JP2009116455A - ロボット制御プログラム及びロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御プログラム及びロボット制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009116455A
JP2009116455A JP2007286255A JP2007286255A JP2009116455A JP 2009116455 A JP2009116455 A JP 2009116455A JP 2007286255 A JP2007286255 A JP 2007286255A JP 2007286255 A JP2007286255 A JP 2007286255A JP 2009116455 A JP2009116455 A JP 2009116455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
route
obstacle
robot
arrangement
deadline
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007286255A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4598812B2 (ja
Inventor
Takeshi Arakane
猛 荒兼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007286255A priority Critical patent/JP4598812B2/ja
Publication of JP2009116455A publication Critical patent/JP2009116455A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4598812B2 publication Critical patent/JP4598812B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ロボットを効率的に巡回させることのできるロボット制御プログラム及びロボット制御装置の提供を目的とする。
【解決手段】コンピュータに、巡回経路を巡回するロボットより受信される、前記ロボットによって検知された障害物の配置期限を識別するための配置期限識別情報を記憶手段に記録する記録手順と、前記配置期限識別情報によって判定される配置期限に基づいて前記巡回経路における障害物の有無を判定し、障害物が有ると判定されるときに前記巡回経路と異なる経路を巡回経路として判断する経路判断手順と、前記経路判断手順において判断された巡回経路による巡回をロボットに指示する巡回指示手順とを実行させることにより上記課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロボット制御プログラム及びロボット制御装置に関し、特に、ロボットの巡回を制御するロボット制御プログラム及びロボット制御装置に関する。
従来、警備や監視等を目的として自律移動型のロボットが利用されている。例えば、倉庫やデータセンター等の巡回を行うロボットは、予め設定された移動経路に従って巡回を行う。但し、倉庫やデータセンター等には、ダンボール等、各種の物品が仮に配置される場合があり、これらの物品はロボットにとって障害物となる場合がある。
そこで、従来、障害物を検知するとロボットが自動的に迂回経路を設定して巡回を行う技術が存在する(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開2007−94743号公報 特開2002−85305号公報
しかしながら、ロボットに一旦このような迂回経路が設定されると、仮置きされていた物品が撤去された後も当該迂回経路を巡回し続けてしまうという問題がある。そのため、管理者は常に巡回経路の状況を把握してその時点での巡回経路が的確であるかを監視し、物品の撤去後に巡回経路を設定しなおす必要がある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ロボットを効率的に巡回させることのできるロボット制御プログラム及びロボット制御装置の提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、コンピュータに、巡回経路を巡回するロボットより受信される、前記ロボットによって検知された障害物の配置期限を識別するための配置期限識別情報を記憶手段に記録する記録手順と、前記配置期限識別情報によって判定される配置期限に基づいて前記巡回経路における障害物の有無を判定し、障害物が有ると判定されるときに前記巡回経路と異なる経路を巡回経路として判断する経路判断手順と、前記経路判断手順において判断された巡回経路による巡回をロボットに指示する巡回指示手順とを実行させることを特徴とする。
このようなロボット制御プログラムでは、ロボットを効率的に巡回させることができる。
本発明によれば、ロボットを効率的に巡回させることのできるロボット制御プログラム及びロボット制御装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態のシステム構成例を示す図である。
同図において、制御サーバ10は、一般的なコンピュータによって構成され、ロボット50に対して巡回経路の指示を行う。制御サーバ10は、巡回経路の指示に際し、ロボット50に対して障害物が存在しないと推定される巡回経路を自動的に判断する。
ロボット50は、自律移動型ロボットであり、本実施の形態ではデータセンター1内を警備又は監視目的で巡回する。ロボット50は、主なハードウェアとして、無線LAN装置51、センサ52、カメラ53、RFID(Radio Frequency Identification)リーダ54、位置計測装置55、及び制御部56等を内蔵する。
無線LAN装置51は、データセンター1内に設置されている無線LAN装置20との間で無線LAN通信を行うために用いられる。無線LAN装置20は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク30を介して制御サーバ10に接続されている。したがって、ロボット50は、無線LAN装置51によって制御サーバ10との通信を行うことが可能である。
センサ52は、巡回中において進行方向に存在する障害物60の存在を検知する。カメラ53は、センサ52によって検知された障害物60を撮像するために用いられるデジタルカメラである。RFIDリーダ54は、障害物60に貼付されているRFIDタグ61(無線ICタグ)に記録されている情報を読み取るために用いられる無線ICタグリーダーである。RFIDタグ61には、障害物60の物品の種類を示す情報(障害物属性)や障害物60の配置期限又は配置期間を識別可能な情報(以下「配置期限情報」という。)が含まれる。すなわち、本実施の形態では、データセンター1に障害物60を配置する場合、その配置期限又は配置期間が記録されたRFIDタグ61が障害物60に貼付される。位置計測装置55は、データセンター1内におけるロボット50の位置を計測する。
制御部56は、CPU、ROM、及びRAM等によって構成され、制御サーバ10からの指示等に応じてロボット50の駆動を制御する。
制御サーバ10について、更に詳しく説明する。図2は、本発明の実施の形態における制御サーバのハードウェア構成例を示す図である。図2の制御サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100と、補助記憶装置102と、メモリ装置103と、CPU104と、インタフェース装置105とを有するように構成される。
制御サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って制御サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。
図3は、本発明の実施の形態における制御サーバの機能構成例を示す図である。同図において制御サーバ10は、巡回指示部11、データ送信部12、巡回経路判断部13、データ受信部14、障害物情報登録部15、画像解析部16、及び障害物管理DB17等を有する。これら各部は、制御サーバ10にインストールされたプログラムがCPU104に実行させる処理に基づいて実現される。
巡回指示部11は、ロボット50に対する巡回指示を出力する。巡回指示は、データ送信部12によってロボット50に送信される。巡回指示において指定される巡回経路は、巡回経路判断部13によって判断される。巡回経路判断部13は、障害物管理DB17に管理されている情報に基づいて、ロボット50の巡回において障害物が存在しないと推定される巡回経路を判断する。障害物管理DB17は、データセンター1における障害に関する情報や、巡回経路判断部13が巡回経路を判断するために予め設定された情報等を管理する。これらの情報は補助記憶装置102に記録される。
データ受信部14は、ロボット50より送信される画像データ62や障害物属性及び配置期限情報を含む障害物情報を受信する。障害物情報登録部15は、データ受信部14によって受信された障害物情報を障害物管理DB17に登録する。画像解析部16は、データ受信部14によって受信される画像データ62を解析することにより、障害物の物品の種類の判断等を行う。
以下、本実施の形態におけるシステムの処理手順について説明する。図4は、制御サーバにおけるロボットへの巡回指示時の処理手順を説明するためのフローチャートである。図4の処理は、オペレータによる巡回指示の入力に応じて、又は予め設定されている巡回スケジュール情報に基づく巡回時期の到来の検知に応じて実行される。
ステップS101において、制御サーバ10の巡回経路判断部13は、障害物管理DB17における障害物管理テーブルに基づいて、巡回経路における障害物の有無を判断する。なお、巡回経路は、例えば、オペレータによる巡回指示や巡回スケジュール情報において指定される。
図5は、障害物管理DBを構成する障害物管理テーブルの例を示す図である。同図において、障害物管理テーブル171には、データセンター1に配置されている(又は配置されていた)障害物ごとに、管理No.、座標(x)、座標(y)、画像データ、障害物属性、検知日時、配置期限、及び関連経路等の情報が登録されている。
管理No.は、障害物管理テーブル171における各レコードを識別するための番号である。座標(x)及び座標(y)は、データセンターにおける或る位置(例えば、ロボット50の巡回開始位置)を原点とした場合の障害物の2次元の配置位置を示す情報(位置情報)である。例えば、それぞれの値はm(メートル)を単位とする。検知日時は、当該障害物の存在が検知された日時又は当該障害物が配置された日時である。画像データは、障害物が撮像された画像データである。配置期限は、当該障害物の配置状態が継続する期限を示す日時である。換言すれば、配置期限は、当該障害物の撤去が予定される日時である。関連経路は、予め選択肢として設定されている複数の巡回経路(例えば、経路A〜経路D)のうち、当該障害物が巡回の障害となる経路の識別名(経路名)である。
なお、障害物管理テーブル171における各レコードは、後述されるロボット50による障害物の検知に基づいて登録される。また、障害物が配置されたときに、管理者等によって人的に登録されてもよい。
斯かる障害物管理テーブル171に基づいて、ステップS101では、巡回経路の経路名が関連経路として登録されているレコード(以下、「関連レコード」という。)の存否が確認される。すなわち、巡回経路判断部13は、関連レコードが存在する場合は、巡回経路には障害物が有ると判断し、関連レコードが存在しない場合は、巡回経路には障害物は存在しないと判断する。例えば、巡回経路が経路Bである場合、管理No.が「3」のレコードが関連レコードとして検索される。
巡回経路に障害物は存在すると判断した場合(S101でYes)、巡回経路判断部13は、関連レコードにおける配置期限と現在時刻とを比較することにより、障害物は現在でも存在するか否かを判断する(S102)。すなわち、巡回経路判断部13は、現在時刻が配置期限を経過している場合は、障害物はしないと判断し、現在時刻が配置期限内である場合は、障害物は存在する判断する。
障害物が現在でも存在すると判断した場合(S102でYes)、巡回経路判断部13は、障害物管理DB17における迂回経路管理テーブルに基づいて、迂回経路を判定し、迂回経路を巡回経路として設定する(S103)。
図6は、障害物管理DBを構成する迂回経路管理テーブルの例を示す図である。同図において、迂回経路管理テーブル172には、巡回経路ごとに迂回経路が登録されている。例えば、巡回経路が経路Bである場合、経路Cが迂回経路として判定され、巡回経路として設定される。
続いて、新たに設定された巡回経路についてステップS101以降の処理が実行される。ステップS101において障害物が存在しないと判断された場合、又はステップS102において現在時刻が配置期限を経過していると判断された場合、巡回指示部11は、その時点で設定されている巡回経路による巡回の指示をデータ送信部12を介してロボット50に送信する(S104)。
なお、全ての巡回経路に障害物が存在する場合、障害物の数が最も少ない巡回経路を選択するようにしてもよい。ステップS102において、現在存在する障害物の数を巡回経路ごとに記録しておき、全ての巡回経路に障害物が存在することが判明したときに、記録されている障害物の数を比較することにより、障害物の数が最も少ない巡回経路を判断すればよい。
続いて、図7は、ロボットにおける巡回時の処理手順を説明するためのフローチャートである。
ロボット50の制御部56は、無線LAN装置51によって巡回指示が受信されたことを検知すると、ロボット50の巡回を開始させる(S201)。この際、制御部56は、巡回指示において指定された経路を巡回するようロボット50を制御する。巡回中においてセンサ52によって障害物60が検知されると(S202でYes)、制御部56は、RFIDリーダ54を用いてRFIDタグ61の検知を試みることにより、障害物60にRFIDタグ61が貼付されているか否かを確認する(S203)。
RFIDタグ61が貼付されている場合(S203でYes)、制御部56はRFIDリーダ54を用いてRFIDタグ61より障害物属性及び配置期限情報を読み取り、読み取られた情報を制御部56のRAM内に記録する(S204)。続いて制御部56は、カメラ53を用いて障害物60を撮像し、障害物60の画像データを制御部56のRAM内の記録する(S205)。続いて、制御部56は、RAMに記録されている障害物属性、配置期限情報及び画像データと、位置計測装置55によって計測されるロボット50の現在位置(すなわち、障害物60が検知された位置)を示す情報(位置情報)とを含む障害物情報と、ロボット50が現在巡回中の巡回経路の経路名(例えば、「経路B」)とを無線LAN装置51を用いて制御サーバ10に送信する(S206)。その後、ロボット50は、自律的に障害物60を回避し、巡回を継続する(S207)。
なお、障害物60にRFIDタグ61が貼付されていなかった場合(S203でNo)、RFIDタグ61からの障害物属性及び配置期限情報の読み取りは行われない。したがって、この場合、制御サーバ10に送信される障害物情報には障害物属性及び配置期限情報は含まれない。
続いて、図8は、制御サーバにおける障害情報受信時の処理手順を説明するためのフローチャートである。
データ受信部14によってロボット50からの障害物情報等が受信されると(S301)、障害物情報登録部15は、障害物情報に配置期限情報(RFID61より読み取られた情報)が含まれているか否かを確認する(S302)。配置期限情報が含まれていない場合(S302でNo)、障害物の配置期限を推定するための処理が実行される。
まず、画像データ解析部16は、障害物情報に含まれている画像データ62を画像処理によって解析し、障害物60の障害物属性(物品の種類)を判定し、判定結果を障害物情報登録部15に出力する(S303)。続いて、障害物情報登録部15は、判定された障害物属性に応じた配置期間を障害物管理DB17における配置期間テーブルに基づいて判定し、現在時刻に配置期間を加算することにより配置期限を判定する(S304)。
図9は、障害物管理DBを構成する配置期間テーブルの例を示す図である。同図において、配置期間管理テーブル173には、障害物属性ごとに配置期間が登録されている。当該配置期間は、物品の種類に応じて経験的に予測される予測値である。例えば、人であれば、長期間滞在することはないため、配置期間は0に設定されている。また、ラックであれば、或る程度長期間配置されることが予測されるため3ヶ月に設定されている。また、ダンボールであれば比較的短期間に撤去されることが予測あれるため2日に設定されている。すなわち、障害物情報に配置期限情報が含まれていない場合は、画像データが障害物の配置期限を識別するための情報として用いられる。
なお、障害物情報に配置期限情報が含まれている場合は(S302でYes)、ステップS303及びS304における処理は実行されない。
ステップS304又はステップS302でNoの場合に続いて、障害物情報登録部15は、受信された障害物情報に基づく障害物管理テーブル171の更新処理を実行する(S305)。当該処理の詳細については後述する。続いて、障害物情報登録部15は、障害物管理DB17におけるルールテーブルに従って、管理者に対して障害物の検知を通知する(S306)。
図10は、障害物管理DBを構成するルールテーブルの例を示す図である。同図において、ルールテーブル174には、障害物属性ごとにルールが登録されている。ルールとは、どのような手段によって管理者への通知を行うかを示す情報である。例えば、「アラーム」は、制御サーバ10よりブザー音を出力させることを示す。「メール」は、管理者宛に障害物の検知を通知するための電子メールを送信することを示す。
なお、障害物属性のみをRFID61に記録しておいてもよい。この場合、障害物属性と配置期間テーブル173とに基づいて配置期限を判定するようにすればよい。
続いて、図8のステップS305における、障害物管理テーブルの更新処理について説明する。図11は、障害物情報登録部による障害物管理テーブルの更新処理を説明するためのフローチャートである。
ステップS401において、障害物管理テーブル171に新たなレコード(新規レコード)を生成し、当該レコードの位置情報、画像データ、障害物属性、配置期限に上記の処理によって特定された値を登録し、検知日時に現在時刻を登録する。また、関連経路には、ロボット50より受信された経路名を登録する。続いて、障害物の位置情報と、障害物管理DB17における巡回経路領域テーブルとに基づいて、今回検知された障害物が他の巡回経路の障害物となりうるか(他の巡回経路に影響するか)を判定する(S402)。各巡回経路には、重複部分が有るためである。
図12は、障害物管理DBを構成する巡回経路領域テーブルの例を示す図である。同図において、巡回経路領域テーブル175には、巡回経路ごとに、データセンター1におけるロボット50の移動領域を特定するための座標値が登録されている。本実施の形態では、矩形領域を組み合わせることによって、移動領域が定義されている。したがって、矩形領域ごとに対角の頂点の座標値が登録されている。例えば、経路Aは、矩形領域A1を移動領域とする。また、経路Bは、矩形領域B1及びB2を移動領域としている。
当該移動領域について、図13、図14及び図15を用いて説明する。図13は、移動領域を説明するための経路Aと経路Bの例を示す図である。同図に示されるように、ここでは、データセンター1の領域は、X方向に160m、Y方向に150mの長方形であるとする。斯かるデータセンター1において、実線の矢印Aは、経路Aを示す。また、破線の矢印Bは、経路Bを示す。なお、原点は、ロボット50が巡回を開始する位置である。
次に、図14は、経路Aの移動領域を説明するための図である。同図において、破線で示される矩形A1は、経路Aの移動領域を示す。図示されるように矩形A1の対角の頂点の一方の座標値は(0,150)であり、他方の頂点の座標値は(80,0)である。この座標値が、巡回経路領域テーブル175の矩形領域A1の座標値として登録されている。
また、図15は、経路Bの移動領域を説明するための図である。同図において、破線で示される矩形B1及びB2は、経路Bの移動領域を示す。図示されるように矩形B1の対角の頂点の一方の座標値は(0,20)であり、他方の座標値は(60,0)である。この座標値が、巡回経路領域テーブル175の矩形領域B1の座標値として登録されている。また、矩形B2の角の頂点の一方の座標値は(60,150)であり、他方の座標値は(160,0)である。この座標値が、巡回経路領域テーブル175の矩形領域B2の座標値として登録されている。
なお、移動領域を示す矩形領域を更に細かく分割して定義してもよい。例えば、ラック間の通路ごとに矩形領域を定義し、その矩形領域の組み合わせによって移動領域を定義してもよい。
したがって、ステップS402では、障害物の位置情報(座標値)と巡回経路領域テーブル175とに基づいて、現在のロボット50の経路以外で障害物の位置を含む矩形領域を有する経路の有無が判定される。
斯かる経路が存在した場合(S402でYes)、ステップS401において生成された新規レコードの関連経路に、当該経路の経路名を追加する(S403)。但し、当該経路を関連経路とする新たなレコードを障害物管理テーブル171に追加してもよい。この場合、当該レコードは、ステップS401において生成されるレコードと関連経路の値のみが異なる。
このように、今回検知された障害物は、他の巡回経路の障害物としても障害物管理テーブル171に登録されるため、図4における巡回経路の判断時において、障害物が存在しないと推定される巡回経路を効率的に判断することができる。
なお、障害物管理テーブル171には、関連経路を登録しないようにしてもよい。この場合、巡回経路の判断時において、障害物の座標値と巡回経路領域テーブル175とに基づいて、障害物が存在しない、又は障害物の数が最も少ない巡回経路を判断すればよい。したがって、この場合、障害物管理テーブル171において、関連経路の判断及び登録処理(具体的には、図11のS402及びS403)は不要となる。
上述したように、本実施の形態における制御サーバ10によれば、ロボット50によって検知された障害物の配置期限が管理される。したがって、巡回指示の際に、当該障害物の存否を自動的に判断(推測)することができる。よって、障害物が撤去された可能性が高い場合に、本来予定している巡回経路を自動的に指示することができ、障害物が撤去されたにも拘わらず迂回経路の巡回が指示されるといった事態の発生を防止することができる。
また、制御サーバ10は、障害物が影響する巡回経路を識別するための情報(障害物の位置情報又は障害物を検知したロボットの巡回経路の経路名)を管理しておく。したがって、巡回経路が複数有る場合であっても、当該障害物によって影響を受ける経路を適切に判断することができる。
なお、本実施の形態では、制御サーバ10がロボット50と別個のハードウェアとして構成される例を示したが、制御サーバ10の機能がロボット50の制御部56において実現されてもよい。この場合、図4、図8、及び図11において説明した処理もロボット50において実行される。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
巡回経路を巡回するロボットより受信される、前記ロボットによって検知された障害物の配置期限を識別するための配置期限識別情報を記憶手段に記録する記録手順と、
前記配置期限識別情報によって判定される配置期限に基づいて前記巡回経路における障害物の有無を判定し、障害物が有ると判定されるときに前記巡回経路と異なる経路を巡回経路として判断する経路判断手順と、
前記経路判断手順において判断された巡回経路による巡回をロボットに指示する巡回指示手順とを実行させるためのロボット制御プログラム。
(付記2)
前記記録手順は、前記ロボットより受信される、前記障害物が影響する巡回経路を識別するための影響経路識別情報を記憶手段に記録し、
前記経路判断手順は、前記影響経路識別情報と前記配置期限識別情報によって判定される配置期限とに基づいて、予め設定された複数の巡回経路の中から障害物が存在しないと推定される巡回経路を判断することを特徴とする付記1記載のロボット制御プログラム。
(付記3)
前記影響経路識別情報は、前記ロボットが障害物を検知したときの巡回経路の識別名であり、
前記経路判断手順は、少なくとも前記識別名に係る巡回経路以外の巡回経路を障害物が存在しないと推定される巡回経路として判断することを特徴とする付記2記載のロボット制御プログラム。
(付記4)
前記影響経路識別情報は、前記障害物が検知された位置を示す情報であり、
前記経路判断手順は、前記位置を示す情報に基づいて障害物が存在しないと推定される巡回経路を判断することを特徴とする付記2記載のロボット制御プログラム。
(付記5)
前記配置期限識別情報は、前記障害物に付されているICタグより読み取られた当該障害物の配置期限又は配置期間を示す情報であることを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載のロボット制御プログラム。
(付記6)
前記配置期限識別情報は、前記ロボットの撮像手段によって撮像された障害物の画像データであり、
前記画像データを解析することにより前記障害物の物品の種類を判定する物品判定手順と、
判定された物品の種類と、物品の種類に応じて配置期間が記録された記憶手段とに基づいて前記障害物の配置期限を判定する配置期限判定手順とを有し、
前記経路判断手順は、前記配置期限判定手順において判定される配置期限に基づいて、巡回経路を判断することを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載のロボット制御プログラム。
(付記7)
前記配置期限識別情報は、前記障害物に付されているICタグより読み取られた当該障害物の物品の種類を示す情報であり、
前記物品の種類と、物品の種類に応じて配置期間が記録された記憶手段とに基づいて前記障害物の配置期限を判定する配置期限判定手順とを有し、
前記経路判断手順は、前記配置期限判定手順において判定される配置期限に基づいて、巡回経路を判断することを特徴とする付記1乃至4いずれか一項記載のロボット制御プログラム。
(付記8)
前記記録手順は、前記ロボットより受信される、前記障害物が検知された位置を示す情情報に基づいて予め設定された複数の巡回経路の中から当該障害物が影響すると判定される巡回経路の識別名を前記影響経路識別情報として記録し、
前記経路判断手順は、少なくとも記録された前記識別名に係る巡回経路以外の巡回経路を判断することを特徴とする付記1記載のロボット制御プログラム。
(付記9)
巡回経路を巡回するロボットより受信される、前記ロボットによって検知された障害物の配置期限を識別するための配置期限識別情報を記録する記録手段と、
前記配置期限識別情報によって判定される配置期限に基づいて前記巡回経路における障害物の有無を判定し、障害物が有ると判定されるときに前記巡回経路と異なる経路を巡回経路として判断する経路判断手段と、
前記経路判断手段において判断された巡回経路による巡回をロボットに指示する巡回指示手段とを有することを特徴とするロボット制御装置。
本発明の実施の形態のシステム構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における制御サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における制御サーバの機能構成例を示す図である。 制御サーバにおけるロボットへの巡回指示時の処理手順を説明するためのフローチャートである。 障害物管理DBを構成する障害物管理テーブルの例を示す図である。 障害物管理DBを構成する迂回経路管理テーブルの例を示す図である。 ロボットにおける巡回時の処理手順を説明するためのフローチャートである。 制御サーバにおける障害情報受信時の処理手順を説明するためのフローチャートである。 障害物管理DBを構成する配置期間テーブルの例を示す図である。 障害物管理DBを構成するルールテーブルの例を示す図である。 障害物情報登録部による障害物管理テーブルの更新処理を説明するためのフローチャートである。 障害物管理DBを構成する巡回経路領域テーブルの例を示す図である。 移動領域を説明するための経路Aと経路Bの例を示す図である。 経路Aの移動領域を説明するための図である。 経路Bの移動領域を説明するための図である。
符号の説明
1 データセンター
10 制御サーバ
11 巡回指示部
12 データ送信部
13 巡回経路判断部
14 データ受信部
15 障害物情報登録部
16 画像解析部
17 障害物管理DB
20 無線LAN装置
30 ネットワーク
50 ロボット
51 無線LAN装置
52 センサ
53 カメラ
54 RFIDリーダ
55 位置計測装置
56 制御部
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
B バス

Claims (6)

  1. コンピュータに、
    巡回経路を巡回するロボットより受信される、前記ロボットによって検知された障害物の配置期限を識別するための配置期限識別情報を記憶手段に記録する記録手順と、
    前記配置期限識別情報によって判定される配置期限に基づいて前記巡回経路における障害物の有無を判定し、障害物が有ると判定されるときに前記巡回経路と異なる経路を巡回経路として判断する経路判断手順と、
    前記経路判断手順において判断された巡回経路による巡回をロボットに指示する巡回指示手順とを実行させるためのロボット制御プログラム。
  2. 前記記録手順は、前記ロボットより受信される、前記障害物が影響する巡回経路を識別するための影響経路識別情報を記憶手段に記録し、
    前記経路判断手順は、前記影響経路識別情報と前記配置期限識別情報によって判定される配置期限とに基づいて、予め設定された複数の巡回経路の中から障害物が存在しないと推定される巡回経路を判断することを特徴とする請求項1記載のロボット制御プログラム。
  3. 前記配置期限識別情報は、前記障害物に付されているICタグより読み取られた当該障害物の配置期限又は配置期間を示す情報であることを特徴とする請求項1又は2記載のロボット制御プログラム。
  4. 前記配置期限識別情報は、前記ロボットの撮像手段によって撮像された障害物の画像データであり、
    前記画像データを解析することにより前記障害物の物品の種類を判定する物品判定手順と、
    判定された物品の種類と、物品の種類に応じて配置期間が記録された記憶手段とに基づいて前記障害物の配置期限を判定する配置期限判定手順とを有し、
    前記経路判断手順は、前記配置期限判定手順において判定される配置期限に基づいて、巡回経路を判断することを特徴とする請求項1又は2記載のロボット制御プログラム。
  5. 前記記録手順は、前記ロボットより受信される、前記障害物が検知された位置を示す情情報に基づいて予め設定された複数の巡回経路の中から当該障害物が影響すると判定される巡回経路の識別名を前記影響経路識別情報として記録し、
    前記経路判断手順は、少なくとも記録された前記識別名に係る巡回経路以外の巡回経路を判断することを特徴とする請求項1記載のロボット制御プログラム。
  6. 巡回経路を巡回するロボットより受信される、前記ロボットによって検知された障害物の配置期限を識別するための配置期限識別情報を記録する記録手段と、
    前記配置期限識別情報によって判定される配置期限に基づいて前記巡回経路における障害物の有無を判定し、障害物が有ると判定されるときに前記巡回経路と異なる経路を巡回経路として判断する経路判断手段と、
    前記経路判断手段において判断された巡回経路による巡回をロボットに指示する巡回指示手段とを有することを特徴とするロボット制御装置。
JP2007286255A 2007-11-02 2007-11-02 ロボット制御システム Expired - Fee Related JP4598812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007286255A JP4598812B2 (ja) 2007-11-02 2007-11-02 ロボット制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007286255A JP4598812B2 (ja) 2007-11-02 2007-11-02 ロボット制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009116455A true JP2009116455A (ja) 2009-05-28
JP4598812B2 JP4598812B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=40783563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007286255A Expired - Fee Related JP4598812B2 (ja) 2007-11-02 2007-11-02 ロボット制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4598812B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012008084A1 (ja) * 2010-07-13 2012-01-19 村田機械株式会社 自律移動体
JP2015014919A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 綜合警備保障株式会社 経路生成装置および経路生成方法
JP2018055362A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 セコム株式会社 監視システム
JP2019008431A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社日立製作所 経路探索装置および経路探索方法
WO2019116912A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 ソニー株式会社 移動装置、情報処理装置、および方法、並びにプログラム
CN114137302A (zh) * 2021-11-30 2022-03-04 国网山东省电力公司营销服务中心(计量中心) 一种电能计量器具检定全过程监控系统
KR20220137402A (ko) * 2021-04-02 2022-10-12 한국전자기술연구원 태그 기반 로봇 제어기의 작업 궤적 생성 방법 및 장치
US11548529B2 (en) 2019-03-28 2023-01-10 Nec Corporation Control method, control device, and recording medium

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10143243A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Fujitsu Ltd 移動装置
JP2002085305A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Toshiba Tec Corp ロボットクリーナ及びロボットクリーナシステム
JP2003256543A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Hitachi Information Technology Co Ltd レンタル管理システム
JP2004199451A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動走行装置及び経路管理装置
JP2004326437A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物品管理システム及び物品管理方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10143243A (ja) * 1996-11-13 1998-05-29 Fujitsu Ltd 移動装置
JP2002085305A (ja) * 2000-09-12 2002-03-26 Toshiba Tec Corp ロボットクリーナ及びロボットクリーナシステム
JP2003256543A (ja) * 2002-03-06 2003-09-12 Hitachi Information Technology Co Ltd レンタル管理システム
JP2004199451A (ja) * 2002-12-19 2004-07-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動走行装置及び経路管理装置
JP2004326437A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 物品管理システム及び物品管理方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012008084A1 (ja) * 2010-07-13 2012-01-19 村田機械株式会社 自律移動体
JP2012022467A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 Murata Mach Ltd 自律移動体
US9020682B2 (en) 2010-07-13 2015-04-28 Murata Machinery, Ltd. Autonomous mobile body
JP2015014919A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 綜合警備保障株式会社 経路生成装置および経路生成方法
JP2018055362A (ja) * 2016-09-28 2018-04-05 セコム株式会社 監視システム
JP2019008431A (ja) * 2017-06-22 2019-01-17 株式会社日立製作所 経路探索装置および経路探索方法
WO2019116912A1 (ja) * 2017-12-13 2019-06-20 ソニー株式会社 移動装置、情報処理装置、および方法、並びにプログラム
US11474527B2 (en) 2017-12-13 2022-10-18 Sony Corporation Moving apparatus, information processing apparatus, and method
US11548529B2 (en) 2019-03-28 2023-01-10 Nec Corporation Control method, control device, and recording medium
KR20220137402A (ko) * 2021-04-02 2022-10-12 한국전자기술연구원 태그 기반 로봇 제어기의 작업 궤적 생성 방법 및 장치
KR102519131B1 (ko) * 2021-04-02 2023-04-10 한국전자기술연구원 태그 기반 로봇 제어기의 작업 궤적 생성 방법 및 장치
CN114137302A (zh) * 2021-11-30 2022-03-04 国网山东省电力公司营销服务中心(计量中心) 一种电能计量器具检定全过程监控系统
CN114137302B (zh) * 2021-11-30 2024-02-06 国网山东省电力公司营销服务中心(计量中心) 一种电能计量器具检定全过程监控系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4598812B2 (ja) 2010-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4598812B2 (ja) ロボット制御システム
EP3434626B1 (en) Projection instruction device, parcel sorting system, and projection instruction method
JP6182343B2 (ja) 飛行制御システム及び飛行制御方法
WO2016117600A1 (ja) 商品棚割管理装置及び商品棚割管理方法
JP5820135B2 (ja) 物流品質検査方法、データ処理装置、データレコーダ及びコンピュータプログラム
TW201333842A (zh) 具有實時增強實體板的資料中心基礎設施管理系統
EP3434621B1 (en) Instruction projecting device, parcel sorting system and instruction projecting method
EP3434622A1 (en) Instruction projecting device, package sorting system and instruction projecting method
US20240098223A1 (en) Monitoring system, monitoring method, and monitoring program
EP3434623B1 (en) Projection indicator, cargo assortment system, and projection indicating method
CN111988524A (zh) 一种无人机与摄像头协同避障方法、服务器及存储介质
Ju et al. RFID and CCTV-based material delivery monitoring for cable-stayed bridge construction
JP2009159448A (ja) 物体検出装置及び物体検出方法
JP2009116708A (ja) 異常検知システム
JP7421925B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7107596B2 (ja) 駅監視システム及び駅監視方法
US20230100244A1 (en) Systems and methods for use of autonomous robots for blind spot coverage
KR20190101275A (ko) 사물인터넷을 기반으로 선박 접안 시 항만 시설의 손상을 예방하는 방법 및 시스템
EP3434625B1 (en) Projection instruction device, parcel sorting system, and projection instruction method
US20200273202A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
EP3434624B1 (en) Projection instruction device, parcel sorting system, and projection instruction method
JP6669463B2 (ja) 警備業務支援システム、遠隔装置、携帯端末装置及びプログラム
JP7009865B2 (ja) 装置管理システム、管理装置、方法およびプログラム
JP6604520B2 (ja) 作業支援システム
CN113807636B (zh) 区域监管方法、装置、电子设备及计算机存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100825

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100914

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100924

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4598812

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees