JP2009115358A - 空気調和室 - Google Patents
空気調和室 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009115358A JP2009115358A JP2007287618A JP2007287618A JP2009115358A JP 2009115358 A JP2009115358 A JP 2009115358A JP 2007287618 A JP2007287618 A JP 2007287618A JP 2007287618 A JP2007287618 A JP 2007287618A JP 2009115358 A JP2009115358 A JP 2009115358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- gas
- air conditioning
- room
- storage space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims abstract description 124
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 41
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 23
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 144
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 16
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 description 8
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000001143 conditioned effect Effects 0.000 description 4
- UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N Hydrogen Chemical compound [H][H] UFHFLCQGNIYNRP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Ventilation (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
【解決手段】 空調設備11により一定の温度に空調され、室内に可燃性ガスが発生する可能性がある空気調和室1であって、前記空調設備11からの前記空気調和室1内への空気の吹き出し口1eを、該空気調和室1の下部に配置するとともに、前記空気調和室1内から前記空調設備11への空気の吸い込み口1dを該空気調和室1の上部に配置し、前記空気調和室1の天井面1aに、該天井面1aの一部を高所側に突出させて形成したガス貯留空間1bを設け、前記ガス貯留空間1bにガス検知センサ12を設けた。
【選択図】 図1
Description
このような空気調和室においては一般的に、空調設備からの空気調和室内への空気の吹き出し口を、該空気調和室の上部に配置するとともに、空気調和室内から空調設備への空気の吸い込み口を該空気調和室の下部に配置して、空気調和室内の空気を空調設備により上方から下方へ向けて循環させるように構成されている。
このような特許文献1に記載されるクリーンルームや、前述の一般的な空気調和室において、その天井面は全体的に段差がない平面にて構成されている。
従って、温度調和室内に設置される2次電池の充放電設備や2次電池自体においては、発生した可燃性ガスが設備外部または電池外部に漏れないように構成されているが、2次電池や充放電設備の不具合により可燃性ガスが設備外部または電池外部に漏れ出してしまう恐れがある。
この場合、温度調和室の天井面は平面状に構成されていて、可燃性ガスは天井面全体に薄く広がるため、大量の可燃性ガスが漏れ出すまでは、可燃性ガスが漏れ出ていることを発見しにくく、発見が遅れがちになってしまう。
また、温度調和室の上方から下方へ空気を循環させている場合には、温度調和室内の空調気流が強すぎると可燃性ガスが空調設備に吸い込まれることとなり、空調設備の電気機器により発火等が発生する恐れがある。
即ち、請求項1記載の如く、空調設備により一定の温度に空調され、室内に可燃性ガスが発生する可能性がある空気調和室であって、前記空調設備からの前記空気調和室内への空気の吹き出し口を、該空気調和室の下部に配置するとともに、前記空気調和室内から前記空調設備への空気の吸い込み口を該空気調和室の上部に配置し、前記空気調和室の天井面に、該天井面の一部を高所側に突出させて形成したガス貯留空間を設け、前記ガス貯留空間にガス検知センサを設けた。
このように構成することで、発生した可燃性ガスが前記ガス貯留空間に集まることとなり、可燃性ガスが天井面全体に広がった状態よりも、ガス貯留空間内のガス濃度を高くすることができるため、少量の可燃性ガスでもその存在をガス検知センサにより検出することが可能となる。
これにより、可燃性ガスの存在を早期に検出することができ、空気調和室内からの可燃性ガスの排出などの対策を迅速にとることが可能となって、発火等の発生を防止することができる。
これにより、例えば空気調和室内に多量の可燃性ガスが発生して、可燃性ガスの濃度が高い場合には、可燃性ガスを前記強制排気装置により空気調和室の外部へ速やかに排出することが可能となり、空気調和室における可燃性ガスによる発火等の発生を防止することができる。
これにより、2次電池の充放電作業により生じた可燃性ガスの存在を早期に検出することができ、空気調和室内からの可燃性ガスの排出などの対策を迅速にとることが可能となって、発火等の発生を防止することができる。
そして、空調設備11の稼働により、該空調設備11にて所定の温度に空調された空気が前記空気供給管11bを通じて吹き出し口1eから空気調和室1内へ流入するとともに、空気調和室1内の空気が吸い込み口1dから空調排気管11aを通じて排気され空調設備11へ戻る。
従って、空気調和室1内においては、下方から上方へ向かう気流が生じている。
なお、前記空調設備11は制御装置51に接続されている。
このように、循環する空気に加えて外気を新たに導入して空気調和室1内に供給することで、該空気調和室1内は加圧されて陽圧状態となっている。
また、前記充放電装置20は、充放電などの作業中においては、2次電池30に何らかの不具合があり発生した可燃性ガスが2次電池30の外部に漏れ出た場合でも、該充放電装置20の外部には可燃性ガスが漏れ出ないように密閉可能な構造に構成されている。
つまり、図1、図2に示すように、天井面1aにおける前記ガス貯留空間1bが形成されている部分は、空気調和室1の内部からみた場合に該天井面1aが高所側に一段凹んだ形状に形成されており、前記ガス貯留空間1bの下端は空気調和室1と連通した状態となっている。
前記ガス貯留空間1bと排気筒13とは連通しており、空気調和室1内と外部とは自然排気管14を通じて連通している。
このように、自然排気管14を設けることで、陽圧状態となっている空気調和室1内の空気は、該自然排気管14を通じて自然に外部へ排出されることとなる。
前記強制排気管15は、前記排気ファン16を稼働させることにより、空気調和室1内の空気を強制的に外部へ排出する強制排気装置として作用するものであり、前記自然排気管14を通じて自然に外部へ排出される空気よりも大量の空気を短時間に外部へ排出させることが可能となっている。
なお、前記排気ファン16は前記制御装置51に接続されている。
本例の場合、前記ガス検出センサ12は、ガス貯留空間1bと前記排気筒13との境界部分に配置されている。
ガス貯留空間1b内へ流入した可燃性ガスは、該ガス貯留空間1b内に設置されるガス検出センサ12により検出される。
従って、空気調和室1内に発生して上昇した可燃性ガスがガス貯留空間1b内に溜まるように構成することで、前記ガス検出センサ12による可燃性ガスの存在を早期に検出することが可能となる。
また、可燃性ガスの存在の検出と同時に可燃性ガスの濃度を検出するように構成することもできる。
これにより、可燃性ガスの存在を早期に検出することができ、空気調和室1内からの可燃性ガスの排出などの対策を迅速にとることが可能となる。
これにより、多くの可燃性ガスが空気調和室1内に溜まってガス濃度が高くなることを防止することができる。
これにより、高濃度の可燃性ガスが吸い込み口1dを通じて空調設備11に吸い込まれることが防止され、空調設備11の電気機器などによる発火等の発生を抑えることが可能となる。
また、この場合には、空調設備11の稼働も停止するので、高濃度の可燃性ガスが空調設備11に吸い込まれてしまい、発火等が発生することも防止できる。
また、所定値以上の可燃性ガス濃度を検出した場合には、制御装置51により充放電装置20による充電作業を自動的に停止させるように構成することもできる。
例えば、ガス貯留空間1bが天井面1aの略中央に位置しているときには、空気調和室1の周縁部から中央部へ向かうにつれて高くなるような傾斜面にて天井面1aを構成することができる。
このように、天井面1aを傾斜面にて構成することで、空気調和室1で発生した可燃性ガスが天井面1aに沿って高所へ流れることになり、ガス貯留空間1b内へ流入し易くなって、可燃性ガスを効率良く収集することが可能となる。
このように、空気調和室1の空気が吸い込まれる吸い込み口1dの部分にガス貯留空間1fを形成することで、空気の流れに沿って可燃性ガスが該ガス貯留空間1f内に集まり易くなり、全体的な可燃性ガスの漏れ量が少なくても早期に可燃性ガスの存在を検出することが可能となる。
1a 天井面
1b ガス貯留空間
1d 吸い込み口
1e 吹き出し口
11 空調設備
12 ガス検出センサ
14 自然排気管
15 強制排気管
16 排気ファン
20 充放電装置
30 2次電池
51 制御装置
Claims (3)
- 空調設備により一定の温度に空調され、室内に可燃性ガスが発生する可能性がある空気調和室であって、
前記空調設備からの前記空気調和室内への空気の吹き出し口を、該空気調和室の下部に配置するとともに、前記空気調和室内から前記空調設備への空気の吸い込み口を該空気調和室の上部に配置し、
前記空気調和室の天井面に、該天井面の一部を高所側に突出させて形成したガス貯留空間を設け、
前記ガス貯留空間にガス検知センサを設けた、
ことを特徴とする空気調和室。 - 前記ガス貯留空間には、前記ガス検知センサによる可燃性ガスの検出値が予め設定された値以上になると、空気調和室内の空気を強制的に外部へ排気する強制排気装置が設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和室。 - 前記空気調和室内では、2次電池の充放電作業が行われる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2の何れか一項に記載の空気調和室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287618A JP5038854B2 (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | 空気調和室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007287618A JP5038854B2 (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | 空気調和室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009115358A true JP2009115358A (ja) | 2009-05-28 |
JP5038854B2 JP5038854B2 (ja) | 2012-10-03 |
Family
ID=40782691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007287618A Active JP5038854B2 (ja) | 2007-11-05 | 2007-11-05 | 空気調和室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5038854B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017055794A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 大陽日酸株式会社 | 高気圧外傷治療装置 |
CN109114761A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-01-01 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、装置、空调器及计算机可读存储介质 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046766A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Toyota Motor Corp | 排気システム及び排気方法 |
-
2007
- 2007-11-05 JP JP2007287618A patent/JP5038854B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006046766A (ja) * | 2004-08-03 | 2006-02-16 | Toyota Motor Corp | 排気システム及び排気方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017055794A (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | 大陽日酸株式会社 | 高気圧外傷治療装置 |
CN109114761A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-01-01 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、装置、空调器及计算机可读存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5038854B2 (ja) | 2012-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20190046820A1 (en) | Energy storage system and fire control method of the energy storage system | |
JP5201849B2 (ja) | 発電装置 | |
CN1272867C (zh) | 燃料电池发电系统 | |
JP2006151298A (ja) | 燃料電池自動車 | |
KR20030034910A (ko) | 전기자동차 밧데리 냉각 시스템 | |
WO2018216052A1 (ja) | 冷凍サイクル装置のユニット装置 | |
EP3772128A1 (en) | Formation equipment system having fire-spreading prevention function | |
CN104025359A (zh) | 燃料电池系统 | |
JP2008192528A (ja) | 燃料電池発電装置およびその換気装置 | |
JP5038854B2 (ja) | 空気調和室 | |
WO2024065210A1 (zh) | 储能装置 | |
CN105952666A (zh) | 新型消防风机 | |
CN114583238B (zh) | 电池装置、控制电池装置排出气体的方法和储能设备 | |
KR102659500B1 (ko) | 화재감지유로를 갖는 에너지 저장 시스템용 냉각장치 | |
JP5780992B2 (ja) | 換気システム | |
JP2003306787A (ja) | 水素を生成する電解セルのためのガス生成システムおよび換気システム | |
JP2004161058A (ja) | 電池冷却ダクト | |
JP2016098783A (ja) | 水素ガスタービン用のエンクロージャ | |
CN109028437B (zh) | 一种焦炉地下室降温通风设备 | |
CN102538070A (zh) | 节能纳米级除尘净化系统 | |
JP2007080655A (ja) | 燃料電池発電装置 | |
JP2009117297A (ja) | 燃料電池システム | |
CN111907333B (zh) | 电力机车风源设备及电力机车 | |
CN113540671A (zh) | 一种电动汽车锂电池防静电装置 | |
CN101708404B (zh) | 长袋脉喷防爆袋收尘器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100518 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110913 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111018 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120619 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120706 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5038854 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |