JP2009112462A - クッション - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子への着脱を容易に行うことができ、しかも外部の電源から電力が供給されていない状態においても各エアーセル内の空気量を調整することのできるクッションを提供する。
【解決手段】各エアーセル10,20内の空気量調整を行うための電動エアーポンプ50等の空気量調整機器がベース部材30に取付けられているので、例えば各空気量調整機器を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセル10,20とを可撓性の空気配管によって接続する必要もない。このため、クッションの車椅子への着脱を容易に行うことができる。また、各空気量調整機器に電力を供給可能な二次電池90がベース部材30に取付けられているので、電源コード100が外部の電源に接続されていない場合でも、二次電池90から各空気量調整機器に電力が供給される。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば車椅子や椅子の着座面に載置されて着座者の臀部を軟らかく支持する褥瘡防止用のクッションに関するものである。
一般に、この種のクッションとしては、車椅子の着座面に載置可能な平板状に形成されたベース部材と、それぞれベース部材の上面から上方に向かって延びるように形成され、互いに略水平方向に並ぶように配置された複数のエアーセルと、各エアーセル内を互いに連通させる空気通路とを備え、着座者が各エアーセル上に着座すると各エアーセル内の空気圧が互いに略等しくなり、着座者の臀部に加わる圧力を分散させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、他のクッションとしては、互いに略水平方向に並ぶように設けられた複数のエアーセルと、電動ポンプ及び複数の電磁弁を収容して成り、各エアーセル内の空気量調整を行う操作ボックスと、操作ボックスと各エアーセルとを接続している可撓性の空気配管と、操作ボックスと外部の電源とを接続するための電源コードとを備えたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特表平6−510436号公報 実開昭63−15855号公報
ところで、近年の病院や介護施設では、前者のクッションを車椅子の着座面に載置して使用する際に、褥瘡の発生を効果的に防止する目的で、電動ポンプ及び複数の電磁弁を用いて各エアーセル内の空気量を所定時間おきに調整するようになってきている。このため、前者のクッションにも後者のクッションと同様の操作ボックスが設けられ、操作ボックスと各エアーセルとが可撓性の空気配管によって接続されるようになってきている。
しかしながら、前述のように操作ボックスを設けると、クッションを車椅子に載置する際に操作ボックスを車椅子の側面部等に取付ける必要があり、操作ボックスを車椅子に別途取付ける分だけクッションの車椅子への着脱に手間がかかるとともに、操作ボックスとクッションとを接続する空気配管が車椅子を操作する上で邪魔になるという問題点があった。
また、後者のクッションのように、操作ボックスと外部の電源とを電源コードを用いて接続していることから、車椅子が移動中である場合や、車椅子が電源から離れた位置に配置されている場合は、各エアーセル内の空気量を調整することができないという問題点があった。例えば介護施設では、食事等のために施設内を移動することが多く、食事の時に車椅子が配置される位置も電源から離れていることが多いので、各エアーセル内の空気量を調整できない時間が生じ、褥瘡の発生を防止する上で好ましくない。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車椅子への着脱を容易に行うことができ、しかも外部の電源から電力が供給されていない状態においても各エアーセル内の空気量を調整することのできるクッションを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、所定の着座面に載置されて着座者の臀部を支持するクッションにおいて、互いに略水平方向に並ぶように配置された複数のエアーセルと、着座面に沿って延びるように形成され、各エアーセルの下端側をそれぞれ支持するベース部材と、各エアーセル内の空気量調整を行うために設けられた空気量調整手段と、空気量調整手段に電力を供給可能な二次電池と、外部の電源から空気量調整手段及び二次電池に電力を供給可能な電力供給手段とを備え、空気量調整手段及び二次電池をベース部材に取付けている。
これにより、各エアーセル内の空気量調整を行うための空気量調整手段がベース部材に取付けられていることから、例えば空気量調整手段を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセルとを可撓性の空気配管によって接続する必要もない。また、空気量調整手段に電力を供給可能な二次電池が空気量調整手段とともにベース部材に取付けられていることから、例えばこのクッションが車椅子に載置され、車椅子が移動中で電力供給手段によって外部の電源から電力が供給されていない場合でも、二次電池から空気量調整手段に電力が供給される。
また、本発明は、所定の着座面に載置されて着座者の臀部を支持するクッションにおいて、互いに略水平方向に並ぶように配置された複数のエアーセルと、着座面に沿って延びるように形成され、各エアーセルの下端側をそれぞれ支持するベース部材と、各エアーセル及びベース部材を覆うように設けられたクッションカバーと、各エアーセル内の空気量調整を行うために設けられた空気量調整手段と、空気量調整手段に電力を供給可能な二次電池と、外部の電源から空気量調整手段及び二次電池に電力を供給可能な電力供給手段とを備え、空気量調整手段及び二次電池をクッションカバー内に配置している。
これにより、各エアーセル内の空気量調整を行うための空気量調整手段がクッションカバー内に配置されていることから、例えば空気量調整手段を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセルとを可撓性の空気配管によって接続する必要もない。また、空気量調整手段に電力を供給可能な二次電池が空気量調整手段とともにクッションカバー内に配置されていることから、例えばこのクッションが車椅子に載置され、車椅子が移動中で電力供給手段によって外部の電源から電力が供給されていない場合でも、二次電池から空気量調整手段に電力が供給される。
本発明によれば、例えば空気量調整手段を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセルとを可撓性の空気配管によって接続する必要もないので、操作ボックスを設けない分だけクッションの車椅子への着脱を容易に行うことができ、空気配管によって車椅子の操作が妨げられることもない。また、車椅子が移動中で電力供給手段によって外部の電源から電力が供給されていない場合でも、二次電池から空気量調整手段に電力が供給されるので、電力供給手段によって外部の電源から電力が供給されていない状態においても各エアーセル内の空気量を調整することができ、褥瘡の発生を防止する上で極めて有利である。
図1乃至図4は本発明の一実施形態を示すもので、図1はクッションの平面図、図2は電源コードを省略したクッションの底面図、図3は図1におけるA−A線断面図、図4は電源コードと二次電池との電気的な接続を示す回路図である。尚、以下の文章中における方向の説明は図1、図2及び図3に示した前後方向、着座面幅方向及び上下方向に準ずる。また、着座面幅方向と臀部の幅方向は一致しており、前後方向と着座面の前後方向は一致している。
このクッションは、互いに略水平方向に並ぶように配置された複数の第1エアーセル10と、各第1エアーセル10よりも平面視で大きい面積を有するとともに、各第1エアーセル10と略水平方向に並ぶように配置された2つの第2エアーセル20と、例えば車椅子の着座面に沿って延びるように形成されるとともに、可撓性を有する平板状に形成され、各エアーセル10,20の下端側をそれぞれ支持するベース部材30と、各エアーセル10,20から成るエアーセル群に対して着座面の前端側に設けられた前端側支持部材40と、周知の電動エアーポンプ50と、電動エアーポンプ50に接続されている5連式電磁弁60と、5連式電磁弁60と各エアーセル10,20とを接続する第1連通パイプ71、第2連通パイプ72、第3連通パイプ73及び第4連通パイプ74と、制御装置80と、二次電池90と、図示しない外部の電源に接続されるとともに、電動エアーポンプ50、5連式電磁弁60、制御装置80及び二次電池90に電力を供給可能な電力供給手段としての電源コード100とを備えている。尚、電動エアーポンプ50、5連式電磁弁60及び制御装置80はそれぞれ各エアーセル10,20内の空気量調整を行うために設けられた空気量調整機器である。
各第1エアーセル10はゴムやプラスチック等の可撓性を有する材料から成る。また、各第1エアーセル10は、下端が開口するとともに内部に空気を封入可能な袋状に形成され、ベース部材30の上面から上方に向かって延びるように形成されている。
各第2エアーセル20はゴムやプラスチック等の可撓性を有する材料から成る。また、各第2エアーセル20は、下端が開口するとともに内部に空気を封入可能な袋状に形成され、ベース部材30の上面から上方に向かって延びるように形成されている。
各エアーセル10,20は図1に示すように第1グループG1、第2グループG2、第3グループG3及び第4グループG4に分割されている。
ベース部材30は上側シート状部材31及び下側シート状部材32から構成されている。各シート状部材31,32はゴムやプラスチック等の可撓性を有する材料から成り、各シート状部材31,32はそれぞれ平板状に形成されている。また、上側シート状部材31の下面は下側シート状部材32の上面に接着剤等によって貼り合わせられている。上側シート状部材31は各エアーセル10,20と一体に形成され、上側シート状部材31は各エアーセル10,20の下端側と連続している。これにより、各エアーセル10,20の下端側がベース部材30によってそれぞれ支持されている。下側シート状部材32には複数の貫通孔32aが設けられ、各貫通孔32aは下側シート状部材32を上下方向に貫通し、各第1エアーセル10にそれぞれ1つずつ対応するように設けられ、各第2エアーセル20にそれぞれ2つずつ対応するように設けられている。ベース部材30における着座面の前端側はベース部材30の他の部分よりも大きな高さ寸法を有するとともに、下方に開口する中空部30aを有する。
前端側支持部材40は発泡ウレタン等のスポンジ状部材から成り、その下端面がベース部材30における前端側の上面に接着剤等によって取付けられている。即ち、前端側支持部材40はベース部材30によって下端側を支持され、ベース部材30の中空部30aは前端側支持部材40の下方に配置されている。また、前端側支持部材40によって着座者の大腿部の近傍が支持される。
電動エアーポンプ50はボックス51内にボルト等によって固定され、ボックス51はベース部材30の中空部30a内に下方から嵌め込まれることにより取付けられている。ボックス51は下方及び着座面幅方向の両側が開口している。尚、ボックス51内に圧力センサ等の他の機器をさらに設けることも可能である。また、ボックス51を設けずに、電動エアーポンプ50を中空部30a内に直接取付けることも可能である。電動エアーポンプ50は連通パイプ52を介して後述する内部空気通路60aに接続されている。
5連式電磁弁60は第1〜第5電磁弁61,62,63,64,65を有する。また、5連式電磁弁60の内部には各電磁弁61,62,63,64,65を互いに連通させる内部空気通路60aが設けられている。5連式電磁弁60はベース部材30の中空部30a内に下方から嵌め込まれることにより取付けられている。尚、5連式電磁弁60をボックス内に固定し、そのボックスを中空部30a内に取付けることも可能である。
第1〜第4連通パイプ71〜74は可撓性を有する周知のゴム製パイプやプラスチック製パイプから成り、各貫通孔32a内に差込まれることにより、各エアーセル10,20内と連通するようになっている。
第1連通パイプ71は第2電磁弁62を介して内部空気通路60aに連通するとともに、第1グループG1の各第1エアーセル10に連通している。第2連通パイプ72は第1電磁弁61を介して内部空気通路60aに連通するとともに、第2グループG2の各第1エアーセル10に連通している。第3連通パイプ73は第4電磁弁64を介して内部空気通路60aに連通するとともに、第3グループG3の各エアーセル10,20に連通している。第4連通パイプ74は第3電磁弁63を介して内部空気通路60aに連通するとともに、第4グループG4の各エアーセル10,20に連通している。第5電磁弁65は内部空気通路60a内の空気を排気可能である。
制御装置80はCPU、メモリー等を有する周知のマイクロコンピュータから成り、ボックス81内にボルト等によって固定され、ボックス81はベース部材30の中空部30a内に下方から嵌め込まれることにより取付けられている。ボックス81は下方及び着座面幅方向の両側が開口している。尚、ボックス81内に圧力センサ等の他の機器をさらに設けることも可能である。また、ボックス81を設けずに、制御装置80を中空部30a内に直接取付けることも可能である。制御装置80は図示しない接続線によって電動エアーポンプ50及び各電磁弁61〜65に電気的に接続され、所定のプログラムに従って電動ポンプ50及び各電磁弁61〜65を制御するようになっている。
二次電池90は周知のニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、亜鉛電池、アルカリ電池等から成り、充電を行うことにより蓄電可能に構成されている。二次電池90は0.1Whの蓄電容量を有し、5W以上の電力を供給可能に構成されている。二次電池90はベース部材30の中空部30a内に下方から嵌め込まれることにより取付けられている。また、二次電池90は着脱可能であり、他の二次電池90に交換可能である。尚、二次電池90をボックス内に収容し、そのボックスを中空部30a内に取付けることも可能である。
電源コード100は図示しない接続線によって電動エアーポンプ50、5連式電磁弁60、制御装置80及び二次電池90に電気的に接続されている。また、電源コード100はその先端のプラグ101が図示しない外部の電源に接続されるようになっており、外部の電源から供給される電力を12Vの直流電流に変換するアダプター102を有する。即ち、電源コード100は12Vの直流電流を電動エアーポンプ50、5連式電磁弁60、制御装置80及び二次電池90に供給するようになっている。
また、図4に示すように、二次電池90は電源コード100と電気的に並列に接続されている。即ち、電源コード100のプラグ101が外部の電源に接続されると、電源コード100から二次電池90に電力が供給され、二次電池90が充電されるようになっている。また、電源コード100のプラグ101が外部の電源に接続されていない状態では、電動エアーポンプ50、5連式電磁弁60及び制御装置80に二次電池90から電力が供給されるようになっている。
以上のように構成されたクッションは、例えば車椅子の着座面に載置されて使用される。また、着座者が着座する前段階で、電動エアーポンプ50によって各エアーセル10,20内に所定量の空気が封入される。
ここで、第1〜第4連通パイプ71〜74は内部空気通路60aにそれぞれ連通するとともに、各グループG1〜G4のエアーセル10,20にそれぞれ連通しており、第1〜第4電磁弁61〜64は第1〜第4連通パイプ71〜74と内部空気通路60aとの連通をそれぞれ遮断可能である。このため、各エアーセル10,20上に着座者が着座した際に、例えば制御装置80によって第1〜第4電磁弁61〜64が開放されるとともに、第5電磁弁65が閉鎖されると、全てのエアーセル10,20内の空気圧が互いに略等しくなるように各エアーセル10,20内の空気量が調整され、着座者の臀部に加わる圧力を効果的に分散させることができる。
また、各エアーセル10,20がグループG1〜G4に分割され、第1〜第4連通パイプ71〜74は内部空気通路60aにそれぞれ連通するとともに、各グループG1〜G4のエアーセル10,20にそれぞれ連通しており、第1〜第4電磁弁61〜64は第1〜第4連通パイプ71〜74と内部空気通路60aとの連通をそれぞれ遮断可能であり、内部空気通路60aに空気を供給可能な電動エアーポンプ50及び内部空気通路60a内の空気を排気可能な第5電磁弁65が設けられていることから、グループG1〜G4ごとにエアーセル10,20内の空気量を調整可能である。このため、着座者の体重や臀部の形状に応じてグループG1〜G4ごとに空気量を調整することが可能であり、各グループG1〜G4に交互に空気を供給して着座者に生ずる褥瘡を効果的に防止することも可能である。
また、各エアーセル10,20内の空気量調整を行うための空気量調整機器である電動エアーポンプ50、5連式電磁弁60及び制御装置80がベース部材30に取付けられていることから、例えば各空気量調整機器を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセル10,20とを可撓性の空気配管によって接続する必要もない。
また、5Whの蓄電容量を有するとともに各空気量調整機器に電力を供給可能な二次電池90が各空気量調整機器とともにベース部材30に取付けられていることから、このクッションが載置された車椅子が移動中であり、電源コード100が外部の電源に接続されていない場合でも、二次電池90から各空気量調整機器に電力が供給される。
このように、本実施形態によれば、各空気量調整機器を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセル10,20とを可撓性の空気配管によって接続する必要もないので、操作ボックスを設けない分だけクッションの車椅子への着脱を容易に行うことができ、空気配管によって車椅子の操作が妨げられることもない。
また、クッションが載置された車椅子が移動中であり、電源コード100によって外部の電源から電力が供給されていない場合でも、二次電池90から各空気量調整機器に電力が供給されるので、電源コード100によって外部の電源から電力が供給されていない状態においても各エアーセル10,20内の空気量を調整することができ、褥瘡の発生を防止する上で極めて有利である。
また、各空気量調整機器及び二次電池90はベース部材30の中空部30a内に取付けられている。ここで、中空部30aは前端側支持部材40の下方に配置されている。このため、各空気量調整機器及び二次電池90が各エアーセル10,20の下方に配置されることがないので、着座者の臀部を軟らかく支持するために各エアーセル10,20の高さ寸法を十分に確保することができ、しかもクッションの厚さ寸法が無用に大きくなることがない。即ち、着座者の臀部に加わる圧力を効果的に分散させ、且つ、着座者の姿勢を安定させる上で極めて有利である。
また、ベース部材30における前端側に各空気量調整機器が設けられると、各空気量調整機器及び二次電池90が車椅子の着座面上でアンカーとして作用する。即ち、クッションの着座面上での移動が各空気量調整機器及び二次電池90によって規制される。
また、各空気量調整機器及び二次電池90は前端側支持部材40の下方に配置されるようにベース部材30にそれぞれ取付けられている。ここで、車椅子の着座面は通常可撓性を有する。このため、各空気量調整機器及び二次電池90を1つのボックスに収容してベース部材30に取付ける場合と比較し、ベース部材30の可撓性を極力維持することができる。このため、ベース部材30の下面が車椅子の着座面に沿って円滑に撓み、クッションを車椅子上で安定させるとともに、着座者の姿勢を安定させることができる。
また、二次電池90は0.1Wh以上の蓄電容量を有する。ここで、各電磁弁61〜65及び制御装置80を駆動するための電力は例えば省電力モードで略0.1Wであることから、0.1Wh以上の蓄電容量を有することにより、各電磁弁61〜65及び制御装置80を1時間以上に亘って駆動することができる。このため、例えば介護施設において食事等のために施設内を移動する場合、その移動時間は1時間程度または1時間以下であることが多いことから、0.1Wh以上の蓄電容量を有する二次電池は極めて有用である。尚、二次電池90が0.1Wh未満の蓄電容量を有する場合でも、蓄電容量に応じた時間だけ各エアーセル10,20内の空気量を調整することができ、前述の作用効果を達成することができるが、二次電池90の蓄電容量は0.1Wh以上であることが好ましい。
また、二次電池90は5W以上の電力を供給可能である。ここで、各電磁弁61〜65及び制御装置80を駆動するための最大電力は通常5W程度である。このため、各電磁弁61〜65及び制御装置80が常に円滑に駆動される。尚、二次電池90が5W以上の電力を供給できない場合でも、各電磁弁61〜65及び制御装置80に消費電力の小さいものを使用することや、制御装置80による各電磁弁61〜65の制御方法を変えることにより、前述と同様の作用効果を達成することが可能であるが、2次電池90の電量が5W以上であれば、各電磁弁61〜65及び制御装置80を外部から電力を供給される場合と同様に駆動することができる。
尚、本実施形態では、各エアーセル10,20がベース部材30における上側シート状部材31と一体に設けられたものを示した。これに対し、各エアーセル10,20をベース部材30に着脱自在に設けることも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、第1〜第4グループG1〜G4の各エアーセル10,20と内部空気通路60aとを第1〜第4連通パイプ71〜74によってそれぞれ連通させたものを示した。これに対し、ベース部材30内に第1〜第4連通パイプ71〜74に相当する4つの空気通路を設け、これらの空気通路によって第1〜第4グループG1〜G4の各エアーセル10,20と内部空気通路60aとをそれぞれ連通させることも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。ベース部材30内の前記各空気通路は例えば下側シート状部材32の上面に溝を形成して設けることが可能である。
尚、本実施形態では、前端側支持部材40が発泡ウレタン等のスポンジ状部材から成るものを示した。これに対し、前端側支持部材40を着座面幅方向の寸法が着座目前後方向の寸法よりも大きい単一または複数のエアーセルから構成することも可能であり、この場合でも前述と同様の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、各空気量調整機器及び二次電池90をベース部材30にそれぞれ取付けたものを示した。これに対し、各空気量調整機器及び二次電池90を1つのボックス内に収容するとともに、そのボックスをベース部材30に取付けることも可能である。
尚、本実施形態では、プラグ101及びアダプタ102を有する電力供給手段としての電源コード100を有するものを示した。これに対し、電源コード100の代わりに電力供給手段としてコネクタを設け、コネクタを外部の電源コードに接続可能に形成することも可能である。
また、本実施形態では、ベース部材30が上側シート状部材31及び下側シート状部材32から構成されたものを示した。これに対し、図5に示すように、ベース部材30の代わりにベース部材110を設けることも可能である。この場合、ベース部材110はゴムやプラスチック等の可撓性を有する材料から成る平板状部材111と、平板状部材111の前端に連結されたプラスチック等から成る中空状部材112とを有する。平板状部材111の上面には各エアーセル10と同等のエアーセル120の下端が取付けられ、平板状部材111には各貫通孔32aと同等の機能を有する複数の貫通孔111aが設けられている。中空状部材112は下方に開口する中空部112aを有し、中空部112a内には電動エアーポンプ50等の各空気量調整機器及び二次電池90が取付けられている。また、中空状部材112の上面には前端側支持部材40の下端が取付けられている。即ち、ベース部材30の代わりにベース部材110を設けた場合でも、ベース部材30を設ける場合と同等の作用効果を達成することが可能である。
また、本実施形態では、各エアーセル10,20から成るエアーセル群に対して着座面の前端側に前端側支持部材40を設けたものを示した。これに対し、図6に示すように、前端側支持部材40の代わりに各エアーセル10,20と同様の複数のエアーセル130を前記エアーセル群の前端側に設けることも可能である。この場合、電動エアーポンプ50等の各空気量調整機器及び二次電池90が各エアーセル130の下方に配置されるようにベース部材30に取付けられることになる。また、着座者の大腿部の近傍が各エアーセル130によって支持されることになる。このため、着座者の臀部を支持するために設けられた各エアーセル10,20の下方に各空気量調整機器及び二次電池90が配置されることがないので、着座者の臀部を軟らかく支持するために各エアーセル10,20の高さ寸法を十分に確保することができ、しかもクッションの厚さ寸法が無用に大きくなることがない。即ち、着座者の臀部に加わる圧力を効果的に分散させ、且つ、着座者の姿勢を安定させる上で極めて有利である。尚、ベース部材30の前後方向長さLに対して前端側略1/4の範囲AR1内に配置されるとともに、ベース部材30及び各エアーセル10,20,130から成るクッション高さHに対して下端側略1/2の範囲AR2内に配置されるように、各空気量調整機器及び二次電磁90がベース部材30に取付けられていれば、前述の効果を達成することが可能である。
尚、本実施形態では、電動エアーポンプ50等の各空気量調整機器及び二次電池90をベース部材30に取付けたものを示した。これに対し、図7に示すように、各エアーセル10,20、前端側支持部材40及び支持部材30を覆うようにクッションカバー140を設け、各空気量調整機器及び二次電池90をクッションカバー140内に配置することも可能である。例えば、二次電池90をクッションカバー140に設けられたポケット141内に配置することが可能である。
この場合でも、各エアーセル10,20内の空気量調整を行うための各空気量調整機器がクッションカバー140内に配置されていることから、例えば各空気量調整機器を収容するための操作ボックスをクッションと別体で設ける必要がなく、操作ボックスと各エアーセル10,20とを可撓性の空気配管によって接続する必要もない。即ち、操作ボックスを設けない分だけクッションの車椅子への着脱を容易に行うことができ、空気配管によって車椅子の操作が妨げられることもない。
また、各空気量調整機器に電力を供給可能な二次電池90が各空気量調整機器とともにクッションカバー140内に配置されていることから、例えばこのクッションが車椅子に載置され、車椅子が移動中で電源コード100によって外部の電源から電力が供給されていない場合でも、二次電池90から各空気量調整機器に電力が供給される。即ち、電源コード100によって外部の電源から電力が供給されていない状態においても、各エアーセル10,20内の空気量を調整することができ、褥瘡の発生を防止する上で極めて有利である。
本発明における一実施形態を示すクッションの平面図 電源コードを省略したクッションの底面図 図1におけるA−A線断面図 電源コードと二次電池との電気的な接続を示す回路図 本実施形態の第1変形例を示すクッションの断面図 本実施形態の第2変形例を示すクッションの断面図 本実施形態の第3変形例を示すクッションの断面図
符号の説明
10…第1エアーセル、20…第2エアーセル、30…ベース部材、40…前端側支持部材、50…電動エアーポンプ、51…ボックス、60…5連式電磁弁、61…第1電磁弁、62…第2電磁弁、63…第3電磁弁、64…第4電磁弁、65…第5電磁弁、71…第1連通パイプ、72…第2連通パイプ、73…第3連通パイプ、74…第4連通パイプ、80…制御装置、81…ボックス、90…二次電池、100…電源コード、110…ベース部材、120…エアーセル、130…エアーセル、140…クッションカバー。

Claims (8)

  1. 所定の着座面に載置されて着座者の臀部を支持するクッションにおいて、
    互いに略水平方向に並ぶように配置された複数のエアーセルと、
    着座面に沿って延びるように形成され、各エアーセルの下端側をそれぞれ支持するベース部材と、
    各エアーセル内の空気量調整を行うために設けられた空気量調整手段と、
    空気量調整手段に電力を供給可能な二次電池と、
    外部の電源から空気量調整手段及び二次電池に電力を供給可能な電力供給手段とを備え、
    空気量調整手段及び二次電池をベース部材に取付けた
    ことを特徴とするクッション。
  2. 所定の着座面に載置されて着座者の臀部を支持するクッションにおいて、
    互いに略水平方向に並ぶように配置された複数のエアーセルと、
    着座面に沿って延びるように形成され、各エアーセルの下端側をそれぞれ支持するベース部材と、
    各エアーセル及びベース部材を覆うように設けられたクッションカバーと、
    各エアーセル内の空気量調整を行うために設けられた空気量調整手段と、
    空気量調整手段に電力を供給可能な二次電池と、
    外部の電源から空気量調整手段及び二次電池に電力を供給可能な電力供給手段とを備え、
    空気量調整手段及び二次電池をクッションカバー内に配置した
    ことを特徴とするクッション。
  3. 前記各エアーセルから成るエアーセル群に対して着座面の前端側に設けられるとともに、下端をベース部材によって支持され、着座者の大腿部の近傍を支持する前端側支持部材を備え、
    前記空気量調整手段及び二次電池を前端側支持部材の下方に配置されるようにベース部材に取付けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のクッション。
  4. 前記ベース部材の前後方向長さに対して前端側略1/4の範囲内に配置されるとともに、前記ベース部材及び各エアーセルから成るクッション高さに対して下端側略1/2の範囲内に配置されるように、前記空気量調整手段及び二次電池をベース部材に取付けた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のクッション。
  5. 前記空気量調整手段を、それぞれ電動エアーポンプ、電磁弁及び制御装置から成る複数の空気量調整機器から構成し、
    各空気量調整機器及び二次電池をベース部材にそれぞれ取付けた
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のクッション。
  6. 前記二次電池を交換可能に構成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のクッション。
  7. 前記二次電池が0.1Wh以上の蓄電容量を有する
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載のクッション。
  8. 前記二次電池を、5W以上の電力を供給可能に構成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載のクッション。
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