JP2009117408A - 半導体発光素子およびその製造方法ならびに印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】量産に向く方法で形成することが可能であり、かつ安定した偏光特性を得ることの可能な半導体発光素子を提供する。
【解決手段】基板10上に、下部DBR層11、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、電流狭窄層15、上部DBR層16およびコンタクト層17を順に積層した積層構造(共振器)を備える。この積層構造の上部に柱状のメサ部18が形成されている。メサ部18の上面には中央領域に開口を有する環状の上部電極20が形成されており、上部電極20の開口内に、積層構造に接して偏光子23が形成されている。偏光子23は、積層構造と交差する方向に、活性層13から発せられる光を反射する金属膜24と、活性層13から発せられる光を透過する絶縁膜25とを交互に配列して形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、偏光子を備えた半導体発光素子およびその製造方法、ならびにその半導体発光素子を備えた印刷装置に関する。
反射、吸収、屈折など、光と物質の相互作用の多くが偏光方向に依存していることから、半導体レーザを光学部品と共に用いる際には、半導体レーザの偏光方向が安定していることが光学特性を安定化する上で極めて重要である。
従来から、半導体レーザの偏光方向を安定化させる様々な方策が提案されており、それらの方策は、活性層の利得に偏光依存性を持たせるものと、導波構造の損失に偏光依存性を持たせるものとに大別することができる。
前者では、活性層を量子井戸構造とする手法が代表的である。量子井戸構造では活性層と平行な電場成分を持つ直線偏光に対して利得が高いので、利得の差によってレーザの偏光方向を安定化することができる。また、後者では、例えば、回折格子を設けたり、断面のアスペクト比を高くする手法があるが、これらは、プロセスの難易度が高く、良好なFFPを得ることができないという欠点を有している。
特許第2891133号公報
ところで、活性層を量子井戸構造とする手法は、端面発光型の半導体レーザに対しては有効であるが、面発光型の半導体レーザでは、活性層から積層方向に向かってレーザ光が射出されるので、活性層を量子井戸構造とした場合であっても、利得の偏光依存性を得ることができない。そのため、面発光型の半導体レーザに対しては、傾斜基板を導入したり、面内に異方性を有する歪を加えたり、電流狭窄構造を特異な形状とするなど、種々の方策が提案されているが、いずれの方策においても、安定した偏光特性を得ることが容易ではなく、量産性に劣る。また、面発光型の半導体レーザにおいて、導波構造の損失に偏光依存性を持たせる方策として、光射出面に、電子線描写で微細なグレーティングを設けることが提案されているが、この方策では、グレーティングを電子線描写で形成しなければならず、量産向きとは言えない。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、量産に向く方法で形成することが可能であり、かつ安定した偏光特性を得ることの可能な半導体発光素子およびその製造方法、ならびにその半導体発光素子を備えた印刷装置を提供することにある。
本発明の半導体発光素子は、活性層を挟み込む一対の反射鏡を有する共振器と、共振器の内部に、または共振器に接して設けられた偏光子とを備えたものである。この偏光子は、一対の反射鏡の対向方向と交差する方向に、活性層から発せられる光を透過する光透過部と、活性層から発せられる光を反射する光反射部とを交互に配列して形成されている。また、本発明の印刷装置は、上記半導体発光素子が光源として用いられたものである。
本発明の半導体発光素子および印刷装置では、偏光子が、共振器の内部に、または共振器に接して設けられており、一対の反射鏡の対向方向と交差する方向に、光透過部と光反射部とを交互に配列して形成されている。この偏光子は、例えば、一の積層面内に複数の光透過部を規則的に形成したのち、光透過部の側面に光反射部を形成するだけで簡単に形成可能である。この方法を用いて偏光子を形成する場合には、光透過部の側面に光反射部を積層する際の光反射部の厚さを制御するだけで、光反射部の配列方向の幅を調整することが可能であるので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。
本発明の第1の半導体発光素子の製造方法は、第1DBR層、活性層および第2DBR層を順に含む積層構造の内部に、または積層構造に接して、活性層から発せられる光を透過する光透過部と、活性層から発せられる光を反射する光反射部とを含む偏光子を備えた半導体発光素子の製造方法であって、以下の(A1)〜(A2)の各工程を含むものである。
(A1)一の積層面内に複数の光透過部を規則的に形成する光透過部形成工程
(A2)光透過部の側面に光反射部を形成する光反射部形成工程
本発明の第1の半導体発光素子の製造方法では、一の積層面内に複数の光透過部を規則的に形成したのち、光透過部の側面に光反射部を形成する。これにより、光透過部の側面に光反射部を積層する際の光反射部の厚さを制御するだけで、光反射部の配列方向の幅を調整することが可能であるので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。
本発明の第2の半導体発光素子の製造方法は、第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に含むと共に第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層の積層方向と直交する方向に対向する一対の反射鏡を含む積層構造の内部に、または積層構造に接して、活性層から発せられる光を透過する光透過部と、活性層から発せられる光を反射する光反射部とを含む偏光子を備えた半導体発光素子の製造方法であって、以下の(B1)〜(B4)の各工程を含むものである。
(B1)第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に形成したのち、第2導電型半導体層の上部に、積層方向と交差する方向に延在するストライプ状のリッジ部を形成するリッジ形成工程
(B2)少なくとも活性層および第2導電型半導体層を選択的にエッチングして、リッジ部を横断すると共に少なくとも活性層を貫通する溝部を形成する溝部形成工程
(B3)溝部の底面内に複数の光透過部を規則的に形成する光透過部形成工程
(B4)光透過部の側面に光反射部を形成する光反射部形成工程
本発明の第2の半導体発光素子の製造方法では、溝部の底面内に複数の光透過部を規則的に形成したのち、光透過部の側面に光反射部を形成する。これにより、光透過部の側面に光反射部を積層する際の光反射部の厚さを制御するだけで、光反射部の配列方向の幅を調整することが可能であるので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。
本発明の第3の半導体発光素子の製造方法は、第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に含むと共に第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層の積層方向と直交する方向に対向する一対の反射鏡を含む積層構造の内部に、または積層構造に接して、活性層から発せられる光を透過する光透過部と、活性層から発せられる光を反射する光反射部とを含む偏光子を備えた半導体発光素子の製造方法であって、以下の(C1)〜(C3)の各工程を含むものである。
(C1)第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に形成したのち、第2導電型半導体層の上部に、積層方向と交差する方向に延在するストライプ状のリッジ部を形成するリッジ形成工程
(C2)少なくとも活性層および第2導電型半導体層を選択的にエッチングして、リッジ部を横断すると共に少なくとも活性層を貫通する溝部を形成する溝部形成工程
(C3)溝部の中に、光透過部および光反射部を交互に積層する偏光子形成工程
本発明の第3の半導体発光素子の製造方法では、溝部の中に、光透過部および光反射部を交互に積層する。これにより、光透過部上に光反射部を積層する際の光反射部の厚さを制御するだけで、光反射部の配列方向の幅を調整することが可能であるので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。
本発明の半導体発光素子および印刷装置によれば、偏光子を、共振器の内部に、または共振器に接して設け、一対の反射鏡の対向方向と交差する方向に、光透過部と光反射部とを交互に配列して形成するようにしたので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。これにより、量産に向く方法で偏光子を形成することが可能であり、かつ、安定した偏光特性を得ることができる。
本発明の第1の半導体発光素子の製造方法によれば、一の積層面内に複数の光透過部を規則的に形成したのち、光透過部の側面に光反射部を形成するようにしたので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。これにより、量産に向く方法で偏光子を形成することが可能であり、かつ、安定した偏光特性を得ることができる。
本発明の第2の半導体発光素子の製造方法によれば、一溝部の底面内に複数の光透過部を規則的に形成したのち、光透過部の側面に光反射部を形成するようにしたので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。これにより、量産に向く方法で偏光子を形成することが可能であり、かつ、安定した偏光特性を得ることができる。
本発明の第3の半導体発光素子の製造方法によれば、溝部の中に、光透過部および光反射部を交互に積層するようにしたので、光反射部の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。これにより、量産に向く方法で偏光子を形成することが可能であり、かつ、安定した偏光特性を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る半導体レーザ1の上面図を、図2は図1の半導体レーザ1のA−A矢視方向の断面構成をそれぞれ表すものである。また、図3は図2の偏光子23を拡大して表したものである。なお、図1ないし図3は模式的に表したものであり、実際の寸法、形状とは異なっている。
この半導体レーザ1は、基板10の一面側に、下部DBR層11(反射鏡)、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、電流狭窄層15、上部DBR層16(反射鏡)およびコンタクト層17をこの順に積層した積層構造(共振器)を備えている。この積層構造の上部、具体的には、下部DBR層11の一部、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、電流狭窄層15、上部DBR層16およびコンタクト層17には、柱状のメサ部18が形成されている。
ここで、基板10は、例えばn型GaAsにより構成されている。下部DBR層11は、低屈折率層(図示せず)および高屈折率層(図示せず)を交互に積層して構成されたものである。低屈折率層は例えば光学厚さがλ/4(λは発振波長)のn型Alx1Ga1−x1As(0<x1<1)からなり、高屈折率層は例えば光学厚さがλ/4のn型Alx2Ga1−x2As(0≦x2<x1)からなる。下部スペーサ層12は、例えばn型Alx3Ga1−x3As(0≦x3<1)からなる。基板10、下部DBR層11および下部スペーサ層12には、例えばケイ素(Si)またはセレン(Se)などのn型不純物が含まれている。
活性層13は、例えばGaAs系材料からなる。この活性層13では、活性層13のうち積層面内方向における中央部分(後述の電流注入領域15Bとの対向領域)が発光領域13Aとなる。
上部スペーサ層14は、例えばp型Alx4Ga1−x4As(0≦x4<1)からなる。上部DBR層16は、低屈折率層(図示せず)および高屈折率層(図示せず)を交互に積層して構成されたものである。低屈折率層は例えば光学厚さがλ/4のp型Alx5Ga1−x5As(0<x5<1)からなり、高屈折率層は例えば光学厚さがλ/4のp型Alx6Ga1−x6As(0≦x6<x5)からなる。コンタクト層17は、例えばp型Alx7Ga1−x7As(0≦x7<1)からなる。上部スペーサ層14、上部DBR層16およびコンタクト層17には、例えばマグネシウム(Mg)などのp型不純物が含まれている。
電流狭窄層15はメサ部18の側面から所定の深さまでの領域に電流狭窄領域15Aを有し、それ以外の領域(メサ部18の中央領域)が電流注入領域15Bとなっている。電流注入領域15Bは、例えばp型Alx8Ga1−x8As(0<x8≦1)からなる。電流狭窄領域15Aは、例えば、Al(酸化アルミニウム)を含んで構成され、後述するように、側面から被酸化層15Dに含まれる高濃度のAlを酸化することにより得られるものである。従って、電流狭窄層15は電流を狭窄する機能を有している。
メサ部18は、電流狭窄層15の電流注入領域15Bを含んで形成されたものであり、例えば直径40μm程度の円筒形状となっている。この直径は、後述の酸化工程においてメサ部18の内部に所定の大きさの未酸化領域(電流注入領域15B)が残るようにするために、酸化工程における酸化速度および酸化時間などに応じて適切に調整されている。
また、メサ部18の側面および周囲には、保護膜19が形成されている。この保護膜19は、メサ部18を保護するためのものであり、例えば、シリコン酸化物(SiO)や、シリコン窒化物(SiN)などの絶縁性材料からなる。
メサ部18の上面(コンタクト層17の上面)には、電流注入領域15Bとの対向領域に開口を有する環状の上部電極20が設けられている。保護膜19の表面上には、ワイヤ(図示せず)をボンディングするための電極パッド21が設けられており、この電極パッド21と上部電極20とが互いに電気的に接続されている。また、基板10の裏面には、下部電極22が設けられている。ここで、上部電極20および電極パッド21は、例えば、チタン(Ti),白金(Pt)および金(Au)をこの順に積層して構成されたものであり、メサ部18上部のコンタクト層17と電気的に接続されている。下部電極22は、例えば、金(Au)とゲルマニウム(Ge)との合金,ニッケル(Ni)および金(Au)とを基板10側から順に積層した構造を有しており、基板10と電気的に接続されている。
ところで、本実施の形態では、上部電極20の開口内、すなわち、メサ部18上面の中央領域に、偏光子23が設けられている。この偏光子23は、上記した積層構造(共振器)に接して設けられており、金属膜24(光反射部)と、絶縁膜25(光透過部)とを含んでいる。これら金属膜24および絶縁膜25は、一対の反射鏡を構成する下部DBR層11および上部DBR層16の対向方向(積層方向)と直交する方向(積層面内方向)に交互に配置されている。
なお、図1ないし図3には、絶縁膜25内に、金属膜24が積層面内方向に所定の間隔で規則的に配置されている場合が例示されているが、金属膜24が絶縁膜25の上面に露出していてもよいし、コンタクト層17の上面に接していてもよい。また、金属膜24同士の間隔は、全て均等となっていることが好ましいが、不均等となっていてもよい。また、図2および図3には、絶縁膜25の上面に凹凸形状が付されている場合が例示されているが、絶縁膜25の上面が平坦となっていてもよいし、絶縁膜25の上面に図2および図3に示した以外の凹凸形状が付されていてもよい。
ここで、金属膜24は、例えば、TiおよびAuをこの順に積層してなる二層構造、クロム(Cr),ニッケル(Ni)およびアルミニウム(Al)をこの順に積層してなる三層構造、Au単層、または銀(Ag)単層からなる。金属膜24の、偏光子23の配列方向(積層面内方向)の厚さは、活性層13の発光領域13Aから発せられる光の波長の1/10以下、好ましくは1/100程度となっており、例えば数nmから数100nm程度となっている。一方、金属膜24の、偏光子23の配列方向と直交する方向(共振器方向)の厚さは、金属膜24の、偏光子23の配列方向の厚さよりも十分に厚くなっている。つまり、金属膜24は、平板状の金属膜を共振器方向に沿って立てた構造を有している。また、金属膜24を、偏光子23の配列方向から見た形状は、例えば、矩形状となっている。
絶縁膜25は、活性層13の発光領域13Aから発せられる光を透過することの可能な材料からなる。絶縁膜25の、偏光子23の配列方向(積層面内方向)厚さは、特に限定されるものではないが、例えば1000nm程度となっている。
上記偏光子23は、例えば次のようにして形成することができる。
図4(A)〜(C)から図7(A)〜(C)は、その形成方法を工程順に表すものである。なお、図4(A)〜(C)から図7(A)〜(C)は製造過程の素子の断面構成を表すものである。
まず、コンタクト層17上に、活性層13の発光領域13Aから発せられる光を透過可能な絶縁膜25D(光透過膜)を積層する(図4(A))。
次に、絶縁膜25D上に、レジスト層R1を形成したのち(図4(B))、フォトリソグラフィ処理および現像処理を行うことにより、レジスト層R1に、積層構造の積層方向(共振器方向)と交差する一の方向(レジスト層R1の面内の一の方向)に、幅L2の矩形状の複数の開口H1(第1開口)を所定の間隔L1で規則的に(等間隔に)形成する(図4(C))。なお、開口H1の形成された後のレジスト層R1が、本発明の「第1マスク層」の一具体例に相当する。
次に、開口H1を介して絶縁膜25Dを選択的にエッチングして、開口H1との対応部位に凹部25Aを形成する。これにより、互いに隣接する凹部25A同士の間に、凹部25Aの延在方向と平行な方向に延在する凸状の光透過部25Bが形成される(図5(A))。
次に、レジスト層R1と凹部25Aとを含む表面に、活性層13の発光領域13Aから発せられる光を反射可能な金属膜24D(光反射膜)を積層したのち(図5(B))、リフトオフを用いてレジスト層R1を除去する。これにより、金属膜24Dのうちレジスト層R1に接する部分が除去され、凹部25Aの内壁(光透過部25Bの側面と凹部25Aの底面)にだけ金属膜24Dが残存する(図5(C))。
次に、光透過部25Bの上面と、金属膜24Dのうち凹部25Aに接する部分の表面とを含む表面に、互いに異なる材料からなるレジスト層R2(第2マスク層)およびレジスト層R3(第3マスク層)を順に積層したのち(図6(A))、レジスト層R3のうち凹部25Aの底面との対向領域に、凹部25Aの延在方向と平行な方向に延在する矩形状の開口H2(第2開口)を形成する(図6(B))。
次に、開口H2を介してレジスト層R2を選択的にエッチングして、レジスト層R2のうち凹部25Aの底面との対向領域を除去する。これにより、レジスト層R2のうち凹部25Aの底面との対向領域に、凹部25Aの延在方向と平行な方向に延在する矩形状の開口H3(第3開口)が形成される(図6(C))。
次に、開口H2,H3を介して金属膜24Dを選択的にエッチングして、金属膜24Dのうち凹部25Aの底面に接する部分を除去する。これにより、光透過部25Bの側面に金属膜24(光反射部)が形成される(図7(A))。
次に、レジスト層R2,R3を除去したのち(図7(B))、凹部25Aを埋め込むように、凹部25Aを含む表面全体に絶縁膜25Eを形成する(図7(C))。これにより、絶縁膜25Dと、絶縁膜25Eとからなる絶縁膜25が形成される。このようにして、本実施の形態の偏光子23が形成される。
次に、本実施の形態の半導体レーザ1の作用および効果について説明する。
本実施の形態の半導体レーザ1では、電極パッド21と下部電極22との間に所定の電圧が印加されると、電流注入領域15Bを通して活性層13に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の下部DBR層11および上部DBR層16により反射され、所定の波長でレーザ発振を生じ、レーザビームとして上部電極20の開口部から外部に射出される。
ところで、本実施の形態では、偏光子23が、下部DBR層11、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、電流狭窄層15、上部DBR層16およびコンタクト層17をこの順に積層した積層構造に接して設けられている。そのため、活性層13の発光領域13Aで発光した光の一部は、上部DBR層16を通過して偏光子23に入射する。
偏光子23に入射する光には、金属膜24の配列方向と平行な方向に電場成分を有する光(TM波)と、金属膜24の配列方向と直交する方向に電場成分を有する光(TE波)とが混在している。そのため、偏光子23に入射した光のうち、金属膜24の配列方向と直交する方向に電場成分を有する光は、金属膜24内の電子がその電場方向(つまり、金属層24のうち膜厚の薄い方の厚さ方向)に運動することができないので、金属膜24の影響を受けずに透過する。一方、偏光子23に入射した光のうち、金属膜24の配列方向と平行な方向に電場成分を有する光は、金属膜24内の電子がその電場方向(つまり、金属層24のうち膜厚の厚い方の厚さ方向)に、その電場成分を打ち消すように運動するので、ほとんど透過せずに反射される。つまり、この偏光子23は、透過特性(反射特性)に偏光依存性を有しており、TE波の利得とTM波の利得とに差を生じさせるので、半導体レーザ1から射出される光の偏光方向を固定することができる。
また、本実施の形態では、上記したように、コンタクト層17上の絶縁膜25Dに、パターニングにより、積層構造の積層方向(共振器方向)と交差する一の方向に延在する複数の凸状の光透過部25Bを規則的に(周期的に)形成し、その光透過部25Bの側面を含む表面全体に渡って、金属膜24Dを積層したのち、リフトオフや選択エッチングにより、金属膜24Dを選択的に除去して、光透過部25Bの側面にだけ金属膜24を形成することにより、偏光子23が形成される。そのため、光透過部25Bの側面を含む表面全体に渡って金属膜24Dを積層する際に、金属膜24Dの厚さを制御するだけで、金属膜24の配列方向の幅を調整することができる。これにより、金属膜24の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。また、上記の製法では、金属膜24Dの厚さを数nmレベルまで薄くすることが可能であることから、ステッパの露光幅の性能に左右されることなく、金属膜24の配列方向の寸法を自由に設定することができる。従って、量産に向く方法で、偏光子23を形成することが可能であり、かつ、この偏光子23によって、安定した偏光特性を得ることができる。
[変形例]
上記実施の形態では、凹部25Aを絶縁膜25Eで埋め込んでいたが、例えば、図8に示したように、凹部25Aを絶縁膜25Eなどで埋め込まずに、凹部25A内を空気で満たしておいてもよい。この場合には、凹部25A内の空気が、絶縁膜25Eと同様の光学的な作用(光透過)を奏することから、上記実施形態と同様、安定した偏光特性を得ることができる。
また、偏光子23の絶縁膜25の部位に、活性層13の発光領域13Aから発せられる光を透過することの可能な材料、例えば、半導体や誘電体などを用いてもよい。
また、例えば、図9に示したように、偏光子23の金属膜24を、積層方向に中心軸を有する筒状の形状とし、各金属膜24を同心円状に配置してもよい。このようにした場合には、偏光依存性はなくなってしまうが、金属膜24同士の間隔を中心軸に近づくにつれて連続的または断続的に広げ、反射率の面内分布を金属膜24の中心軸に近づくにつれて連続的または断続的に大きくした場合には、金属膜24の中心軸およびその近傍において光強度の大きい基本横モードに対する利得と、属膜24の中心軸およびその近傍を除く領域において光強度の大きい高次横モードに対する利得とに差を設けることができる。これにより、横モードを制御することができるので、安定した良好なFFPを得ることができる。
また、上記実施の形態では、下部DBR層11、下部スペーサ層12、活性層13、上部スペーサ層14、電流狭窄層15、上部DBR層16およびコンタクト層17をこの順に積層した積層構造に接して、偏光子23を設けたが、積層構造内に偏光子23を設けてもよい。
[第2の実施の形態]
図10は、第2の実施の形態に係る端面発光型の半導体レーザ2の上面構成を表したものである。図11は図10のA−A矢視方向の断面構成を、図12は図10のB−B矢視方向の断面構成を、図13は図10のC−C矢視方向の断面構成をそれぞれ表したものである。
この半導体レーザ2は、積層方向と直交する方向に対向する一対のへき開面(前端面S1、後端面S2)によって共振器が構成されたものであり、積層方向と平行な方向に対向する一対の多層膜反射鏡(下部DBR層11、上部DBR層16)によって共振器が構成された上記実施の形態の半導体レーザ1とはその点で主に相違する。
半導体レーザ2は、基板30上に、下部クラッド層31、下部ガイド層32、活性層33、上部ガイド層34、上部クラッド層35およびコンタクト層36を基板30側からこの順に積層してなる積層構造を有している。
この積層構造の上部、具体的には、上部クラッド層35の上部およびコンタクト層36には、積層方向と直交する方向であって、かつ前端面S1および後端面S2の対向方向と平行な方向(レーザ光の射出方向)に延在する凸状のリッジ部37が形成されており、インデックスガイド型の光導波路が形成されている。
活性層33において、リッジ部37との対向領域が発光領域33Aとなる。発光領域33Aは、対向するリッジ部37の底部(上部クラッド層35の部分)と同等の大きさのストライプ幅を有しており、リッジ部37で狭窄された電流が注入される電流注入領域に対応している。
ここで、基板30は、例えばn型GaAsからなる。なお、n型不純物は、例えばケイ素(Si)またはセレン(Se)などである。下部クラッド層31は、例えばn型AlGaAsからなる。下部ガイド層32は、例えばn型GaAsからなる。活性層24は、例えばアンドープのInGaAsからなる。上部ガイド層34は、例えばp型GaAsからなる。なお、p型不純物は、亜鉛(Zn)、マグネシウム(Mg)、ベリリウム(Be)などである。上部クラッド層35は、例えばp型AlGaAsからなる。コンタクト層36は、例えば、上部クラッド層35よりも高濃度のp型がドープされたp型AlGaAsからなる。
また、この半導体レーザ2には、リッジ部37(コンタクト層36)の上面に上部電極39が形成されており、半導体レーザ2の表面のうち上部電極39以外の領域(例えば、リッジ部37の側面や、上部クラッド層35のうちリッジ部37の形成されていない表面)に保護膜38が形成されている。なお、上部電極39は、保護膜38の表面上にまで延在して形成されていてもよい。また、基板30の裏面には、下部電極44が形成されている。
ここで、保護膜38は、例えばシリコン酸化物(SiO)からなる。上部電極39は、例えば、Ti,PtおよびAuをコンタクト層36上にこの順に積層したものであり、コンタクト層36と電気的に接続されている。また、下部電極44は、例えば、AuとGeとの合金,NiおよびAuとを基板30側からこの順に積層した構造を有しており、基板30と電気的に接続されている。
また、積層構造のうち一対の前端面S1および後端面S2で挟まれた一の部位に、リッジ部37を横断すると共に少なくとも活性層33を貫通する溝部40が設けられており、リッジ部37および上部電極39は、溝部40によって、2つに分断されている。上部電極39のうち前端面S1側の部分は、連結部41を介して、保護膜38上に形成された電極パッド43と電気的に接続されており、他方、上部電極39のうち後端面S2側の部分は、連結部42を介して電極パッド43と電気的に接続されている。連結部41,42および電極パッド43は、例えば、Ti,PtおよびAuをコンタクト層36上にこの順に積層して構成されている。
溝部40の内部には、偏光子45が設けられている。この偏光子45は、一対の前端面S1および後端面S2により構成される共振器の内部に設けられており、金属膜46(光反射部)と、半導体膜47(光透過部)とを含んでいる。これら金属膜46および半導体膜47は、一対の反射鏡を構成する前端面S1および後端面S2の対向方向と直交する方向であって、かつ積層面内方向と交差する方向に交互に配置されている。なお、図10ないし図12には、金属膜46が積層面内方向と直交する方向(積層方向)に所定の間隔で規則的に配置されている場合が例示されている。
なお、図10ないし図12には、半導体膜47内に、金属膜46が積層面内方向と直交する方向に所定の間隔で規則的に配置されている場合が例示されているが、金属膜46が半導体膜47の上面に露出していてもよいし、溝部40底面に接していてもよい。また、金属膜46同士の間隔は、全て均等となっていることが好ましいが、不均等となっていてもよい。また、図10ないし図12には、半導体膜47の上面に保護膜38が形成されている場合が例示されているが、半導体膜47の上面が外部に露出していてもよい。また、図10ないし図12には、金属膜46が、下部ガイド層32、活性層33および上部ガイド層34の位置と対応する深さに設けられている場合が例示されているが、下部クラッド層31や上部クラッド層35の位置と対応する深さにも設けられていてもよい。また、図10ないし図12には、金属膜46の、リッジ部37の延在方向と直交する方向の長さが、リッジ部37の幅よりも広くなっている場合が例示されているが、リッジ部37の幅とほぼ等しくなっていてもよい。
ここで、金属膜46は、例えば、TiおよびAuをこの順に積層してなる二層構造、クロム(Cr),ニッケル(Ni)およびアルミニウム(Al)をこの順に積層してなる三層構造、Au単層、または銀(Ag)単層からなる。金属膜46の、偏光子45の配列方向(積層方向)の厚さは、活性層33の発光領域33Aから発せられる光の波長の1/10以下、好ましくは1/100程度となっており、例えば数nmから数100nm程度となっている。一方、半導体膜47の、偏光子45の配列方向と直交する方向であって、かつリッジ部37の延在方向と直交する方向の厚さは、金属膜46の、偏光子45の配列方向の厚さよりも十分に厚くなっている。つまり、金属膜46は、平板状の金属膜を共振器方向に沿って寝かせた構造を有している。また、金属膜46を、偏光子45の配列方向から見た形状は、例えば、矩形状となっている。
半導体膜47は、活性層33の発光領域33Aから発せられる光を透過することの可能な材料、例えば、n型またはp型の不純物がドープされたGaAsからなる。半導体膜47の、偏光子45の配列方向(積層方向)厚さは、特に限定されるものではないが、例えば1000nm程度となっている。
上記偏光子45は、例えば次のようにして形成することができる。
図14(A),(B)から図26(A),(B)は、その形成方法を工程順に表すものである。なお、図14(A),図15(A),図16(A),図17(A),図18(A),図19(A),図20(A),図21(A),図22(A),図23(A),図24(A),図25(A),図26(A)は製造過程の素子の上面構成を表すものである。また、図14(B)は図14(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図15(B)は図15(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図16(B)は図16(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図17(B)は図17(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図18(B)は図18(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図19(B)は図19(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図20(B)は図20(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図21(B)は図21(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図22(B)は図22(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図23(B)は図23(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図24(B)は図24(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図25(B)は図25(A)のA−A矢視方向の断面構成を、図26(B)は図26(A)のA−A矢視方向の断面構成をそれぞれ表すものである。
まず、基板30上に、下部クラッド層31、下部ガイド層32、活性層33、上部ガイド層34、上部クラッド層35およびコンタクト層36を基板30側からこの順に積層してなる積層構造を形成する(図14(A),(B))。次に、積層構造の上部、具体的には、上部クラッド層35の上部およびコンタクト層36に、積層方向と交差する一の方向に延在するストライプ状のリッジ部37を形成する(図15(A),(B))。
次に、少なくとも、活性層33、上部ガイド層34、上部クラッド層35およびコンタクト層36を選択的にエッチングして、リッジ部37を横断すると共に少なくとも活性層33を貫通する矩形上の溝部40を形成する(図16(A),(B))。なお、図16(B)には、下部クラッド層31の上部にまで達する深さを有する溝部40が形成されている場合が例示されている。
次に、溝部40を含む表面全体に渡って、半導体膜47Aを形成したのち(図17(A),(B))、この半導体膜47A上に、レジスト層R4を形成する(図18(A),(B))。
次に、レジスト層R4のうち溝部40の底部に接する部分に開口H4を形成したのち(図19(A),(B))、この開口H4を含む表面全体に渡って、金属膜46Aを形成する(図20(A),(B))。
次に、リフトオフにより、レジスト層R4を除去することにより、金属膜46Aのうちレジスト層R4に接する部分を選択的に除去する。これにより、溝部40の底面に、金属膜46が形成される(図21(A),(B))。
次に、溝部40内に形成したい金属膜46の数に応じて、図17(A),(B)〜図21(A),(B)の各工程を繰り返し実行する。なお、溝部40内に金属膜46を4つ形成した場合の断面構成の一例を図22(A),(B)に示す。
次に、最表面に位置する半導体膜47A上に、レジスト層R5を形成したのち(図23(A),(B))、レジスト層R5を選択的にエッチングして、レジスト層R5のうち溝部40に対応する部分だけを残す(図24(A),(B))。
次に、溝部40に対応する部分にだけ残ったレジスト層R5をマスクとして、半導体膜47Aを選択的にエッチングすることにより、リッジ部37を露出させる(図25(A),(B))。最後に、レジスト層R5を除去する(図26(A),(B))。このようにして、本実施の形態の偏光子45が形成される。
次に、本実施の形態の半導体レーザ2の作用および効果について説明する。
本実施の形態の半導体レーザ2では、電極パッド43と下部電極44との間に所定の電圧が印加されると、リッジ部37を通して活性層33に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の前端面S1および後端面S2により反射され、所定の波長でレーザ発振を生じ、レーザビームとして前端面S1から外部に射出される。
ところで、本実施の形態では、偏光子45が、一対の前端面S1および後端面S2からなる共振器の内部に設けられている。そのため、活性層33の発光領域33Aで発光した光は、偏光子23の前端面S1側の側面および後端面S2側の側面に入射する。
偏光子23に入射する光には、金属膜46の配列方向と平行な方向に電場成分を有する光(TM波)と、金属膜46の配列方向と直交する方向に電場成分を有する光(TE波)とが混在している。そのため、偏光子45に入射した光のうち、金属膜46の配列方向と直交する方向に電場成分を有する光は、金属膜46内の電子がその電場方向(つまり、金属層46のうち膜厚の薄い方の厚さ方向)に運動することができないので、金属膜46の影響を受けずに透過する。一方、偏光子45に入射した光のうち、金属膜46の配列方向と平行な方向に電場成分を有する光は、金属膜46内の電子がその電場方向(つまり、金属層46のうち膜厚の厚い方の厚さ方向)に、その電場成分を打ち消すように運動するので、ほとんど透過せずに反射される。つまり、TE波にとっては、この偏光子23の前端面S1側の側面および後端面S2側の側面は反射鏡として作用するので、半導体レーザ2には、前端面S1および後端面S2と、偏光子23の前端面S1側の側面および後端面S2側の側面との合計4枚の反射面が設けられていることになる。そのため、これらの反射面によって多重反射が生じ、偏光子23の前端面S1側の側面および後端面S2側の側面の位置に応じて、特定の波長を共振器内に強く閉じ込めたり、活性層33で利得の得られる波長帯で損失を大きくすることができる。従って、半導体素子2全体として、TE波の利得とTM波の利得とに差が生じるので、半導体レーザ1から射出される光を、いずれかの偏光方向に固定することができる。
また、本実施の形態では、上記したように、リフトオフや選択エッチングにより、溝部40の中に、半導体膜47Aと金属膜46Aを交互に積層することにより、偏光子45が形成される。そのため、半導体膜47A上に金属膜46Aを積層する際に、金属膜46Aの厚さを制御するだけで、金属膜46の配列方向の幅を調整することができる。これにより、金属膜46の配列方向の寸法を精確かつ簡単に設定することができる。また、上記の製法では、金属膜46Dの厚さを数nmレベルまで薄くすることが可能であることから、ステッパの露光幅の性能に左右されることなく、金属膜46の配列方向の寸法を自由に設定することができる。従って、量産に向く方法で、偏光子45を形成することが可能であり、かつ、この偏光子45によって、安定した偏光特性を得ることができる。
[変形例]
上記実施の形態では、金属膜46を積層面内方向と直交する方向(積層方向)に所定の間隔で規則的に配置していたが、例えば、図27に示したように、金属膜46を積層方向と交差する方向であって、かつリッジ部37の延在方向に向けて斜めに規則的に配置してもよい。このようにした場合には、各金属膜46の前端面S1側の端部を含む傾斜面や、各金属膜46の後端面S2側の端部を含む傾斜面によって反射された光が光導波路から外部に放出されるので、これらの傾斜面によって、安定した偏光特性を得ることができる。
また、上記実施の形態では、金属膜46を矩形状とした場合が例示されていたが、例えば、図28に示したように、弓形状としてもよい。このようにした場合には、各金属膜46の前端面S1側の端部によって形成される凸状の曲面や、各金属膜46の後端面S2側の端部によって形成される凹状の曲面によって反射された光が光導波路から外部に放出されるので、これらの傾斜面によって、安定した偏光特性を得ることができる。
また、上記実施の形態では、金属膜46を積層面内方向と直交する方向(積層方向)に所定の間隔で規則的に配置していたが、例えば、図29、図30に示したように、金属膜46をリッジ部37の延在方向と直交する方向であって、かつ積層面内方向と平行な方向に所定の間隔で規則的に配置するようにしてもよい。金属膜46をこのように配置した場合であっても、上記実施形態と同様、安定した偏光特性を得ることができる。なお、上記第1の実施の形態における図4(A)〜(C)から図7(A)〜(C)と同様の方法を用いることにより、金属膜46を上記したように配置することが可能である。ただし、この場合には、コンタクト層17を溝部40の底面に露出している層(例えば下部クラッド層31)に置き換えて、図4(A)〜(C)から図7(A)〜(C)に記載の各工程を実行することが必要である。
また、偏光子45の半導体膜47の部位に、活性層33の発光領域33Aから発せられる光を透過することの可能な材料、例えば、絶縁体や誘電体などを用いてもよい。
[適用例]
上記実施の形態またはその変形例に係る半導体レーザ1,2は、例えば、レーザプリンタなどの印刷装置の光源に対して好適に適用可能なものである。例えば、図31に示したように、光源61と、光源61からの光を反射させると共に反射光を走査させるポリゴンミラー62と、ポリゴンミラー62からの光を感光ドラム64に導くfθレンズ63と、fθレンズ63からの光を受けて静電潜像を形成する感光ドラム64と、感光ドラム64に静電潜像に応じたトナーを付着させるトナー供給器(図示せず)とを備えたレーザプリンタ60における光源61として、半導体レーザ1,2を用いることが可能である。
以上、実施の形態、変形例および適用例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態等に限定されるものではなく種々変形可能である。
例えば、上記実施の形態等では、AlGaAs系の化合物半導体レーザを例にして本発明を説明したが、他の化合物半導体レーザ、例えば、InGaAs系、InP系、GaInAsNP系などの半導体レーザ、AlInP系、GaInAsP系などの赤色半導体レーザ、GaInN系およびAlGaInN系などの窒化ガリウム系の半導体レーザ、ZnCdMgSSeTeなどのII−VI族の半導体レーザにも適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る半導体レーザの上面図である。 図1の半導体レーザのA−A矢視方向の断面図である。 図1の偏光子を拡大して表した断面図である。 図1の半導体レーザの製造方法について説明するための断面図である。 図4に続く工程について説明するための断面図である。 図5に続く工程について説明するための断面図である。 図6に続く工程について説明するための断面図である。 図1の半導体レーザの一変形例を表す断面図である。 図1の半導体レーザの他の変形例を表す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体レーザの上面図である。 図10の半導体レーザのA−A矢視方向の断面図である。 図10の半導体レーザの製造方法について説明するための上面図および断面図である。 図12に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図13に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図14に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図15に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図16に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図17に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図18に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図19に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図20に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図21に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図22に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図23に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図24に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図25に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図26に続く工程について説明するための上面図および断面図である。 図10の半導体レーザの一変形例を表す断面図である。 図10の半導体レーザの他の変形例を表す断面図である。 図29の半導体レーザのA−A矢視方向の断面図である。 一適用例に係る印刷装置の概略構成図である。
符号の説明
1,2…半導体レーザ、10,30…基板、11…下部DBR層、12…下部スペーサ層、13,33…活性層、13A,33A…発光領域、14…上部スペーサ層、15…電流狭窄層、15A…電流狭窄領域、15B…電流注入領域、16…上部DBR層、17,36…コンタクト層、18…メサ部、19,38…保護膜、20,39…上部電極、21,43…電極パッド、22,44…下部電極、23,45…偏光子、24,46…金属膜、25…絶縁膜、31…下部クラッド層、32…下部ガイド層、34…上部ガイド層、35…上部クラッド層、37…リッジ部、40…溝部、41,42…連結部、S1…前端面、S2…後端面。

Claims (27)

  1. 活性層を挟み込む一対の反射鏡を有する共振器と、
    前記共振器の内部に、または前記共振器に接して設けられた偏光子と
    を備え、
    前記偏光子は、前記一対の反射鏡の対向方向と交差する方向に、前記活性層から発せられる光を透過する光透過部と、前記活性層から発せられる光を反射する光反射部とを交互に配列して形成されている
    ことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記光反射部は、金属からなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記光反射部は、前記偏光子の配列方向において、前記活性層から発せられる光の波長の1/10以下の厚さを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  4. 前記光反射部は、前記光透過部の側面に積層することにより形成されたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  5. 前記光透過部は、半導体、絶縁体、誘電体および空気のうち少なくとも1つを含んで構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  6. 前記光透過部および前記光反射部は、前記一対の反射鏡の対向方向と直交する方向に交互に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  7. 前記光透過部および前記光反射部は、前記一対の反射鏡の対向方向と斜めに交差する方向に交互に配列されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  8. 前記光反射部は、矩形状となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  9. 前記光反射部は、弓形状となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  10. 前記共振器は、一方の反射鏡としての第1DBR層、前記活性層および他方の反射鏡としての第2DBR層を、前記一対の反射鏡の対向方向と平行な方向に順に含む積層構造を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  11. 前記偏光子は、前記積層構造の前記第2DBR層側の端面に接して設けられている
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体発光素子。
  12. 前記光透過部および前記光反射部は、前記積層構造の積層方向と直交する一の方向に交互に配列されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体発光素子。
  13. 前記光透過部および前記光反射部は、前記積層構造の積層方向と直交する方向に同心円状に交互に配列されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の半導体発光素子。
  14. 前記共振器は、第1導電型半導体層、前記活性層および第2導電型半導体層を、前記一対の反射鏡の対向方向と直交する方向に順に含む積層構造を有し、
    前記積層構造は、当該積層構造の積層方向と直交する方向において対向する一対のへき開面を前記一対の反射鏡として有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体発光素子。
  15. 前記偏光子は、前記積層構造のうち一対のへき開面で挟まれた部位に設けられている
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体発光素子。
  16. 前記光透過部および前記光反射部は、前記積層構造の積層方向に交互に配列されている
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体発光素子。
  17. 前記光透過部および前記光反射部は、前記一対の反射鏡の対向方向と直交する方向であって、かつ前記積層構造の積層方向と交差する方向に交互に配列されている
    ことを特徴とする請求項14に記載の半導体発光素子。
  18. 第1DBR層、活性層および第2DBR層を順に含む積層構造の内部に、または前記積層構造に接して、前記活性層から発せられる光を透過する光透過部と、前記活性層から発せられる光を反射する光反射部とを含む偏光子を備えた半導体発光素子の製造方法であって、
    一の積層面内に前記複数の光透過部を規則的に形成する光透過部形成工程と、
    前記光透過部の側面に前記光反射部を形成する光反射部形成工程と
    を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  19. 前記光透過部形成工程は、
    前記活性層から発せられる光を透過可能な光透過膜を積層したのち、前記光透過膜上に、前記積層構造の積層方向と交差する方向に複数の第1開口が規則的に配列された第1マスク層を形成する工程と
    前記第1開口を介して前記光透過膜を選択的にエッチングして、前記第1開口との対応部位に凹部を形成することにより、互いに隣接する前記凹部同士の間に前記光透過部を形成する工程
    を含む
    ことを特徴とする請求項18に記載の半導体発光素子の製造方法。
  20. 前記光反射膜形成工程は、
    前記第1マスク層と前記凹部とを含む表面に前記光反射膜を積層したのち、前記第1マスク層を除去することにより、前記光反射膜のうち前記第1マスク層に接する部分を除去する工程と、
    前記光透過部の上面と、前記光反射膜のうち前記凹部に接する部分の表面とを含む表面に第2マスク層および第3マスク層を順に積層したのち、前記第3マスク層のうち前記凹部の底面との対向領域に第2開口を形成する工程と
    前記第2開口を介して前記第2マスク層を選択的にエッチングすることにより、前記第2マスク層のうち前記凹部の底面との対向領域に第3開口を形成する工程と、
    前記第2開口および前記第3開口を介して前記光反射膜を選択的にエッチングして、前記光反射膜のうち前記凹部の底面に接する部分を除去することにより、前記光透過部の側面に前記光透過部を形成する工程と
    を含む
    ことを特徴とする請求項19に記載の半導体発光素子の製造方法。
  21. 第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に含むと共に前記第1導電型半導体層、前記活性層および前記第2導電型半導体層の積層方向と直交する方向に対向する一対の反射鏡を含む積層構造の内部に、または前記積層構造に接して、前記活性層から発せられる光を透過する光透過部と、前記活性層から発せられる光を反射する光反射部とを含む偏光子を備えた半導体発光素子の製造方法であって、
    第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に形成したのち、前記第2導電型半導体層の上部に、前記積層方向と交差する方向に延在するストライプ状のリッジ部を形成するリッジ形成工程と、
    少なくとも前記活性層および前記第2導電型半導体層を選択的にエッチングして、前記リッジ部を横断すると共に少なくとも前記活性層を貫通する溝部を形成する溝部形成工程と、
    前記溝部の底面内に前記複数の光透過部を規則的に形成する光透過部形成工程と、
    前記光透過部の側面に前記光反射部を形成する光反射部形成工程と
    を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  22. 前記光透過部形成工程は、
    前記活性層から発せられる光を透過可能な光透過膜を積層したのち、前記光透過膜上に、前記積層方向と直交する方向であって、かつ前記リッジ部の延在方向と交差する方向に複数の第1開口が規則的に配列された第1マスク層を形成する工程と
    前記第1開口を介して前記光透過膜を選択的にエッチングして、前記第1開口との対応部位に凹部を形成することにより、互いに隣接する前記凹部同士の間に前記光透過部を形成する工程
    を含む
    ことを特徴とする請求項21に記載の半導体発光素子の製造方法。
  23. 前記光反射膜形成工程は、
    前記第1マスク層と前記凹部とを含む表面に前記光反射膜を積層したのち、前記第1マスク層を除去することにより、前記光反射膜のうち前記第1マスク層に接する部分を除去する工程と、
    前記光透過部の上面と、前記光反射膜のうち前記凹部に接する部分の表面とを含む表面に第2マスク層および第3マスク層を順に積層したのち、前記第3マスク層のうち前記凹部の底面との対向領域に第2開口を形成する工程と
    前記第2開口を介して前記第2マスク層を選択的にエッチングすることにより、前記第2マスク層のうち前記凹部の底面との対向領域に第3開口を形成する工程と、
    前記第2開口および前記第3開口を介して前記光反射膜を選択的にエッチングして、前記光反射膜のうち前記凹部の底面に接する部分を除去することにより、前記光透過部の側面に前記光透過部を形成する工程と
    を含む
    ことを特徴とする請求項22に記載の半導体発光素子の製造方法。
  24. 第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に含むと共に前記第1導電型半導体層、前記活性層および前記第2導電型半導体層の積層方向と直交する方向に対向する一対の反射鏡を含む積層構造の内部に、または前記積層構造に接して、前記活性層から発せられる光を透過する光透過部と、前記活性層から発せられる光を反射する光反射部とを含む偏光子を備えた半導体発光素子の製造方法であって、
    第1導電型半導体層、活性層および第2導電型半導体層を順に形成したのち、前記第2導電型半導体層の上部に、前記積層方向と交差する方向に延在するストライプ状のリッジ部を形成するリッジ形成工程と、
    少なくとも前記活性層および前記第2導電型半導体層を選択的にエッチングして、前記リッジ部を横断すると共に少なくとも前記活性層を貫通する溝部を形成する溝部形成工程と、
    前記溝部の中に、前記光透過部および前記光反射部を交互に積層する偏光子形成工程と
    を含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  25. 前記偏光子形成工程において、前記光透過部および前記光反射部を前記積層構造と平行な方向に交互に積層する
    ことを特徴とする請求項24に記載の半導体発光素子の製造方法。
  26. 前記偏光子形成工程において、前記光透過部および前記光反射部を前記積層構造と交差する方向に交互に積層する
    ことを特徴とする請求項24に記載の半導体発光素子の製造方法。
  27. 半導体発光素子が光源として用いられた印刷装置であって、
    前記半導体発光素子は、
    活性層を挟み込む一対の反射鏡を有する共振器と、
    前記共振器の内部に、または前記共振器に接して設けられた偏光子と
    を備え、
    前記偏光子は、前記一対の反射鏡の対向方向と交差する方向に、前記活性層から発せられる光を透過する光透過部と、前記活性層から発せられる光を反射する光反射部とを交互に配列して形成されている
    ことを特徴とする印刷装置。
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