JP2009116428A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理する。
【解決手段】文書管理部77は、文書蓄積部73から読み出した付加情報に基づいて、例えば、新規文書が発生した場合であって、この新規文書を収容するための文書蓄積部73の記憶領域が足りない場合に、上書きを許可する旨の付加情報が関連付けられた文書に係る記憶領域を新規文書のために解放させるとともに、当該解放された記憶領域を当該新規文書のために割り当てることで、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、文書管理機能を有する画像形成装置に係り、特に、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理可能な画像形成装置に関する。
従来、例えばファクシミリ、プリンタ、又はこれらの複合機を含む画像形成装置では、文書管理機能を有するものが知られている。この種の画像形成装置では、ファクシミリ受信画像、又はスキャナを介して読み取った画像に係る文書を、例えば文書ボックスと呼ばれる所定の場所に蓄積管理しておく。ユーザは、操作パネル又はネットワークを介して、所要の文書ボックスに蓄積管理されている文書にアクセスし、その内容を閲覧したり、同内容を記録紙上に画像形成出力させることができる。
こうした文書管理機能を有する画像形成装置の一例として、本願出願人は、印刷部と、スキャナ部と、ファクシミリ部とを有する画像形成装置であって、文書画像データを蓄積する文書画像データベースと、バー著作権処理部およびバーコード処理部を有する文書画像管理部とを備え、著作権処理部は、画像形成装置に入力された文書画像データに著作権情報が付加されているか否かを判別する機能を有し、著作権情報が付加された文書画像データの場合、前記バーコード処理部において該文書画像データにバーコードデータを付加することで、バーコードによって著作権情報が付加された文書画像を容易に識別可能とする技術を提案している(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術によれば、著作権情報が付加された文書画像を管理することができ、かつ、著作権情報が付加された文書画像を容易に認識できる画像形成装置を提供することができる。
ところで、本発明者は、ユーザに真に求めている文書管理機能とはなにか、について鋭意研究を進めていたところ、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理することが、きわめて重要であることがわかった。
特開2005−47142号公報
解決しようとする課題は、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理する点である。
本発明は、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理可能な画像形成装置を提供することを目的として、新規文書を含む複数の文書が蓄積される文書蓄積手段と、前記複数の各文書毎の処理の現状、上書きの許否、並びに蓄積期間に係る付加情報を、該当する各文書に関連付けて記憶する付加情報記憶手段と、前記付加情報記憶手段から読み出した前記付加情報に基づいて、前記文書蓄積手段における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理する文書管理手段と、を備えて構成されることを最も主要な特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、新規文書を含む複数の文書が蓄積される文書蓄積手段と、前記複数の各文書毎の処理の現状、上書きの許否、並びに蓄積期間に係る付加情報を、該当する各文書に関連付けて記憶する付加情報記憶手段と、次述する文書管理手段と、を備えて構成され、文書管理手段は、付加情報記憶手段から読み出した前記付加情報に基づいて、例えば、新規文書が発生した場合であって、この新規文書を収容するための文書蓄積手段の記憶領域が足りない場合に、上書きを許可する旨の付加情報が関連付けられた文書に係る記憶領域を新規文書のために解放させるとともに、当該解放された記憶領域を当該新規文書のために割り当てることで、文書蓄積手段における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理するので、従って、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理することができる。
時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理するといった目的を、付加情報記憶手段から読み出した前記付加情報に基づいて、文書蓄積手段における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理する文書管理手段により実現した。
以下、本発明に係る画像形成装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下において、本発明に係る画像形成装置として、文書管理機能を有するデジタルカラー複写機を例示して説明する。
[デジタルカラー複写機周辺の概略構成]
図1は、デジタルカラー複写機周辺の概略構成図、図2は、本機に搭載された操作パネル部の外観図である。
本デジタルカラー複写機は、印刷出力、スキャナ、ファックス送信、メール送信、及びデータ送信を含む各種機能を利用可能であり、マイクロコンピュータ及び専用のハードウェア回路等から構成される主制御部11によって制御される。この主制御部11に接続され諸機能を担う入出力機器として、本機は、スキャナ部21、画像処理部31、エンジン部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、HDD(ハードディスクドライブ)63、並びにネットワークI/F(インタフェース)部65を備える。
主制御部11は、スキャナ機能を実現するための動作制御を行うスキャナコントローラ13と、ファクシミリ機能を実現するための動作制御を行うファクシミリコントローラ15、プリンタ機能を実現するための動作制御を行うプリンタコントローラ17、並びに、コピー機能を実現するための動作制御を行うコピーコントローラ19を内蔵し、本機全体の動作を統括制御する。
スキャナ部21は、図示しないスキャナを構成する画像照射ランプ23及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサー25を含む。スキャナ部21は、画像照射ランプ23により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー25で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部31へ出力する。
画像処理部31は、補正部33、画像加工部35及び画像メモリ37を含む。画像処理部31は、スキャナ部21で読み取られた画像データを必要に応じて補正部33及び画像加工部35により処理し、処理された画像データを画像メモリ37に記憶したり、エンジン部41、ファクシミリ通信部61等へ出力する。補正部33は、スキャナ部21で読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部35は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
エンジン部41は、図示しない給紙カセットや給紙ローラ等から構成される用紙搬送部43、図示しない感光体ドラム、露光装置、現像装置等から構成される画像形成部45、図示しない転写ローラ等から構成される転写部47、及び図示しない定着ローラ等から構成される定着部49を含む。エンジン部41は、スキャナ部21で読み取られた画像データ、ネットワークI/F部65を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された画像データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部43は用紙を画像形成部45へ搬送し、画像形成部45は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部47はトナー像を用紙に転写し、定着部49はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
操作パネル部51は、図2に示すように、タッチパネル部53及び操作キー部55を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を主制御部11に与える。
タッチパネル部53(本発明の「表示手段」に相当する。)は、タッチパネルとカラーLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが該当部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン類を表示する。また、タッチパネル部53は、文書ボックス(「文書蓄積部」という場合がある。)に蓄積されている文書の状態(例えば、該当文書毎の処理の現状、上書きの許否、並びに蓄積期間に係る付加情報など)を表示するとともに、文書に係る画像を表示する際等に用いられる。
操作キー部55は、ユーザの操作入力を受付けるための複数の操作キーを備えており、例えば、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能など諸機能のなかから、所要機能のキー入力操作をユーザが選択的に実行する際に、又は、ユーザが複写部数やコピー実行指令などを操作入力する際に用いられる。また、操作キー部53は、管理対象となる文書のうちいずれかを操作指定する際、又は、操作指定した文書に対し、該当文書の閲覧(プレビュー)、印刷、又は所要の宛先への送信等の処理に係る操作指定を行う際などに用いられる。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部21によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
HDD(ハードディスクドライブ)63は、複数の文書ボックスのための記憶領域を有しており、スキャナ部21によって読み取られた画像データ及び同画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDDに記憶されている画像データは、画像形成装置、プログラム及び記録媒体内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部65を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPCやFTPサーバ等の所定のフォルダへ転送される。
ネットワークI/F部65は、ネットワークインタフェース(10/100Base−TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等に対する種々のデータの送受信を制御する。
さて、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理可能な画像形成装置を提供することを目的として、主制御部11は、タッチパネル部53の表示画面上に表示されている文書のなかから、ユーザの意図に従う文書及び同文書に係る処理がユーザによって操作指定されたとき、当該操作情報を取得する操作情報取得部71と、複数の文書が蓄積される一方で、複数の各文書毎の処理の現状、上書きの許否、並びに蓄積期間に係る付加情報が、該当する各文書に関連付けて記憶される文書蓄積部(本発明の「文書蓄積手段」、及び「付加情報記憶手段」に相当する。)73と、操作情報取得部71で取得した操作情報に基づいて、当該文書に係る処理の現状を判定処理する現状判定部75と、文書蓄積部73から読み出される付加情報に基づいて、上書きを許可する旨の付加情報が関連付けられた文書に係る記憶領域を新規文書のために解放させるとともに、当該解放された記憶領域を当該新規文書のために割り当てることで、文書蓄積部73における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理する文書管理部(本発明の「文書管理手段」に相当する。)77と、を含んで構成されている。なお、文書管理部77は、文書蓄積部73に蓄積されている当該文書に係る処理の現状と、現状判定部75で判定された文書に係る処理の現状と、に基づいて、操作情報取得部71で取得した操作情報の内容が、未読に係る文書のうち全頁を対象とする処理に係る操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から既読へと変更する一方、前記操作情報の内容が、未読に係る文書のうち一部の頁を対象とする処理に係る操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から保留へと変更するように、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理する機能を有している。また、以下の説明において、文書に係る処理の現状として、例えば、未処理である旨を表す未読、処理中である旨を表す保留、及び処理済みである旨を表す既読、の各状況を例示して説明を進める。
[本発明実施例に係る画像形成装置の動作]
次に、本発明実施例に係る画像形成装置の動作について、図3〜図7を参照して説明する。図3及び図4は、本画像形成装置の動作フローチャートを示し、図5は、文書一覧を、各文書の状態とともに表示した画面例を示し、図6は、文書一覧を、各文書の現状毎のフォルダ(タブ)に仕分けして表示した画面例を示す。
初めに、ユーザが未読文書の閲覧(プレビュー)を操作指定したときの処理の流れについて説明する。
文書蓄積部73に蓄積されている複数の文書のなかから、自身の意図に沿った未読文書にアクセスしようと試みるユーザが、操作キー部55を介して未読文書の閲覧(プレビュー)を操作指定すると(ステップS11)、この操作情報が操作情報取得部71に送られる。
操作情報取得部71からの操作情報の提供を受けて、現状判定部75は、ユーザによる未読文書の閲覧(プレビュー)が終了したか否かに係る判定を行う(ステップS12)。
ステップS12における閲覧(プレビュー)終了判定の結果、ユーザによる未読文書の閲覧(プレビュー)が終了した旨の判定が下されたとき、現状判定部75は、操作情報取得部71からの操作情報に基づいて、さらに、該当する文書のうち全頁について、ユーザによる閲覧(プレビュー)が終了したか否かに係る判定を行う(ステップS13)。
ステップS13における全頁閲覧(プレビュー)判定の結果、該当する文書のうち全頁について、ユーザによる閲覧(プレビュー)が終了した旨の判定が下されたとき、文書管理部77は、当該文書に係る処理の現状を、未読から既読へと変更するように、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理するとともに、この更新に伴って、タッチパネル部53の表示画面上における当該更新に係る文書の表示内容を更新させる(ステップS14)。
一方、ステップS13における全頁閲覧(プレビュー)判定の結果、該当する文書のうち一部の頁について、ユーザによる閲覧(プレビュー)が終了した旨の判定が下されたとき、文書管理部77は、当該文書に係る処理の現状を、未読から保留へと変更するように、文書蓄積部73の該当文書に係る記憶内容を更新管理するとともに、この更新に伴って、タッチパネル部53の表示画面上における当該更新に係る文書の表示内容を更新させる(ステップS15)。
ここで、ステップS14及びS15における更新後の表示画面例について説明すると、図5の実施例では、文書の一覧が、各文書の現状毎に仕分けされることなく、各文書の状態とともに表示されている。各文書の状態としては、未処理である旨を表す「未」、処理中である旨を表す「保」、及び処理済みである旨を表す「済」を例示することができる。また、未処理である旨を表す未読が2件、処理中である旨を表す保留が2件、及び処理済みである旨を表す既読が1件、といったように、各現状毎に属する文書の件数が、その冒頭部分に表示されている。さらに、各文書の状態として、上書きの許否を採用している。すなわち、図5の画面例では、上書きが禁止されている未読文書に関連付けて、上書き禁止である旨を象徴的に表す「施錠のシンボルマーク」が表示される一方、上書きが許可されている保留文書(ただし、上書きが禁止される場合がある。これについては後述する。)又は既読文書に関連付けて、上書き可能である旨を象徴的に表す「開錠のシンボルマーク」が表示されている。なお、上書き許否の詳細については後述する。
一方、図6の実施例では、文書の一覧が、各文書の現状(未読か、保留か、又は既読か)毎に予め設定されるフォルダ(タブ)に仕分けして収容されることで、各文書の現状が表示されている。これは、未処理である旨を表す「未読」フォルダ(タブ)がユーザによって選択されたときの表示画面例であり、「未読」フォルダ(タブ)に係る未読文書の一覧が、その冒頭部分に未読グループに属する文書の件数が「2件」である旨と併せて、表示されている。さらに、図5の例と同様に、上書きが禁止されている未読文書に関連付けて、上書き禁止である旨を象徴的に表す「施錠のシンボルマーク」が表示されている。
このように、文書管理部77は、文書蓄積部73に蓄積されている当該文書に係る処理の現状と、現状判定部75で判定された文書に係る処理の現状と、に基づいて、操作情報取得部71で取得した操作情報の内容が、未読に係る文書のうち全頁を対象とする処理に係る操作(実施例では全頁閲覧(プレビュー)操作)であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から既読へと変更する一方、前記操作情報の内容が、未読に係る文書のうち一部の頁を対象とする処理に係る操作(実施例では一部頁閲覧(プレビュー)操作)であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から保留へと変更するように、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理し、これによって、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握し、これをユーザに対してわかりやすく提示するようにしたので、ユーザは、図5又は図6に示したような文書一覧を視認することで、管理対象文書の現状を一見して把握すること可能となる結果として、文書管理に係る利便性を格段に向上することができる。
次に、ユーザの操作指示に従って新規文書が発生したときの処理の流れについて、図4を参照して説明する。
まず、新規文書が発生した場合であって、この新規文書を収容するための記憶領域が足りている場合の処理の流れについて説明すると、ステップS21において、文書管理部77は、新規文書の発生を常時監視している。この監視中に、新規文書が発生してきたとき、文書管理部77は、この新規文書における蓄積期間に係る付加情報である、蓄積期間フラグを初期化(例えば、初期値として「0」をセット)する。ここで、蓄積期間フラグの値は、例えば、該当文書の蓄積期間が所定期間(例えば1ヶ月など、ユーザの意図に従って適宜設定可能な期間)以内であるときには「0」が記述される一方、該当文書の蓄積期間が所定期間を越えたときには「1」が記述されるといったように、該当文書の蓄積期間に従って適時に書き換え管理されている。
次いで、文書管理部77は、文書蓄積部73における記憶領域の使用状態を調べることで、新規文書を収容するための記憶領域が足りているか否かに係る判定を行う(ステップS23)。ステップS23では、文書管理部77は、新規文書を収容するための記憶領域が足りているか否かに係る判定結果に基づき、進むべき処理の流れを分岐させている。さて本例の場合、その前提条件から、新規文書を収容するための記憶領域が足りているので、文書管理部77は、処理の流れをステップS24へと進ませることになる。
ステップS24において、文書管理部77は、ステップS21で発生した新規文書を、文書蓄積部73における記憶領域のうち、未読フォルダのための領域に格納させて、一連の処理の流れを終了させる。
上述したステップS21〜S24が、新規文書が発生した場合であって、この新規文書を収容するための記憶領域が足りている場合の処理の流れである。
次に、新規文書が発生した場合であって、この新規文書を収容するための記憶領域が足りている場合の処理の流れについて説明すると、ステップS23における判定の結果、新規文書を収容するための記憶領域が不足している旨の判定が下されたとき、文書管理部77は、蓄積されている文書について、蓄積期間に係る付加情報である蓄積期間フラグの状態を調べる(ステップS25)。この調査の結果、蓄積期間が所定期間を越えている旨を表す「1」が蓄積期間フラグに記述されている文書が抽出されないとき(ステップS26の「No」)、文書管理部77は、新規文書を収容するための記憶領域が不足しているとみなして、例えば「メモリフル状態です。新規文書を登録するには、既存の文書を削除して下さい。」などといったメッセージを、タッチパネル部53の表示画面に表示させて、一連の処理の流れを終了させる。
一方、ステップS26における判定の結果、蓄積期間が所定期間を越えている旨を表す「1」が蓄積期間フラグに記述されている文書が抽出されたとき(ステップS26の「Yes」)、文書管理部77は、蓄積期間フラグに「1」が記述されている文書について、その上書き許否に係る状態を画一的に「上書き許可」にする(ステップS27)。つまり、文書管理部77は、上書きを許可する旨の付加情報が関連付けられた文書に係る記憶領域を新規文書のために解放させるとともに、解放された記憶領域を新規文書のために割り当てることで、文書蓄積部73における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理するようにしている。
そして、ステップS24において、文書管理部77は、ステップS21で発生した新規文書を、文書蓄積部73における記憶領域のうち、ステップS27の処理を通じて解放された記憶領域に格納させて、一連の処理の流れを終了させる。
ここで、複数の各文書における付加情報のひとつである、上書きの許否に係る状態について、具体例をあげて説明すると、例えば、未読文書では、上書きの許否に係る状態として「上書き禁止」が、既読文書では、上書きの許否に係る状態として「上書き許可」が、そして、保留文書では、上書きの許否に係る状態として「上書き禁止」又は「上書き許可」のうちいずれか一方が、各文書に付加情報として関連付けられている。なお、保留文書では、上書きの許否に係る状態として、「上書き禁止」又は「上書き許可」のうちいずれか一方を関連付ける例をあげたのは、保留文書については、例えば、後でじっくりと検討したい重要文書と、保留とされたまま放置されている不要文書とが、玉石混交の状態で混在しているのが通例であることに基づく。本実施例では、それが重要な文書であれば早期のうちにユーザによって処理されるのが通例であるから、前述の所定期間(例えば1ヶ月など)を越えて保留状態が維持されているような文書については、もはや不要な文書であろうとみなして、そのような不要文書の上書き許否に係る状態を、それが「上書き許可」であればそのままの状態を維持する一方で、それが「上書き禁止」であれば、「上書き許可」へと書き換えるといったように、上書き許否に係る状態のいかんに関わらず、画一的に「上書き許可」にするようにしている。ただし、上述の実施例は本発明を限定するために記載したものではなく、本発明は、上述の実施例以外にも、未読文書の上書き許否に係る状態を「上書き許可」にしたり、或いは、既読文書の上書き許否に係る状態を「上書き禁止」にするなど、ユーザの意図に従って、各文書の上書き許否に係る状態を適宜設定することが可能である。
[実施例の効果]
以上述べたように、本発明実施例に係る画像形成装置によれば、文書管理部77は、文書蓄積部73から読み出した付加情報に基づいて、例えば、新規文書が発生した場合であって、この新規文書を収容するための文書蓄積部73の記憶領域が足りない場合に、上書きを許可する旨の付加情報が関連付けられた文書に係る記憶領域を新規文書のために解放させるとともに、当該解放された記憶領域を当該新規文書のために割り当てることで、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理するので、従って、時々刻々と変化する管理対象文書の状態を、リアルタイムできめ細かく把握するとともに、把握した文書における状態等の変化にあわせて、蓄積文書に係る記憶内容を動的に更新管理することができる。
[その他]
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは技術思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う画像形成装置もまた、本発明における技術的範囲の射程に包含されるものである。
すなわち、本発明実施例中、操作情報取得部71で取得した操作情報の内容が、未読に係る文書のうち全頁閲覧(プレビュー)操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から既読へと変更する一方、前記操作情報の内容が、未読に係る文書のうち一部の頁閲覧(プレビュー)操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から保留へと変更するように、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理する態様を例示して説明したが、本発明はこの例に限定されない。具体的には、本発明でいう「文書に係る処理」とは、上記実施例に係る閲覧(プレビュー)以外にも、例えば、該当文書の印刷又は所要の宛先への送信等の処理をも含む。
従って、本発明は、操作情報取得部71で取得した操作情報の内容が、未読に係る文書のうち全頁印刷操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から既読へと変更する一方、前記操作情報の内容が、未読に係る文書のうち一部頁の印刷操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から保留へと変更するように、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理する態様、並びに、操作情報取得部71で取得した操作情報の内容が、未読に係る文書のうち全頁送信操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から既読へと変更する一方、前記操作情報の内容が、未読に係る文書のうち一部頁の送信操作であった場合には、当該文書に係る処理の現状を、未読から保留へと変更するように、文書蓄積部73の記憶内容を更新管理する態様をも、その技術的範囲の射程に捉えていることはいうまでもない。
本発明に係る画像形成装置(デジタルカラー複写機)周辺の概略構成図である。 本画像形成装置に搭載された操作パネル部の外観図である。 本画像形成装置の動作フローチャート図である。 本画像形成装置の動作フローチャート図である。 文書一覧を、各文書の状態とともに表示した画面例を示す図である。 文書一覧を、各文書の現状毎のフォルダに仕分けして表示した画面例を示す図である。
符号の説明
11 主制御部
21 スキャナ部
53 タッチパネル部(表示手段)
71 操作情報取得部
73 文書蓄積部(文書蓄積手段、及び付加情報記憶手段)
75 現状判定部
77 文書管理部(文書管理手段)

Claims (5)

  1. 新規文書を含む複数の文書が蓄積される文書蓄積手段と、
    前記複数の各文書毎の処理の現状、上書きの許否、並びに蓄積期間に係る付加情報を、該当する各文書に関連付けて記憶する付加情報記憶手段と、
    前記付加情報記憶手段から読み出した前記付加情報に基づいて、前記文書蓄積手段における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理する文書管理手段と、
    を備えて構成されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置であって、
    前記文書管理手段は、
    前記付加情報記憶手段から読み出した前記付加情報に基づいて、上書きを許可する旨の付加情報が関連付けられた文書に係る記憶領域を新規文書のために解放させるとともに、当該解放された記憶領域を当該新規文書のために割り当てることで、前記文書蓄積手段における蓄積文書に係る記憶内容を更新管理する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置であって、
    前記文書管理手段は、
    前記付加情報記憶手段から読み出した前記付加情報に基づいて、その蓄積期間が所定期間を越える旨の付加情報が関連付けられた文書を抽出したとき、当該文書に関する上書きの許否に係る付加情報を上書き許可とする、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記文書に係る処理の現状は、
    未処理である旨を表す未読、処理中である旨を表す保留、及び処理済みである旨を表す既読、の各状況を含む、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の画像形成装置であって、
    前記複数の文書に係る各種情報を表示画面上に表示するための表示手段をさらに備え、
    前記文書管理手段は、
    前記文書蓄積手段における蓄積文書に係る記憶内容が更新されたとき、当該更新に伴って、前記表示画面上における当該更新に係る文書の表示内容を更新させる、
    ことを特徴とする画像形成装置。
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