘着も接着の一種であるので、この明細書において、「接着」は、粘着を含む広い概念で用いている。従って、「接着」を、必要に応じて、粘着と読み替えても良い。
このメタルフィルムガスケット20を、上記電気導通体として使用する場合は、導電性の両面テープ28を用いて、それで当該メタルフィルムガスケット20を相手の導体に接着固定する。その状態の一例を図4に示す。この接着固定は、導体2、4間に挟む前の位置決めまたは仮固定等のために大事である。導電性の両面テープ28は、例えば、金属箔の両面に、接着剤と金属粉との混合層を形成したものである。
そしてこのメタルフィルムガスケット20は、図4に示す例のように、上記二つの導体2、4間に矢印A、Bに示すように挟まれて、両導体2、4間を、導電性の両面テープ28および導電性フィルム24(より具体的にはその表面の金属層242)を介して、電気的に導通させることができる。従ってこのメタルフィルムガスケット20は、軟式電気導通体と呼ぶことができる。
なお、導電性フィルム24と導体4との直接の導通については、両者間に所定の厚さを有する両面テープ28が介在しているために、安定した導通は殆ど期待できない。
特開2006−222107号公報(段落0010、0032、図1)
上記メタルフィルムガスケット20は、弾力性を有する芯材22と導電性フィルム24等とを組み合わせたものであり、上記金属製の硬式フィンガー10に比べて軟らかいので追随性が良く、上記硬式フィンガー10が有している上記課題を解決することができる。
しかし、上記メタルフィルムガスケット20を軟式電気導通体として使用する場合、導電性の両面テープ28を用いても、両導体2、4間の導電性能(電気的導通の性能)が悪く、かつ導電性能の安定性に欠けることが分かった。これは、図4に示すように、導電性フィルム24と導体4との間には両面テープ28が介在していて、導電性フィルム24(より具体的にはその表面の金属層242)と導体4との安定した直接接触は期待できず、両面テープ28側には、導体4と両面テープ28間および両面テープ28と導電性フィルム24間の2箇所に接触箇所が介在し、しかもこの2箇所での接触抵抗は互いに直列になるため、更にその接触抵抗は押圧力によって変化するため、導電性能が悪く、かつ導電性能の安定性に欠けるからである。これでは、例えば前述したように、振動、衝撃、温度変化等が加わる環境で使用する場合の信頼性に欠ける。
そこでこの発明は、上記のような従来のメタルフィルムガスケットを更に改良して、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性が高い軟式電気導通体を提供することを主たる目的としている。
この発明に係る軟式電気導通体の一つは、複数の導体間に挟まれて、複数の導体間を電気的に導通させることに使用される軟式電気導通体であって、弾力性を有する芯材の外周を、少なくとも外側の面が導体から成り可撓性を有する導電材で被覆しており、前記導電材と芯材との間に両者を接着する内側接着層を設けており、前記導電材は、その一部分が外側に張り出した張り出し部を有しており、かつ前記張り出し部に、当該軟式電気導通体を固定対象物に接着固定するための固定用接着層を設けていることを特徴としている。
この軟式電気導通体は、前記芯材の外周を前記導電材で被覆しているので、複数の導体間に挟まれることによって、当該複数の導体間を電気的に導通させることができる。
更に、この軟式電気導通体は、張り出し部を有していてその張り出し部に固定用接着層を設けているので、この固定用接着層によって、この軟式電気導通体を固定対象物に接着固定することができる。
しかも、この軟式電気導通体を複数の導体間に挟んだときに、張り出し部に設けられた固定用接着層は、芯材表面に位置している導電材と相手の導体との間には介在しないので、導電材の導体から成る外側の面は、固定用接着層を介在することなく相手の導体に直接接触する。しかも、芯材に相当する領域のほぼ全域という広い領域で直接接触する。従って、この軟式電気導通体は、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性が高い。
この発明に係る軟式電気導通体の他のものは、複数の導体間に挟まれて、複数の導体間を電気的に導通させることに使用される軟式電気導通体であって、弾力性を有する芯材の側面であって少なくとも前記導体に向く2側面を、少なくとも外側の面が導体から成り可撓性を有する一連の導電材で被覆しており、前記導電材と芯材との間に両者を接着する内側接着層を設けており、前記導電材は、その一部分が外側に張り出した張り出し部を有しており、かつ前記張り出し部に、当該軟式電気導通体を固定対象物に接着固定するための固定用接着層を設けていることを特徴としている。
この軟式電気導通体も、前記芯材の側面であって少なくとも前記導体に向く2側面を一連の前記導電材で被覆しているので、複数の導体間に挟まれることによって、当該複数の導体間を電気的に導通させることができる。
更に、固定用接着層による接着固定および導電性能については、上記軟式電気導通体の場合と同様の作用効果を奏する。
前記張り出し部は、前記芯材を間にして両側に張り出していても良いし、片側に張り出していても良い。
前記導電材は、例えば、合成樹脂製のフィルムの外側の面に金属層を形成して成るものである。
前記芯材は、その内部に、前記張り出し部の張り出し方向に沿う方向に配置されている補強フィルムを有していても良い。
前記張り出し部の下面は、前記芯材表面の導電材の下面と実質的に同じ高さにあり、前記固定用接着層は、前記張り出し部の下面に設けられていても良い。
前記張り出し部の下面は、前記芯材表面の導電材の下面よりも上にあって両下面間には段差があり、前記固定用接着層は、前記張り出し部の下面に設けられていても良い。
前記張り出し部の下面は、前記芯材表面の導電材の下面と実質的に同じ高さにあり、前記固定用接着層は、前記張り出し部の上面に設けられていても良い。
前記固定対象物は、前記複数の導体の内のいずれかの導体でも良いし、前記複数の導体とは異なる物でも良い。
この発明によれば、張り出し部を有していてその張り出し部に固定用接着層を設けているので、この固定用接着層によって、この軟式電気導通体を固定対象物に接着固定することができる。
しかも、この軟式電気導通体を複数の導体間に挟んだときに、張り出し部に設けられた固定用接着層は、芯材表面に位置している導電材と相手の導体との間には介在しないので、導電材の導体から成る外側の面は、固定用接着層を介在することなく相手の導体に直接接触する。しかも、芯材に相当する領域のほぼ全域という広い領域で直接接触する。従って、この軟式電気導通体は、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性が高い。その結果、この軟式電気導通体によって、複数の導体間を低抵抗で、かつ電気的に安定して導通させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、張り出し部が芯材の両側に張り出していて両側に固定用接着層が設けられているので、固定用接着層による軟式電気導通体の接着固定をより確実に行うことができる、という更なる効果を奏する。
請求項5に記載の発明によれば、導電材は、合成樹脂製のフィルムの外側の面に金属層を形成して成るものであるので、金属箔から成る導電材に比べて強度が高く、しかも導電布から成る導電材に比べて表面抵抗が低くかつクリーン度が高い、という更なる効果を奏する。
請求項6に記載の発明によれば、芯材の外周を導電材で覆うときに、補強フィルムによって芯材を補強して、芯材の変形を抑制することができるので、導電材で覆う加工が容易になり、加工性が向上する、という更なる効果を奏する。
図5は、この発明に係る軟式電気導通体の一実施形態を拡大して示す斜視図である。この軟式電気導通体30は、複数の導体間(例えば、図9に示す前述したような二つの導体2、4間。以下同様)に挟まれて、複数の導体間を電気的に導通させることに使用されるものである。このような軟式電気導通体30を設ける目的、導通させる箇所の例は、前述したとおりである。
この軟式電気導通体30は、弾力性を有する芯材32を備えている。芯材32は、弾力性を有していて圧縮可能な材料(即ち弾性材)から成る。この芯材32は、例えばウレタンフォームまたはゴムから成るが、これに限られるものではない。例えば、ウレタンラバーでも良いし、広くは、ポリウレタン系発泡体、ポリエチレン系発泡体、ゴム系発泡体等から成っていても良い。
芯材32は、図5に示す例では一層から成るが、それに限られるものではなく、上記のような弾性材を複数層積層したものでも良い。また、図17を参照して後述する例のように、複数層の上記のような弾性材と補強フィルム42とを積層したものでも良い。
芯材32の形状は、図5に示す例では断面四角形の柱状のものであるが、これに限られるものではない。例えば、断面が長方形または長円形(換言すれば、レーストラック状または楕円形)等の板状のもの等でも良く、用途に応じてその形状を選定すれば良い。長さLも用途に応じて選定すれば良い。長い軟式電気導通体30を製造しておいて、適当な長さに切って使用しても良い。
この実施形態では、芯材32の外周を導電材34で被覆している。導電材34は、その少なくとも外側(即ち芯材32とは反対側。以下同様)の面が導体から成り、かつ可撓性を有している。導電材34と芯材32との間には、両者34、32を接着する内側接着層36が設けられている。
導電材34は、その少なくとも外側の面が導体から成っていれば良く、全体が導体から成っていても良い。例えば、導電材34は、金属箔でも良いし、導電布でも良い。この実施形態では、導電材34は、図6に示す例のように、合成樹脂製のフィルム341の外側の面に金属層342を形成した構造をしている。
フィルム341は、例えばポリエステルフィルムまたはポリプロピレンフィルムから成るが、これに限られるものではない。他のプラスチックフィルムから成っていても良い。
フィルム341の厚さは、例えば3〜5μm程度であるが、これに限られるものではない。必要とされる機械的強度等に応じて厚さを選定すれば良い。
金属層342は、金属であるから導電性を有している。この金属層342は、例えば銅またはニッケルから成るが、これに限られるものではない。例えば、スズ、アルミニウム等の導電性の良い金属から成っていても良い。また、金属層342は、上記各金属の単層から成っていても良いし、上記各金属から成る層を複数層に積層したものでも良い。例えば、銅の層を下地層としてその上にニッケルの層を形成したものでも良い。
金属層342は、フィルム341の表面に例えば蒸着またはメッキによって形成(被着)されたものであるが、これに限られるものではなく、他の成膜方法によって形成されていても良い。蒸着は、例えば蒸発源を用いた真空蒸着や、スパッタリングによる蒸着等の物理的蒸着である。
金属層342の厚さは、例えば0.3μm〜0.5μm程度であるが、これに限られるものではない。必要とされる電気抵抗、強度等に応じて厚さを選定すれば良い。
導電材34が、上記のように合成樹脂製のフィルム341の外側の面に金属層342を形成して成る場合は、金属箔から成る導電材34に比べて強度が高く、しかも導電布から成る導電材34に比べて表面抵抗が低くかつクリーン度が高いという利点がある。
内側接着層36は、例えば、ホットメルト(即ち、加熱によって溶融させるタイプの接着剤。以下同様)、その他の接着剤から成る。両面テープ(即ち、表裏両面が接着面になっている接着テープ。以下同様)でも良い。
導電材34は、その一部分が外側に張り出した張り出し部44を有している。張り出し部44は、この実施形態では、芯材32を間にして左右両側に張り出している。各張り出し部44の下面は、この実施形態では、芯材表面の導電材34の下面と実質的に同じ高さにある。換言すれば実質的に面一(つらいち)になっている。
各張り出し部44に、より具体的にはこの実施形態では各張り出し部44の下面に、この軟式電気導通体30を固定対象物に接着固定するための固定用接着層46をそれぞれ設けている。この接着固定は、例えば、この軟式電気導通体30を複数の導体間に挟む前の軟式電気導通体30の位置決めまたは仮固定等のために大事である。各固定用接着層46の厚さは、軟式電気導通体30を固定対象物に固定できれば良いので、薄いもので良い。
固定対象物は、例えば、電気的に導通させようとする複数の導体の内のいずれかの導体であるが、当該複数の導体とは異なる物でも良い。例えば、上記複数の導体の内のいずれかの導体と所定の位置関係を有する物体等でも良い。
固定用接着層46は、例えば、両面テープ、その他の接着剤から成る。固定用接着層46は、導電性を有するものでも良いし、導電性を有しないものでも良い。導電性を有するものにすると、この固定用接着層46を介しても、導電材34と相手の導体との間を電気的に導通させることができるので、その分、導電性能および導電性能の安定性をより高めることができる。
張り出し部44の構造、その形成の仕方等のより具体例を示すと次のとおりである。図7を参照して、内側の面に上記内側接着層36を設けている導電材34を芯材32の周囲に巻く。その際、張り出し部44になる部分を外側に張り出させて折り返して重ね合わせることによって、張り出し部44を形成することができる。
導電材34の一方端部(始端部)と他方端部(終端部)との合わせ部40は、図7に示す例では、一方の張り出し部44で、導電材34の一方端部を折り曲げて他方端部に重ね合わせた構造をしている。また、図7に示す例とは違って、合わせ部40の端の上部を固定用接着層46で覆うようにしても良い。そのようにすると、合わせ部40を固定用接着層46で補強することができる。
合わせ部40は、図8に示す例のように、導電材34の一方端部と他方端部とを単に重ね合わせた構造でも良い。
合わせ部40は、張り出し部44以外の場所に設けても良い。例えば、芯材32の下面部に、より具体的にはその中央付近に設けても良い。また、合わせ部40は、導電材34の両端部を若干重ね合わせた重ね合わせ部でも良いし、導電材34の両端部を重ねずに突き合わせた突き合わせ部でも良い。
なお、図7、図8に示す例では、細かく見ると、合わせ部40で、内側接着層36等の存在により、金属層342の電気的導通が途切れているけれども、それ以外の部分では金属層342は一つながりになっていて金属層342は電気的につながっているので、導電材34によって複数の導体間を電気的に導通させることに支障はない。
また、図7では、非常に大きく拡大して図示しているために、左右の固定用接着層46の高さ方向の位置に差があるように見えるけれども、通常は導電材34の厚さは非常に薄いので、実際は、実用上支障になる程の差はない。
上記軟式電気導通体30を導体間に挟んだ状態の一例を図9に示す。この図9は、導体が相対向する二つの導体2、4であり、固定対象物が導体4の場合の例である。
例えば、固定用接着層46を一方の導体4に向けて当該固定用接着層46で軟式電気導通体30を導体4に接着固定しておいた状態で、軟式電気導通体30を二つの導体2、4間に挟み、更に必要に応じて矢印A、Bで示すように適度に圧縮する。これによって、弾力性を有する芯材32および可撓性を有する導電材34は幾分変形し、それに伴って張り出し部44の付け根付近も幾分変形し、芯材32の下面部の導電材34は導体4に押し付けられて直接接触する。上述したように固定用接着層46は薄いもので良いので、軟式電気導通体30を上記のように挟むことによって、軟式電気導通体30の下面部において導電材34は導体4に直接接触する。軟式電気導通体30の上面部においても、邪魔になるものはないので、導電材34は導体2に直接接触する。
これによって、導電材34の導体から成る外側の面(例えば図6〜図8に示す金属層342)は、導体2、4にそれぞれ直接接触する。その結果、軟式電気導通体30によって、二つの導体2、4間を電気的に導通させることができる。
このようにこの軟式電気導通体30によれば、張り出し部44を有していてその張り出し部に固定用接着層46を設けているので、この固定用接着層46によって、この軟式電気導通体30を固定対象物(この実施形態では導体4)に接着固定することができる。
なお、固定用接着層46による軟式電気導通体30の導体4への接着固定は、上記例のように両導体2、4間に軟式電気導通体30を挟む前に、例えば機械や人手等によって行っても良いし、両導体2、4間に軟式電気導通体30を挟むことと同時に行っても良い。後述する他の実施形態においても同様である。
しかも、この軟式電気導通体30を複数の導体2、4間に挟んだときに、張り出し部44に設けられた固定用接着層46は、芯材表面に位置している導電材34と相手の導体4との間には介在しないので、導電材34の導体から成る外側の面は、固定用接着層46を介在することなく相手の導体4に直接接触する。しかも、芯材32に相当する領域のほぼ全域という広い領域で直接接触する。従って、この軟式電気導通体30は、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性が高い。
即ち、前述した導電性の両面テープ28を用いたメタルフィルムガスケット20(図2〜図4参照)と違って、両面テープ28を介在させずに導電材34を導体4に直接接触させることができるので、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性も高い。
また、図21、図22に比較例として示す軟式電気導通体50に比べても、導電材34が導体4と直接接触する面積が大きいので、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性も高い。
即ち、図21に示す軟式電気導通体50は、芯材32の外周を、導電材34によってその両側縁が互いに重ならずに開いた領域38が生じるように被覆し、当該開いた領域38に面する芯材32の表面および導電材34の両側縁付近と芯材32との間に固定用接着層56を設けた構造をしている。
図22に示す軟式電気導通体50は、上記開いた領域38に面する芯材32の表面に固定用接着層56を設けた構造をしている。
いずれの軟式電気導通体50も、導電材34が芯材32と直接接触するのは、その両側縁34a、34bという限られた範囲においてであり、この発明に係る軟式電気導通体30に比べて、直接接触する面積が小さいので、導電性能および導電性能の安定性は低い。換言すれば、上記軟式電気導通体30の方が、比較例の軟式電気導通体50よりも導電性能および導電性能の安定性が高い。
以上のように上記軟式電気導通体30は、導電性能が良く、かつ導電性能の安定性も高いので、当該軟式電気導通体30によって、複数の導体2、4間を低抵抗で、かつ電気的に安定して導通させることができる。
また、この軟式電気導通体30によれば、前述した金属製の硬式フィンガー10が有している課題を解決することができる。即ち、(a)弾力性を有する芯材32と可撓性を有する導電材34等とを組み合わせたものであるので、金属製の硬式フィンガー10に比べて軟らかく、追随性が良い。(b)追随性が良いので、硬式フィンガー10に比べて、導体2、4との間で安定した接触面積を確保することができる。(c)追随性が良いので、この軟式電気導通体30の設計時に、相手の導体との接触面の形状を特に考えなくても良く、隙間の投影平面を考慮すれば良いので、設計が容易である。しかも、同一の軟式電気導通体30を多くの用途に用いることができるので、汎用性が高い。
なお、この軟式電気導通体30によって導通させる導体は、上記例に示した二つの導体2、4に限られるものではない。例えば、導体2、4が、それぞれ複数の導体に分かれていても良い。後述する他の実施形態の軟式電気導通体30についても同様である。
また、固定対象物は、上記導体4とは反対側の導体2でも良い。両導体2、4とは異なる物でも良い。例えば、両導体2、4の内のいずれかの導体と所定の位置関係を有する物体等でも良い。後述する他の実施形態の軟式電気導通体30についても同様である。
次に、軟式電気導通体30の他の実施形態を説明する。図5(より詳しくは図5〜図8)に示した実施形態と同一または相当する部分には同一符号を付し、以下においては図5に示した実施形態との相違点を主体に説明する。
図10に示す軟式電気導通体30では、張り出し部44を、芯材32に対して片側に張り出している。この軟式電気導通体30を導体2、4間に挟んだ状態の一例を図11に示す。
この軟式電気導通体30も、図5に示した軟式電気導通体30と同様の作用効果を奏する。両軟式電気導通体30の作用効果の違いを挙げれば、図5に示した軟式電気導通体30は、張り出し部44が芯材32の両側に張り出していて両側に固定用接着層46が設けられているので、固定用接着層46による軟式電気導通体30の接着固定をより確実に行うことができる。
図12に示す軟式電気導通体30では、左右の張り出し部44の下面は、芯材表面の導電材34の下面よりも上にあって両下面間には段差Sがある。固定用接着層46は、各張り出し部44の下面に設けられている。固定用接着層46の下面と導電材34の下面との間には、図示例のようにギャップGがあっても良いし、ギャップGを無くして実質的に面一にしても良い。この軟式電気導通体30を導体2、4間に挟んだ状態は、図9とほぼ同様になる。
この軟式電気導通体30も、図5に示した軟式電気導通体30と同様の作用効果を奏する。両軟式電気導通体30の作用効果の違いを強いて挙げれば、図12に示す軟式電気導通体30の方が、段差Sによって固定用接着層46の厚さを吸収することができるので、導体2、4間に挟んだときに、固定用接着層46の内側端付近において導電材34と導体4との間に生じる可能性のある小さな隙間(図9参照)がより小さくなる。
図13に示す軟式電気導通体30では、張り出し部44を、芯材32に対して片側に張り出している。その他は、図12に示す軟式電気導通体30と同様である。
図14に示す軟式電気導通体30では、左右の張り出し部44の下面は、芯材表面の導電材34の下面と実質的に同じ高さにある。換言すれば実質的に面一になっている。固定用接着層46は、各張り出し部44の上面に設けられている。
この軟式電気導通体30を導体2、4間に挟んだ状態の一例を図15に示す。この軟式電気導通体30は、固定用接着層46によって、導体2、4以外の固定対象物48に接着固定される。固定対象物48は、両導体2、4間に位置している。この固定対象物48は、例えば、固定枠、穴のあいた電気回路基板等である。
この軟式電気導通体30も、図5に示した軟式電気導通体30と同様の作用効果を奏する。両軟式電気導通体30の作用効果の違いを挙げれば、この軟式電気導通体30では、導電材34は、両張り出し部44の部分においても導体4に直接接触するので、接触面積がより大きくなる。従って、導電性能および導電性能の安定性がより高くなる。
図16に示す軟式電気導通体30では、張り出し部44を、芯材32に対して片側に張り出している。その他は、図14に示す軟式電気導通体30と同様である。
なお、複数の導体間を軟式電気導通体30で導通させるためには、必ずしも上記各実施形態のように芯材32の外周全体を導電材34で被覆している必要はない。芯材32の側面であって少なくとも上記導体に向く2側面を一連の導電材34で被覆していれば良い。当該一連の導電材34で被覆しておけば、軟式電気導通体は、複数の導体間に挟まれることによって、当該複数の導体間を電気的に導通させることができる。
上記の場合の実施形態を図18〜図20にそれぞれ示す。これらは、例えば、図10、図13、図16にそれぞれ対応している。図18〜図20に示す軟式電気導通体30は、それぞれ、芯材32の側面であって導体(例えば上記導体2、4)に向く2側面と当該両側面間の1側面との合計3側面を一連の導電材34で被覆している。この場合の張り出し部44には、図8中の右側に示す張り出し部44の構造は採用しない。この構造では、導電材34は一連ではなくなるからである。例えば、図8中の左側に示す張り出し部44の構造を採用すれば良い。
この軟式電気導通体30も、複数の導体間、例えば上記導体2、4間に挟まれることによって、当該複数の導体間を電気的に導通させることができる。更に、各軟式電気導通体30の固定用接着層46による接着固定および導電性能についても、上記(例えば図10、図13、図16に示す)軟式電気導通体30の場合と同様の作用効果を奏する。
なお、芯材32は、例えば図17に示す例のように、その内部に、張り出し部44の張り出し方向に沿う方向に配置されている補強フィルム42を有していても良い。この図17に示す軟式電気導通体30は、図5に示した軟式電気導通体30に相当するものであるが、他の実施形態の軟式電気導通体30における芯材32の場合も同様である。
補強フィルム42は、例えば、上記合成樹脂製のフィルム341と同様の材質から成る合成樹脂製のフィルムであるが、金属製のフィルムでも良い。
補強フィルム42は、例えば、2枚の補強フィルムを互いに重ね合わせて接着したものでも良い。その場合、補強フィルム42を内部に有する芯材32は、例えば、補強フィルムの片側に弾性材を接着したものを二つ、補強フィルム同士を互いに重ね合わせて接着することによって製造することができる。この場合の芯材32は、2層の弾性材と2層の補強フィルムとを積層したものであると言うこともできる。
上記のような、補強フィルム42を内部に有する芯材32を用いると、芯材32の外周を導電材34で覆うときに、補強フィルム42によって芯材32を補強して、芯材32の変形を抑制することができるので、より具体的には芯材32がその幅W方向に導電材34によって圧縮されて曲がってしまう等の変形が起こるのを抑制することができるので、導電材34で覆う加工が容易になり、加工性が向上する。この効果は、芯材32の幅W方向の寸法が高さH方向の寸法よりも大きい場合に、例えば芯材32が板状の場合に、より顕著になる。
従来の硬式フィンガーを導体間に挟んだ状態の一例を拡大して示す断面図である。 従来のメタルフィルムガスケットの一例を拡大して示す斜視図である。 導電性フィルムの一例を拡大して示す断面図である。 図2に示すメタルフィルムガスケットを導体間に挟んだ状態の一例を拡大して示す断面図である。 この発明に係る軟式電気導通体の一実施形態を拡大して示す斜視図である。 導電材の一例である導電性フィルムの一例を拡大して示す断面図である。 導電材の張り出し部付近の一例を、より大きく拡大して示す断面図である。 導電材の張り出し部付近の他の例を、より大きく拡大して示す断面図である。 図5または図12に示す軟式電気導通体を導体間に挟んだ状態の一例を拡大して示す断面図である。 この発明に係る軟式電気導通体の他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 図10または図13に示す軟式電気導通体を導体間に挟んだ状態の一例を拡大して示す断面図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 図14に示す軟式電気導通体を導体間に挟んだ状態の一例を拡大して示す断面図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 この発明に係る軟式電気導通体の更に他の実施形態を拡大して示す斜視図である。 比較例としての軟式電気導通体の一例を導体間に挟んだ状態で拡大して示す断面図である。 比較例としての軟式電気導通体の他の例を導体間に挟んだ状態で拡大して示す断面図である。
符号の説明
2、4 導体
30 軟式電気導通体
32 芯材
34 導電材
36 内側接着層
44 張り出し部
46 固定用接着層
341 合成樹脂製のフィルム
342 金属層

Claims (11)

  1. 複数の導体間に挟まれて、複数の導体間を電気的に導通させることに使用される軟式電気導通体であって、
    弾力性を有する芯材の外周を、少なくとも外側の面が導体から成り可撓性を有する導電材で被覆しており、
    前記導電材と芯材との間に両者を接着する内側接着層を設けており、
    前記導電材は、その一部分が外側に張り出した張り出し部を有しており、
    かつ前記張り出し部に、当該軟式電気導通体を固定対象物に接着固定するための固定用接着層を設けていることを特徴とする軟式電気導通体。
  2. 複数の導体間に挟まれて、複数の導体間を電気的に導通させることに使用される軟式電気導通体であって、
    弾力性を有する芯材の側面であって少なくとも前記導体に向く2側面を、少なくとも外側の面が導体から成り可撓性を有する一連の導電材で被覆しており、
    前記導電材と芯材との間に両者を接着する内側接着層を設けており、
    前記導電材は、その一部分が外側に張り出した張り出し部を有しており、
    かつ前記張り出し部に、当該軟式電気導通体を固定対象物に接着固定するための固定用接着層を設けていることを特徴とする軟式電気導通体。
  3. 前記張り出し部は、前記芯材を間にして両側に張り出している請求項1記載の軟式電気導通体。
  4. 前記張り出し部は、前記芯材に対して片側に張り出している請求項1または2記載の軟式電気導通体。
  5. 前記導電材は、合成樹脂製のフィルムの外側の面に金属層を形成して成るものである請求項1ないし4のいずれかに記載の軟式電気導通体。
  6. 前記芯材は、その内部に、前記張り出し部の張り出し方向に沿う方向に配置されている補強フィルムを有している請求項1ないし5のいずれかに記載の軟式電気導通体。
  7. 前記張り出し部の下面は、前記芯材表面の導電材の下面と実質的に同じ高さにあり、前記固定用接着層は、前記張り出し部の下面に設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の軟式電気導通体。
  8. 前記張り出し部の下面は、前記芯材表面の導電材の下面よりも上にあって両下面間には段差があり、前記固定用接着層は、前記張り出し部の下面に設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の軟式電気導通体。
  9. 前記張り出し部の下面は、前記芯材表面の導電材の下面と実質的に同じ高さにあり、前記固定用接着層は、前記張り出し部の上面に設けられている請求項1ないし6のいずれかに記載の軟式電気導通体。
  10. 前記固定対象物は、前記複数の導体の内のいずれかの導体である請求項1ないし8のいずれかに記載の軟式電気導通体。
  11. 前記固定対象物は、前記複数の導体とは異なる物である請求項9記載の軟式電気導通体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102237582A (zh) * 2010-04-28 2011-11-09 卓英社有限公司 弹性电接触端子
JP2012124400A (ja) * 2010-12-10 2012-06-28 Seiwa Electric Mfg Co Ltd 耐熱性電磁波シールド用ガスケット
JP2014040864A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Sharp Corp 複数接点を持つガスケット及びそれを備えた携帯端末

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