JP2009112968A - 廃棄物処理装置及びその運転方法 - Google Patents

廃棄物処理装置及びその運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】除塵装置のフィルタのベース差圧の上昇を可及的に防止して、かつ熱分解ガスを連続して供給することができ、連続して安定したエネルギー供給ができる廃棄物処理装置及びその運転方法を得る。
【解決手段】廃棄物から熱分解ガスを発生させ、該発生した熱分解ガスを、ろ過体を備えてなる除塵装置に導入して該熱分解ガス中のダスト類を除去し、さらに燃焼する廃棄物処理装置の運転方法であって、除塵装置に備えられた複数のろ過体の少なくとも一つのろ過体にろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスを供給してろ過体の再生を行うと共に、他のろ過体には熱分解ガスを供給して除塵を行なう。
【選択図】 図1

Description

本発明は、廃棄物から熱分解ガスを発生させ、該発生した熱分解ガスを、ろ過体を備えてなる除塵装置に導入して該熱分解ガス中のダスト類を除去し、さらに燃焼する廃棄物処理装置及びその運転方法に関する。
なお、本明細書において廃棄物というときは、都市ごみ、産業廃棄物、廃プラスチック、汚泥、バイオマス、およびこれらの混合物をいう。
都市ごみ、産業廃棄物あるいはバイオマス等を部分酸化させて、ガス化した後に熱分解ガスを燃焼させる廃棄物処理装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に提案された廃棄物処理装置は、図6に示すように、廃棄物が投入されると共に部分酸化用の空気が供給され、部分酸化によって熱分解ガスを発生する部分酸化炉121と、部分酸化炉121で発生した熱分解ガスの除塵を行う除塵装置122と、除塵装置122で除塵された熱分解ガスを燃焼する燃焼炉123と、燃焼したガスの熱回収を行うボイラ124が順次接続されている。
廃棄物やバイオマス等からガス化した熱分解ガスにはボイラの腐食を引き起こすダストが含まれるが、燃焼炉に供給する熱分解ガス中のダストを除塵装置で除塵することにより、ボイラの腐食を防止することができ、より高温域の熱回収ができるため、廃棄物やバイオマス等を利用して発電する効率を高めることができる。
上記構成の廃棄物処理装置における除塵装置122においては、熱分解ガスを、その温度を250〜500℃に保ちつつ、ろ過体に導入して熱分解ガス中のダスト濃度を0.1g/Nm以下まで低減するとしている。熱分解ガスの温度を上記範囲に設定した理由は、250℃未満では熱分解ガスに含まれるタールの大部分が凝縮して液状であるため除塵装置へ熱分解ガスを導入するダクト内面や除塵装置入口付近に付着して、熱分解ガスの流通に支障が生じる問題があり、500℃より高いとダスト中の塩類が溶融してろ過体の目詰まりが生じる問題があるからである。
さらに、酸素濃度5%以下のガスあるいは窒素ガスで定期的にろ過体の付着物を払い落とすこととしている。
上記廃棄物処理装置における除塵装置122は、例えば図7に示すように、部分酸化炉から発生する熱分解ガスの通過路となるケーシング131の内部に複数のフィルタ133を有し、該フィルタ133に付着したダストを払い落とし用パルスジェットによって払い落とす払落し装置135を備えてなるものである。そして、この払落し装置135によって定期的にフィルタ内側からパルスジェットを吹込み、フィルタ133に付着したダストを払い落とすのである。
図8は払落し装置135による払い落とし動作とフィルタ133の差圧との関係を示すグラフであり、縦軸がフィルタ差圧、横軸が時間を示している。フィルタ差圧は、例えば除塵装置入口と出口の圧力差を計測して求められる。
図8に示すように、フィルタ133にはダストが付着することで差圧が上昇するが、定期的に行われる払い落とし動作によって付着したダストが払い落とされると、一旦上昇した差圧は低下する。この払い落とし動作によって付着物を払い落とした後の安定したフィルタ差圧をベース差圧という。このベース差圧が一つ前の払い落としによるベース差圧と同じ場合(図8の状態)若しくは低い場合には、ベース差圧が上昇することはなく正常な運転を継続できる。
しかしながら、廃棄物の種類、性状や部分酸化炉への送風バランスの関係で熱分解ガスにタール分が含まれる場合には、このタール分がフィルタに付着、浸透して、通常の払い落とし操作では落ちにくくなる。また、廃プラスチックを部分酸化した場合には熱分解ガス中にSOOT(煤、炭素質微粒子)のサブミクロンダストが含まれ、これがフィルタ表面に付着して通常の払い落とし操作では落ちにくくフィルタ表面が閉塞される。
図9はタール分やサブミクロンダストが含まれる熱分解ガスの除塵を行なったときのフィルタ133の差圧の変化を示したグラフであり、縦軸がフィルタ差圧を示し、横軸が時間を示している。
図9に示されるように、熱分解ガスにタールやサブミクロンダストが含まれる場合には、ベース差圧が一つ前のベース差圧よりも若干高くなり、時間と共に徐々に上昇していく。これはフィルタ133に付着したタールやサブミクロンダストが通常の払い落とし操作では十分に払い落とすことができず、付着分が徐々に増加してベース差圧増加の原因となるからである。
熱分解ガス中のタールの上昇は、処理廃棄物の組成の変化や部分酸化炉内への送風量と処理対象物のバランスの崩れなどに起因するが、いずれにしても廃棄物処理においては処理対象物が大きく変化することはよくあることであり熱分解ガス中にタールが多く発生することは避けられない。また、廃プラスチックを部分酸化した場合には熱分解ガス中にサブミクロンダストが含まれる。そして、タールやサブミクロンダストの付着によってフィルタの差圧が高くなると、熱分解ガスの除塵に支障が生じたり、フィルタの破損や炉内圧上昇による熱分解ガスの炉外流出などが生じたりし、運転を継続することができなくなることもあることから、タールやサブミクロンダスト付着に起因するフィルタ差圧上昇は重要な問題である。
そこで、このような除塵装置122のフィルタ133へのタールやサブミクロンダストの付着によるベース差圧上昇に対する対策として、除塵装置122のフィルタ133のベース差圧が所定値を超えたときに、部分酸化炉への廃棄物の供給を停止し、熱分解ガスの発生を停止して部分酸化炉から排出されるガスの酸素濃度を高めて、除塵装置内を酸化雰囲気にすることにより、ろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させ、ベース差圧を低下させることが開示されている。(特許文献2参照)
特開2000−161638号公報 特開2006−043515号公報
特許文献2に記載の方法においては、除塵装置122のろ過体(フィルタ133)のベース差圧が所定値を超えたときに、部分酸化炉121への廃棄物の供給を停止し、熱分解ガスの発生を停止して、除塵装置内を酸化雰囲気にしてろ過体のベース差圧を低下させる操作を行うため、この操作中は熱分解ガスを燃焼炉へ供給することができない。そのため、上記の操作中は熱エネルギーを得ることができなくなり、また廃熱回収ボイラで熱回収して得た蒸気を用いて発電する場合には発電出力できなくなり、連続して安定したエネルギー供給ができなくなる。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、除塵装置のろ過体のベース差圧の上昇を可及的に防止して、かつ熱分解ガスを連続して供給することができ、連続して安定したエネルギー供給ができる廃棄物処理装置及びその運転方法を得ることを目的としている。
(1)本発明に係る廃棄物処理装置の運転方法は、廃棄物から熱分解ガスを発生させ、該発生した熱分解ガスを、ろ過体を備えてなる除塵装置に導入して該熱分解ガス中のダスト類を除去し、さらに燃焼する廃棄物処理装置の運転方法であって、
除塵装置に備えられた複数のろ過体の少なくとも一つのろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスを供給してろ過体の再生を行うと共に、他のろ過体には熱分解ガスを供給して除塵を行なうことを特徴とするものである。
(2)本発明に係る廃棄物処理装置は、廃棄物から熱分解ガスを発生させ、該発生した熱分解ガスを、ろ過体を備えてなる除塵装置に導入して該熱分解ガス中のダスト類を除去し、さらに燃焼する廃棄物処理装置において、
除塵装置は、ダストを含む熱分解ガスを導入する給気部と、該給気部を複数の隔室に区画する隔壁と、各隔室に設けられて導入された熱分解ガスを除塵するろ過体と、前記各隔室に、ダストを含む熱分解ガスとろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスとを択一的に供給できるガス択一供給手段と、を備えてなることを特徴とするものである。
(3)また、上記(2)に記載のものにおいて、再生用ガスの温度と酸素濃度の少なくとも一つを調整する再生用ガス調整手段を備えることを特徴とするものである。
(4)また、上記(3)に記載のものにおいて、除塵装置の後流にダスト類を除去された熱分解ガスを燃焼する燃焼炉を備え、燃焼炉から排出される排ガスの一部を再生用ガス調整手段に供給する排ガス再循環手段を備えることを特徴とするものである。
(5)また、上記(2)乃至(4)のうちいずれかに記載の廃棄物処理装置の運転方法であって、給気部の少なくとも一つの隔室に再生用ガスを供給してろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させ、前記給気部の他の隔室にダストを含む熱分解ガスを供給してろ過体で除塵することを特徴とするものである。
(6)また、上記(3)又は(4)に記載のものにおいて、再生用ガスの温度を100〜500℃に調整することと酸素濃度を5〜12%に調整することの少なくとも一つを行うことを特徴とするものである。
(7)また、上記(5)又は(6)に記載のものにおいて、除塵装置のろ過体のベース差圧が所定値を超えたときに、給気部の少なくとも一つの隔室に再生用ガスを供給してろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させることを特徴とするものである。
なお、廃棄物から熱分解ガスを発生させる方法としては、部分酸化、熱分解、ガス化及び乾留によるものがある。
また、ダスト類を除去した熱分解ガスを燃焼するが、具体的には二次燃焼炉で燃焼し、その廃熱をボイラ等に利用したり、あるいはガスエンジン、ガスタービンの燃料として燃焼することになる。
本発明においては、除塵装置に備えられた複数のろ過体の少なくとも一つのろ過体にろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスを供給してろ過体の再生を行うと共に、他のろ過体には熱分解ガスを供給して除塵を行なうようにしたので、通常の払い落し動作では払い落とせないタールやサブミクロンダスト等のろ過体の付着物をガス化・燃焼等により除去することができ、ベース差圧の上昇が抑制され、長期継続運転が可能となる。
また、ろ過体の一部を再生しながら他のろ過体で除塵を行なうようにしているので、部分酸化炉から除塵装置に熱分解ガスを連続して供給することができ、連続して安定したエネルギー供給が可能となる。
[実施の形態1]
図1は本実施の形態に係る廃棄物処理装置の全体構成の説明図である。本実施の形態に係る廃棄物処理装置は、図1に示したように、廃棄物が投入されると共に酸化用の空気が供給され、部分酸化によって熱分解ガスを発生する部分酸化炉1と、部分酸化炉1で発生した熱分解ガスの除塵を行う除塵装置2と、除塵装置2で除塵された熱分解ガスを燃焼する燃焼炉3と、燃焼したガスの熱回収を行うボイラ4とを備え、除塵装置2にはダストを含む熱分解ガスと、ろ過体13に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスとを択一して供給するガス択一供給手段5と、ろ過体13に付着したダストを払い落とすための付着物払落しガスを供給する付着物払落しガス供給手段7が設けられている。
上記構成の廃棄物処理装置において、廃棄物は部分酸化炉1にて炉内温度400〜800℃、空気比0.15〜0.9程度の還元雰囲気で部分酸化された後、生成された熱分解ガスは250〜500℃にて除塵装置2に導入され、さらに燃焼炉3に送られ、ここで約1000℃の温度で完全燃焼し、ボイラ4にて熱回収される。
図2は図1に示した廃棄物処理装置における除塵装置2、ガス択一供給手段5及び付着物払落しガス供給手段7の説明図、図3は図2の平面図である。
本実施の形態に係る除塵装置2は、図2、図3に示すように、ケーシングの内部に垂直方向に配されてケーシングの内部空間を横方向に並ぶ3つの隔室9A,9B,9Cに区画する隔壁11が設けられている。また、ケーシングの内部に水平方向に配されてケーシングの内部空間を上下に区画すると共にろ過体13を支持する水平隔壁15が設けられている。そして、この水平隔壁15によって隔室9A,9B,9Cは、その内部空間が上下に区画され、下側の空間がダストを含む熱分解ガス(ダスト含有ガスという)が導入される給気部17A,17B,17Cとなり、上側の空間がろ過体13によって除塵された後の熱分解ガス(除塵ガスという)が排出される空間である排気部19A,19B,19Cとなっている。
隔室9A,9B,9Cにおける給気部17A,17B,17Cには、部分酸化炉1からダスト含有ガスを導入するダスト含有ガス導入ダクト21の一端側が配され、各ダクトにはダクト通路を開閉する第1開閉ダンパ23がそれぞれ設けられている。
また、給気部17A,17B,17Cには、ろ過体13を再生するための再生用ガスを導入する再生用ガスダクト25の一端側が配され、各ダクトにはダクト通路を開閉する第2開閉ダンパ27が設けられている。
各給気部17A,17B,17Cに配されるダスト含有ガス導入ダクト21と再生用ガスダクト25はその先端部で合流している。
再生用ガスは、図示しない再生用ガス調整手段により温度、酸素濃度を調整されたガスを用いる。ここで説明したダスト含有ガス導入ダクト21、第1開閉ダンパ23、再生用ガスダクト25及び第2開閉ダンパ27はガス択一供給手段5を構成する。
再生用ガスにおける再生とは、ろ過体13のベース差圧を上昇させる原因となる通常の払落し操作では払落し不能なろ過体13に付着した付着物(タールやサブミクロンダストからなる付着物)を再生用ガス中の酸素と反応させることによりガス化、燃焼させて除去、もしくはガス化、燃焼させることにより付着力を低下させたり脆化させたりしてろ過体13から剥離させ、ろ過体13のベース差圧を低下させる操作をろ過体13の再生という。そして、ろ過体13に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させてろ過体13を再生するために供給する酸素を含むガスを再生用ガスという。
再生用ガス調整手段において、例えば加熱炉で燃焼した燃焼ガスと空気を混合して、温度と酸素濃度を所定の範囲に調整した再生用ガスを調製して、ガス択一供給手段5に供給する。
再生用ガスが供給されることで、ろ過体付着物のガス化、燃焼によりろ過体13の温度が上昇するが、この温度が適正温度以上になってろ過体が脆化したり焼損したりしないように、また、ろ過体付着物のガス化、燃焼が円滑に行われるように、再生用ガスの温度、酸素濃度を適正に調整して供給する必要がある。
再生用ガスの好適な温度範囲は100〜500℃であり、理由は以下に示す通りである。
再生用ガスの温度が100℃より低いと、ろ過体に付着したタール、サブミクロンダストをガス化、燃焼させる反応が生じないため、これらの付着物を除去できない。
また、隔室9Aから排出された再生用ガスの温度が、隔室9B、隔室9Cから排出される除塵された熱分解ガスに比べて著しく低温であると合流した後の熱分解ガスの温度が大幅に低下するため、燃焼炉での燃焼に支障が生じることがある。それ故、再生用ガスの温度を100℃以上にすることが好ましい。
一方、再生用ガスの温度が500℃より高いと、ろ過体に付着したタール、サブミクロンダストがガス化、燃焼する際にろ過体の温度が600℃より高くなり、ろ過体としてセラミックフィルタを用いる場合にはその成分に反応が生じ脆化することがあり、ろ過体の耐久性が低下する。それ故、再生用ガスの温度を500℃以下にすることが好ましい。
また、再生用ガスの温度が250℃より高いと、ろ過体に付着したタール、サブミクロンダストをガス化、燃焼させる反応を効率よく進めることができ、再生処理を確実にかつ効率よく短時間で行うことができるので、再生用ガスの温度範囲を250〜500℃に調整することがより好ましい。
また、再生用ガスの好適な酸素濃度の範囲は5〜12%であり、その理由は以下に示す通りである。
再生用ガスの酸素濃度が5%より低いと、ろ過体に付着したタール、サブミクロンダストをガス化、燃焼させる反応が生じないため、これらの付着物を除去できない。
他方、再生用ガスの酸素濃度が12%より高いと、ろ過体に付着したタール、サブミクロンダストのガス化、燃焼反応が激しく生じろ過体の温度が過剰に高くなり、脆化することがあり、ろ過体の耐久性が低下する。また、再生用ガスの酸素濃度が12%より高いと、付着物のガス化、燃焼により再生用ガスの酸素が消費された後も高い酸素濃度であることがあり、隔室9Aから排出された再生用ガスが、隔室9B、隔室9Cから排出される除塵された熱分解ガスと合流した際に燃焼する危険性があり好ましくない。
第1開閉ダンパ23と第2開閉ダンパ27は、図示しない制御装置によって開閉制御され、隔室9A,9B,9Cにダスト含有ガス又は再生用ガスを選択して供給できるようになっている。
隔室9A,9B,9Cの下端部にダスト排出口29が設けられ、ダスト排出口29を開閉するダスト排出ダンパ31が設けられている。
隔室9A,9B,9Cにおける排気部19A,19B,19Cは、給気部17A,17B,17Cと同様に隔壁11により3室に区画されている。排気部19A,19B,19Cと給気部17A,17B,17Cとはそれぞれろ過体13を介して連通している。
排気部19A,19B,19Cには排出口33が設けられ、各排出口33は除塵ガスを集めて燃焼炉3へ導く除塵ガスダクト35に連通している。
水平隔壁15に支持されたろ過体13としては、例えば多孔質のセラミックからなるセラミックフィルタを用いる。ろ過体13は、基端部が開口され先端部が閉鎖された筒状に形成されている。ろ過体13は排気部19A,19B,19Cに向け開口するように基端部が水平隔壁15に支持され、給気部17A,17B,17C内へ突入した状態で取り付けられている。ろ過体13の内部空間と排気部19A,19B,19Cとは基端部開口を介して連通されており、給気部17A,17B,17Cに導入されたダスト含有ガスはろ過体表面からろ過体13の内部空間に導入され、除塵されて除塵ガスとなった後、基端部開口を通過して排気部19A,19B,19Cに入り、除塵ダクトを通って下流側の燃焼炉3に排出される。
排気部19A,19B,19Cには外部からダスト払落しガスの導入を受ける送気管37が突入しており、送気管37にはダスト払落しガスをろ過体13の開口から内部に向けてパルス噴射するノズル39が設けられている。送気管37とノズル39は付着物払落しガス供給手段7を構成する。
ダスト払落しガスとしては、例えば窒素ガスを用いる。窒素ガスを用いることにより、熱分解ガスの酸化を抑制し、不要な燃焼の危険性を回避することができる。窒素ガスは、
窒素ガスボンベから供給してもよいし、空気から膜分離、PSA等により窒素を分離して供給してもよい。
ダスト払落しガスは窒素以外のガスで、酸素濃度5%以下のガスを用いてもよい。
なお、図示していないが、除塵装置2には、給気部17A,17B,17Cと排気部19A,19B,19Cとの差圧を計測し、ろ過体13の付着物を払い落とした後のろ過体13の圧力損失をベース差圧として計測する過体13のベース差圧計測装置が設けられている。
以下、上記のように構成された本実施の形態に係る廃棄物処理装置の運転方法について図1〜図3を参照しながら説明する。
(1)除塵運転
第1開閉ダンパ23を開、第2開閉ダンパ27を閉にした状態で、各隔室9A,9B,9Cの給気部17A,17B,17Cに部分酸化炉1から熱分解ガスを導入する。給気部17A,17B,17Cに導入された熱分解ガスはろ過体13の表面から内部通過し、ろ過体13によってろ過されてダストが除去される。熱分解ガスはダストを除去されて除塵ガスとなり、ろ過体13の開口から排気部19A,19B,19Cに導かれ、除塵ダクトを介して燃焼炉3へ排出される。
除塵装置2に導入する熱分解ガスの温度は250〜500℃に保つようにする。熱分解ガスの温度を上記範囲に設定した理由は、250℃未満では熱分解ガスに含まれるタールの大部分が凝縮して液状であるため除塵装置2へ熱分解ガスを導入するダクト内面や除塵装置入口付近に付着して、熱分解ガスの流通に支障が生じる問題があり、500℃より高いとダスト中の塩類が溶融してろ過体13の目詰まりが生じる問題があるからである。
ダスト払落しガスとして酸素濃度5%以下のガスあるいは窒素ガスを定期的にパルス噴射してろ過体13の付着物を払い落とす。払い落されたダストはダスト排出口29から適宜排出される。
給気部17A,17B,17Cと排気部19A,19B,19Cとの差圧を計測し、ろ過体13の付着物を払い落とした後のろ過体13の圧力損失をベース差圧として監視する。
(2)再生操作
ろ過体13のベース差圧が所定値を超えたときに、隔室9Aのろ過体13の再生操作を行い、順次隔室9B、隔室9Cのろ過体13の再生操作を行う。隔室9Aのろ過体13の再生操作を行っている間、隔室9B、隔室9Cには熱分解ガスを供給して除塵を継続して行う。
隔室9Aのろ過体13の再生操作は以下のように行なう。隔室9Aの第1開閉ダンパ23を閉、第2開閉ダンパ27を開とし、再生用ガス調整手段から再生用ガスを隔室9Aへ供給する。再生用ガスを供給することにより、ろ過体13に付着したタール、サブミクロンダストをガス化、燃焼させて除去する。もしくはガス化、燃焼させることにより付着力を低下させたり脆化させたりしてろ過体13から剥離させる。このようにしてろ過体13のベース差圧を所定値以下に低下させる。
給気部17Aに導入されてろ過体13の再生に用いられた後の再生用ガスの酸素濃度は、ろ過体13に付着した付着物をガス化、燃焼させることにより酸素が消費されて、熱分解ガスを燃焼させるのに必要な酸素濃度より低くなっているため、隔室9Aから排出された再生用ガスが、隔室9B、隔室9Cから排出される除塵された熱分解ガスと合流しても燃焼するようなことはなく、隔室9A,9B,9Cから排出されたガスは合流して除塵ガスダクト35を介して燃焼炉3へ送られる。
隔室9Aのろ過体13の再生操作を行っている間も、隔室9B、9Cには熱分解ガスを供給して除塵を継続して行い、除塵された熱分解ガスを燃焼炉3へ供給するため、部分酸化炉1から燃焼炉3へ熱分解ガスを連続して供給することができ、連続して安定したエネルギー供給ができる。
隔室9Aのろ過体13のベース差圧が所定値まで低下すれば、隔室9Aのろ過体13の再生操作を終了し、隔室9Aに熱分解ガスを供給し、隔室9Bのろ過体13の再生操作を行う。その後、隔室9Cのろ過体13の再生操作も行う。
このように、各隔室9A,9B,9Cのろ過体13の再生操作を順次行うことにより、ろ過体13のベース差圧を運転持続可能な程度にまで低減することができ、長期間連続して熱分解ガスの除塵を行うことができ、廃棄物処理装置を連続して運転することができる。
また、一つの隔室のろ過体13の再生操作を行っている間も、他の隔室で熱分解ガスの除塵を行うため、部分酸化炉1から燃焼炉3へ熱分解ガスを連続して供給することができ、連続して安定したエネルギー供給ができる。
なお、上記の実施の形態においては、ろ過体13のベース差圧が所定値を超えたときにろ過体13の再生操作を行うこととしたが、熱分解ガスの除塵運転を所定時間行った後、定期的にろ過体13の再生操作を行うようにしてもよい。
[実施の形態2]
図4は本発明の他の実施の形態の説明図であり、除塵装置2を平面視した図である。本実施の形態は、実施の形態1とダスト含有ガス導入ダクト21と再生用ガスダクト25の配置を異ならせたものである。
すなわち、実施の形態1においては、各隔室9A,9B,9Cに配されるダスト含有ガス導入ダクト21と再生用ガスダクト25はその先端部で合流している例を示したが、本実施の形態では、図4に示すように、ダスト含有ガス供給ダクトと再生用ガス供給ダクトの各隔室9A,9B,9Cへの接続部を異なる部位にしたものである。
[実施の形態3]
図5は本発明の他の実施の形態に係る廃棄物処理装置の全体構成の説明図である。図1と同一部分には同一の符号を付してあり、説明を省略する。
本実施の形態においては、再生用ガスとして、燃焼炉3の後流に備えられたボイラ4から排出された排ガスの一部と空気を混合して、温度と酸素濃度を調整してガス択一供給手段5に供給するようにしたものである。
本実施の形態に係る廃棄物処理装置は、図5に示すように、実施の形態1の装置に加えて、排ガス再循環送風機41、酸素濃度調整送風機43、再生用ガス調整装置45を備えている。
排ガス再循環送風機41は、燃焼炉3の後流に備えられたボイラ4から排出された排ガスの一部を再生用ガス調整装置45に再循環して供給する。酸素濃度調整送風機43は、再生用ガスの酸素濃度を調整するため、空気を再生用ガス調整装置45に供給する。
再生用ガス調整装置45は、排ガス再循環送風機41から供給された排ガスの一部(以下、「再循環排ガス」という)と、酸素濃度調整送風機43から供給された空気を導入してこれらを混合し、加熱炉により加熱して温度と酸素濃度を所定の範囲に調整した再生用ガスとしてガス択一供給手段5に供給する。
再生用ガスの酸素濃度の調整は、再循環排ガスと空気の流量を調整することによって行い、また、再生用ガスの温度の調整は、加熱炉による加熱を調整することによって行なう。
これらの酸素濃度及び温度調整を行なうために、再生用ガス調整装置45の出口又は再生用ガス調整装置45からガス択一供給手段5に再生用ガスを供給する流路に、再生用ガスの酸素濃度を計測する酸素濃度計及び再生用ガスの温度を計測する温度計を設け、これら酸素濃度計、温度計の計測値に基づいて上記の流量調整、加熱調整を行なうようにする。
加熱炉からは燃焼ガスが排出されるので、この燃焼ガスを、再生用ガスの調製用に用いてもよい。この場合には、再生用ガスは、再循環排ガス、空気及び燃焼ガスを混合することによって調製される。
なお、再循環排ガスと空気を混合して温度と酸素濃度を所定の範囲に調整できる場合は、加熱せずにガス択一供給手段5に供給する。
ボイラ4から排出された排ガスの残部、すなわち再循環排ガス以外の排ガスは誘引送風機49により低温除塵装置47に導入されて除塵され、煙突50から排出される。
本実施の形態においては、燃焼炉3から排出された排ガスの一部を再循環して、空気と混合して再生用ガスとして用いるようにしたことにより、再生用ガスの温度と酸素濃度を適切な範囲に調整することを容易に行うことができると共に、再循環排ガスの熱エネルギーを利用できるので温度調整のための加熱炉で用いる燃料を低減することができる。
本発明の一実施の形態に係る廃棄物処理装置を説明する説明図である。 本発明の一実施の形態に係る除塵装置を説明する説明図である。 図2に示した除塵装置を平面視した状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る除塵装置を説明する説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る廃棄物処理装置を説明する説明図である。 従来の廃棄物処理装置の構成の説明図である。 従来の除塵装置の説明図である。 本発明の解決しようとする課題の説明図である(その1)。 本発明の解決しようとする課題の説明図である(その2)。
符号の説明
1 部分酸化炉
2 除塵装置
3 燃焼炉
4 ボイラ
5 ガス択一供給手段
9A,9B,9C 隔室
13 ろ過体
15 水平隔壁
17A,17B,17C 給気部
19A,19B,19C 排気部
21 ダスト含有ガス導入ダクト
23 第1開閉ダンパ
25 再生用ガスダクト
27 第2開閉ダンパ
41 排ガス再循環送風機
43 酸素濃度調整送風機
45 再生用ガス調整装置

Claims (7)

  1. 廃棄物から熱分解ガスを発生させ、該発生した熱分解ガスを、ろ過体を備えてなる除塵装置に導入して該熱分解ガス中のダスト類を除去し、さらに燃焼する廃棄物処理装置の運転方法であって、
    除塵装置に備えられた複数のろ過体の少なくとも一つのろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスを供給してろ過体の再生を行うと共に、他のろ過体には熱分解ガスを供給して除塵を行なうことを特徴とする廃棄物処理装置の運転方法。
  2. 廃棄物から熱分解ガスを発生させ、該発生した熱分解ガスを、ろ過体を備えてなる除塵装置に導入して該熱分解ガス中のダスト類を除去し、さらに燃焼する廃棄物処理装置において、
    除塵装置は、ダストを含む熱分解ガスを導入する給気部と、該給気部を複数の隔室に区画する隔壁と、各隔室に設けられて導入された熱分解ガスを除塵するろ過体と、前記各隔室に、ダストを含む熱分解ガスと、ろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させるための再生用ガスとを択一的に供給できるガス択一供給手段と、を備えてなることを特徴とする廃棄物処理装置。
  3. 前記再生用ガスの温度と酸素濃度の少なくとも一つを調整する再生用ガス調整手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の廃棄物処理装置。
  4. 前記除塵装置の後流にダスト類を除去された熱分解ガスを燃焼する燃焼炉を備え、該燃焼炉から排出される排ガスの一部を前記再生用ガス調整手段に供給する排ガス再循環手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の廃棄物処理装置。
  5. 請求項2乃至4のうちいずれかに記載の廃棄物処理装置の運転方法であって、前記給気部の少なくとも一つの隔室に再生用ガスを供給してろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させ、前記給気部の他の隔室にダストを含む熱分解ガスを供給してろ過体で除塵することを特徴とする廃棄物処理装置の運転方法。
  6. 請求項3又は4に記載の廃棄物処理装置の運転方法であって、前記再生用ガスの温度を100〜500℃に調整することと酸素濃度を5〜12%に調整することの少なくとも一つを行うことを特徴とする廃棄物処理装置の運転方法。
  7. 除塵装置のろ過体のベース差圧が所定値を超えたときに、給気部の少なくとも一つの隔室に再生用ガスを供給してろ過体に付着した付着物をガス化、燃焼もしくは剥離させることを特徴とする請求項5又は6に記載の廃棄物処理装置の運転方法。
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