JP2009112476A - デスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線挿通空間の側端から、配線挿通空間内に配設した支柱までの距離が変動しても、配線挿通空間を覆う複数のカバーを並び替えるだけで、余分なカバーを用意しておくことなく、効率よく、確実に配線挿通空間の上方を覆うことができるようにしたデスク装置を提供する。
【解決手段】複数の脚2の後部を、左右方向を向く横連結材5に連結し、脚2上に天板3を設けるとともに、横連結材5と天板3との間に、上方に開口する左右方向に長い配線挿通空間7を形成し、脚2に下端部が支持され、かつ上端部でキャビネット8を支持する支柱9を、配線挿通空間7における左右方向の任意の部分を上下方向に挿通させ、配線挿通空間7における支柱9の挿通部分を除く部分を、左右方向の幅が異なる複数のカバー10をもって閉塞する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、天板の後方に配線挿通空間を設けたデスク装置に関する。
従来のデスク装置には、天板の後方に、配線ダクトと、棚板やキャビネット等の机上配設物を支持する支柱とを設けたものがある(例えば特許文献1または2参照)。
特開2003−159126号公報 特開2006−81922号公報
しかし、特許文献1および2に記載されているものにおいては、配線ダクトの配線収容空間を妨げないようにするため、机上配設物を支持する支柱を、天板上に立設するか、または天板の後部を切り欠いて、そこに支柱を嵌合しているので、支柱によって、天板上の作業面積が妨げられる。
机上配設物を支持する支柱を、配線ダクト内において立設することにより、上記の問題は解決されるが、配線ダクト内に支柱を立設すると、配線ダクトの上面を覆うカバーのレイアウトを変更しなければならない。
特に、複数の脚や袖箱等の支持体の後部を、左右方向を向く横連結材により連結し、上記支持体上に、複数の天板を左右方向に並べて支持させるようにし、それらの天板と横連結材との間に、配線挿通空間を形成するようにした横長のデスク装置においては、配線挿通空間内に配設する支柱の支持体への取付位置を一定としても、横連結材の側端に対する支持体の取付位置が、状況に応じて変化したり、または意図的に、横連結材に対する支持体や支柱の取付位置を変更したいことがある。
このような場合に、支柱から配線挿通空間の側端、すなわち横連結材の側端までの距離が変動し、それに合わせて、配線挿通空間の上方を覆うカバーとして、左右方向の長さが異なる複数種類のものを用意しておかなければならない。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、配線挿通空間の側端から、配線挿通空間内に配設した支柱までの距離が変動しても、配線挿通空間を覆う複数のカバーを並び替えるだけで、余分なカバーを用意しておくことなく、効率よく、確実に配線挿通空間の上方を覆うことができるようにしたデスク装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1) 複数の支持体の後部を、左右方向を向く横連結材に、その左右方向の任意の部位に結合しうるようにした結合手段をもって連結し、前記支持体上に天板を設けるとともに、前記横連結材と天板との間に、上方に開口する左右方向に長い配線挿通空間を形成し、前記支持体に下端部が支持され、かつ上端部で机上配設物を支持する支柱を、前記配線挿通空間における左右方向の任意の部分を上下方向に挿通させ、前記配線挿通空間における支柱の挿通部分を除く部分を、左右方向の幅が異なる複数のカバーをもって、適宜並び替えることにより、閉塞しうるようにする。
(2) 上記(1)項において、支持体に対する支柱の取付位置を一定とし、横連結材の側端に対する支持体の取付位置を、横連結材の側端が支持体の中心に整合するセンター位置と、横連結材の側端が支持体の外側および内側の側面とほぼ整合する2つの偏位位置とに変更可能とし、かつカバーが、左右方向の寸法を、前記センター位置から一方の偏位位置までの距離に等しい第1の調整カバーと、左右方向の寸法を、前記第1の調整カバーの倍とした第2の調整カバーとを備えるものとする。
(3) 上記(2)項において、カバーが、配線挿通空間における最も近接して取り付けたときの左右1対の支柱間を閉塞する1個または複数個のメインカバーを備えるものとする。
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、横連結材と天板とカバーとのそれぞれの上面を、互いに同一面とする。
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、横連結材の前面に、左右方向を向く係止溝を設け、この係止溝に、左右方向に移動可能として装着した受け部材をもって、各カバーを支持するようにする。
(6) 上記(5)項において、係止溝を、開口部の幅より奥部の幅を大としたあり溝とし、受け部材を、カバーを受支する受支部の後面に突設した軸部の後端に、左右幅を係止溝の開口幅より小とし、上下幅を係止溝の開口幅より大で、かつ係止溝の奥部の幅とほぼ同一かまたはそれより小とした拡幅頭部を備えるものとし、さらに、前記拡幅頭部に、係止溝の奥部内において、前後方向を向く軸回りに回転させる際に、係止溝の奥部の内面に圧接して、回動抵抗を付与するようする。
(7) 上記(6)項において、受け部材の受支部を、カバーの後端部を枢支する左右方向の枢軸部と、前記カバーが前方を向く水平位置に位置しているときに、前記カバーの下面に当接するようにしたストッパとを備えるものとする。
(8) 上記(6)項において、受け部材の受支部を、軸部の前端に連設された垂直板状の拡幅鍔部により構成し、いずれかのカバーの後端に設けた垂下片を、横連結材の前面と、それに装着された受け部材の拡幅鍔部との間に差し込んで、前記カバーを支持するようにする。
(9) 上記(1)〜(8)項のいずれかにおいて、支柱の前後幅を、配線挿通空間の前後幅より小とし、支柱と配線挿通空間の前後壁との間に形成される空隙に、配線を挿通しうるようにする。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、左右方向の幅が異なる複数のカバーを並び替えるだけで、それらのカバーの左右方向の寸法に応じたピッチで、余分なカバーを用いることなく、配線挿通空間に対する支柱の位置を変更することができ、しかも、配線挿通空間の上方を余すことなく、効率よく、確実に覆うことができる。
請求項2記載の発明によると、デスクの側端や中間位置において、横連結材の側端を支持体の側面に揃えて、支持体と横連結材とを連結したり、横連結材の側端を支持体のセンター位置に揃えて、支持体と横連結材とを連結したりすることができ、しかも、いずれの場合も、第1の調整カバーと第2の調整カバーとを並び替えるだけで、配線挿通空間の上方を余すことなく、効率よく、確実に覆うことができる。
したがって、左右1対の支持体と、1枚の天板と1個の横連結材からなる単体のデスクとして構成する場合と、3個以上の支持体と、複数の天板および横連結杆を用いる多連型のデスク装置として構成する場合とのいずれの場合にも、すべての部材を共通して用いることができる。
請求項3記載の発明によると、配線挿通空間における左右1対の支柱間のうち、並び替えの必要のないコア部分を、長尺の共通のメインカバーにより覆うことができ、共通化を図ることができる。
請求項4記載の発明によると、横連結材と天板とカバーとのそれぞれの上面を、互いに同一面としてあるので、机上の体裁をよくすることができるとともに、作業面積を広くすることができる。
請求項5記載の発明によると、横連結材の前面に、左右方向を向く係止溝を設け、この係止溝に、左右方向に移動可能として装着した受け部材をもって、各カバーを支持するようにしてあるので、各カバーの並び替えを容易に行うことができる。
請求項6記載の発明によると、受け部材を、90°側方に寝かした状態で、その拡幅頭部を、係止溝の開口より奥部まで挿入し、次いで、90°逆の向きに回動させて、元の向きに戻すだけで、横連結材の所望の位置に簡単に装着することができる。
請求項7記載の発明によると、カバーを、受け部材の受支部に装着するだけで、水平の閉止位置から、後上方に回動させて、配線挿通空間を部分的に開くことができ、しかも着脱、分解が容易である。
請求項8記載の発明によると、カバーの垂下片を、横連結材の前面と、それに装着された受け部材の拡幅鍔部との間に差し込むだけで、カバーを容易に装着することができるとともに、構造が簡単である。
請求項9記載の発明によると、配線挿通空間内において、支柱に妨げられることなく、配線を左右方向に通すことができる。
図1〜図10は、本発明を、2連式のデスクに適用した第1の実施形態を示し、このうち、図1は、斜め前方より見た外観斜視図、図2は、天板を除く基本構造を斜め前方より見た斜視図である。
図1および図2に示すように、デスク1は、全てユニット化された部材により構成されたものであり、左右方向に適宜の間隔をもって配設した3個の支持体である脚2と、互いに隣接する1対の脚2、2上に支持された左右1対の天板3、3と、各脚2の上部後端に、結合手段4をもって結合され、3個の脚の相互間を連結する左右方向を向く2個の横連結材5と、横連結材5の中間部前面に固定され、天板3の左右方向の中間部下面を支持するブラケット6と、上記各結合手段4上に立設され、天板3と横連結材5との間に形成された上方に開口する左右方向に長い配線挿通空間7を通って上方に延出し、上端で、キャビネット8や、棚板、デスクトップパネル等の机上配設物を支持する支柱9と、配線挿通空間7における支柱9の挿通部以外の部分を覆うカバー10とを備えている。
本発明は、カバー10に特徴を有しており、それ以外の構成は、本発明に直接関係しないので、カバー10以外の構成については、発明に関連する部分を除いて、詳細な説明を省略する。
図5に模式的に示すように、デスク1の最も外側の部分においては、横連結材5の側端が、偏位位置Hである脚2の外側面に整合するようにして(実際には、脚2の外側面より横連結材5の側端が外方に若干突出するようにして)、脚2と横連結材5とが、結合手段4をもって結合され、天板3は、その外側端が横連結材5の側端と整合するようにして、脚2の上面に取付けられている。
なお、図5は、デスク1の右側部を示し、デスク1の左側部は、図5に示すものと左右対称の構成となる。また、左右1対の脚2、2と、1枚の天板3と、1個の横連結材5のみからなる単位デスク(図示略)を構成するときは、その左右の側部は、図5に示す構成と、その左右対称の構成となる。
図6に模式的に示すように、デスク1の中央部分においては、左右の横連結材5、5の側端が、脚2の左右方向の中心に整合するセンター位置Cにおいて互いに突き合わされるようにして、左右の横連結材5、5は、中央の脚2の左右の側面に取り付けた1対の結合手段4、4をもって、それぞれ脚2に結合され、その結果、左右の横連結材5、5は、左右の結合手段4、4と脚2とを介して、互いに一直線状に並ぶようにして結合されている。
左右の天板3、3は、脚2のセンター位置Cにおいて、内側端同士が互いに突き合わされるようにして、また中央の脚2を共通の支持体として、それと外側の脚2との上端に載置され、かつ固着されている。
各結合手段4は、脚2の左右いずれかの側面(中央の脚2においてはその両側面)に取付けられ、横連結材5の前面における左右方向の任意の部位に結合しうるようになっている。
各支柱9は、脚2の中心線Cから左右方向に等距離をなすようにして、脚2の左右いずれかの側面に取付けられた結合手段4上に立設されている。
支柱9の前後幅は、配線挿通空間7の前後幅より小とし、支柱9と配線挿通空間7の前後壁との間に形成される空隙に、配線を挿通しうるようにしてある。
図1および図3〜図12に示すように、カバー10は、この例では、配線挿通空間7における最も近接して取り付けたときの左右1対の支柱9、9間を閉塞する1個(分割して複数個とすることもある)のメインカバー11と、左右方向の寸法を、上記センター位置Cから偏位位置Hまでの距離に等しくした第1の調整カバー12と、左右方向の寸法を、第1の調整カバー12の倍とした第2の調整カバー13との、左右方向の幅が異なる3種類の単位カバーを備えている。
この例では、1単位デスクについて、1個のメインカバー11と、2個の第1の調整カバー12と、2個の第2の調整カバー13とを設けてある。
装着時におけるすべてのカバー11〜13の上面と、横連結材5および天板3の上面は、互いに同一の水平面をなすようにしてある。
図5と図6の比較から明らかなように、横連結材5の側端を、脚2に対して、センター位置Cに整合させたときと、偏位位置Hに整合させたときとで、横連結材5の側端から支柱9までの距離が、センター位置Cから偏位位置Hまでの距離に相当する1ピッチ分だけ変動する。
したがって、図5に示すように、横連結材5の側端を偏位位置Hに整合させたときは、配線挿通空間7における横連結材5の側端から支柱9までの間を、1個の第1の調整カバー12と、1個の第2の調整カバー13とにより覆い、支柱9より内側の部分を、メインカバー11により覆うようにし、図6に示すように、横連結材5の側端をセンター位置Cに整合させたときは、配線挿通空間7における横連結材5の側端から支柱9までの間を、1個の第2の調整カバー13のみにより覆い、支柱9が一ピッチ分だけ横連結材5の側端側に偏位したことに伴う支柱9とメインカバー11の側端との間に形成される空隙部分を、1個の第1の調整カバー12をもって覆うことにより、カバー11〜13の数や種類等を変えることなく、同一のカバー11〜13を並び替えるだけで、図5に示す態様と、図6に示す態様との2つの異なる態様に対処することができる。
次に、図7〜図12を参照して、各カバー11〜13の支持構造について説明する。
図10および図11に示すように、第1の調整カバー12と第2の調整カバー13は、側面視ほぼ下向きコ字状をなし、上面前部に浅い凹入段部12a、13aが設けられ、また後端に設けられた垂下片12b、13bの下端には、第1の調整カバー12においては1個、第2の調整カバー13においては左右2個の倒立U字状の切欠き14がそれぞれ設けられている。
第1の調整カバー12の両側面のいずれか一方には、閉塞板15が着脱自在に設けられている。この閉塞板15は、第1の調整カバー12の両側面のいずれにも付け替え可能となっている。
第1の調整カバー12と第2の調整カバー13とは、図11に示すような受け部材16をもって、横連結材5に着脱可能として受支されるようになっている。
受け部材16は、図7〜図10に示すように、横連結材5の前面上部に設けられ、開口部17aの上下幅より奥部17bの上下幅を大とした左右方向を向くあり溝状の係止溝17に嵌合係止されるようになっている。
受け部材16は、調整カバー12、13を受支する受支部18の後面に突設した軸部19の後端に、左右幅を係止溝17の開口幅より小とし、上下幅を係止溝17の開口幅より大で、かつ係止溝17の奥部17bの上下幅とほぼ同一かまたはそれより小とした拡幅頭部20を備えるものとしてある。
軸部19は、係止溝17の開口幅より小径の短寸の丸棒状としてあり、拡幅頭部20は、外形が上下方向に長いほぼ長方形をなすが、一側上部に、側方に開口する切欠き21を設けることにより、側方を向く鉤形の弾性片22が形成されている。
この弾性片22は、拡幅頭部20を係止溝17の奥部17b内において、前後方向を向く軸回りに回転させる際に、係止溝17の奥部17bの内面に圧接して、拡幅頭部20の回動に抵抗力を付与するとともに、受け部材16を係止溝17に沿って移動させる際に、摺動抵抗を付与するようになっている。
受支部18は、長方形の垂直板状の拡幅鍔部18aとしてある。
受け部材16は、拡幅頭部20の長手方向が水平となるように正規の姿勢より90°側方に寝かした状態で、その拡幅頭部20を、係止溝17の開口部17aより奥部17bまで挿入し、次いで、軸部19を中心として、90°逆の向きに回動させて、正規の姿勢に戻すだけで、横連結材5の所望の位置に簡単に装着することができるとともに、弾性片22が係止溝17の奥部17bの内面に圧接することによる摺動抵抗に抗して、係止溝17に沿って移動させることもできる。
第1の調整カバー12は、上記のようにして横連結材5の前面に装着した1個の受け部材16における拡幅鍔部18aと、それに対向する横連結材5の前面との間に、垂下片12bを、切欠き14が受け部材16の軸部19に跨嵌するようにして、上方より差し込むことにより、横連結材5に簡単に装着することができる。
第2の調整カバー13は、上記のようにして横連結材5の前面に装着した2個の受け部材16における拡幅鍔部18aと、それに対向する横連結材5の前面との間に、垂下片13bを、左右の切欠き14が左右の受け部材16の軸部19にそれぞれ跨嵌するようにして、上方より差し込むことにより、第1の調整カバー12と同様に、横連結材5に簡単に装着することができる。
メインカバー11は、図12に示すような受け部材23をもって、横連結材5に、後端部を中心に回動可能、かつ着脱可能として受支されている。
この受け部材23は、上記受け部材16と同様の軸部19および拡幅頭部20を備え、受支部24のみが受け部材16と相違している。
この受け部材23の受支部24は、メインカバー11の後端部を枢支する左右方向の枢軸部25と、メインカバー11が前方を向く水平位置に位置しているときに、メインカバー11の下面に当接するようにしたストッパ26とを備えている。
メインカバー11は、後端に、受け部材23の枢軸部25に嵌合しうる後方に向かって開口する左右方向の凹溝27を設けた水平板状のもので、前部上面には、 第1および第2の調整カバー12、13におけるのと同様の浅い凹入段部11aが設けられ、また後下縁には、受け部材23における枢軸部25の直下の部分が嵌合しうるようにした切欠き27aが設けられている。
メインカバー11は、受け部材16と同様にして、横連結材5の前面に装着した1個の受け部材23、または、左右方向に互いに離間するようにして装着した複数の受け部材23における枢軸部25の直下の部分が切欠き27aに嵌合するようにして、枢軸部25に、後端の凹溝27を嵌合するだけで、横連結材5に簡単に装着することができ、平常時は、下面がストッパ26に当接してほぼ水平に支持され、枢軸部25を中心として、前部を上向き回動させることにより、配線挿通空間7を開いて、そこから配線を出し入れすることができる。
したがって、メインカバー11、第1および第2の調整カバー12、13のいずれも、横連結材5の前面に簡単に着脱できるとともに、並び替えや移動も自由に行うことができる。
図13〜図15は、本発明の第2の実施形態を示す。
この実施形態においては、第1の実施形態における中央の脚2に代えて、支持体として袖箱28を用いている。
この袖箱28の後端両側部には、図15に模式的に示すように、左右方向の幅を脚2の幅と同一とした後方を向く支持板29(その左方のもののみを図示)が、その外側面が袖箱28の外側面と同一面となるようにして設けられおり、その支持板29の両側面に、上記と同一の左右1対の結合手段4、4が取付けられ、この結合手段4、4をもって、左右1対の横連結材5、5が、それらの対向する側端同士が、袖箱28および支持板29の外側面と整合する偏位位置Hにおいて、互いに突き合わされるようにして、支持板29に結合されている。
左右の天板3も、それらの対向する側端同士が、偏位位置Hにおいて、互いに突き合わされるようにして、右方の天板3は袖箱28と右方の脚2とによって支持され、左方の天板3は、袖箱28に固着された支持片(図示略)と左方の脚2とによって支持されている。
中央寄りの1対の支柱9、9は、それぞれ各結合手段4、4に上記と同様にして立設されているので、この例では、図15に示すように、右方の横連結材5の左側端から右方の支柱9までの間隔は3ピッチ、左方の横連結材5の右側端から左方の支柱9まで間隔は1ピッチとなり、左方の支柱9と左方のメインカバー11との間に、2ピッチ分の間隔が形成されることになる。
したがって、図13および図14に実線で、また図15に想像線でそれぞれ示すように、右方の横連結材5の左側端から右方の支柱9までの間に、1個の第1の調整カバー12と1個の第2の調整カバー13とを配設し、左方の横連結材5の右側端から左方の支柱9までの間に、1個の第1の調整カバー12を配設し、さらに、左方の支柱9と左方のメインカバー11との間に、1個の第2の調整カバー13を配設することにより、この場合にも、配線挿通空間7の中間部を、第1の実施形態におけるのと同一のカバー10をもって、過不足なく覆うことができる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、幾多の変形した態様での実施が可能である。
例えば、メインカバー11、並びに第1および第2の調整カバー12、13の数および左右方向の長さは、状況に応じて適宜変更することができるとともに、長さの異なるカバーの種類も適宜変更することができる。
本発明の第1の実施形態であるデスク装置の外観斜視図である。 同じく、天板を外したときの基本構成を示す一部分解斜視図である。 図1の円III部を拡大して示す部分斜視図である。 図1の円IV部を拡大して示す部分斜視図である。 デスク装置の後右側部を模式的に示す平面図である。 デスク装置の左右方向の中間部の後部を模式的に示す平面図である。 図3のVII−VII線に沿う拡大縦断側面図である。 図3のVIII−VIII線に沿う拡大縦断側面図である。 図3のIX−IX線に沿う拡大縦断側面図である。 カバーの取付部分を示す部分斜視図である。 第1および第2の調整カバーとその受け部材とを斜め後方より見た分解斜視図である。 メインカバーとその受け部材とを斜め後方より見た分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態であるデスク装置の外観斜視図である。 図13の円XIV部を拡大して示す部分斜視図である。 第2の実施形態であるデスク装置の左右方向の中間部の後部を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 デスク
2 脚(支持体)
3 天板
4 結合手段
5 横連結材
6 ブラケット
7 配線挿通空間
8 キャビネット(机上配設物)
9 支柱
10 カバー
11 メインカバー
11a凹入段部
12 第1の調整カバー
12a凹入段部
12b垂下片
13 第2の調整カバー
13a凹入段部
13b垂下片
14 切欠き
15 閉塞板
16 受け部材
17 係止溝
17a開口部
17b奥部
18 受支部
18a拡幅鍔部
19 軸部
20 拡幅頭部
21 切欠き
22 弾性片
23 受け部材
24 受支部
25 枢軸部
26 ストッパ
27 凹溝
27a切欠き
28 袖箱
29 支持板

Claims (9)

  1. 複数の支持体の後部を、左右方向を向く横連結材に、その左右方向の任意の部位に結合しうるようにした結合手段をもって連結し、前記支持体上に天板を設けるとともに、前記横連結材と天板との間に、上方に開口する左右方向に長い配線挿通空間を形成し、前記支持体に下端部が支持され、かつ上端部で机上配設物を支持する支柱を、前記配線挿通空間における左右方向の任意の部分を上下方向に挿通させ、前記配線挿通空間における支柱の挿通部分を除く部分を、左右方向の幅が異なる複数のカバーをもって、適宜並び替えることにより、閉塞しうるようにしたことを特徴とするデスク装置。
  2. 支持体に対する支柱の取付位置を一定とし、横連結材の側端に対する支持体の取付位置を、横連結材の側端が支持体の中心に整合するセンター位置と、横連結材の側端が支持体の外側および内側の側面とほぼ整合する2つの偏位位置とに変更可能とし、かつカバーが、左右方向の寸法を、前記センター位置から一方の偏位位置までの距離に等しい第1の調整カバーと、左右方向の寸法を、前記第1の調整カバーの倍とした第2の調整カバーとを備えるものとした請求項1記載のデスク装置。
  3. カバーが、配線挿通空間における最も近接して取り付けたときの左右1対の支柱間を閉塞する1個または複数個のメインカバーを備えるものとした請求項2記載のデスク装置。
  4. 横連結材と天板とカバーとのそれぞれの上面を、互いに同一面とした請求項1〜3のいずれかに記載のデスク装置。
  5. 横連結材の前面に、左右方向を向く係止溝を設け、この係止溝に、左右方向に移動可能として装着した受け部材をもって、各カバーを支持するようにした請求項1〜4のいずれかに記載のデスク装置。
  6. 係止溝を、開口部の幅より奥部の幅を大としたあり溝とし、受け部材を、カバーを受支する受支部の後面に突設した軸部の後端に、左右幅を係止溝の開口幅より小とし、上下幅を係止溝の開口幅より大で、かつ係止溝の奥部の幅とほぼ同一かまたはそれより小とした拡幅頭部を備えるものとし、さらに、前記拡幅頭部に、係止溝の奥部内において、前後方向を向く軸回りに回転させる際に、係止溝の奥部の内面に圧接して、回動抵抗を付与するようにした弾性片を設けた請求項5記載のデスク装置。
  7. 受け部材の受支部を、カバーの後端部を枢支する左右方向の枢軸部と、前記カバーが前方を向く水平位置に位置しているときに、前記カバーの下面に当接するようにしたストッパとを備えるものとした請求項6記載のデスク装置。
  8. 受け部材の受支部を、軸部の前端に連設された垂直板状の拡幅鍔部により構成し、いずれかのカバーの後端に設けた垂下片を、横連結材の前面と、それに装着された受け部材の拡幅鍔部との間に差し込んで、前記カバーを支持するようにした請求項6記載のデスク装置。
  9. 支柱の前後幅を、配線挿通空間の前後幅より小とし、支柱と配線挿通空間の前後壁との間に形成される空隙に、配線を挿通しうるようにした請求項1〜8のいずれかに記載のデスク装置。
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